高信号病変を呈した.Warthin腫蕩が疑われ,腫蕩摘出 術が施行された〔病理所見〕摘出された腫蕩は35x30 x20mm大,白色・均質・弾性硬であった組織学的に は,肉眼,組織レベルともに,境界明瞭で,周囲に萎縮 した唾液腺組織を認めた.腫蕩は好酸性細胞質を持つ紡 錐形細胞の束状配列からなっていた.一部に多角形の類 上皮様細胞からなる小集塊を散見した.骨化,出血あり. 静脈侵襲なし.HE染色標本でもリンパ管侵襲が明らか であった.免疫組織学的には, S100, CD34全体に(+), CK多角形類上皮細胞中心に(+); GFAP紡錘形細胞中 心に(+); SMA一 部 で (+) ; p53, p63, c-kit (-) ; Ki67標識率1%未満であった.唾液腺腫蕩組織分類項目 に該当するものがなく,診断に苦慮している. [まとめ〕 本腫蕩は唾液腺腫蕩の分類項目に当てはまらない像を示 した現在,追加検索とともに,他施設の病理医にコン サルテーションしている.追加知見を併せて報告する. 10.健常成人に発症した T-SPOT陰性であった頚部リ ンパ節結核の 1例 (東医療センター l卒後臨床研修センタ_2内 科
健常成人に発症したT-SPOT陰性であった頸部リンパ節結核の1例
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12.自覚症状は受診者の訴えとして非常に大切であ
部を観察したところ,3.5〜13.4% に咽頭癌を指摘 し得たという報告もある 5‒7)
病理診断名(日本語) 英語表記 形態コ-ド 節外性 NK/T 細胞リンパ腫、鼻型 Extranodal NK/T cell lymphoma, nasal-type 9719/3 腸管症型 T 細胞リンパ腫
2.A.E C.本邦のバーキットリンパ腫は高頻度に Epstein-Barr ウイルス(EBV)陽性である. 4.C.D
で得られたものである。第5章の結果は E £vÞG+ÞH 、 第6章の結果は E £ÉH による。また、 ,7°²Ç¦ には熱核の