軽度障害児に関する定期健康診断の結果
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(2) 小. 司. 村. 表1.調. 査. 対. 象. 児. 男. 女. 普通学級在籍障害児. 14. 17. 31. 特. 41. 21. 62. 殊. 学. xo乏-3.75. 級. 児. 合. l. 計. P>.05. 2.障書の内容 1)普通学級在籍障審児 普通学級在籍, 31名の障害児全員に言語障害があった.言語障害以外に障害がない老2 名(6.45%),重複障害として言語障害に精神薄弱を持つ者23名74.19%,その中で精神 薄弱のみを有する者ほ12名で全体の38.71%,言語障害に難聴のみを重複する老6名 19.35%であった.従って,知的障害のない老が8名25.81%いることになる,言語障害 と精神薄弱のはか,他の障害を有する三重複以上の障害児は11名35.48%いた。合併し て.いる重複障害名にほ,情緒障害,自閉症,てんかん,脳性小児蘇痔なぞがあった。 2)特殊学級児 62名の特殊学級児全員に精神薄弱と言語障害があった.これらの障害のみの者は13名 (男31名75・61%, 20・97% (男10名24・39%,女14・28%)であり,残り49名79:63% 女85.71%)には,精神薄弱と言語障害に加え別の障害または疾患がある。その合併障害 表2.普通学級在籍障害児の障害内容 女. 罪 1. 2. 3. 4. 合計 5. 6. 計. 1. 2. 3. 1. 2. CD. 1. 2. CD十D. 0. 1. 9. 2. 1. 5. 6. 1. 1. 2. 4. 1. %. 計 1. 2. 6. 6. 19. 35. 3. 12. 38. 71. 1. 1. 3 23. 6 45. 3. CD+MR. 4. CD+MR+CP. 0. 5. CD+MR+腎炎. 0. 1. 1. 1. 3 23. CD+MR+口蓋裂. 0. 1. 1. 1. 3 23 6 45. 6. 1. 7. CD十MR+情障. 1. 1. 2. 8. CD+MR+ダウン. 0. 1. 1. 3 23. CD+MR+水頭症. 1. 0. 1. 3 23. CD+MR+てんかん. 1. 0. 1. 3 23. 1. 0. I. 3 23. 1. 3.23. 1. 3.23. 9 10 ll. ・CD+MR+てんかん+ CP十D. 12. CD+MR+EEG(十). 13. 自閉症+先天股脱 CD+MR+頓息. + 0. 1. 1. 116oN i㌣「岳1 211613114I4 ̄i-14'岳一す ̄i.
(3) 軽度障害児に関する定期健康診断の結果 表3.特殊学級児の障害内容 女. 罪. 1. MR+CD. 1. 2. 3. 1. 2. 1. 合計. 4. MR+CD+CP. 3. MR+CD+CP+Epil.. 3. 4. 10. 1. 1. 1. 2. 1. 6. t計. 1. 5 1. 1. 2. 2. 5. 1. 1. 1. 1. 1. 5. 6. 1. 1. %. 計. 1. 3. 13. 20.97. 3. 5. 8.06. 4. 5. 8.06. 1. 0. 1. 1.61. 1. 0. 1. 1.61. 1. 2. 2. 4. 6.45. 1. 1. 0. 1. 1+61. 4. MR+CD+CP+内反足. 1. 5. MR+CD+CP+. 1. 内反足+小頭症 CD+. Epil.. 6. MR+. 7. MR十CD+Epil.+. 結節硬化 8. 1.61. MR+CD+Epil.+. 停留畢丸 9 10. MR+CD+Epil.+情障. 1. 0. 1. 1.61. MR+CD+Epil.+. 0. 1. 1. 1.61. 7. 1. 8. 12.90. 2. 0. 2. 3.23. 自閉症 ll. 3. MR+CD+自閉症. 2. 1. 1. 1 1. 12. MR+CD+自閉症+. 13. MR+CD+自閉症+ 情障+BEO(+). 2. 3.23. 14. MR+CD+EEG(+)+. 1. 1.61. 1. 1.61. 情障. 情障 15. MR+CD+EEG(+). 16. MR+CD+EEG. 17. MR十CD+ダウン. + ダウン. (+) 1. 1. 1. 2. 3.23. 4. 早. 6. 9.68. 1. 0. 1. 1.61 1.61. 1. 1. 1. 18. 1. 1. 19. ,MR+CD+情障 MR+CD+. 1. 0. 1. 20. ロウニ症供群 MR+CD+脳室拡大,. 0. 1. 1. 1.61. 21. MR+CD+肥満+異食. 1. 0. 1. 1.61. 22. ME.+CD+内皮足 MR+CD+内反足十 発心中欠. 0. 2. 2. 3.23. 1. 0. 1. 1.61. 6乏. 100. 23. 610. 註) MRは,構神発達遅滞,. '6. 7. CDは言語障害,. 4. 8. 41. 4. 3. CPほ脳性小児まび,. 4. 3. 2. 5. 21. Epil・ほてんかん,. Dほ難聴,. ノ情障ほ情緒障害,先心中欠は先天性心室中隔欠損症,充天股脱ほ先天性股関節脱日.. 之Lして,てんかんが13名20.97%-(男6名14.6%,女33.3%),てんかんの発作を誘発. す.る可能性のある脳波異常をそれに合わせると19名30・65% ・(男10名24・39%,女 (男11名 42.86%)に脳波上の問題があ,ちた.次をこ多い障害名が自閉症で, ′13名20.97% 26.83%,女9.52%),脳性麻痔が12名19.35%. (男5名12.2%,女33.3%),Lダウン症.
(4) 小. 表4. 村. 欣・司.. 一人平均の重複障害数 重. 複. 数. の. 合. 普通学級在籍障害児 特. 殊. 級. 学. 児. 計. 1人平均. 1. 2. 3. 2. 18. 9. 0. 2. 31. 2+42. 0. 13. 30. 16. 3. 62. 3.15. P<.01. a?o2-22.48. 7名11・29%. (男4名9・76%,女14・29%),内反足5名8.06%. (男3名7.32%,女. 9.52%)であった。 4重複以上の障害名を持つ者ほ19名30・65%. (男13名31..71%,女28.57%)であっ. た。. 3)重複障書児 普通学級在籍障害児と特殊学級児で,. 2つ以上の障害や疾病を併有する考の数は表4の. とおりで,普通学級在籍障害児は1人平均2・42種,特殊学級在籍児は3.15種の重複障害 または疾病を持ち, 1%で有意に差があった. 3.健康診断幕の結果 1)身長と体重 障害児の身長を全国の同年齢児と比較するために次のような基準となる尺度を設けた。 昭和55年度文部省大臣官房調査統計課による年齢別の身長と体重についての平均値と標 準偏差を使用し,平均値±1/2標準偏差によって年齢ごとの正常発育帯を算出した。この 値を基準尺度とした。 身長の発育差ほ表5に示すように,正常発育帯内にある者が普通学級在籍障害児で10 表5. 全国平均からみた発育差(身長). 正常発育. 普通学級在籍 障薯児. Ⅳ=14 .罪. 女 Ⅳ=. 16. 男. 特殊学級児. .Ⅳ=41. 女 Ⅳ=21. co乞-0.09. P>.05. 低. 高. い. 帯児数. 1. 2. 3. 4. 5. (%). 歳. 歳. 歳. 歳. 歳. 3. 3. 2. ∧3. (21.4). い. 1. 2. 3. 4. 5. 6. (%). 歳. 歳. 歳. 歳. 歳. 歳. 8. 2. 1. 計. 計 (%) 3. (57. 1). (21.4). 7. 7. 2. (43.8). (43. 8). (12.5). 10. (24.39) 12. (57. 14). 1. 24. (58. 5) 7. (33.3). 5. 1. 1. 7. (17.I) 2. ( 9.5).
(5) 軽度障害児に関する定期健康診断の結果 表6. 全国平均からみた発育差(体重) 軽. 正常発育 帯児数 男 普通学級在籍 障薯児. Ⅳ=14. 男 .Ⅳ=41. 特殊学級児. 2. (%). 歳. 歳. 5. 歳. 歳. 4. 0. 3. 3. 2. 計 (%). 歳. ・8. 1. 2. 3. 4. 5. 6・. 7. 歳. 歳. 歳. 歳. 歳. 歳. 歳. 0. 1. 1. 7. 7. 2. (43.8). (12.5). (43.75) 8. 1. 23. 1. (56. 1). (19.51). 13. 5. (23.8). 体型による障害児の分額 特殊学級児. 普通学級在籍障害児 女(%). 男(%) 症. 栄養失調症 や せ 塑 正. 倭 肥. 常. ∼10.0 10.1∼13.0 13.1∼15.0. 塑15.1-19.0. 0. 0. 9. 0. 2. (4.9. 0. 28.6. 3. (18.8). 8. (19.5. 7. 9. 64.3. 13. (臥.3). 26. (63.4. 10. (47.6. 7.1. 0. 2. (4.9. 3. (14.3. 0. 3. (7.3. 1. (4.8. (100). 21. 1. 満. 22.1-. 0. 恥2-3.20. 名33.3%. 計. ]. 0. 4. 型19.1-22.0 型. 女(%). 男(%). 0. 良. 合. 10. (24. 4). (61.9). 1. 3. (14. 29). 表7. 耗. 2. (14.3). P>.05. x。2-4.42. 消. 計. (%). (57. 1). 女 .Ⅳ=21. 4. 1. い. (28.57). 女 Ⅳ=16. 3. 重. t. 14. (100). - 16. I. (100・1). 41. (33.3. (100). P>.05. (男3名21.4%,り女43・75%),特殊学級児で22名35・48%. (男10名24・39%,. 女57.14%)であった。全国平均より低い者は,普通学級在籍障害児で15名50% (男24名58・4%,女43・8%),正常発 名57.1%,女43.8%),特殊学級児で畠1名50% 育帯より高い身長の老が普通学級在籍障害児で5名16・67% 特殊学級児で9名14.52%. (男8. (男3名21・4%,女12・5%). (男7名17・1%,女12・5%)であった○. (男4 体重についてほ,正常発育帯内にある者が普通学級在発障害児で11名36・67% (男8名19・51%・女14・29%) 名28.57%,女43.75%),特殊学級児で11名17・74% (男8名57・1%・ であり,正常発育帯値より軽い暑が普通学級在籍障害児で15名50%. 女43.8%),特殊学級児で36名58・06%. (男23名56・1%,女61・9%)であったo従っ. (男2名14・3 て,正常発育帯値より重い体重の老は,普通学級在籍障害児で4名13・33% (男10名24・4,%女23・8%)となる。 潔,女12.5%),特殊学級児で15名24・19% 次に,体型をみるために全員のカウプ指数を算出して得た値が表7であるoそれによる.
(6) 小. 村. 蓑8. 欣. 司 力. 視. 普通学級在籍障害児. 特. 視 力 1・0以上. 1.0未満. 不. 罪. 9. (64・3). 4. (28.6). 1. 女. 10. (58.8). 3. (17.6). 計I. 19. (61・29). 7. (22・58). P>.05. 恥2-1.26. 殊. 学. 級. 児. 視 力 1・0以上. 1・0未満. (7.1). 6. (14・6). 4. ( 9.8). 31. (75.6). 4. (23.5). 3. (14・3). 3. (14.3). 15. (71.4). 5. (16・13). 9. (14.52). 7. (ll.29). 46. (71.19). 明. I. 不. 明. ()内の数ほ%. 1学年2. 表9. 視力検査適応児の比率. 男. 子. 3. 4. 5. 1学年2. 女. 子. 3. 4. 50. 100. 100. 100. 100. 100. 50. 100. 75. 66.6. 100. 100. 50. 0. 0. 0. 0. 0. 25. 0. 25. 33.3. 0. 0. 明. 0. 0. 0. 0. 0. 0. 25. 0. 0. 0. 0. (). 検査可能 特殊学級 検査不能 児. 0. 10. 16.6. 28.6. 50. 50. 0. 33.3. 25. 0. 0. 60. 50. 40. 83.3. 57.1. 25. 50. 50. 66.6. 50. 100. 100. 40. 50. 50. 0. 14.3. 25. 0. 50. 0. 25. 0. 0. 0. 検査可能 普通学級 在籍障害 検査不能 児 不. 不. a!.包-23.42. 明. P<.01. と,普通学級在籍障害児ほ男子1名3・33%が優良塑に属したはかほ, 9名64・3%,女81・3%)が正常型に,. 7名22.58%. せ型に属した。特殊学級児でほ, 名8・06%. 4名6・45% (男2名4・9%,女14・3%)が優良塑に,. 女47・6%)が正常型に, 3・23%. 15名24・19%. (男. 22名70.97%. (男4名28.6%,女18.8%)がや. (男3名7.3%,女4.8%)が肥満型に, 36名58.06%. 5. (男26名63.4%,. (男8名19・5%,女33.3%)がやせ塑に,. -2名. (男2名4・9%)が栄養失調症に属していた。. 2)視機能検査 (1)視力検査. 視力異常の有無を調査した結果が表8である。集計にあたって,片限でも視力が1.0以 上あれば他限の視力如何に拘らず1・0以上とみなした。. 「不明+の項には「検査不能+と. 「記入もれ+をも加えた。. 普通学級在籍障害児は, 26名83・87%. (男13名92.86%,女76.47%)が視力標を読. 衣,そのうち19名61・29%. (男9名64・3%,女58・8%)に1.0以上の視力があった。. 特殊学級児ほ16名25・81%. (男10名24・39、%,女28.57%)が視力標を読み,そのう. ち1・0以上の老は9名14・52%. (男6名14.6%,女14.3%)にすぎない。.
(7) '(. 軽度障害児に関する定期健康診断の結果. これに対して,検査の結果が「不明+の数が,普通学級在籍障害児で5名16・13% (男31名75・6%・女71・4% ̄) 1名7.1%,女23・5%),特殊学級児で46名71・19% もあった。. 視力の最低ほ,普通学級在籍障害児も特殊学級児も0・3であったo 視力検査の適応状況を学年を追ってみたのが泰9であるo普通学級在籍障害男子は2年 生以上,女子ほ5年生以上が100%検査に応じていたo特殊学級児ほ男女共100%検査 6年生で各50%・女子が6年生で60%を最高とし, に応じられた学年ほ無く,男子が5 ・. 両群間の検査適応には1%の有意差がみられたo (2)色覚検査 検査に応じた普通学級在籍障害児25名80・65%甥13名92・6%・女12名70・6%) ぉよび特殊学級児13名20・97%. (男6名14・6%,女7名33・3%)には異常がなかった。. 3)聴力検査 (男12名85・7%,女64・7%) 普通学級在籍障害児は,正常と判断された老が23名74・19% (男2名14・3%,女35・3%)いた。しかし,検査不 であったが,異常者が8名25.81%. 能は1人も居なかった。特殊学級児でほ,正常者が24名38・71%. (男15名36・6%・女. 42.9%)で,異常者は1人もなく,検査不能等が38名61・29%. (男26名63・4%,女. 表10. 千. 男(%) 正. 普通学級在籍障害児. 特. 聴力検査. 殊. 学. 級. 児. 異. 常. 12. (85.7). ll. (64.7). 23. (74.19). 常. 2. (14.3). 6. (35.3). 8. (25.81). 不. 明. 0. 正. 常. 15. 異. 常 明. 不. 女(%). 0. 0. (42.9). 24. 0. 0. 12. (57.1). 38. (61.29). 14. (82.35). 27. ($7.1). (36.6). 9. 0 26. (63.4). (38.71). P<.01. 制空-7.25. 蓑11限の疾病及び異常. ;男(%) 正. 普通学級在籍障害児. 特. 殊. 学. 級. 児. P<・05. 13. 異. 常. 0. 不. 明. 1. 正. 常. 25. 常. 5. 異 不. a.忠-5.75. 常. 明. ll. (92.86). 0. (7.14) (60.98) (12.2) (26.83). 0. 3. (17.65). 4. (12.9). 14. (66.67). 39. (62.9). 4. (19.05). 9. 3. (14.29). 14. (14・52) (22.58). (男.
(8) 小. 村「欣. 、表12. 司. 耳鼻咽頭疾患. *. 男(%). 女(%). 5. (35.71). 8. (47.06). 13. (41.狗. 異. 常 常. 7. (50ノ・0). 6. (35.29). 13. (41.94). 不. 明. 2. (14.29). 3. (17.65). 5. (16.13). 正. 正. 普通学級在籍障害児. 特. 殊. 学 級 児. G.忠-1.52. 合. 計(%). 常. 9. (21・95). 9. (42.86). 18. (29.03). 異. 常. 5. (12・20). 4. (19.05). 9. (14.盟). 不. 明. 27. (65・85). 8. (3S.10). 35. (56.45). P>.05. 即・1%)いたoその結果・普通学級在籍障害児にほ1%の危険率で有意に難聴児がみられ た。. 4)脹の疾病及び異常 普通学級在籍障害児でほ・検査結果不明の4名12・9% を除く全員27名87・1%. (男1名7・14%,女17.65%) (男13名92・86%,女82・35%)が正常であったが,前年度ま. での毎年の検査から・男子で内斜視,毛内反症,霞粒腫が各1名,女子で結隈炎1名計4 名12・9%の老に異常が指摘されている。 特殊学級児は, 9名14・52%. (男5名12・2%,女19・05%)に異常が認められ,普通. ・学級在籍障害児より5%の有意差をもって多かったo不明の老は14名22・58%である。 なお・異常の内容は・男子で遠視性斜視・白内障,結膜炎,限球欠栴,斜視が各1名, 女子で斜視3名・限膝下垂1名,計9名14・52%であった。前年度までの検査では結膜 炎を指摘された暑が10名16・13%. (男7名17・07%,女14・29%),その他毛内反症1名, 計11名17・74%があった.累計20名32・26%となる.結膜炎では2年間指摘された 老が5名8・06%. (男4名9.76%,女4.76%)いた。. 5)耳鼻咽頭疾患. 耳鼻咽頭検査で正常者ほ,普通学級在籍障害児で13名41.94% 47・06%),特殊学級児で18名29・03%. (男5名35.7%,女. (男9名21・95%,女42・86%)であった。異常者. ほ普通学級在籍障害児が13名41・94% (男7名50%,女35・29%),特殊学級児が9名 14・52% (男5名12・2%,女19・05%)であったが,特殊学級児は検査結果の不明な老が 35名56・45%. (男27名65・85%,女38.1%)であった.. 疾患の内容は,普通学級在籍障害児が男子では,耳垢栓塞3名,鼻炎3名,アレルギー 性鼻炎1名・難聴1名,女子では耳垢栓塞2名,鼻炎2名,アレルギー性鼻炎2名,鼻前 庭炎1名であったo特殊学級児でほ・男子に耳垢栓塞2名,屈桃肥大1名,外耳道炎1名, 耳介の奇形1名が,女子に耳垢3名,鼻炎1名,耳湿疹1名が認められたo 6). 5. *. 普通学級在籍障害児のう歯数は,. 1人平均5・43本(男3・69本,女4・65本)であり,. 特殊学級児ほ3・6本(男3・78本,女3・24本)で,未処置歯数は5%の有意差をもっ.
(9) 軽度障害児に関する定期健康診断の結果 歯. う. 表13 未処置歯. 特殊学級児. Ⅳ-13. 48. 3.69. 36. 2.77. 6.46. 17. 0. 女. Ⅳ-17. 50. 2.94. 29. 1.71. 4.65. 18. 0. 男. Ⅳ-41. 70. 1.71. 85. 2.07. 3.78. 14. 4. 女. N-21. 35. 1.67. 33. 1.57. 3.24. ll. 2. ぎ. 罪(%) 常. 10. 常. 1. 不. 正. 普通学級在籍障害児. 特. 学. 級. 児. (71.43). ょ. う 虫卵 女(%) 12. l. 合. 計(%). 22. (70.59). (70.97). (5.88). 2. (6.45). (21.43). 4. (23.53). 7. (22.58). (48.78). 17. (80.95). 37. (59.68). (7.14). 1. 明. 3. 正. 常. 20. 異. 常. 3. 明. 18. 異. 不 a;.忠-0.01. 辛?*5,歯壬最?*. (本)平均(本). 男. 表14. 殊. 全学年を通 しての無う 歯音数. 処置歯. (本)平均(本) 普通学級在籍障 害児. 数. (7.32). 0. 3. (43.90). 4. 22. (19.05). (4.84) (35.48). P>.05. て普通学級在籍障害児に多かった。また,全学年を通して無う歯児が普通学級在籍障害児 (男4名9.76%,女9・52%)いた。この無う歯児に にはなく,特殊学級児に6名9.68% ほダウン症児が2名,てんかん児が4名いた。また,. 1人の最高う歯数は普通学級在籍障. 害児で男子が17本,女子で18本,特殊学級児では男子が14本,女子が11本であっ た。. 7)専. 生. 虫. ぎょう虫卵検査の結果では,普通学級在籍障害児の22名70・97%. (男10名71・4%,. (男20名 37名59・68% 2名6.45%に異常が,特殊学級児でほ, (男3名7.32%)に異常が認められた。これ 48.78%,女80.95%)が正常, 3名4.84%. 女70.59%トが正常,. らの異常者で,年1回の検査において2回以上陽性反応のあった者ほ,普通学級在籍障害 児をこ2名6.45%,特殊学級児に5名8・06%. (男4名9・76%,女4・76%)あった.入学. 以来の検査結果が1回でも陽性反応の記載があった老ほ,普通学級在籍障害児で3名9.68 (男7名17・07%,女4・76%) % (男2名14.29%,女5.88),特殊学級児で8名12・9% いた。. 8)皮d疾患. 普通学級在籍障害児1名3.23%,特殊学級児1名1・61%には皮膚疾患がみられた。入 学後より調査年度までの皮膚疾患ほ,普通学級在籍障害児で4名12・9%. (男3名21・43%. 女5.88),特殊学級児にはなく,調査年度の1名1.61%のみでこの間をこ5%で有意差が.
(10) 10. 小. L村. 表15. 皮. 司. 欣 膚. 疾. 患. 男(%) 常. ll. 普通車政義籍障害児 兵-葡. 1. 正. 特. 殊. 学. 級. 児. 普通学級在籍障害児. 25. (82.35). (80.65). 0. 1. (3.23). (17.65). 5. (16.13). (76.19). 42. 不. 明. 2. (14・29). 3. 正. 常. 26. (63・41). 16. 異. 常. 0. 不. 明. 15. 1. (36・59). 4. 1. (4.76). 19. (19.05). (67.74) (1.61) (30.65). 学. 級. 児. ツベルクリン反応. 男(%). 女(%). 5. (35.71). 2. (ll.76). 7. (22.58). 士. 2. (14.29). 5. (29.41). 7. (22.58). +. 3. (21.43). 5. (29.41). 8. (25.81). 2. (14.29). 0. 2. (6.45). ≠. 1. (7.14). 1. (5.88). 2. (6.45). 不明. 1. (7.14). 4. (23.53). 5. (16.1S). 一汁. co豆-0.47. 計(%). (7.14). 表16. 殊. 14. (78.57). 合. P<.05. a7o2-0.13. 特. l. 女(%). l. 合. 計(%). 3. (7.32). 7. (33.33). 10. (16.13). ±. 9. (21.95). 5. (23.81). 14. (22.58). +. 9. (21.95). 2. (9.52). ll. (17.74). 辛. 4. (9.76). 1. (4.76). 5. (8.06). 1什. 1. (2.44). 3. (14.29). 4. (6.45). 不明. 15. (36.59). 3. (14.29). 18. (29.03). P>.05. 認められた。これらの疾患はいずれも湿疹またはアトピー性皮膚炎であった。 9)ツ反換査 陽転者は普通学級在籍障害児が12名38・71% 児が20名32・26%. (男6名42.86%,女35.29%),特殊学級 (男14名34・15%,女28・57%)となっており,両群とも結核患者は. 皆無であった。被験児中,硬結を伴う中等度陽性(廿)および二重発赤,水泡,、壊死など を伴う強陽性(柵)反応者は,普通学級在籍障害児が4名12.9% 5・88),特殊学級児が9名14.52% 10)尿 検 査. (男3名21.43%,女. (男5名12.2%,女19.05%)であった。. 尿蛋白の検査でほ,検査できた被験児全員に異常を認めなかった。潜血反応については 特殊学級女子に1名陽性反応が認められた。この1名は慢性腎炎で2年生より毎年陽性反 応がみられた。.
(11) 1王. 軽度障害児に関する定期健康診断の結果 表17. l 正. 普通学級在籍障害児. 特. 殊. 学. 物色-O.06. 級. 児. 血. 潜. 検. 査 女(%). 男(%). 常. 12. 異. 常. 0. 不. 明. 2. 正. 常. ll. 異. 常. 0. 不. 明. 30. 12. l合計(%). (70.59). 24. 1. (5.88). 1. (3.23). (14.29). 4. (23.53). 6. (19.35). (26.83). 6. (28.57). 17. (27.42). (85.71). 1 14. (73.17). 1. (4.76). (1.61). 44. (66.67). (70.97). P>.05. 表1S. 心. 女(%). 男(%). 】. 正常._12(85.71)13(76.47_). 特殊学級児. 異常 不明. 計(%). 0. 6(19.35). 不明2(14.29)4(23.53). 正常. 合. .25(80.65). 普通学級在籍障害兄異 ̄常00. ”.忠-0.59. (77.42). 26(63.41)16(76.19). 42(67.74). 01(4.76). 1(1.61). 15(36.59)4(19.05). 19(30.65). P>.05. ll)心. 放 を除く. 普通学級在籍障害児のうち,検査不明の6名19・35%. 25名. 80・65%. (男12. 名85.71%,女76・47%)全員が正常であった。特殊学級児では,検査結果不明の19名 30.65%を除く43名69.35% (男26名63.41%,女80・95%)のうち, 1名1・61% 1名4.76%)に心臓疾患がみられた.この1名ほダウン症候群の女児で,先天性心室中 隔欠損症があった。 ⅠⅤ. 考. 察. 1.障春の状況 普通学級在籍障害児は,軽度で,知恵おくれの少ない老が多い嬢向にあり,普通の学校 教育が困難と考えられるような障害児ほ,本来,小学校長や就学指導委員会等において特 殊学級や養護学校-就学するよう勧められたものを,子供の親による強力な希望や,障害 の軽度な,比較的身辺自立のできていることから,障害児の発育発達に好影響を及ぼすも のと考え,普通学級や特殊学級に就学させたものである。. 普通学級在籍障害児と特殊学級見では,特殊学級児に,精神薄弱や言語障害以外に情緒 障害,ダウン症,噂息など重度化,重複化,更には障害の多様化懐向が比較的強くみられ, 学校集団での生活が円滑に行なわれるために必要な最低限の基本的生活能力が未完成なま. (女.
(12) 12. 小. 村. 欣. 司. まの者が多い.これが精神薄弱養護学校になると,一層重度化の頼向がみられ,指導に手 こずる自閉症や行動異常者が過半数に達するようになり,基本的生活能力め自立していな い老が大部分の状態となる。 2.発育について 身体の発育・発達が正常か否かを判断する綜合的な括標は体格で,この体格の成育状態 ほ身長と体重によって知ることができる。普通学級在籍障害児も特殊学級児も年齢相当よ り低い身長の老が半数以上おり,その多くほ1, 4,. 2歳程度の差であるが,特殊学級児には. 5歳年下の子供の発育状態に相当する身長の暑が7.3%出ている。これが精神薄弱養. 護学校になると更に低身長児が多くなる。身長の良好な老ほ特殊学級児より普通学級在籍 障害児にやや多く,身長計こついては普通学級在籍障害児の方が良好であるといえる. 体重は後天的,環境的な要田に左右されることが多いと考えられているが,正常発育帯 値以下の軽体重児が,普通学級在籍障害女児を除く群の半数以上にみられる一方,重体歪 児が特殊学級児の約4分の1にみられる。正常発育帯の範囲内にある者が減少し,軽体重. 埠と重体重児に分極する債向がみられるが,これは特殊学級児より養護学校の児童に一層 顕著となっている。 このようなことから身体全体の体型は,普通学級在籍障害児では正常な体型の者が多い が,特殊学級児になると正常な体型がやや減少し,やせ型や肥満型が増大する傾向にあ り,精神薄弱養護学校になるとこの傾向が一層明確で40%が正常発育帯杏.越え,ローレ ル指教160以上の肥満児が小学部8.7%,中学部16.7%,高等部31.8%と加齢につれ て増大2)しているo しかし,肢体不自由養護学校や病虚弱養護学校になるとこのような肥 満傾向は少なくなり,特に脳性麻痔児や施設入園児でほ栄養不良の憤向にある暑が多いと 考えられる.脳性麻痔児3'ほ普通の歩行でも一般の人より多くの-ネ/レギ-が消費されて いる状態にある.虚弱者についても「自己の生体エネルギーを保っていくにも高いエネル ギーを費やしていると同時に一定量の運動に対しても多くの干ネルギ-を使っている4)+ のであって,こうした障害児は一日のエネルギー代謝率に対する食事の質や量のバランス がとれていないことになる。. 3.視聴覚疾患 視力や聴力の検査にほ,検査者の指示に対して話す,書く,あるいほマッチングなど何 らかの応答が可能なことが条件となる。この検査適応の条件を満たせなかった老の数を示 す「不明+欄の数が視力検査で71・19%,聴力検査で61.29%もある特殊学級児ほ,視力 検査で16・13%,聴力検査では皆無となっている普通学級在籍障害児よりはるかに大きい ことから,特殊学級児に検査適応能力の欠除暑が非常に多いといえるo これは単に検査適 応の問題だけでなく,彼らは日常生活全般にわたってコミュニケ-シ、ヨソ活動に障害があ ると考えられ,周囲の老の対応の困難さがうかがえる. 検査適応の変化を学年別に追った場合,普通学級在籍障害児でほ1.年生の50%適応を.
(13) 13. 軽度障害児に関する定期健康診断の結果. 除き2学年生から既に6・7割の者ほ検査に適応していると考えられるが,特殊学級児で 6年生で50-60%の成功率に留まって は加齢につれ多少ほ検査適応が好転するものの, いるoこのように特殊学級兄の検査適応ほ悪く,しかも,必ずしも学年進行に比例して改 善がみられないところに問題がある.しかし,検査「不明+の老で日常の行動から特に視 力や聴力の悪さが指適される異常現象ほなかったことから,検査適応能力が不備なだけで, コミュニケ-ショソ能力が改善,発達すれば検査が可能になると思われる。 視力の状況ほ,検査結果「不明+の数を除いた場合にほ,視力1・0以上とそれ以下とを 比較すると,特殊学級児の方が視力の悪い者が多いととになるが,調査によってほ,特殊 学級与)児の屈折異常者が52.8%,養護学校でほ60%を越える場合もあり,障害の重い子 供を収容する学校ほど屈折異常児の数が多いといえよう。 聴力検査の結果でほ,限の屈折異常のような債向はなく,普通学級在籍障害児のみに 25%もの異常が認められたが,聴覚以外の重複障害がなければ,中高度難聴児は聾学校 へ就学するし,軽度難聴児は普通学級で勉強する債向があるから,特殊学級に難聴児は居 なかったと考えられる。また普通学級に難聴児が25%もいたが,一般には1976年の文 部省調査結果が示すように0・ 11%程度が義務教育年齢の聴覚障害児出現率と考えてよい のでほなかろうかo今回の調査対象児にほ紫聴学級通級児が入ったために比率が異常に高 くなったものである。. 視力や聴力の異常が障害児に多いが,眼疾病では,斜視や結膜炎が共通して指摘されて いる。斜視は視力とも関連し,矯正することが望ましいが,屈折異常者も含めこれらの異 常を解決する努力があまり払われていない。 結膜炎は特殊学級児に多く,しかも毎年のようにチェックされる暑がいるが,これは日 常の生活習慣に問題があるものといえよう. 聴力の悪化に関係する鼻炎,鼻前庭炎,慮桃肥大,耳垢栓塞などの耳鼻疾患は,男女と も両群で指摘されているが,これらの出現率は難聴児の数が多い普通学級在籍障害児に多 く45%を占め,特殊学級児でほ約13%に過ぎない。両群とも耳垢栓塞が多く,普通学 級在籍障害児ほ16. 13%と特殊学級児の2倍になっているが,障害の重い精神薄弱養護学 校2'では受診者20名中12,名60%にみられた.耳垢栓塞は中耳炎を経験したことのあ る人が圧倒的に多く,また耳垢栓塞のある子供の母親は異口同音に「耳をさあるのが恐ろ しいから,耳垢を除去しない6)+と述べている.これは耳の構造や衛生良好状態保持の必 要性などについての無知を物語るものであろう. 4.清潔習揖と疾患 健康は個人や周囲の者の健康観,個人の生活習慣などと密接な関係がある。清潔の習慣 もその1つであり,健康と深い関係にある。清潔習慣の確立程度によりう歯数や寄生虫の 問題が改善・解消される。 う歯でほ,特殊学級児より普通学級在籍障害児の方が1人平均う歯数が多く,しかもう 歯曜患率も100%,特殊学級児は90・3%である.これ&i,わずかな差であるが,特殊学.
(14) 14. 小. 村. 欣. 司. 級児の方が処置歯率がよく衛生管理や生活習慣の良さを示すものと思われる。音即,によ ると・歯科衛生管理状態について普通児がう歯処置完了児14%,治療中55.8%,未処置 児28・7%であるのに対して,特殊学級児では処置完了児11.1%,治療中38.9%,未処 置児50%で・普通児の方が治療に対する積極性がみられる。このことは両親の抱く歯の 衛生観念を物語っているといえようoまた,粟屋ら9'は,精神薄弱児は重症心身障害児よ り「清掃不良が原因となって,歯音や歯石が沈着しやすく,その値が高くなっているが, これは運動榛能が高いため,介助者による取扱いが困難で十分周掃が行なわれていないた め+と指摘しているが,普通学級在籍障害児のう歯数が多いのは,介助者による刷掃が十 分行なえるほどの知的理解に乏しく反面運動境能が高いことによるものであろう。 同様に,寄生虫についてほ,ぎょう虫卵が検出された暑が,普通学級在籍障害児にも特 殊学級児にもいる。 2・3年にわたって検出された者もいるが,ぎょう虫卵保有者のいな い精神薄弱養護学校もある。ぎょう虫ほ,自己の手で虫卵を口中に運ぶ自家感染が多く, 常時爪を短かく切L,たり,食前に手を洗ったり,頻繁に下着を交換したり,家族全員の駆 虫などにより駆除や予防が充分に可能であることから衛生管理の不徹底さ,衛生習慣の未 熟さなどの状況にあると考えられる。 5.障書児の疾患と心身症 社会心身医学の立場からすれば,すべての皮膚病ほ必身症に含まれか)という。耳鼻咽 喉科債域についても,アルレギ-性鼻炎が,情緒不安に強く影響されることにつし■、て古く より注目されていることでもわかるように,この部の自律神経橡構が,複雑で敏感に精神 的因子に常に反応し,発症の仕方が情緒状態によって変幻自在であることからそめ原田の 追求や治療にほ・人間の心理過程との関連を考慮する必要が生じる。心身症の患者は,固 苦しく内向性で偏狭な印象を受けるが,その心因として生活環境における強い欲求不満, 幕藩,怒りなどの感情が長期間持続し,これの解放発散が抑制されていることが多く7), また,これらの感情が抑圧されているときに症状が再発する7'というo そこで心身症が強く現われていると思われる障害児の皮膚疾患と耳鼻疾患についてみる と,入学以来,湿疹(またほアトピー性皮膚炎)の発症者数でほ,普通学級在籍障害児が 約13%で・特殊学級児116%の約8倍に達している.特殊学級児より常時感情の発散が 抑制されている言語障害児ほ,就学時までの羅患率が高く,約29%である8'o. しかも,. これらの老ほ生後比較的早期より,断続あるいは継続して海疹が発症した暑が多かったが, 筆者が調査した精神薄弱養護学校2・3'でほ湿疹が皆無であったo耳鼻咽喉科領域では,心 身医学的考察を必要とする疾患のうち,本調査にみられた疾患ほ,耳湿疹,鼻炎を含むア レルギ∵性鼻炎,副鼻腔炎,屈桃炎などで,これらe)症状が出現した者を在籍年度全部に ついてみると,普通学級在籍障害児のⅠ6名51・61%に,特殊学級児の15名24.19%に みられ,中には2・3学年間続けて指摘された者もいる. このように普通学級在籍障害児に心身症を疑う疾患児数が多いと思われるが,これらの 疾患が心身症として発症するには,日常生活の中で,欲求不満,_幕藩,怒り,不安などの.
(15) 15. 軽度障害児に関する定期健康診断の結果. 感情が強く,しかも長期間持続し,抑圧されたままの状態にあると感じるをこは,感じる程 度に感情が分化発達し,ある軽度の知的レベルに達していることが必要であるところから, 障害がある程度軽度の普通学級に在籍している障害児に,心身症を疑う暑が多く現われた のではなかろうか。 Ⅴ. 要. 約. 普通学級在籍障害児と特殊学級児の健康状態の一端を知る目的で,これら障害児の健康 診断票を入手し,記載事項について検討したb 調査結果,次のようなことが見出された。 ①. 普通学級在籍障害児と特殊学琴児全員に言語障害があり,特殊学級児には更に全員 に精神薄弱があった.また1%水準の有意差をもって特殊学級児の方が1人平均. ②. の重複障害数が多かった。 体格は両群問に差ほなかったが,普通学級在籍障害児は,やや正常発育帯内の者が 多く,特殊学級児ほ,身長が低く肥満型の老またはやせ塾の暑が多くなっているや. ③. 視力検査では,普通学級在籍障害児の83・9%に,特殊学級児の25・8%に視力検 査ができた。視力の最低は両群とも0.3であったが,正常の視力があると考えら れた者は,普通学級在籍障害児の61.3%,特殊学級児の14・5%であった。. ④. 聴力検査では,普通学級在籍障害児の25%に難聴があったが,特殊学級児は皆無 であった。しかし,検査適応でほ,普通学級在籍障害児は不適応者がなく,特殊学 級児の61.3%が不適応であった。. ⑤. 眼疾患では,普通学級在籍障害児は不明の者以外の87・1%全員が正常であったが, 特殊学級児は62.9%に異常が認められ,. 5%水準の有意差があった。疾患の多く. ⑥. は斜視,結膜炎であった。 耳鼻咽頭検査でほ,異常者が普通学級在籍障害児の41・9%,特殊学級児の14・5%. ⑦. に認められた。疾患の内容は主に,耳垢栓塞,鼻炎であった。 う歯では,普通学級在籍障害児の方が5%水準で未処置歯が多く,. 1人平均のう歯. 数は特殊学級児の3.6本に対し5.4本と多かったoまた,特殊学級児馴ま無う歯 児が9.7%いた。 ⑧. 寄生虫検査では,ぎょう虫卵の陽性老が普通学級在籍障害児に6・5%,特殊学級児 に4.8%おり,. 2年間以上陽性反応を呈した老が普通学級在籍障害児に6・5%,. 特殊学級児に8.1%いた. ⑨. 皮膚疾患検査では,両群とも1人づつであったが,在籍した全年度の調査では普通 学級在籍障害児で12.9%,特殊学級児で1・6%で5%の有意差があった。. ⑳. ツ反検査では,結核患者ほ両群ともなかったが,中等庇および強陽性反応老が,普 通学級在籍障害児に12.9%,特殊学級児に14・5%あった.. ⑳. 蛋白尿検査でほ全員陰性であり,潜血反応では特殊学級女子1名が陽性であった。. ⑳. 心臓疾患の検査でほ,特殊学級所属のダウン症児1名が先天性心室中隔欠損症のほ.
(16) 16. 小. 村. 欣. 司. か,.全員正常であった。 以上調査の結果,全般的傾向として普通学級在籍障害児ほ特殊学級児より障害や疾病 が少ないが,衛生管理が十分届く必要のある歯疾患や心理的因子によって出現し易い耳鼻 咽頭疾患などでは,逆に普通学級在籍障害児に疾患が多かった。 引 1 2 3 4 5 6 7 8 9. 用. 文. 敵. 東京都立町田養護学校「昭和52年度学校概要+. 1976. 浦上堆次他編「羽村の実践+東京都立羽村養護学校, 東京都教育委員会「昭和42年度肢体不自由養護学校研究協議会報告+. 1966. 中林秀治「特殊体育学+新体青学着座第41巻,遼遠書院, 吉田淳子「精薄児の健康調査結果+岩手大学臨時教員養成課程修業論文, 1676. 神辺邦繋「耳垢栓塞を少なくするために+健康教室, 31巻4号, p. 64, 1980. 1978. 池見酉次郎飽編「心身医学の実地診療+医学書院, 小村欣司「言語治療を通してみた言語障害児の健康障善+横浜国立大学紀要,第21集, 粟島せつ子他「重症心身障害児者の口腔管理をこ関する研究+第2報,鶴見歯学4(1), 1978.. 1981. 37-41,.
(17)
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平成 支援法 へのき 制度改 ービス 児支援 供する 対する 環境整 設等が ービス また 及び市 類ごと 義務付 計画的 の見込 く障害 障害児 な量の るよう
層の積年の思いがここに表出しているようにも思われる︒日本の東アジア大国コンサート構想は︑
②障害児の障害の程度に応じて厚生労働大臣が定める区分 における区分1以上に該当するお子さんで、『行動援護調 査項目』 資料4)