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造血幹細胞移植を選択した白血病患者に寄り添う配偶者の心理的変遷 (研究ノート)

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Academic year: 2021

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(1)人 間 看 護 学 研 究   10:67-75(2012). 67. 研 究 ノー ト. 造血 幹細 胞 移 植 を選 択 した 白血 病 患 者 に 寄 り添 う配偶 者 の心 理 的変 遷.               後 藤  真美 子1)、奥津  文 子2) 1)滋 賀 県立 大学 人 間看 護学 研 究科 人 間看 護学 専 攻修 士課 程                2)滋 賀県 立 大学 人 間看 護学 部 背 景   骨 髄 バ ンク、 膀 帯 血 バ ン クの 設 立 以 後 、 造 血 幹 細 胞 移 植 と して 、 非 血 縁 者 間 同 種 移 植 が 多 くの施 設 で 実施 さ れ るよ うに な った。 しか し、 非 血 縁 者 間 同種 移 植 で は治 療 関 連 死 の割 合 も決 して低 くは な い。 死 を も覚 悟 しな けれ ば な らな い移 植 を 治 療 選 択 す る患 者 と家 族 の 不 安 や 葛 藤 は 大 きい 。 移 植 治 療 を選 択 した 患 者 の 配 偶 者 が 葛 藤 の 中 で患 者 を サ ポ ー トしな が らど の よ う な心 理 的状 況 に あ るか 、 興 味 深 い と こ ろで あ るが 報 告 は な い。 目的  本 研 究 で は、 造 血 幹 細 胞 移 植 を 受 け た患 者 の配 偶 者 に イ ン タ ビュ ー を行 い 、 移 植 治 療 を選 択 した 患者 に 寄 り添 う配 偶 者 が ど の よ うな 心 理 過 程 を た ど った か を 明 らか にす る。 方 法   非 血 縁 者 間 同 種 移 植 ま た は 騰 帯 血 移 植 を受 け た患 者 の 配 偶 者 に イ ン タ ビ ュ ーを 行 い、 そ の 内容 を グ ラ ウ ン デ ッ ト ・セ オ リー ・ア プ ロ ー チ3)に準 ず る方 法 を 用 いて 質 的 に分 析 した 。 結 果   [患者 の 入 院 に よ る衝 撃][患 者 本 人 の情 報 希 求 タ イ プ に合 わ せ よ うと す る気 持 ち][患 者 と の気 持 ちの ズ レに苛 立 っ 気 持 ち][肉 体 的 ・精 神 的 疲 弊 に追 い 打 ち を か け る経 済 的 な 問 題][表 出 で き な い複 雑 な 気 持 ち][心 の 拠 り所 と して 看 護 師 へ の 思 い の 表 出][考 え 方 の 転 換]上 記 の7っ の カ テ ゴ リーが 抽 出 され た 。 結 論   今 回 の検 討 に よ って 以 下 の3点 が 明 らか とな った 。 1)造 血 幹 細 胞 移 植 選 択 す る患 者 を 支 え て い る配 偶 者 は 孤 立 しや す い。 2)造 血 幹 細 胞 移 植 選 択 す る患 者 の 配 偶 者 へ の支 援 を 通 して 、 看 護 師 は 間接 的 に患 者 を支 え て い る。 3)配 偶 者 に は 「 守 らね ば な らな い家 庭 」 の存 在 へ の 気 づ きが 立 ち直 りの転 換 期 と な る場 合 が あ る。 キ ー ワ ー ド  造 血 幹 細 胞移 植 看 護   家 族 看 護   不 安   家 族 心 理. 1.緒.   造 血 幹 細 胞 移 植 は、1992年 日本 国 内 に骨 髄 バ ン クが 設  言. 立 され 、2000年 に保 険 適 用 と っ た治 療 法 で あ る。 ドナ ー.   本 研 究 は、 造 血 幹 細 胞 移 植 を 受 け た患 者 の 配 偶 者 に持 っ 家 族 に イ ンタ ビュ ー を行 い 、 移 植 治 療 を 選 択 した患 者. 登 録 者 数 は 着 実 に増 加 し、 近 年 で は 非 血 縁 者 間 同 種 骨 髄. に寄 り添 う配 偶 者 が ど の よ うな 過 程 を た ど っ たか を 明 ら. 非 血 縁 者 間 同 種 骨 髄 移 植 に は骨 髄 破 壊 的 前 処 置 や 移 植 片. か にす る こ と を 目 的 と した 。. 対 宿 主 病 の 出 現 な ど、 治 療 関 連 死 の 割 合 も決 して 低 くは. 移 植 が 多 くの 施 設 で 実 施 さ れ る よ うに な った 。 しか し、. な い の が現 状 で あ る。 そ の よ うな治 療 で あ る移 植 を治 療 Psychological receive. changes. hematopoietic. Mamiko. Gotou,. of spouses stem. Ayako. of leukemic. patients. deciding. to. cell transplantation. 選 択 す る患 者 が 、 漠 然 と した不 安 や イ メ ー ジの っ か な い 不 確 か さを 抱 え葛 藤 状 態 で あ る こ と は、 容 易 に 想 像 で き る。 白血 病 と診 断 さ れ 、 寛 解 導 入 療 法 に よ って 骨 髄 抑 制. Okutsu. 期 を迎 え た患 者 は、 外 界 か らの情 報 に乏 し くな っ た状 態 The University. of Shiga. Prefecture. Graduate. ing 受 付 、2012年1月9日. 藤真美子.       滋賀県立大学人間看護学部 住   所:彦. Human. Nurs-. に あ る。 こ の よ うな 患 者 に様 々 な サ ポ ー トを 行 い、 情 報 を提 供 し続 け る の は 患 者 の家 族 で あ ろ う。 が ん 患 者 の家. 2011年9月30日 連 絡 先:後. School. 根 市 八 坂 町2500. e-mail : zi40mgotou@ec. usp. ac. jp. 受理. 族 を対 象 と した研 究 に は、 患 者 の 精 神 状 態 を 良 好 に保 っ うえ で の家 族 の 存 在 に 焦 点 を 置 い た研 究1)や 配 偶 者 の ス トレ ス対 処 過 程 に っ い て の報 告2)等 が み られ る。 白血 病 に お い て も、 患 者 を 傍 で サ ポ ー トし続 け る家 族 、 特 に配 偶 者 に も、 苦 しむ 患 者 と 同様 に心 理 的 葛 藤 が あ る と考 え.

(2) 後藤真美子. 68. られ る。 しか し、 移 植 治 療 を 選 択 した患 者 の 家 族 の心 理 を 明 らか に した 研 究 は見 当 た らな い。. 皿.研. 究結 果. 1.対. 象 者の概要.   造 血 幹 細 胞 移 植 を治 療 選 択 した患 者 に寄 り添 う配 偶 者 の 辛 さ と、 挫 折 しなが ら も寄 り添 い き っ た経 験 を知 る こ.   研 究 参 加 の 同 意 が得 られ た対 象 者3名. とで 、 配 偶 者 の 心 理 過 程 に 対 す る理 解 が 深 ま り、 同 様 の. 表1に. で 、 その 概 要 は. 示 す と お りで あ る。. 困 難 を抱 え る配 偶 者 に 出 会 っ た場 合 の 指 南 と な り う る と 表1  対 象 者 の 概 要 一 覧. 考 え る。. 事例 H.研 1)研. 究方 法 究対象者.   非 血 縁 者 間 同 種 移 植 ま た は膀 帯 血 移 植 を受 け た 患 者 の 配 偶 者 で 、 本 研 究 の趣 旨 に賛 同 し同 意 した者 と した。 具. 1. 2. 3. 年齢/性別 50代/女 性. 40代/男 性. 40代/女 性. 職業. 会社員. パ ー ト職 員. 無職. 配偶 者 の 急性骨 髄性 急性骨 髄性 診 断名 白血病 白血病. 急性 リンパ性 白 血病(Ph+). 体 的 な 選 定 基 準 は、 ① 非 血 縁 者 間 同 種 移 植 ま た は膀 帯 血. 移 植 方 法/ ドナ ー. 同 種 骨 髄 移 植/ 非血縁 ドナー. 同 種 骨 髄 移 植/ 非血縁 ドナー. 膀帯血. 移 植 を 受 け た患 者 を配 偶 者 に もっ者 、 ② 言 語 的 コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ンが 成 立 す る、 ③ 年 齢 、 性 別 、 移 植 後 の 経 過 期. 家族 構成. 夫. 妻 ・娘 二 人. 夫 ・息 子 一 人 ・娘 二 人. ・娘 一 ・ 人. 間 は特 定 しな い、 ④ 本 研 究 の趣 旨を 理 解 し同 意 す る、 と い う4点 の 全 て を満 た す 者 と した 。 2)研 究 期 間   平 成23年6月15日 3)デ ー タ 収 集. 2.分 ∼  平 成23年7月30日. 析結果.   7カ テ ゴ リー と2っ の サ ブ カ テ ゴ リー を抽 出 した 。 こ の7カ テ ゴ リー と2っ の サ ブ カ テ ゴ リー の相 互 の 関 係 性.   実 施 は個 室 ま た は それ に準 ず る場 所 、 個 人 の プ ライ バ シ ー を守 れ る場 所 で 実 施 した 。 半 構 成 的 面 接 法 を用 い、. を 包 括 的 に 表 す 結 果 図 を作 成 した(図1)。. 対 象 者 の疲 労 が 無 い よ うに配 慮 した。 面 接 内 容 は イ ン タ ビ ュ ー ガ イ ドに そ っ て 行 い 、 同 意 を 得 てICレ コ ー ダ ー. 成 した。 な お[]は. に 録 音 した。.   特 徴 的 な 症 状 が な く 日常 を送 って い た 患 者 が 突 然 白血. 4)分 析 方 法. 病 と診 断 さ れ 、<強 い 衝 撃 を伴 う病 名 告 知 か ら即 日入 院 へ 〉、 そ して そ のく突 然 の患 者 の 入 院 が ひ き起 こす 家 族.   分 析 方 法 は グ ラ ウ ンデ ッ ト ・セ オ リー ・ア プ ロ ー チ3) に準 ず る方 法 を 用 い た。 面 接 と観 察 か ら得 られ た デ ー タ. さ らに 結 果. 図 の概 要 を 文 章 化 した ス トー リー ライ ンを 以 下 の 通 り作 カ テ ゴ リー、 〈 〉 は サ ブカ テ ゴ リー. で あ る。. 内 の パ ニ ッ ク〉が 配 偶 者 を 襲 う。 入 院 し治 療 開 始 され た. を コ ー ド化 、 カ テ ゴ リー化 し、 カ テ ゴ リー の関 連 性 を 検. 患 者 は骨 髄 抑 制 の た め 外 界 か ら閉 ざ され る入 院 生 活 を余. 討 し、 分 析 の 最 終 段 階 で 結 果 図 に表 し、 ス トー リー ラ イ ンを示 した。 分 析 結 果 に 信 頼 性 ・妥 当 性 を確 保 す る た め. 儀 な くされ 、 移 植 治 療 選 択 へ の重 圧 と予 後 へ の不 安 か ら. に、 分 析 を 進 め な が ら質 的 研 究 の経 験 の あ る研 究 者 と討 議 し、 信 頼 性 を高 め た。 5)倫 理 的配 慮   対 象 とな る患 者 の家 族 に対 して 、 口答 と書 面 にて 、 研 究 趣 旨 と共 に 「研 究 へ の 協 力 の可 否 は 自 由 で あ り協 力 し な い こ とで 不 利 益 を こ うむ る こ と は一 切 な い事 」 等 を伝 え た。 ま た 、 プ ライ バ シ ー の保 護 を 確 約 し、 得 られ た情 報 は研 究 以 外 に は使 用 せ ず 、 発 表 の 際 に は個 人 が 特 定 で き な い よ う に処 理 す る事 を伝 え た 。 そ の上 で 同 意 が 得 ら れ た者 か ら署 名 を得 て 研 究 を行 った 。 ま た、 本 研 究 を実 施 す る に あ た り、 滋 賀 県 立 大 学 倫 理 審 査 委 員 会 の 承 認 を 得 た。. 図1  造血幹 細胞移植選択 した患者 に寄 り添 う配偶者 の            心理的変遷結果図.

(3) 69. 造血幹細胞移植 を選択 した白血病患者 に寄 り添 う配偶者 の心理 的変遷. 表2 . カ テ ゴ リー 表. カ テ ゴ リー 名. サ ブ カ テ ゴ リー. 強 い衝 撃 を伴 う病名 告知 か ら即 日入院へ. 患 者 の突 然 の入 院 に よ る衝 撃 突 然 の患 者 の入 院 が 引 き 起 こす 家 族 内 の パ ニ ック. 概念. 代 表 的 な プ ロパ テ ィ. 奈 落 の底 に落 とさ れ るよ うな衝 撃 を. 妻 を 入 院 さ せ た 事 を記 憶 に な い 程 の 衝 撃 、 聞 き慣 れ な い 病 名 に困 惑 高 い 、 白血 病 の告 知 で の驚 き、 奈 落 の 底 に落 と さ れ るよ うな 気 分. 受 け た病 名 告 知 即 日入 院 、 長 期 治 療 の実 感 の な さ. ① 治 療 に つ い て の理 解 低 い② 治 療 方 針 説 明 後 に 掛 か る期 間 へ の 心 配 ③ 治 療 方 針 の 説 明 で の 初 回 治 療 す ぐ に知 イ ン で き る とい う思 い こ み④ 入 院準 備 の 方 を重 視 す る配 偶 者. 家 族 の 中の患 者 の 存在感. ① 父 親 へ の 娘 の 想 像 ② 元 気 に 振 る舞 お う とす る夫 の努 力 ③ 娘 な り、 高 校 生 な り、 中 学 生 な りの 状 況 理 解 ④ 患 者 の い る生 活 の 幸 せ と言 う気 持 ち の 大 き さ ① 子 供 を抱 え て 生 活 して い く責 任 の 大 き さ② 患 者 の い な. 患 者 の入 院 で圧 し い 子 供 と の 生 活 の辛 さ③ 問題 に何 か ら手 を っ け て よ い か 掛 かる重圧感 分 か らな い 状 態 ④ パ ニ ック 状 態 ⑤ 子 供 と の食 事 内 容 に 手 間 が増 え る生 活. 患 者 本人 の情 報 希 求 の タ イプ に合 わせ よ う と す る気 持 ち. 1)患 者 の強 い意 思 決 定 に情報 集 を 任 せる配 偶者. ① 治療のっ いて は患者本 人に半分任せ ている状態 ② 再発後移植 の治療 す る妻 の移植決断 の意思 の強 さ ③ 患者本人が選択 した治療方針への高 い信頼. 2)情 報 提 供 を す る中 で成 功 例 に安 心 した い 気 持 ち. ① 夫の ように移植 を拒 否的 に捉えて いる患者 の情報 ②助か るための情報提 供者で ある妻. 1)配. 偶者 の辛 い. 気持. 2)患 者 の 辛 い 気 持 の理解. ① 他 人 の 不 幸 を思 い や る気 持 ち の余 裕 ② 手 術 室 入 室 す る夫 の姿 が 焼 き付 い て い る ほ ど の妻 の 強 い思 い ③ 自分 た ち の事 で精 い っぱ いで 周 囲 へ の 関心 が な い状 態 ④ 精 神 的 に頼 れ る所 が あ る こ と が乗 り越 え る力. ①同症状 の人 の存在確認で患者 は安心 す る気持 ち ②移植関連死 の リス クを考 え移植 を躊 躇す る気持 ち ① 患 者 本 人 の厳 しい話 を 聞 き流 す 性 格 、 厳 しい話 や 状 況 を意 識 的 に受 け 流 す 状 態. 患者 と の気 持 ち の ズ レ に苛 立 っ気 持 ち. 3)患 者 と配 偶 者 との気 持 ち のす れ 違い. ② 治 療 は移 植 しか な い とい う思 い 、 「死 ぬ しか な い の か 」 と い う悲 惨 な思 い 、 生 き るか 死 ぬ か は 「移 植 を す るか 」 「しな い か」 とい う こ とで の思 い ③ 夫 は移 植 を 回 避 す る こ と ば か り考 え て い る事 へ 苛 立 っ 気持 ち ④ 寛 解 後 再 発 前 の 移 植 も考 慮 す る妻 の気 持 ち、 移 植 は先 延 ば しに した い 夫 の 思 い ⑤ 寛 解 に入 る こ と が第 一 関 門 を い う妻 の 気 持 ち、 寛 解 に は い る こ とが 第 一 関 門 と い う患 者 の 気 持 ち ⑥ 寛 解 に入 る こ と が 第 一 関 門 を い う妻 の 気 持 ち 、 寛 解 に は い る こ とが 第 一 関 門 と い う患 者 の 気 持 ち ⑦ あ ま り長 く悩 む夫 に 自暴 自 棄 な気 持 ち に な る 、 自分 で 死 ん で もい い な らそ れ で よ い と い う妻 の 投 げ や り な気 持 ち、 突 き放 した よ うな気 持 ち ⑨ 夫 に生 きて ほ しい と い う強 い 妻 の気 持 ち、 移 植 を受 け 入 れ て くれ な い夫 へ の 苛 立 ち の 気 持 ち 、 夫 の か た くな に 移 植 拒 否 す る態 度 に 「好 きに す れ ば い い じ ゃん 」 と い う 気 持 ちになる ⑩ 寛 解 後 再 発 前 の移 植 も考 慮 す る妻 の 気 持 ち 、 移 植 は 先 延 ば しに した い夫 の思 い.

(4) 70. 後藤真美子. カ テ ゴ リー名. サ ブ カ テ ゴ リー. 肉 体 的 ・精 神 的疲 弊 に 追 い 打 ち を か け る経 済 的な問題. 概念. 代 表 的 な プ ロパ テ ィ. 長 期入 院 によ る家 庭 に しわ寄 せ る経 済 的負担. ① 精 神 的、 経 済 的 に 厳 しい状 態 で の 焦 燥 感 、 ② 入 院 が長 期 とな るが ん 保 険 の重 要 性 個 室 の ため 他 の患 者 や家 族 との交 流 の な い 入 院 生 活: 「共 有 して い な い 」 「馴 染 ん で い な い」 空 間 で の コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ンの困 難 さ. 表 出 で きな い 複雑 な気 持ち. 不 安 の表 出 が な い 配偶者 の状態. 患 者 本 人 だ けで は な く家 族 も辛 い 状 態 地 域 、 学 校 、 病 院 内 で も話 せ な い 閉鎖 的 な 状 態 か らの 打 開 は夫 の 移 植 の受 け入 れ か ら 生 き る手 段 で あ った 移 植 が で き な い状 態 で の 他 の患 者 と の 交 流 す る気 持 ち に な れ な い。. 患 者 と家 族 に寄 り 添 う看 護師の存在 心 の 拠 り所 と して の 看 護 師 へ の思 い の表 出. 家 族 へ の心 配 りの で き る看 護 師 の 存 在 と信 頼 感 患 者 を 通 して の 看 護 師のイ メージ. 新 人 と他 の 看 護 師 と の患 者 へ の 心 配 りの 違 い か らの 不 満 「よ い 患 者 」 で あ る 夫 の ら しか らぬ 行 動 に看 護 師 へ の 不 信. 精 神 的 ・体 力 的 に 疲 弊 した 中 で の 残 さ れ た家庭 で の転 換 期の訪れ. ① な い て ば か りだ っ た子 供 の 気 持 ち へ の 配 慮 ② 生 き る人 に は跡 が あ る とい う考 え方 ③ 子 供 に普 通 の 生 活 を させ た い と い う気 もち④ 普 通 の 暮 ら しを して い る友 人 へ の羨 望. 家 庭 事 情 を 受 け止 め る こ とで周 囲へ. 考え方 の転換. 目 を 向 け られ る よ う にな る時 期 子供 と患者 の頑張 る姿 か ら 「へ こ た れ られ な い」 と い う強 い気 持. 精 神 的 に 不 安 定 に な る。 そ の よ うな 患 者 に寄 り添 い[患 者 本 人 の 情 報 希 求 タ イ プ に 合 わ せ よ う とす る気 持 ち]と 、 患 者 の 辛 さ を理 解 しっ っ も[患 者 との 気 持 ち の ズ レ に苛 立 っ 気 持 ち]を 抱 え 、 配 偶 者 自体 も辛 い 状 況 に 陥 って 行 く。 そ こ に配 偶 者 一 人 へ の 育 児 、 家 庭 生 活 の荷 重 と入 院 生 活 を 送 る患 者 へ の 物 質 的 な 支 援 や ケ ア の 増 大 に加 え 、 入 院 に よ る家 計 へ の 圧 迫 や 減 収 入 に よ る[肉 体 的 ・精 神 的 疲 弊 に追 い打 ち を か け る経 済 的 な 問 題]が 圧 し掛 か り、 配 偶 者 を さ ら に疲 弊 させ て い く。 同 病 者 の家 族 との 関 係 が 希 薄 で あ り、 友 人 や 両 親 に も辛 さ を[表 出 で き な い複 雑 な 気 持 ち]か ら孤 立 して い く。 この よ う な配 偶 者 の 話 に耳 を傾 け、 共 感 を示 し助 言 を す る看 護 師 へ は、 配 偶 者 も[心の 拠 り所 と して 看 護 師 へ の思 い の 表 出]が 行 え 、 看. ①子供 が泣 き出す ことで知 る気持 ち② 家庭事情 を担任 の 先生 へ話す ことで解放 され る時期③ 周囲へ患者 の入院 を 話せ る時期 ① 泣 き言 を言 わ な い子 供 達 の 強 さ② 「へ こ た れ るわ け に い か な い 」 とい う気 持 ち ③ 患 者 本 人 の 全 力 で頑 張 る姿 ④ 家 族 、 仕 事 の こ とで 精 い っ ぱ い の 状 態 ⑤ 移 植 を せ ず に短 命 で も夫 の命 だ とい う気 持 ち. [患 者 の突 然 の 入 院 に よ る衝 撃]   特 徴 的 な症 状 もな く 日常 を送 って い た患 者 と家 族 を 突 然 襲 っ た病 気 とそ の 後 の入 院 に よ る衝 撃 の大 き さを 示 し て い る。 「贋 の ψ が算 っ左弼こな クま 乙た。 家 γ 夕をス 屍 さ' ぜ τ家 κ房 る碍 の こ と ぱ麟. え τρ ま ぜ・ んo」(y1). 〈強 い衝 撃 を 伴 う病 名 告 知 か ら即 日入 院 へ 〉   死 を イ メ ー ジ しや す い 白血 病 とい う病 名 告 知 か ら衝 撃 を 受 け た、 そ こか ら立 ち直 る 時 間 もな く入 院 とな る経 過 で 、 患 者 だ け で は な く家 族 も適 応 困 難 と な って い た こ と を示 して い る。 「準 循 っτ何 を9お ろ お ろ 乙ま 乙た。 び っ ぐク 乙ま 乙7乞o」(s2) 〈突 然 の患 者 の 入 院 が ひ き起 こす 家 族 内 の パ ニ ッ ク〉. 護 師 との交 流 に よ り[考 え方 の転 換]を 迎 え る事 が で きた 。.   突 然 の患 者 の 入 院 に よ り、 残 され た配 偶 者 一 人 に家 庭 の 一 切 の管 理 が 圧 し掛 か って く る上 に、 幼 い子 供 の泣 き.   次 に2サ ブ カ テ ゴ リー を含 む7カ テ ゴ リー に っ いて 具 体 例 を 示 し説 明 す る(表2)。 な お、 「舟 字 嶺文 判 が 具. 顔 、 受 験 時期 の 子 供 の不 安 、 受 験 の 相 談 を治 療 に苦 しむ 患 者 にで き な い 配 偶 者 自身 の不 安 な ど、 ま さ にパ ニ ッ ク. 体 例 、(数 字)は. 状 態 に 陥 っ て い る こ と を示 して い る。 「子群 た ちが)グ、さ. 対 象 者 番 号 で あ る。.

(5) 造血幹細胞移植 を選択 した白血病患者 に寄 り添 う配偶者 の心理 的変遷. 71. か った の で家 γ夕がスR乙 τど の よ づ〆 ご4落:乙 τ 乙}ケぱ よ の のか 、 毎 か6≠ を つ グ た6い の のか(を考 え5ξ 乙た 。」. い う語 りや、 化 学 療 法 だ け の 患 者 と違 い移 植 を す る患 者. (y4). で あ る と い う特 別 意 識 の よ う な も の を 患 者 も 配 偶 者 も持. と い う 主 張 が み ら れ た 。 悪 性 リ ンパ 腫 の 患 者 と は 違 う と. [患者 本 人 の情 報 希 求 タ イ プ に 合 わ せ よ う とす る気 持 ち]. ち 、 他 の 患 者 や 家 族 と の 交 流 や 意 見 交 換 な ど を 避 け る傾.   移 植 を 強 く望 ん だ患 者 の決 断 を 尊 重 す る人 、 移 植 に消. 向 が 明 らか に な っ た 。 苦 し み を 共 感 し て も らえ な い と い. 極 的 で情 報 に耳 を閉 ざ して しま う患 者 に合 わ せ て 方 策 を. う 思 い を 持 っ 事 が 多 く報 告1)2)5)6)さ れ て い る が 、s10の. 考 え て い く人 、 溢 れ る ば か りの 情 報 を患 者 に与 え そ の 中 か ら患 者 本 人 が 必 要 と感 じ る情 報 を 選 択 して い く場 合 な. 語 り に も明 らか に され た よ う に移 植 治 療 後 の 治 療 関 連 死 を 連 想 し噂 の 種 に さ れ る こ と へ の 嫌 悪 感 か ら さ ら に 孤 立. ど、 そ れ ぞ れ患 者 本 人 の情 報 希 求 に 合 わ せ て柔 軟 に 対 応. し て い き 、 両 親 や 友 人 に も心 を 開 い て 苦 し み を 吐 露 で き. を試 み よ う とす る配 偶 者 の 気 持 ち を示 して い る。 「添 ス. な い で い る配 偶 者 の姿 が 、 本 研 究 で 明 らか とな っ た。. が窺 〆 こな る停 勲Zン寡 な 乙疹 なo)っ τカ。 で る、 調 べ τ ぐ カく を房ダ乙)τぐる」 (k15)○ 「刻7ぱ の專 な ど を醐. ∠ ヲ分 の ノレー ノ ・て㌧嫌. 砂/こ調 べ τ 乙)ま乙た。 半 分 狂 ぜ き ク〆 こ乙. [心 の 拠 り 所 と し て 看 護 師 へ の 思 い の 表 出]   配 偶 者 は友 人 や 両 親 、 同 病 者 との 交 流 が うま く活 用 で き ず に 、 孤 立 して い く。 そ の よ う な 配 偶 者 の 話 に 耳 を 傾. ま 乙.f'」  (y  6)o. け、 患 者 の 状 態 を配 偶 者 と同 様 に受 け止 め 、 配 偶 者 の 気. [患 者 との 気 持 ち の ズ レに 苛 立 つ 気 持 ち]. 持 ち に共 感 を 示 して 相 談 に の っ て く れ る看 護 師 の 存 在 に 、.   生 きて ほ しい と い う強 い気 持 か ら移 植 に対 して 積 極 的 な 配 偶 者 に対 して 、 治 療 関連 死 や 移 植 そ の もの へ の恐 怖. 安 心 感 を 抱 き、 思 い を 表 出 で き て い る こ と を 示 し て い る。. 心 か ら移 植 を 回 避 し ょ う とす る患 者 の消 極 的 な 気 持 ち と の 間 に ズ レを生 じ、 そ れ に対 す る配 偶 者 の 苛 立 ちが あ る。. 煮灘. ま た 、患 者 の 入 院 に よ り家 庭 生 活 を 一 手 に 引 き受 け る こ. (s21)。 「本 当7こ煮 灘. と とな った 配 偶 者 に対 して患 者 自身 は 自 己 の治 療 や 合 併. ガ ー で話 を 勘 の τ る6っ. 症 の症 状 に しか 関 心 が 及 ば な い 事 へ の不 満 も、 患 者 へ の. な好管 びゃな、 か っ た グ ど\ 私 ぱ 好 き:で凄ピの齋 ク 〆 こな っ た 。. 苛 立 ち と な って 表 れ て い る。 「ぐず ぐず と の っ5ξで る言 っ τ ρ)る乙、 る づ、塗 き τぱ 乙 の っ τ)望づか6な ん だ カし ど\. 綴. 受〆 ノス カ τ る ぐカ な 乙)乙好 き〆 ごずカ ば0)の0や.   精 神 的 に も 体 力 的 に も疲 弊 し た 状 態 が 続 く 中 で 、 生 活. ん っ τ褒. 「∠ 生肩F乙 τ の る ・ 學勉 才ぱ 私 ノ を幽 ち夫   砺1ど 子 葬 達 だ ン か/`」_)」 っ τ、 ざん が 家 族 で 話 乙 τ み7乞6っ. τ 言 っ τ ぐだ さ っ τ、. .豪子 翫 宏 生 か6∠ 島 髪房グぐ麓 会 を 作 っ τ ぐカ た ん で ず よ 」 さん 〆 この つ る謂 τ 支 え τ る6っ. の τ る6っ. τ一. て](s22)。. 「夫. 〆 ご6Z)つ τ ぐカ τ、  声 を 汐」∠ ナτ畠ぐカ ∠ ぽ っ て二」  (k49)o. [考 え 方 の 転 換]. 奏∠ 託齪 乙》 ま「乙/ノ そ7」  (s12)○. 者 と し て の 転 換 期 が や っ て く る 事 を 示 して い る 。 「i'i-. [肉体 的 ・精神 的疲 弊 に追 い打 ち をか け る経 済 的な 問題]   患者 の入 院 の衝 撃 か ら、長 期 に わ た る入 院 治 療 に続 き、. Z52ノ(.が 文 萱7る言 力 ず 家7夕 が 房 っ τ ぐ る の を 存 び τ 毎 β 一一 生 .響命 頑 震 っ τ 乙)る姿 を6τ へ こ た カ る わ グ 〆 こな の か. 移 植 の 選 択 と、 選 択 を迫 られ る事 態 が次 々 に配 偶 者 に襲 い か か る。 患 者 は治 療 に よ る辛 い身 体 状 況 が 続 き、 患 者. お 子 さ ん と こラξ霧 の 家 族 の ・ 労童 砂'乙. の 状 態 を見 守 る 配 偶 者 に も 「病7る出来 な0}」(y11)辛. ぞ 乙 た6∠ 生蕎 乙 τo)か な あ か ん の う う っ τ、 ヂ4≠〆 ごぱ 音 遍1. さが あ る。 患 者 の入 院 に よ り、 家 事 ・育 児 な どが 配 偶 者 一・ 人 の 肩 に圧 し掛 か り、 肉 体 的 に も精 神 的 に も疲 弊 して. 6Z)∠ 害Z汚を 、 きぜノ を 「L)っ てつ拷7ノ ≒ 三f'6Z)」  (s21)。. い く中 、 家 計 の担 い手 の 入 院 に よ る減 収 、 長 期 に わ た る 入 院 治 療 に よ る家 計 へ の 圧 迫 が さ らに配 偶 者 に追 い打 ち. なo}、ま、 遅7づdξ づ 〆 こな ク5ξ 乙 ノ を」(y14)o「. IV.考. 看麓 砺 と ㌻/を汐六. 話 乙 ま ぜ ん か っ τ、.  察. をか け て い る事 を 示 して い る。 「私 ノ が膨 のた ど ご ろ で ご のノ(の療 ぎ穆/こな な6な の 乙、 弱 ずか 乙0)グ ど糎 禰 的 〆 こ.   本 研 究 は、 造 血 幹 細 胞 移 植 を受 けた 患 者 の配 偶 者 に持 っ 家 族 に イ ンタ ビ ュー を 行 い、 治 療 と して移 植 を 選 択 し. る金 鋭 ∠ 免ク〆 こる7(二 変 で 乙/1乞 」 (s47)。. た患 者 に 寄 り添 った配 偶 者 が た ど っ た過 程 を 明 らか に し. [表 出 で き な い複 雑 な 気 持 ち]   骨 髄抑 制 か ら個 室 管理 とな った患 者 本 人 は、 他 の患 者 ・. た(図1)。. 家 族 との交 流 が な い 状 態 で 、 しか も移 植 患 者 で は な い と 共 感 が得 られ な い と い う気 持 ち に な る。 配 偶 者 に も同 様 の気 持 ち が生 じ、 辛 さ を他 者 に表 出 で きず に一 人 抱 え 込.  配偶 者の状態. ん で い る状 態 を 示 して い る。 「興 妹 本 遊 でぞ ん な親 乙 ぐ. 1)患. 者 の 突 然 の入 院 に よ る衝 撃 か ら追 い込 まれ て い く.   白血 病 の 病 名 は患 者 本 人 に は 勿 論 の こ と家 族 に も同 様 に告 知 され る。 ま た 、 風 邪 症 状 や 貧 血 症 状 、 関 節 痛 な ど の軽 い 症 状 で 外 来 を 受 診 した 時 に は、 す で に 治 療 に入 ら. な4ソ(た ち〆 ご身 分 たz5の 專 を 璋 さカ た ぐなo}。 畑 多な い. ね ば な らな い重 篤 な 状 態 で あ る こ とが 多 い。 医 療 者 側 は. ノ《〆 ご畑6な 乙)とこ ろ で禦6カ た ぐな0り(s10)。 「.本 当7こ .一   )ノ(2 ∼3ノ(乙 か 話 ぜ な ぐてJ(s16) 。 患 者 も配 偶. 至 急 寛 解 導 入 療 法 を 開 始 した い と こ ろ で あ るが 、 当 事 者. 者 も、 造 血 腫 瘍 患 者 と い うだ けで は苦 痛 を共 感 で き な い. 惑 が 著 しい。 ま た 、 〈突 然 の 患 者 の入 院 が ひ き起 こ す家. で あ る患 者 本 人 や 家 族 に と って は突 然 す ぎ る出 来 事 に 困.

(6) 後藤真美子. 72. 族 内 の パ ニ ック〉 の 「何 か6手 を つ グ た60ゆ のか ど考 え ま 乙た」(y4)。 と い う語 りに もみ られ る よ う に、 患. 家 庭 維 持 管 理 を 一 手 に 引 き受 けな が ら、 患 者 の 入 院生 活 へ の援 助 も行 って い る配 偶 者 に と って、 患 者 自身 が 自己. 者 を 入 院 さ せ た 後 の 家 庭 生 活 維 持 が 一 手 に配 偶 者 に圧 し. の病 気 以 外 に関 心 が及 ば な い事 へ の不 満 は大 き い と考 え. 掛 か って く る こ と に な り、 患 者 よ り も さ ら に現 実 的 な 処. られ る。 病 気 の患 者 に そ う い った感 情 を 持 っ 事 に罪 悪 感. 理 が 必 要 に な って い た の で は な い か と考 え る。 夫 の 看 取. を抱 きな が ら も、 現 実 面 で は追 い っ め られ て い く配 偶 者 の 状 態 が あ る。[肉 体 的 ・精 神 的疲 弊 に追 い打 ち を か け. り体 験 を 「期 限 付 き非 日常 生 活 」 と捉 え 、 持 続 す る緊 張 と閉 塞 感 の 中 で も期 限 が あ る か ら挑 戦 で き る とい う報. る経 済 的 な 問題]が. 告5)が み られ た が 、 「移 植 は生 き る た め の 治 療 」 で あ り、. 込 ん で い く事 は、 二 井 谷 らの報 告6)で も明 らか で あ る。. さ らに 配 偶 者 を深 刻 な 状 態 へ と追 い. 「移 植 後 の 生 活 の 不 確 か さ 」 な ど、 期 限 を っ け られ な い. 長 期 に及 ぶ 治 療 の 場 合 、 治 療 費 用 だ けで は な く、 家計 の. 先 の 見 え な い闘 病 生 活 の 始 ま りの 中 で 、 担 が ん 患 者 の配 偶 者 と同 様 の緊 張 感 と閉 塞 感 が 移 植 患 者 の 配 偶 者 に も降. 担 い手 の入 院 で あれ ば家 計 が 圧 迫 さ れ る。 ま た 、 主 婦 の 入 院 で あ れ ば 、 配 偶 者 は や り慣 れ な い主 婦 業 と仕 事 の 両. りか か って お り、 強 い重 圧 感 で あ っ た で あ ろ うと考 え ら. 立 に 肉体 的 に も疲 弊 す る。 短 期 間 で は な く長 期 間 に な る. れ る。 こ の よ うな 状 況 に配 偶 者 が 置 か れ て い る事 を理 解. た め に、 配 偶 者 と子 供 達 へ の 影 響 は大 きい 。 核 家 族 化 が. し、 患 者 の み な らず この 時 期 の 配 偶 者 に 対 して も、 入 院. 進 む 中 で 、 配 偶 者 に か か る重 圧 は大 きい 。 ま た、 造 血 幹. 生 活 適 応 へ の 支 援 を して い く必 要 が あ る と考 え る。. 細 胞 移 植 の場 合 、 居 住 地 区 か ら遠 く離 れ た 施 設 で の移 植 や治 療 と い う こ と も考 え られ、 配 偶 者 の 負 担 の大 き さ は.   病 名 告 知 後 、 入 院 して 寛 解 導 入 療 法 治 療 に入 る患 者 に と っ て、 そ れ 以 後 の骨 髄 抑 制 時 期 と合 わ せ ク リー ンル ー ム隔 離 とい う外 界 か ら遮 断 さ れ る状 態 に予 期 せ ず に長 く 置 か れ るた め、 配 偶 者 か らの あ らゆ る情 報 は貴 重 で あ っ. 計 り知 れ な い。 そ の よ うな配 偶 者 を 支 え て い け る他 の家 族 員 の 存 在 や 友 人 の 存 在 な ど 、 重 要 な関 係 他 者 に な り う る他 者 を早 期 に リサ ー チ して 、 ソ ー シ ャル サ ポ ー トを 活. お け る情 報 な ど、 配 偶 者 を通 して 、 多 岐 に わ た る情 報 が. 用 し、 支 援 体 制 を 整 え て い く必 要 性 が 明 らか とな っ た。 2)孤 立 して い く配 偶 者 を支 え る 看 護 師 の存 在. もた ら され 、 患 者 の 貴 重 な情 報 源 と な った と考 え られ る.   本 研 究 の 結 果 か ら白 血 病 患 者 の配 偶 者 が 抱 え る問 題 の. が 、[患 者 本 人 の情 報 希 求 タ イ プ に 合 わ せ よ う と す る気. 中 で、 他 の 担 癌 患 者 の 配 偶 者 と異 な る特 徴 は、 孤 立 して い く こ と だ ろ う と思 わ れ る。[心 の拠 り所 と して 看 護 師 へ の 思 い の 表 出]に お い て 、 孤 立 して い く配 偶 者 が 心 を. た と考 え る。 家 族 内 の 事 、 職 場 か らの連 絡 事 項 、 病 気 に. 持 ち]に もあ る よ うに 、 患 者 に よ っ て は そ れ らが全 て 欲 した情 報 で あ った わ けで はな く、患 者 本 人 が欲 しい情 報 、 患 者 本 人 に都 合 が よ い情 報 を 望 ん で い る場 合 が あ る。 配 偶 者 が 共 同生 活 の経 験 か ら患 者 の性 格 を把 握 して 、 的 確. 許 して 話 が で き る相 手 と して、 病 棟 看 護 師 の存 在 が 明 ら か とな っ た。 看 護 師 は守 秘 義 務 か ら患 者 の病 状 や家 庭 状. 情 報 を豊 富 に受 け取 れ る状 態 で あ れ ば 、 患 者 を 社 会 か ら. 況 を 他 者 に漏 らす 恐 れ が な い の で 、 安 心 して配 偶 者 が苦 しい状 況 を話 す こ とが で きた と考 え られ る。 ま た 、職 業. 孤 立 させ る こ と な く精 神 的 な安 定 感 を維 持 しな が ら治 療. 的 に治 療 選 択 に お い て は 中 立 の立 場 を維 持 しな が ら も、. を進 め て い け る事1)が す で に 明 らか に され て い る。 しか. 患 者 と配 偶 者 の 気 持 ち を受 け止 め る よ うに努 め て い る様. し白血 病 の入 院 の よ う な閉 ざ され た環 境 の 中 で も、 ほ し い情 報 が 配 偶 者 か ら も た らさ れ て い た事 実 は、 患 者 が 恵. 子 を 好 ま し く感 じて い る 。 看 護 師 の ほ うか ら配 偶 者 に 「声 を か け る」 事 や、 配 偶 者 と一 対 一 で話 を す る場 面 を. ま れ た 環 境 に あ った と言 わ ざ るを 得 な い。 配 偶 者 の 「生. 持 っ な ど、 看 護 師 の細 や か な支 援 を配 偶 者 が 「看 護 師 に. きて ほ しい 」 「生 き る た あ に移 植 を 選 択 して ほ し い」 と い う強 い思 い が 、 よ り多 くの 情 報 提 供 を 行 う よ うに な る. 支 え られ て い る」 と感 じて い た こ と も語 りか ら うか が え る。 ま た 、 常 に相 談 に乗 って い た看 護 師 が 移 植 意 思 決 定. と考 え る。 担 癌 患 者 よ り も環 境 が さ ら に閉 ざ さ れ て い る. に迷 う患 者 に対 して、 子 供 を交 え た家 族 で 家 族 会 議 をす. 造 血 腫 瘍 患 者 へ の 情 報 提 供 は、 患 者 に と って 非 常 に 重 要 で 貴 重 な もの で あ り、 閉塞 され た環 境 で の配 偶 者 の も た. る こ とを 提 案 し、 これ が 移 植 選 択 の意 思 決 定 へ の後 押 し. らす 影 響 は 担 癌 患 者 の場 合 と は異 な る と い う こ とが いえ る4)。   [患 者 と の気 持 ち の ズ レに 苛 立 つ 気 持 ち]で 明 ら. そ ば で 常 に寄 り添 って き た看 護 師 な らで はの 機 転 で あ っ. か に さ れ た よ う に、 「生 き る た め に 移 植 を 選 択 して ほ し. 配 偶 者 の 精 神 的 な安 定 を もた ら し、 ひ い て は治 療 を受 け る患 者 の 良 好 な 精 神 的 健 康 を 保 っ た め1)の 支 援 に な るの. な情 報 提 供 を 行 って い る事 が わ か る。 医 療 者 以 外 か らの. い」 と強 く願 う配 偶 者 と移 植 に よ る治 療 関 連 死 へ の恐 怖. とな った エ ピソ ー ドは、 意 思 決 定 に迷 う患 者 と配 偶 者 の た と考 え る。 これ ら看 護 師 の存 在 が配 偶 者 の支 え と な り、. か ら移 植 に は消 極 的 な態 度 を示 す 患 者 本 人 との 間 で気 持 ち の ズ レが 生 じ配 偶 者 を苛 立 た せ て い る。 配 偶 者 の思 い. で は な い か と考 え る。 ま た 、 岡 堂12)は,病気 は 、 病 気 を. が患 者 に伝 わ らな い苛 立 ち に よ り患 者 との 関 係 に距 離 感. 関 係 他 者 、 患 者 と関 わ りを も ち相 互 作 用 して い る家 族 に. や 困 難 さ を 感 じる と い う報 告6)も あ り、 配 偶 者 を苦 しめ て い る事 が わ か る。 ま た、 患 者 の入 院 に よ り家 庭 生 活 や. 変 化 を もた ら し、 病 者 役 割 行 動 の決 定 因 と して の 関 係 他. 体 験 して い る人 の行 動 に 変 化 を も た らす だ け で は な く、. 者 、 特 に家 族 、配 偶 者 の役 割 が重 要 で あ る と述 べ て い る。.

(7) 造血幹細胞移植を選択 した白血病患者 に寄 り添 う配偶者 の心理的変遷. 73. な り、 転 換 期 と な る場 合 が あ る こ とが 明 らか に な っ た。. 関 係 他 者 の支 援 が逸 脱 して い る と、 病 者 役 割 行 動 に歪 み を生 じさせ る原 因 とな る。 した が って 看 護 師 は 直接 に患 者 を支 え ケ ア を して い るだ け で は な く、 患 者 を支 え る配 偶 者 を も支 援 す る こ と に よ って 間接 的 に も患 者 を 支 え て い る と考 え られ る。 さ らに、 配 偶 者 が い る人 は精 神 的 に. VI.本 研究の限界 と今 後の課題. 健 康 保 持 が しや す く情 報 の獲 得 が 容 易 で あ る と の報 告1).  本 研 究 は対 象 者 が3名. を踏 ま え、 患 者 に と って の重 要 他 者 で あ る配 偶 者 に 対 す. で に は至 らな か った 。 今 後 も対 象 を増 や して 理 論 的 飽 和. る支 援 を 強化 す る こ とで 、 患 者 の 精 神 的 な健 康 保 持 を 可. を 目指 して い く必 要 が あ る と考 え る。. と少 数 で あ り十 分 な 理 論 生 成 ま. 能 に し、 情 報 を 冷 静 に判 断 で き る よ う にす る こ とで 患 者 を支 え て い け るの で は な いか と考 え る。 患 者 へ の 直接 的 な支 援 と と もに配 偶 者 へ の 強 い支 援 が患 者 を支 え精 神 的. 謝 辞. 安 寧 を もた らす 可 能 で あ り、 系 統 的 な 支 援 シ ス テ ム の 開.   本 研 究 に あ た り、 イ ンタ ビ ュー に ご協 力 して 頂 き ま し. 発 が 急 務 で あ ろ う。 ま た 、 配 偶 者 や重 要 他 者 、 関 係 他 者 の 存 在 が 少 な い患 者 に対 し、 有 効 な看 護 介 入 や サ ポ ー ト. す。. た対 象 者 の 皆 様 、 関係 者 の 皆 様 に 心 よ りお礼 申 し上 げ ま. を 模 索 で き る の で は な い か と考 え る。 3)配. 偶 者 の立 ち直 りの き っ か け と して の 考 え方 の転 換.  期. 文 献.   精 神 的 に も肉 体 的 に も追 い込 ま れ、 さ ら に経 済 的 な 問. 1)佐. 題 も降 りか か って く る中 で 、 配 偶 者 は、 あ る時 点 で、 気.    け る患 者 の 精 神 的 問 題 とそ の 関 連 要 因 の検 討.日 本. 藤 三 穂.鷲 見 尚 巳.浅 井 香 菜 子.外 来 化 学 療 法 を受. 持 ち の転 換 点 を見 出 して い る事 が 明 らか と な っ た。 そ の.    が ん 看 護 学 会 誌.24巻1号52-60、2010.. 転 換 期 は各 事 例 に よ り異 な るが 、 ど の事 例 も 「私 に は 生. 2)加. 活 が あ る」 や 「耐 え て い る子 供 の姿 を み て へ こ た れ て い.  . 配 偶 者 の ス トレス  対 処 過 程.日 本 が ん 看 護 学 会 誌. 23巻3号4-13、2009.. 藤 亜 妃 子 、 水 野 道 代.終 末 期 が ん 患 者 を看 病 す る. られ な い」 な ど の語 り にみ られ る よ うに 、 長 期 入 院 で 病.  . 院 が 生 活 の場 とな って い る患 者 と異 な り、 家 庭 とい う生. 3)文. 活 の 場 が 身 近 に存 在 しそ こ に家 族 が い る こ と で、 配 偶 者 は守 るべ き者 、 守 るべ き生 活 を認 識 した と き に 強 く立 ち.  . 上 が り乗 り越 え よ う と して い る。 これ は終 末 期 が ん 患 者 の配 偶 者 にお い て も同 様 の報 告7)が あ り、 子 供 を支 え と.    あ る が ん 患 者 の 情 報 ニ ー ド と情 報 探 求 行 動 の 分 析.. 木 ク レイ グ ヒル 滋 子.質 的 研 究 方 法 ゼ ミナ ー ル.医. 学 書 院 、 東 京 、2008.. 4)高. 橋 奈 津 子,雄 西 智 恵 美.造 血 細 胞 移 植 の 治 療 過 程 に.     日本 が ん 看 護 学 会 誌21巻2号38-43、2007.. し生 活 再 興 へ と転 換 した時 に起 こ る。 造 血 幹 細 胞 移 植 を. 5)蒔. 受 け る患 者 の配 偶 者 に は、 生 活 を 実 感 し継 続 的 に 患 者 の.    の 夫 を在 宅 で 介 護 士 看 取 っ た女 性 配 偶 者 の 看 取 り体. 長 期 入 院 生 活 を 支 援 して い くな か で 、」 前 向 き に捉 え る.    . 転 換 期 が あ る こ とが 明 らか に さ れ た 。 そ の配 偶 者 の 生 活 へ の逞 しさ や 強 さ に任 せ る の で は な く、 明 確 で有 効 な精. 田 寛 子 、 大 石 和 子 、 中 野 照 代.が ん タ ー ミナ ル 期 験 の 分 析   医 師 と訪 問看 護 師 に よ る継 続 的 な支 援二 を 受 け て の看 取 り体 験.家 族 看 護 学 研 究.15巻1号51-. 神 的 な支 援 や 肉 体 的 な疲 弊 へ の支 援 を 開 発 し、 配 偶 者 の.    57, 2009. 6)二 井 谷 真 弓 、 宮 下 美 香 、 森 山 美 智 子.外 来 で 化 学 療. 困 難 を緩 和 させ て い く必 要 が あ る。.    法 を受 け る進 行 ・再 発 消 化 器 が ん患 者 の 配 偶 者 が 近     く して い る困 難 と肯 定 感.日 本 が ん 看 護 学 会 誌21巻. V.結 1)造.  論.     2号62-67、2007. 7)廣 瀬 規 代 美,中 西 陽 子 、 樽 谷 裕 子 、 青 山 み ど り、 二. 血 幹 細胞 移 植 選 択 す る患 者 を支 え て い る配 偶 者 は、.    渡 玉 江 、 猿 谷 悦 子.在 宅 で 死 を 迎 え た が ん 患 者 の 遺. 同 病 者 や友 人 、 両 親 に心 を 開 け られ ず 孤 立 しや す く、 一 人 が 抱 え 込 み や す い こ とが 明 らか と な った 。.    族 へ の看 護 援 助   壮 年 期 の夫 を亡 く した妻 へ の イ ン. 2)造. 血 幹 細 胞 移 植 選 択 す る患 者 の配 偶 者 を 支 え られ る. 看護 師 の 存 在 が 明 らか とな り、 配 偶 者 へ の 支 援 を通 し て 間 接 的 に患 者 を支 え て い る事 も明 らか とな っ た。 さ.     タ ビ ュ ー を 通 して 考 え る.日 本 看 護 学 会 論 文 集:成    人 看 護II  34号195-196、2004. 8)清 水 研,浅 井 真 理 子,中 野 智 仁,梅 澤 志 乃,秋 月 伸 哉,    内 富 庸 介.造 血 幹 細 胞 移 植 を受 け得 る血 液 癌 患 者 に.  ら にそ の 関 係 を強 化 で き る よ う な支 援 シス テ ムが 必 要.    対 す る 精 神 症 状 ス ク リー ニ ン グ.総 病 精 医.Vol.20.  とな る。 3)配 偶 者 に は 「守 らね ば な らな い家 庭 」 と い う生 活 の.     (2),  123-128, 2008. 9)長 戸 和 子.家 族 の 意 思 決 定 を 支 え るア プ ロ ー チ.緩 和. 場 が 存 在 す る こ とへ の 気 づ きが 立 ち 直 りの き っか け と.    医 療 学.Vol.10(4),32-39,2008..

(8) 後藤真美子. 74. 10)森 一 恵,三 角 葉 子,福 井 真 由 子,湯 浅 美 保 子,小 島操 子.. 17)石 田 和 子,下 田薫,中 村 美 代 子.骨.    造 血 幹 細 胞 移 植 患 者 に看 護 師 が 提 供 して い る看 護 援.     後 に お け る適 応 問 題 の 分 析.群.    助 と課 題.大 阪 府立 大 学 看 護 学 部 紀 要14巻1号,200&.     47,1999. 18)石 橋 美 和 子.同. 11)明 智 龍 男.が ん 患 者 の意 思 決 定 能 力 に 関 す る諸 問題.     医 学 の 歩 み,Vol.205(12),915-919、2003.. 髄 移 植 患 者 の退 院 馬 保 健 学 紀 要20,41-. 種 骨 髄 移 植 を受 け る患 者 の不 確 か さ. 12)岡 堂 哲 雄.病 気 と人 間行 動.中 央 法 規 出版 、2004..     とそ の 対 処.日 本 が ん 看 護 学 会 誌16巻2号,5-14,     2002.. 13) Barrell. 19)水 野 道 代.長. C,. Juvenile. metachromatic. leukod-. ystrophy: understanding the disease and implications for nursing care. Oncol Nurs. 24( 2 ), 64-69. 2007. 14) Mayer DK, Tighiouart H, Terrin N, Stewart S, Peterson E, Jeruss S, Parsons SK, A brief report of caregiver needs and resource utilization during pediatric hematopoietic syem cell t ransplantation. Oncol Nurs. 26( 4 ) , 223-229, 2009. 15) Rivera LM, Blood cell transplantation: its impact on one family. 194-199, 1997. 16)石. Semin Oncol Nurs. 13( 3 ),. 田和 子,見 代 裕 子,石 原 元 子.造. 血幹細胞移 植患者.     の思 い と期 待 に っ い て の縦 断 的 探 求.群 馬 保 健 学 紀    要23,77-83,2002.. 期 療 養 生 活 を 続 け る造 血 器 が ん患 者 に.     と って の希 望 の意 味 とそ の 構 造.日 本 が ん 看 護 学 会     誌17,5-14,2003. 20)外 崎 明子.我 が 国 の造 血 細 胞 移 植 患 者 の ヘ ル ス プ ロ     モ ー シ ョ ンに お け る看 護 支 援 の展 望.日. 本がん看護.     学 会 誌17巻,4-12,2003. 21)外 崎 明 子.造 血 細 胞 移 植 を 受 け る患 者 の 心 理 的 安 定     に 関 す る縦 断 的 研 究 一そ の1.日. 本 が ん 看 護 学 会 誌18.     巻1号,3-13,2004. 22)石 田 和 子,神 田 清 子,白 石 美 咲.造 血 幹 細 胞 移 植 体 験     が生 き方 に与 え る影 響 と移 植 を乗 り越 え た要 因.が     ん 看 護10巻2号,171-179,2005. 23)赤 穂 理 絵.造 血 幹 細 胞 移 植 に お け る精 神 医 学.精 神     医 学47(8),863-868,2005..

(9) 造血幹細胞移植 を選択 した白血病患 者に寄 り添 う配偶者 の心理 的変遷. 75. (Summary) Background Since the bone marrow bank and cord blood bank were established, allogenic unrelated transplantation has become popular among other methods of blood stem cell transplantation. However, the risk for death is somewhat higher in unrelated transplantation. Therefore, patients receiving such transplantation as well as their family members are assumed to feel much anxiety and conflicts. Objectives and Methods To clarify the psychological processes of the spouses of leukemic patients who decided to receive unrelated blood stem cell transplantation , interviews were done to three such spouses . The dialogs were analyzed qualitatively.. Results Seven categories were extracted from their dialogs. They were: 1 ) impacts on the patients' hospitalization, 2 ) desires to respond to the patients' need, 3 ) irritable feelings elicited by gaps in the way of thinking between the patients and themselves, 4 ) financial problems, and 5 ) inexpressible of thinking. Conclusion The results demonstrate the psychological process of such spouses from the stages of emotional distress to that of conversion of think ing . It is suggested that continuous supports provided by nurses are quite helpful to such spouses, and consequently, to the patients. Key Words hematopoietic stem cell transplantation, nursing to family, anxiety, psycholigical changes.

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