2015 11・15 農業委員会だより
▼
「
標
高
4
5
0
m
の
農
地
で
約
5
ヘ
ク
タ
ー
ル
の
ほ
場
整
備
を
し
た
ん
だ
で
ね
。
今
年
か
ら
全
工
区
で
作
付
け
が
で
き
る
よ
う
に
な
っ
た
ん
だ
。」
と
、
嬉
し
そ
う
に
語
る
の
は
、
牧
区
の
棚
田
を
耕
し
て
45
年
の
佐
藤
健
一
さ
ん
(
66
)。
コ
メ
作
り
の
ほ
か
、
農
家
民
宿
の
経
営
や
ど
ぶ
ろ
く
の
製
造
販
売
な
ど
も
手
掛
け
、
当
市
で
の
「
六
次
産
業
化
」
の
魁
で
も
あ
り
ま
す
。
「
よ
そ
か
ら
来
て
い
る
か
ら
ど
う
で
も
い
い
、
で
は
ダ
メ
。
用
水
や
農
道
が
あ
っ
て
こ
そ
、
田
ん
ぼ
で
コ
メ
作
り
が
で
き
る
ん
だ
。
そ
う
い
う
と
こ
ろ
に
も
気
を
配
っ
て
ほ
し
い
。」
、「
中
山
間
地
は
い
い
よ
。
す
ぐ
に
自
分
の
田
ん
ぼ
に
行
け
て
、
人
の
関
係
も
濃
い
。
田
ん
ぼ
だ
け
じ
ゃ
な
く
、
山
々
か
ら
も
、
沢
山
の
恵
み
を
も
ら
う
。」
今
回
、
現
在
の
取
組
と
も
ダ
ブ
ら
せ
て
、
若
い
農
業
者
へ
の
応
援
歌
を
語
っ
て
い
た
だ
き
ま
し
た
。
今
後
、
身
内
以
外
で
も
、
や
る
気
の
あ
る
人
を
集
落
の
後
継
者
に
、
何
人
も
来
て
ほ
し
い
と
考
え
て
い
ま
す
。
中
山
間
地
で
の
農
業
経
営
、
皆
さ
ん
、
い
か
が
で
し
ょ
う
。
耕作を離れ、お客さんと接することも楽しみだと話す佐藤さん。来年 3月の北陸新幹線開業1周年にあわせて開催する「全国どぶろく研修
大会」もPR(10/25(日)に開催された越後・謙信SAKEまつりで) 平成25年からは棚田の耕作放棄地の再生にも 取り組んでいます(前列右端が佐藤さん)
2015 11・15 農業委員会だより 1
農業を志し、U・I・Jターンする若者の姿が、市内でもよく見受けられるようにな りました。市で把握している統計でも、就農する若者の数は着実に増えています。こ ういった動きの中、高い志を持った若者や、若者を雇用する法人を応援する制度も、 年々充実してきました。
今回は、これら支援制度とともに、制度を活用して市内で農業に励む若手農業者の 姿をご紹介します。
高
田
農
業
高
校
、
県
農
業
大
学
校
を
卒
業
、
今
春
か
ら
稲
作
経
営
を
行
う
父
の
下
に
就
農
し
た
直
樹
さ
ん
。
現
在
、
青
年
就
農
給
付
金
(
準
備
型
)
を
受
け
な
が
ら
、
市
内
五
貫
野
の(
有)
久
保
田
農
場
で
、
週
3
回
、
稲
作
を
中
心
に
研
修
を
受
け
て
い
ま
す
。
春
秋
の
農
作
業
の
間
、
夏
や
冬
に
仕
事
が
確
保
で
き
る
よ
う
、
ト
マ
ト
な
ど
の
園
芸
も
勉
強
し
て
い
ま
す
。
「
地
域
で
の
触
れ
合
い
が
心
地
い
い
。
給
付
金
は
、
や
る
気
ア
ッ
プ
に
つ
な
が
っ
て
い
る
」
と
話
し
て
く
れ
ま
し
た
。
両
親
が
ま
だ
40
代
な
だ
け
に
、
経
営
移
譲
が
前
提
と
な
る
青
年
就
農
給
付
金
(
経
営
開
始
型
)
を
受
け
る
か
ど
う
か
、
今
、
考
え
中
と
の
こ
と
で
し
た
。
愛
知
県
出
身
。
結
婚
し
て
連
れ
合
い
さ
ん
の
実
家
の
あ
る
当
市
に
移
住
。
青
年
就
農
給
付
金
(
準
備
型
)
を
受
け
、
柏
崎
市
、
新
潟
市
で
2
年
間
、
イ
チ
ゴ
栽
培
を
研
修
し
ま
し
た
。「
結
婚
し
て
い
た
の
で
、
給
付
金
は
、
正
直
、
助
か
っ
た
」
と
の
こ
と
で
す
。
経
営
開
始
型
の
給
付
金
に
移
り
、
平
成
25
年
か
ら
本
格
的
に
イ
チ
ゴ
農
園
を
オ
ー
プ
ン
。
毎
年
着
実
に
リ
ピ
ー
タ
ー
を
増
や
し
て
い
ま
す
。
こ
れ
か
ら
の
園
芸
は
、
デ
ー
タ
を
活
用
し
た
「
栽
培
の
見
え
る
化
」
だ
、
と
話
す
高
橋
さ
ん
。
経
営
を
始
め
る
に
は
、
ビ
ニ
ー
ル
ハ
ウ
ス
や
情
報
機
器
な
ど
初
期
投
資
が
高
額
な
の
で
、
そ
の
支
援
も
ぜ
ひ
お
願
い
し
た
い
と
の
こ
と
で
す
。
グ
リ
ー
ン
フ
ァ
ー
ム
清
里
で
は
、
涌
井
さ
ん
の
就
業
を
契
機
に
、
昨
年
か
ら
「
農
の
雇
用
事
業
」
の
助
成
を
受
け
ま
し
た
。
涌
井
さ
ん
は
、
4
年
前
に
帰
郷
。
2
年
間
の
見
習
い
勤
務
を
経
て
、
昨
年
か
ら
正
社
員
と
し
て
、
精
米
や
袋
詰
め
、
検
査
、
発
送
な
ど
の
仕
事
を
主
に
担
当
し
て
い
ま
す
。
そ
し
て
、
作
っ
た
野
菜
の
ふ
り
売
り
も
。「
農
家
の
お
母
さ
ん
た
ち
の
人
情
に
触
れ
て
、
涙
ぐ
む
こ
と
も
あ
り
ま
す
。
農
業
は
、
地
域
を
守
っ
て
い
る
実
感
が
し
て
大
好
き
で
す
」
と
語
っ
て
く
れ
ま
し
た
。
社
長
の
保
坂
一
八
さ
ん
は
、「
助
成
し
て
も
ら
っ
て
、
や
る
気
の
あ
る
若
者
を
雇
用
で
き
て
助
か
る
」
と
話
し
て
く
れ
ま
し
た
。
○20歳
○上越市 小猿屋 ○水 稲22ha 園芸等0.7ha
○31歳
○上越市 高和町 ○イチゴ ハウス4棟
○33歳
○上越市 清里区 ○水稲など120ha
((有)グリーンファーム清里)
■
篠
宮
直
樹
さ
ん
■
高
橋
和
樹
さ
ん
■
涌
井
諒
子
さ
ん
青
年
就
農
給
付
金
(
準
備
型
・
経
営
開
始
型
)
・
農
の
雇
用
事
業
な
ど
若
手
農
業
者
の
支
援
制
度
に
つ
い
て
2015 11・15 農業委員会だより
就農には、「自身が独立して農業経営を始める」と「農業法人等に就職する」の2通りがあり、「新 たに農業経営を始める」には、事前の研修が大変重要になるとともに、機械整備などのために多くの 資金が必要になります。
そのため、研修や農業経営の開始にあたって、それらを支援するさまざまな制度があり、また、相 談をお受けする窓口もあります。農業を志す皆さんが、各種制度を活用し、自分が思い描く農業経営 が実現できるよう、関係機関が連携して、若い皆さんの就農を応援します。
新規就農者を雇用した農業法人等を応援します!
農の雇用事業
○概 要 農業法人等が新たに雇用した青年に対して実施する研修等を支援する 補助金
○給 付 額 120万円/年 ○給付期間 最長2年間
研修を応援します!
青年就農給付金
(準備型)
○概 要 農業技術や経営のノウハウ等を習得するため、新潟県農業大学校や農 業法人等で研修を受ける方を支援する給付金
○給 付 額 150万円/年 ○給付期間 最長2年間
農業経営のスタートを応援します!
青年就農給付金
(経営開始型)
○概 要 経営リスクを負っている新規就農者の経営が軌道に乗るまでの間を支 援する給付金
○給 付 額 最大150万円/年(前年の所得に応じて変動します。) ○給付期間 最長5年間
新潟県農林水産業総合振興事業(新規就農者資本装備支援)
○概 要 農業経営の開始時に必要な機械の購入等に補助金を交付する事業 ○補 助 率 機械 5/10(農家子弟:機械 1/3)、 施設 5/10
○事業費上限 900万円
上記以外にも新規就農を支援する制度があります。また各事業には、それぞ れ要件がありますので、詳細は、上越市役所農林水産部・農政課担い手育成係、 または上越市担い手育成総合支援協議会にお問い合わせください。
(☎ 025-526-5111)
2015 11・15 農業委員会だより 1
◆
参
考
賃
借
料
の
設
定
・
公
表
を
決
定
最
近
の
米
価
の
大
幅
下
落
を
受
け
、
平
場
の
農
業
者
を
中
心
に
、「
コ
ス
ト
縮
減
も
限
界
に
き
た
」、
「
農
地
の
賃
借
料
を
下
げ
な
け
れ
ば
、
も
う
農
業
経
営
は
難
し
い
」
と
い
っ
た
声
が
、
農
業
委
員
の
下
に
た
く
さ
ん
寄
せ
ら
れ
る
よ
う
に
な
り
ま
し
た
。
こ
の
よ
う
な
農
業
者
の
声
を
受
け
て
、
市
農
業
委
員
会
の
運
営
委
員
会
で
は
、
農
地
の
賃
貸
借
契
約
の
参
考
と
な
る
賃
借
料
を
設
定
し
、
公
表
す
る
こ
と
を
決
定
し
ま
し
た
。
そ
こ
で
、
農
政
部
会
に
お
い
て
、
農
協
や
農
業
共
済
組
合
、
県
普
及
セ
ン
タ
ー
、
土
地
改
良
区
な
ど
か
ら
資
料
を
提
供
い
た
だ
き
、
素
案
を
ま
と
め
ま
し
た
。
◆
参
考
賃
借
料
検
討
会
で
の
検
討
素
案
を
検
討
す
る
た
め
、
以
前
の
標
準
小
作
料
検
討
会
に
準
じ
て
、
貸
手
・
借
手
の
皆
さ
ん
の
ほ
か
、
県
上
越
振
興
局
農
政
企
画
課
の
企
画
専
門
員
さ
ん
と
、
農
協
の
営
農
生
活
部
長
さ
ん
か
ら
集
ま
っ
て
い
た
だ
い
て
、「
参
考
賃
借
料
検
討
会
」
を
、
10
月
28 日(
水)
に
開
催
し
ま
し
た
。
検
討
会
で
は
、
活
発
な
意
見
交
換
が
行
わ
れ
ま
し
た
が
、
農
政
部
会
案
を
基
本
と
し
、
い
た
だ
い
た
意
見
を
付
け
加
え
て
公
表
し
て
い
く
こ
と
で
、
貸
手
・
借
手
双
方
の
皆
さ
ん
か
ら
了
承
い
た
だ
き
ま
し
た
。
◆
全
員
協
議
会
で
決
定
し
て
公
表
へ
参
考
賃
借
料
は
、
検
討
会
で
の
了
承
を
受
け
て
、
農
政
部
会
で
最
終
案
の
調
整
を
行
い
、
農
業
委
員
会
全
員
協
議
会
を
経
て
、
公
表
し
ま
す
。
去
る
9
月
4
日
に
農
業
委
員
法
の
一
部
を
改
正
す
る
法
律
が
公
布
さ
れ
ま
し
た
。
農
業
委
員
会
が
、
そ
の
主
た
る
使
命
で
あ
る
「
農
地
利
用
の
最
適
化
(
担
い
手
へ
の
集
積
・
集
約
化
、
耕
作
放
棄
地
の
発
生
防
止
・
解
消
な
ど
)」
を
よ
り
良
く
果
た
せ
る
よ
う
に
す
る
た
め
に
改
正
さ
れ
た
も
の
で
す
。
主
な
改
正
内
容
は
、
次
の
と
お
り
で
す
。
①
農
業
委
員
会
の
事
務
の
重
点
化
農
業
委
員
会
業
務
の
重
点
は
、
農
地
利
用
の
最
適
化
の
推
進
で
あ
る
こ
と
を
明
確
化
②
農
業
委
員
の
選
出
方
法
の
変
更
選
挙
と
団
体
推
薦
に
よ
る
選
任
方
法
を
改
め
、
市
議
会
の
同
意
を
要
件
と
す
る
市
長
の
任
命
制
に
変
更
③
農
地
利
用
最
適
化
推
進
委
員
の
新
設
農
業
委
員
と
は
別
に
、
各
地
域
に
お
い
て
農
地
利
用
の
最
適
化
を
推
進
す
る
農
地
利
用
最
適
化
推
進
委
員
を
新
設
改
正
法
は
、
平
成
28
年
4
月
か
ら
施
行
さ
れ
ま
す
が
、
現
在
の
当
市
の
農
業
委
員
は
、
任
期
(
平
成
29
年
4
月
28
日
)
ま
で
業
務
を
行
い
、
改
選
に
あ
わ
せ
て
新
制
度
へ
移
行
す
る
こ
と
に
な
り
ま
す
。
今
後
、
新
制
度
へ
の
移
行
に
向
け
て
、
委
員
定
数
や
具
体
的
な
選
任
方
法
な
ど
に
つ
い
て
、
法
律
や
政
省
令
に
基
づ
き
協
議
し
て
い
き
ま
す
。
◎
公
表
方
法
◎
参
考
賃
借
料
に
関
す
る
資
料
は
、
11
月
16
日(
月
)か
ら
、
各
総
合
事
務
所
及
び
農
業
委
員
会
事
務
局
で
配
布
す
る
予
定
で
す
。
ご
遠
慮
な
く
お
申
し
出
く
だ
さ
い
。
ま
た
、
市
の
ホ
ー
ム
ペ
ー
ジ
や
、
12
月
15
日
号
の
『
広
報
上
越
』
で
も
、
広
く
市
民
の
皆
さ
ん
に
公
表
し
ま
す
。
不
明
な
点
が
あ
り
ま
し
た
ら
、
お
近
く
の
総
合
事
務
所
ま
た
は
農
業
委
員
会
事
務
局
ま
で
、
お
気
軽
に
お
問
い
合
わ
せ
く
だ
さ
い
。
参考賃貸料検討会の様子
◆検討会での主な意見等◆ ○貸手側から
・ほ場整備費用に係る償還金の 負担のあり方について示して ほしい。
・今回の参考賃借料の額は、あ まりにも低いのではないか。 ・米価は変動するので、一定期 間ごとの見直しが必要でない か。
・貸し手としては、担い手から 借りてもらわないと困る。ま た、「10年たったらお返しし ま す」で も 困 る。10年 後 の 農業経営をどう展望するか、 農業委員会としても検討して ほしい。
○借手側から
・米価が安いため、経営者自身 の報酬をもらわないでやって いるのが現状である。 ・将来にわたって耕作を継続し
てくために、実態に沿った賃 借料の設定が必要であること を理解してほしい。
農
業
委
員
会
法
の
改
正
2015 11・15 農業委員会だより
農
地
中
間
管
理
事
業
農
地
中
間
管
理
機
構
を
活
用
し
、
担
い
手
農
家
と
の
農
地
貸
借
を
希
望
さ
れ
る
方
は
、
次
の
点
を
ご
確
認
く
だ
さ
い
。
①
各
種
補
助
金
に
つ
い
て
次
の
補
助
金
は
、
農
地
中
間
管
理
機
構
を
通
じ
て
、
担
い
手
農
家
に
農
地
を
貸
し
付
け
た
方
等
に
交
付
さ
れ
ま
す
。
機
構
を
活
用
せ
ず
、
担
い
手
農
家
の
方
と
相
対
で
農
地
の
貸
借
を
行
っ
た
場
合
は
協
力
金
の
対
象
に
な
り
ま
せ
ん
。
・
経
営
転
換
協
力
金
離
農
等
を
契
機
に
、
機
構
に
農
地
を
貸
し
付
け
た
農
業
者
に
交
付
・
耕
作
者
集
積
協
力
金
担
い
手
が
耕
作
す
る
農
地
等
の
隣
接
農
地
を
機
構
に
貸
付
け
た
農
業
者
に
交
付
・
地
域
集
積
協
力
金
ま
と
ま
っ
た
農
地
を
機
構
に
貸
付
け
た
地
域
(
集
落
)
に
交
付
②
貸
付
先
の
決
定
に
つ
い
て
貸
付
先
と
な
る
担
い
手
農
家
は
、
集
落
合
意
等
を
最
優
先
に
決
定
し
ま
す
。
そ
の
た
め
、
自
分
の
農
地
を
誰
に
貸
し
付
け
る
か
を
農
家
組
合
長
さ
ん
と
相
談
し
、
そ
の
結
果
を
農
地
の
あ
る
集
落
の
「
人
・
農
地
プ
ラ
ン
」
に
明
記
す
る
こ
と
が
必
要
で
す
。
■
問
合
せ
…
農
政
課
担
い
手
育
成
係
☎ 0 2 5 ・ 5 2 6 ・ 5 1 1 1 ◇
法
人
の
名
前
は
法
人
設
立
の
際
、
7
名
が
集
ま
り
、
「
7
人
の
味
を
出
そ
う
」
と
い
う
と
こ
ろ
か
ら
「
な
な
み
」
と
命
名
し
ま
し
た
。
◇
農
地
の
確
保
は
構
成
員
及
び
集
落
内
の
農
地
提
供
者
と
14
ヘ
ク
タ
ー
ル
に
利
用
権
設
定
し
ま
し
た
。
◇
法
人
設
立
の
経
緯
は
基
盤
整
備
事
業
が
完
了
し
た
け
れ
ど
も
、
中
期
的
に
み
て
後
継
者
が
い
な
い
中
で
、
今
後
集
落
の
農
地
を
い
か
に
守
っ
て
い
く
か
と
い
う
課
題
が
あ
り
ま
し
た
。
そ
こ
で
、
法
人
設
立
の
話
が
持
ち
上
が
り
、
こ
れ
ま
で
の
生
産
組
合
を
基
礎
に
、
集
落
内
で
参
加
者
を
募
っ
て
法
人
設
立
に
至
り
ま
し
た
。
◇
販
路
の
確
保
は
生
産
米
の
半
数
を
J
A
に
、
も
う
半
数
を
個
人
販
売
し
て
い
ま
す
。
個
人
販
売
は
、
構
成
員
そ
れ
ぞ
れ
が
営
業
マ
ン
と
な
り
、
親
戚
、
知
人
ま
た
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
を
通
じ
て
販
売
し
て
い
ま
す
。
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
販
売
で
は
、
有
機
栽
培
米
を
「
吟
田
米
(
ち
び
た
ま
い
)」
と
ブ
ラ
ン
ド
化
し
て
、
5
キ
ロ
・
10
キ
ロ
・
30
キ
ロ
袋
で
販
売
し
て
い
ま
す
。
ま
た
、
首
都
圏
の
有
機
栽
培
取
扱
先
で
も
販
売
を
行
っ
て
い
ま
す
。
◇
将
来
の
事
業
規
模
は
設
立
当
初
は
14
ヘ
ク
タ
ー
ル
で
、
水
稲
と
大
豆
を
栽
培
し
て
い
ま
し
た
が
、
現
在
は
16
ヘ
ク
タ
ー
ル
と
若
干
面
積
が
増
え
て
い
ま
す
。
今
後
も
作
業
の
効
率
化
が
図
れ
る
範
囲
で
規
模
拡
大
し
た
い
と
考
え
て
い
ま
す
。
ま
た
、
近
年
で
は
大
豆
以
外
に
も
、
適
地
適
作
に
よ
り
、
そ
ば
の
栽
培
を
行
っ
て
い
ま
す
。
構
成
員
に
は
、
そ
れ
ぞ
れ
担
当
ほ
場
を
割
り
振
っ
て
い
ま
す
。
各
自
が
責
任
を
持
ち
、
担
当
ほ
場
全
て
で
一
律
の
収
量
を
確
保
で
き
る
よ
う
栽
培
管
理
の
徹
底
を
図
り
、
ま
す
ま
す
の
品
質
の
向
上
を
図
っ
て
い
き
ま
す
。
◇
法
人
を
目
指
す
人
へ
の
ア
ド
バ
イ
ス
地
域
の
農
地
は
、
地
域
の
方
か
ら
も
協
力
し
て
も
ら
わ
な
い
と
守
れ
ま
せ
ん
。
そ
の
た
め
に
、
構
成
員
以
外
の
方
か
ら
も
作
業
等
を
お
手
伝
い
い
た
だ
き
、
賃
金
を
支
払
っ
て
い
ま
す
。
集
落
の
方
と
の
絆
を
大
切
に
し
、
地
域
の
農
地
そ
し
て
集
落
を
守
っ
て
い
た
だ
き
た
い
と
思
い
ま
す
。
◇
今
後
の
課
題
は
後
継
者
の
育
成
が
喫
緊
の
課
題
で
あ
り
、
後
継
者
育
成
に
向
け
、
魅
力
あ
る
組
織
づ
く
り
を
行
っ
て
い
か
な
け
れ
ば
な
り
ま
せ
ん
。
そ
の
た
め
に
は
、
高
品
質
米
の
継
続
し
た
生
産
に
よ
り
実
績
を
重
ね
、
販
路
を
拡
大
し
継
続
し
た
活
動
が
可
能
と
な
る
よ
う
、
地
域
の
皆
さ
ん
の
協
力
も
仰
ぎ
な
が
ら
、
今
後
も
集
落
の
農
地
を
守
り
、
ひ
い
て
は
地
域
農
業
の
活
性
化
に
も
繋
げ
て
い
き
た
い
と
思
っ
て
い
ま
す
。
シ
リ
ー
ズ
「
農
業
組
合
法
人
」
紹
介
「
な
な
み
」
(
柿
崎
区
角
取
)
メンバー勢揃い○代表理事 原 茂 夫
○設 立 平成18年3月
○資本金 900万円
○組合員 6名
○経営面積 16ヘクタール
○主な農産物 米・大豆・そば
2015 11・15 農業委員会だより 1
あなたの老後への備えは十分ですか? 年金は、家族一人ひとりについて準備することが大切です。 老後の備えは、国民年金プラス農業者年金が基本です!
詳しくは、ご自宅まで説明に伺いますので、農業委員会事務局へ気軽にご連絡ください。
先
日
、
T
P
P
(
環
太
平
洋
経
済
連
携
協
定
)
が
大
筋
合
意
さ
れ
た
と
の
報
道
が
あ
り
ま
し
た
。
国
会
決
議
が
本
当
に
守
ら
れ
た
の
か
、
こ
れ
か
ら
厳
し
く
検
証
さ
れ
な
け
れ
ば
な
り
ま
せ
ん
が
、
当
市
に
と
っ
て
は
、
特
に
中
山
間
地
域
の
農
業
や
集
落
が
今
後
ど
う
な
る
か
、
心
配
が
増
し
ま
す
。
冒
頭
、
牧
区
の
佐
藤
さ
ん
が
お
っ
し
ゃ
っ
て
い
る
よ
う
に
、
中
山
間
地
域
は
、
集
落
で
の
生
活
と
農
業
と
が
、
切
っ
て
も
切
り
離
せ
な
い
関
係
に
あ
り
ま
す
。
ま
た
、
記
事
に
も
あ
る
よ
う
に
、
若
い
人
た
ち
が
、
農
業
や
ム
ラ
で
の
生
活
に
新
た
に
価
値
を
見
出
し
、
田
園
回
帰
す
る
動
き
が
増
え
て
き
て
い
ま
す
。
中
山
間
地
域
は
、
食
料
供
給
の
基
地
で
あ
る
と
と
も
に
、
水
道
水
源
や
海
洋
資
源
を
涵
養
す
る
な
ど
の
役
割
も
担
っ
て
い
ま
す
。「
風
と
桶
屋
」
の
話
で
は
あ
り
ま
せ
ん
が
、
中
山
間
地
域
の
農
業
や
集
落
の
衰
退
は
、
平
場
で
暮
ら
す
市
民
の
生
活
に
も
影
響
が
出
て
く
る
こ
と
が
想
定
さ
れ
ま
す
。
あ
ら
た
め
て
、
市
民
み
ん
な
で
危
機
感
を
持
っ
て
見
て
み
る
こ
と
が
必
要
で
は
な
い
で
し
ょ
う
か
。
(
農
政
部
会
長
重
野
正
紀
)
農業の総合専門紙として、「農業・農村現場が必要とする情報を、的確にそ して分かりやすく提供する」のが、『全国農業新聞』です。
農業委員会系統組織の全国農業会議所が、1週間に1度発行しています。 さらに多くの方々に、全国農業新聞の良さを知っていただきたく、現在、お 試し無料購読期間を「6か月」に
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6か月は長いと思われる方には、 3か月も可能です。お申込み・お 問合わせは、お近くの農業委員か 総合事務所、農業委員会事務局ま
でお願いします。 毎週、お茶の間までお届けします。 今ならお試し無料購読(6カ月)できます。申し込みは2月23日(火)まで!
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