平成26年度「淡路市事業仕分け」結果に対する今後の方向性
事業
№
事 業 名
仕分け 結果
仕分けでの主な意見 事業の方向性
①
放課後児童健全育
成事業
(子育て応援課) 市 (要改善)
・民営化と子ども教室との連携が重要ではないか。
・学童保育と子ども教室の連携を含め、利用者の利便
性も考え、小学校の空き教室の積極利用を考えて欲
しい。
・学校施設の利用が難しいとは理解するが、学校管理
者である校長の管理下にある学校の利用ができない
というのが大きな要因と思われる。教育委員会との
連携を進める必要があるのではないか。
・既存施設(民間施設、空き教室)の積極的な活用を 一番に考えるべき。
・利用料金の設定について(現状の料金である事の説
明をしっかりPRすること。又は、受益者負担の観
点から収入に応じた負担等。)
学校施設の利用については、教育委員会との
連携を進めるとともに、学校長への説明(利用
の必要性、責任の所在等)を行い協力を仰ぎた
い。
また、子ども教室との連携についても開設場
所、開所日等の違いを整理し共存できる方向性
を模索していきたい。
これらの取り組みと併せて、教室等が利用で
きない場合を想定して学校敷地内及び近隣の土 地を活用して新たに施設の新規建設も考えてい
きたい。
②
公共下水道整備・
管理運営事業 (下水道課)
市
(要改善)
・下水道の認可を外して合併浄化槽に切り替えていく べき。
・費用対効果を考えた公共下水道整備計画の見直しが
必要。
・浄化センターの統合を検討してほしい。
・全体の見直しを早急にし、浄化槽での対応について 市民の理解を進める。
・下水道の接続率を向上させること。
・計画区域の見直しと将来的な展望について、住民へ
の説明を。
地域特性を考慮した生活排水の適正処理を進 めるため、地域の現状と将来を見据えて、生活
排水処理基本計画を見直すとともに、公共下水
道事業の認可区域の見直しを行って、認可区域
外については合併浄化槽による生活排水処理を
推進する。
また、農業集落排水事業については、公共下
水道事業への統合を進めていく。
③
市体育協会補助金
(体育保健課)
市
(要改善)
・市協会に加盟している各種目協会への補助金の交付
が主となっているが、市協会の活動の活性化を推進
すべきである。
市協会の事業概要や運営状況を精査し、更な
る協会の活性化を図っていく。
④
公民館事業
(社会教育課)
市
(要改善)
・淡路市には施設が多い。公民館だけでなく、他の公 共施設も含めて部屋別の稼働状況を調査しなければ
どれだけの「ハコモノ」が必要なのかわからない。
・社会教育施設としての公民館、地域拠点施設として
の公民館の整理が必要、また今後公的施設の統廃合
という視点から機能の複合化を目ざして欲しい。
公民館事業として、どういうものをしていく のか、各地区の公民館運営経費の考え方も含
め、地域公民館の今後のあり方を検討する。
・稼働状況は、部屋別利用状況把握を新た
に検討する。
・運営体制は、中央公民館を中心とした効 率的な事業運営を検討する。
・機能の複合化は、まず公民館事業の効果
を検証し、他の施設との連携
なども検討する。
⑤
商工会助成金
(商工観光課)
不要・凍結
・成果が見えない。会員となることに魅力がないから
会員数が減っているのではないか。
・会員と非会員の違いをきちっと説明できるように。
・商工会がどのような活動をしたかではなく、その活 動の結果どのような効果があったのかを分析した上
で入会のメリットをPRしていかないといけない。
・官民協働で、市が積極的に商工会に介入して地域を
活性化すべき。
・昔のようにもっと地域に密着したイベント等を実施 してほしい。
市としては、積極的に商工会と連携して、改
善を図っていく。
⑥
有害鳥獣駆除関連
事業
(農林振興課)
市
(要改善)
・何よりも頭数を減らすための取組をすべき。
・3市の協力が不可欠。
・捕獲頭数を生息数が少なくとも減少するようになる まで増やす必要がある。
・捕獲も含めた全体計画を整理して進める必要があ
る。
・地元負担もいただきながら柵設置を拡大する方法も
あるのでは。
・猟友会と農会との連携を図り、撲滅に向けて施策を
見直すべき。先進地域も 参考に。有害鳥獣特区
も。
被害防護対策の徹底や捕獲に関する技術指
導、狩猟免許の取得促進など市と地域間で情報
共有を図り、集落ぐるみでの鳥獣被害対策がで きる体制づくりに努めていく。
⑦
駐車場管理事業
(管財課)
市
(要改善)
・市内と市外に区分することで別にかかるコストがあ
る(機械で判断できないため券売所の職員を雇わな
ければならないとか、定期券や回数券の作成料など の経費)。
・コストがかからない料金の徴収方法を考えるべき。
・駐車場の位置付けを整理すること。
無料駐車場について、地元の意向や利用状況
など見ながら、有料化も含めて今後のあり方を
検討する。
また、借地料等の財政負担を考慮し、直営を
廃止し、民間経営に委ねるなど総合的に検討を
加える。
⑧
夕陽が丘クリーン
センター管理運営
事業
(生活環境課)
国・県・広
域、淡路島
内での広域
・焼却ゴミの減量化の推進を図ることの、市民への現
状伝達が不足している。
・ゴミの排出量が多いことを、市民と共有をしていく
べきで、15年の操業延長は決まったばかりとはいう
ものの、広域化(島内一元化)にむけて、考えると 残り時間及び年数は必ずしも多いとは言えない。
島内一元化について、洲本市、南あわじ市と