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生涯スポーツとWellnessに関する基礎的研究(I) : ウエルネス内容に着目して

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Academic year: 2021

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(1)Title. 生涯スポーツとWellnessに関する基礎的研究(I) : ウエルネス内容に着 目して. Author(s). 城後, 豊. Citation. 北海道教育大学紀要. 第二部. C, 家庭・養護・体育編, 48(2): 53-62. Issue Date. 1998-02. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/2031. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 北海道教育大学紀要 (第2部C) 第48巻 第2号 I 2 Secdon DC)VO fEducaロon( i i i do Un tyo lo fHokka ver s Jouma .48 .No .. ,. 平成10年 2 月 Feb l組a 1γ 1998. 生涯ス ポー ツ と Weunes sに関する 基礎的研究 (1) -ウエルネス 内容に着目 して-. 豊. 後. 城. 北海道教育大学札幌校保健体育研究室. 1 f ) A Study ofLi に 1 1d weuness( e Long SPorts a 電だ旦ness- ighton v ■A pointofS. Yut aka丁OG。 i He副thal ldPhys c副 Educahon Laborato l [ y , ,Sapporo Campus i ido Un 02 8075 Hokka i i on ‐ t yofEducat ver s ,Sapporoo. Abst 『aCt l i lness qua l lness l ty i 土elongsPortsand we tonl A study analyzed an exPeri l エ ー e1 l ‐The Pointof we ,be ‐l fe Long SPO l ly connected wi lnessbec th Li ]【s i ose ch 魚 contents-▽Ve r ‐ l low: i l l ThereS ts are asf o i lmessi 1) L迂e Long Sports and We s a cho ce . 2) L迂e Long Sport sa way of 避e si犯d Wennessi ‐ ‐ 3) L迂eLong Sport s and Wennessi sa process . i l超essi 4) L迂e Long Sport si孤 e伍c entchz弧neUing ofenerきw. sand We l blessi 5) L迂e Long Sport ntegrahonofbody sthei sand We , mind andspint. 6 ) L迂e Long Sportsand Welblessistheloving acceptance of yourseば. iメーPo intin aboutassuming chargeofourown 山E fe Long Sport i Li thercase e sandVVennessine , ,thes l 瓜ngl i ; f l i V j = ロgin proscess andchanne e energy-. はじめに・ 1 ) 昭和52年6月総合的な課題として 『生涯教育 の問題を取り上げ 昭和5 6年6月に生涯教 文部省は( 』 , , 育の答申を行い, わが国の文教の指針としての考え方を提唱した. それ以来, 家庭・学校・社会教育の広範 囲な領域を通じて, 様々な活動に対して工夫や努力が払われてきた. その中でも, 生涯スポーツの立場から 社会教育施設や体育・スポーツ施設を一層整備・充実させ, さらにスポーツに関する科学的な研究や社会教 育指導員の研修制度を推進してきている. しかし, いずれも行政サイ ドからの施策・施行に止まっており, )( ) 2 3 多 く の 課題 が山積 み にな っ てい る( .. (5 3).

(3) . 城 i 後. 212. 豊 豊. 4 )を 家 庭 . 学 校 . 社 会 を そ の背 景 に は, 生 涯 教 育 の 立 場 か ら “個々 の 健 康 に 関す る ラ イ フ.ス テ ー ジ“ (. 通じて教育的な課題として実践でき得る解決方法が見出せない状況にある. したがって, 生涯を通じて各時 期における人間形成, 及 び生活上の課題を明らかにし, 国民一人一人の 「健康教育とスポーツ教育の在り方 を探求」 していくことが重要となる. 一方, 変化の激しい社会事情の中で 「健康な生活の向上」 をめざすには, 全ての人々に生涯を通じて健康 5 )を提供していくことが必要にな てきている に関する “意識高揚と啓発と適切かつ豊かな学習の機会“( っ . )などの発 6 しかし, 生活習慣や生活様式の変化, さらに価値観の多様化などを鑑みると 『国民スポーツ』 ( 想や活動を期待する事は不可能に近い. また, 正しい健康の理念に基づいた指導者が十分とはいいがたく, 7 )( 8 ) 指 導 者養成 の上 でも多く の 難題 を抱 えている( .. さらに, 実際の健康に関わる活動内容やス ポーツの指導方法については貧困であり, 国民一人一人に即し た具体的な健康づくりへの意識, 実施計画が不十分な状況にある. その原因の一つに “有能な指導者の育成” つまり “人的なソフトの面” での施策の立ち遅れが指摘できる. これらの課題は, 社会の変動と深く関連し ているため早急な解決を要し, 適切なる対策と効果的な実施・指導計画について取組むことが肝要である. これら解決策の一つとして, 健康を基盤とした日常の運動やスポーツクラ ブでの活動を生涯教育の一環と して位置づけることが重要である. 元来, スポーツは, 各人が自発的な意思に基づいて行うことを基本とし ている. したがって, 必要に応じ自己に適した手段・方法を自ら選んで生涯を通して運動・スポーツに取り 組む活動が不可欠である. また, 社会背景や生活実態を考慮した 「生涯スポーツにおける健康づくりの考え 方・在り方」 が課題となる. そこで, 本小論は, 生涯スポーツの理念を通して, “自らが意欲的に取組む運動・スポーツ生活と健康づ くり (ウエルネス活動)” との関連性と実際の活動を機能化・実践化していく内容と方法について考究した.. 生涯教育と生涯スポーツ )( )( ) 昭和5 9 1 0 1 1 生涯教育につ いては( 6年6月11日に中央教育審議委員会が当時の文部大臣に対して答申 , 1 5 ) したの が施 策の始まり である. その主 な 内容 につ いて は, 次のよう にま とめる こと が できる(. ①わが国における生涯教育の意義 ②わが国における生涯教育に関する状況と今後の課題 ③成人するまでの教育 ④成人期の教育 ⑤高齢期の教育 これらは, 昭和4 6年6月に発足した審議会で10余年に渡り, 生涯を通して全教育体系を総合的に整備する ことが検討された結果の提言であった. いずれも社会変動の複雑な環境の下に各世代の人々が, 各自の生活課題に応じて必要な学習を行い, それ ぞれの個性・能力を伸ばし, 充実した生活を享受できるような緊要な課題としている. この趣旨は, 生涯教 育の視点からライ フ・ステージ別に家庭, 学校, 社会教育を通して生活課題を明らかにするとともに, 生涯 にお いて必要 な施 策 につ い て の提言 と して注 目できる.. しかし, 人間の乳幼児期から高齢期に至るすべての発達段階に即した “自己実現や自己形成” を可能にす る内容や方途については広範囲であり, その成果を評価するまでに至っ ていない. なぜならば, 施策として の理念は理解できても, 各時期における望ましい個性・能力を伸ばし, 生きがいのある充実した生活を満た す具体的な方法については十分といいがたい. さらに, 指導者の充足や活動の機会となると様々な難題が未. (5 4).

(4) . 生 涯ス ポーツとW と We l に関 する 基 的研 究 (1) 生涯スポー l me s sに関する基礎的研究. 213. )( ) そ の 一 例 と して 社 会 教 育 の 一 環 である 各 種ス ポー ツ 教 室 青 少 年 自然 の 家・ 1 2 1 3 解 決の ま ま であ る( . , ,. 1 4 )の教育活動面での体育スポーツ施設や社会教育施設の充実は図られたが 適切な指導ができ 青年の家等( , 得る人材の確保が不十分な状況にある. 特に, 地域社会におけるスポーツに関わる指導者不足とカリキュラ ム開発等の立ち遅れが指摘できる. この背景や原因には, 指導者養成や現職研修の在り方及び優秀な人材の 確保への対応が問題としてあり, 指導者養成の処遇と改善といっ たソフト面での人材開発への配慮が必要で ある. 一方, 個々の学習の意識向上を促し “自覚と責任” をもっ て取り組めるような教育環境の整備が大切 である. また, 個々の各種スポーツ活動においては, 年齢段階に応じたスポーツプログラムの充実やその具 体的な方法への情報提供が拡充していない面がある. )( 6 ) 各 人 が 自発 的 .意 思 に基 づ い て 行う 運 動・ス ポー ツ 1 5 1 した が っ て, 生 涯ス ポー ツ の 立 場 か ら して( ,. 活動への取り組みや, 個人個人の必要に応じ, 自己に適した手段・方法について選択の機会を逸したり, 自 7 1 ) 己充実・自己啓発による生活向上の認識不足を来している( . 今後, 生涯教育の一環である生涯ス ポーツの推進では, 人間があらゆる環境の中で自己の形成をしていく ために生涯を通じて一人一人の資質・能力を伸ばし, 主体的な成長・発達を続けていく上での重要な内容や そ の方 法 につ い て探 求 して いく こと が必要 と なる.. その効果的な施策の一つとして, 運動・スポーツ活動を通して各種の情報や文化的事象の下に, 知識・技 術を習得し, 情操を培い, 心身の健康を保持・増進していくスポーツ本来の姿を形成していくことが重要と なる. す な わち, 生 涯ス ポー ツ で は, 「生涯 にお い て, 運動 ・ス ポー ツ 活 動 を通 して 自 己形成 と 生 活 向上 へ. の必要で十分な事柄を学び身に付けていくこと」 が目的となる.. Wel l nessと 運 動 oス ポ ーツ生活 ( 1 8 ) “ l 」快適」 な どを 意 味 し 名 詞 形 の ” r の 「良 い」 「元 気」 「 We 1 1 -ness” を付ける nessの 原 義 は , We ,. ことにより, 自分の内なる意志と努力をもって 「心身の良好状態の維持管理及 び回復」 をめざす願いを込め て いる. 1960年 頃アメ リ カ 合 衆 国 で は,i U‐ne lmes s s (病気) に対 して We sが使 わ れ始 め, さ らにW H0 (世 ( )と 同意 義 と して 捉 える 1 9 界 保健 機構) が “健康” を 定義 づ けて いる 中 で “wen‐be i ng (よ り 良い健 康)“ ,. ことができる. いずれも自己の健康を積極的に展開していくことは言うまでもない. ( 2 0 )( 2 1 ) アメ リ カ 合 衆 国を 中心 に 様々 な 運動 が展 開さ れて い る 例 ー I 現在, we ness内 容 に 関 わ る 活 動 は , . “ “ えば, ウエルネス表示を Choose We I L Be wenr (賢く 上 手 に選 ん で, 健 全 な生 活 を) Bewen tweu ,Ea , S1eep we nr な ど動詞 にWeuをつ けて, 本人の 自覚 を促 し, 生 活上 の行 動 を積極 的 に進 めて いる. ま た, 運動 やス ポー ツ を 伴 っ た 活 動 で は “Lersactandth i l thず を 繰り 返 しな が ら ト レー ニ ン グ nkhea. に参加する人々が急増している. いずれも自主的な健康志向の考え方や実践を推進しているものであり, 各 自の健康レベル向上に役に立つ 『生き方』 に関する具体的な健康方法を求めている. こ れ らの 健康志 向 (Weunes ) は, 古 く1922年 ジ ェッ シー・ ウイ リ ア ム ( mams ) の健康の理念 s Jes se wi 2 2 ) にま でさ かの ぼる. ウイ リ ア ム は, その 内容 につ い て次 のよう に述 べ ている( . “lti ion oftheindividua th asthatcondi lthat wakes poss iblethe highest t sofvaluetothink ofheal ife,the greatestconstruct ive work,andthatshowsitsel finthe bestservicetothe enjoymentofl ld…he司 l dard of比・ t 声 i th as 立eedom 丘om di i l l i i ; f wor th asa qua ty ofl seasei sastan e ocr ty ei sastandard , ‐hea ing ac嵐 l ofinsPi rahon and 山creas eve l 工 l ent“. この健康生活上の捉え方が, ウエルネス運動の発端と言われている. が, 実際には1 950年代のハルバー “ ト・L・ダン博士が 前進的な意味を持っているものを強調し, 高度なウエルネスとは 「単なる病気ではな. (5 5).

(5) . 後 城 壬. 214. ▲ 豊. )と 提 唱 し 1961年 にウ エ ル ネス を 『個 人 が 身 を 置 い てい る 特 定 の 環境 の 中 に あ っ て そ 2 3 い 状 態 以 上上 ( , ,. の個人が持っている潜在的能力を最大限に引き出す機能を統合したものである.』 と定義したことに始まる. 2 4 )の潮 流 が活 発 化 し 1970年 代 に 入る と 新 し さ ら に は, ホリ ス ティ ッ ク .ヘ ルス (全 人 的包 括健 康 管理) ( , いス テイ タス ・ シ ン ボルと して のヘ ルス ケア ープ セ ル フケ ア ー とい っ た健 康 美 に目覚め た 人々 が医療 費 の高. 騰化などの影響も手伝って, 社会環境の激変に対する歯止め対策とし “ウエルネス活動” の時代を迎えるの である. こ れらの基 盤 と して,「ウエ ルネス は, 医者, 薬, お よ び病 気 に代 わる も の -- (ア ー デル著, ハイ レベ ル・ i ウ エ ルネス, 1977年)」 の哲 学 的 な概 念 を重 視 し, ロ バ ー ト・ア レンの 『ライ フ ゲイ ン (L迂e‐ga n; 生 活増 2 5 )を 合い 言葉 に ”人々が住み 生息している社会環境というものが決定的な重要な意味を持 ている” 進)』( っ ,. 0年代に入ると, 人々は, 衣食住を越え と言われ, 個々に即した実施計画を立案するまでに至っている. 198 た生活環境の充実や価値観の多様化により, より高い健康観を求めるようになる . 健康産業な どの業界では 1 i 2 7 ( )( ) 健康に関する情報や啓蒙活動も盛んになり 健康管理の動機 づけ 意味づけを進め ”健康を守る 2 6 , , , )へ の転換 を余儀 無く さ れた 生 活 か ら, 勝ち 取るウ エ ルネス“註1 .. この様に激変してくる健康観の中,わが国では,ウエルネスの動向と平行して生涯教育の必要性が叫ばれ, 生涯スポーツとしての運動・スポーツの振興と促進をはじめたが, その健康理念や活動は旧態依然の様相に ) 生涯学習と生涯スポーツの立場から 生存権.労働権・学習権・活動権に関 2 8 ある. しかし, 平沢らは( , , する基本的な権利を主張し, その中でもスポーツの活動権が社会活動の一環として “すべての人々の全面的 な発達を補充し, 助成し, 調整すべき役割・機能” を一生涯の過程を通して実施する事を力説している. つ 2 9 ) ま り, ウ エ ルネス 的な 活動 と してのス ポー ツ の存 在価 値 を 認 め て いる. さ ら に, 粂 野 は( , 1975年 EC 共 同 体 (European Commun i hes ) の ”み んな のス ポー ツ 憲章” を引用 し, 「ス ポー ツ を行う 権利」 「公共機 関. の適切な援助」 「社会的・文化的な政策の決定」 の立場を明確にした提言を行っている. いずれもが生涯を 通 じて “豊 かな 人 間 づ く り” を展 開 して いく 中でのス ポー ツ を通 した ウエ ルネス 活動 であり, ス ポー ツ 活動. の恒常性の認識, 健康と福祉とが結 び付いた “人間生活と文イピ の視点から苦言を呈している. 換言すれば, ( )の 精神 を 生 か した ウ エ ルネス を 踏 ま え た生 涯ス ポー ツ の 3 0 spor l l 健 康 づく り の 共 通 認 識 の 下 に 『 tfor a 』. 考え方・在り方として注目できる. これらウエルネス理念や内容に基づく “最も重要で不可欠な運動・スポーツを媒介とした健康な生活の向 上” についての探求が必要である. その実践的な取組として, 運動・スポーツ活動による心身の良好な状態 を維持・増進, 及び回復に至る自己の健康度を再認識する教育的な方法について調査や分析を試みなけれな な らない.. ー ウ エ ル ネ ス の 実 践 と 「Vve= ness-mdex」 3 ) ジ ン. トラ ビス により 公衆衛 生 な ら びにそ の他 保健専 門職 に対 して 公 1 weunes Indexにつ い て は( ョ s‐ , “ 式 なウ エ ルネス 教育及 びウ エ ルネス 施療 を最初 に行 い, ウ エ ルネスリ ソ ース セ ンター を組織する 中 で ウエ ルネス の 全身モ デJゾ と して考 案さ れた. ト ラ ビス は, 「ウ エ ルネス と は, 身 体 的 健康 の 定義 の 幅 を広 げたも の で自 覚 と 学習 と成 果 の3 つ のス テ ッ 3 2 )( 3 3 )と述 べ 図1 のモ デルを提示 し プを繰り 返 し, 自 分自身 の健康 度 をよ り 高 め て いく 過 程 である.」 ( . , )と は, す べ て の 人がもつ 権利 であり, 特権 と して 自 分 が自由 に選択で きる ている. さ らに, 健康(Wenne s s こと を主 張 している.. これは, 自分の健康状態がどうであろうと, 自分が成長し, 変化していく過程で自分自身の価値を認め,. (5 6).

(6) . . .. 215. lme 生涯スポーツとWe s sに関する基礎的研究 (1). “ “ より健康で幸福な生活を営むことを志向している‐ つまり, 一生涯を通じての 健康 づくり と いえる↓. . how g ep 鑓 ご e r s endy ー. --h- ー『r. dudi ngyom 誠e ‐. a 口gopbons ot Eメモ1 o i i ogャ晒せ Look l 韮. --一二. r t盃er Rece idb pg 6 o 1m o s .. -,r. t iyi ogoutsome I鵜‐ of出eopdo. S ぎ SSATEP 」 GROWTH OF WELLNI EDUCATION‐ ZEN1 3 SS ig.I AWAI ーF ‐ .jOHN W‐TI強VI ,1981. 3 4 )の 認識を 明 らかに している “( “ そ の健康 把握 のモ デル を 図2. の 氷 山の一角 で捉 え 健康 と病気 .. 蟹罰 老≠ *. 雛躍賜慶三電鬼畜墓. 励e毅卿gM 磯J. . HEAL. IN W.TI飴」VIS ] ig.2 Thelceberg ModeL1ol [F . ,1981. lme s s状態を把握した自己の その生き方の中で自己のライ フスタイルを氷山にたとえて深層部分からのWe ( 3 5 ) ウ エ ルネスス タイ ル を形成 していく こと を 強調 している . さ らに, 図3. にある 治 療モ デルも 含 んだウエ ルネス モ デル と しての 認識のも と に, 健康 を捉えて いく こ. (57).

(7) . 216. 城. 後. 豊. とが必要であり, ウエルネス活動は極端な状況を統合, 調和させ, イルネス (病気) とWe lme s sとのダイナ 3 6 ) ミ ッ クス の形成 過程を 主 張 している( .. もDuunn l l l / 下賜e l nl l es s Cone ess t. \. IPoint Neu観a ) (Nodisce・nibleiIUnesso・welboess. ”. i h D ◎1 9 7 2 v s J o nW . .君ね .M.. l旗ess Contmuum,ioHN W‐Tモ訟 VIS 1 【Fi 81 g.3 The 皿ness/We 1 ,9 .. こ れら基 本的 な立場 か ら, ウエ ルネス ・エ ネ ル ギー モ デル と して図4 に示 すよう な 「Wennes lndex」 s‐ .. ( 3 7 )( 3 8 )が形成され “自分の健康に対し 自分で責任をとり自分自身の力を認め 自分自身の答えを信用す , , , ることを学び取っ ていく時, 自分自身の身体についての真の権威者が自分であることに気づく” ことが We lmes s活動 の意 図する とこ ろ である.. ふ も 、 を 衿 . 上 山 . . . 一. 、. 、. .. .. 」. ・ を :. -. . . . 、 声 幸 三P参 り. . ー 輔 o ‐・ 『. を. . 丁”′NKING>. ・0. 一 もも. 隆. . . -.- -欝ギ - .. .… ′ みユ‐ 甑韻. i {F tem,JOIDN W,TI強 WS ] g.4 We=ness Energy Sys . ,1981. (5 8).

(8) . lme 生涯スポーツとWe s sに関する基礎的研究 (工). 217. 生涯スポーツにおけるウエルネスの実践的課題 生涯スポーツとしての施策は, 昭和62年度の臨教審の第3次答申の中で 「競技スポーツの向上」 と並んで 3 9 ) そ こ に は 生 涯ス ポー ツ の立場 か ら 運動 .ス ポー 「生 涯ス ポーツ の推進」 を掲 げ一斉 に取 組 んできた( . , , 4 0 ) ( ツ の果 たす 役割 と して, 次の要 請 が存在 している . ① 健康 ・ 体力 づ く り ② レク リ エ ー シ ョ ン. ③ レジ ャ ー ④地域 の コミ ュ ニ ティ ー. ⑤人間回復への要求 いずれも生活との営みの中で潜在的な課題であり, 一生涯を通じて 「生きる力」 を育む総合学習として, その具体策を問いただしている. しかし, 実際の活動状況は, 未分化であることを否めない. また, 生涯ス ポーツとしての運動・ス ポーツの考え方や在り方に問題がある. その中でもスポーツ施策の整備, 充実した 指導者の配置, 参加しやすいイ ベントの企画な ど, お役所的仕事でないスポーツ行政が要求されたが, 国と 地方自治体の協力にも関わらず民間団体への依存度が高くなってきている. いずれものスポーツ振興策は, 民活路線, 民活委託への傾向に走り, スポーツ振興の不透明さが深刻化 し ている. また, 指導者養成を旗頭とした各スポーツ協会によるスポーツ指導者認定講習, 指導者資格認定の 乱 立 が め だっ 結 果 を生 んでいる. さ らに 「見るス ポー ツ」 の飛躍 的な拡 大 は 「するス ポー ツ」 と相 桔抗 し, ) 4 1 互い に意 欲 が高ま っ てき ている( .. この様な変化の中で人々は, スポーツを健康保持の手段, 人間性の回復, 余暇時間の増大にともなった健 n D 0 康志向の基礎づくりを生活の中に求めている. しかし, その発想は,不健康( e S の中からの模索であり, 実践であり, 生活環境の悪化がもたらしたスポーツ ブームの志向に過ぎない. さらに, 運動・スポーツの実践は, 社会的課題と言われながらも, その活動となると学校教育に依存して いるのが現実であり, 矛盾も多く, 一人一人の運動・スポーツ プログラムへの参加意識は小学校・中学校・ 高校・大学の一環した教育制度の中で養成されている. いわゆる “学校の場” が運動・スポーツの習慣形成 の機会を提供している. その施策あるいは管理的教育指導の下に, 児童・生徒あるいは学生層に体育系と称 する運動クラブ活動への参加が奨励され強調されている. しかし, 実際の指導となると競技力向上や対外試合の為の鍛練主義や非行防止の対策としてのある種の集 団主義的傾向が強い. だが, 運動クラブまたは部活動は, 運動・スポーツの体験が唯一可能なウエルネスの 学習条件を備えている. その為, 現状では生涯スポーツの基礎的な望ましい体験を得る自発・自主的な自己 開発が多面的で, 次元的に行われている学校における 「運動クラ ブ」 に着目せざるを得ない. これらの定見化した施策の貧困さを一挙に脱却するにはなかなか困難な状況にある. まして生涯スポーツ としての一人一人のウエルネス・プログラムを作成するのは容易ではない. しかし, 学校教育における “体 育活動や運動クラブの苗代田” を今一度振り返り, その意義を明らかにすると共に, 多様なスポーツ事情の 問題を提供することが肝要である.. ま. と. め. ウエルネスに関わる課題は, 自己責任と愛を原則に自分自身のライフスタイルを形成していく活動として 2 4 )( 4 3 ) いる. ト ラ ビス は, その視 点 を次の 6つ で捉 えて いる( .. (5 9).

(9) . 老成. 218. 後. 豊. ①. A dec i i lhe紙th s on you maketo movetowardopセ皿a .. ②. A 砥estyle you des igntoachi ighestpotenロ頭 角r wen‐be ing eve your h .. ③. A deve l int butthathemth and happinessare poss ible oping awareness mattherei snoend po. in each moment here aI 1d now‐. ④. Energyreceivedfrom theenvivorment thin you,andsenton toa茸ectthe ,transformed wi ld outs ide wor .. ⑤. l ionthateverything you do Theappreciat ieve hasanimpacton ,andthink,andfee ,andbel l ta teofhea th yours .. ⑥. Wennessi fyourse l f sthel oving acceptanceo. Wennes 1ndexを通 して 自 分の sの 活 動 は, 自 分自 身 をよく 知 り 自覚 を 促 す 生 活 の 中 での 取組 み であ り, 12. 健康を阻害している多くの要因を発見し, 新たな健康への創造を展開していくことを願いとしている. した がって, 日常の生活が基盤にあり, 自分の生活環境の実状を十分に把握することから始めるべきである. 換 言するれば, ウエルネス理念に基づいた 「自分の身体は自分で守る」 立場からの探求と実践を試みることに ある. このこ とか ら して, 生 涯ス ポー ツ と ウ エ ルネス の 実践 では, 次 の内 容 が重 要 になる. 1. ス ポー ツ と ウエ ルネス は, 自 分が選ぶも の である. 【. 2. ス ポー ツ とウエ ルネス は, 自 分の生き 方 である. 3. ス ポーツと ウエ ルネス は, 、自 分の生活 の プロ セス である.. 4. ス ポー ツ とウエ ルネス は ′ , 自 分にエネ ル ギー を効 果 的 に送り 込むこ とである. 5. ス ポー ツ とウエ ルネス は, 自 分の 身体 と精神 と の相 互補 完 にある. 6. ス ポ ー ツ とウ エ ルネス は, 自 分を癒 し, 受 け入 れる こと にある. そ こ で は “運 動・ス ポー ツ を 媒 介と した健康 な生活 向上 の在 り 方” を究明する こと を願い と している. つ. まり, 運動・スポーツ活動による心身の良好な状態の維持・増進及び回復に至る自己の健康度を再認識する 実践的な試みである. 特に, 日常生活での運動・スポーツクラブ体験が “ウエルネス内容に どの様な影響を もたらすか” に着目している. そして, 「自発的でより健康的な志向を促す, 自分自身の健康な人生のデザ インを構成する方法の探求」 ができることをめざしている.. 註. 釈. 註 1) ウ エ ルネス (Wenness; 健康) の歴 史 的背 景や 概 念 を明 ら か にする こ と が, “何 故 にウ エ ルネス か“. さらに, ウエルネスと保健体育・スポーツの視点から, その実際の教育内容や実践方法について考究した. これらから, ウエルネス とは, 個人が最大限に幸福になるように生涯を通じて増進できる生活の権利を打 ち立て, 病気になる可能性が大きくなるような生活を改め, 健康と幸福な生活を選べる人間教育である. 1980 ) は, 実践 上の 視点 を 次の6項 目 に分類 している. そ の具 体 的 内容 につ い て, ヘ ッ トラ ー ( ①. IDeve l ) 情緒 的 な開 発 (Emohona opment. ② 知的な開発 ③. lntenectua I Deve ( ) l opment. IDeve l ) 身 体的な 開発 (Phys i ca opment. ④. ) 社 会 的な開 発 (Soc i頭 Development. ⑤. ) I Development 職 業上 の 開発 (occupa霞ona. ⑥. ) 精神 的な 開発 (Sp I Development intua. さ ら に, ジ ョ ン・ トラ ビス と し ジー ナ・ サ ラ は, ウ エ ルネス ・ ワ ーク ブ ッ ク (The WELLNESS WORK- BOOK.1981 )の 中 で, 基 本 的 な ウ エ ル ネス ・ モ デ ル に した がっ て, 6つ の 理 念 と12のウ エ ルネス ・ エ ネ ル ギー ・モ デル につ い て提 唱 してい る. ①. ib覗 け 自己責任と愛 ( Se廷 respons. ) and Lo ve. (6 0). ②. t h i ) 呼 吸 (Brea ng.

(10) . 219. lmes 生 涯ス ポー ツ とWe sに関 す る 基 礎 的研 究 (1). ③. i ) 感覚 (Sens ng. ④. ) tmg 食事 (Ea. ⑤. i ) 運動 (Mov ng. ⑥. ) l印g 感情 (Fee. ⑦. i ) 思 考 (Tt血k ng. ⑧. kねロg ) 遊 び・仕 事 (P1 0g/Wor ayも. ⑨. コ ミ ニ ュ ケ ー シ ョ ン (communi catmg). ⑩. セ ッ ク ス (Sex). ⑪. i 人生の意義 (Find ng. ⑫. 超 越 (Transcend随0g). Mezming). そ の 変遷 と 内容 は, 表1‐よう にま とめる こ と ができる.. 表1 報. 告. ウエルネスの歴史 主. 者. ソ エ ッ シ ー ・ ウイ リ ア ム ズ ) ( lesse Wimanns ハ ルノミー ト ・ L ・ ダ ン. l ber (Ha tL‐Dunn). な. 内. 容. 「健康という ものは 人生の最高の楽しみであり, 最大の建設的な仕 , 99 2 )」 1 事を実現させる ( 「ウエ ルネス と いう も の が全 身的 な意 味を持 っ て いる も の であり, 単 1950年代)」 なる “病気 で はない 状態” 以上 のも の である (. 「ウエルネスは個人が持っている潜在的能力を最大限に引き出す機能 )」 1961 を統合 したも の である ( ドン・ ア ー デル ) (Don Arden ウイ ア ム ・ ヘ ッ トラ ー. ) (Wim 細ーHe tuer ロ バート・ア レ ン. (Rober tAnen) ジ ョ ン・ トラ ビス ( john W‐Travis). ・イ ・ レ ベ ル・ウ エ ルネス ‐ 医者, 薬, およ び病 気 に代 わる も の- 1984 )』 ( 1997 )』『ウ エ ルネス の歴 史と未 来 (. 「ウィスコンシン大学においてウエルネスについての大学教育計画を 1970年代初期)」 作成する ( 「人々が住み 成長している社会環境というものが決定的に重要な意 , 1970年 代 後 半)」 味を持 っ ている “ライ フ ・ ゲイ ン (生活 の増 進)” ( 『ウ エ ルネス ・ ワ ーク ブッ ク』 を刊 行 し ウ エ ルネス の 全 身モ デルを ,. ). 1 981 考え出した (. 引用o参考文献 ( ) 文部省編, 生涯教育 〈中央 教育審議会答申〉‐ 文部省 印刷局, 1992 1 ‐ pp.3‐9. 1 2 ) ( ) 前記載{ . , p.23 1 ( 3 ) 等々力 賢治, 国民不在の 「生涯ス ポーツ」 . . pp‐21‐23 . No‐IQ I989 ,37 , 体育科教育, VO ント 1 2 8 N ブメ V すめ ウエルネスムー ルネス ウエ ライ o フのす O ) 日本ウエルネス協会 ( 4 ‐ ‐ 1992 ‐ pp‐4‐15 , . .313 , , , ) 1 9 ) 前記載{ 1 ( 5 p , ‐ . ) 増田靖弘‐ 国民ス ポーツの プロ グラム. 不昧堂新書. 1973 ( 6 ‐ pp.10‐11 . 4 1 4 7 } ( ) 前記載{ , p. ‐ l ( 8 ) 大野晃, 今, 「なぜ生涯ス ポーツ」 か, MET‐ ダイ ヤモ ン ド社, Vo ‐ 1989 ‐ p‐32 . ,10 2 2 5 ( 9 ) 波多野完治‐ 生涯教育新講‐ 教育開発研究所‐ 1975 p . . . 回り 平爆薫. 粂野豊編. 生涯ス ポーツ‐ プレス ギム ナス チカ. 1977 . pp.1‐2. 回 回. i 前記載{ 1 ) ‐ 1989 ‐ p‐9. ,37 . 粂野豊. 生涯ス ポー ツ ‐その見方・考 え方. 体育科教育‐ Vo , p‐17 9 ) 前記載{ . , pp.67‐77. 3 1 ) Q ) 前記載( . , pp.24‐26. 9 9 3 1 回 国立磐梯青年の家, 平成3年主催事業のまとめ, 国立磐梯青年の家. 1 ‐ p. .. \ l ) 粂野豊, 生涯ス ポー ツ ‐その見方・考え方, 体育科教育, Vo q 5 ‐ p.9 . . 1989 ,37 l ◎ 宇土正彦, 生涯ス ポーツ元年, 体育科教育, Vo ‐ . p.13 ‐ 1989 ,10. (61).

(11) . 220. 回 回 回 回 回. 城. 後. 豊. 白山正人. 生涯ス ポー ツの効用‐ 体育科教育. Vo l . No.10 . 1989 ,37 ‐ p‐19‐20 . 佐田登志子, ウエルネスメ ッ セー ジ・ 一億 人の健康革命, 求龍堂, 1989 1 3 ‐ p‐ . 杉靖三郎, 生命・健康の本質, 創 元医学新書, 1971 . p‐5‐6. 前記載{ 4 ) , pp‐5-8. トラ ビス・W・ジョ ン/ レジーナ・S・ ライ ア ン著‐ 日本ウエルネス 協会監修. T王 IE WELL剛 SS WORKBOOK. 日本. ウエルネス協会. 1988 . p.1‐ 回 日本ウエルネス協会. ウエルネス運動の歴 史. ウエルネス 研究. VO 1 . pp.18‐19 . ,1‐7‐ 1989 鰯 前記載図, pp . 5‐8‐ 回 回 回 例 回. 砂田登志子‐ ウエルネスメ ッ セー ジ・一億 人の健康革命. 求龍堂. 1989 . P.13 ‐ 前記載{ 2 2 } . , p.19 伊藤洋子, ス ポー ツ費 はゆとりのバロメ ータ- ?. MBT. ダイ ヤモ ン ド社. Vo l ‐ 1989 . pp‐42‐48 ,10 ‐ 野上圭. 花盛りス ポー ツ&健康 ビジネ スM口 BT. ダイ ヤモン ド社. Vo l 1 0 1 9 8 9 7 ‐ 2 1 5 p p ‐ . . , .. 回. 前記載回り , p‐2. 前記載回り ‐ , p.13. 回. 前記載れ◎ . , p‐14. 回 Jo t s DEEX) l n w.Travi aSaraRya Lq WELL軒3SS WO細〔BOOK 斯rELLD唖SS 瓜[ ,& Re卸o ,1981 ,TenSpeedPress 回 縄 御 岡 回. 2 前記載{ 1 } . , p.13 前記載例, p.凝りm. 前記載例, p‐x i X. 前記載回, p‐14 ‐ 前記載例, p.xw.. 際の 前記載{ 2 1 } ‐ , pp.24‐31 回 前記載{ 3 1 ) 顕 x x p . , . 前記載栂 ) 8 . , p‐33 回 森川貞夫,ス ポー ツ憲章(ス ポー ツ・フォア・オー ル)を ご存 じです か? MBT‐ ダイ ヤモ ン ド社 Vo , . l .1989 .pp.28‐29 ‐ ,10 銀) 谷口源太郎. 生活の中にス ポー ツ は根づくか. MBT‐ ダイ ヤモン ド社. Vo l 1 0 1 9 8 9 ‐ 3 6 3 7 p p ‐ . ‐ , . 鋤. 回 回. 前記載例, p.10 . 前記載{ 3 1 } i x v p . . ,. (6 2).

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参照

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