• 検索結果がありません。

会社法の概要

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "会社法の概要"

Copied!
15
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

会社法の概要

その他のタイトル Outlines of the Company Law of Japan

著者 大橋 昭一

雑誌名 關西大學商學論集

巻 50

号 5

ページ 103‑116

発行年 2005‑12‑25

URL http://hdl.handle.net/10112/4680

(2)

[研究ノート】

会 社 法 の 概 要

大 橋 昭 一

まえがき

近年.企業経営の IT化・国際化が一段と進展し,それを反映して.ここ数年.毎年のよう に商法改正が行われてきた。それを集約するものとして.このたび会社法が制定された。「会 社法」およぴ付属の「会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」(整備法)は.本(2005) 726日公布され.来 (2006)51日施行の予定で準備が進んでいる。さらに会社法に 関連して.有限責任事業組合を新設する「有限責任事業組合契約に関する法律」(有限責任事業 組合法)が制定され,本年56日公布,本年81日施行済みである。

会社法は何よりも,これまで別々の法律として散在してきた会社法規を一本にまとめたとこ ろに特色があるが.同時にいくつかの点で従来の会社体制・法規定の改正を行っている。今後 の企業経営に重大な影響を与えるものであり.同法にたいする人びとの関心はかなり高い。と ころが,同法は全編979条,付属の整備法は528条という大部のもので,全体を掌握するのは容 易ではない。

本稿は.とりわけ商学部の学生諸君に.企業の中核をなす会社の機構と運営システムについ て概観的理解をもってもらう一助として.会社法の特徴的部分を簡潔にまとめたものである。

(以下カッコ内の条文数で断りのないものはすべて会社法のもの。また参考文献は末尾に一括して掲げ,

個々に典拠個所を示すのは割愛していることをお断りしておきたい)

ところで.会社法施行後わが国では,会社とよばれるものにはとにかく 6種あることになる。

どの業種でも可能な会社法上で規定されている株式会社.合名会社.合資会社.合同会社と.

保険業法に基づく相互会社と.会社法のもとで特例的に認められている有限会社(特例有限会社)

である。有限会社は会社法施行時既存のもののみで.新規には作れない。

このうち.会社法上で規定されている株式会社等 4社は会社法上の会社といっていいが,こ れらの会社の場合.そもそも会社はどのように定義されるものであろうか。この点について,

旧商法では.端的に「営利を目的とする社団法人(営利社団法人)」と規定していたが(旧商法 52条:旧有限会社法1条にも同様な規定がある).会社法ではこの規定はなくなり.「会社は法人 である」という規定しかないものとなった (3

(3)

104  関西大学商学論集 50巻第5 (2005年12

営利社団法人の規定は,もともと民法35条で営利法人について「営利を目的とする社団」と 規定しているところからきたもので,それがある限り会社法で規定することは不要ということ であろうが,営利性そのものについては有限責任事業組合法においてこの組合が「共同で営利 を目的とする事業を営むもの」と規定されていることが注目される(同法1

一方,社団(複数人の集団)という性格については,会社法641条で,持分会社(上記の会社 のうち合名会社・合資会社・合同会社をいう。詳しくは後述)についてであるが,会社の解散事由 として「社員(出資者)が欠けたとき」という 1項目があり,社員が1名ある限り会社は解散 にはならないことになっている。株式会社の解散事由にはこのようなことはあげられていない が , 要 す る に 出 資 者 が1人である一人(いちにん)会社も法的には可能とされており,今や 会社には社団という性格はないことになる。

いずれにしろ,会社法のもとでは株式会社でも最低資本金制度はなく,会社の実体はとらえ にくいものとなっている。今や会社とは, とにかく会社として登記されているもので,法律上 法人として扱われる営利事業体というほかはない。

I.会社法の全体的特徴点

会社法の内容面についての特徴は,同法制定に中心的に参画された江頭憲治郎氏(東大教授・

法制審議会会社法部会長)によると,次の6点にある。本稿も概ねこれにしたがって説明を進 める。

①有限会社を株式会社に統合一本化し,有限会社が廃止されたこと。これにともない株式会社,

とくに非公開会社(後述)の法規定が大幅に柔軟化し,株式会社が実に多様なものとなった こと。

②これに照応して,種々な点においてそれぞれの会社の自治(定款自治)で行いうる度合いや 範囲が拡大していること。例えば,株主にたいする利益配当等の会社利得の分配は剰余金配 当として一本化されたが,その規定はかなり自由化されている。

③これにいわば対応して,会社のガバナンス体制を強化するため,株式会社役員として会計参 与が新設されたこと。

④会社形態としては,有限会社に代わるものとして,出資者全員が有限責任社員である合同会 社が新設され,かつ,これと並行して有限責任事業組合が新設されて,人的能力に経営の主 軸をおく活力ある小規模経営の創出・育成が意図されていること。

⑤その一方,会社合併や持株会社形成による経営統合など組織再編がかなり自由化されたこと。

換言すれば,経営の巨大化が促進されるものとなっていること。

⑥これに照応して,逆に,企業買収等にたいする防衛措置についての法令上の整備がはかられ ていること。

(4)

II .有限会社の廃止•株式会社の多様化

(1)有限会社の廃止とその対応策

有限会社は,今日,法人企業の半数以上が有限会社であ るほど普及しているものであるが,会社法により廃止とな った。これは,これまでも本来は有限会社であるべき中小 企業で,株式会社を名乗っていたものがかなりあり(江頭 憲治郎氏によるとその数約100万社), この際中小企業を株式 会社から排除するのではなく,逆に,株式会社を中小企業 に適したものにしようとしたものである。

会社法施行の際有限会社であったものは,会社法の株式 会社規定が適用されるものとなったとはいえ,株式会社に 変更することもできるし,有限会社という名称で存続する

わが国法人企業数 法人形態 法人数 株式会社 1,048,920  有限会社 1,423,132  合名会社 7,848  合資会社 29,867  そ の 他 40,320  2,550,087  1. 2003630日現在。

2.その他には相互会社や医療法人 等を含む。

〔出所〕国税庁『税務統計から見た 法人企業の実態』 2004年版。

こともできる。この場合は法令上「特例有限会社」という扱いをうけて.いくつかの点で会社 法の適用をうけず,原則として旧来のままでやってゆける。例えば取締役の任期はこれまで 通り任期なしでいい(整備法3, 17,  18

(2)株式会社の多様化

一方.株式会社は中小企業をも前提としたものとなって.個人企業的な小規模企業から巨大 企業までも包括する実に多様なものとなった。旧来.株式会社は,原則として株式の譲渡が自 由で.かつ.証券取引所の発展とあいまって実際にも譲渡が簡単にできるようになっており.

会社経営を担当する取締役(または執行役)は.株主に限定できないなど出資と経営の分離が できる制度となっていて,一般大衆も投資がし易く.株式会社は本来.広く資本を集めて巨大 事業を運営するのに適した企業形態とされてきたが.今や法令上(いわゆる建て前)でもそう

とはいえないものとなった。会社法によると株式会社は.会社機関として最低.株主総会と 1 名の取締役があればいいもので.それに会社の規模(後述)と公開性(後述)のいかんによっ て必要とされる会社機関が別図のように9パターンもあるものとなった。

(3)会社規模(大会社と中小会社)

会社はその規模により大会社と中小会社に分けられる。この区分は.もともとは2002年の改 正商法特例法で始められたもので,そこでは3種に区分されていた。すなわち.資本金が5 円以上かまたは負債総額が200億円以上の大会社.資本金が1億円以上5億円未満で負債総額 200億円未満の中会社.資本金が1億円未満で負債総額が200億円未満の小会社。今回の会社

(5)

106  関西大学商学論集 50巻 第5 (200512

株式会社諸機関のパターン

パターン 適用可能会社

取締役 中小非公開

取締役+監査役 中小非公開

取締役+監査役+会計監査人 中小非公開 大非公開

取締役会+会計参与 中小非公開

取締役会+監査役 中小非公開・中小公開

取締役会+監査役+会計監査人 中小非公開・中小公開・大非公開

取締役会+監査役会 中小非公開・中小公開

取締役会+監査役会+会計監査人 中小非公開・中小公開・大非公開・大公開 取締役会+三委員会+会計監査人 中小非公開・中小公開・大非公開・大公開 1.中小非公開は「中小会社で非公開会社」.中小公開は「中小会社で公開会社」,大非

公開は「大会社で非公開会社」.大公開は「大会社で公開会社」。大会社・中小会社.

公開会社・非公開会社については後述。

2.三委員会は委員会設置会社のことで.後述。

3.株主総会はどの場合も必須。会計参与はどの場合も任意で設置可能。

4.取締役・監査役・会計参与・会計監査人はそれぞれ1名で可,取締役会・監査役会 ではそれが各 3 名以上。詳しくは後述の「取締役•取締役会」「監査役・監査役会」

をみられたい。

5.通常の大企業は多くが「取締役会+監査役会+会計監査人」のタイプ。

法 は こ の 基 準 を そ の ま ま 踏 襲 し て い る が た だ し 中 会 社 ・ 小 会 社 を 「 大 会 社 で な い も の 」 ( 中 小会社)と一括し,「資本金が5億 円 以 上 か ま た は 負 債 総 額 が200億 円 以 上 」 を も っ て 大 会 社 と 中 小 会 社 と に2分 さ れ る も の と し て い る (26

(4)公開性(公開会社と非公開会社)

公 開 性 と は , 株 主 が 自 己 所 有 株 式 を 他 人 に 譲 渡 す る に つ い て 会 社 の 承 認 を 必 要 と す る 度 合 い で , 公 開 会 社 は 発 行 株 式 の な か に 一 部 に し ろ 会 社 の 承 認 を 必 要 と し な い 譲 渡 自 由 な 株 式 が あ る 会 社 を い い , 非 公 開 会 社 ( 会 社 法 で は 「 公 開 会 社 で な い 会 社 」 と 表 記 ) は そ れ 以 外 の 会 社 , す な わ ち す べ て の 種 類 の 株 式 が 譲 渡 に つ い て 会 社 の 承 認 を 必 要 と す る 株 式 で あ る 会 社 ( 株 式 譲 渡 制 限 会 社 と も い う ) を い う 。 公 開 会 社 は 大 企 業 が 前 提 , 非 公 開 会 社 は 大 企 業 の100% 子 会 社 や 中 小 企業等が前提である。

皿株式会社の機関および役員等

(1)株 主 総 会

出 資 者 で あ る 株 主 の 集 ま り で , 必 置 機 関 で あ り , 会 社 の 最 高 決 定 機 関 で あ る 。 会 社 の 最 高 決 定機関ではあるが,取締役会のない会社と,それがある会社(取締役会設置会社:後述)とでは,

(6)

株主総会の決定権の範囲が違う。取締役会のない会社では,法令に反しない限り,原則として 会社のことを一切決定できるが,取締役会設置会社では,会社法ならびに定款で定められてい ることしか決定権がない (295

株主総会は年1回(定時総会)開催する必要があるほか,必要に応じていつでも開催できる(臨 時総会)。総会での議決権は11票が原則であるが,単元株制度がとられている場合には1 単元株1票で, 1単元未満の株式しか有しない株主には議決権がない。また,株式のなかには 議決権について制限のある株式(議決権制限株式)があることもある。

株主総会の決議方法には,決議事項のいかんにより異なる4種のものがある。① (議決権の ある)株主のもつ議決権を集計して過半数以上の者が出席し(定足数),出席者議決権の2分の 1以上の賛成で決する場合(通常決議:ただし定款で別の定めをすることができる),②上記と同 じ定足数(ただし定款で議決権の3分の1以上の株主の出席とすることができる)で.出席者議決 権の3分の 2以上の賛成で決する場合,③当該株主総会において議決権のある株主の半数以上 であって,当該株主の議決権の3分の 2以上の賛成で決する場合,④総株主の半数以上であっ て.総株主の議決権の4分の3以上の賛成で決する場合,である(309条)。②〜④は特別決議で.

特別決議に 3種あることになるが.なかでも②は該当事項も多く,本来の特別決議といってい いものである。以下本稿で特別決議という場合はすべてこれをさす。これに対し③は該当事項 3つのみ.④は1つのみで.非公開会社で株主の権利を変更するような定款変更を行う総会 決議の場合だけである。

また.株主総会のなかには.ある特定種類の株式(種類株式:後述)を所有する株主しか出 席できないもの(種類株主総会)もある。

(2) 取締役•取締役会(取締役会設置会社)

取締役は会社の経営・運営(法令では会社の業務執行という)にあたるもので会社役員(いわ ゆる重役)。株主総会で選出される。人数は1名以上で可。任期は原則として2年,ただし非 公開会社では定款でもって10年まで延長が可能 (332条)。公開会社では取締役は株主に限定で きない (331条)。取締役のなかから任意の数の者を代表取締役とすることができるが,代表取 締役をきめない場合は取締役各自が会社を代表する (349条)。旧来は代表取締役はどの株式会 社もおかなくてはならない必置機関であり,数人の代表取締役が共同して代表できるものであ ったが,取締役が1名だけの会社があることなどもあって代表取締役の必置性.共同代表取締 役制はなくなった。

こうした個々の取締役による運営体制にたいして,どのような株式会社でも,定款で定めれ ば,取締役を 3名以上おいて取締役会を作り,取締役会体制の会社(取締役会設置会社)とす ることができる (326, 331条)。かつ,株式会社のなかには,こうした取締役会を設置し取締役 会設置会社とすることが義務づけられているものがある。それは公開会社,監査役会設置会社

(7)

108  関西大学商学論集 第50巻第5 (2005年12

(後述).委員会設置会社(後述)である会社である (327

とにかく取締役会を設置した会社,すなわち取締役会設置会社(取締役会体制の会社)では,

例えば,株主総会で決定する事項のうち比較的多くのことを取締役会で決定しうるという大き な利点がある。これは.株主が膨大な数になる巨大な公開会社等では.経営の機動性からも必 須なことである。一方,業務執行等については必ず代表取締役をおき (362条).業務執行は 代表取締役と業務担当取締役(代表取締役以外で業務執行にあたることができる取締役:ただし業 務担当取締役は会社法上の用語ではない)とで担当することになっている (363条)。代表取締役と 業務担当取締役とをあわせて業務執行取締役という (215号)。なお,取締役会設置会社では.

非公開会社で会計参与設置会社(後述)であるものおよび監査役のおけない委員会設置会社以 外は,監査役(または監査役会)をおかなければならないという制約がある (327

このように.会社法のもとでは,株式会社の運営体制には.まず大別すると,取締役が個別 的で1名以上でいい方式と,取締役が3名以上で取締役会を設置しそれがかなりの権限をもっ て運営してゆく方式とがある。前者は旧有限会社でとられていたもので.有限会社タイプとい っていいものであり後者はこれまで株式会社であったものでとられていたもので,本来の株 式会社方式というべきものである。会社法では両者が併存するものとなっているが.内容的に は区別されうる。前者には中小企業的なものが多いことになるが.そこでは要するに株主総会 と少数の取締役で会社運営が行われる。後者には本来の株式会社といっていい大企業が多く.

旧来同様取締役会を中心に運営が行われる(ほかに委員会設置会社がある)。

なお.後述のように社外取締役が必要な場合があるが,いわゆる社外役員(社外重役)につ いての規定は,役員のいかんにより多少異なる。社外取締役の場合は,現在かつ過去において もその会社(子会社を含む)の業務執行取締役や執行役(後述)や従業員でなかった者をいう (2 15

また,通常会社では社長副社長執行役員など会社を代表しているような役職名を使用 しているものが多いが,これらの名称はそれぞれの会社が任意で使っているもので,法的に根 拠のある役職名ではない。表見代表取締役(または表見代表執行役)といわれるものであるが.

しかしこれらの名称の者が法令上正規の代表取締役(または代表執行役)でない場合においても.

それらの者の行為は会社を代表した者の行為として認められ.善意の第三者には抗弁できない (354,  421

(3)監査役・監査役会(監査役設置会社・監査役会設置会社)

監査役は,取締役と会計参与(会計参与設置会社の場合)の職務執行を監査するのが役割で(業 務監査と会計監査),会社役員。株主総会で選出される。ただし取締役会設置会社と会計監査人 設置会社以外は,監査役はおかなくてもいい。取締役会設置会社でも非公開会社で会計参与設 置会社であるものでは不要。委員会設置会社では監査委員会があるので,監査役はおくことが

(8)

できない。役割も,非公開会社であって,監査役会や会計監査人をおく必要のない会社では,

定款で定めれば,会計監査に限定できる(389条)。任期は原則として4年だが,非公開会社では,

定款で定めれば10年とすることができる (336条)。人数は 1名以上でいいが,大会社かつ公開 会社であるもの等では監査役会が必要で,人数は3名以上(うち半数以上は社外監査役)で,常 勤監査役が必要である (328, 335,  390

社外監査役とは,過去においてその会社(子会社を含む)の役員や従業員ではなかった者を いうが (216号),監査役はすべてその会社(子会社を含む)の取締役や従業員等を兼務するこ とができない (335

(4)会計参与(会計参与設置会社)

今回の会社法でできた株式会社の役員の1つで,取締役などと同様に株主総会で選出される。

ただし会計参与は必置機関ではなく,定款で定めればおける任意機関。しかも社外の公認会計 士(または監査法人)か税理士(または税理士法人)であることが必要。この場合社外とは現に その会社(子会社を含む)の役員や従業員でない者をいう (333条)。任務は取締役(または執行役)

と共同して貸借対照表などの計算書類を作成することで,いわば会計・経理担当役員。任期は 取締役同様原則として2年非公開会社では定款で定めれば10年まで延長が可能である。

(5)会計監査人(会計監査人設置会社)

会社の決算監査の担当者で,公認会計士(または監査法人)であることが必要。大会社・委 員会設置会社以外ではおく必要がない。会社役員ではないが,株主総会で選出される。会計監 査人設置会社では必ず監査役(または監査役会または監査委員会)があるので,両者は関係が深い。

ただし監査役(同様なものを含む)があると必ず会計監査人がいるとは限らない。会計監査人 の任期は1年だが, 自動継続が可能。職務上の義務違反があったときなどは監査役(同様なも のを含む)でも解任可能であるが,株主総会での報告が必要である (340

(6)委員会設置会社・執行役(前掲株式会社諸機関の図で「三委員会」と表記したもの)

株式会社で可能なトップマネジメント方式の1つで,会社の業務執行(経営)とその監督を 分離する制度として2002年導入され,今回の会社法でこの名称になったものである。まず,株 主総会で 3名以上の取締役が選出され,取締役会ができる。取締役会は経営の基本方針等をき めるが,その執行は 1名以上の執行役に一任し,その監督を行う。執行役の任免や職務分掌等 の決定はすべて取締役会が行う。執行役は会社役員で,取締役が兼任できるが,公開会社では 株主に限定できない (402条)。執行役のうち少なくとも 1名は代表執行役で,実際経営面等で は取締役会中心型会社の代表取締役に相応し,他は業務担当取締役に相応する。執行役会が作 られることがあるが,旧来の常務会等に相当する。

(9)

110  関西大学商学論集 50巻第5 (200512

一方,取締役レベルでは次の3委員会がそれぞれ3名以上の取締役でできる。ただし各委員 会とも社外取締役が半数以上必要である。なお, 3委員会相互で委員の兼任が可能であるから,

取締役は実際には全部でも最低3名あればいいことになる。 3委員会は,①取締役・会計参与

(存在する場合:本項では以下同様)の候補者をきめ株主総会に提案する指名委員会。②監査役 の役割をする監査委員会。③取締役・執行役・会計参与の報酬をきめる報酬委員会。監査役は ないが,監査委員会委員はその会社(子会社を含む)の執行役や業務執行取締役等を兼務でき ない。この方式では取締役,執行役,会計参与はともに例外的に任期は1年である (332, 334,  402

(7)特別取締役による取締役会の決議方式

これは2002年の改正商法特例法で導入された重要財産委員会が前身で,今回の会社法で名称 も変わったもの。取締役の多い巨大株式会社などでトップにおける意思決定の迅速化を図ろう とするものである。取締役が6人以上(うち社外取締役1名以上)いる取締役会設置会社で(委 員会設置会社を除く).あらかじめ3人以上の特別取締役を決めておき.取締役会の決定事項の うちでも最重要事項である重要財産の処分・譲り受けと多額の借財についての決定を.これら 特別取締役の決定に一任するものである (373

(8)役員の範囲について

株式会社の役員について,会社法では第2編「株式会社」第4章「機関」の第3節におい て「役員及び会計監査人の選任及び解任」という表題のもとに, 329条において「役員とは取 締役,会計参与及び監査役」という規定をしているが, しかしこれは,同条において続いて明 記 さ れ て い る よ う に 同 節 (329347条)と3714項および3943項にのみ妥当するもので,

端的にいえば株主総会で選任される役員のみをさすものである。執行役は同章第10節「委員会 及び執行役」 (400422条)に規定があり,上記329条の規定外ではあるが,役員であり,取締役 会で選任される役員と解される。

会社法ではさらに423条で,取締役・会計参与・監査役・執行役・会計監査人を一括して「役 員等」とよんでいる。ここで役員以外の者は誰をさすのか明白ではないが,会計監査人のみを さすものと理解される。ちなみに,執行役が法令上登場したのは2002年の改正商法特例法にお いてであったが,商法・会社法以外で法人ないし会社の役員を「役員」という用語のもとに規 定しているものには,例えば証券取引法2111号,独占禁止法23項,法人税法215 号,法人の役員処罰に関する法律(全文1条のみ)等があり, 2002年以降のそれぞれの条文で は執行役は取締役等とならんで法人もしくは会社の役員と明記されている。このうち証券取引 法の規定は.今回の会社法整備法により役員のなかに会計参与を加える変更がなされているが

(整備法180条),独占禁止法などのようにこの点でとくに修正がなされていないものもある。

(10)

(9)株式会社における責任追及等の訴え(株主代表訴訟)

これまで株主代表訴訟といわれてきたもので,会社役員等(ここでは,常時の者としては取締役,

執行役,会計参与,監査役,会計監査人をいう)が,例えば会社にたいして損害を与え,その賠 償責任を果していないような場合に,株主が会社に代わって責任を追及するもので, 6カ月以 上前から株主であった者(ただし非公開会社ではこの条件はなくなり,株主なら誰でも可)は, ま ずその責任追及の訴訟をおこすよう会社に請求し,会社が60日以内に訴訟をおこさない場合,

その株主は自ら会社のために訴訟をおこすことができる制度である。

ところがこれは,訴訟をおこした株主の財産権上の請求ではないとされているため,訴訟費 用が一律8,200円でいいこともあって (8476項,民事訴訟費用法42項),濫用されてきたきら いがあり,会社の利益を結局は損なうことになるような場合にも行われてきたところがあった。

今回の会社法ではこの制度の名称を「責任追及等の訴え」と変えるとともに実行方法等は大 筋でそのまま維持しつつ,提起できる場合に制限をつけている。すなわち,この責任追及等の 訴えは,当該株主もしくは第三者の不正な利益をはかるものや,当該会社に損害を与えること を目的とするものの場合には,これを提起することがきない旨を規定した (847

他方,会社合併や持株会社形成(後述)などにより,訴訟をおこした株主が裁判中にその会 社の株主ではなくなったような場合,これまでのところその株主は訴訟をつづける資格を失な った者(原告不適格)として裁判所から訴訟を却下されることが多かった。そこで今回の会社 法ではこの点について,株式交換,株式移転あるいは合併などで新設された親会社もしくは存 続会社の株主になったときなどには,裁判を継続する資格がある者(原告適格)と新しく規定

した (851

w. 株 式 会 社 の 設 立 と 財 務 の 進 展 過 程

(1)会社設立

株式会社の設立には1名以上の発起人が必要で.発起人が設立時に発行される株式の全部に ついて引き受けを行う発起設立と,発起人が一部の株式しか引き受けず残りを募集する募集設 立とがある (25条)。発起人も募集株式引受人も所定の期日までに払込金額を全額払い込む必要 がある(34, 208条)。最低資本金規定はなくなり,資本金は1円でもいい。ただし公開会社では,

定款で定めたその会社が発行できる株式総数のうち. 4分の1以上を会社設立時に発行する必 要がある (37条)。ちなみに2002年時限立法で可能になった株式会社・有限会社における「1 でも会社が作れる」ことにより設立された会社は1010社ほどといわれている。

(2)株式の種類(種類株式)

株式会社が発行できる株式には種々なものがあるが.会社法では次の9つの事項についてそ

(11)

112  関西大学商学論集 50巻第5 (2005年12

れぞれ内容の異なった複数の株式を発行できるとしている (108条)。この場合,各事項につい て内容が異なる複数株式を種類株式という。

①剰余金の配当(種類株式として,例えば通常の株式である普通株,それより一定の優先権がある 優先株,反対に劣位にある後配株または劣後株がありうる)

②残余財産の分配(剰余金配当同様に普通株,優先株,劣後株がありうる)

③株主総会での議決権の度合い(議決権に制限のある議決権制限株式かどうか)

④株式譲渡の自由性(譲渡について会社の承認を必要とする譲渡制限株式かどうか)

⑤会社にたいする株式取得(買取)の請求権(その権利がある取得請求権付株式かどうか)

⑥会社側で株式の取得ができるものかどうか(それができる取得条項付株式かどうか)

⑦会社側で当該種類の株式を全部取得できるものかどうか(それができる全部取得条項付株式か どうか)

⑧株主総会や取締役会等の決議に対して拒否権があるかどうか(株主総会や取締役会等の決議事 項のうち,当該種類株式所有者だけの株主総会(種類株主総会)を開いてその決議もないと有効に ならない拒否権付株式(いわゆる黄金株)かどうか)

⑨当該種類株主総会だけで取締役または監査役を選出する権利があるかどうか(そうした取締 役等選出権付株式かどうか)

これらの場合,譲渡制限株式,取得請求権付株式,取得条項付株式は全部の株式についてそ うすることもできる(種類株式ではないものとなる)。

またこれらの場合ある事項についての種類株式を,他の事項の種類株式と併せたものとす ることができるから,例えば拒否権付株式や取締役等選出権付株式を譲渡制限株式としておけ ば,その黄金性はさらに高まり,企業乗っ取りにたいする防衛策となる。上場企業でも一部の 株式を譲渡制限株式とすることができる。ただし黄金株は,上場企業では証券取引所によって 認められない方向にあると報じられている。さらに全部の株式を会社側で取得できる取得条 項付株式としておけば,万一のときかなり強力な乗っ取り防衛策になる。

(3)株 券

株券は本来株式を表章する有価証券として,旧来必ず発行しなくてはならないものであった 2004年不発行を原則とすることが認められ,会社法では定款で定めれば発行できるものと 規定されている (214条)。株券を発行する会社(株券発行会社)でも,単元未満株には株券を発 行しないことができる(整備法86条)。非公開会社では株主から請求のあるときまで株券を発行 しなくてもいい。逆に. どの会社においても株主から株券を所有しない旨申し出ることができ (215, 217

(12)

(4)増資(株式募集・新株発行)

増資は端的には資本金の増加であり,旧来は新株の発行とよばれていたものであるが,会社 法では新株は募集株式といわれ,増資は募集株式の発行という形をとる。募集株式の発行には,

原則として,非公開会社では株主総会の特別決議が必要であるが,公開会社では原則として取 締役会の決議だけでいい (199,201条)。これは,旧来の授権資本制度のもとで定款所定の株式 発行総数までは取締役会の決議だけで新株発行ができたことの後身的措置である。ただし取締 役会決議だけでいい場合でも,募集株式(新株)に特に有利な払込価額がつけられる場合(有 利発行)には,公開会社でも株主総会の特別決議が必要である。

なお,個々の株主が所有する株式数は,株式分割や株式無償割当によっても増加する。株式 分割とは原則として株主からの追加的払い込みなしに,例えば1株を2株にするように株式数 を増加することである。これは同じ種類の株式において行われるものをいう。種類の異なった 株式を株主に無償で交付し,株式分割と同様な結果を生むのが株式無償割当である。株式分割 も株式無償割当もそのつど決定されるが,その決定は両者のいずれにおいても,取締役会設置 会社では取締役会で,そうでない会社では株主総会で決定する(通常決議)。(183, 185,  186

(5)減 資

減資は資本金の減少で,その目的は,事業の縮小による余剰資本の整理,欠損の補填などで ある。資本金の減少には,通常は株主総会の特別決議が必要であるが,欠損補填額以上でなく かつ定時総会できめる場合には,通常決議でいい (309,447条)。また,株式の消却は会社保有 の自己株式についてのみ可能である。

(6)剰余金配当

株主への利得分配は,年度末決算結果に基づく利益配当以外に,中間配当や減資による払戻 し等があるが,会社法ではこれらは剰余金配当として一本化され,配当可能額の範囲内であれ ばいつでも何回でもできることとなった。ただし会社の純資産額が300万円未満のときは剰余 金配当はできない (458条)。これは最低資本金規定がなくなったことに見合うもので,旧有限 会社の最低資本金が300万円であったことに照応する。つまり株式会社として最低300万円の純 資産額は保持すべきであるという考えにたつものである。

剰余金配当は,そのつど株主総会の通常決議を要するというのが原則であり, しかも配当財 産が金銭以外の財産であるときなどは特別決議を必要とする。しかし取締役会設置会社では,

定款で定めておけば,年度途中の中間配当(金銭であるものに限る)を年1回限り取締役会の 決議だけですることができるし,取締役会設置会社のなかでも,監査役会設置会社で会計監査 人設置会社であるもの(通常の大企業に多いタイプ)では,株主総会の通常決議でいい剰余金配 当については,定款で定めておけば,取締役会の決議のみで行うことができる (453459

(13)

114  関西大学商学論集 第50巻第5 (200512

(7)社 債

社債は旧来,株式会社のものについてだけ商法上の規定があったこともあり(旧商法296条以 下),株式会社の社債のみをさす言葉とされてきたが,今回の会社法では合名会社など持分会 社の同様な債務も社債という。社債の利率や償還期限等は原則としてそのつど決定される。社 債券は,発行するときにはその旨を定めるものとされており,不発行が原則となった (6766 号)。また,社債の応募額が発行額に達しないときも,その社債全部が無効になることを定め ていない限り,その社債発行は有効である。つまり応募額まで社債が発行されたものとなる。

このような場合を打切発行といい,これまでの旧商法では打切発行を例外として認める形をと っていたが(旧商法301条),会社法では反対に,打切発行が原則で,無効が例外という規定にな った (67611

V.組織再編の柔軟化:経営巨大化の方策

(1)会社合併

合併には,ある会社が存続会社となり他会社を吸収する吸収合併と,複数会社が合併し新会 社を作る新設合併とがあるが,実際には対等合併の場合を含めてほとんどが吸収合併である。

吸収合併の場合消滅する会社の株主には通常存続会社の株式が交付されるが,その割合が2 以内のときや,吸収相手が特別支配関係下にある子会社である場合には,株主総会の承認(特 別決議)は不要である (796条)。ここで特別支配関係とはその子会社の議決権の90%以上を有す る場合をいう (468条)。しかも会社法施行1年後からはいわゆる対価の柔軟化が可能になり,

対価は社債,新株予約権,金銭,他社株式等でもよい (749条,附則4)。金銭の場合には現金合 併が可能になるし,他社株式の場合には合併当事者が3社となり実際には第三の会社(例えば 合併相手会社の親会社など)と合併する三角合併も可能になる。ただし,競争の実質的制限とな るなどの合併は独占禁止法で禁止されている(独禁法15

(2)持株会社形成

持株会社とは,他会社を支配するためその会社(子会社)の株式や持分を所有する会社をい うが.持株だけの会社(純粋持株会社)もあれば.自ら事業を兼ね行う会社もある。子会社が さらにその持株を通じて孫会社を支配し, ピラミッド型巨大企業集団(財閥など)をなすこと があり.長く禁止となっていたが.現在では.事業支配力の過度の集中になるものなどを除き.

持株会社の設立は原則自由で(独禁法9条).合併しないで企業間の経営統合ができる方法とし て.最近では設立がかなり盛んである。 1999年の商法改正で持株会社形成を容易にする株式交 換と株式移転が認められ,会社法に引き継がれている。

株式交換は.ある既存会社(親会社となるもの)が他会社と株式交換をしてその会社の株式

(14)

を取得し子会社とするものであり.株式移転は,既存の複数会社が親会社を新設してそこに株 式を移転し自らはその子会社になるものであるが.両者とも子会社となる会社の株式全部が親 会社所有となるものである。会社法施行1年後からは.対価の柔軟化が可能になり.株式移転 では対価は新設会社株式以外に社債等でもいいし.株式交換ではさらに新株予約権.金銭.他 社株式等でもいい (768, 773条,附則4)。会社合併を含めこれらの場合,要するに吸収合併や株 式交換のように新(親)会社ができない場合には.対価は金銭や他社株式でもいいというのが 原則である。

VI.持分会社

今回の会社法において合名会社・合資会社・合同会社を包括する用語として登場したもの。

うち合同会社は会社法で新設されたものである。これら3社とも出資者同士の人的信頼の強い 会社(人的会社)で,出資者を社員,出資に基づく社員権を持分という。ただし社員には,会 社債務に対して自己の全財産の及ぶ限り責任のある無限責任社員と,それが出資額にとどまる 有限責任社員とがある。この場合有限責任社員の会社債務に対する弁済義務は直接的で,それ が間接的な株式会社の株主とは異なる。合名会社は無限責任社員だけの会社。合同会社は有限 責任社員だけの会社。合資会社は無限責任社員と有限責任社員の双方がいる会社。これら 3社 とも,会社の運営(業務執行)は,定款で別の定めをしない限り,どの社員でも担当できる。

また,これら 3会社とも持分の譲渡には他の社員全員の承諾が必要。ただし会社運営(業務執行)

を担当しない有限責任社員の場合には会社運営社員全員の承諾があればいい (575条以下)。

VII.組織変更と持分会社の種類変更

株式会社から持分会社への変更.逆に.持分会社から株式会社への変更は.会社法では組織 変更といわれるが (743条以下).この場合.旧株式会社の株主や旧持分会社の社員にたいして 金銭や社債等を交付することができる(会社法施行とともに可能)。持分会社のなかの合名会社・

合資会社・合同会社相互間での形態の変更は持分会社の種類の変更といわれ (638条).定款の 変更によりそれぞれの会社に必要なように無限責任社員・有限責任社員の構成等を変更するこ

とによってなされる。

珊.合同会社と有限責任事業組合

有限責任事業組合は,会社法と並行して制定された2005年「有限責任事業組合契約に関する 法律」で新設されたものである。民法上の組合の特例的なもので,営利目的の事業を共同で行

(15)

116  関西大学商学論集 第50巻第5 (200512

うために組合員(出資者)同士が結んだ契約が本体であって,法人ではない。組合員は2名以上,

全員が有限責任である。原則として組合運営の方針等は組合員全員で決め,その執行は組合員 なら誰でもできる。組合員の加入脱退には制限があり,職務怠慢のときなどには除名されるこ とがあるなど,組合員同士の強い協力関係が前提である。

会社法上の合同会社も出資者全員が有限責任で,有限責任事業組合と共通したところがある。

企業形態上では,前者が会社(法人),後者は組合(契約)で,例えば税金の取り扱い上で違い があるが,両者はともに企業競争力は物的財産ではなくて人的能力にあるという考えにたち,

ベンチャー的人材の糾合に適している。合同会社と有限責任事業組合とはその糾合の仕方に2 つの選択肢があるものといえる。

あとがき

会社法の株式会社規定は,あえて要約すると,有限会社的な中小企業を前提にした部分と,

巨大企業を前提とした部分とに大別され,それに両者の中間的部分があるものと理解されうる が条文上では当然ながら,さらにこれら3者の共通的部分があり,企業経営の角度からこれ に応じてそれぞれの条文の意図するところを理解しておくことが肝要と思われる。ともあれ,

会社法によって,一方では活力ある小規模経営が促進されるとともに,他方では巨大経営が進 展し,経営の新時代が始まることを予感させるような状況にある。

企業経営にとってもとより法的機構等は形式的枠組みであるが,形式が内容に重大な影響を 及ぽすことが結構あるし,最近の種々な企業をめぐる事件をみると,最終的には法律的手段が 物をいう場合が多い。少なくとも法律的な機構や手段は経営の極めて重要な用具であることは 肝に銘じておくことが必要である。

〔参考文献〕

長瀬範彦『ファーストステップ会社法』(第3版)東洋経済新報社, 2004

柳澤義一/長谷川直彦『新「会社法」のことが手っ取り早くわかる本』明日香出版社, 2005 松田純一『新「会社法」要点のすべて』日本実業出版社, 2005

山田真哉『つまみ食い「新会社法」』青春出版社, 2005

畑野浩朗「有限責任事業組合 (LLP)制度の創設の必要性」『商事法務』 No.1720 (20051月25

江頭憲治郎「『会社法制の現代化に関する要網案』の解説」 I VIII.『商事法務』 Nos.1721 (200525日

‑1729 (2005415

江頭憲治郎「新会社法の意義と特徴」『ジュリスト』 No.1300 (2005年111

岩原紳作/河和哲雄/北原直/西川元啓/野村修也/相澤哲「パネルデイスカッション・新会社法の企業実務にとっ ての意義」「ジュリスト』 No.1300 (2005111日

参照

関連したドキュメント

第14条 株主総会は、法令に別段の 定めがある場合を除き、取 締役会の決議によって、取 締役社長が招集し、議長と

① 新株予約権行使時にお いて、当社または当社 子会社の取締役または 従業員その他これに準 ずる地位にあることを

このような状況のもと、昨年改正された社会福祉法においては、全て

 当社の連結子会社である株式会社 GSユアサは、トルコ共和国にある持分法適用関連会社である Inci GS Yuasa Aku Sanayi ve Ticaret

むしろ会社経営に密接

[r]

社会的に排除されがちな人であっても共に働くことのできる事業体である WISE

社会学研究科は、社会学および社会心理学の先端的研究を推進するとともに、博士課