• 検索結果がありません。

実験的癲癇痙攣に於ける腎機能の変化に就いて : 第一報 犬に於ける尿量及び絲毬体濾過量の変化

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "実験的癲癇痙攣に於ける腎機能の変化に就いて : 第一報 犬に於ける尿量及び絲毬体濾過量の変化"

Copied!
8
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

(東京女医大高第26巻第6号頁287−294昭和31年6月)

実験的二二痙攣に於ける腎機能の変化に就いて

第一報 犬に於ける尿量及び特選体濾過量の変化

東京女子医科大学生理学教室(主任富田恒男教授) 菊 キク 地 チ 錬 りヨウ ン 東京医科大学生理学教室(主任久保盛徳教授) 千 チ 葉 正 マサ 子一“

(受付 昭和31年3月28日)

緒 言 人聞の電気ショックの後に尿量の減少すること は報告されているが4),犬の頭部二二による実験 的二二痙攣に際し尿分泌量の著明な減少の起るこ とも既に鈴木20)により明らかにされてv・る。それ によると歩行様運動が終って暫時経て,10∼12分 間に及ぶ長い間輸尿管からの尿の排出が全く見ら れぬ時期があると云う。併し斯様な現象が如何に して起るかについては明らかにされてV・なV・。 実験的癩痴痙攣の際,通電による中枢刺戟で一 次的に,且亦全身の筋痙攣及び自律性機能の変化 による神経及び体液性反射として二次的に起つた 神経興奮が視床下部を介して自律神経一内分泌腺 性の効果を全身に及ぼすことが考えられる5ノが, 特に交感神経一副腎髄質系の興奮が優勢であるこ とは既に種々の方面から認められている6)9)。 従って頭部通電による全身痙攣の際,斯様な自 律神経内分泌腺性の影響が上記の尿分泌減少の 経過にどの様な形で及んでいるかを明らかにする 目的で,我・々は腎の水分排泄機能を懸毬濾過量と 水分再吸収との両過程に分けて研究したが,二, 三の結果を得たので以下に報告する。 実験方法 鋤物はすべて体重13・)15kgの牡犬を用い,馴らし た無麻酔3匹及びオウロパンソ門ダによる麻酔犬7匹 に就き,対照実験として17回,頭部通電実験で7回の クレアチニン・クリアランス測定を行った。 麻酔の場合は先づ10%オウmパンソーダを0.5∼1.O g静脈注射又は筋肉注射し,・以後一定の麻酔度を保っ ために必要に応じて少量を追加した。麻酔の程度は角 膜反射其の他より見て大体中等度であった。 頭部通電は我々が従来用いた方法8)に従い,50∼, AC30・vlOOVを5分聞通じ,通電量を加減すること によって典型的な営業様聞代性痙攣(CC),歩行様運 動(LM)のみならず,特に強直牲痙攣(TC)だけ を起させた場合もある。

クリアランス測定操作はShannon16 i, Smith17)等 の方法にならい,多くは膀胱に挿入したカテーテルに より,又ご,三の例では輸尿管カテーテルにより約20 分間のクリアランス時聞で,2∼3時閲の全実験経過 中連続数回採尿し,其の各クリアランス時聞の中点で 股動脈より採血した。そして通電実験の場合には通電 前に対照として2回のクリアランス時聞をとった。 叉尿量が僅少なために起るクリアランス値計算上の 誤差を少くするために実験開始の30∼60分前に30∼50 ml/kgの水を自然飲用又は胃管からの注入によって与 え,出来るだけ尿利の状態で実験出来るように努めた。 斯うして得た各尿試料及び血液試料のクレアチニン 測定値より外因性又は内因性クレアチニン・クリアラ ンスによる綜団体濾過量(GFR)及び毎分の平均尿 排出量(UF)を算出した。犬の懸毬体濾過量の表示 としての内因性クレアチニンeクリアランスに就いて は異論18)もあるが,Schettler等13)の研究を参照し, 且我々自身の実験的経験により其の利点を認めたので

Ryoji K凪UCH亙(Dept. of Physiol., Tokyo Wo皿en’s Med. Coll.)&M[asako C HIBA(Dept. of phy− siol., Tokyo Med. Coll.) : Studies on the changes in the renal function following electrically induced convulsions. Part 1 . Changes in the urine flow and the g]omerular filtration rate in dogs.

(2)

主としてこれを採用した。血漿及び尿のクレアチニン 定量はFolin法の変法とも云うべき太田lo)の方法に従 って行った。 猶,頭部通電によって起る腎の水分排泄機能の変化 と神経性及び内分泌腺性又は体液性効果とが如何なる 関係にあるかを分析するために,急性又は慢性に内臓 神経,腎神経叢及び副腎等の何れか,:叉は其等の全て を手術的に除去した後の犬に就き同様な実験を行っ た。

実験結果

(A)対照実験例(7例,17回) 通電操作だけは除き其の他の点では通電実験の 線画と全く同様に犬を取扱つた対照実験は馴らし た無麻酔犬3匹につき12回,麻酔犬4匹につき5 回行った○その代表的実験例は第一表及び第1図 に示す如くである。 全実験例につき其の結果を通覧すると,オウロ ag一一表 対照実験代表例,本文参照

…D・、M晦幡陥搬。翻鑑)(盃駈,

t i I. ..t.一..一一.m.eL一.“−−L/ .一一.一.一.TT.r.一1..一r一....r..一...一..M.1.一r−T一一

UF

UfP (mlfmin ) Re.marks No. 1 ・)28m同 一 1 2) 26 i I 3) 42 十 1) 27 2) 23 3) 22

iili l馴

1 78.8 1 3.1 83.0 i 4.9 69・7 1 一ft・9 158 170 223 一一一一一一 1 Endogenous creatinine 25 1−7 17 Exogenous creatinine 1) 23 + i 2) 26 800 ml 3) 29 i 4) 30 39.1 41.9 42。2 38.8 63.0.

m

。7一 リロ よ @ ・6・・1 3. 1 5. 1 5. 4 4. 7 No. 2 1) 35 2) 23 3) 25 O.21 0.18 0. 21 0. 12 0. 12 0. 12 13 s i EndogenoLT.s 8 ・ creatinine

8i

3−06 ! 1 Exogenous

蹄画肌

一 一.1一一一 一 .一 314 1 Endogenous ?一92 creatinine 272 ’: 1 1 i e I .... 一...=..= 1 1) 36 200+高?i 2) 36 3) 36 36. 7 34. 1 31.8 ..

h1

第一図 対照実験例(第一表No.1麻酔犬)

g. a, 1・:一se i. Sr一 ,, /t io s隻

20 40

60 en tOO MIN. パンソーダの麻酔は馴れた無麻酔犬の揚合に比べ ると利尿を抑制する傾向が認められた。併し共の 程度は恐らく麻酔の程度と関係があるらしく,例 えば第一表のNQ.1(第1図)の例にも見られる ように抑制の程度の著しくない場合もあった。何 れにしても,オウロパンソe一一 Ptの麻酔でも其の深 さが軽度で而も同程度に維持された状態では,馴 れた犬の無麻酔の鳥合と同様に2∼3時聞にわた る実験経過中尿排泄の速度の動揺が左程激しくな V・こと力弐わカ〉つた。 叉,凸凹体濾過量は同一の犬でも例えば第一表 No.1に見られる様に共の臼其の日の不定な条件 によって著しい差を示すが,同一実験日の2∼3 時間の経過中では無麻酔犬及び麻酔犬共に,水投 与の有無に関係なく,又毎分平均尿:量の自然の動 揺の如何に拘らす略t幽し,動揺は僅かに過ぎな かった。殊に麻酔が一定に保たれた状態では綜毬 体濾過量は無麻酔犬に於けるよIJもむしろ安定し ていることがわかつ:た。 以上の如く2∼3時間の対照実験の経過申では nt idO8g .n“

(3)

麻酔の有無に拘らす共の腎水分排泄機能に著しい 変動のないことが明らかとなったので,頭部通電 の効果を捉える場合この点を問題にする必要はな v、と,思われた。 (B)正常犬の頭部通電例(7例,7回) 無手術の正常犬で通電した実験は無麻酔犬2匹 につき2回,麻酔犬5匹に就き5回であった。同 程度の通電:量に対しても麻酔の場合は其の深さに よIP運動性反応の程度はまちまちで無麻酔の場合 と同様な定型的間代性痙攣の持続する場合もあれ ば,強直性痙攣のみに止った場合もあった。第二 表及び第.2図に其等の各々を代表する実験例を示 した。 その全実験例を通じて認められる共通の事実は 第二表 無手術犬の頭部通電代表例,本文参照 i i I

Pog NrNa「cos’r Wate「 Condition &Responses

1

No. 1 十 I ll No. 7 i : + …

「AC−60 V for 5 sec、

{Duration of convul一 }sion t 90−120 sec. 1釜乙・銀三聖u留: iStrug91ing after LM 隠yperpnea(+) Colnatose s亡ate(一)

cl.ea.ra. nge .1. fl.FR . 1,. 一IJE

Period(min.)1(ml/min.) i(mlfmin.) ’[ UIP L Remarks 1 1) 20 ll 、,撚、{ it’trb’r7’3rrmMi’n一.[i 3) 29 i 4) 29 5) 31 1 li AC+1’OO V for s sec.1 1) 26 1 1 十 iPurationn.. of convul−1 2) 29

■欝勲擁鞭

i 15) 21

lAC’40 Vforssec. i・ 1} 22

a一 iType of convulsion:/ 2) 22

…呵㌫ぜ1轡out CC…島黙溜。

1’ ii 3) 20

! /

1, i4一) 21

1 ls) 2,

39. 2 :一 5.9 13. 8 32.9 E5. 8 41.9 42,. 2 [8. 8 o. 3e O. 33 26. 2 4.1. 8 34. 5 e6. 2 O. Ol o. e6 0. 18 l l 1311 「 …iE・d・9・n…1 1creatinine 旨 982; … ミ 531「 /94i : 1 38. 1 31. 9 32. 5 5. 1 5. 4− 4. 7 O. 5 0. 8

LO

1−7 O. 25 0. 40 1. 05 8 8 8 55 55 35 ’ 2・2 153 80 31 1 Endogenous creatinine F l I L..”一一 .. , ..一. 1 i Endogenous creatinine 第二図 無手術の頭部通電実験例 so 歪 i. 40 ¥’ 1/ 3c /E..1’20 荏 婁 e 10 GFR A:第2表No.1麻酔犬 。 み ゆむ ↓ UF 20 40’ 60 eo 100 MIN. 第二表及び第2図からもわかるように,通電後渡: 初の20分以内のクリアランス時間中に現われる尿 量及び綜毬体濾過量の著減であって,共に此の時 香 皇、。 5 1・lsc 3,g・,, .d :i

lゆ

拶 o GiR B:第2表No.7麻酔犬 AC 40V

s ,.

?o 40 60 co tOo MIN.

全実験経過中の最:低値を示し,水分濃縮度(U/P)

は通電前の7∼14倍に達し,諦念体濾過量は通電 前の%乃至%に迄減する揚合もあった。其の後の

(4)

経過に於いては綜此体濾過量は常に次のクリアラ ンス時間以後は逓電前のレベルに復したが,尿量 の方は其の後も猶減少したままで,通電後1∼3 時間以内に徐々に原のレベルに戻った。即ち尿量 の変化は綜毬体濾過量の変化とは平行せす,より 長びV、た経過をとり,水分濃縮度の変化と晶相伴 って推移した。 此等の変化の方向は麻酔の有無に拘らす同一で あるが,その変化の程度及び時面的経過は一般に 通電量,麻酔の有無及び程度に相応する痙攣の強 弱と略平行した強さの差を示した。例えば第二表 のNo.1の無麻酔例(第2図)と麻酔例及びNo・7 の麻酔例(第2図)の三つを比較すると明らかな 様に,通電量が少かったり麻酔が深かったりして 反応が弱く,強直性痙攣だけしか起らなV・場合は 綜自体濾過量には殆んど変化なく,尿量減少及び 水分濃縮度の増加だけが上記の如くあら頼し,而 も共の持続も比較的短くて1時間以内で原のレベ ルに戻った。他方無麻酔であったり,叉ぽ通電:量 が十分であったりして反応の程度強く,典型的な 塾代性痙攣及び無呼吸等の顕著な呼吸変化のある 揚合には持続の長引く強v・尿:量減少の他に前言己の 如き懸同体濾過量の減少が起つた。 以上のことから頭部通電による尿:量の減少には 水分再吸収の増加と綜毬体濾過量の減少とが夫k・ 互に独:立:して関与し得ることがわかった。 (C)諸種手術後の頭部通電例 頭部通電により綜無体濾過:量に変化を生じ得る 要因として特に内臓神経一副腎髄質を介ナる髄質 ホルモン分泌効果,腎神経叢を介する」血管収縮神 経効果が其の腎循環に及ぼす影響を通じてどの程 度に関与しているかを知るために,次の如く諸種 の手術を施した犬につき同様な実験を行った。即 ち,無麻酔及び麻酔の急性両側副腎結紮犬各1匹 につき各1回。無麻酔の急性両側内臓神経切断犬

1匹につき1回,慢性両側内臓神経切断犬2匹

(手術後10∼38日)に就き無麻酔で2回,麻酔下 で1回,急性両側腎神経叢切除犬1匹につき麻酔 下で1回,慢性両側腎神経叢切除犬2匹(手術後 2∼7∼26日)に就き無麻酔で1回,麻酔下で2 回,無麻酔及び麻酔の急性に両側内腕神経,腎神 経叢及び副腎を同時に除去した犬冬1匹につき各 ユ回,の各種:に就いてであった。 第三表及び第3図には其の実験結果の代表例が 第3図 諸種手術後の頭部通電実験例 A:第三表No.6無麻酔犬,両側内臓神経切断後1⑪日目 AC IOOV 60 E・ 垂・・

i

峯♂。 嚢1,。 長1 20 e“

@p

o or’R B: 毒 し コ 妻 コ あ のわ 。量 駐玉 隻巳 薯E2。 琵三 己 幌

i

cr so 書 1O.’ 40 eo to teo eo “m. 第三表No.8麻酔犬,両側神経切除後2日目 GF’R VF 6 0 ハ ゆ り 旦 ”th”mb黶D.。。a・・一”at−v・㌍勘幽騨 養 三 塁 di 20 40 6D so )oo 姻蓼撹、 C:第3表No.9麻酔犬,両側腎神経切断後7目目 so 4Q 誇・。

謬鍾 琵2。 己 に 垂 to o GFR ハ くめ

t

騨 so き 遷・・ //“ se 勤 3’2.zo 鷲 1一 io G o

2’o io’ de ib 一 60 i50 y,N.

D:第3表No.10無麻酔犬,両側内臓神経, 腎神経及副腎切除後2日目 優勾 ムじゅむ ↓ 20 ⑩ 60 80 100 120 何O 晴O齢1髄 ’ H .“’90 一

(5)

蟹 蕊 1 1−ut一.・ 誌

F [1 1..一1

Il tD [・…一一一一 貧

g

E II

鱗趣劃;

一 一

二1灘

名掃29δ日日ff u /i I “ 11 の 2雲

名冨

1一一一一一

9詩 萬5爵雪1欝曽

el ] 一一一一 ..』 一−一 ..一.一.一一一..….一..一 P. i 寸卜鴨 .弓 w orooつ ζつu「)頃。う ri N’ ,一一’ o’ vi cr5 H rg r一; ll H

ocoo

くΩrイH 1 一[・ …今!りり

港劉認

量! LOσ)り oT一くca σ)卜層oPt.

§調專

1畿

cつ。・つ ゆe・つゆ ロ の Neり》 cり。つぴ⊃

9R

統:塁 名結

li ll ii lj

I

6つ① Nζつ ’” 撃煤h 1[ 雪

田碁 冨§

8鴇.μ臼

。憩L『ilし『燈

OOO

@ll fi CY) i11 ぼ)N卜瑠 》卜cr) 寸N CK] N

oo

ロ の ゆご“ ピ)㊤ oσ》卜噛 。卜噛CK} 一LO寸

iAil .

測器1

鯉・一UI

羅∴

e}劉

灘81

瀞μ1…

難嗜li

o I. コ ミ

贈1

i: 一za …… 冨範

欝灘縢叢

/ あ.量 i◎つ i ’ cr,) 矧 ジ:」尋 “・一…8,911ρお.善E ρΦll あ,翼 寸くζ)cu

oo一

1 一一 〉, 1 彫可 斜爵紹}紹詔冒持 ぐつ寸LΩ

1

NNζ団eo r−t N pt a co CQ C疇eq r→寸su i

署璽露翁

1:1野送l

l名掃雲箸お目日置 鵡雛碧萄自昭8 oゆし◎ LOロ)CN OL⇔o畑L◎tfく◎L◎ r L I l E 一..L @I l . n一一t.一一=..tt..t.tttmttt.一..一.“一.t.t. 鶯壱 需.§岩 あ.当 c・つ寸め i

ll嚢

i<n’あ白←閏Q トし○寸 コ サ コ OOF咽 頃H卜。。1

塞頃lm=

otr−oo ぐ ユ

陛§屠王

着ξ薪婁

論8基8醜

聾§幽

く。幽あ←←1巨=Q ゆ測イOQ く◎¢)寸 cr⊃Noつ

l

il :}__..........

i! 麟

や 1斜碍縮掃.N

、同額

あ忌 QQ LOくρヒ㌔ ct・:・ r− oo o σqL⇔⊂つNS lil lil ll li 唱滋 otrs. S’ Ex, ot一.

ひqN鰻ca eq ou CQ ρδ紅紙8守6 あお i ”1 I u liii

.dr一]i uo’ P 0 11 r 8 fi

の絵

nヨA

姥↑

〉お

oo

20t

n

QあQ

く臼臼 お 鵡 。6_占

繹旨

3嘉暮

Hρの㊤ ll 1 1 :: 旨 の

/e 雲

ll蒙雲

i!鱗器

Il 亡㌔ρω執 ilill””””’e”

/+§

i… 州i

1蘂

竃騒急

く。’お←←Q ∼→. の 。 o 鷲_ぢ岳 の田:G >・Φ〇一

躍瀦

ec;δ8巴 1iI u/ 1[ 濠 l1 11 u m o o

も一三

の頸:St za O Q ...

脳瀦

.h’89 ミ ね

津, ト … ..、..._.一 S ・努… § 薯 cs of o

n

L 冒

+8

9 E 一一 oo co 十

1+

り d 君 oo co 十 十 co o’ pt d 1 1 esn oつ。匹 : cqN掴。’

AA.一一A l Stm・ρトl L :

i

L り

髭1暑遼1

蔭二項霧

輩認↑甕蓉醜

建三・塞ζ旨岳ε歯窃 k の詔 Φ ω僑

子器壽墾

陪舗邑轟

N,Ωのω』碍 履

+oo

自 1

o

fi d A 示されている。これによると,前記二種の変化の 中,尿量減少は内臓神経,腎神経叢及び副腎の有 無とは無関係に必発し,其等の全てを手術的に除 去した後にも同様に認められた。叉懸毬体濾過量 の減少は内臓神経文は腎神経叢を除去しても,副 腎を除外しても,手術前と略同程度に起つた.ばか りでなく,此等の全てを除去した手術後にも.程度 は明らかに弱まったが,矢張り認め.られた。 一2.ql一

(6)

考 察 上記の如く正常犬の頭部通電による全身痙攣後 には腎水分排泄機能に二つの反応様式が認められ た。一つは通電効果が弱く痙攣が軽度で,強直性 のみに止まった揚合に見られるもので,縣無体濾 過量の減少を伴わぬ,水分再吸収の増加である。 〔第二表No.7(第2図)及び第三表:No.8(第3 図)〕。 他の一つは刺戟効果が強く,無呼吸に続く呼吸 促進を伴う激しい癩面様痙攣の起る吐合に見ら れ,縣毬体濾過量の著しV・減少の加わった水分再 吸収の更に強い増加である。〔第二表:No.1(第2 図)及び第三表:No.8(第3図)と:No.9〕。そし て此の後者の気合も懸毬体濾過:量の減少が通電後 最初のクリアランス時闇にだけ起るのに対し,水 分再吸収の増加は其後もなお続き,両者の経過が 平行し合わなかった。殊に注目すべきは第三表 No・6(第3図)及びNo.8の無麻酔例に於て尿量 減少又は水分濃縮の最大が綜毬体濾過量の減少期 に於てではなくて,むしろそれが恢復した最:初の 時期に現われ,ていることである。そして第2図及 び第3図の示すように,此の第二の反応様式に煽 ては一般に水分再吸収は量的には,綜毬体濾過量 が減少から恢復した此の時期に最:大となって揃わ れ,ている。 上述したことから,頭部通電による腎の水分排 泄の減少に関与する切盛体濾過量減少と水分再吸 収増加の二つは夫k一独立して起ってV・ること,及 び両者の中,前者よPも後者の方がより容易に且 より強く反応することがわかった。 この揚合,水分再吸収の増加が何によつて起る かに就V・ては以上の実験結果だけでは確言出来な いが,綜立体濾過量とは無関係な,それよりも敏 感な反応として現われて居り,且第三表に示す如 く内臓神経,腎神経叢,及び副腎の有無とは特別 の関係がない点で,脳下並体後葉の抗利尿ホルモ Vの分泌充進によることが考えられ.る。そして其 れが起る機制としては,Verney22)∼24)のOsmor− eceptorの説が知られてV・るので,頭部通電によ る一・一一次的な中枢性刺戟効果の他に,無呼吸を伴う 全身筋痙攣によって起る二次的な体液性反射要因 8)緬エ漿のクロ・一ル及び滲透圧の増魚影)も見逃し 難V・。併し第二表No.7の例が代表するように, 通電効果弱く,筋運動の軽度な揚合にも顕著な水 分再吸収の増加があることは通電が中枢を直接刺 戟して後葉ホルモン分泌を容易に起すことを思わ せる。猶,Taylor2i)等は人間の電撃療法後にそ の尿中に抗利尿ホルモンの増加を見出している。 縣毬体濾過量の減少につV・ては,それは前記の 如く通電効果強く,呼吸の変化及び間代性痙攣を 伴う激しい全身痙攣に於いてはじめて起つたが, その勘合一般に血圧は上昇2・20)を示し,出1虹性乃 至外傷性ショックの場合の如き下降2〕5)14)は見ら れないから血圧とは関係のなV・ことがわかる。他 方交感神経副腎髄質系の興奮経路を遮断した第 三表No.10の例,即ち内臓神経,腎神経叢及び副 腎を同時に両側性に除去した揚合にも,程度は弱 まるがなお明らかな減少が認められた。このこと から交感神経副腎髄質系を介する腎循環えの影 響以外の要因も亦聖柄体濾過量の減少に一部関与 していることが予想される。それには恐らく無呼 吸及びそれに続く呼吸促進を伴った全身痙攣によ る血液ガス含有量の変化(酸素不足,炭酸ガス増 加等)の腎一蓋t管に対する直接作用が関係あるもの と思われる14)。叉其の他に,痙攣期に:於ける腹腔 内圧.ヒ昇7)20)によっても綜球体濾過量の藤壷が起 るごとが考えられる。抗利尿ホルモンは犬の生理 的範囲内の分泌量では綜毬体濾過量には影響なV・ との実験結、果ユ9)もあるので,その減少がこのホル モンの上述の如き分泌充進によって起つたものと は断定.し難い。 第三表の各種代表例の示す如く,腎の神経支配 を慢性に除外した条件では頭部通電による縣浮体 濾過:量の減少が極めて強く,通電前の値の%以下 乃至%にも及び,無手術の正常犬の揚合と大差な かったが,これに更に副腎切除を附加したNo.10 の例では典型的な全身痙攣にも拘らす,通電後最 初のクリアランス時間に於ける綜魚体濾過量の減 少は軽度で,而もそれに続く次の時期にはむしろ 増加が起っている。このことは別報8)の如く頭部 通電による全身痙攣後に起る1血糖値上昇に副腎が 主役を演じていることと窒息の際髄質ホルモンが 多量分泌されることを12)比べ合せて,この際の綜 献体濾過量の減少にも副腎,特に共の髄質が関係 しているごとを、思わせるσ 一方Corcoran等5)はtourniquetショックの 朝畑起る綜身体濾過:量の減少は腎1重エ流速度の減少 によるもので,この減少に対して,血圧の下降や 一 292 一

(7)

.ヘマトクリジト値増加による血液粘度の上昇,腎 神経を介しての腎.血管の縮少は,僅かに関与して い.るに過ぎす,むしろPage11)の所謂ft vasocon− o・ trictor substancefiを重視して居るが,頭部通

電も他のショックに似た生体反応を引起す事実を 考えると,上記のPageii)がtourniquet,火傷 性,出血性ショッ.ク等の後に血液潤て:検出される ことを示している物質,即ち人聞や家畜の高血圧 症の.血液中の.由L管縮少物質やヒスタミンと異り, 而も腎,. 寳tに由来するのではない体液性(p.血管 縮少物質の役割を我k’の取扱つた電気シ・ックの 場合にも考慮せねばならないが,この点は今後の 実験を挨たねば’ならなV㌔ 要 約 犬に於いて通部通電を行い,腎の水分排泄機能 の変化を追究し,次の結果を得た。 1)典型的な癩痢痙攣後には尿量.及び綜三体濾 過量の減少が見られた。 2)強直性痙攣のみの一場合には一般に尿量の減 少だけが観察され,た。 3)この尿量の減少は内臓神経,腎神経叢及び 副腎の除去後も正常犬と同様に起つた。 4) 綜三体濾過量の減少は内臓神経,腎神経叢 等の除去後も正常犬と略同程度に起つたが,これ に更に副.腎除去を加えた犬に於いては程度は少い が矢張り観察された。 5)此等の実験結果からこの二つの変化に関与 するいくつかの要因についての考察を行った。 文 献 1)千葉正子,菊地鐙=;実験的癩矯痙攣に於ける 腎機能の変化に就て,第二報,犬に於ける血圧及 び腎容積の変化,未発表。

2) Corcoran, A.C. and Page, 1.H.: Effects of

hypotension due to hemorrhage and of blood

transfusion oii renal function in dogs. J. Exper.

iMed., 78, 205・一一i.?.24 (1943)

.3) Corcoranl A.C., Taylor, R.D. and Page, 1. ff. : lmmediate effects on renal function of the onset of shock due to partially occluding limb tourniquet. Ann. Surg., 118, 871tv886 (1943)

4) Dela’y, J. : V61ectrochoc et ]a pg. ychophysi一・

ologie. Masson et Cie, Paris. (1946) 5) Delay, J. : Syndrome humorale de 1’electro− choc et reaction d’alarme de Selye, Presse midicale, 59, 741rv742 (1951)

6) Feldman, J., Cortell, R. and Gellhorn, E.:

Qn the vagoinsulin and syimpathico−adrenal system and their mutual relationship under

conditions of /entral excl, tation induced by anoxia and convulsant drugs. Amer. J. Physi− ol., 131, 281・v289 (1940rv1941)

7) French, D.M., Molano, P.A. and Booker, W.M: . Renal function related to acutely and chronically raised intra−abdominal pressure in anesthetized and unanesthetized dog. Amer. J. PhysioJ., 167, 241r−247 (1951)

8) Kikuehi, R. Chiba, M. and Nakahama H: Changes in the arterial blood constituentE fo− Ilowing experimentally induced epileptic conv− ulsion in dogs. Unpublislied.

9) Lehman, G. and Kinzius, H.:Adrenogen, Adrenalin und Sy.rnpathicus−reiz. Pfl liger’s

Arch. ges. Physio]., 253, 132・v151 (1951)

10)太田重夫:血液及び尿中「クレアチン体」の測

定.法に干て,東京医学会誌,58,405.∼416(1944) 11) Page, 1.H.: The occurance ef a vasoconst− rictor substance in blood during shock induced by trauma, ho:・norrhage and burns. Amer. J.

Physiol., 158, .386N398 (1942・一一194E)

12) Rapela, C.E. and Houssay. B.A. : Adrenalin

ynoradrenalina dela sangre suprarena}de王

perro durante la asfixia. Rev. Soc. Argent.,

28, 7t−11 (1952)

13) Schettler, G. and .Mess・erehmid, K.:Die endogene Kreatinin−clearance beim norma! er−

nShrten Hund. Z. f. goes. exp/ r. Med,, 116, 67

x−74 (1950)

14) Selkurt, E,E.:Renal blood flow and renal clearance during hemmorrhagic shock. Amer. J。Physiol.,145,699r)709(1945へ・1946) 15) Selkurt, E.E.:Influence of hypoxia on renal circulation and on excretion of electrolytes and

water. Amer. J. Physiol., 172, 700・一.708 (1953)

16) Shannon. J.A.: The excretion of inulin and creatinine at low urine E]ow by the normal dog.

Amer. J. Physiol., 114, 36.2x−365 (1935−v1936)

17)S皿ith, H.W. and Clarke,.RW.:Excretion of inulin and cr−avatinine by the anthropoid apes and other infrahuman primates. Amer, J.Physio工.,122,132(ノ139.(1938)

18) Smith, H.W. : The kidney. p. 19 New York’ F

Oxford University Press. (1951)

(8)

19) Smith, H.W.:Ibid. p. 259.

20)鈴木 勝:犬頭部通電による願痴痙攣に伴う諸

種自律機能の変化に就いて,条件反射,1,501∼

530 (1939)

21) Taylor, NB.G. and Noble, R.L.:Appeara− nce of an antidiuretic substance in the urine of man after various procedures. Proc. Soc.

Expl. Biol. Med., 73, 207tv208 (1950)

22) Verney, EB. :. Agents determing the fu

nction of the pars nervosa of the pituitary.

Brit. M. J. 2, 119tv123 (;948)

23) Verney, E.B.:Antidiuretic hormone and the factors which determine its release. Proc. Roy,

Soc. B. 135, 25・一105 (194・7)

24) Verney, EB.: Absorption and excretion of water ; antidiuretic hormone. Lancet, 251,739

(1946)

参照

関連したドキュメント

DTPAの場合,投与後最初の数分間は,糸球体濾  

タービンブレード側ファツリー部 は、運転時の熱応力及び過給機の 回転による遠心力により経年的な

フロートの中に電極 と水銀が納められてい る。通常時(上記イメー ジ図の上側のように垂 直に近い状態)では、水

一方、Fig.4には、下腿部前面及び後面におけ る筋厚の変化を各年齢でプロットした。下腿部で は、前面及び後面ともに中学生期における変化が Fig.3  Longitudinal changes

最近の電装工事における作業環境は、電気機器及び電線布設量の増加により複雑化して

各テーマ領域ではすべての変数につきできるだけ連続変量に表現してある。そのため

賠償請求が認められている︒ 強姦罪の改正をめぐる状況について顕著な変化はない︒

性能  機能確認  容量確認  容量及び所定の動作について確 認する。 .