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実験的急性膵臓壊死に於ける血清内無機物質の消長に就て

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Academic year: 2022

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(1)616. 37‑002.. 4‑036.. 11:. 612: 126. 実 験 的 急 性 膵 臓 壊 死 に 於 け る血 清 内 無 機 物 質 の 消 長 に 就 て 第2編 血 清 内 ク ロ ー. ル,ナ. ト リ ウ ム の 消 長 に 就 て. 岡 山 大 学 医 学 部 津 田外 科敎 室(主 講. 師. 福. 任:津. 田. 七. 〔昭 和31年4月22日 目. 第1章. 緒. 第2章. 実験材料並 に方法. 田誠 次敎 授) 生. 受稿〕 次. 言. 第1節 血清内 クロールの消長 a) 軽症型急性膵 臓壊死の場合. 第1節. 急性膵 臓壊死を起 さす方法. b). 膵臓挫傷犬の場合. 第2節. 膵臓挫傷犬並に対照犬を作 る方. c). 重症型急性膵臓壊死の場合. 法. 第2節 血清 内ナ トリウムの消長 a) 軽症型急性膵臓壊 死の場合. 第3節. 採 血 法. 第4節. クロール並にナ トリウム定 量方. b). 膵臓挫傷犬の場合. 法. c). 重症型急性膵臓壊死 の場合. 第5節 第3章. 病理解剖所見並に分類 実 験 成 績. 第4章. 総括並に考察. 第5章. 結. 論. 特 に 重 要 で あ る と考 え,著 者 は 前 編 に 於 て 本 第1章. 緒. 言. 疾 患 時 に 於 け る血 清 内 カ ル シ ウ ム,カ. 水 と電 解 質 が 生 活 現 象 に 重 要 な 意 義 を も つ て い る こ とは,最. 近 の 医 学 の 進 歩 に よ り益. 々明 か に な つ て き た. Gamble1)に. よる と カ リ. ウムが 細胞 内液 に偏 在 し重要 な位 置 を占 め る に 対 し,ク. ロー ル,ナ. 編 に於 て は実. 験 的 急 性 膵 臓 壊 死 時 に 於 け る血 清 内 ク ロ ー ル, ナ トリ ウ ム の 消 長 に 就 き 研 究 し,一 定 の成 績 を 得 た の で 茲 に 報 告 す る.. トリウムは細 胞 外液 中. に 於 て 重 要 な 位 置 を 占 め,滲 基 平 衡,水. の 消 長 に 就 い て 報 告 した が,本. リウム. 透 圧 平 衡,酸. 第2章. 塩. 分 代謝 等 に大 きな役 割 を演 じて い. る. 急 性 膵 臓 壊 死 の 本 態 に 就 て は,前 編 に 述 べ. 第1節. 実験材 料 並に 方 法 急 性 膵 臓 壊 死 を 起 さす 方 法. 第1編 第2章 に て 記 述 した 方 法 に よ り. 8 〜18kgの 健 康 な 成 犬 を 使 用 し,自 家 胆 汁,オ. た 如 くで あ り,非 常 に 劇 烈 な 症 状 と重 篤 な 経. ル ー フ油 を 起 炎 物 質 と し て,主 輸 膵 管 よ り こ. 過 を 辿 る急 性 疾 患 で あ る が,こ. れ を 注 入 し本 症 を 惹 起 させ た.. な 強 い 侵 襲 に さ い し,体. の よ うな 急 激. 内新 陳 代謝 は重 大 な. 第2節. 作 る方 法. 変 調 を き た し,従 つ て 水 分 電 解 質 代 謝 も強 い 影 響 を 受 け るで あ ろ う こ とは 容 易 に 推 定 され る と こ ろ で あ る. そ れ 故 に 本 問 題 に 就 て 充 分 な 知 識 を も ち, これ に 対 処 す る こ と は 急 性 膵 臓 壊 死 の臨 床 上. 膵 臓 挫傷 犬 並 た対 照 犬 を. 第1編. 第2章. に て 記 述 し た 方 法 と同 様 で あ. る.膵 臓 挫 傷 犬 は,幅 ゼ を2重. の広 い圧挫 鉗 子 に ガ ー. に 巻 い た も の を 使 用 し,膵. く圧 挫 した が,こ. 臓を強. の さい輸膵 管 並 に輸 胆 管 の.

(2) 1158. 福. 田. 七. 十 二 指腸 開 口部 附近 は 保護 的 に取扱 い 圧挫 を 避 け た.膵. 生. b). ナ ト リ ウ ム 定 量 法(uranium. 切 除 犬 は 膵 臓 左 脚 を 切 除 した.. 第3節. 採. tate method)2) 試. 血. 絶 対 に 溶 血 を 起 さ ざ る よ う注 意 し て,術. 4). 薬 1.. 犬 の 下 肢 静 脈 又 は 予 め 露 出 した 股 静 脈 よ り. zinc ace. 醋 酸 ウ ラ ニ ウ ム亜 鉛 試 薬 i). 前術. 1000cc容. 後 定 時 的 に 穿 刺 採 血 し,直 ち に 遠 心 分 離 し て. 80g,. 血 清 を 採 取 し,こ の 血 清 に つ い て ク ロ ー ル,. 蒸 気 浴 に て 熱 し 攪 拌 溶 解 さ せ る.. ナ トリ ウ ム の 濃 度 を 測 定 し た.な 手 術 前 日及 び 当 日空 腹 時 に,麻. ii). お術 前値 は. 酔 施行 に 先 だ. 276ccを. 酸48cc,水392ccを. 加 え,蒸. もに 完 全 に 溶 解 した ら 熱 い うち に 大. 冷 却 し た ら,こ. ク ロ ー ル 定 量 法(silver‑iodate meth. 放 置 す.使. 薬 1.. 2.. 燐 ウ オ ル フ ラ ム酸 溶 液. 入 れ,約800ccの0.15モ. え 振 盪 溶 解 させ,目. 盛 まで0.15モ ル 燐 酸 を 加. 実. 標 準 液(0.1モ. 置 後 室 温 まで 醋 酸 ウ ラニ ウム. 重 塩"を. 加 え混 和後 一夜. 用 前 必 要 量 を と り 濾 過 し て 用 い る.. 醋 酸 ウ ラ ニ ウ ム 亜 鉛 ナ ト リ ウ ム"三. ル 溶 液)第 一 化 学 薬 品 製. コ ル ベ ン に2%塩. 化 ナ ト リ ウ ム 約5ccを. 遠 心 管 に 燐 ウ オ ル フ ラ ム酸 溶 液4.8ccを. 入. れ,管. を ふ りつ つ 血 清0.2ccを. 滴 下 す る.他. の1本. の 遠 心 管 に はblankと. して燐 ウオル. フ ラ ム 酸 溶 液5ccを. 入 れ る.各. 宛 沃 度 酸 銀AgIO3を. 入 れ,栓. 遠 沈 し,上 澄0.5cc宛 そ れ ぞ れ 移 し,各 さ ら に20%沃. これ を 攪 拌 し15分. 放 置 後 ガ ラ ス 濾 器 で 濾 過,. い で2500回 転 で1分. 間. 混 和 す る.こ. こ. れ に 各 々 の 目盛 ま で. 水 を 加 え 混 和 後, 25℃. の 温 浴 中 に 正 確 に10. 吸 光 度 目盛0に. 醋 酸 ア ル コ 一ル 洗 滌 液. 合 せ 被検. 液 の 吸 光 度 を 求 め る,波 長 は420mμ.. 混 和 し,こ. チ ール ア ル コー ル れ を過 剰 の 上 記三 重塩 と. と も に 振 盪 し 十 分 飽 和 せ し め る .使. 4.. 標準 液. 醋 酸 ウ ラ ニ ウ ム 亜 鉛 ナ ト リ ウ ム"三 615mgを 実. 水 に と か し 全 量100ccと. 標 準 液 で吸 光. 係 数 を 求 め お き,被 検 溶 液 の 吸 光 度 に 乗 じ 濃 度 を 求 め る.. 吸光係数=. 標 準液 の濃度/ 標準 液の吸光 度. 吸光 係数 ×被 検液吸 光度=求 める血清 中濃度. 重 塩". す.. 施 2個 の 硬 質 遠 沈 管 に 第1管. に 血 清0.2cc,. 第2管. に 蒸 溜 水0.2cc(blank)を. 入 れ,各. に6規. 定 硫 酸0.2cc及. .1ccを. び 濃 硝 酸0. 計算法 予 め 既 知 濃 度(mEq/L)の. 用 前 必要. 量 を と り 濾 過 し て 用 い る.. 水 を 混 和 後,. で 濃 黄 色 を 呈 す るが,こ. 分 放 置 し, blankを. 3.. ス コル ベ ンに. 々 へ 約4cc宛. 燥 器 中 に て 塩 化 カ ル シ ウ ム上 で. 乾 燥 す る.. 425ccと. 間. を50ccメ. 数 回 洗 う.乾. いで エ ー テル で. 水 醋 酸75ccを95%エ. 々 に 約60mg を し て1分. 度 ソ ー ダ1cc宛. 入. れ,醋 酸 ウ ラ ニ ウ ム 亜 鉛 試 薬 の125cc(未 だ "三 重 酸 "で 飽 和 し て な い も の)を 加 え る.. 少 量 宛 水 醋 酸 で 数 回 洗 い,つ. 施. は げ し く振 盪 す る.次. 重. ル燐 酸 を加. え る. 2.. ち にii). 塩". 1000ccメ ス コ ル ベ ン に ウ オ ル フ ラ ム 酸 ソー ダ6gを. れ に0.2gの. 亜 鉛 ナ ト リ ウ ム"三. od)2) 3) 試. 全 部 移 し,直. 全 部 を 攪 拌 し つ つ 混 和 す る.放. 定 量方 法 a). 酸24cc,水. 気 浴 に て加 熱 攪拌 し 溶解 さ. き な コ ル ベ ン にi)を. クロー ル並 に ナ トリウム. 入 れ 混 和,. 醋 酸 亜 鉛220gに30%醋. せ る.と. ち 採 血 し,そ の 平 均 値 を 採 用 した. 第4節. 30%醋. コ ル ベ ン に 醋 酸 ウ ラニ ウ ム. 塩 化 カ ル ン ウ ム の 飽 和 水 に つ け 約15分. 管 加 え,. 間 熱す. る.つ. い で 火 焔 上 で 内 容 が こ げ る ま で 焼 き,. 約30秒. 冷 却 後 過 酸 化 水 素1滴. 滴 下.過. 素 が 破 壊 され る ま で 熱 す る .再 操 作 を5滴. ま で 繰 返 す.内. 酸化水. び放 冷 し同様. 容 は 無 色 透 明 とな. で 醋 酸 ウ ラ ニ ウ ム 亜 鉛 試 薬8る. こ こ のcc,で.

(3) 実験的急性膵臓壊死に於け る血清内無機物 質の消長に就て を 加 え,細. い ガ ラ ス 棒 で2分. 間 放 置 す.い. 間 よ く混 ぜ15分. く らか の 試 薬 で ガ ラ ス 棒 を 洗 い. を 加 え る.混. 和 後25℃. け て か ら 直 ち に0濃. の 温科 浴 中に数 分 間 つ. 度 の をblankと. 込 み,遠 沈15分 後 上 澄 を す て5分. 間濾 紙 上 に. 内 容 の 吸 光 度 を 求 め る.そ. 斜 倒 し液 を よ く流 出 せ しめ る.つ. ぎ に 約3cc. 200mEq/Lに. の ア ル コ ー ル 洗 滌 液 で 沈 澱 を 洗 い, 10分 間 遠 沈 し上 澄 を す て 管 を 斜 倒 し水 分 を 切 る.さ に エ ー テ ル で 沈 澱 を 洗 滌,遠 間 濾 紙 上 に 斜 倒 す.も. 沈3分. う一 度 同 様 に エ ー テ ル. で 洗 滌 遠 沈 後 斜 倒 す.こ. こで 管 を35℃. の暖. 相 当 し,グ. れ ら は20,. 第5節 第1編. 病 理解 剖 所 見並 に 分 類. の 第2章. 出 血,壊. 第5節. に 述 べ た 如 く,浮. 死 等 を3度. に 分 ち,高. 度(+)と. し た.起. 度(〓),軽. 死 等 強 く,血. つ い で,も 一 度 遠 沈 し不 溶 解 成 分 を 沈 澱 除 去. 死 亡 し た も の を 重 症 群 と し,起. せ し め,上. 1.0cc使. 水 をblankと. し て 吸 光 度0に. 吸 光 度 を 読 む.波 計. 合 せ 両管 内容 の. 上 記2管. 血,壊. 48時 間 以 内 に 炎 物 質0.5〜. か も生 命 を 全 う した も の を. な お 術 後 は 保 温,安 過 中補 液,薬. 静,食. 餌 等 に 留 意 した. 物 投 与 等 の処 置 は 一 切 行. の 吸 光 度 よ り,標 準 グ ラ フ を. 用 い て 濃 度 を 求 め,第1管 よ り第2管. の 濃 度 を 除 した 価 が 求 め る血 清 の. 標 準 グ ラ フ‑こ. 第3章. のナ トリウム濃 度. ナ ト リ ウ ム 濃 度(mEq/L)で 2). 腫,出. わ な か つ た.. 算 1). 等. 軽 症 群 と し た.. が,経. 長 は420mμ.. 後 使 用 し,浮. 性 の 腹 水 を 伴 い,. 用 し,し. 腫,. 炎物 質 を体 重. に 水10ccを 加 え 完 全 に 溶 解 す る まで 混 和 す る.. の 温 浴 に 数 分 つ け て か ら発 現 し て い る黄 色 を,. り1.0cc前. 度(〓),中. 1kg当. 25℃. 40,… …. ラフは 原点 を通 る曲. 所 に 数 分 お き,エ ー テ ル を 蒸 発 せ し め,沈 澱. 澄 を 別 の 試 験 管 に 移 し て,. して各管. 線 と な る.. ら. 後 約1分. 1159. あ る. の場 合吸光 度 とナ ト. リ ウ ム濃 度 は 比 例 し な い の で,前. もつ て つ ぎ. の よ うな 標 準 グ ラ フ を 作 製 し て お く.前 記 標. 実 験 成 績. 単 位 に つ い て は 第1編 第3章 で,血. 清 内 ク ロ ー ル,ナ. ト リ ウ ム等 の値 を あ. らわ す 場 合 す べ てmEq/L本. 臓挫. 傷 犬 並 に 対 照 犬 に お け る血 清 内 ク ロ ー ル,ナ ト リウ ム の 消 長 は,第1〜4表. ぞ れ 入 れ,各. あ る が,こ. 第1表. 値 を 用 い た.. 軽 症 型 及 び 重 症 型 急 性 膵 臓 壊 死 犬,膵. 準 液0.1, 2… …10cc宛 を11本 の 試 験 管 に そ れ 管 の 全 量 が10ccと な る よ うに 水. に述 べ た如 く. 急 性膵 臓壊 死 軽症 群. に 示 す 如 くで. れ らを 個 々 に 分 類 し て み た.. (単 位mEq/L).

(4) 1160. 福. 田. 七. 生. 第2表. 急性膵臓壊死重症群(単 位mEq/L). 第3表. 膵. 第4表. 対. 臓. 挫. 照. 傷. 群(単 位mEq/L). 群(単. 位mEq/L).

(5) 実験的急性膵臓壊死に於け る血清 内無機物質 の消長に就 て. 第1節 a). b). 血 清 内 ク ロール の 消長. 軽 症 型急 性 膵 臓壊 死 の場 合. 図 の 如 くで,手. 膵 臓 挫 傷 犬 の場 合. 本 群 に 於 て は 第2図. 本 群 に 於 け る 血 清 内 ク ロ ー ル の 消 長 は 第1 術 直 後 速 に 下 降 す るが, 24時. 1161. の如 くで,軽. 性 質 の変 動 経 過 を 示 し,多 降 を は じ め 第3日. 症 群 と同. くは24時 間 以 後 下. 前 後 最 低 値 に 達 し,そ. の後. 間 後 に は ほ ぼ 術 前 値 前 後 ま で 回 復 し,以 後 全. 次 第 に 回 復 に 向 い,. 例 に 著 明 な 下 降 が み られ る.多. ま で 回 復 して い る.平 均 減 少 率 で は 第3日. に. 後 最 低 値 に 達 し,そ の 後 次 第 に 回 復 に 向 い,. 最 高 で7.0%を. あ. 7日 後 ほ ぼ 術 前 値 近 く まで 回 復 し て い る.平. つ た.. くは 第3日. 均 減 少 率 で み る と第3日. に 最 高 で12.5%に. し,第7日. 示 して い る.. で は1.1%を 第1図. Cl軽. 症. 前. 達. 第2図. 7日 後 は ほ ぼ 術 前 値 近 く. 示 し,第7日. Cl膵. で は1.3%で. 挫 傷 群. 群. 対. 照. 対 照 群 に 於 て は 第3〜5図 腹 群,膵. 管 結 紮 群,膵. の 如 くで,単. 切 除 群,何. 時 下 降 の傾 向 を 示 した 後,多. 開. れ も術 後 一. くは24時 間 後 ほ. ぼ 術 前 値 ま で 回 復 し,以 後 全 例 下 降 を 示 す ..

(6) 1162. 福. 田. 第2〜3日. に 最 低 値 に 達 す る が,そ. に 向 い7日. 後 ほ ぼ術 前値 前 後 まで回 復 してい. る.平. の後 回 復. 均 減 少 率 で み る と最 高 は,単. は 第3日. の5.6%,膵. 6.8%,膵. 挫 傷 群 の7.0%に な い が,軽. 生. 24時 間 の2.1%に. 比較 す る と 減 少 度 は 著 し. い.. 開 腹群 で. 管 結 紮 群 で は 第2日. 切 除 群 で は 第3日. 七. 第6図. Cl重. 症 群. の. の9.3%で,膵. 比 較 す る と 大差 は 認 め られ. 症 群 の12.5%よ. りい づ れ も減 少 度. は 軽 度 で あ つ た. 第3図. Cl単. 開 腹 群. 対. 照. 対 照 群 に 於 て は,単. 開 腹 群,膵. 管 結紮 群 の. 24時 間 ま で の 消 長 を み る と,第7, 第4図. Cl膵 管 結 紮 群. くで,大. 8図 の如. 部 分 術 後 軽 度 下 降 し, 6〜12時 間 後. よ り上 昇 す るが, 24時 間 後 な お 術 前 値 と大 差 は 認 め られ ず,重. 症群 の下 降 の一 路を 辿 るに. は 比 す べ く もな い.. 第5図. c). Cl膵. 第7図. Cl単. 開 腹 群. 第8図. Cl膵 管 結 紮 群. 切 除 群. 重 症 型 急性 膵 臓壊 死 の場 合. 本 群 に 於 け る血 清 内 ク ロ ー ル の 消 長 は 第6 図 の 如 くで,病. 状 の進 行 と と もに 直 線 的 に 下. 降 の 一路 を 辿 る も の が 多 い.し No. 13,. か し中には. No. 17の 如 く波 状 に 下 降 す る も の も. み られ る.平. 均 減 少 率 で み る と18時 間 以 上 の. 生 存 例 で 術 後18時 間 の 平 均 減 少 率 は14.8%で あ り,軽 症 群 の 平 均 減 少 率12時. 間 の6.8%,. 小. 括. 軽 症 群,重 症 群,膵 挫 傷 群 と も に 血 清 ク ロ ー ル 濃 度 は 下 降 す る.重 症 群 で は 直線 状 又 は.

(7) 実験的急性膵臓壊死に於け る血清内無機物質の消長に就 て 波 状 に 下 降 の 一 路 を 辿 り死 に 至 る.軽 症 群 で. つ た.. は 術 後 直 ち に 下 降 し, 24時 間 前 後 一 時 回 復 の 傾 向 を み せ る が,そ 多 くは 第3日. の 後 第2日. 1163. 第10図. Na膵. 挫 傷 群. 乃 至 第5日,. まで下 降 を続 けた 後 次第 に術 前. 値 に 向 つ て 回 復 す る.一 方 膵 挫 傷 群 で も 軽 症 群 とほ ぼ 同 様 な 経 過 を 辿 る が 減 少 の程 度 は 軽 い.軽. 症 群,膵. 挫 傷 群 と もに 第7日. に は術 前. 値 近 く まで 回 復 す る. 第2節 a). 血 清 内 ナ ト リウ ム の 消 長. 軽 症型 急 性 膵 臓壊 死 の 場 合. 本 群 に 於 け る血 清 内 ナ ト リウ ム の 消 長 は第 9図 の 如 くで,術. 後6〜12時. 降 一 定 し な い が(第1表),. 間 までは 上 昇下 12〜24時. は す べ て 下 降 を 始 め て い る.第2,. 間 以後 3日 に 最. 対. 照. 対 照 群 に 於 て は 第11〜13図 腹 群,膵. 管 結 紮 群,膵. の 如 くで,単. 開. 切 除 群 何 れ も第2〜3. 低 値 に 達 し た 後 病 状 の 軽 快 と と もに 回 復 に 向. 日 ま で 僅 に 術 前 値 よ り減 少 の 傾 向 を み る が,. い,早. 極 め て 軽 度 で あ る.平 均 減 少 率 で み る と最 高. い も の で は 第5日. に 術 前 値 近 く まで 回. 復 し て い る.し か し 中 に はNo.. 5の 如 く第7. は, 24時 間 以 後 で 単 開 腹 群 で は 第3日. 日な お 術 前 値 よ りか な り低 い 値 を 示 し て い る. %,膵. も の も あ る.平 均 減 少 率 で み る と第2日. 群 で は 第2日. 高 で8.0%で,第7日. で は2.1%と. に最. なつ てい. る.. の3.0%で. の3.0%,膵 あ り,膵. に 軽 症 群 の8.0%に. Na軽. 症 群. 膵 臓 挫傷 犬 の 場合. 本 群 に 於 て は 第10図 の如 くで,術 後 下 降 の 傾 向 を 示 し,第2〜5日. ま で 下 降 した 後 術 前. 値 に 向 つ て 上 昇 を 始 め る.軽 症 群 で は 第3日 以 後 は す べ て 上 昇 を 辿 つ て い る に 対 し,本 群 では 下 降度 本 一般 に 低 い に か か わ ら ず, No. 18, No. 20の 如 く第5日. まで下 降 を続 け て い る も. の もみ られ た.平 均 減 少 率 で み る と第3日. に. 最 高 で4.4%で. あ. あ り,第7日. で は2.5%で. 切除. 挫傷 群 の. 比 較 す る と減. 少 度 は 軽 い. 第9図. b). 4.4%,特. 管 結 紮 群 で は 第3日. の3,6. 第11図. Na単. 開 腹 群. 第12図. Na膵. 管 結 紮 群.

(8) 1164. 福. 第13図. c). Na膵. 田. 切 除 群. 七. 生. 第15図. Na単. 開 腹 群. 第16図. Na膵. 管 結 紮 群. 重 症 型 急性 膵 臓壊 死 の場 合. 本 群 に 於 け る 血 清 ナ ト リウ ム の 消 長 は 第14 図 の 如 くで,術. 後 上 昇 す る もの 下 降 す る も の. 種 々 の様 相 を 呈 す るが, 12時 間 以 上 の 生 存 例 で は 何 れ も下 降 の 傾 向 を 示 して い る.平 均 減 少 率 で は18時 間 以 上 生 存 例 の 術 後18時 間 に 於 け る5.3%が,軽. 症 群,膵. 挫 傷 群 に比 してや. や 減 少 度 強 い 如 くみ られ るが,そ. の他 著 しい. 差 異 は 認 め な か つ た. 第14図. Na重. 症 群. 比 較 し て 著 し い 差 は 認 め られ な い.軽 み る と術 後6〜12時 るが, 12〜24時. 症群 で. 間 まで上 昇下 降 不定 であ. 間 以 後 は す べ て 下 降 し,第2,. 3日 ま で 下 降 を 続 け た 後 回 復 に 向 う.膵 挫 傷 群 で は 軽 症 群 よ り減 少 度 は 軽 い. 第5章. 総 括 並に 考 察. ク ロ ー ル 及 び ナ ト リウ ム は 主 と して 細 胞 多 対. 液 に の み 存 在 し,滲 透 圧 平 衡,酸. 照. 対 照 群 に 於 て は,単. 開 腹 群,膵 管 結 紮 群 の. 24時 間 ま で の 消 長 を み る と,第15, くで,術. に 水 分 代 謝 に 重 大 な 役 割 を 果 し て い る5).. 16図 の如. 急 性 膵 臓 壊 死 に お け る ク ロー ル,ナ. ト リウ. 直 後 は 上 昇 下 降 種 々 で あ る が,一 般. ム に 関 す る研 究 は 少 く, Bernhard6)は. 血液内. に 下 降 の 傾 向 が み ら れ た.平. 均 減少 率 では 重. 症 群 の18時 間 以 上 生 存 例 の5.3%が 度 が 強 い 如 くみ ら れ る が,そ. や や減 少. の他 重症 群 に 比. 症 群,膵. 挫 傷 群 と もに,術. 後血. 清 内 ナ ト リウ ム濃 度 は 減 少 す る.し か し減 少 を 明 か に あ ら わ し て くる の は 術 後 第2,. 藤7)は 実. 験 的 に 明 か に 減 少 す る こ と を み て お り,松 村8)も 実 験 的 に 血 中 濃 度 著 明 に 低 下 す る と報. 著 者 の 実 験 に お い て は,術. 括. 軽 症 群,重. ク ロー ル は 減 少 せ ず と述 べ た が,佐. 告 して い る.. し著 しい 差 異 は 認 め られ な か つ た. 小. 塩 基 平 衡並. 3日. 以 後 で あ り,重 症 群 で は 死 亡 時 ま で 対 照 群 と. 減 少 を は じ め,ク. 直 後 よ り多 くは. ロ ー ル は 第2〜5病. ト リウ ム は 第2〜3病. 日,ナ. 日の 間 血 清 内 濃 度 は か. な り著 明 に 低 下 し て い る.す は 軽 症 群 に お い て は 第3病. な わ ち ク ロー ル 日の 平 均 減 少 率.

(9) 実験的急性膵 臓壊死に於け る血清内無機物質の消長に就 て 12.5%が. 最 高 で あ り,重 症 群 に お い て は 死 の. 近 づ くに つ れ て 減 少 ます ま す 著 明 と な り,下 降 の 一 路 を 辿 る も の が 多 い.こ リ ウ ム は,軽. れ に 対 しナ ト. 症 群 に お い て は12〜24時 間 以 後. す べ て 下 降 し,第2病. 日の 平 均 減 少 率8.0%. ロー ル,ナ. 1165. ト リ ウ ム 濃 度 は 低 下 し,細 胞 外 溶. 質 濃 度 も低 下 し細 胞 内 液 が 拡 張 す る15). 他 方Lyon16)等. に よ る と血 漿 蛋 白 濃 度 が 低. 下 す る と水 分 は 組 織 中 に 浮 腫 液 と し て 分 布 す る と い うが,急. 性 膵 臓 壊 死 時 も血 漿 蛋 白,と. が 最 高 で あ り,重 症 群 に お い て も 下 降 す る. くに 滲 透 圧 効 果 の 大 き い グ ロ ブ リン の 減 少 し. が,と. て い る こ と よ り17),滲 透 圧 低 下 に よ り水 分 が. くに 対 照 群 に 比 し著 し い 差 は 認 め な か. つた.. 血 漿 中 ク ロ ー ル,ナ. Arie19), Coller10)は 外 科 的 傷 害 後 水 分 及 び 塩 分 の 貯 溜 され る こ とを 臨 床 上 確 め て い るが, 渋 沢11)12)によ る と これ は 主 と し て脳 下 垂 体 後. ト リウ ム を 伴 つ て 血 管 内. よ り外 に 移 動 し組 織 間 区 に 貯 溜 され る こ とが 想 像 せ られ る. 以 上 の 考 察 よ り,腎 性 排 泄 が 抑 制 され 体 内. 葉 ホ ル モ ン中 の抗 利 尿物 質及 び副腎 皮質電 解. 貯 溜 が あ る に 拘 らず,ク. ロ ー ル,ナ. 質 ホ ル モ ン の 作 用 に よ る と の べ て い る.抗 利. は 組 織 間 液 に 移 行 し,こ. の 時 む しろ 血 漿 中 ク. 尿 物 質 は 侵 襲 開 始 と と もに 増 加 し,術 後 第1. ロ ー ル,ナ. 日 に 最 高 濃 度 と な り尿 量 を 減 少 し,水 分,ナ. 性 喪 失 を 考 え る と,摂 取 制 限 と相 まつ て さ ら. ト リ ウ ム,ク. に 血 漿 中 ク ロ ー ル,ナ. 後,第4日. ロ ー ル を 蓄 積 す る 作 用 を 呈 した. 頃 消 失 す るが,と. が 貯 溜 され,ク 水 分,ク. くに ナ ト リ ウ ム. ロ ー ル は 不 定 で あ る13).こ の. ロ ー ル,ナ. ト リウ ムが 貯 え られ る時,. ト リウ ム. ト リ ウ ム は 低 下 す る .そ の 他 腎 外. トリウム濃度 は 低下 す. る も の で あ ろ う.な お 初 期 に お い て,と 重 症 型 で シ ヨ ック症 状 を 招 くが,既. くに. に述 べ た. 如 く,か か る 際 血 漿 ク ロ ー ル 濃 度 は 減 少 し,. 血 漿 ナ ト リ ウ ム 濃 度 は 不 変 か 或 は む し ろ低 下. ナ ト リウ ム 濃 度 は 大 し た 変 化 は み られ な い こ. し,ク. と が 多 い と い うが,著. ロ ー ル 濃 度 は多 く低 下 す る と い う13).. 者 の 実 験 で も重 症 例 で. また 循 環 血 漿 量 は む し ろ 減 少 し,血 管 外 細 胞. は ク ロ ー ル は 著 し く減 少 した が,ナ. 外 液 量 は 拡 張 し て い る13).そ し て3〜4日. は 明 か な 下 降 を 示 さ な か つ た.軽 症 例 で も初. の 傾 向 が あ る が,こ に 入 つ て,ナ. こ. の期 間 を 過 ぎ回 復期 利 尿. ト リウ ム が 失 わ れ る に 至 つ て か. ら は 血 漿 ナ ト リ ウ ム,ク. ロー ル濃 度 が回復 し. 期 は 同 様 な 傾 向 が み られ た.な. ト リウ ム. お3〜4日. 後,. 回 復 期 利 尿 に 入 つ て 一 般 に 血 漿 ナ ト リウ ム, ク ロ ー ル 濃 度 が 回 復 す るが,さ. らに 摂 取 制 限. て くる とい う一 見 パ ラ ド ッ ク ス の 現 象 が 出 現. の 緩 解 され る こ と も影 響 が あ る と思 わ れ,著. す る13).. 者 の 実 験 で も こ の 頃 よ り血 漿 濃 度 は 比 較 的 速. 以上 は外 科的 傷 害時 に お け る普遍 的 な現 象 で あ る が,さ. らに重 要 な 因子 は 腎外 性 喪失 で. か に 回 復 す る. 膵 臓 挫 傷 例 で は 対 照 に 比 し特 異 な 変 動 は み. あ り14),急 性 膵 臓 壊 死 に お い て は,上 部 胃 腸. られ ず,急. 炎 と し て 失 わ れ る.一 方 と くに 初 期 に 炎 症 部. るた め で あ ろ う.. 位 に 細 胞 外 液 が 蓄 積 さ れ る が,こ. の量は 以外. 性 膵 臓 壊 死 とは そ の 本 態 を 異 に す.. 次 に か か る場 合 の 補 給 で あ る が,ナ. トリウ. に 多 く,し た が つ て外 見 上 全 細 胞 外 液 量 は 増. ム の需要 を決定 す る重要 な 因子 は腎 外 性 喪 失. 加 し て い る如 くで あ つ て も,局 所 以 外 の 全 身. で あ る.ク. 細 胞 外 液,循. の 喪 失 を 超 え るが,ク. 環 血 漿 量 は む し ろ 著 し く減 少 し,. ロール の 喪失 はつ ね に ナ トリウム ロ ー ル の 欠 乏 はCO2増. シ ヨ ック を 招 く場 合 が あ る15).か か る 際 血 漿. 加 に よ り代 償 され る.も. ク ロ ー ル は 減 少 し,ナ. で 血 漿 内 濃 度 を 補 わ ん とす る と,ナ. 細 胞 内 に 移 動 す るが,血. トリウムは細 胞外 よ り 漿 濃 度 は大 した変 化. し大 量 め ナ ト リ ウ ム トリウム. の 細 胞 内 シ フ トを 招 く傾 向 に 陥 る の で,腎. 外. は み られ な い こ とが 多 い15)17).し か し こ こで. 性 ナ ト リウ ム 喪 失 が 過 大 で な い 状 態 で は,血. 水 を 飲 み,電. 漿 ナ ト リウ ム 濃 度 そ の も の を 治 療 し よ う と努. 解 質 を含 まない液 体 を投 与 す る. と,乏 尿 で あ る の で 体 内 に 貯 え られ,血. 漿ク. 力 して は な ら な い.喪. 失 の 程 度 に よ りナ ト リ.

(10) 1166. 福. ウ ム平 衡0に. な る程 度 に と どめ,こ. 与 え る よ り全 血,血. 漿,ア. 田. れを大量. ル ブ ミン,ア. ミノ. 七. 生. 度 は 低 下 す る.重 症 群 で は 直 線 状 或 は 波 状 に 下 降 の 一 路 を 辿 り死 に 至 る.軽 症 群 で は 術 直. 酸 な どに よ る輸 液 を 中 心 とす る の が 賢 明 な 方. 後 下 降 し, 24時 間 前 後 一 度 回 復 す る が,そ. 法 で あ る13)とい う.. 後 再 び 下 降 第2〜5日. の. まで下 降 した後 次第 に. 回 復 す る.膵 臓 挫 傷 群 に お い て は 軽 度 に 下 降 第5章. 結. 論. す るが 対 照 に 比 し大 差 は 認 め な か つ た.. 1). 犬 を実 験動 物 として膵 管 よ りオ レ ーフ. 油,自. 家 胆 汁 を 膵 内 に 注 入 し,実 験 的 に 急 性. 膵 臓 壊 死 を 起 さ し め,病. 変程 度 と生存 時間 に. よ り 重 症 群 及 び 軽 症 群 に 分 け た.そ. の他 膵 臓. 3). 急 性 膵 臓 壊 死 に お い て 血 清 ナ ト リウ ム. 濃 度 は 低 下 す る.重 症 群 で は 対 照 に 比 し著 し い 変 化 は 認 め られ な か つ た が,軽 期 不 定 で あ るが,. 12〜24時. 症 群 で は初. 間 後 よ り下 降 し,. を 広 範 囲 に わ た る挫 傷 を 加 え膵 臓 挫 傷 群 を 作. 第2〜3日. り,こ れ ら動 物 よ り定 時 的 に 採 血 し,血 清 内. る.膵 臓 挫 傷 群 に お い て も下 降 す る が,対 照. ク ロ ー ル 並 に ナ ト リウ ム 濃 度 を 測 定 した.重. と大 差 は 認 め な か つ た.. 症 群 は48時 間 以 内 に 死 亡 し,軽 症 群,膵. 臓挫. 擱筆 す るに 当 り終 始御懇篤 な る御 指導 と御校 閲を 賜 つ た恩師津 田敎授 に深謝す.. 傷 群 は 生 存 し た. 2). 急性 膵 臓壊 死 にお い て血清 ク ロール 濃. 文 1). Gamble, logy. J. L.: and. Chemical. Pathology. Anatomy,. of. Physio. Extracellular. Fluid. 献 8). 松 村:日. 9). Ariel, 132;. (1952) 2). 斉 藤:臨. 3). Sendroy,. 床 化 学 検 査 法,第4版(昭28) J... J.. of. Biol.. Chem.. 120;. 419. (1937) 4). Hoffman, Chem. 田 坂:代. 6). Bernhard, 398. W. 124;. 5). 7). まで下 降 を続 け た後 次 第 に回復 す. S.. 347. &. Osgood,. B.:. J.. of. Biol.. (1938). 謝(1952) F... Deut.. Zeits.. f.. Chir.. 245;. I. M. 1009. &. 14巻,. Bremen,. 5号(昭14) A.. J.:. Coller,. F. A... 11). 渋 沢:臨. 床 外 科,. 12). 渋 沢,伊. 藤:最. 13). 渋 沢:日. 本 臨 床,. 14). 吉 川:電. 解 質 の 臨 床(昭28). 15). 渋 沢:綜. 合 臨 床,. 16). Lyon,. R.. P.:. Ann.. Surg.. 6巻,. 10号,. 新 医 学, 11巻,. 7巻,. 3巻,. 5,. 119;. 54年,. 4号(昭17). 17). 河 田:岡. Surg.. (1944). 10号(昭27) 6号(昭28). 1号(昭29). Surg,. 山 医 誌,. 533. 11号(昭26). Gynec.. &. (1949) 山 医 誌,. Ann.. (1950). 10). (1935). 佐 藤:岡. 本 外 科 宝 函,. 66年,. 11号(昭29). Obst.. 89;. 9.

(11) 実験的急性膵臓壊死に於け る血清内無機物質 の消長に就 て Department. of Surgery,. Okayama. (Director:. University. Prof.. Dr.. Medical. 1167. School.. S. Teuda). Experimental Study on the Acute PancreaticNecrosis. 2. Study of Electrolytic Balances, especiallySerum Chloride and. Sodium. By. Nanao Entirely. the. bilver‑iodate. method. It was. observed. early. on. It was no. the. 3rd. observed. marked. in the early. stage. was. serum serum. day. in the. by. then. severe. of experimental. uranyl. Serum. chloride. zinc acetate. in experimental. was. measured. by. the. method. pancrcatic. necrosis.. Progres. group. after the. serum. disease. of pancreatic. decreased. once. to the. normal. returned. decreased. sodium. onset. chloride. gradually. sodium. in serum. the. decreased. decrease level,. and. in this series.. sodium. that serum. change. used. chloride. immediate. to the preexperimental. occurred found. that. was. Following. method. and. found. sive decrease return. same. Fukuda. in. in experimental. the severe. in the. mild. group.. group,. necrosis again.. The. subsequent lowest. value. level.. pancreatic No. and. necrosis. There. definite. but it decreased. was. change. occurred. 12 and. 24 hours. later. The lowestvalueon the averageoccurred on the 2nd day of disease and then it gradually. returned. to the. preexperimental. value..

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