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EMC VSPEXプライベート クラウド:最大125台の仮想マシンに対応したVMware vSphere 5.5:Microsoft Windows Server 2012 R2、EMC次世代VNXeで実現

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EMC VSPEX プライベート クラウド

VMware vSphere 5.5 での仮想マシン最大 200 台対応

Microsoft Windows Server 2012 R2、EMC VNXe3200、EMC Data Protection で実現

EMC VSPEX

要約

このドキュメントでは、VMware vSphere 5.5、EMC VNXe3200、EMC Data Protection を活 用して最大200 台の仮想マシンに対応する、プライベート クラウド導入環境向け EMC® VSPEX®実証済みインフラストラクチャ ソリューションについて説明します。

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Copyright © 2015 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載) 2015 年 1 月発行 このドキュメントに記載されている情報は、ドキュメントの出版日現時点の情報です。 この情報は通知なく変更されることがあります。 この資料に記載される情報は、現状有姿の条件で提供されています。EMC Corporation は、この資料に記載される情報に関する、どのような内容についても表明保証条項を設 けず、特に、商品性や特定の目的に対する適応性に対する黙示の保証はいたしま せん。 この資料に記載される、いかなる EMC ソフトウェアの使用、複製、頒布も、当該ソ フトウェア・ライセンスが必要です。

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EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware vSphere 5.5 : Microsoft Windows Server 2012 R2 、 EMC VNXe3200 、 EMC Data Protection で実現 - 実証済みインフラストラクチャ ガイド

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目次

第 1 章

エグゼクティブ・サマリー

13

概要 ... 14 受講対象者 ... 14 マニュアルの目的 ... 14 ビジネス要件 ... 15

第 2 章

ソリューション概要

17

概要 ... 18 仮想化... 18 コンピューティング... 18 ネットワーク ... 19 ストレージ ... 19 EMC 次世代 VNXe ... 20

EMC Data Protection ... 24

第 3 章

ソリューション テクノロジーの概要

25

概要 ... 26 主要なコンポーネント ... 27 仮想化... 28 概要 ... 28 VMware vSphere 5.5 ... 28 VMware vSphere 5.5 の新機能 ... 28

VMware vSphere with Operations Management(vSOM) ... 29

VMware vCenter ... 31

VMware vSphere High Availability ... 31

EMC Virtual Storage Integrator for VMware vSphere ... 31

VNXe での VMware vSphere Storage API for Array Integration の サポート ... 32

コンピューティング... 32

ネットワーク ... 34

ストレージ ... 35

概要 ... 35

EMC VNXe シリーズ ... 35

VNXe Virtual Provisioning ... 36

VNXe FAST Cache ... 39

VNXe FAST VP ... 39

vCloud Networking and Security ... 39

3 EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware

vSphere 5.5:Microsoft Windows Server 2012 R2、EMC VNXe3200、EMC Data Protection で実現 - 実証済みインフラストラクチャ ガイド

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VNXe のファイル共有 ... 40

ROBO ... 40

EMC Data Protection ... 41

概要 ... 41

EMC Avamar の重複排除 ... 41

EMC Data Domain 重複排除ストレージ システム ... 41

VMware vSphere Data Protection ... 41

vSphere Replication ... 42

EMC RecoverPoint ... 42

その他のテクノロジー ... 43

概要 ... 43

VMware vCloud Automation Center ... 43

VMware vCenter Operations Management Suite ... 44

VMware vCenter Single Sign-On ... 45

公開鍵基盤 ... 45 PowerPath/VE(ブロックの場合) ... 46 EMC XtremCache ... 46

第 4 章

ソリューション アーキテクチャの概要

49

概要 ... 50 ソリューションのアーキテクチャ ... 50 概要 ... 50 論理アーキテクチャ ... 51 主要なコンポーネント ... 52 ストレージ ネットワーク ... 53 ハードウェア・リソース ... 54 ソフトウェア・リソース ... 56 サーバ構成ガイドライン ... 57 概要 ... 57 Ivy Bridge アップデート ... 57

VSPEX 向け VMware vSphere メモリ仮想化 ... 58

メモリ構成ガ イドライン ... 60 ネットワーク構成ガイドライン ... 61 概要 ... 61 VLAN ... 61 ジャンボ フレームの有効化(iSCSI および NFS) ... 63 リンク統合(NFS) ... 63 ストレージ構成ガイドライン ... 63 概要 ... 63

(5)

VSPEX ストレージ ビルディング ブロック ... 65 VSPEX プライベート クラウドの検証済み最大要件 ... 67 高可用性とフェイルオーバー ... 70 概要 ... 70 仮想化レイヤー... 70 コンピューティング レイヤー ... 70 ネットワーク レイヤー ... 70 ストレージ レイヤー ... 71 妥当性検査テストのプロファイル ... 72 プロファイルの特徴 ... 72 バックアップ/リカバリ構成ガイドライン ... 72 サイズ設定ガイドライン ... 72 参照ワークロード ... 73 概要 ... 73 参照ワークロードの定義 ... 73 参照ワークロードの適用 ... 74 概要 ... 74 例1: カスタマイズされたアプリケーション ... 74 例2: POS(販売時点情報管理)システム ... 74 例3: Web サーバー ... 75 例4: 意思決定支援データベース ... 75 例のまとめ ... 75 ソリューションの実装 ... 76 概要 ... 76 リソース タイプ ... 76 CPU リソース ... 77 メモリ リソース ... 77 ネットワーク リソース ... 77 ストレージ リソース ... 78 実装のサマリー ... 79 簡単な評価 ... 79 概要 ... 79 CPU 要件 ... 80 メモリ要件 ... 80 ストレージ パフォーマンス要件 ... 80 1 秒あたりの I/O オペレーション数 ... 80 I/O サイズ ... 81 I/O レーテンシー ... 81 ストレージ容量要件... 81 5 EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware

vSphere 5.5:Microsoft Windows Server 2012 R2、EMC VNXe3200、EMC Data Protection で実現 - 実証済みインフラストラクチャ ガイド

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同等のリファレンス仮想マシン数の決定 ... 82 ハードウェア リソースの微調整... 86 EMC VSPEX サイジング ツール ... 88

第 5 章

VSPEX 構成ガイドライン

89

概要 ... 90 導入前タスク ... 91 概要 ... 91 導入の前提条件 ... 91 お客様の構成データ ... 93 スイッチの準備、ネットワークの接続、スイッチの構成... 93 概要 ... 93 ネットワーク スイッチの準備 ... 93 インフラストラクチャ ネットワークの構成 ... 93 VLAN の構成 ... 96 ジャンボ フレームの構成(iSCSI および NFS のみ) ... 96 ネットワーク ケーブル接続の完了 ... 96 ストレージ アレイの準備と構成 ... 96 ブロック プロトコル用の VNXe 構成 ... 97 ファイル プロトコル用の VNXe 構成 ... 99 FAST VP の構成(オプション) ... 103 FAST Cache 構成(オプション) ... 105 VMware vSphere ホストのインストールと構成 ... 109 概要 ... 109 VMware ESXi のインストール ... 109 VMware ESXi ネットワークの構成 ... 109 PowerPath/VE のインストールと構成(ブロックのみ) ... 110 VMware データストアの接続 ... 110 仮想マシン メモリ割り当ての計画 ... 110 Microsoft SQL Server データベースのインストールと構成 ... 113 概要 ... 113 SQL Server 用仮想マシンの作成 ... 113 仮想マシンへのMicrosoft Windows のインストール ... 113 SQL Server の インストール ... 114 VMware vCenter 用のデータベースの構成 ... 114

VMware Update Manager 用のデータベースの構成 ... 114

VMware vCenter Server のインストールと構成 ... 115

概要 ... 115

(7)

vCenter ゲスト OS のインストール ... 116 vCenter ODBC 接続の作成 ... 116 vCenter Server のインストール ... 116 vSphere ライセン ス キーの適用 ... 117 EMC VSI プラグ インのインストール ... 117 vCenter での仮想マシンの作成 ... 117 パーティション アライメントの実行と、ファイル アロケーション ユニット サイズの割 り当て ... 117 テンプレート仮想マシンの作成 ... 117 テンプレート仮想マシンからの仮想マシンの導入 ... 118 サマリー ... 118

第 6 章

ソリューションの検証

119

概要 ... 120 インストール後のチェックリスト ... 121 単一の仮想サーバの導入およびテスト ... 121 ソリューション コンポーネントの冗長性の確認 ... 121 ブロック環境とファイル環境 ... 121

第 7 章

システム監視

123

概要 ... 124 監視する主な分野 ... 124 パフォーマンスのベースライン ... 124 サーバ ... 125 ネットワーク ... 125 ストレージ ... 126 VNX リソース モニタリングのガイドライン ... 126 ブロック ストレージ リソースの監視 ... 126 ファイル ストレージ リソースの監視... 134

付録 A

部品表

139

部品表... 140

付録 B

お客様構成データ シート

143

お客様構成データ シート ... 144

付録 C

サーバー リソース コンポーネントのワークシート

147

サーバ リソース コンポーネントのワークシート ... 148

付録 D

関連資料

149

関連資料 ... 150 EMC ドキュメント ... 150 7 EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware

vSphere 5.5:Microsoft Windows Server 2012 R2、EMC VNXe3200、EMC Data Protection で実現 - 実証済みインフラストラクチャ ガイド

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その他のドキュメント ... 150

付録 E

VSPEX について

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図 1 マルチコア最適化を使用した次世代VNXe ... 22

図 2 新しいUnisphere Management Suite ... 23

図 3 EMC Data Protection ソリューション ... 24

図 4 プライベート クラウドのコンポーネント ... 26

図 5 vSphere with Operations Management ... 30

図 6 コンピューティング レイヤーの柔軟性 ... 33 図 7 高可用性ネットワーク設計の例(ブロックの場合) ... 34 図 8 ストレージ プールの再バランシングの進行状況 ... 37 図 9 シンLUN 容量の使用率 ... 38 図 10 ストレージ プール容量の使用率の確認 ... 38 図 11 ブロック ストレージの論理アーキテクチャ ... 51 図 12 ファイル ストレージの論理アーキテクチャ ... 52 図 13 Ivy Bridge プロセッサのガイダンス ... 57 図 14 ハイパーバイザのメモリ消費 ... 59 図 15 ブロック ストレージに必要なネットワーク ... 62 図 16 ファイル ストレージに必要なネットワーク ... 62 図 17 VMware 仮想ディスク タイプ ... 65 図 18 15 台の仮想マシンに対応するビルディング ブロックのストレージ レイ アウト ... 66 図 19 125 台の仮想マシンに対応するビルディング ブロックのストレージ レ イアウト ... 66 図 20 VNXe3200 を使用した仮想マシン 200 台のストレージ レイアウト ... 68 図 21 各種アレイの最大拡張レベルとエントリー ポイント ... 69 図 22 仮想化レイヤーでの高可用性 ... 70 図 23 冗長電源 ... 70 図 24 ネットワーク レイヤーの高可用性(VNXe) ... 71 図 25 VNXe シリーズの高可用性 ... 71 図 26 リソース プールの柔軟性 ... 76 図 27 リファレンス仮想マシン プールからの必要なリソース ... 83 図 28 総リソース要件:ステージ1 ... 84 図 29 プール構成:ステージ1 ... 84 図 30 総リソース要件:ステージ2 ... 85 図 31 プール構成:ステージ2 ... 86 図 32 サーバ リソースのカスタマイズ ... 86 図 33 ネットワーク アーキテクチャの例:ブロック ストレージ ... 94 図 34 Ethernet ネットワーク アーキテクチャの例:ファイル ストレージ... 95 図 35 NAS サーバー アドレスの構成 ... 101 図 36 Fast VP の再配置タブ ... 104 9 EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware

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図 37 スケジュール設定されたVP 再配置 ... 104

図 38 Fast VP 再配置スケジュール... 105

図 39 FAST Cache の作成 ... 106

図 40 [Create Storage Pool]ダイアログ ボックスの[Advanced]タブ ... 107

図 41 [Storage Pool Properties]ダイアログ ボックスの[Settings]タブ ... 108

図 42 仮想マシン メモリ設定 ... 112 図 43 ストレージ プールのアラートの設定 ... 127 図 44 ストレージ プールのスナップショットの設定 ... 128 図 45 [Storage Pools]パネル ... 128 図 46 [LUN Properties]ダイアログ ボックス ... 129 図 47 [System]パネル ... 130 図 48 [System Health]パネル ... 130 図 49 LUN での IOPS ... 131 図 50 ドライブ上のIOPS ... 132 図 51 LUN でのレーテンシー ... 133 図 52 SP の CPU 使用率 ... 134 図 53 VNXe のファイル統計 ... 135 図 54 [System Capacity]パネル ... 135 図 55 [File Systems]パネル ... 136

図 56 [File System Capacity]パネル ... 137

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テーブル

表 1 VNXe のお客様のメリット ... 35 表 2 ソリューション ハードウェア ... 54 表 3 ソリューション ソフトウェア ... 56 表 4 コンピューティング レイヤー用のハードウェア リソース ... 58 表 5 コンピューティング レイヤー用のハードウェア リソース ... 61 表 6 ストレージ レイヤー用のハードウェア リソース ... 64 表 7 仮想マシンの数に応じた必要なディスク数 ... 67 表 8 プロファイルの特徴 ... 72 表 9 仮想マシンの特性 ... 73 表 10 空白のワークシート行 ... 79 表 11 リファレンス仮想マシンのリソース ... 82 表 12 ワークシート行の例 ... 82 表 13 アプリケーション例:ステージ1 ... 83 表 14 アプリケーション例:ステージ2 ... 84 表 15 サーバ リソース コンポーネントの合計 ... 87 表 16 導入プロセスの概要 ... 90 表 17 導入前のタスク ... 91 表 18 導入の前提条件チェックリスト ... 91 表 19 スイッチおよびネットワーク構成のタスク... 93 表 20 VNXe を構成するためのタスク ... 97 表 21 ブロック データ用のストレージの割り当て表 ... 98 表 22 ストレージ構成のタスク ... 99 表 23 ファイル データ用のストレージの割り当て表 ... 102 表 24 サーバ インストールのタスク ... 109 表 25 SQL Server データベースのセットアップのタスク ... 113 表 26 vCenter の構成のタスク ... 115 表 27 インストール環境をテストするためのタスク ... 120 表 28 ドライブ パフォーマンスの経験則 ... 132 表 29 パフォーマンス監視のベスト プラクティス... 134 表 30 125 台の仮想マシン向けに、VSPEX ソリューションで使用するコン ポーネントの一覧 ... 140 表 31 共通サーバ情報 ... 144 表 32 VMware ESXi サーバ情報 ... 144 表 33 アレイ情報 ... 145 表 34 ネットワーク インフラストラクチャ情報 ... 145 表 35 VLAN 情報 ... 146 表 36 サービス アカウント ... 146 表 37 サーバ リソース合計用の空白のワークシート... 148 11 EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware

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1 章 エグゼクティブ・サマリー

この章は、次のトピックで構成されています。 概要 ... 14 受講対象者 ... 14 マニュアルの目的 ... 14 ビジネス要件 ... 15 13 EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware

vSphere 5.5:Microsoft Windows Server 2012 R2、EMC VNXe3200、EMC Data Protection で実現 - 実証済みインフラストラクチャ ガイド

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概要

EMC® VSPEX®の検証済みモジュラー型アーキテクチャは、包括的な仮想化ソリュー ションによる実証済みの優れたテクノロジーを基に、ハイパーバイザー、コンピュー ティング、ネットワークの各レイヤーで情報に基づく意思決定を可能にします。 VSPEX により仮想化の計画と構成の負担の軽減に役立ちます。サーバの仮想化、 仮想デスクトップ導入、IT 統合に着手する際、VSPEX は、よりすばやい導入、幅広い 選択肢、高い効率、低いリスクにより、IT の変革を加速します。 このドキュメントは、このソリューションの技術面に関する包括的なガイドです。サー バー容量は、必要最小限の CPU、メモリ、ネットワーク インターフェイスについて一 般的な観点から示されています。お客様は、定められた最低要件を満たすか、また はそれ以上のサーバーとネットワーク ハードウェアを自由に選択できます。

受講対象者

このドキュメントの読者は、VMware vSphere 5.5、EMC 次世代 VNXe®シリーズ スト レージ システム、実装関連インフラストラクチャをインストールおよび構成するため に必要なトレーニングを受け、背景知識を有していると想定されています。該当する 場合は外部の関連資料が示され、読者はこれらのドキュメントをよく理解しているこ とが推奨されます。 また、読者はお客様のインストール環境のインフラストラクチャおよびデータベース セキュリティ ポリシーをよく理解している必要があります。 VMware プライベート クラウド インフラストラクチャを販売およびサイズ設定する場合、 特に最初の4 つの章に注意してください。購入後に、ソリューション導入者は、第 5章 の構成ガイドライン、第 6章のソリューションの妥当性検査、適切な参考資料と付録 に重点的に取り組んでください。

マニュアルの目的

このドキュメントは、VSPEX アーキテクチャへの最初の導入であり、特定のエンゲー ジメントのためにアーキテクチャを修正する方法と、システムを効果的に導入および 監視する方法について説明したものです。 VSPEX プライベート クラウド アーキテクチャは、一貫したパフォーマンス レベルで多 くの仮想マシンをホストできる最新のシステムをお客様に提供します。このソリュー ションは、可用性の高いVNXe シリーズ ストレージがサポートする VMware vSphere 仮想化レイヤー上で動作します。VSPEX パートナーによって定義されるコンピュー ティングとネットワークのコンポーネントは、仮想マシン環境の処理ニーズとデータの ニーズに対応できるよう冗長かつ十分に強力な構成になっています。

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このドキュメントで説明する仮想マシン200 台対応 VMware プライベート クラウド ソ リューションは、VNXe3200™ストレージ アレイと定義済みリファレンス ワークロードに 基づいています。すべての仮想マシンが同じ要件を持っているわけではないため、 このドキュメントでは、コスト パフォーマンスが高くなるようにシステムを導入時に調 整するための方法とガイダンスについて説明します。大規模な環境には、EMC VNX シリーズをベースにした仮想マシン最大1,000 台向けのソリューションが用意されて います。詳細については、「EMC VSPEX Private Cloud: VMware vSphere 5.5 for up to 1000 Virtual Machines」を参照してください。 プライベート クラウド アーキテクチャは複雑なシステム製品です。このドキュメントで は、前提条件となるソフトウェアおよびハードウェアのリスト、詳細なサイズ設定のガ イダンスおよびワークシート、検証済みの導入手順を提供することで、セットアップを 簡単に実行できるようにしています。最後のコンポーネントのインストール後、妥当 性検査テストとモニタリング手順により、システムが適切に動作していることを確認 します。このドキュメントの指示に従うことで、クラウドへの効率的で安全な移行が保 証されます。

ビジネス要件

VSPEX ソリューションは、包括的な仮想化ソリューションを作成する実績あるテクノロ ジーで構築されており、ハイパーバイザー、サーバー、ネットワークの各レイヤーで 情報に基づく意思決定を可能にします。 ビジネス アプリケーションは、統合されたコンピューティング、ネットワーク、ストレー ジ環境に移行しつつあります。VMware を使用した EMC VSPEX プライベート クラウド は、従来の導入モデルのすべてのコンポーネントを構成する複雑さを軽減します。こ のソリューションでは、アプリケーションの設計と実装の選択肢を維持しつつ、統合 管理を簡素化できます。また、一元管理を行いながら、プロセスの分離を適切に制 御および監視できます。VMware アーキテクチャ向け VSPEX プライベート クラウドに は、次のようなビジネス上のメリットがあります。 • エンド ツー エンドの仮想化ソリューションを提供して、統合インフラストラク チャ コンポーネントの機能を効果的に利用する。 • VMware向け VSPEXプライベート クラウド ソリューションを提供して、さまざまなお 客様の用途に合わせて最大200 台の仮想マシンを効率的に仮想化する。 • 信頼性、柔軟性、拡張性の高い参照設計を提供する。 15 EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware

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2 章 ソリューション概要

この章は、次のトピックで構成されています。 概要 ... 18 仮想化 ... 18 コンピューティング ... 18 ネットワーク ... 19 ストレージ ... 19 17 EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware

vSphere 5.5:Microsoft Windows Server 2012 R2、EMC VNXe3200、EMC Data Protection で実現 - 実証済みインフラストラクチャ ガイド

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概要

VMware vSphere 5.5 向け VSPEX プライベート クラウド ソリューションは、冗長サー バー/ネットワーク トポロジーおよび高可用ストレージにより、最大 200 台の仮想マ シンをサポートする完全なシステム アーキテクチャを提供します。このソリュー ションを構成するコア コンポーネントは、仮想化、コンピューティング、ストレージ、 ネットワークです。

仮想化

VMware vSphere は、業界をリードする仮想化プラットフォームです。何年にもわたっ て、大規模で効率の悪いサーバ ファームを軽快で信頼できるクラウド インフラストラ クチャに統合できるようにすることで、エンド ユーザーに柔軟性とコスト削減をもたら してきました。VMware vSphere のコア コンポーネントは、システム管理用の VMware vSphere ハイパーバイザーおよび VMware vCenter Server です。

専用サーバーで実行される VMware ハイパーバイザーにより、複数のオペレー ティング システムを仮想マシンとしてシステム上で同時に実行できます。これらのハ イパーバイザ システムを接続し、クラスタ化された構成で利用できます。このクラス ター構成は、VMware vCenter を通じてより大きなリソース プールとして管理され、ク ラスター全体でのCPU、メモリ、ストレージの動的な割り当てを可能にします。 オペレーティング システムを停止することなくサーバー間での仮想マシンの移動を 可能にする VMware vMotion や、vMotion の移行を自動で実行してロード バラン シングを行うDRS(分散リソース スケジューラ)などの機能により、vSphere はビジネ スでの堅実な選択肢となっています。

vSphere 5.5 を使用すると、VMware で仮想化された環境は、最大 64 個の仮想 CPU と1 TBの仮想 RAM(ランダム アクセス メモリ)を使用した仮想マシンをホストできます。

コンピューティング

VSPEX は、お客様がサーバ コンポーネントを自由に選んで設計および実装する柔 軟性を備えています。インフラストラクチャは、次のことを実現します。 • 必要な数とタイプの仮想マシンをサポートするのに十分なコアとメモリ • 十分なネットワーク接続により、システム スイッチへの冗長な接続性が 可能 • 環境でのサーバーの障害とフェイルオーバーに対応できる十分な容量

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ネットワーク

VSPEX は、お客様がネットワーク コンポーネントを自由に選んで設計および実装す る柔軟性を備えています。インフラストラクチャは、次のことを実現します。 • ホスト、スイッチ、ストレージ用の冗長ネットワーク リンク • 業界で広く採用されているベスト プラクティスに基づくトラフィック分離 • リンク統合のサポート

ストレージ

EMC VNXe シリーズは、業界をリードする共有ストレージ プラットフォームです。幅広 い機能セットでファイルおよびブロック アクセス機能を提供する VNXe は、あらゆるプ ライベート クラウド実装に理想的な選択肢です。 VNXe ストレージには、所定のリファレンス アーキテクチャ ワークロードに合わせて サイズ設定された次のコンポーネントが含まれています。 • I/O ポート(ブロックおよびファイル用): CIFS/SMB、NFS、FC、iSCSI をサ ポートするアレイへのホスト接続を提供。 • SP(ストレージ プロセッサ):ストレージ アレイのコンピューティング コン ポーネント。データのアレイへの移動、アレイからの移動、アレイ間での移 動のすべての側面で使用されます。ファイル サービスに外部処理ユニット (Data Mover)が必要な VNX シリーズとは異なり、VNXe にはホストにファイ ル サービスを提供する統合コードが組み込まれています。 • ディスク ドライブ: ホストまたはアプリケーション データとそのエンクロー ジャを含むディスク スピンドルおよび SSD(ソリッド ステート ドライブ)。 このドキュメントで説明する仮想マシン200 台対応 VMware プライベート クラウド ソ リューションは、VNXe3200 ストレージ アレイをベースにしています。VNXe3200 は現 在、最大150 台のドライブをサポートできます。 EMC VNXe シリーズは、プライベート クラウド環境に最適な、企業レベルのさまざま な機能をサポートしています。これらの機能は次のとおりです。

• FAST VP™Fully Automated Storage Tiering for Virtual Pools) • FAST キャッシュ • シン・プロビジョニング • スナップショット/チェックポイント • FLR(ファイル レベル保存期間設定) • クォータ管理 • 重複排除 19 EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware

vSphere 5.5:Microsoft Windows Server 2012 R2、EMC VNXe3200、EMC Data Protection で実現 - 実証済みインフラストラクチャ ガイド

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機能と改善点 EMC はこれまで以上に優れたパフォーマンスと選択肢を提供するために、次世代の VNXe ユニファイド ストレージを VSPEX 実証済みインフラストラクチャ ファミリに組み 込みました。VNXe3200 をベースとする次世代 VNXeは、VSPEX用のハイブリッドなユ ニファイド ストレージ システムです。IT インフラストラクチャと IT デリバリ モデルの変 革のためにストレージの一元化と簡素化を必要とするお客様に最適です。 VSPEX プライベート クラウド ソリューションで最大 200 台の仮想マシンを仮想化するお 客様は、VNXe3200 の新しい MCx™(マルチコア)を活用できます。この新しいアーキテ クチャは、すべてのデータ サービスをシステムのすべてのコアにより均一に分散させ ます。そのため、キャッシュ管理とバックエンドRAID管理のプロセスを直線的に拡張で き、最新の Intel マルチコア CPU の機能を存分に活かせます。つまり、新しい VNXe3200 によって VSPEX の I/O 動作はこれまで以上に高速化、効率化されます。 優れたパフォーマンスと拡張性を低コストで実現する VNXe3200 は、小規模から中 規模の環境で VSPEX を使用するお客様にまったく新しい体験を提供します。 VNXe3200 システムは、これまでの VNXe シリーズよりも性能が大幅に高く、自動階 層化、ファイル重複排除、圧縮など多くのエンタープライズ クラス機能が搭載され、 シンプルで効率性と柔軟性に優れたVSPEX プライベート クラウドを向上させます。 EMC FAST Cache および FAST VP は、以前は VNX のみで使用できる機能でしたが、 VNXe3200 ストレージを導入することで VSPEX でも使用できるようになりました。FAST Cache は、ストレージ システムの既存の読み取り/書き込みキャッシュ容量を動的に 拡張し、システム全体のパフォーマンスを向上させ、仮想マシンあたりのコストを削 減します。これは、プライマリ キャッシュ(DRAM ベース)とハード ディスク ドライブの 間に位置する高パフォーマンス フラッシュ ドライブを利用することで実現します。こ の機能は、ホット データをキャッシュに置いて必要なときに使用できるようにすること で、高トランザクションのアプリケーションと仮想デスクトップのパフォーマンスを大幅 に向上させます。

VNXe3200 の FAST Cache と FAST VP の自動階層化機能は、データをポリシーに基づ いて適切なストレージ タイプに移動することで、総所有コストを抑えます。そのため、 システム全体でインテリジェントにSSD の投資コストと高速化メリットを最大化しつつ、 低コスト回転ドライブの容量を活用できます。過剰な購入と面倒な手作業の構成を 避けられます。 EMC VNXe フラッシュ最適化ユニファイド ストレージ プラットフォームは、単体で拡張 性に優れた使いやすいソリューションで、ファイル ストレージ、ブロック ストレージ、 オブジェクト ストレージに対応する革新的なエンタープライズ機能を提供します。 VNXe は、物理環境または仮想環境で混在したワークロードに最適であり、強力で柔 軟性の高いハードウェアと高度な効率性、管理、保護ソフトウェアを組み合わせて、 今日の仮想化されたアプリケーション環境における厳しいニーズに対処します。 VNXe には、次世代 VNX の成功を受けて設計および開発された多数の機能と改善 点が含まれています。これらの機能と改善点には、次のものがあります。

• マルチコア キャッシュ、マルチコア RAID、マルチコア FAST Cache を活用し たMCx(マルチコア最適化)による容量の増加

• フラッシュ最適化ハイブリッド アレイによる効率性の向上 EMC 次世代 VNXe

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• 新しい Unisphere Management Suite の生産性向上による管理と導入の 簡素化 次世代VNXeを使用して構築された VSPEX では、効率性、パフォーマンス、拡張性が これまでにないほど向上します。 フラッシュ最適化ハイブリッド アレイ フラッシュ最適化ハイブリッド アレイである VNXe は、自動階層化により、重要なデー タに最適なパフォーマンスを提供し、アクセスの少ないデータを低コスト ディスクに インテリジェントに移動します。 このハイブリッド アプローチでは、システム全体にある、ごく少量のフラッシュ ドライ ブで、全IOPS の大部分を処理できます。フラッシュ最適化 VNXe は、フラッシュの低 レーテンシーを最大限に活用して、コストを削減する最適化と高パフォーマンスな拡 張性を実現します。EMC Fully Automated Storage Tiering Suite(FAST Cacheと FAST VP) は、異種ドライブ間でブロック データとファイル データの両方を階層化し、最もアク ティブなデータをフラッシュ ドライブに移動します。お客様はコストやパフォーマンス で妥協する必要はありません。 データは作成時に最も頻繁に使用されるため、最適なパフォーマンスを得るために、 新しいデータはまずフラッシュ ドライブに保存されます。データが古くなってアクティ ブでなくなると、FAST VP は、お客様によって定義されたポリシーに基づいて、高パ フォーマンス ドライブから大容量ドライブにデータを自動的に移動します。FAST Cache は、システム ワークロードの予想外の急増に動的に対応します。大容量ドラ イブの非アクティブ データが突然アクティブになった場合も、FAST Cache はデータを フラッシュ ドライブにプロモートしてパフォーマンスを直ちに向上させます。VSPEX で は、あらゆる用途でこの効率性向上によるメリットが得られます。

注: このリファレンス アーキテクチャでは FAST Cache または FAST VP は使用していません。 VSPEX 実証済みインフラストラクチャは、プライベート クラウド、エンドユーザー コン ピューティング、仮想化アプリケーション ソリューションを提供します。VNXe を使用す ると、投資収益率がさらに上がります。VNXe はバンド外ファイル ベース重複排除機 能も搭載しており、フラッシュ階層のコストを大幅に削減できます。 VNXe Intel MCx コード パス最適化 フラッシュ テクノロジーの登場により、エントリー レベルおよびミッドレンジ ストレージ システムの要件が大きく変わりました。EMC は、市場最小のコストで最大のパフォー マンスを発揮するストレージ システムを提供するために、VNXe ストレージ プラット フォームを再設計してマルチコアCPU を効率的に最適化しました。 MCx は、図 1 に示すように、すべての VNXe データ サービスをすべてのプロセッサ コ アに分散させます。MCx 搭載の VNXe シリーズは、NAS(ネットワーク接続型ストレー ジ)上のデータベースや仮想マシンなどのトランザクション型アプリケーションのファ イル パフォーマンスを大幅に改善しています。 21 EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware

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図 1 マルチコア最適化を使用した次世代VNXe Multicore Cache このキャッシュは、ストレージ サブシステム内で最も貴重な資産であり、これを効率 的に使用することは、変化するワークロードを処理する点で、プラットフォーム全体 の効率にとって重要です。VNXe キャッシュ エンジンはモジュール化されており、シス テム内で使用可能なすべてのコアを利用します。 マルチコアRAID MCx 再設計におけるもう 1 つの重要な点は、永続的なバックエンド ストレージである HDD(ハード ディスク ドライブ)と SSD に対する I/O の処理です。バックエンド データ 管理処理のモジュール化により、MCx をすべてのプロセッサにわたってシームレス に拡張できるため、VNXe のパフォーマンスが大幅に向上しました。 VNXe のパフォーマンス パフォーマンスの向上 VNXe ストレージは MCx アーキテクチャによってフラッシュファースト向けに最適化さ れており、全体的なパフォーマンスが圧倒的に高く、トランザクション性能(IOPS あた りのコスト)、低レーテンシーの帯域幅性能(GB あたりのコスト)、容量効率(GB あた りのコスト)を最適化します。 MCx テクノロジーを使用した VNXe では、全体的なストレージ パフォーマンスが旧世 代のVNXe モデルに比べて最大 4 倍向上しています。

Unisphere Management Suite

Unisphere の使いやすいインターフェイスを拡張した新しい Unisphere Management Suite には、パフォーマンスの検証と容量要件の予測に使用する VNXe Monitoring and Reporting が含まれています。図 2 に示すように、このスイートには、EMC XtremCache™を新たにサポートした数千のVNX および VNXe システムを一元管理す るためのUnisphere Remote も含まれています。

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図 2 新しいUnisphere Management Suite

仮想化管理

EMC Virtual Storage Integrator for VMware vSphere

EMC VSI(Virtual Storage Integrator)for VMware VSphere は、EMC ストレージを持つ すべてのVMware ユーザーが使用できる無料の VMware vCenter プラグ インです。 VSPEX のお客様は、VSI を使用して、仮想化されたストレージの管理を合理化できま す。VMware 管理者は、使い慣れた同じ vCenter インターフェイスを使用して、VNXe ストレージの可視性を得ることができます。

VSI を利用して、IT 管理者は短時間でより多くの作業を処理できます。VSI は、スト レージ・タスクを効率的に管理し、自信を持って委任することができる優れたアクセ ス制御を提供します。VSI には優れたアクセス制御機能があるため、ストレージ タス クを効率的かつ確実に管理し、委任できます。クリックの数を最大 90%減らし、生産 性を最大10 倍に上げて日々の管理タスクを実行できます。 注: VSI はリリース後に VNXe3200 とともにサポートされます。 詳細については、適切な EMC サポート チャネルにお問い合わせください。

VMware vSphere Storage APIs for Array Integration

VMware VAAI(vSphere Storage APIs for Array Integration)は、VMware ストレージ関 連機能の負荷をサーバーからストレージ システムに移します。これにより、サー バーおよびネットワーク リソースの使用効率が高まり、パフォーマンスが向上し、統 合が促進されます。

VMware vSphere Storage APIs for Storage Awareness

VMware VASA(vSphere Storage APIs for Storage Awareness)は、vCenter を通じてス トレージ情報を表示するための VMware 定義 API です。VASA テクノロジーと VNXe の統合により、仮想化環境でのストレージ管理がシームレスになります。

23 EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware

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EMC Data Protection ソリューション、EMC Avamar®、EMC Data Domain®は、VSPEX プライベート クラウドの導入の高速化で求められる確実な保護を提供します。 仮想環境向けに最適化されたEMC Data Protection は、バックアップ時間を 90%短 縮し、リカバリ速度を30 倍高速化するとともに、仮想マシンへの即時のアクセスを提 供して、信頼できる保護を実現します。EMC バックアップ アプライアンスは、エンド ツー エンド検証および自動修復機能により信頼性を強化し、確実なリカバリを提供 します。業界をリードする重複排除機能により、バックアップ ストレージを 10 分の 1~30 分の 1 に削減し、バックアップ管理時間を 81%短縮できるほか、WAN 帯域 幅を 99%削減して災害復旧を効率化することができます。また、これらの投資は平 均 7 か月で回収できます。環境の拡大に合わせて簡単かつ効率的にストレージを 拡張できます。

この VSPEX ソリューションで使用できる EMC Data Protection ソリューションには、 EMC Avamar 重複排除ソフトウェアおよびシステム、EMC Data Domain 重複排除 ストレージ システム、VDP Advanced が含まれます。

図 3 EMC Data Protection ソリューション

仮想マシン200 台対応の VMware ベースの VSPEX プライベート クラウド環境には、 バ ッ ク ア ッ プ ソ リ ュ ー シ ョ ン と し て VMware VDP ( vSphere Data Protection ) Advanced をお勧めします。Avamar テクノロジーを活用した VDP Advanced は、 Avamar の迅速で効率的なイメージ レベルのバックアップとリカバリにより確実な保 護を提供します。

EMC Data Protection

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3 章 ソリューション テクノロジーの概要

この章は、次のトピックで構成されています。 概要 ... 26 主要なコンポーネント ... 27 仮想化 ... 28 コンピューティング ... 32 ネットワーク ... 34 ストレージ ... 35 EMC Data Protection ... 41 その他のテクノロジー ... 43

25 EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware

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概要

このソリューションは、EMC VNXe シリーズと VMware vSphere 5.5 により、プライベー ト クラウドにおけるストレージとサーバー ハードウェアを統合します。新しい仮想化 インフラストラクチャは一元管理され、多数の拡張性の高い仮想マシンと関連する 共有ストレージを効果的に導入および管理できます。 図 4 は、ソリューション コンポーネントを表しています。 図 4 プライベート クラウドのコンポーネント 次のセクションで、各タイプについて詳細に説明します。

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主要なコンポーネント

このセクションでは、このソリューションの主要なコンポーネントについて説明します。 • 仮想化 仮想化レイヤーを使用すると、リソースの物理的な実装が、それを使用するア プリケーションから切り離されます。つまり、使用可能なリソースのアプリケー ション ビューは直接ハードウェアに結び付けられなくなります。これにより、 プライベート クラウドの概念の主要な機能の多くが可能になります。 • コンピューティング コンピューティング レイヤーは、仮想化レイヤー ソフトウェアと、プライベート クラウド中で動作するアプリケーションのために、メモリと処理のリソースを提 供します。VSPEX プログラムは、必要な最低限のコンピューティング レイヤー リソースを定義し、パートナーが、これらの要件を満たすあらゆるサーバー ハードウェアを使用してソリューションを実装できるようにします。 • ネットワーク ネットワーク レイヤーは、プライベート クラウドの利用者をクラウド中のリソー スに結び付け、ストレージ レイヤーをコンピューティング レイヤーに結び付け ます。VSPEX プログラムは、必要な最低限のネットワーク ポート数を定義し、 ネットワーク アーキテクチャに対する一般的なガイダンスを提供し、お客様が、 これらの要件を満たすあらゆるネットワーク ハードウェアを使用してソリュー ションを実装できるようにします。 • ストレージ ストレージ レイヤーは、プライベート クラウドの実装のために不可欠です。複 数のホストが共有データにアクセスした状態で、プライベート クラウドで定義さ れた多くの用途を実装できます。このソリューションで使用されている EMC VNXe ストレージ ファミリは、高可用性を維持しながら、高パフォーマンスの データ ストレージを実現します。

• EMC Data Protection

ソリューションのバックアップ/リカバリ コンポーネントは、プライマリ システム のデータが削除されるか、損傷するか、使用不能になった場合にデータ保護 機能を提供します。 「ソリューションのアーキテクチャ」セクションでは、リファレンス アーキテクチャを構 成するすべてのコンポーネントの詳細が記載されています。 27 EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware

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仮想化

仮想化レイヤーは、サーバ仮想化またはプライベート クラウド ソリューションの主要 なコンポーネントです。このレイヤーは、アプリケーション リソース要件を、それを提 供する下位の物理リソースから切り離します。これにより、保守のためのハードウェ ア ダウンタイムをなくすことでアプリケーション レイヤーの柔軟性を高め、ホストして いるアプリケーションに影響を与えることなくシステムを物理的に変更できます。 サーバ仮想化またはプライベート クラウドの使用例では、専用のハードウェアに直 接実装されているのではなく、複数の独立した仮想マシンが同じ物理ハードウェアを 共有することができます。

VMware vSphere 5.5 は、CPU、RAM、ハード ディスク、ネットワーク コントローラーを 仮想化することで、コンピューターの物理リソースを変換します。この変換により、高 い機能性を備えた仮想マシンが実現し、物理コンピューターと同様に、分離されカプ セル化されたオペレーティング システムやアプリケーションを実行する。

VMware vSphere 5.5 の高可用性機能(vMotion や Storage vMotion など)により、パ フォーマンスにほとんど影響を及ぼすことなく、vSphere サーバー間やデータ スト レージ エリア間で、仮想マシンと保管ファイルをシームレスに移行できます。 vSphere DRS と Storage DRS の組み合わせにより、コンピューティング リソースとスト レージ リソースのロード バランシングによって、仮想マシンがあらゆるポイント イン タイムの適切なリソースにアクセスできます。 VMware vSphere 5.5 には、仮想環境のパフォーマンス、信頼性、可用性、リカバリを 改善する数多くの新機能や拡張機能が搭載されています。これらの機能の中でも、 次の機能はVSPEX プライベート クラウド環境に大きな影響があります。

• VMware ESX ホストの最大メモリ容量と CPU の上限の拡張。このバージョン で は 、 論 理 CPU と 仮 想 CPU の 数 が 倍 増 し て い ま す 。 ま た 、 NUMA (Non-Uniform Memory Access)ノード数と最大メモリ容量も倍になりました。 これにより、ホスト サーバーがサポートできるワークロードが増大していま す。 • 62 TB VMDK(仮想マシン ディスク)ファイルのサポート(RDM(raw デバイス マッピング)を含む)。データストアでより多くの仮想マシンのデータをより 多く保持できるようになりました。ストレージ管理がシンプルになり、より大 容量のNL-SAS ドライブを利用できます。

• VAAI UNMAP サポートの強化。これには、新しい esxcli storage vmfs

unmapコマンドや複数の再利用方法が含まれます。 • SR-IOV(単一ルート I/O 仮想化)サポートの強化。ワークフローを通じた構 成を簡素化し、仮想機能により多くの特性を持たせることができます。 • FC 環境での 16 Gb のエンド ツー エンド サポート。 • LACP(リンク統合制御プロトコル)機能の拡張。追加のハッシュ アルゴリズ ムと最大64 の LAG(リンク統合グループ)が提供されます。

• VDP(vSphere Data Protection)。バックアップ データを EMC Avamarに直接 レプリケートできます。 概要 VMware vSphere 5.5 VMware vSphere 5.5 の新機能

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• 40 Gb Mellanox NIC のサポート。

• VMFS(仮想マシン ファイル システム)ヒープの改善。必要なメモリ量を減ら しながら、完全な64 TB VMFS アドレス空間にアクセスできます。

VMware vSphere with Operations Management は、お客様にコア仮想化ソリュー ションを提供するもので、VSPEX 内で完全にサポートされます。

このソリューションには、業界で最も信頼されている仮想化プラットフォームである vSphere と、パフォーマンス監視および容量管理の重要な運用機能拡張が含まれま す(vCenter Operations Management Suite Standard でも提供されます)。

これは、仮想化が導入される際に、IT 環境の運用パフォーマンスに可視性をもたらし、 サービス レベルを確保するために重要です。 たとえば、稼働状態とパフォーマンス の悪化を監視する機能により、お客様はシステムの問題がエンド ユーザーに影響す る前にそれを識別し、トラブルシューティングできます。

vSphere with Operations Management により、先進的な仮想化管理機能が実現さ れます。 • 容量管理:アイドルおよびオーバープロビジョニング状態の仮想マシンを識別 して、超過容量を再使用し、パフォーマンスにインパクトを与えずに仮想マ シン密度を増やすのに役立ちます。 • 予測分析:vCenter Server のパフォーマンス データを解析し、環境に適応する 動的閾値を設定し、稼働状態の悪化とパフォーマンス ボトルネックに関する スマート アラートを提供して、プロアクティブなアクションとポリシー ベースの 自動化を促進します。 • Operations Console:主要なパフォーマンス インジケーターを識別しやすいカ ラー バッジで表示し、現在および将来のパフォーマンスおよび容量管理の問 題の原因を1 か所で確認できる包括的なビューを提供します。 VMware vSphere with Operations Management (vSOM) 29 EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware

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図 5 vSphere with Operations Management

vSphere with Operations Management により、最も要求の高いビジネス クリティカル アプリケーションを最も先進的な仮想化プラットフォームで運用できます。 この機能 は、俊敏性、効率性、復元性をお客様の IT 環境に提供します。 これにより、次の 3 つの主要カテゴリーが向上し、高いサービス レベルでビジネス クリティカルなアプリ ケーションを実行できます。 1. 可用性とパフォーマンス:拡張された可用性とパフォーマンスをビジネス クリ ティカルなアプリケーションおよびHadoop などの次世代アプリケーションに 提供します。

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2. ストレージ:サーバー側キャッシュを活用してアプリケーションのパフォー マンスを強化します。

3. 拡張性:複数の主要領域の構成最大値を倍増して、考えられる最大ワーク

ロードをサポートします。

VMwarevCenter は、VMware 仮想インフラストラクチャのための一元管理プラット フォームです。これにより、管理者は、複数のデバイスからアクセスできる単一の インターフェイスで、仮想インフラストラクチャのモニタリング、管理、保守のすべてを 実行できるようになります。

VMware vCenter では、vMotion と Update Manager に加えて、VMware vSphere HA (High Availability)や DRS など、VMware 仮想インフラストラクチャの高度な機能も管 理できます。

VMware vSphere High Availability 機能を使用すると、仮想化レイヤーが、さまざま な障害条件で仮想マシンを自動的にリスタートできます。 • 仮想マシン オペレーティング システムにエラーがある場合、仮想マシンは 同じハードウェアで自動的に再開される。 • 物理的なハードウェアにエラーがある場合、影響を受ける仮想マシンはク ラスター内の他のサーバーで自動的に再開される。 注: 異なるハードウェアで仮想マシンを再開するには、サーバに使用可能なリソースがあ ることが必要です。「コンピューティング」セクションでは、この機能を有効にする方法につ いて詳しく説明します。

VMware vSphere High Availability では、自動的に再開するマシンと再開操作を試 行する条件を決定するポリシーを構成できます。

EMC VSI(Virtual Storage Integrator)for VMware vSphere は、vSphere クライアントの プラグ インです。vSphere 環境の EMC ストレージ用に単一の管理インターフェイスを 提供します。これにより、VSI の機能を個別に追加または削除できます。VSI ユー ザー環境の柔軟なカスタマイズが可能になります。機能の管理にはVSI 機能マネー ジャを使用します。VSI により統一されたユーザー エクスペリエンスが実現します。 これにより、顧客の要件に対応して新しい機能を迅速に導入できます。 妥当性検査では、次の機能を使用します。

• Storage Viewer: vSphere クライアントを拡張して、VMware vSphere ホスト および仮想マシンに割り当てられたEMC VNXe ストレージ デバイスの検出 と識別を容易にします。Storage Viewer では、複数の異なるストレージ マッ ピング ツールのデータがいくつかのシームレスな vSphere クライアント ビューにマージされ、仮想データセンター管理者は基盤となるストレージの 詳細を確認できます。

• Unified Storage Management: VNX ユニファイド ストレージ プラットフォー ムのストレージ管理を簡素化します。VMware 管理者は、VMFS データスト ア、RDM ボリューム、NFS(ネットワーク ファイル システム)データストアの プロビジョニングをvSphere クライアントでシームレスに行えます。 VMware vCenter VMware vSphere High Availability EMC Virtual Storage Integrator for VMware vSphere 31 EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware

vSphere 5.5:Microsoft Windows Server 2012 R2、EMC VNXe3200、EMC Data Protection で実現 - 実証済みインフラストラクチャ ガイド

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詳細については、EMC オンライン サポートで VMwarevSphere 向け EMC VSI の製品 ガイドを参照してください。

VAAI(VMware vSphere Storage API for Array Integration)によるハードウェア高速化 は、vSphere 5.5 におけるストレージの機能拡張であり、vSphere が特定のストレー ジ操作をVNXe シリーズ プラットフォームなどの互換性のあるストレージ ハードウェ アにオフロードできるようにするものです。ストレージ ハードウェアの支援を使用して、 vSphere は、これらの操作をより高速に実行し、消費する CPU、メモリ、ストレージ ファブリック帯域幅を減らします。

コンピューティング

EMC VSPEX インフラストラクチャのサーバ プラットフォームの選択は、環境の技術的 な要件にのみ基づくのではなく、プラットフォームのサポート性、サーバ プロバイダと の既存の関係、高度なパフォーマンスおよび管理機能、その他多くの要因に基づき ます。このため、EMC VSPEX ソリューションは幅広いサーバ プラットフォームで稼働 するように設計されています。VSPEX では、特定の要件のサーバー数を規定する代 わりに、プロセッサ コア数と RAM 容量の最小要件が文書化されています。これは、 2 台のサーバで実装できることもあれば、20 台のサーバで実装できることもあります が、それでも同じVSPEX ソリューションと見なされます。 図 6 に示す例では、特定の実装のコンピューティング レイヤー要件は、25 プロセッサ コアと200 GB の RAM です。このソリューションの実装にあたり、16 個のプロセッサ コ アと64 GB の RAM を搭載したホワイト ボックス サーバーを使用することも、20 個の プロセッサ コアと 144 GB の RAM を搭載したハイ エンド サーバーを選択することも できます。 VNXe での VMware vSphere Storage API for Array Integration の サポート

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図 6 コンピューティング レイヤーの柔軟性 最初のお客様は選択したサーバを 4 台必要としますが、2 番目のお客様は 2 台の サーバを必要とします。 注: コンピューティング レイヤーで高可用性を実現するには、サーバが障害になったときに 業務を維持するための十分な能力を備えるために、追加で1 台のサーバが必要です。 次のベスト プラクティスをコンピューティング レイヤーで使用します。 • 同一または少なくとも互換性のある複数のサーバを使用する。VSPEX は、 ハイパーバイザ レベルの高可用性テクノロジーを導入しています。これに は、基盤となる物理ハードウェア上に、類似する手順一式が必要となる場 合があります。同一のサーバ ユニットに VSPEX を実装することで、この領 域の互換性の問題を最小化できます。 • ハイパーバイザ レイヤーに高可用性を実装する場合、作成できる最大の 仮想マシンは環境内の最小の物理サーバによって制約を受けます。 33 EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware

vSphere 5.5:Microsoft Windows Server 2012 R2、EMC VNXe3200、EMC Data Protection で実現 - 実証済みインフラストラクチャ ガイド

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• 高可用性機能は仮想化レイヤーで実装し、コンピューティング レイヤーが、 少なくとも1 台のサーバの障害を吸収できるだけのリソースを備えるように します。これにより、最低限のダウンタイムでのアップグレードと、単一ユ ニット障害の許容が実装できます。 EMC VSPEX のコンピューティング レイヤーは、これらの推奨事項とベスト プラクティ スの範囲内で、柔軟にお客様のニーズを満たすことができます。ターゲット環境の ニーズを満たすために十分なプロセッサ コアとコアあたりの RAM があることを確認 してください。

ネットワーク

インフラストラクチャ ネットワークには、vSphere ホスト、ストレージ アレイ、スイッチ の相互接続ポート、スイッチのアップリンク ポートごとに、冗長なネットワーク リンク が必要です。この構成により、冗長性と追加のネットワーク帯域幅の両方が提供さ れます。これは、ソリューションのネットワーク インフラストラクチャがすでに存在する か、ソリューションの他のコンポーネントと並行して導入されるかどうかにかかわらず 必須の構成です。図 7 に、高可用性ネットワーク トポロジーの例を示します。 図 7 高可用性ネットワーク設計の例(ブロックの場合)

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この妥当性検査されたソリューションは、VLAN(仮想ローカル エリア ネットワーク)を 使用して、さまざまなタイプのネットワーク トラフィックを分離し、スループット、管理 性、アプリケーションの分離、高可用性、セキュリティを向上させます。 ブロック向けのEMC ユニファイド ストレージ プラットフォームは、ストレージ プロセッ サあたり 2 つのポートにより、ネットワークの高可用性や冗長性を実現します。スト レージ プロセッサ I/O ポートのリンクが失われた場合、そのリンクは別のポートに フェイルオーバーされます。すべてのネットワーク トラフィックは、アクティブなリンク に分散されます。 ファイル向けのEMC ユニファイド ストレージ プラットフォームは、リンク統合を使用し て、ネットワークの高可用性および冗長性を提供します。リンク統合により、複数の アクティブな Ethernet 接続が単一リンクとみなされます。このリンクは、単一の MAC (メディア アクセス制御)アドレスを持ち、複数の IP アドレス含むことが可能です。こ のソリューションでは、LACP を VNXe 上に構成して、複数の Ethernet ポートを単一の 仮想デバイスに結合しています。Ethernet ポートのリンクが失われた場合、そのリン クは別のポートにフェイルオーバーします。すべてのネットワーク トラフィックは、アク ティブなリンクに分散されます。

ストレージ

ストレージ レイヤーは、クラウド インフラストラクチャ ソリューションの主要なコン ポーネントであり、データセンター ストレージ処理システムのアプリケーションおよび オペレーティング システムで生成されたデータを処理します。この VSPEX ソリュー ションでは、仮想化環境を有効にして強化するための機能と性能が EMC VNXe シ リーズ アレイによって提供されています。これにより、ストレージの効率性と管理の 柔軟性が向上し、総所有コストが低減します。 EMC VNXe シリーズは、仮想アプリケーション向けに最適化されており、業界をリード する革新的なエンタープライズ クラスのファイルおよびブロック ストレージ機能を拡 張性に優れた使いやすいソリューションで提供します。この次世代のストレージ・プ ラットフォームでは、強力で柔軟性の高いハードウェアと高度な効率性、管理、保護 ソフトウェアを組み合わせて、現在の企業の厳しいニーズに対処します。

Intel Xeon プロセッサを搭載した VNXe シリーズは、パフォーマンスを自動的に効率 よく拡張しながらデータの整合性とセキュリティを確保するインテリジェント ストレー ジを提供します。VNXe シリーズは小規模および中堅企業の高パフォーマンス要件と 高拡張要件を満たすように設計されています。 表 1 に、VNXe シリーズのメリットを示します。 表 1 VNXe のお客様のメリット 機能 メリット 仮想化アプリケーション用に最適化された次 世代のユニファイド ストレージ VMware との密接な統合により、高度なア レイ機能の利用と一元管理が可能 圧縮、重複排除、シン プロビジョニング、アプ リケーション コンシステント コピーなどの容量 最適化機能 ストレージコストを削減、リソースの使用を 効率化、アプリケーションのリカバリを簡 素化 概要 EMC VNXe シリーズ 35 EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware

vSphere 5.5:Microsoft Windows Server 2012 R2、EMC VNXe3200、EMC Data Protection で実現 - 実証済みインフラストラクチャ ガイド

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機能 メリット ファイブ ナイン(99.999%)の可用性を実現す る高可用性 アップタイムを向上、停止リスクを低減 最高レベルのシステム パフォーマンスと最小 限のストレージ コストを同時に実現できるよう 自動的に最適化できる、FAST VP および FAST Cache による自動階層化 複雑な計画や構成なしに、ストレージ リ ソースの使用を効率化 NAS と SAN のすべてのニーズに単一の管理 インターフェイスで対応するEMC Unisphere™ による合理化された管理 環境の管理に必要な管理オーバーヘッド およびツールセットを削減 さまざまなソフトウェア スイートおよびパックを VNXe シリーズで使用できます。その 多数の機能により、保護とパフォーマンスが強化されます。モジュールには次のも のがあります。 • FAST スイート: 最高レベルのシステム パフォーマンスと最小限のストレー ジ コストを同時に実現できるように自動的に最適化

• Security and Compliance Suite: 変更、削除、悪意のある操作からデー タを保護します。

EMC VNXe Virtual Provisioning™により、容量使用率を向上させ、ストレージ管理を 合理化し、アプリケーションのダウンタイムを短縮することで、組織はストレージ コス トを削減できます。仮想プロビジョニングは、企業における電力要件と冷却要件、設 備投資の軽減にも貢献します。 仮想プロビジョニングは、シンまたはシックのいずれかのプールLUN を実装すること で、プール ベースのストレージ プロビジョニングを提供します。シン LUN は、ストレー ジを必要に応じて割り当てることで、ストレージの使用率を最大化するオン デマンド のストレージです。シック LUN は、アプリケーションに予想可能な高いパフォーマン スを提供します。どちらの種類の LUN も、プール・ベースのプロビジョニングの特徴 である利便性を享受することが可能です。プールとプールLUN は、FAST VP や VNXe スナップショットといった拡張データ サービスのビルディング ブロックでもあります。 プールLUN は、LUN の縮小、オンライン拡張、ユーザー容量の閾値設定など、さまざ まな追加機能もサポートします。

EMC VNXe Virtual Provisioning を使用すると、ディスクを物理的にシステムに接続し た後で、Unisphere の GUI からストレージ プールの容量を拡張できます。VNXe シス テムには、プールの拡張後に新しいドライブを使用できるように、割り当て済みデー タ要素をすべてのメンバー ドライブ間で再バランシングする機能があります。再バ ランシング機能は自動的に開始され、拡張アクション後にバックグラウンドで実行さ れます。再バランシング操作の進行状況は、図 8に示すように、Unisphereの[Jobs] パネルから監視できます。 VNXe Virtual Provisioning

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図 8 ストレージ プールの再バランシングの進行状況 LUN の拡張 既存のLUN の容量を増やすには、プール LUN の拡張を使用します。これにより、ビ ジネス ニーズの増加に応じて大きい容量をプロビジョニングできるようになります。 VNXe シリーズには、ユーザー アクセスを中断することなくプール LUN を拡張できる 機能があります。プールLUN の拡張は数回クリックするだけで実行でき、拡張した容 量はすぐに使用できます。ただし、データ保護または LUN 移行操作の対象である プールLUN は拡張することができません。たとえば、スナップショット LUN または LUN 移行は拡張できません。

プール LUN の拡張の詳細については、「Virtual Provisioning for the New VNX Series」を参照してください。 容量閾値設定によるユーザー アラートの生成 お客様は、シン プールに基づくファイル システムまたはストレージ プールを使用す る際、プロアクティブなアラートを構成する必要があります。必要に応じてストレー ジをプロビジョニングに使用できるように、また容量不足にならないように、これらの リソースを監視します。 図 9 は、シン プールを使用してプロビジョニングを行う際に監視が必要な理由を示 しています。 37 EMC VSPEX プライベート クラウド: 最大 200 台の仮想マシンに対応した VMware

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図 1  マルチコア最適化を使用した次世代 VNXe  Multicore Cache  このキャッシュは、ストレージ  サブシステム内で最も貴重な資産であり、これを効率 的に使用することは、変化するワークロードを処理する点で、プラットフォーム全体 の効率にとって重要です。 VNXe キャッシュ エンジンはモジュール化されており、シス テム内で使用可能なすべてのコアを利用します。 マルチコア RAID  MCx 再設計におけるもう 1 つの重要な点は、永続的なバックエンド ストレージである HDD(ハード
図 2  新しい Unisphere Management Suite  仮想化管理
図 3  EMC Data Protection ソリューション
図 5  vSphere with Operations Management
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