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理科授業則の研究(1)

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49

理科授業則の研究(1)

附属小学校久賀谷

§1. 理科授業則確立の意義

 理科教育についての研究はいろいろある。この研究の中で,現場教師が求めているもの は,「理科授業をしゃすくしたい。」「理科教育の本質を守りたい。」「子どもの理科学習に ムリ・ムダ・ムラをなくしたい。」「理科をおもしろく効率高い学習にしたい。」などを満 たす理科授業のきまりであろう。つまり,現時点での普遍的な理科授業のあり方(理科授 業の法則・規則・原理原則)を求めているわけであろう。教師は,理科授業の実践にあた って自分なりにょいと考える理科授業則(理科授業のきまり)に従っている。この各人の 個々にもつ理科授業則に基づく理科授業ではなく,現時点で確立され,常に価値志向性を もつ理科授業則に基づく理科授業の実践でありたいと願っている。このため,理科の研究 授業をしたり,理科の研究会に参加または発表もする。このようにして,教育実践者の立 場から,理科授業則の確立・体系化をめざして研究を進めている。

P叢濃濃餅欝雛灘欝驚詮ということは 罰

 そこで,理科授業則を確立するためいろいろの努力をしている中で,次のようなことが 重要視されているといえよう。

②理科授業を実践していて,自然発生的に生じ,真に正しいとされている常識を大切にし  これは現時点で共通の財産としてよいかどうか吟味し,秩序づけ,体系化している。

②理科の本質を重視し,子どもの認識のし方などに留意しながら,理科学習を発展させる

 可能性としての能力(学力。知能)なども問題にして,基礎的資料を収集し,ひとりで

 はできないが,みんなの力を結集し,理科授業がしゃすくて,本質にせまり,ムリ・ム

 ダ・ムラがなく,楽しく有意義におもしろくなるようなききめあるものを秩序づけし体

 系化している。

(2)

○理科授業則確立のためには,理科授業にとって現時点で共通の財産ともなっている常識  的なことを大切にし,理科教育の本質e子どもの科学概念や科学の方法の身のつけ方・

 教科学習の問題点など明確化し,資料収集をし,これを秩序づけし,体系化しつづけな  ければならないであろう。

 そして,理科授業則確立のために基礎資料として収集したものを,次のようにして,秩 序づけし,体系化してみてはと考える。つまり,理科授業をするために,どうしても研究 しなくてはならないもの(理科授業要素)を究明し,結局,次の6つの理科授業要素にま とめる。①計璽研究②評価研究③教材醗究④過程研究⑤技術研究⑥施設研究の6つの中に 理科授業則になる「ききめあるもの」としての基礎資料を分類整理し,秩序づけし,体系 化する。さらに,現時点で,理科授業として「ききめあるもの」の発見に努め,これらを 6つのどれかに位羅づけ,関係づけ意味づけ,まとめることによって,できあがったもの は,現時点での理科授業則として体系化されたもののひとつとすることができよう。

  ○理科授業則を体系化するためには,理科授業をするにあたり,どうしても研究しなけれ    ばならない要素をつかみ,この要素を焦点にして,まとめ,関係づけ,意門づけし,

   「理科授業」にとって「ぎきめあるもの」の発見に努める。

注これからの論は,こと新しいことではなく,わかりきったことであるが,理科授業則という立場

 から理科授業を構造化し,理科授業にあたって研究のしどころをおさえたものである。従って,文  献は多数になりすぎ,ここに記すことを略す。

§2.理科授業要素

 授業の計画をし授業実践をする。研究としては,①授業の前に,どのような理科授業を するかの計画研究をする。そして,授業実践については,次のような研究をする。②どう 変容したとき目標が達成されたかをどう評価するかの評価研究をする。③どのような教材 で理科授業をするかの教材研究をする。④どのような過程で理科授業をするかの過程研究 をする。⑤どのような技術で理科授業をするかの技術研究をする。⑥どういう施設(環境

e設備・準備物)のもとで理科授業をするかの施設研究をする。

 こうした①②③④⑤⑥の研究は,どうしてもやらなければならないであろう。この①か

ら⑥を理科授業要素とし,それぞれの研究内容やその本質を明確化しながら,理科授業則

を確立したい。このことを表に示すと,次のようにもいえるだろう。

(3)

久賀谷;理科授業則の研究(1)

研究分類 u庸『『究丁零閲…一

(授業要素)i(授業要素の研究項Ei)

51

  研究の基本(本質)的な内容

(理科授業要素についての研究の本質的なもの)

①計 j雛郷究…

・理科教育の方向を明確化する

。学習の基礎となり基本となるものの明確化

②評価研究

。絶対評価の研究

。相対評価の研究

。自己評価の研究

・教師の評価の研究

。相互相価の研究

1.児切図どうより分け・どう学習をうながすか lo学習欝の蘇をどう確かめるカ を明靴する

 。児童生徒の経験,能力,疑問などの変容の明確化       E

②教材研究}

       E

…翻の教材化の瑚・璽的概念・科学的方法を明靴する

.索材そのものの研判.学醗験をどう拡大深化するかを嚇化する

④過程研究

 。臼標の研究

叢論噺究

 。生理の研究  。教材特性の研究  ・単位時間基本過程  ○生活の研究

。児童の思考や追求の方法の明確化

.①聴②鷹塑④教材特性騨位時間の

過程⑥生活から入ってどう生活へもどすかの6つ1        

について合わせた流れを具体化する      i

⑤技術研究

。理科特有の技術研究i       I

。一 ハ指導技術の研究{

・統一的内容の関連をふまえ,対話。実験観察など をどうするか明確化し,実際化のため練習する

⑥施編欝欝究i

___1..覗科鰍設備卵例

・地域の実態をふまえ,学習に必要な教材化された ものをどう具体物として具体化するか究明もし,

実際化に努める。

 §3.理科授業の構造e研究要素

 理科授業にも構造があり,研究のキーポイントがあり,研究要素のキーワーードをおさえ ておく必要があろう。

 理科授:業の構造は,次のようにとらえたい。

「…①廼…「

….….④工程__i

 ①理科授業について計画する。②このような子に したいという鼠標とそれに達したかどうかを評価す る。③どのような教材で教育するか。④その教材をど のような過程で,⑤どのような技術で,⑥どのような 施設で授業するかの,以上6つの授業要素から,理科 授業は構成されていると考えられる。

 記憶研究にいっては,次のようにとらえたい。

 計画研究にあたっては,評価。教材・過程・技術・施設を 研究要素とし,それぞれを研究のキーポイントとし研究のキ

    ①評価一一一      ?

⑨教材← 計画 →⑤施設

L③臨盛術」

(4)

一ワードとし,計画をたて理科授業にあたる。

 評価研究にあたっては,次のようにとらえたい。

   1一一一.一.一①絶対評価…一」    評価研究にあたっては・個人の軌跡をつかむ絶対

   i ↑ i 舗と全体における鰍のイ蝋づけの欄評脚了ill・

 ②相対評価← 評価 →⑤相互評価

   {/ \1 猛する・そして・鮒湘ヌ寸の評胸それぞれを

   ③自己評価一一④教師の評価   自己評価し,教師により評価され,教師・児童生徒

間の相互評価をする研究をする。

 教材研究・過程研究。技術研究。施設研究についても,同様のことがいえるが,くわし くは以下の項で述べるので,研究のキーポイント・研究のキーワードだけ,次に図示して

みる。

 教材研究のキーワード・キーポイント      ①事物現象一一一

  ↓ T  l

        ②素材← 教材  →⑤教材設定

L蜘一δ轍↑

過程研究のキーワード。キーポイント

   に郷「 (㌃総鍵寛齢鯉嶽∵灘

②教

ヒ←過程→⑤騨  ようなことがレ えよう・

   } /    \ i      i一一一…①創造一一一.一.、

 ③心理・生理一④基本型       1   ↑    i        ②保守← 昌標 →④統制

      }    ↓    1

      ミ

      」一一③選別一一一

技術研究のキーワード・キーポイント    ニ①タイ↑ミング「

②バランス← 技術→⑤集申性

   {      i

   l 〆   \ }  ③リラックス  ④琴ズム

施設研究のキーワード。キーポイント

  i①真結化1

②能率化← 施設 →⑤情操化

  1/ \1

 ③簡易化一一一…④大型化

(5)

久賀谷:理科授業則の研究ω

53

§4.計画 研 究

 授業をするに当り,年間計画・月計画(月案)・週計醐(週案)・学習指導案が立てら れ,これに基づいて行なわれる。これらの計画は勿論学習指導要領に基づく。

学習指導要領→年間計画→月計画→週計画→学習指導案→授業実践

 ここで,計画であるから未来の予測なくしてはできない。したがって,計画には,「①

    予蓼1膨一 筆藏蹴手短雛海鼠ll誤鶯賑鱒携

    計画   i

   / 焔 う・私たちは・壁間・噛三問,ある予測のもとに・学習

予測誤差一一一一予測算出法   指導案という単位時闘の教育計画をたてて授業を実践して いる。学習指導要領をモデル値として,教師自身の専門的判断によって計画し,授業を進 めている。この場合,教師はいかなる予測式に基づき計画をたてているか反省する必要が

あろう。

 とにかく,誰でも,何か予測し,それをやってうまくいったり,まずくいったりしてい るのだから,そこから生れる予測式を考えたいものである。ねらい(目標)の分析,ねら い達成のための内容(教材)と,どういう方法(過程・技術。施設)でするかの分析が求   、..①評価__1   められる・ねらい(目標)が達成されたとき,子どもはど

  1・  U T r一  l

  i      i    う変容していればよいか,また,どうそれをとらえるかの

 ②教材← 計画 →⑤施設

  i/ 扇  評肋分析も腰である・つまり躁科授業の鐡につい

  ③過程一一一一④技術   ての評価・教材・過程・技術・施設のそれぞれについて研 究し,結果の予測をし,計画の研究をしなければならないであろう。

 しかも,結果には意図できる結果と,意図できない結果があり,後者は無限にあるので 予測式をどうたてようが,完全にはいかないだろう。従って,計画は未来に関することだ から,破壊の勇気,訂正の勇気をもって実際化することも望ましいといえよう。とはいっ ても,できれば,計画通りにいくことが正しいことであろう。

 私たちは,未来に関するこの計画研究について,学習指導要領の徹底的な研究をし,理 科教育の方向をつかみ,学習の基礎となり,基本となるものを明確化し,うけとめ方にア

イデアをもって望み,単元構成し,本時構成をし,学習指導案を作成したいものである。

関連性

ま り

1

まとまり2 関連性 まとまり3

一 一一一一一一一一一一一一一一一一

関連性 まとまり4

一 一一〉

関連性 まとまり5

関連性 まとまり6…

→方向性 順序性

!(酬生)

(6)

 そして,ここで強調したいことは,授業の①方向性・②まとまり・③順序性(配列性)

④関連性について,留意し計画したいものである。つまり,①方向性(本質・基本・核心

・目標・主軸)を明確化する。②まとまり(科学の方法を通して科学の概念を得るまとま り) (問題意識・問題解決。単元構造・本態構造・分節構造)を創造する。③順序性(わ かり,身につき,役立てられ,価値志向性をもち,「ああ,そうかなるほど」と共明・感 動・興奮などがわく)をつける。④関連性(先行経験・自己評価・教師の評価e相互評価)

を電視する。

§5.評価研究

一一一 @アイデアの探究←一一

↓  理

②アイデアの  ふるいわけ    

⑧教育的評価

   ,

④理科授業的  評   価

科授業研究開発サイクル

⑧学習指導  要  領

  丁

⑦理科授業  実  践

  丁

⑥砺究授業

     一一.. ⑤騰箭究開発コ

 子どもが,現在このように育ち,このような興味,このような学力e性向であることの みにとらわれず,子どもをこのような学力e性向が大切だと方向づけてしまう。未来への 方向づけe目標づけを強調した確かな教育をしたい。

 このために,どうしても,評価研究をし,変容したい姿・方向づけ・目標づけた姿をつ かみたい。従って,理科教育についての,①アイディアの探究をし,②これをふるいわけ し,③ふるいわけしたアイディアの教育的意義を吟味し,④さらに,理科授業に生かせる かどうか考え,⑤これを研究開発し,⑥研究授業をし,⑦実践し,⑧学習指導要領改訂へ と進めたい。こうしてできた学習指導要領にさらにアイディアを探究するというサイクル があると考えるわけである。この研究開発サイクルのくりかえしにより,子どもを育てる 要因や子どもの方向づけるべき姿がはっきりするし,具体的実践ができると考る。

    「一一一一①絶率瓢一  さて・評価についての内容と撤続的に研     1       適するとすると①絶対評価②相対評価③自己評価

  ②相対評価← 評価 →⑤相互評価

    i/ \} ④教師の評価⑤髄諦iの5つの評禰究麟が

  ③自己評価一一一④教師の評価   あると考えられる。

 絶対評価は,その子が剛票をどれだけ達成したかをはかり,個人の成長ぶりを表現でき

(7)

久賀谷:理科授業則の研究(1> 55

る。つまり,人間的図書実現の闘標に対して,全体の中の位置づけはっかみにくいが子ど も自身の軌跡をつかめる。

 相対評価は,その子がクラスでどの位置にあるかをはかり,全体の中の位置づけがっか める。評価の客観性はあるが,個人の努力や熱意はつかみにくい。他人を追越さなくては 評価の対象とはならない。つまり,子どもの,人間的価値実現の目標に対して,個人の軌 跡・自己の進歩はわかりにくいが,全体の中のどんな位概づけにいるかをつかめる。

 こうした,相対。絶対評価を子どもにするとともに,教師が,主体的に自己の教育活動 は目標実現に対してどんな位置にあるかも評価することも評価研究に含まれる。つまり,

教育とは,人間の行動のパターンを変えるはたらきである。ことを強調し,教育測定では なく,教育評価を大切にする研究を重要視しているわけである。

 そして,絶対評価にしても,相対評価にしても,子ども自身による自己評価,教師によ る教師の評価,友人・教師・自己による相互評価を大切にする。この姿の中には,知的も の,知能的もののみ重視しないで,全人的こと,「よし,いいことならどんどんやろう。」

というような情意も大切にし,教育評師の実践のヨ三!{!想像の実際化がなければならないであ

ろう。

 とかく,相対評価のみにかたよったり,教師の評緬のみかたよって,自己評価,相互評 価,絶対評価をおろそかにしがちであると:考える。5つの評価のキーワード・キーポイン

トを大切に,もれなく実践と研究を進めていきたい。

§6.教材 研究

   一一①事物現象一一     理科授業において・教材は・はじめ,形。重さな

       ↑ } どSつたもの,つまり瞭獺象力・とりあげられ

 ②素M〈一一 教材 一・⑤教材設定

   l        l   る。そして,いくつかの事物現象について研究した

   v x,,i

  ③教材化  一④構造化   ものから,実際に理科授業にとり入れようとし,と りあげられたもの②素材といっている。次に,このとりあげられた素材は,他の素材と発 展的系統的に位置づけられる。この素材の位置づけを③教材化といっている。この教材化

された素材について,子どものみ方。考え方・扱い方などの教育目標の具体策や組織づけ をすることを④構造化といっている。こうして,構造化された素材は,教材として設定さ れる。つまり⑤教材設定をする。

 このように考えてくるとき,教師は,事物現象の研究,つまり,自然科学者としての研

究を必要とするし,事物現象から具体的に教育に何をとりだすかの素材研究もせねばなら

ない。そして,素材の系統化発展化をする教材化の研究もせねばならないし,教材という

(8)

からには,断片的知識のまとまりでなく,次から次へと発展し,信頼できる先行経験とし て,役立つものとならせるよう教材構造化をはからなければならない。そして,構造化さ

        「このようなものを教えれば,ききめがあって,

をするという教材」の本質内容と具体内容を考えると,⑥を研究しようが,④を研究しよ うが,①から⑦までを問題としなくてはならないことになる。

 従って,①の学校教育内容の研究では,学習指導要領のうけとめ方が大切な決めてとな り,⑦の分節内容では,どのようなもの(素材)を組み合せ,どのような現象(素材)を        とるかの研究をせねばならないが,ここでは何をまとめ,意味づ

   i一.・一一現象……・

   i  i け潤連させ,方向づけるかの具㈱勺教育腰が決め手となる。

   ミ       ミ

  もの   もの  とにかく,理科の場合,教材は,かならず2つ以上のもの(素材)

の組み合わせとそこから生ずる現象から構造化されるが,これらの組み合わせるものをど うえらぶかは,①②③④⑤⑥とながれる基本的・本質的内容を基準にし,削除されたり補 助されたりして決められる。⑦は⑦だけで構造化されない。①についても②③④⑤⑥につ いても同じことが言えよう。

 私たちは,教材研究を重視する。しかし,教材は,子どもを,自然を知っているもの知 りの子にするためのものではない。自然を知ることのできるききめある先行経験としての 働きある信頼できるものの選択にある。科学の概念と科学の方法の本質にせまる「方向 性」をもち,科学の方法によって科学の概念を得るという「まとまり」をつくり,真に子

どもがわかり,身につけ,役立てられ,なるほどおもしろい,もっとやろういうような

「順序性」「関連性」が尊重された教材としたい。

      ① 学校

    「卿容 1

  ②教科内容←   →⑦分節内容

    1 難 t

  ③麟容一四一(躰時内容

    1/ x i

  ④単元内容  一一⑤題材内容 する。しかし,

れ,素材がはっきり授業実践に位概づけられれば,

それは教材であるから,私たち教師は,教材の構造 化に努力している。

 そこで,構造化の層①から⑦までのようなまとま りをつけ,実際の研究の出発点,研究の実際は,④

⑤⑥⑦とし,主として⑥の本心内容の構造化に努力       よい刺戟をし,よい反応

まとまり !囲!

 一 関連牲

関連性 まとまりi

  判_方陣

        順序性

子どもの実態・地域の特質・社会の要求を問題として精選化する教材研究の方向でありた

い。

方向性については,学習

指導要領を問題として構

造化し,まとまりe関連

性・順序性については,

(9)

      久賀谷:理科授業則の研究(i>         57

§7.過程研究

      保守・創造・選別。統制  (知識・概念・能力)

(素材構造における教材の位置づけをおさえたもの)     (溶解聾皇蓄董講述)

       1  ④生理   」

(判断。推理・概念構成の思考三イ乍用をふまえたもの) 脳の発達鵬

 過程とは,前提から結論にいたるすじみちである。前提は,自然の事物現象であり,結 論として得るものは,創造力・保守力。選別力・統制力の基礎をなす知識・概念・能力。

態度である。理科授業では,すじみち(過程)でこれら4つをつけるための科学の方法を みにつけさせ結論においてこれら4つのための科学の概念を得させる。つまり,科学の方 法で科学の概念を得させている。

 そこで,これら4つの力がより望ましく育てられるためには,「①目標・②教材特性・

③心理・④生理・⑤単位時間の基本過程・⑥子どもの生活から入って生活にもどす」とい うような6つに合わせた過程をとる必要があろう。そして,過程が最も理科的であるため には,前提として,子どもに与えられる自然の事物現象の素材構造は明確なものが必要で あろう。そうでないと,子どもが,「はてな,ああではないか,こうではないか。ああ,わ かった。」 という自然の事物現象に対する子どもの思考・認識のはたらきの結果得る結論 を教師が明確に評価できない。したがって,最後に教えるべき,正しい結論,それにいた る過程の望ましいいくつかを認めることができず,ただ,子どもの活動だけあって,指導 がないことになりやすくなるからである。

 そこで,過程でとりあつかう素材については,現在までの科学研究の成果を体系づけし 教材として構造づけられ,その上で教材特性をつかみ,これに合わせた過程となるように する。そして,私たちが,理科授業として過程を考えるとき,「問題解決の過程=科学の 方法の過程=探究の過程」を大切にしたい。つまり調べる。探究する過程を大切にしたい。

 こう考えるとき,この探究の過程は,次の2つに大別できよう。

 ①問題をつかむ→②仮説(予想)をたてる→③実証(検証)する→答えを出す

 ①試行錯誤する→②発見しわかる

(10)

 つまり,予想し→実証するタイプと,試行錯誤し→発見するタイプに分けられよう。教 育では,前者の立場が優先する。

まとまり雀(分節構造)

関描

つ ↓ もり⁝    をま⁝     題と⁝ 問ま⁝ ① ︸

酬糀たヨ

  るまとまりi関

        

翻…}へ→纏

③実証する

 まとまり

      関

凹…一 ィ隣 墜覇関

一一一 ィ漣

    

   1性

次の問題をも つまとまりへ

     …→教材の方向性

順序性

1(問題→予想→実証→答:え)

(注)。まとまり1について説明すると,上図のように,さらに,問題をもつまとまり,

   予想をたてるまとまり,実証するまとまり,答:えを出すまとまりとなっている。

lmu1

g m

まと P釧等 分購灘1

 まとまり

  2

連」 一一一一一t

 i

ぽとまり

 i 3 ww h

関連性

 ↓

→ d

杢墜弓造. s

本時構造

Ll 引時構造

→方向性 順序性

1−wwme.

(注)単元をいくつのまとまりにするかは,子どもの実態や地域性などにより,教師に   より異なるし,本時構造にまとまりをいくつにするかも,教師によってちがう。

 特に④の答えをだす(まとめる・意味づける・関係づける)には留意したい。次の問題 につなぐ大切なところであり,本質の方向化をはずさないようにしなければならないか ら。さらに,科学の方法としては,次の3つの事項に留意したい。

①科学的操作(メスシリンダーe温度計などの基本操作ができる)

②一法

③一丁訪法

 これらの科学的操作・科学的実験方法・科学的概念修得方法に従った過程であるか,た えず吟味していきたい。

§8.技術研究

 なにごとによらず技術というものは,頭で受け入れただけではだめで,それが本当に心

で受けとめられ,血となり肉となって身について,ひとりでにでてくるものでなければな

(11)

久1賀谷:理科授業則の研究(1) 59

らない。従って,授業技術も,一朝一夕では身につけられるものではなく,やっているう ちに,おのずと得ることができるといえるものである。しかし,教育工学の出現はこの問 題に新しい意義や問題を提起していよう。

 技術研究では,特に次の7つに留意し,探究し熟練する必要があろう。

①基礎としての能力や経験がある。(レディネス)        コンピューター一化

       ・

②理解嚥囲内で渉渉積腫ねる・(スモ}ノステップ) @一→頭脳「

欝灘㌍議糠膿::で;ζ;二:  筑↓

      五感←一一手足

⑤正否の即時確認をする。(フィードバック)       ↓     ↓

      フィードバッ 省力機械化

⑥自己のペースに基づく。(自己ペース)        ク・制御化

⑦自己の歩みを計画と実際とににらみあわせ反省する。(自己反省)

 技術の探究や熟練にあたっては,頭脳e手足e五感をどう働らかせるかの工夫であろう そして,頭脳はコンピューターの助けをかり,手足は,省力機械化をはかり,五感は,フ

ィードバック・制御化に進み,①レディネス・②スモールステップ・③プログラム④ドゥ ィング・⑤フィードバック⑥自己ペース⑦自己反省の研究が,綜合的に研究され技術力は 高められるであろう。

 また,動作としては,次の5つに留意する必要があろう。

1(警ム「

  } 動 1

②バランス←   →⑤集中性

  1 作 l

  l/ Xta l

③リラツクスー一④タイミング

①学習(指導)動作と学習(指導)動作にリズムがある。

②学習(指導)動作間にバランスがある。

③次の学習(指導)動作は,前の学習動作のリラックス

 となる。

④考える,話し合う等にふさわしい動作になるよう,タ  イミング化をはかる。

⑤集中化した学習(指導)動作となるようにする。

以上のようなことが,技術研究の根底にあって,理科授業において,特に強調したいこ とに,次の2つのことがあげられよう。

 ①忘れることのできない事物現象のイメージ化につとめる。

1②わかり,身につき,役立てられるような事物現象の概括ができる。

L

 そして,納得・助言・発問を大切にし,科学の実証方法としての科学的操作 科学的実

験方法 科学的概念習得方法の訓練ができるよう留意していきたい。そのため,発問・助

(12)

言の分類をし,それぞれのあるべき技術を探究しつつ進めたい。発問。助言は内容から次 の9つに分類できると考える。

i      「証こをみせましよう」

{     驕べてみましよう」

i     「みてみましよう」

I

I−m一一nv−tTthnv−itt−tmmt

特に,理科授業においては,「①誘導②確認③質疑④うなづき」を大切にしていきたい。

 §9.施 設 研 究

      学習指導の内容を豊富にし,効果を高めるために使

    「④酬i 用されている物を一般に次のような言葉で述べられて

  ②能率化一e一・一施設 →⑤情操化

    i/ \i いる・鰍㊥設備徽材轍具㊥資料嘆験器具喋

   ③簡易化   一④大型化  晶・計測器・用具等である。ここでは,これら研究を まとめて,施設研究ということばでまとめてみた。つまり,「学習指導を効果的におこな うために役立てられる物のすべて」をさし,施設ということばで,それらのことは,すべ て含むことに概念規定したわけである。従って,次の5つの条件が必要であろう。

1

 ①日払に合っていて学習に直結する。(直結化)

,②科学の方法の修得。観察・実験が能率的にできる。(能率化)

i玉髄が騨で安全性があり,罪なしくみで腱法則がみ鍵やすい。(簡易化)

 ④全身でぶつかり,児童生徒に興味関心を高められ,確かめられ学べる。(大型化)

1⑤保靴整備がしゃすく遭かな欄を養うことができる.(情操化)

 さらに,施設は,いろいろに分類できるが,常に児童生徒が活用できる状態に分類して おく必要がある。必要に応じ,いつでも施設の機能が果せるようにしておかなければなら   一.__保管__1  ない。そこで・施設の・保管・整理・分類の3つは・有機的関係

        P・おいて考えられねばならない・施設の贈・当っては湘時

  整備一  分類  に,誰でも取出せる分類をし,整理されていなければならない。

(13)

久賀谷:理科授業則の研究(1) 61

このように考えるとき,施設の分類は,次のようにも分けられる。

「単元別分類・領域別分類・学年別分類・理科教育振興法の規準による分類」というよう

に。

 さて,施設研究をするにあたり,忘れてならないことは,なんといっても,理科室と理 科準備室と科学的自然環境作りとの関係であろう。分類され,保管され,整備されたもの が,準備室に管理されており,理科室で,理科の授業をすれば,教室でするより,自ず と,理科らしい授業ができてしまう物的効果のあるところ,としなければならないであろ う。さらに,理科に関心をもち,調査し,研究し,観察してしまう「科学的環境作り」を せねばならない。

 科学的環境作りとしては,次の4点に留意する必要があろう。

①予備実験が,いっでも,だれでもたやすくできる場がある。

 ・流し台・水道・工具・電気施設・予備実験箱・薬品等が整備されている。

②科学する心を呼びおこす施設がある。

 ・五感に訴える大型標本・生態が比較観察できる生物観察場の施設がある。

 ・図鑑類・標本・研究物等が整備されている。

 ・物理。化学コーナーがある。

③飼育今津施設が学習と直結している。

 ・生物コーナーがある。

④観測の定着化を容易にする天文・気象センターがある。

 ・気象観測露場・岩石園がある。

 このように考えてくると,理科の施設研究は,金と人と時間の関係において言うはやさ しいが,実際化はむずかしい。しかし,理科の授業との関係において,考察し,実践し,

理論づけし,体系化するなら,現在のような迷いから解放されると考える。

(14)

§10.実践例

(D 計画研究の実践例 学習指導案の研究         〔コwイド化一→とける〕

      第2学年3組理科学習指導案   指導者  久賀谷  泉

 単元せっけんのとけ方

 罵   標 ○せっけんが水に溶けると,せっけんの形が見えなくなったり,水の様子が変わ         つたりすることを理解させる。

       ○物が水に溶ける速さは,水の暖かさや物の大きさなどによって違うことを理解         させる。

 指導の計画  第1次 せっけんの水の溶ける様子・………・…・1時間(本時)

 (4時間)  第2次 せっけんを速く溶かす条件・・………・…2時闘        第3次 しゃぼん玉づくり・・………・………硝寺問

 関   連  隣接学年 1年「はなやみのしる」 3年「ほうさんのとけ方」

 本四の指導

  (1)Ell標 ○水の中にせっけんを入れると,せっけんは形がかわり,水の様子が変わること

        を理解させる。

       ○せっけんのとけた水は,水とちがって,白く,ぬるぬるして,においがあり,

        あわだちよいことを理解させる。

  (2)資料・準備 せっけん,ビーカー,わりばし,糸等

  (3)展 開

ね  ら い

学習 内 容 と 活動

留  意  事  項

○水の中にせっけん  を入れると,せつ  けんは形がかわり  水の様子が変わる

 ことがわかる。

○せっけんのとけた  水は,普通の水と  色,におい,手ざ

わりなどが違うこ1

とがわかる。

1.せっけんを水の申につるしたらどう  なるか調べる。

。予想する。

 ・水の中につるす。

・形が変わる。水の様子が変わること

 がわかる。

2.せっけんのとけた水と普通の水とは  どう違うか調べる。

,・

¥想する。

 ・白い・ぬるぬる。におい・あわだち  などを観察する。

e色。手ざわりなどちがうことがわか

 る。

3.本時のまとめと次時について知る。

1・生活経験からの多面的な分析l

i をさせる。

 ・水とせっけんの色,においな i ど意識させ予想させる。

 。実験臼的から量を意識させる。

1。 ホ象を水とせっけん紛糖

 観点を色・大きさ・におい等に

 分析して多面的に見させる。

…e形鍍化と水絶の変化姻

… 果関係として見させる。

       

∵変化するときの時聯識さi lせる. ⁝

1         }

一 _ …_』  ..[!

(15)

(2)

本時構造

単元構造の実践例

  l

 /

問1

と瀦りまま

関連性

問2

方向性 順序性

本時構造

半時構造

単元構造

半時構造

関連性 問31 分節順序性

構造

関連性 問41

  ,

関連性

キまとまり とまり ﹁一剥翻ーー﹂

問5

関連牲

問 6

まとまり

関連牲

問 7

関連性

問 8

まとふま酒ソ

単元の関連性 方向性

 久賀谷:理科授業則の研究ω      63  2年 せっけんのとけ方(43年小学校学習指導要領に基づく)

副聡∴ll∵擁1蒐篠李

   /問題3

第2時1↓

   糊題4    L

単元構造

   {闘題5

   L

第3時P

   l

   問題6

   k

   岬題7

   1

   1i

鵜融8

    s

せっけんを半分だけ水につけ〕

たらどうなるか。

せっけんをはやくとかすには

どうしたらいいか。

粉にしたせっけんを湯と水に

入れて,とけるはやさを比べ第2次

たい。ビーカーに湯はどれだ け入れたらよいか。せっけん はどれだけ入れたらよいか。

せっけんを水に入れたとき,

かきまわしたときと,かきま わさないときとどうちがうか!

大きなしゃぼん玉のできるせ1 つけん水は,水の中にせっけ んを入れた量に関係するか。

       第3次

せっけんを速 く溶かす条件

しゃぼん皮づ

くり

1戦構造は課究の過程饗塑盈こと力糊である・

(16)

(5)学習指導案の「学習内容と活動」の計画の背景

学習指導案の「本時の指導」の(3)展開の「学習内容と活動」の1,2はまとまり1・まとまり2を示す。

。科学の方法により科学の概念を修得する。

まとまり1

 分  節

 構  造

  1・1せっけんを水の中につる 測したらどうなるか調べる・

覆0予想する・

・本手9水卿につるす・

購.髪携セ齢響が

構呈 三士

。「せっけんを水の中につるしたらどうなるか」

を調べる(探究する)ことを通して科学の方法  ・科学の概念を得させるまとまりである。

         vl

       。本時で得させる具       体的科学の概念

①問題をもつ}

↓まとまり i

②←③←

予ま 実ま 想と 証と すま すま るり るり

        かわり詠の嗣

鐙二一レ示欝こと

エ  へiO水の中にせつけ

!んを入れると,

iせっけんは形が

単 元

・科学の方法の過程(調べる・探究する)

・特に実証するのところで科学の方法(科学的操作e科学的実 験方法・科学的概念修得方法)を抄う。

どにより自由

関連性⇒・④の答えを出すのまとまりのところで,発問・助言  の技術により,次の問題「せっけんのとけた水と普通の水と  はどうちがうか」主体的に探究したい。調べたいように工夫

 する。しかし,児童の実体により,まとまり3の問題へ行つ

 てまとまり2にもどってもよいという考え方である。

選ににれ

・師己わ

力教自な守がり養保力よず

・制にえ

力統入た︒造・友︐る創力りりい

︒別よよて ① ↑

わ な

が 方

的的的 操実概 作験念  方修  法得

 の

.尻

一さ

助 的 訳

学︒学見学法底︒科る科科科方徹る

・れ⑦⑦⑰がれ ②↑−一\

三 方

でせ

係さ関解︒

の理る

概︒分果量的る部結定学えととと科教体因性

︒を全原定

\ /1\

    2︒ にかえる↓

まとまり2・せっけんのとけた水と普通の水とはどう違うかを

 「調べる」または「探究する」ことをとうして,科学の方法  や科学の概念を得させる,まとまりである。

 せっけんのとけた水と普通の水とはど う違うか調べる。(調べる(探究する)

ことを通し,せっけんのとけた水は……

にとがわかるようにする)一一一→

・製する.   1

。白い・ぬるぬる・におい・あわだちな

 どを観察する。     1

・色・手ざわりなどちがうことがわかる。

ρせっけんのとけ

iた水は,普通の  水と,色,にお  い,手ざわりな

 どが違うことが

 わかる。

1

17J rm:Tr] 1

に教一化あっのメ括で

4てイ概切

のいの︒大︒こつ師ジがる

り性性性

 趣向連

ま順方関

O  O  ●  O

関連性・事物現象の提示のし方の工夫をする。

@  ・④の答えを出すまとまりの発問・助言を工夫する。

まとまり3・科学の方法により科学の概念を得るまとまりとす

@    る・  i

@        灘騰1鶏臓      ↓

・理科授業の実践にあたり,計画・評価。教材。過程・技術・施設の研究により,

「まと1

まり」「順序性」「方向性」「関連性」の具体化をはかり,教師はそれらのしっかりした

イメージ。概括化をし,進める。

1 i

(17)

久賀谷:理科授業則の研究(1)

65

(4)評価研究の実践例 〈43年学習指導要領2年せっけんのとけ方〉

⑦事物現象をもとに考える。(実証精神があるかどうか。)

④問題解決の過程を大切にする。(探究の過程を大切にする。)(科学的方法を通して科学  的概念を得させる。)(例えば,過程のひとつに「①問題をもつ ②予想仮設する ③実  証(検証)する ④答えを出す」というようなことがあろう。)(問題把握力・仮説力・

 実証精神。科学的概念)

⑰先行経験をもとに考える。(選別力・創造力・保守力・統制力)

㊥全体と部分,原因と結果・定性と定量の関係で理解する。 (科学的方法と科学的概念の i

 統一一)

 (抽象概念は具体と結びつけ,やさしく,わかりやすく統一し単純化の立場で理解する。)

子どもを⑦④⑰㊥の立場から変容がみられたかどうか,具体案と,実践力をつける。

⑧①例と水とのとける現象をみようとするh・。せっけんなら,障とける」「細

図櫛る髄もつてき働(ろう)を調べようとする.⑦鵬  …

i訓三際儲聯鴻も鵬:蹴譜讐{

 x   −P62の学習指導案についての一一一・・例一

(5) 教材研究の実践例

1指ゆせっけんと同じ形・餉「ろう」をみせ・これがせっけんであるかどうカ・拷えさせる・

教騨造化・水にとける h1イヒする○とける{馨難る

 /。手ざわり      ●汁の性質(水と対比で)(汁と水       溶けるも   溶かすも  の違い)

一一 一 フ(汁)  の(水)

      関係     ・

      (・色がつく。

!魚体(みかけの変化)

沿鼕aE変わる.・においがする・

  果物・花信茎の形を

→僑沖 1…1:膿讐奪訓一

!lなくなる. 日

      ・汁はこくも,うすくもできる。

と け る

①溶解する

②融解する

③コ霞イド化する

(④合金化する。)

・汁濃さ(汁と水のまぜ方,あぶりだしの色などで)

/ // ( {:驚識

      もとの汁のにおいや味がする。

廉物.花難の形がji→1.水にるよ,色・におい,べとべとなどない。

       }・紙に絵や字を書いたとき,水と汁ではちがう。

(18)

2年

 ・色・味

 ・におい  ・手ざわり

せっけんのとけかた

溶けるもの_____溶かすも

         1。せっけんの溶け溶(せっけんの粒。水の色の変わり方で)

       i 、量・シャボン玉で)

i    (せっけん)

}       関係

li・ e形がかわる

 i(形がなくなる。)

二。蒲紛

議わる噸1麟認り)

        i・においがする(におい。味)

        !・あわだちやすくする(形の変化)

 1。かきまぜるかかきまぜないか(麗搾操作)

総燃描罵か(粒の大きさ)

とける一一形がくずれる。量と速さの区別は意識できない。

 5年はうさんのとけかた (とける一量と速さの区別が意識できる。とうめい)

…__溶けるもの   溶かすも      1・色かわらない(見ただけではわからない)

     (ほうさん)麟の(陀。様子が変わるii e溶ける物の量で溶け方観る・

       :

       1・溶けているほう酸が,水温を下げる変化をさせると,折出量が変わ        i→1 る。(溶ける量の限度と温度の関係)

       ・石けんとの比較,(溶ける物の量で溶け方を見る)

       ・溶ける量を定量的にとらえる。(水の温度を変化させて)

      い折出したほう酸・残ったほう酸水

(19)

久賀谷:理科授業則の研究(1)

67  4年 食塩のとけ方    !・食塩の粒は決まった形をしている。。食塩はほう酸より水に溶け

     (食塩水)_ 一.wlるが諮け嚇よ限度がある・館は水の澱が変わっても溶け

       ・食塩水の濃さは,溶けている食塩と溶かす       1 る量:は変化がない。

    「溶けた現象「

}かわりなく諮1_順さ踵さの関係

 tける量の限度が「・濃さの限界とそれを越えた場合  1ある。      e食塩と食塩水の分離

 5年 水溶液の性質       1・気体にも水にとけるものがある。

      

      i。溶けたということを簾畷化以外にわからないか(砿水)

      !.かきまぜるのに捧でなく振る方法でもよいか。

6年 中和と生成物。金属の水溶液。混合水溶液

 (6) 技術研究の実践例

① 事物現象の提示のし方と発問・助言の工夫をし,子どもが,「せっけんを水の中につるしたらど うなるか。」を問題として把握し,興味関心をもって調べたい(探究したい)ように留意する。

② 学習指導案の「学習内容と活動」の「1,せっけんを水の中につるしたらどうなるか調べる。」

       一VVVv v の調べるとは探究すると同じ意味で,「問題をもつ→予想(仮説)する→実証(検証)する→答えを 出す。」の探究の過程を意味する。そして,この「答えを出す」のところでの発問と助言の工夫で,

「2,せっけんのとけた水と普通の水とはどう違うか調べる」という問題を主体的に探究(調べる)

したいようにする。

(20)

(7) 過程研究と実践例

単元構造

一探究の過程を重視する研究方向をとった。一

       一P62一の学習指導案について,

   (問題把握)せっけんを水の中につるしたらどうなるか。

}剛をま

壽L_

     とまり1 陣する。

     ・とける

L:Ln−I

 l

 i

 一2がる 性り子わ  ・ま様か 連と・  ・ま︒ 関をる ⁝嘗

﹃構造

性.

まとまり

二二

    ミ

..㌔陛

    ↓二時構造

        ミ      ミ

 i  l J

 i   l   1

 ヒ        ロ         

ir■0水の観察をする・煽子が変わる・

 ト         

L___._1

一丁一.ひき上げ指でさわる・駕1ナんの様子が変

 _」_,

L…(問題把握)せっけん水1よ,樋の水とどうちが        うか。

L__iL一一一,一,,...t.白くなる(水の色)

i   il   l ・ぬるぬるする(手ざわり)

i州矧:鵬瀦編塗)

(8)施設研究の実践例 「例2年せっけんのとけ方」

 ⑦理科教具(児童分だけのものを述べると)

①わりばし②③ T=茸晶二τ  }  一iL一・一.un−i

 100 ecビーカー一     IOO(XXビーーカー 300caビーカー

⑦理科学用晶

 。ノート…いつでも記録できるようひろげておく。

 ・教科書…机の中に入れておく。導入。終末に使う。

(P62の学習指導案について)

2 人 分

陰男名

IIIL一一 A 4人分i

数量、学級全量 

わりばし 糸

せっけん

せっけん水

ビーカー

1111竃6φ ︵∠︵∠︵∠ハ∠︵∠ムり 2︵∠n∠︵∠26

rmnv I

・鉛筆(けしごむ使用させない。)赤。黒,いつでも記録できるよう用意させておく。

・その他…ビニールふろしき,きれいなかわいたぞうきん,バケツ,やかんなど。

⑰ 理科施設設備

 2年3組教室(普通教室)机のならび方,

2人グループ,前向きなど。

自然の探究心を育てる施設でありたい。

参照

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【会長】

ふくしまフェアの開催店舗は確実に増えており、更なる福島ファンの獲得に向けて取り組んで まいります。..

○菊地会長 ありがとうござ います。. 私も見ましたけれども、 黒沼先生の感想ど おり、授業科目と してはより分かり

○東京理科大学橘川座長

○齋藤部会長 ありがとうございました。..

○堀江座長

ある架空のまちに見たてた地図があります。この地図には 10 ㎝角で区画があります。20

○杉山座長