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がん看護の発展を目指して看護師がイキイキと働くために

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Academic year: 2021

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第11回群馬がん看護フォーラム

日 時:平成 26年 5月 24日 (土)13:00∼17:00 会 場:群馬県立県民 康科学大学 主 催:群馬がん看護研究会,中外製薬株式会社 理事長:神田 清子(群馬大院・保・看護学)

メインテーマ:がん医療の受け手と共に える質の高いチーム医療

《特別講演 》

座長:二渡 玉江(群馬大院・保・看護学) がん看護の発展を目指して看護師がイキイキと働くため に 小迫冨美恵 (横浜市立市民病院 がん看護専門看護師) がん対策推進基本計画の見直しに伴い,臨床に期待さ れる機能は拡充を続けている.病院の変革の中で,新し い役割を担う看護師も増えている.しかし,限られた人 的資源での取り組みに苦労し,疲弊を生んでいる現実も ある.実際にチーム医療を推進するには,患者さん,ご家 族のケアを担う看護師の力は欠かせないはずである.そ こで今回は,がん看護専門看護師の役割を通して,看護 師がイキイキと働くことの可能性をお伝えしたい. 専門看護師には,実践,相談,教育,調整,倫理調整,研 究という 6つの役割が求められている.たとえば,看護 師の相談役として,一般病院の中で病棟や外来の最前線 にいる看護師と共に,日々の患者さん・ご家族のケアを えて協働していく.そこには,看護師との間でのパー トナーシップが重要である. また,毎年「看護実践研究」では,看護師が日々の実践 の中での疑問や課題を見つけて,1年間研究的取組をし ながら,新しいケア方法や えをまとめるためのサポー トを行っている.専門看護師と研究メンバーが,この取 組の過程で共に成長する体験をし,明日の看護実践への 力を得ることを実感する事例もある. がん看護の発展には,看護師のみでなく,患者さん・ご 家族との協働が必要である.患者さん・ご家族とのパー トナーシップを大切にしたケアを担う看護師を育てるに は,まず,医療者の間でもパートナーシップが実現でき ているか,が問われるのだと思う.

《特別講演 》

座長:角田 明美(群馬大医・附属病院・看護部) 群馬県におけるがんピアサポーターの活動概要 土屋 徳昭 (ぴあサポぐんま代表世話人) 福田 恵子 (群馬県がんピアサポーター) 群馬県では,平成 24年度から,がん対策の中の,がん 患者相談・支援事業の一環として,群馬県がんピアサ ポーター養成研修」を始めた. 初年度は 42名が受講し, 内,41名が研修を終了.25年度は 48名が受講,内,46名 が修了した.所定のプログラムを修了者には県知事名の 修了証が発行された. 「群馬県がんピアサポーター養成研修」を修了した者 が,即,戦力として現場でがん患者さんの相談支援に就 けるというものではない事は,研修を修了した者のほと んどの人が自覚したはずである. そこで,24年度修了の私始め 2∼ 3人の同調者が研修 終了後,即,修了者の「同窓会」を組織することを提案し た.担当行政の群馬県保 予防課がん対策室は,きわめ て異例?なことに,その場で「同窓会」の結成を容認した. 同窓会の目的は,相談・支援活動に対処するための「ス キルアップ」である. 何度かの準備会を経て, 25年 7月に結成の 会を開 き,会則を批准, ぴあサポぐんま」が 生,39名の参加 が得られた.そのうち,2名は退会,2名が死亡退会と なったが,25年度の 2期生修了生が新たに 40名加わり, 現在,会員数 75名の組織となっている. 「ぴあサポぐんま」という,いわば素人の集団が,がん 患者相談・支援に関わりを持つという新たな「展開」に ついて,医療関係者の皆様にその活動内容をご理解いた だき,がん患者相談・支援がより広範な多職種による協 働となることに道筋を見出したいと願っている. 353 Kitakanto Med J 2014;64:353∼358

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