生徒指導における危機対応体制の構築に関する実践的研究 : CRTをモデルにした内部危機対応チームの組織化と研修プログラムの開発
2
0
0
全文
(2) クレームなどがあげられた。. (3)CRTの機能を活かした内部危機対応. レーション」、STEP5r危機対応マニュアル の策定」から構成されるトレーニンクプログ. 体制のモデル構築. ラムを開発し、実施、効果検証を行った。. 公立の学校には、教育委員会によるサポー. 私学で生徒指導に精通する教員9名を対象. ト体制があり、またCRTなど外部機関からの. に、トレーニンクプログラム研修を2日間実. 支援を受けるシステムがある。しかし、公. 施し、研修実施前後で「学校危機についての. 立学校に匹敵するだけの支援環境が整って. 意識に関する調査」を行った。その結果、マ. いる私学は、決して多くない。そこで、私. スコミ対応、危機対応における職員の役割分. 学における学校危機対応チームのリーダー. 担の適正化、危機と向き合う自信など、すべ. を学校危機対応コーディネーターと名付け、. ての項目において、得点の上昇がみられた。. 当該学校の学校長にアドバイスする権限を もつものとして位置づけた。また、派遣に. 3 成果と課題. 際しては、少なくとも3名で対応し、1人. 本研究の成果と課題は、次の通りである。. はスクールカウンセラーとペアーを組み、. (1)成果. 子どもケア・教師ケア部門を担当する。. 私学を対象とする内部危機対応チームの. 1人は教頭とペアーを組み、マスコミ対応・. モデル構築と、私立学校生徒指導主事研修. 保護者対応部門を担当する。もう1人は生徒. における開発したトレーニンクプログラム. 指導主事とペアーを組み、学校安全・子ども. の実施および効果検証の結果、実効性のあ. 対応部門を担当することとした。それぞれが. る学校危機対応を進めるうえで、組織の要. 役割を分担し、対応領域を明確にすることで、. である管理職を助ける高い専門性と危機に. 混乱の回避と早期対応が可能となる。. 向き合う気概をもった学校危機対応コーディ. (4)危機対応研修プログラムの開発. ネーターとなり得る人材養成の重要性が再. 自殺事案を例に、学校危機対応コーディ. 確認された。. ネーターの役割について考えると、 [11危. (2)課題. 機対応計画 [2コ遺族への対応と喪の過程. 学校危機対応コーディネーターの養成研修. [3コ保護者との連携[41マスコミ対応. の内容の充実と拡大を図り、学校危機に向. [51学校安全活動 [61学校再開と心のケ. き合うことができる人材を確保するととも. ア計画 [7]教職員サポートと集団対応. に、学校現場において、学校危機対応コー. [8コ子どもと保護者への個別ケアにまとめ. ディネーターを中心に組織で危機に対応す. られる。. ることができるような、費用やマンパワー. 以上のよな活動を担う学校危機対応ゴー. も含めた環境整備を進めることが求められ. ディネータを養成するために、STEP1「学校. ている。. 危機について」、STEP2「組織づくりの基礎」、. STEP3「自殺事例によるシミュレーション」、. 修学指導教員 新井肇. STEP4「組織づくりのための実践的シミュ. 指導教員 新井肇.
(3)
関連したドキュメント
プログラムに参加したどの生徒も週末になると大
児童について一緒に考えることが解決への糸口 になるのではないか。④保護者への対応も難し
3.仕事(業務量)の繁閑に対応するため
適応指導教室を併設し、様々な要因で学校に登校でき
一貫教育ならではの ビッグブラ ザーシステム 。大学生が学生 コーチとして高等部や中学部の
小学校学習指導要領総則第1の3において、「学校における体育・健康に関する指導は、児
経済学研究科は、経済学の高等教育機関として研究者を
指標 関連ページ / コメント 4.13 組織の(企業団体などの)団体および/または国内外の提言機関における会員資格 P11