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Page 2 of 5 ノバルティスのメディカルアフェアーズ部門統括責任者兼チーフメディカルオフィサーであるシュリーラム アラディエ (Shreeram Aradhye) は次のように述べています 心不全の患者さんには 身体活動や QOL が大きく制限される症状がみられます LCZ696 の投与が

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MEDIA RELEASE • COMMUNIQUE AUX MEDIAS • MEDIENMITTEILUNG https://www.novartis.co.jp 2017 年 12 月 1 日 報道関係各位 ノバルティス ファーマ株式会社 この資料は、ノバルティス(スイス・バーゼル)が 2017 年 11 月 12 日(現地時間)に発表したものを 日本語に翻訳(要約)したもので、参考資料として提供するものです。資料の内容および解釈について は英語が優先されます。英語版はhttps://www.novartis.comをご参照ください。

ノバルティスの LCZ696、新たなリアルワールドデータから

心不全患者さんの QOL に対する有益性を確認

 左室駆出率の低下した心不全(HFrEF)患者さんを対象にしたドイツのレトロ スペクティブなデータベース研究において、LCZ696 は治療開始後 90 日および 180 日時の運動や日常活動などの一般的な身体活動を改善し、NYHA 心機能分 類クラス(心不全症状の重症度を示す重要な指標:以下 NYHA クラス)の悪化 傾向を改善1  LCZ696 の投与により、血中 NT-proBNP 値(心不全患者さんの心血管リスクの 主要なマーカー)の有意な低下が示され、その程度は PARADIGM-HF 試験で観 察されたものと同等1  本結果は、LCZ696 により、身体活動性だけでなく NYHA クラス2も改善を示 した 2017 年に発表された他のリアルワールドデータと一致2  本研究の対象となった患者さんの大半で、LCZ696 の最低用量より服用が開始さ れ、その用量が維持されたことから、推奨される目標維持用量まで用量を増加 することにより患者さんの予後をさらに改善できる可能性が示唆される  本結果は 11 月 12 日、米国心臓協会の 2017 年度学術集会で発表され、LCZ696 が心血管死および心不全による入院リスクを低下させるだけでなく、QOL にも 有益であるというこれまでのエビデンスが確認された 2017 年 11 月 12 日、スイス・バーゼル発‐ノバルティスは11 月 12 日、LCZ696 (一般名:サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物)を処方された HFrEF 患者 さんを対象とする、ドイツのリアルワールド(実臨床)データベース研究の新たな 結果を発表しました。本結果により、PARADIGM-HF 試験およびその他のリアルワ ールドデータで示された心不全症状や QOL に対する LCZ696 の有益性がさらに確 認されました。本結果は同日、米国心臓協会 2017 年度学術集会でポスター発表され ました。

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ノバルティスのメディカルアフェアーズ部門統括責任者兼チーフメディカルオフィ サーであるシュリーラム・アラディエ(Shreeram Aradhye)は次のように述べてい ます。「心不全の患者さんには、身体活動や QOL が大きく制限される症状がみられ ます。LCZ696 の投与が、心血管死と心不全による入院リスクの低下に加え、心不 全患者さんの QOL にも有益であるというエビデンスが増えていることを嬉しく思い ます」 今回発表された非介入レトロスペクティブデータベース研究では、LCZ696 を処方 されたドイツの患者さん 1,643 名について、初回投与から 12 カ月までの臨床的特徴 の変化を評価しました。データを入手できたすべての患者さんについて解析を行い、 以下の結果が得られました。  患者さんの大半で、評価期間を通じ NYHA クラスは安定していた。LCZ696 の 投与前は、より多くの患者さんで NYHA クラスの悪化傾向が見られたが、その 悪化傾向は LCZ696 に切り替えた後 90 日(n=121)および 180 日(n=81)に好 転1。患者さんの心不全症状の重症度評価には NYHA 分類が使用され、医師が 特定の基準に基づいて評価した(例:身体活動に伴う症状の程度)  心不全の診断や予後の判断に使用される NT-proBNP 値は、平均で約 30%低下 (-503pg/mg;p<0.001;n=119)1。NT-proBNP は、通常予後の悪い患者さん で高値を示す3  患者さんの大半で、LCZ696 は最低用量(50mg1 日 2 回)で投与開始。うち 36%がプライマリケア医により、また 41%が循環器専門医により、その後増量 されたが、記録されている最終処方時に目標用量(200mg1 日 2 回)の投与を受 けていた患者さんは 11%未満 今回の結果は、2017 年に発表された LCZ696 の QOL に対する有益性を示した他の リアルワールドデータと一致しています。  カナダ(n=276):LCZ696 に切り替えた患者さんのうち、4 週間後に 45%、 12 週間後に 56%の患者さんで、自覚症状の改善が報告された4  フランス(n=200):LCZ696 を処方中の患者さんで NYHA クラスおよび身体 活動の改善が観察された2 これらの結果は、2015 年から 2017 年に発表された PARADIGM-HF 臨床試験の以 下の事後解析結果とも一致しています。  生存している患者さんのうち、エナラプリル群と比較して、LCZ696 群で KCCQ*を指標とした心不全症状や身体活動の制限等の QOL が改善し5、その効 果は 36 カ月にわたり持続  エナラプリル群と比較して、LCZ696 群では、10 の活動のうち 7 つで改善が認 められ、中でも家事および性的活動で有意な改善を示した6

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 過去に心不全で入院した患者さんのうち、エナラプリル群と比較して、LCZ696 群では、KCCQ により評価した健康関連 QOL の低下が約半分に抑制されるこ とが確認された7  NYHA クラスの悪化が認められた患者さんは、エナラプリル群と比較して、 LCZ696 群で少数であったことが示された8 *KCCQ は心不全患者さんの自己記入式健康関連 QOL(HRQL)評価尺度で、スコ アが高いほど心不全に伴う症状と身体的制限が少ないことを示します5。質問票によ り、身体機能、症状(最近の変化、頻度および負荷)、社会的機能、自己効力感と 知識、QOL を数値化します。スコアは 0~100 で表され、スコアが高いほど健康状 態がよいことを示します。

German Disease Analyzer試験について

本非介入・レトロスペクティブデータベース研究は、ドイツのプライマリケア医ま たは循環器専門医から LCZ696 を処方された患者さんにおける投与パターンと臨床

パラメータの変化を評価するために行われました。German IMS® Disease Analyzer

データベースの電子医療記録を基に年齢 18 歳以上の患者さんを特定したところ、 1,095 人のプライマリケア医と 43 人の循環器専門医のデータが対象となりました。 試験期間は 2016 年 1 月 1 日から 2016 年 12 月 31 日で、最大遡及期間は 2015 年 1 月 1 日でした。 試験の対象となる患者さんは、解析可能なデータを持つ 1,643 名でした(n=119 に ついて NT-proBNP を評価、n=121 について NYHA クラスへの影響を評価)。 PARASAIL試験について PARASAIL 試験は、カナダの 32 の実施医療機関において HFrEF 患者さん 302 名を 対象に継続中の、多施設、非盲検、前向き、承認後(第 IV 相)試験です。本試験は、 カナダの HFrEF 患者さんにおける LCZ696 200mg1 日 2 回投与時の忍容性、安全性 および治療効果を評価する目的で実施されています。 本試験では、有効性と安全性に関する主要評価項目および副次評価項目に加え、心 不全症状と QOL を評価するために事前に定めた下記の探索的評価項目を設定しまし た。

-Patient Global Assessment(PGA‐ベースラインと比較した 2 回目以降の来院時の患 者の体調を判断する 7 ポイント制の患者自己評価尺度)

-Minnesota Living with Heart Failure Questionnaire(MLHFQ‐心不全が QOL の重 要な側面にどのように影響するかを評価する上で有効とされる質問票) -EuroQoL 質問票(EQ-5D‐患者さんの現在の健康状態を評価するための 5 つの領域 [移動の程度、身の回りの管理、ふだんの生活、痛み・不快感、不安・ふさぎ込み] と視覚的アナログ尺度で構成されるツール)これらのベースラインから 4、12 およ び 24 週までの変化 本試験の中間解析では、LCZ696 の投与開始後 12 週間が経過した患者さん 276 名を 対象に、事前に定めた探索的評価項目を評価したところ、有効な QoL 質問票の 3 つ のうち 2 つで改善の早期兆候が見られました。患者さんの約半数が自覚症状の改善

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を報告し(PGA 質問票を使用)、MLHFQ スコアで有意な改善が示されました。 EQ-5D スコアに変化はありませんでした。

本結果は 2017 年 9 月に Supplement of European Journal of Heart Failure. 2017;19:p34 で発表されました。 フランスにおける試験について 本試験では、単施設で LCZ696 を処方された連続した 200 名の HFrEF 患者さんにお ける結果を評価します。2015 年 10 月から 2016 年 9 月までに、200 名の患者さんに LCZ696 が投与され、治療開始後 1 カ月で 180 名、3 カ月で 157 名、6 カ月で 99 名 の患者さんに追跡評価を実施しました。 LCZ696 は、患者さんの状態に応じて目標用量の半量以下で投与を開始しました (78%で 100mg1 日 2 回、22%で 50mg1 日 2 回)。治療 1 カ月後に 1 回目の追跡調 査で来院し、忍容性が良好な場合は増量されました。3 カ月時には、患者さんの 82%で目標用量の 200mg が処方されました。治療開始後 1 カ月時の 6 分間歩行距離 で有意な改善が認められ(511vs461m、p<0.0001)、NYHA クラス I の患者さんが 4.5%、II の患者さんが 81%、III の患者さんが 14.5%と、有意な改善が認められま した(p=<0.001)。この改善効果は半量の LCZ696 を処方されている患者さんでは 治療 1 カ月後に確認され、6 カ月後においても有意な改善効果の持続が認められまし た。

本結果は 2017 年 9 月に European Journal of Heart Failure.2017;19:p296 の補遺で発 表されました。 LCZ696について LCZ696は1日2回投与する薬剤で、機能不全に陥った心臓の負荷を軽減します。 LCZ696は、心臓に対する防御的な神経ホルモン機構(NP系、ナトリウム利尿ペプ チド系)を促進すると同時に、過剰に活性化したレニン・アンジオテンシン・アル ドステロン系(RAAS)による有害な影響を抑制することで作用します。他の心不全 治療薬は、過剰に活性化したRAASによる有害な影響を抑制するにとどまります。 LCZ696は、新規化合物であるネプリライシン阻害薬サクビトリル、およびアンジオ テンシン受容体拮抗薬(ARB)であるバルサルタンを含有しています。 欧州では、LCZ696は、左室駆出率が低下した症候性慢性心不全の成人患者を適応と しています。米国では、LCZ696は、収縮不全を伴う心不全(NYHAクラスII~IV) 患者さんの治療を適応としています。LCZ696は、エナラプリルと比較して心血管死 と心不全による入院リスクを減少させ、全死亡リスクを低下させることも示されて います。LCZ696は通常、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬またはARBに替 えて、他の心不全治療薬と併用投与します。承認された適応症は、各国により異な る場合があります。

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免責事項 本リリースには、現時点における将来の予想と期待が含まれています。したがって、 その内容に関して、また、将来の結果については、不確実な要素や予見できないリ スクなどにより、現在の予想と異なる場合があることをご了解ください。なお、詳 細につきましては、ノバルティスが米国証券取引委員会に届けております Form20-F をご参照ください。 ノバルティスについて ノバルティスは、ヘルスケアにおける世界的リーダーです。革新的な新薬、アイケ ア(眼科用医療機器、コンタクトレンズなど)、高品質かつ安価なジェネリック医 薬品など、幅広い分野の製品を提供しています。ノバルティス グループ全体の 2016 年の売上高は 485 億米ドル、研究開発費は 90 億米ドルでした。スイス・バーゼル市 に本拠を置くノバルティスは約 121,000 人の社員を擁しており、世界 155 カ国以上 で製品が販売されています。詳細はホームページをご覧ください。 https://www.novartis.com 参考文献

1. Wachter R, et al. Dosing Patterns and Evolution of Clinical Parameters in Patients Prescribed

Sacubitril/Valsartan in Germany. Poster presentation at: American Heart Association Scientific Sessions 2017. Nov 11-15, Anaheim, CA.

2. Canu A, et al. Results of a single center experience on 200 consecutive patients treated with Entresto (sacubitril/valsartan). Eur J Heart Fail. 2017; 19:413-414.

3. Ndumele C, et al. NT-proBNP and Heart Failure Risk Among Individuals With and Without Obesity: The ARIC Study. Circulation. 2016; 133:631-638.

4. Haddad H, et al. The PARASAIL study - Patient reported outcomes from the Canadian real-world experience use of sacubitril/valsartan in patients with heart failure and reduced ejection fraction. Eur J Heart Fail. 2017; 19(Suppl. S1):34.

5. Lewis EF, et al. Health-Related Quality of Life Outcomes in PARADIGM-HF. Circ Heart Fail. 2017; 10:e003430.

6. Chandra A, et al. The Effects of Sacubitril/Valsartan on Physical and Social Activity Limitations in patients with Heart Failure: The PARADIGM-HF. Oral presentation presented at: Heart Failure Society of America 21st Annual Scientific Meeting. 2017; Sep 16-19, Dallas, TX.

7. Lewis EF, et al. Sacubitril/Valsartan Associated with Lower Declines in Health-Related Quality of Life Compared with Enalapril in Patients with Heart Failure Hospitalization. J Card Fail. 2016; 22(8):S24. 8. Packer M, et al. Angiotensin receptor neprilysin inhibition compared with enalapril on the risk of

参照

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