広報
まちだ
2010 年
6/1
第2部
廃棄物減量等
推進審議会
町田市のごみは、今・・・
今日のごみ問題は、
・ 温室効果ガスの削減、資源の枯渇防止等地球環境保全に直結した問題です。
・ 「大量生産、大量消費、大量廃棄」から持続可能な循環型社会のライフスタイルへの変換が求められています。
・ 子孫に持ち越してはならない問題です。
町田市の課題は、
・ 町田市のごみの焼却施設の寿命が近く(稼働開始後28年経過、
)焼却量の削減や施設の更新が必要です。
・ ほとんどのプラスチックと生ごみは、補助燃料として焼却されています。
(2020年までにCO
2を25%削減する目標に対し、税金を使ってCO
2を発生しています)
町田市の取り組みの現状は、
・ 環境先進都市を目指す戦略目標を中期経営計画に設定しています。
・ 基本理念として、
「作らない・燃やさない・埋め立てない」を掲げています。
・ 家庭用生ごみ処理機の購入補助、大型生ごみ処理機の貸与による堆肥化を進めています。
・ 市民が不用品を資源として持ち込むリサイクル広場の活動を展開しています。
一般廃棄物資源化基本計画への取り組み
・ ごみゼロに向けた町田らしい総合的な「一般廃棄物資源化基本計画」の策定を目指しています。
* 廃棄物減量等推進審議会で昨年6月より審議を開始しました。
* 10年後に向けた、町田市のごみのあり方や資源化策の目標値等を審議しています。
10 年後のごみの資源化・処理は・・・
廃棄物減量等推進審議会で議論しています
廃棄物減量等推進審議会とは・・・・
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資料7
生ごみの現状と資源化について
町田市の生ごみの現状
・ 町田市民の出す生ごみの総量は、年間約3万トンで燃えるごみの 42%(2008 年)を占めています。
・ 生ごみは、高い税金を使って燃やされ、環境を汚染しています。
・ 生ごみ容器・電動処理機によりごみを地域ごとに処理する資源化の取り組み拡げています。
⇒環境負荷の低減、野菜の育成促進、環境意識の向上に寄与します。
町田市の生ごみ資源化への取り組み
・ 廃棄物減量等推進審議会で、
「生ごみの資源化100%を目指し、資源化手法は自家処理を優先させる」ことを決定⇒
人口42万人の都市での生ごみ全量資源化は、日本初の画期的な方針です。具体的施策の検討継続
・ 生ごみを発生源での処理⇒「地産地消」という持続社会の創成が可能
プラスチックの資源化実験について
町田市のプラスチックごみ処理の現状
・
家庭から排出される年間推定1万5千トンの殆どを焼却して、CO2を排出
・
このプラスチックごみの約80%が容器包装プラスチックと推定
プラスチックごみの資源化の問題点は!
・
容器包装リサイクル法のルートを活用して資源化するには、中間処理施設において高圧による圧縮梱包が必要
・
しかし、この高圧の圧縮工程では、昨今、有害物質の発生が懸念
どのような方法で、資源化するの?
・
政府では、2020年までにCO2などの温室効果ガスの排出量の25%を削減を目標
・
町田市でも、地球温暖化対策上、CO2削減と資源の枯渇を防ぐために、次の方策を実施中
(1)2007 年「町田市ごみゼロ市民会議」のプラスチック部会が提案した軟質のプラスチックを低圧で圧縮する方法
(2)低圧圧縮が可能ならば、健康に被害もたらす有害物質が発生しないのではと想定
(3)5個所の自治会の協力で、1000世帯の規模で3~5月までに軟質のプラスチックを収集し、6月から資源化実験
を実施
(4)安全に資源化できるか、有害物質が発生しないかどうか等の検証と、収集頻度がどの程度が妥当か等を調査して、プ
ラスチックの資源化を検証
⇒実験の結果は、専門家の判定を受け公表
何よりも、発生抑制と排出抑制が大切!
資源化に先立ち、市民全員で英知を絞って、先ずプラスチックごみの発生抑制と排出抑制を基本に据えた対
策に取り組むことが、何よりも重要
審議会のお知らせ・意見募集
別紙1
町田市第 8 回審議会の結果(確認事項) 1.生ごみの資源化の比較について ・ 生ごみの自家処理や分別収集が行われることによって、各家庭から可燃ごみを排出する 回数が減少することにより、8.8%効率化される。生ごみが資源化されることにより、現 在は週二回の可燃ごみの収集が週一回となることを想定して再度試算する。 ・疑問等がある場合は事務局に問い合わせる。 2.生ごみ資源化にかかる意向調査(アンケート調査)について ① 生ごみの自家処理の可能性調査(案) ・戸建住宅用と集合住宅用で別々にアンケートを実施するのは個人情報の関係で難しい。 ・電動生ごみ処理機以外の処理方法の意向についても把握する必要がある。 ・生ごみ処理機をすでに利用している人用の調査も行う(既存調査結果があるのでこれを 資料にする)。 ② 有機肥料の使用意向調査(案) ・各委員に配布された資料 9 の内容に後藤委員の指摘した事項が反映されていないので、 早急に修正案を委員に配布する。 ・「有機肥料」とは、農家にとっては通常油粕や魚粕を指すので、タイトルを「生ごみを原 料とする肥料」とすべきである。農家の立場に立ったアンケート調査を行う必要がある。 ・「みどりくん」と言われても現物が無ければ正しく理解するのは難しい。ヒアリング調査 等による意向の把握も必要と考えられる。 ・調査対象(農家 1000 軒を農家台帳から抽出)はそのままとする。 ③ 全体 ・アンケート調査の前置きとして、本審議会の背景・経緯と、アンケート調査に回答する ことの意義・メリットを説明する文章が必要である。 ・5 月の発送に向けて、事務局で修正案を作成し、次回審議会(4 月)で内容を確定する。 3.ごみの減量・資源化の基本理念・方針及び目標(案)について4.広報誌の発行について ・ごみ減量啓発紙「ごみナクナ~レ第 2 号」3 月 1 日発行済。 ・広報TV“まちテレ”で「ごみのゆくえ(仮)」を中間報告発表時に放送予定。 ・「広報まちだ」にごみ特集号として6月頃掲載予定。3月中に編集委員会(審議会委員(希 望者)及び事務局)を発足して編集作業を開始する。 5.今後のテーマについて ・町田市全体のごみの減量・資源化の基本理念・方針及び目標等については、次回または 次々回に検討する。 ・第 9 回審議会で審議または報告する事項は以下のとおり。 - 生ごみ資源化にかかる意向調査(アンケート調査)(検討) - 事業系ごみとその他の資源化物について(検討) - プラスチック資源化実験について(進捗状況報告) - 農家訪問について(実施報告) ・その他(生ごみの価値についてなど) 6.審議会開催予定 ・次回の審議会は4月 15 日(木)の 18:00~20:00 へと変更となった ・次々回の審議会は 5 月 18 日(火)の 14:00~16:00 となった。
7.第 8 回審議会における指摘を受けた資料の整理 第 8 回審議会における指摘 第 9 回審議会配布資料 ○資料 1 ごみの減量・資源化の基本理念・方針及び 目標(案)について -審議会で用いられている表現の使用 -「中間処理システム」を具体的に記述 -「ごみになるものをつくらない」の表現を修正 -温室効果ガス排出問題以外の環境負荷について 記述 -解説文の追加 ○資料 2 事業系ごみとその他の資源化物について ※未審議 資料 1・1-1 事業系ごみとその他の資源化物につい て 審議 ○資料 3 生ごみ資源化の比較 -各家庭から可燃ごみを排出する頻度が 50%削減 される場合(現在週二回の回収が週一回となる ペース)を仮定して再度試算 資料 2・2-1 生ごみ資源化の比較(修正) ○資料 4 家庭用生ごみ処理機の消費電力について ◎審議終了 ○資料 5 メタン発酵施設敷地面積比較 ◎審議終了 ○資料 6 プラスチック資源化実験について ※未報告 資料 5 プラスチック資源化実験について 再報告 ○資料 7 広報紙の発行について ○資料 8 生ごみの自家処理の可能性調査(案)につ いて -電動生ごみ処理機以外の処理方法に関しての意 向を把握 -アンケート調査の前置きの作成 -生ごみ処理機を既に利用している市民に対する 調査用の資料の準備 資料 3 生ごみの自家処理の可能性調査(案)につい て(修正) ○資料 9 有機肥料の使用意向調査(案)について -後藤委員指摘事項の反映 -アンケート調査の前置きの作成 -ヒアリング調査の可能性の検討 資料 4 生ごみを原料とした肥料の使用意向調査 (案)について(修正) ○資料 10 農家訪問について ※未報告 資料 6 農家訪問について 報告