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(1)

海の手帳

Befriend the Sea

(公財)日本海事広報協会

Befriend the Sea

海の手帳

1 わたしたちと環境

(かんきょう)

2 いま、地球は

どうなっているのだろう

3 海や川を汚

(よご)

す原因

(げんいん)

もし、これだけのものを水に流したら

4 汚れを出さない家庭での工夫

5 海をよく知ってきれいに保

 (たも)

とう

6 港で確認

(かくにん)

しよういろいろな船

7 船を観察してみよう

8 いろいろな船[貨物を運ぶ船]

(く)

らしを運ぶ船 

エネルギーを運ぶ船

9 いろいろな船[貨物を運ぶ船]

エネルギーを運ぶ船 

原料を運ぶ船 

製品

(せいひん)

を運ぶ船

10 いろいろな船[貨物を運ぶ船]

国内貨物を運ぶ船

11 いろいろな船[人を運ぶ船/特殊船

(とくしゅせん)

12

港の見学記録

乗船記録

13 海に親しもう!

14 いちばん小さな海“タイドプール”

15 海の危険

(きけん)

な生物

行動・観察記録

16 君にも動かせる小型ヨット

17 楽しい海辺のキャンピング

18 ロープワークは大切な仕事

19

持ち物チェックリスト

20 急病人やケガ人がでたときには

21 人工呼吸法

(じんこうこきゅうほう)

22 手旗信号をマスターしよう

23 地図の記号を覚えよう

海図を読んでみよう

24

神戸

(こうべ)

港の海図

25 天気図を読みとろう

天気図の記号

26 風や波の強さを覚えよう

27 バカにできない天気についての言い伝え

28 星座はめだつ星から覚えていこう

海の手帳▶もくじ◀

(2)

 人間もふくめ地球上のあらゆる生物 は、太陽、空気、水、土などの自然と 深いつながりをもって生きています。 きれいな空気や海・川をとりもどし、 緑を守り、育てるなど、自然と生物の バランスのとれた環境(かんきょう)を つくりだしていくことが大切です。  地球に人類が誕生(たんじょう)して 数百万年。この長い時間、人間は地球 の自然とともに生きてきました。豊か な自然があったからこそ人間は生きて こられたのです。しかし、人間が資源 (しげん)やエネルギーをたくさん使う 生活をするようになった、わずかこの 200 年の間に、地球の環境は悪くなっ てきています。今、かけがえのない地 球を守り、よりよい環境を未来に残す ために何ができるか、考えてみましょ う。

わたしたちと環境

(かんきょう) 植物は、日光、水、土、空気などの はたらきによって、花や実をつけ、 動物やわたしたち人間の食べ物となる。 太陽は、植物や動物に 光と熱をあたえる。 山や地面に降った雨は、 植物や動物に水をあたえ、 川や地下水になり、 海へ流れる。 わたしたち人間は、植物や 動物を食べて生きている。 動物のフンや落ち葉は土になり、 植物の肥料(ひりょう)となる。 海や川の水が蒸発(じょうはつ)し、 雲となり、雨や雪を降(ふ)らせる。

1

(3)

●地球温暖化

(ちきゅうおんだんか)  資源(しげん)やエネルギーの大量消 費(たいりょうしょうひ)によって、大 気中に二酸化炭素(にさんかたんそ)な ど温室効果(こうか)ガスが増え、地球 の熱が宇宙(うちゅう)に逃(に)げにく くなり、気温が上昇(じょうしょう)す る温暖化が心配されています。このま までは、21世紀末までに平均(へいきん) 気温が今より約 3℃上がり、生物や農 作物への影響(えいきょう)や、海水の 膨張(ぼうちょう)、氷がとけることに よる海面の上昇で陸地の水没(すいぼ つ)などの被害(ひがい)が予測(よそく) されています。

●海洋汚染

(かいようおせん)  海難事故(かいなんじこ)による油の 流出、プラスチックや発泡(はっぽう) スチロールなどのゴミ、そして、有害 物質(ゆうがいぶっしつ)による海洋汚 染が進んでいます。北海で死んだアザ ラシから、PCB(ピーシービー)や水銀、 カドミウムなど 150 種類もの有害物質 が検出(けんしゅつ)されたこともあり ます。雨は大気の汚(よご)れを、川は 陸の汚れを海にもたらし、海にすむ生 物の命と、漁業を通じて人間の食生活 をもおびやかしています。

●熱帯林の減少

(げんしょう)  二酸化炭素(にさんかたんそ)を吸収 (きゅうしゅう)して、酸素(さんそ)を 作る重要な働きをし、気候を安定させ る役目を果たしている熱帯林が、開発・ 焼き畑・樹木(じゅもく)の伐採(ばっさ い)などで、どんどん減(へ)っています。 世界の野生生物種の約半数が生息して いる熱帯林の減少は、そのまま野生生 物の減少にもつながり、1981年から90 年では、毎年約1540万ヘクタール、日 本の約 4 割(わり)の広さの熱帯林がな くなってしまいました。

●世界各地の公害

 急激(きゅうげき)な工業化に対する 公害防止対策(こうがいぼうしたいさく) の遅(おく)れ、都市への人口集中など が深刻(しんこく)な大気汚染(おせん)、 水質汚濁(すいしつおだく)などを引き おこし、開発途上国(とじょうこく)を 中心に多くの国で、人々の生活をおび やかしています。

●オゾン層

(そう)

の破壊

(はかい)  太陽からの有害な紫外線(しがいせ ん)を吸収(きゅうしゅう)して生物を 守ってくれるオゾン層が、地球をおお っています。これを人間の作ったフロ ン、ハロンなどの化学物質(ぶっしつ) が壊(こわ)しており、このためオゾン 層が薄(うす)くなって、地上に届(とど) く紫外線が増(ふ)えると、皮ふガンや 白内障(はくないしょう)の増加(ぞうか)、 また農作物への悪影響など、さまざま な被害(ひがい)が予想されています。

●酸性雨

(さんせいう)  工場からのばい煙(えん)や車の排気 (はいき)ガスにふくまれている、イオ ウ酸化物(さんかぶつ)やチッソ酸化物 が原因(げんいん)で、強い酸性の雨が 降(ふ)っています。これによって森林 が枯(か)れ、湖や沼(ぬま)の生物が死 滅(しめつ)、建物や遺跡(いせき)の腐食 (ふしょく)などの被害(ひがい)が出て います。これらの汚染物質(おせんぶっ しつ)は、気流に乗って遠くまで運ばれ るため、被害は広範囲におよびます。

●砂漠化

(さばくか)  気候の変化や多すぎる家畜(かちく) の放牧、樹木(じゅもく)の伐採(ばっさ い)などが原因(げんいん)で、土地が砂 漠のようにやせた状態(じょうたい)に なる砂漠化が、地球上の全陸地の約 4 分の1(約 36 億ヘクタール)の地域(ちい き)で進んでいます。

●野生生物種の減少

(げんしょう)  人間による開発や環境汚染(かんきょ うおせん)からの生息環境の破壊(はか い)、乱獲(らんかく)などによって、こ のままでは毎年約4万種の生物が絶滅 (ぜつめつ)の危機(きき)に瀕(ひん)し ています。

●有害廃棄物

(ゆうがいはいきぶつ)  

の越境移動

(えっきょういどう)  工場などから出る有害な廃棄物は、 責任を持ってきちんと処理(しょり)す るのが当然なのですが、量が多すぎる、 費用が高いなどの理由で、国内で処理 しきれず、国外へ移動することがあり ます。ところが、移動先での処理不十 分や不法投棄(ふほうとうき)によって、 深刻(しんこく)な環境汚染(かんきょう おせん)を引きおこすことがたびたびあ ります。

いま、地球は

どうなっているのだろう

2

(4)

汚れを食べてくれる好気性微生物(こ うきせいびせいぶつ)が生きられなく なって自浄作用が働かなくなります。 これにかわって、酸素がなくても生き る嫌気性(けんきせい)微生物が増(ふ) えて、汚れを食べるようになるのです が、この時、硫化水素(りゅうかすい そ)やメタンガスなどを発生し、魚の すめない汚れた川となって、そして海 も汚します。  では、海や川を汚しているのは何な のでしょうか。工場などの排水(はい すい)が汚していると思われがちです が、実は、わたしたちの生活から出る 生活排水が汚れの大きな原因なのです。  生活排水(はいすい)とは、台所、ト イレ、ふろ、洗(せん)たくなどの日常 (にちじょう)生活からの排水のことで、 この中からトイレの排水を除(のぞ)い たものを生活雑(ざつ)排水といいます。 トイレからの排水は、処理(しょり)し ないで海や川に流れこむことはまずあ りませんが、生活雑排水は下水道がふ きゅうしていない地域(ちいき)では、 処理されないで海や川に流れこみます。

魚がすめる水質

(すいしつ)

[BOD5 ㎎ /ℓ]にするために必要な

水の量は・・・・・・ふろおけ(300ℓ)何はい分?

生物化学的酸素(さんそ)要求量、微生物(びせいぶつ)が有機物を食べるときに必要な酸素の量で よごれの度合いを表す。数字が大きいほどよごれていることを示(しめ)し、魚が生息できるBOD 濃度(のうど)は5㎎/ℓ以下、悪臭(あくしゅう)が発生し始める濃度は10 ㎎/ℓといわれている。 BOD(ビーオーディー) :

もし、これだけのものを水に流したら

1.5 はい

しょう油

(大さじ 1 ぱい、15㎖)

12.0 はい

マヨネーズ

(大さじ 1 ぱい、15㎖)

14.0 はい

かんコーヒー

(コップ 1 ぱい、180㎖)

米のとぎじる

(米 3 カップとぎじる、500㎖)

牛乳

(ぎゅうにゅう) (コップ1ぱい、180㎖)

日本酒

(おちょう子 1 本)

みそしる

(おわん 1 ぱい、200㎖)

ジュース

(コップ 1 ぱい、180㎖)

天ぷら油

(500㎖) (国立環境研究所調べ)

海や川を汚

(よご)

す原因

(げんいん)  海を汚(よご)す原因(げんいん)とし ては、油によるもの、油以外のもの、 赤潮(あかしお)などがあります。油に よる汚染(おせん)は、船舶(せんぱく) からの油廃棄物(はいきぶつ)が多いの ですが、最近では減少(げんしょう)し つつあります。また、漂流(ひょうり ゅう)や漂着物(ひょうちゃくぶつ)の 70%が、発泡(はっぽう)スチロールや ビニールなどの石油化学製品(せいひ ん)です。油以外の汚染や赤潮などの 原因は、大半が陸上にあって、川から 海へ流れこんでいるのです。  今、海や川で問題になっているのは、 有機物による汚れです。有機物は炭水 化物や脂肪(しぼう)、たんぱく質など 生物の栄養源(えいようげん)になるも のですが、たくさん流れこむと川は汚 れて黒く濁(にご)り、悪臭(あくしゅ う)を放つようになります。川には、 川自身がきれいにする自浄(じじょう) 作用がありますが、汚れが多くなって 水の中の酸素(さんそ)がなくなると、

4.0 はい

9.4 はい

24.0 はい

4.7 はい

13.0 はい

330.0 はい

3

(5)

4

これだけで BOD を

90%

カットする ことができます。

(よご)

れを出さない

家庭での工夫

三角コーナーや生ゴミ受けに 水切りぶくろをつけましょう。 洗(せん)たく液(えき)は3回 までくり返し使えます。でも 洗たく液をそのまま使うと洗 浄力(せんじょうりょく)が落 ちるので 2 回目の洗たくでは 洗剤(せんざい)を標準(ひょう じゅん)使用量の約1/8を、 3回目には約1/4を補給(ほ きゅう)してください。 水切りぶくろをつけると、 つけない場合に比べてゴミが 45%も多くとれます。

食器やなべ・フライパンなどのひどい汚

(よご)

れ・油は

こいものは庭の植木に…。 でも、少しはなしてまき ましょう。

みそしるは

天ぷらなどに使った油は

台所の洗剤(せんざい)は 十分うすめて使いましょう みんなが飲むだけ作って残さないよう にしましょう。 (塩分が多いので肥料(ひりょう)には不向きです。) 油処理剤(しょりざい)を 使うのはやめましょう。 石けんや無リン洗剤(せんざい)を はかって使いましょう ・・・・ ●見当で入れると  2 割(わり)以上も多く  なります。 いためものに利 用し、できるだ け使いきる。 石けんとして 再(さい)利用する。 洗剤を入れすぎても汚(よご)れのお ちに変わりありません。かえってす すぎが大変になるだけです。 洗剤使用量と洗浄力の関係(環境省) 洗浄力指数 洗剤標準使用量 凝固剤(ぎょうこざい)で 固めてゴミとして捨(す) てる。 ソース、マヨネーズ、 しょう油、ドレッシング などの残りも…… 焼肉、ハンバーグ、 ギョウザ、肉の脂 (あぶら)……

米のとぎじるは

カレー、シチューなど の残りは…… 紙でふき取ってから 洗(あら)いましょう。 紙でふき取ってから 洗いましょう。 ヘラで かき取ってから 洗いましょう。 ヘラや紙で 汚(よご)れをとってか 洗(あら)いましょう。

(せん)

たくでは

洗(せん)たくものは 入れすぎないで ください。 栄養あるよ。 ダメッ! 水に流すと ふろおけ330ぱい分 ダヨ! 牛乳(ぎゅうにゅう)パック に紙を入れ油をしみこませ、 ゴミとして捨(す)てる。 60 70 80 90 100 110 朝シャンも汚(よご)れを増(ふ)や します。朝シャンを半月続けると 1 人が 1 日に出す汚れの量に匹敵 (ひってき)します。

生ゴミは

たまったゴミは、 まめに取り除(のぞ)きましょう。 また、おかずの食べ残しを 捨(す)てるのはやめましょう。 汚(よご)れがとけ出して しまいます。 生活雑排水(ざつはいすい)の汚(よご)れの内訳(うちわけ) は、台所57%、ふろ30%、洗(せん)たく13%となっていま す。汚れを出さない工夫は……。 10 倍にうすめた液(えき)を1週間分 作っておくと便利。 ※土にうめるのは分解(ぶんかい)しにくく、 おすすめできません。

(6)

 海は、地球の表面積の約 70%(3億 6,100 万 km²)をしめ、地球上の水の 97 %(13 億 5,900 万 km³)が海水です。海 洋は太平洋、大西洋、インド洋、南極 海、北極海の五大洋からなり、七つの 海という場合には、太平洋と大西洋を 南北に分けて数えます。海という名の つくのは、日本海やカスピ海など世界 に 54 の海があります。  海水が塩からいのは、原始地球に始 まる塩酸(えんさん)の海が、岩石をと かしながら塩基物(えんきぶつ)を生成 してきたからです。また、雨水に始ま る水の循環系(じゅんかんけい)も、岩 石にふくまれるミネラル分をとかしな がら海に注がれてきました。塩分は、 海水 1kg 当り 35g(3.5%)ふくまれて おり、最も塩からいのは、大西洋の北 部亜熱帯海域(かいいき)で3.79%の塩 分濃度(のうど)、最もうすいのは、北 極海で 3.2 %以下です。海水を全部蒸 発(じょうはつ)させて塩をとり出して、 その塩で地球全体をおおうと、その厚 (あつ)さは約88mになります。  また、海水中には貴重(きちょう)な 微量金属(びりょうきんぞく)がとけこ んでいます。その量は、金が600万トン、 銀4億5,000万トン、銅(どう)80億トン、 ウラン 40 億トン、アルミニウム 150 億 トンなどと推定(すいてい)されていま す。  海の特ちょうのひとつに海流があり ます。海流を起こす原因(げんいん)に は、海上の風の分布(ぶんぷ)、海面を 通しての熱と水の出入り、地球の自転 による海水の偏向力(へんこうりょく)、 月や太陽の引力による起潮力(きちょう りょく)(潮流)、水の密度(みつど)など があり、これらが複雑(ふくざつ)に影 響(えいきょう)しあって海流が発生し ます。さらに、水深、海底の形状(けい じょう)、陸地の位置もすべて海流に影 響を与えています。  海に行ったとき最初に目に入るのは、 くり返しおし寄(よ)せる波でしょう。 波には、目に見える表面の波(風ろう) と、海中に発生する見えない波(内部 波)があります。風ろうは風によって 起こりますが、内部波は潮(うしお)、 波と波の相互作用(そうごさよう)や大 気の変動など、さまざまなことが要因 (よういん)となって発生します。  地球環境(かんきょう)の問題は、海 水と大気の関係をぬきには考えられま せん。海水に吸収(きゅうしゅう)され た光は、熱に変化して水を温めます。 海中に入った光は、海のすべての生物 のエネルギーを供給(きょうきゅう)す る重要な役割(やくわり)を果たしてい ます。また、地球に放射(ほうしゃ)さ れた太陽エネルギー総量(そうりょう) のうち、地球表面が約47%を吸収して いますが、吸収するだけだと炎熱地獄 (えんねつじごく)のようになってしま います。そこで海水に吸収されたのと 同じ熱量が大気を通じて宇宙(うちゅう) へ放射され、そのバランスをとってい るのです。空気が海水より暖(あたた) かい場合には、熱は大気から海水へ移 動(いどう)し、海水が空気より暖かい 場合にはその逆(ぎゃく)に、というよ うに、地球の温度は、海水と大気によ って調整されているのです。

海をよく知って

きれいに保

(たも)

とう

5

(7)

6

港で確認

(かくにん)

しよう

いろいろな船

港で見つけたものを 記録しよう。 ●船の名前や大きさ、国せき  などを記録しよう。 ●港の施設(しせつ)の特ちょ  うなどをメモしよう。 月  日  曜日 天気 港の名前

できるだけ便利に早く貨物を積み降

(お)

ろしできるよう、

港は貨物別に”ふ頭”を分けて利用するシステムになっている。

原油貯蔵(ちょぞう)タンク 客船ターミナル フェリーターミナル コンテナターミナル 製鉄(せいてつ)コンビナート 内航貨物ふ頭 火力発電所 冷凍(れいとう)倉庫 穀物(こくもつ)ふ頭 自動車ふ頭 木材ふ頭 マリーナ 魚市場 漁港

(8)

船を観察してみよう

自分の国の国旗 船会社の社旗 行き先の国の国旗 船の名前 船の名前・船せき港名 (アルファベット) バルバスバウマーク 水面下の船首がこのよ うな形になっているこ とを示(しめ)すマーク。 バウスラスター 満さいきっ水線マーク 船体をしずませてよい限度を示す目盛り。 TF…熱帯のたん水ではここまで F……夏のたん水ではここまで T……熱帯ではここまで S……夏はここまで W……冬はここまで プッシュライン タグボートが船 体をおす位置を 示している。 船せき港名 船の戸せきが登録さ れている港(母港)。

船の

マークには

こんな意味が

あるよ!

船会社の社旗

?

どうして浮

(う)

くの?

?

船のサイズってどれくらい?

船のサイズは“ トン ”という単位で表す。

総(そう)トン数………… 重さではなく、大きさ(容積(ようせき))の目安。 1 トンはおよそ 2.83 立方メートル。 排水(はいすい)トン数… 船自体の重さ。 重量トン数……… 積むことができる貨物の重さ。 オイルタンカー 長さ333m 幅(はば)60m 30万重量トン(16万総トン) コンテナ船 長さ338m 幅 40m 9.8 万総トン 外航クルーズ客船 長さ241m 幅 29.6m 5 万総トン 大型バス長さ12m 物体が浮く力を“浮力(ふりょく)”という。水中 の物体には、それがおしのけた水の重さと等し い浮力が働くという法則(ほうそく)がある。同 じ重さでも、体積(ものの大きさ)が大きいほど、 より多くの水がおしのけられ、大きな浮力が得 られる。だから船は、水中の体積をうんと増(ふ) やして、大きな浮力を得ている。 鉄のかたまりは沈(しず)む うすくのばして、 おわんのような形 にすると浮く ファンネルマーク エントツの色やがらが、船 会社のマークになってる。 バウスラスターマーク 水面下にバウスラスターという 横移動装置(よこいどうそうち) があることを示すマーク。 ドラフトマーク 船体がどれくらい水 にしずんでいるかを 示す目盛(めも)り。 浮力

7

(9)

いろいろな船

[貨物を運ぶ船]

 船はさまざまな貨物を運んでいます。原 油、LNG(エル・エヌ・ジー/液化(えきか)天 然ガス)、鉄鉱石(てっこうせき)、穀物(こくも つ)、自動車、雑貨(ざっか)など、その形や 大きさもいろいろです。それぞれの貨物の 特ちょうに合わせて、もっとも安全で効率 的(こうりつてき)な輸送(ゆそう)方法を追求 した結果、いろいろな専用船(せんようせん) が生まれました。また、大量輸送を効率的 に行うための大型化も進んでいます。そん な個性豊かな専用船を紹介(しょうかい)し ましょう。  総トン数は、船の大きさ(容積(よう せき))を表す単位。重量トン数は、満 さいきっ水線の限度(げんど)まで貨物 を積んだ時の全重量から船自体の重量 を差し引いたトン数であり、燃料(ねん りょう)・水・食料などの重量をふくむ が、船が積める貨物の重量を示(しめ) す目安となる。 【総(そう)トンと重量トン】 水を積むバラストタンク 積み荷スペース 荷役装置(にやくそうち)

(く)

らしを運ぶ船

貨物船の中では最速をほこる雑貨輸送 (ざっかゆそう)の専用船(せんようせん)。 衣類や電気製品(せいひん)などの生活 雑貨から、危険(きけん)品まで多種多 様な貨物を、国際規格(こくさいきかく) のコンテナに収納(しゅうのう)して運 ぶ。大型の船は、コンテナを約10,000 個も積める。

コンテナ船

エネルギーを運ぶ船

原油を運ぶ専用船(せんようせん)。複数 の区画に仕切られたタンク状(じょう) の船倉を持ち、事故の時に原油が海に 流れ出るのを最小限(さいしょうげん) におさえるため、船側と船底を二重構 造(こうぞう)化している。現在(げんざ い)は30万重量トン級が主力。

原油タンカー

穀物(こくもつ)や石炭などを、ふくろ や箱につめずに、そのまま船倉に入れ て運ぶ。貨物の流動を防(ふせ)ぐため、 船倉上部に傾斜(けいしゃ)をつけ、ト ップサイドタンクという三角形のバラ ストタンクを設置(せっち)している。

ばら積み船

木材を専門(せんもん)に運ぶ船。貨物 は船倉内だけでなく甲板(かんぱん)上 にも積まれ、甲板積みの木材は両舷(り ょうげん)に建てられたスタンションと 呼(よ)ばれる支柱(しちゅう)で左右を 押(お)さえ、じょうぶなワイヤーで固 定される。

木材専用船

(もくざいせんようせん) 製紙(せいし)原料となるチップ(木材を くだいた小さなかけら)を専門(せんも ん)に運ぶ。チップは比重がきわめて小 さいため、船倉容積(ようせき)を最大 限(さいだいげん)にして大量に積みこ むとともに、バラストスペースを船底 部に設(もう)けている。

チップ専用船

(せんようせん) 野菜や果物、冷凍肉、鮮魚(せんぎょ) などの生鮮食品を低温輸送(ゆそう)す る。野菜や果物のように常温(じょうお ん)に近いものからマイナス50℃という 超低温(ちょうていおん)が必要な冷凍 マグロまで、輸送温度の異(こと)なる 貨物を積み分けて運べる。

冷凍運搬船

(れいとううんぱんせん)

8

(10)

製品

(せいひん)

を運ぶ船

自動車を専門(せんもん)に運ぶ船。貨 物となる自動車を専門のドライバーが 運転し、船側のランプウェイから船内 に積みこむ。船内は何層(なんそう)も のデッキに分かれ、屋内駐車場(おくな いちゅうしゃじょう)のような構造(こう ぞう)をしている。

自動車専用船

(じどうしゃせんようせん) 製鉄(せいてつ)原料の石炭と鉄鉱石(て っこうせき)を運ぶ。鉱石専用船(こうせ きせんようせん)同様、大型化が進んだ 船種で、最近は製鉄原料輸送(ゆそう) の主力。鉄鉱石と比べてはるかに比重 (ひじゅう)の小さい石炭も運ぶため、 鉱石専用船より積み荷スペースは広い。

鉱炭兼用船

(こうたんけんようせん) プラスチックや化学繊維(かがくせんい) の原料となる石油化学品、硫酸(りゅう さん)など液状(えきじょう)の化学品を 運ぶ。腐食(ふしょく)や貨物同士の汚 染(おせん)を防(ふせ)ぐため、ステン レスを用いたり、特殊(とくしゅ)なコ ーティングを施(ほどこ)すなど、タン ク内も工夫されている。

ケミカルタンカー

重い貨物を自力で積み降(お)ろせるよ う、強力な荷役装置 (にやくそうち)を 備(そな)え、プラント部品や大型建設 機械など重量物を専門(せんもん)に運 ぶ。船倉内に入らない大きな貨物は甲 板(かんぱん)上に積んで運ぶので、甲 板は強固に建造(けんぞう)されている。

重量物船

原料を運ぶ船

鉄鉱石(てっこうせき)を専門(せんもん) に運ぶ船。鉄鉱石は比重が極端(きょく たん)に大きいため、積み荷スペースを せまくし、船体中央部に積み荷を高く 積み上げられるようになっている。最 大級のものでは30万重量トンの超大型 船(ちょうおおがたせん)もある。

鉱石専用船

(こうせきせんようせん) プロパンやブタンなどを液化(えきか) した L P G(液化石油ガス)を運ぶ。輸 送(ゆそう)方式には常温(じょうおん) で加圧(かあつ)して液化する加圧式、 常圧(じょうあつ)で冷却(れいきゃく) して液化する冷却式および半冷加圧式 があるが、大型 L P G 船はすべて冷却 式。

LPG 船

(エル・ピー・ジーせん) 天然ガスをマイナス162℃の超低温(ちょ うていおん)で液化(えきか)したLNG(液 化天然ガス)を運ぶ。超低温輸送(ゆそ う)のための特殊(とくしゅ)な材質(ざいし つ)のタンク、荷役時の事故(じこ)を防 (ふせ)ぐ緊急遮断装置(きんきゅうしゃだ んそうち)など、先端技術(せんたんぎじ ゅつ)を駆使(くし)したハイテク船。

LNG船

(エル・エヌ・ジーせん) 石油にかわるエネルギーとして近年比 重が高まる電力用石炭の効率輸送(こう りつゆそう)に活やくする専用船。日本 の発電所向けの輸送に最適(さいてき) な船として設計(せっけい)されている。 現在(げんざい)、日本とオーストラリ アなどを結んでいる。

石炭専用船

(せきたんせんようせん)

9

(11)

国内貨物を運ぶ船

L P G(液化(えきか)石油ガス)を国内輸 送(ゆそう)するための専用船(せんよう せん)。冷却式(れいきゃくしき)の外航 LPG 船に対して、内航 LPG 船は常温 (じょうおん)で加圧(かあつ)して液化 する加圧式を採用(さいよう)。球形ま たは円筒形(えんとうけい)の圧力タン クを持つ。

LPG 船

(エル・ピー・ジーせん)

(内航)

鋼材(こうざい)、機械、家具、食料、 衣類などのばら積み貨物を運ぶ、最も オーソドックスな内航貨物船。699総 (そう)トン型、499 総トン型、199 総 トン型が輸送効率(ゆそうこうりつ)の 高い船型として多く建造(けんぞう)さ れている。

一般貨物船

(いっぱんかもつせん) 石油製品(せいひん)を運ぶ油送船。重 油用の黒油船とガソリン、ナフサ、灯 油、軽油用の白油船に分類される。タ ンク内はかべで仕切られ、船体がゆれ ても、油が片側(かたがわ)に移動(いど う)しないようバランスが保(たも)たれ ている。

油タンカー

合成樹脂(ごうせいじゅし)やポリウレ タンなどの原料となる石油化学品をは じめ、液体(えきたい)化学品を専門(せ んもん)に運ぶ船。油タンカーの構造と 似ているが、タンク内を細かく区切っ ているのが特ちょう。

ケミカルタンカー(内航)

貨物を積むバージ(はしけ)とそれをお すプッシャー(おし船)を組み合わせた 水上輸送(ゆそう)システム。バージの 船尾にプッシャーの船首部分をはめこ んで連結し、プッシャーがバー ジをおして運航する。

プッシャーバージ

工場でつくられたセメントをばら荷の 状態(じょうたい)で全国の流通基地(り ゅうつうきち)まで運ぶ。軽い粉末であ るセメントの特ちょうを利用し、積み 降(お)ろしには空気圧(くうきあつ)で 搬送(はんそう)する方式がとられ、そ のための荷役装置(にやくそうち)を装 備(そうび)している。

セメント専用船

(せんようせん) セメントや製鉄(せいてつ)の原料とな る石灰石を専門(せんもん)に運ぶ。ば ら積み船のような構造(こうぞう)の船 もあるが、最近は、ベルトコンベア方 式の揚(あ)げ荷役装置(にやくそうち)を 持ち、石灰石をそのまま陸上に運び出 す方式の船が増(ふ)えている。

石灰石専用船

(せっかいせきせんようせん) 船の前後のランプウェイからトラック やトレーラー、フォークリフトによっ て直接(ちょくせつ)貨物を積み降(お) ろしするRORO(ロールオン/ロール オフ)方式の貨物船。主に定期航路に 就航(しゅうこう)し、雑貨輸送(ざっか ゆそう)に活躍(かつやく)。

RORO 船

(ローローせん)

10

(12)

人を運ぶ船

レジャークルーズのための客船。 5∼6 層(そう)に 分かれたデッキには、客室やレストラン、ラウンジ、 シアターなど贅沢(ぜいたく)な設備(せつび)が整え られ、航海中はショーやイベントなどが開催(かいさ い)される。

外航クルーズ客船

特殊船

(とくしゅせん) 海の安全を守る「海上保安庁(かいじょうほあんちょ う)」の船。海上での犯罪(はんざい)を取り締(し)ま ったり、遭難者(そうなんしゃ)を助けたりする。小 型のものを巡視艇(じゅんしてい)という。

巡視船

(じゅんしせん) 船や港で火災(かさい)が起きたときに活躍(かつや く)する、海の消防車。強力なポンプで海水を吸(す) って、遠くまで噴射(ふんしゃ)できる。

消防艇

(しょうぼうてい) 港では自由に動けない大型船を、おしたり引っ張っ たりして移動(いどう)させる小型船。強力なエンジ ンと推進装置(すいしんそうち)ですごいパワーを出 す。

タグボード

沿岸(えんがん)や近海に出て、景色や食事を楽しむ ための船。パーティーやイベントにも利用される。

レストラン船

ポンプですいこんだ海水を、いきおいよくふき出し、 水中翼(すいちゅうよく/フォイル)で船体を浮(う) かせて、時速およそ80㎞の超高速(ちょうこうそく) で走る船。離島(りとう)や韓国(かんこく)への交通 機関として活躍(かつやく)している。

ジェットフォイル

深海底の地面を約7,500m まで掘削(くっさく)が できる科学掘削船。地球内部の深い場所にある地層 (ちそう)を採取(さいしゅ)し、地震(じしん)発生メ カニズムや地球の成り立ちに関する調査研究を行っ ている。

調査研究船

(ちょうさけんきゅうせん) 人と自動車をいっしょに運べる船。片道(かたみち) 300 ㎞以上を航海する大型長距離(ちょうきょり)フ ェリーや、島と本土の間を1日に何度も往復(おうふ く)する小型フェリーなど、いろいろなタイプがある。

フェリー

離島に住む人や観光客などを乗せる。離島の暮(く) らしに必要な物資(ぶっし)を運ぶのにも使われ、島 の人々の生活を守っています。

離島航路貨客船

(りとうこうろかきゃくせん)

いろいろな船

[人を運ぶ船/特殊船

(とくしゅせん)

11

(13)

●乗船記録●

MEMO

MEMO

月  日  曜日 天気

場 所

船 名

船の種類

航 路

から       まで

トン数

トン

乗り組み員数

この船のデータ

最高速力

ノット

航海速力

ノット

いっしょに 乗船した人 国名 深さ     m 全長     m 幅(はば)     m 船名 満さいきっ水     m

●港の見学記録●

総(そう)トン 重量トン 排水(はいすい)トン

(      )

12

月    日    曜日 天気

港 の 名

見たものをチェックしよう いっしょに 行 っ た 人 コ ン テ ナ 船 ば ら 積 み 船 木 材 専 用 船 チ ッ プ 専 用 船 冷 凍 運 搬 船 原 油 タ ン カ ー L P G 船 L N G 船 石 炭 専 用 船 鉱 石 専 用 船 鉱 炭 兼 用 船 ケミカルタンカー 自 動 車 専 用 船 重 量 物 運 搬 船 一 般 貨 物 船 セ メ ン ト 専 用 船 石 灰 石 専 用 船 R O R O 船 プッシャーバージ 外航クルーズ客船 フ ェ リ ー 離 島 航 路 貨 客 船 レ ス ト ラ ン 船 ジェットフォイル 観 光 船 捕 鯨 船 ト ロ ー ル 船 鰹 鮪 漁 船 漁 工 船 一 般 漁 船 し ゅ ん せ つ 船 消 防 艇 ケ ー ブ ル 船 ク レ ー ン 船 タ グ ボ ー ト 気 象 観 測 船 測 量 船 海 洋 調 査 船 巡 視 船 警 備 艇 税 関 監 視 船 検 疫 艇 給 油 船 給 水 船 パ イ ロ ッ ト 船 航 海 練 習 船 自 衛 艦 は し け 通      船 灯      台 レ ー ダ ー 局 無 線 局 浮      標 立      標 防 波 堤 冷 蔵 倉 庫 サ イ ロ 油 タ ン ク 貯 木 場 野 積 場 コ ン テ ナ ヤ ー ド ガントリークレーン (もくざいせんようせん) (れいとううんぱんせん) (エルピージーせん) (エルエヌジーせん) (せきたんせんようせん) (こうせきせんようせん) (こうたんけんようせん) (じどうしゃせんようせん) (じゅうりょうぶつうんぱんせん) (いっぱんかもつせん) (せっかいせきせんようせん) (ローローせん) (りとうこうろかきゃくせん) (かんこうせん) (ほげいせん) (かつおまぐろぎょせん) (ぎょこうせん) (しょうぼうてい) (きしょうかんそくせん) (そくりょうせん) (かいようちょうさせん) (じゅんしせん) (けいびてい) (ぜいかんかんしせん) (けんえきてい) (こうかいれんしゅうせん) (じえいかん) (つうせん) (ふひょう) (りっぴょう) (ぼうはてい) (れいぞうそうこ) (ちょぼくじょう) (のづみば)

(14)

海に親しもう!

●わたしたちの体は

 水に浮

(う)

きやすい

 肺(はい)にいっぱい空気を吸(す)い こみ、手足をはじめ全身の力をぬいて、 静かに水面に浮(う)かぶことは誰(だ れ)にでもできることなのだ。真水の 場合でも女子や子どもは、体の比重(ひ じゅう)が水より小さいので浮きやす い。海水の場合は、人間の体の比重が もっと小さくなるのでかんたんに浮く はずなのだ。水面で横になって浮いて いる人間の体の比重を部分的にみてみ ると、空気を吸いこんだ胸(むね)の部 分が、浮きぶくろのようになっていち ばん軽く、足とおしりの方が一番重く なっている。力を入れるとおしりと足 の方から沈(しず)んでしまう。沈まな いためには、大きく胸いっぱいに息を 吸いこんで、全身の力をぬき胸を中心 に、手足を開き、小さく動かしてつり 合いをとると水面で浮いていられるが、 最初はあおむけよりも、うつぶせの方 が楽にできる。これを浮き身とよんで おり、浮き身が自由にできるようにな ったら、あとは手足を動かせば泳ぐこ とができるようになるのだ。

●プールと海はここがちがう

 海の水が塩からいことは誰(だれ)で も知っていると思うが、これは海水に ふくまれている塩分のせいで、この塩 分は、体にいろいろ影響(えいきょう) をあたえるのだ。また、海はたえず変 化していることを覚えておこう。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1. 体がよく浮(う)いて泳ぎやすい。 2. 塩分のため日焼けしやすい。 3. 塩からく目やノドにしみる。 4. いつも波があって呼吸(こきゅう) しにくい。 5.潮(しお)の流れがあって水温も一定 していない。 6.風の影響(えいきょう)や潮の満ち引 きなどによって、海のようすは変わ りやすい。 7.海底のようすが、場所によってちが う。 8.毒をもったクラゲやオコゼなど、危 険(きけん)な生物もいるので注意が 必要だ。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  海でははやく泳ぐことよりも、ゆっ くりでいいから、よりながく、泳ぐこ とを心がけよう。

●準備体操

(じゅんびたいそう)

 たいせつなのは

 海もプールも同じだ

1.海に入る前には、 ① 十分に準備体操をする。 ② グループの場合は、整列して人数を 数える。 ③ いきなり飛びこまないで、足もとか ら静かに海へ入って胸(むね)までつ かる。 2.水泳中には、 ① 決められた場所をこえて遠くへ行か ない。 ② 引率者から見えるはんいの中で泳ぐ。 ③ 足がつったり危険(きけん)を感じた ら、すぐに大声をあげて助けを呼(よ) ぶ。 3.海からあがったら、 ① グループの場合は、整列して人数を 数える。 ② 海水をふきとって体をあたためる。 ③ 水泳を終えたら必ず整理運動をする。

13

(15)

いちばん小さな海

“タイドプール”

 海の中には、人の目には見えないほ ど小さいプランクトンから、体の長さ 30メートル、重さが150トンもあ るシロナガスクジラまで、ものすごく たくさんの生物がすんでいます。また、 潮(しお)がひくと干(ひ)がたとなって ほしあがってしまうところにすんでい る生物もいれば、なんと1万メートル もの海底にすんでいる生物もいる。  ひき潮のとき、磯(いそ)の岩のあい だに海水がとりのこされた潮だまりを タイドプールとよぶが、海水といっし ょに小さな魚たちもとり残されていて、 よく観察してみるととてもおもしろい。 ヒザぐらいの深さの海で、いろんな魚 の子どもをみつけることができるので、 みつけたら図鑑(ずかん)でしらべてみ よう。魚だけでなく、ヤドカリやカニ やウニなどもみつけられるが、カニも ウニもたくさんの種類があることに気 づくだろう。 ホース 観察ノート (公財)日本海事広報協会 http:/www.kaijipr.or.jp シュノーケリング セット バケツ ポケット 図鑑(ずかん) あみ ビニール ぶくろ

●ホースの使い方

まずホースを潮(しお)だまり に沈(しず)めよう。ホースに 水が通ったら、一方のはしを 潮だまりより低い位置におろ せば、自然に水がぬけるよ。

●石をひっくり返す

持ち上げられそうな石があったら、 ヨイショッとひっくり返してみよう。 裏側に、どんな生き物が張(は)りつ いているかは、見てのお楽しみ!!

●潮

(しお)

だまりの

 観察ファッション&グッズ

危険(きけん)をさけて楽しく観察する ために、服装(ふくそう)をばっちりキ メていこう。

●観察の時間と気をつけること

1. 潮(しお)だまりの観察は、潮がひ きはじめてから満ちるまでの、干 潮(かんちょう)の前後3時間がベ ストタイム!干潮の時間は、新聞 やつり具店で買える「潮時表(ちょ うじひょう)」で調べられるよ。 2. 観察は、かならず大人といっしょ に行こう。どんな浅い場所でも、 水のそばには危険(きけん)がある ということを、わすれないでね。 ここが潮だまり! 干潮(かんちょう) のときの海面 干潮になると 水がなくなる エリア 満潮(まんちょう)の ときの海面 観察のあとは、潮だまりに また水をいれてあげようね。 ●ぼうし 強い日差しを よけるため。 ●服 シャツに半ズボンか 水着がいいね。 ●すべらないくつ サンダルやはだし はダメだよ。 ●軍手 手をケガしない ために必要だよ。 マイナスの ドライバー

こんなグッズがあると便利!

イソガニ フナムシ アゴハゼ ヤドカリ フジツボ クモヒトデ ギンポ レイシ イワガニ ヒザラガイ

14

(16)

海の危険

(きけん)

な生物

●行動・観察記録●

 大きな石にはえた海草は、すべりや すくて危険(きけん)だし、岩場にはフ ジツボやカメノテなど、先がするどく とがった貝がついていて、足や手を切 りやすいので、こうした場所では十分 気をつける必要がある。  海底の海草のしげみの中には毒をも ったオコゼがいたり、ムラサキウニや ガンガゼなどの、するどいトゲのはえ たウニ類がいるので、ふみつけないよ うに用心して歩かなければいけない。  また、クラゲの仲間にも毒のある刺 胞(しほう)をもったアンドンクラゲ、 アマクサクラゲ、カツオノエボシなど がおり、とくにエボシ型の浮(う)きぶ くろをもち、アイ色をしたカツオノエ ボシは毒性が強く、これにふれるとは げしいいたみをともなって皮膚(ひふ) がはれあがるので、もしみつけたらよ けて泳ぐ。もしさされた場合は、海水 でよくあらってから氷や冷水でひやし て、病院へ行こう。 ムラサキウニ ハオコゼ ゴンズイ カツオノエボシ カメノテ アンドンクラゲ アカクラゲ ウツボ

見たこと・聞いたこと・気づいたこと

月   日   曜日

天気

行ったところの地図や観察したものをかいてみよう

だ れ と

ど こ で

何をした

15

(17)

君にも動かせる

小型ヨット

 白い帆(ほ)に、風をいっぱいはらん で、真っ青な海をどこまでもどこまで もすすんでいく。こんな夢(ゆめ)をい だいたことのある人は、多いのではな いだろうか。  ヨットのなかには、1人で動かすこ とのできるデインギーから、大人が何 人ものって動かす外洋クルーザーまで たくさんのクラスがある。大型クルー ザーなどは、練習をつんだ大人でない と動かすのはむずかしいが、小型ヨッ トのひとつ、オプティミストデインギ ークラスだとちょっと教われば、小学 生でも操縦(そうじゅう)することがで き、ヨットのすばらしさを十分楽しむ ことができる。機会をみつけて海への り出そう。 メインセール(ほ) ステム(ふねのいちばんまえ) バウ(ふねのまえのほう) センターボード(ふねのよこながれをふせぐいた) センターボード・ケース(センターボードが入る) ミジップ(ふねのまんなかのあたり) ガンネル又はデッキ・サイド コクピット(人ののるところ) マスト・ホール(マストをたてるところ) シート(セールをコントロールする綱) ティラー(かじをうごかすぼう) スターン(ふねのうしろのほう) トランサム(ふねのうしろのかじのついているいた) ラダー(かじ) 1 2 3 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

ヨットの各部の呼

(よ)

び方は、

どんな大型のヨットになっても

同じなので覚えておこう。

写真:ブルーシー・アンド・グリーンランド財団  http://www.bgf.or.jp/

ヨットの各部分の名前

16

2 3 7 8 4 5 6 9 10 11 12 1 ピーク (いちばん上) リーチ バテン バテン・ポケット (バテンを入れるところ) マスト・ラフ フット ブーム(ほげた) マスト

(18)

●岩を利用してカマドをつくる

 海辺でキャンプするときのカマドは、 ちょうどよい岩の間を利用するか、石 を積み上げてつくるのがいちばんいい。 積み上げた石がぐらぐらするときは、 すき間に小石をつめて安定させる。  たき口は風上側にくるようにし、炎 (ほのお)が飯ごうや、なべの底をつつ むような高さにする。  点火したあとでは、よく燃(も)えな いからといって、ガソリンや灯油をか けると非常(ひじょう)に危険(きけん) なので、絶対にしてはいけない。  キャンプ生活をしたあとは、どうし ても汚(よご)れがちになるものだ。ま わりの人や、あとで来る人たちのめい わくにならないように十分に気をつけ、 海や海岸の自然環境(しぜんかんきょう) を守り、美しく保(たも)つように心が けよう。 ■石を反射板(はんしゃばん)として ■岩のあいだを利用して ■岩を掘(ほ)り起こして ■石を積んで

楽しい海辺の

キャンピング

 潮(しお)の香(かおり)をむねいっぱ いに吸(す)い、波の音を聞きながら、 空いっぱいの星をあおいで生活する海 辺のキャンピングは、大自然にじかに ふれることのできるすばらしい野外生 活だ。  しかし、ふだんの生活とちがって電 気やガスのない生活をするのだから、 みんなで協力しあうことはもちろんの こと、知恵を出しあっていろんな工夫 をし、どうすれば楽しい自分たちの生 活ができるかを考えてみよう。  残念なことにキャンプを禁止(きん し)している場所もあるので、よくし らべてからキャンプ地を選ぶようにし よう。

17

(19)

ロープワークは

大切な仕事

 帆船(はんせん)の時代に、ロープ ワークは船乗りにとってとても大切な 仕事だった。  こんにちでは、「ヨッティングの技 術はロープワークから」といわれるよ うに、ロープの結び方を知っていると、 ヨッティングやキャンピングのときな ど、たいへん役に立つのでマスターし よう。上手なロープワークは、しっか り結びつけるだけではなく、必要によ って、すぐほどけなければならないこ とも、覚えておかなければならないん だ。  ロープワークは次の種類に分けられ る。 ・ロープのはしや途中(とちゅう)に、  ふしやこぶをつくる。  [止め結び・8の字結び] ・ロープとロープをつなぎあわせる。  [本結び・はな結び・てぐす結び] ・ほかのものにロープを結びつける。  [もやい結び・巻(ま)き結び・ふた  結び] ・物と物をしばりあわせる。  [かくしばり・すじかいしばり・巻き  しばり・8の字しばり] 止め結び 8 の字結び てぐす結び 本結び はな結び もやい結び かくしばり 巻(ま)き結び ふた結び 巻きしばり 8 の字しばり すじかいしばり

18

(20)

1. 衣類 服 下着 帽子(ぼうし) 雨具 2. 食料 弁当 水とう おやつ 米 3. 水泳用具 水泳着 水泳帽 バスタオル 4. 洗面(せんめん)用具 ハブラシ ハミガキ粉 タオル 石けん 5. その他 筆記用具 ノート ザック 懐中電灯(かいちゅうでんとう) ティッシュ コンパス

(   )

地図 時計 食器 ナイフ・フォーク 健康保険証(ほけんしょう) のコピー ラジオ 双眼鏡(そうがんきょう) 6. 特別に用意するもの ビーチサンダル マスク 足ヒレ シュノーケル フロート

個人

持 ち 物 チェック チェック 持 ち 物 チェック チェック

団体

持 ち 物 チェック チェック 持 ち 物 チェック チェック

●持ち物チェックリスト●

1. 野営(やえい)用具 テント本体 ポール フライシート 張り綱(はりづな) ペグ ハンマー ランナー グランドシート スコップ ツェルトザック 2. 食料 調味料 3. 炊事用具 コッヘル やかん まな板・包丁 しゃもじ・お玉 燃料(ねんりょう) 飯ごう アルミホイル なべ・かま ポリ容器 4. その他 ランタン ラジオ 地図・天気図用紙 医薬品 や く わ り 名 ま え

やくわり分担表

(ぶんたんひょう) や く わ り 名 ま え

やくわり分担表

(ぶんたんひょう)

19

方位磁石 ほういじしゃく

(21)

■グランドシート  利用のたんか ■一人で運ぶ ■三人で運ぶ ■六人で運ぶ ■二人で運ぶ ■衣類利用のたんか

急病人やケガ人が

でたときには

 できるだけはやく医師(いし)や救急 車を呼(よ)んで、その到着(とうちゃく) を待つ。もしも、それが間にあわない ときは、手近にあるものを利用して、 たんかを作り安全な場所へ運ぶ。この とき、患者(かんじゃ)の頭はうしろむ きにして、たんかのうしろを持った人 は、患者の顔色や表情の変化に十分注 意する。何もないときは、あわてずに みんなで力を出しあって、静かに運ば なければならない。 手 足 ひざ ながく折りたたむと止血帯として使う こともできる。万一の場合、とても役 に立つので野外生活をするときは必ず 用意しておこう。

●いざというときに

 役立つ三角巾

(さんかくきん)  三角巾というのは、1平方メートル くらいの布を二つに折ったり、切った りして三角にした包帯用の布のことで、

全巾 二つ折り 三つ折り 四つ折り

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(22)

人工呼吸法

(こきゅうほう)  口から肺(はい)に空気を送りこむ 「口うつし法」(マウス・ツー・マウス法) と、背中(せなか)をおさえて両ひじを 引き上げる「ニールセン法」がある。ど ちらも、まず口の中の異物(いぶつ)を 取り除(のぞ)いてから行うが、「口うつ し法」の注意点は、

首の下に入れた手は強く上に持ちあ げ、ひたいにあてた手は下におし、あ ごを十分上に向ける。鼻の穴(あな) が空に向くまであごを上げないと呼 吸(こきゅう)をするための空気通路 が開かない。

空気をにがさないために鼻をつまむ。

片手(かたて)をあごにかけて口を開 かせる。

口をぴったり当て息を強くふきこむ。 息が通らない場合は、異物がつまっ ているか、のどが十分に開いていな いのでさらにあごを上げる。  おぼれた人の場合は、胃に水が入っ ていて吐(は)くことがある。このとき は、すぐにうつぶせにして「ニールセ ン法」を行う。  「ニールセン法」は、

両手をおや指が接する程度(ていど) にそろえ、背中(せなか)のけんこう 骨(こつ)の下の平らな部分にあてる。

ひじを伸ばしたまま腕(うで)が垂直 (すいちょく)になるまで腰(こし)を あげて、体を前にのり出し体重をか ける。

腰をさげながらパッと両手をはなし、 両脇(りょうわき)からすべらせなが ら両ひじをつかむ。

つかんだ両ひじを持ちあげながらひ っぱる。肩(かた)の筋(すじ)の抵抗 (ていこう)を感じる程度でやめる。

静かにひじをはなし①の動作にかえ る。 ☆どちらの方法も、おとななら1分間 に12 回、子どもなら20 回のペースで くりかえす。 ☆息をふきかえしたら、注意深くその 呼吸(こきゅう)の速さにあわせて行 い、呼吸が十分強くなるまで続ける。

●マウス・ツー・マウス法

●ニールセン法

21

(23)

手旗信号を

マスターしよう

 手旗信号は船と船の連絡(れんらく) に使われていたものだが、海の上に限 (かぎ)らず、目に見える距離(きょり) ならどこでも連絡しあえる。和文手旗 信号は両手の動作でカタカナの型を示 すもので、右手に赤い旗を、左手に白 い旗を持って信号を送るのだが、もし 旗がなければ、なにも持たないでも、 両手の動作だけで連絡することができ るので、マスターすると便利なのだ。

■手旗信号の原画

(げんかく)

■手旗信号によるカタカナ

※  は白旗をあげる。 原姿(げんし) 零(ぜろ)原画 第1原画 第2原画 第3原画 第4原画 第5原画 第13原画 第14原画 起信(きしん) 応信(おうしん) 消信(しょうしん) 解信(かいしん) 終信(しゅうしん) 第6原画 第7原画 第8原画 第9原画 第10原画 第11原画 第12原画

半濁音

1   2   3 1   2   3 1   2   3 1   2   3 1   2 1   2 1   2 1   2   3 1   2   3

22

長音

濁(だく)音

1   2

(24)

Kn

Obstn

地図の記号を

覚えよう

海図を

読んでみよう

墓地 田 畑・牧草地 果樹園(かじゅえん) 広葉樹林(こうようじゅりん) 針葉樹林(しんようじゅりん) はいまつ地 笹地(ささち) 送電線 都道府県界 都市界東京都の区界 区・町村界 トンネル 橋および高架部(こうかぶ) 鉄道(JR) 鉄道(その他) 消防署(しょうぼうしょ) 保健所(ほけんじょ) 郵便局(ゆうびんきょく) 小・中学校 高等学校 病院 発電所 神社 寺院 灯台 電波塔 採鉱地(さいこうち) 温泉(おんせん)・ 鉱泉(こうせん) 飛行場 重要港 地方港 漁港 城跡(じょうせき) 史跡(しせき)・ 名勝天然記念物 三角点 水準(すいじゅん)点 標高点 山頂 市役所 区・町村役場 森林管理署 気象台 警察署(けいさつしょ) 交番

岸線

(とう)

標と浮

(ふ)

底質

(しょ)

記号

砂 泥(どろ) 粘土(ねんど) 礫(れき) 石 岩 貝がら 細かい 粗(あら)い 火山質(かざんしつ) 海流 1.5kn がけ海岸 砂浜 干出浜(岩) 干出浜(砂) S 干出浜(石) G

水深と等深線

水深表示の例 水深10m30㎝ のこと 水深80㎝ のこと

10

3

0

8 2m 5m 10m 10 等明暗光 単閃光 (たんせんこう) 断続急閃光 (だんぞくきゅうせんこう) 群閃光 (ぐんせんこう) 灯浮標 (とうふひょう) 円筒形浮標 (えんとうけいふひょう) 円すい形浮標 球形浮標 やぐら形浮標 左舷浮標 (さげんふひょう) 右舷浮標 (うげんふひょう) 係船浮標 ノット 障害物(しょうがいぶつ) 水難救済所 (すいなんきゅうさいじょ) 煙突(えんとつ) 急潮(きゅうちょう)・ 波紋(はもん) 魚礁(ぎょしょう) 1.4kn (大潮期の最強流速 を「ノット」で示す) 下げ潮流

F

Oc

灯の位置 導灯 不動光 単明暗光 271°3  海図には、海の深さ、海底の地形や 地質、航路標識(ひょうしき)、潮(しお) の干満(かんまん)や海潮流(かいちょう りゅう)、陸上の目標物などがくわしく 記されており、航海には欠かせないも のだ。海図の記号はたくさんあるが、 その一部を紹介(しょうかい)しよう。  そして、次のページの海図を読みと ってみよう。

Iso

FI

IQ

FI(3)

2.3kn 上げ潮流 (ちょうりゅう)

S

M

Cy

G

St

R

Sh

f

c

v

(大潮(おおしお)期の 最強流速を「ノット」で (しめ)す)

23

(25)

神戸

(こうべ)

港の海図

(W101Aの一部/出所:海上保安庁)

(26)

天気図の記号

天気図を読みとろう

 太平洋高気圧(こうき あつ)が広く日本付近に 張り出し、暑さの厳(き び)しい日が続く。南海 上の台風や弱い熱帯低 気圧の強い風で発生し た波が押(お)し寄(よ) せ、太平洋岸では天気 は良くてもうねりが高 くなるので、マリンス ポーツでは注意が必要 だ。

●夏型の天気図

 いわゆる西高東低の 冬型の気圧配置(きあつ はいち)とよばれ、大陸 の高気圧からアリュー シャン方面の低気圧に 向かってふきこむ冷た い空気が北西の季節風 だ。この風が強くふく ときは、日本海側では 雪、太平洋側では晴れ て乾燥(かんそう)する。

●冬型の天気図

天気 記号 風力 記  号 地上10mにおける相当風速(m/s) 天  気 快晴 晴 曇(くもり) 煙霧(えんむ) ちり煙霧 砂じんあらし 地ふぶき 霧(きり)または 氷霧(ひょうむ) 霧雨(きりさめ) 雨 雨強し みぞれ 雪 にわか雨 にわか雪 あられ ひょう 雪強し 雷 雷強し 不明

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

S

S

キ ツ ニ ツ ツ ニ 0.0 ∼ 0.2 0.3 ∼ 1.5 1.6 ∼ 3.3 3.4 ∼ 5.4 5.5 ∼ 7.9 8.0 ∼ 10.7 10.8 ∼ 13.8 13.9 ∼ 17.1 17.2 ∼ 20.7 20.8 ∼ 24.4 24.5 ∼ 28.4 28.5 ∼ 32.6 32.7以上

熱低

台風13号

高気圧(こうきあつ) 低気圧(ていきあつ) 弱い熱帯低気圧 台風と発生順番号 寒冷前線 温暖(おんだん)前線 停滞(ていたい)前線 925、1042などの数字は気圧の示度でヘクトパスカル 快晴 晴 曇 雨 雷 雪 みぞれ 霧 風向・力 温暖前線 寒冷前線 停滞前線 快晴 晴 曇 雨 雷 雪 みぞれ 霧 風向・力 温暖前線 寒冷前線 停滞前線

25

(27)

風や波の強さを覚えよう

気象庁風力階級表(ビューフォート風力階級表)

風力 階級

気象庁風浪

(ふうろう)

階級表

気象庁うねり階級表

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 海   上 陸   上 風向は、煙がなびくのでわかるが 風見には感じない。 顔に風を感じる。木の葉が動く。 風見も動きだす。 木の葉や細い小枝(こえだ)がたえ ず動く。軽い旗が開く。 葉のあるかん木がゆれはじめる。 池や沼(ぬま)の水面に波がしらが 立つ。 大枝が動く。電線がなる。かさは、 さしにくい。 樹木(じゅもく)全体がゆれる。風 に向かっては歩きにくい。 小枝が折れる。風に向かっては歩 けない。 人家にわずかの損害(そんがい)が おこる。(煙突(えんとつ)が倒(たお) れ、かわらがはがれる。) めったにおこらない。広い範囲(は んい)の破壊(はかい)をともなう。 陸地の内部ではめずらしい。樹木 が根こそぎになる。人家に大損害 がおこる。 砂ぼこりが立ち、紙片(しへん)が 舞(ま)い上がる。小枝が動く。 うろこのようなさざなみができるが、波がしらに泡(あわ) はない。 小波の小さいもので、まだ短いがはっきりしてくる。波 がしらはなめらかに見え、砕(くだ)けていない。 波の小さいもので、長くなる。白波がかなり多くなる。 小波の大きいもの。波がしらが砕けはじめる。泡はガラ スのように見える。ところどころ白波が現われることが ある。 波の中ぐらいのもので、いっそうはっきりして長くなる。 白波がたくさん現われる。(しぶきを生ずることもある。) 波の大きいものができはじめる。いたるところで白く泡 だった波がしらの範囲がいっそう広くなる。(しぶきを生 ずることが多い。) 波はますます大きくなり、波がしらが砕けてできた白い 泡は、すじをひいて風下に吹き流されはじめる。 大波のやや小さいもので長さが長くなる。波がしらのは しは砕けて水けむりとなりはじめる。泡は明りょうなす じをひいて風下にふき流される。 大気は泡としぶきが充満(じゅうまん)する。海面は、ふ き飛ぶしぶきのために完全に白くなる。視程は著(いちじ る)しくそこなわれる。 大波。泡は濃いすじをひいて風下にふき流される。波が しらはのめり、くずれ落ち、逆巻(さかま)きはじめる。 しぶきのため視程(してい)がそこなわれることもある。 波がしらが長くのしかかるような非常(ひじょう)に高い 大波。大きなかたまりとなった泡は濃(こ)い白色のすじ をひいて風下にふき流される。海面は全体として白く見 える。波のくずれかたは、はげしく衝撃的(しょうげきて き)になる。視程はそこなわれる。 山のように高い大波(中小船舶(せんぱく)は、一時波の かげにみえなくなることもある)。海面は風下にふき流さ れた長い白色の泡のかたまりで完全におおわれる。いた るところで波がしらのはしがふき飛ばされて水けむりと なる。視程はそこなわれる。 鏡のような海面 説     明

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風  浪  階  級 波の高さ(単位 m) 風浪階級 うねり階級 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 うねりの階級の説明 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 0をこえ 110 まで 110をこえ 12まで 12をこえ 114まで 114をこえ 212まで 212をこえ 4まで 4をこえ 6まで 6をこえ 9まで 9 をこえ 14まで 14をこえる 静穏(せいおん)。煙(けむり)はま っすぐにのぼる。 鏡のようになめらかである。 さざ波がある。 なめらか、小波がある。 やや波がある。 かなり波がある。 波がやや高い。 波がかなり高い。 相当荒(あ)れている。 非常に荒れている。 異常(いじょう)な状態(じょうたい)。 うねりがない。 短くまたは中位の 長 く 短 く 中位の 長 く 短 く 中位の 長 く 2 方向以上からうねりがきて海上が混乱(こんらん)している場合 1. 「短く」とは、波長100 m 未満をいう。 2. 「中位の」とは、波長100m∼200m未満(周期8.1秒から11.3秒)の程度(ていど) をいう。 3. 「長く」とは、波長200 m 以上の程度をいう。 弱いうねり(波高 2m 未満) やや高いうねり(波高 2m 以上 4m 未満) 高いうねり(波高 4m 以上)

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参照

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