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陸上競技(リレー)

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Academic year: 2021

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1年▼◆組男子 保健体育学習指導案 活動場所 グラウンド 指導者 1 単元名 陸上競技(リレー) 2 単元について (1)一般的特性 【機能的特性】 ・陸上競技は,走・跳・投の基本的運動によって,相手と競争したり,記録に挑戦したりするところに 楽しさや喜びがある運動である。 【構造的特性】 ・自己の体力や意志を使って能力を最大限に発揮することができる。また,記録の計測によって,自己の 技能の進歩を確かめながら,自らの課題をもって学習することができる運動である。 【効果的特性】 ・技能の練習や競技を通して,基礎的な体力を高め、強い意志と決断力を身に付けることができる運動で ある。陸上競技は,どのようなスポーツにも必要な基礎的運動要素を持っているので,体力を全体的に 高めることができる。また,生涯を通じて,基礎的な運動能力や体力の維持・向上に役立てることがで きる運動である。 (2)生徒から見た特性 ・個人やチーム・グループが競争に勝ったり、個人やチーム・グループの記録が縮んだりすると嬉しく, 競争に負けたり,記録が縮まなかったりすると悔しいと感じることができる。 ・走動作,リレーに必要な技能(バトンパス)がうまくできると記録が良くなり,積極的に活動を行う ことができるが,上手くいかないとき,記録が縮まらない場合には消極的になることが考えられる。 ・個人やチーム・グループでの目標を置くことで,目標を達成するために仲間と協力して活動することが できる。 ・単調な練習内容になってしまうと授業への意欲も消極的になってしまうことが考えられる。 ・運動量が多くなることで,運動を苦手とする生徒の意欲が減退してしまうことが考えられる。 (3)生徒の実態

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(4)教師の指導観 陸上競技(短距離・リレー)に関しては,小学校から親しみがある運動であるため,未経験のやりづら さというものはあまり感じられない。生徒の実態を考慮しながら,基本的な走りの動作を見直して,タイ ムを収縮させるためのバトンパスの連携に重点を置き,他チームとの競争での勝利といった短距離走・リ レーでの喜びや楽しさを実感させていきたい。また,短距離走・リレーが不得意と答えている生徒でも競 争での勝利や達成感を味わうことができるための手立てとして、ゲーム間隔でビーチフラッグを行わせ、 不得意と答える生徒のスタート位置をずらすなどの手立てをこちら側が用意し,日常生活でも体を動かす 楽しさと運動に親しむ習慣を身に付けられるような授業にしていきたいと考えている。そして,走ること が得意な生徒が不得意な生徒と協力して,集団の中でお互いの良い部分を見つけるとともに「自分(チー ム)の課題」を見つけて課題解決のためにはどのような取り組み・注意・を互いに実践すればいいのかを 話し合いや観察の中で考えさせていきたい。そして,グループで活動する上で,同じ目標を持ち,チーム としての一体感や達成感を味わうことができるような授業を展開していきたいと考えている。 3 単元目標 技能 短距離走・リレーについて,記録の向上や競争の楽しさや喜びを味わい,基本的な動きや効率 のよい動きを身に付けることができるようにする。 態度 陸上競技に積極的に取り組むとともに,勝敗などを認め,ルールやマナーを守ろうとすること, 分担した役割を果たそうとすることなどや,健康・安全に気を配ることができるようにする。 知識・思考・ 判断 陸上競技の特性や成り立ち,技術の名称や行い方,関連して高まる体力などを理解し,課題に 応じた運動の取り組み方を工夫できるようにする。 4 評価基準 運動への 関心・意欲・態度 運動についての 思考・判断 運動の技能 運動についての 知識・理解 内 容 の ま と ま り ( 領 域 ) ご と の 評 価 基 準 陸上競技の楽しさや喜 びを味わう事ができる よう,勝敗などを冷静に 受け止め,ルールやマナ ーを大切にしようとす ること,自己の責任を果 たそうとすることなど や,健康・安全を確保し て,学習に自主的に取り 組もうとしている。 生涯にわたって陸上競 技を豊かに実践するた めの自己の課題に応じ た運動の取り組み方を 工夫している。 陸上競技の特性に応じ た,各種目特有の技能を 身に付けている。 技術の名称や行い方,体 力の高め方,運動観察の 方法を理解している。

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単 元 の 評 価 基 準 ・陸上競技の学習に自主 的に取り組もうとし ている。 ・勝敗などを冷静に受け 止め,ルールやマナー を大切にしようとし ている。 ・自己の責任を果たそう としている。 ・互いに助け合い教え合 おうとしている。 ・健康・安全を確保して いる。 ・自己の課題に応じた運 動の行い方の改善す べきポイントを見付 けている。 ・自己の課題に応じて, 適切な練習方法を選 んでいる。 ・仲間に対して,技術的 な課題や有効な練習 方法の選択に関して 指摘している。 ・健康や安全を確保する ために,体調に応じて 適切な練習方法を選 んでいる。 ・陸上競技を継続して楽 しむための自己に適 したかかわり方を見 付けている。 ・短距離走・リレーでは, 中間走へのつなぎを 滑らかにするなどし て速く走ることがで きる。 ・技術の名称や行い方に ついて,学習した具体 例を挙げている。 ・陸上競技に関連した体 力の高め方について, 学習した具体例を挙 げている。 ・運動観察の方法につい て,理解したことを言 ったり書き出したり している。 学 習 活 動 に 即 し た 評 価 基 準 ①陸上競技のルールや マナーを守り,フェア ーに運動に取り組も うとしている。 ②仲間と協力して課題 解決のために行動し ようとしている。 ③準備や後片付け,チー ム内での分担した役 割に積極的に取り組 もうとしている。 ④活動場所の安全を確 かめながら,約束事を 守り,意欲を持って活 動に取り組もうとし ている。 ①自己の能力に応じた 課題を設定しようと している。 ②自チームの実態を踏 まえて,工夫した走順 や役割を見付けよう としている。 ③自己のピッチやスト ライドを確認し,自分 に合った練習方法を 選択しようとしてい る。 ①スピードを落とすこ となく,バトンパスを スムーズに行うこと ができる。 ②体の軸を固定し,腕を 勢いよく振ることが できている。 ③スタート~フィニッ シュまでの走動作を 滑らかに行うことが できる。 ①陸上競技の特性や基 本動作を正しく理解 しようとしている。 ②陸上競技の練習方法 やルール,及び安全上 のポイントを理解し ようとしている。 ③学習カードに自己の 反省や記録を記載し, 次の時間への課題を 明確に書き出してい る。

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5 指導と評価計画 時間 1 2 3 4 5 6 7 学 習 の 流 れ 0 10 15 20 30 35 40 45 50 オ リ エ ン テ ー ション 1 学 習 課 題 の確認 2 学 習 の 進 め 方 や 決 ま り を 知 る 3 レ デ ィ ネ ステスト ・50mのタイ ム 測 定 を 行 い,自己の力 を確認する。 安全な場の準備・準備運動・ウォームアップ・ドリル運動 1 学習課題の確認 ○取り組むポイント,練習の 場,練習方法 2 自分の課題に従って挑戦 する ○クラウチングスタート ○中間疾走~フィニッシュ ○ピッチとストライドの確認 ・動きのポイントやコツを教え 合う ・全体の場でよい動きを共有す る ・動きをイメージしやすいよう な資料やICT機器を用意 しておく 1 学習課題の確認 ○取り組むポイント,練習の場,練習方法 2 自分の課題に従って挑戦する ○バトンを渡す技能・バトンをもらう技能 ○加速しながらタイミングよく,バトンを受 け渡す技能 ○テイクオーバーゾーンの使い方の工夫 ○短距離走で身に付けた技能を生かしてバ トンパスをする ・チーム内で改善できる点を確認し,互いに 教え合う ・動きをイメージしやすいような資料やIC T機器を用意しておく ・走順を考え,テイクオーバーゾーンの使い 方を話し合う 3 成果の確認(リレータイムの測定) 1 学習課題の確認 ○記録会の方法を説 明,確認 2 チーム練習 ・チーム内で改善で きる点を確認し, 互いに教え合う 3 記録会 ・1チームごとにタ イムを計測 ・他チームとの競争 ふり返り・本時のまとめ・次時への見通し・片付け 指 導 と 評 価 の 機 会 関・意・態 ④(観察) ③(観察) ②(観察) ①(観察) 思考・判断 ③(学習カード) ① ②(観察) 技能 ②・③(観察) ①(観察・学習カード) 知識・理解 ② ①(学習カード) ③(学習カード) 短 距 離 の 基 本 的 技 能 を 身に付けよう バトンパスの基本的技能を身に付けよう 記録会をしよう 安全 決まりを守る 協力 積極的に取り組む 技のポイント 思考 走動作 バトンパス 安全 特性 反省

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2 本時の指導(7/7) (1)目標 ○<技能>学習した技能を生かしながら,記録を向上させることができるようにする。 ◎<態度>陸上競技のルールやマナーを守り,フェアーに運動に取り組むことができるようにする。 ○<知識・思考・判断>自己の反省や記録を記載し,今後の課題を見つけることができるようにする。 (2)展開 過 程 時 間 学習内容と活動 指導・支援(○)評価(☆) 用 具 は じ め 10分 1 集合,整列,挨拶をする ※2列横隊で整列 2 出席確認,健康状態の確認をする。 3 本時の説明,ねらいを確認する。 「記録会をしよう」 4 ランニング(2周),準備運動 ・素早く並ぶように,体育係に指示を出し,号 令をかけさせる。 ○健康状態を確認し,見学者にはレポートを渡 す。(授業補助についても声をかける) ・本時の流れを確認し,タイムの測定方法につ いての説明をする。 ・説明の際に,生徒の顔が上がっているのを確 認してから説明を行う。 な か 30分 5 走動作の確認<ドリル運動> ・スキップ ・後ろスキップ ・振り上げ足 ・ランジ(前・後) ・バウンディング ・モモ上げ ・クラウチングスタートの確認 ・ビーチフラッグ(ダッシュゲーム) 6,チーム練習 <バトンパスの確認> ・バトンパスをくり返しながらグラウンド を1周する(1列4人~5人) <部分練習> ・3,4走者観察(バトン1→2) ・1,4走者観察(バトン2→3) ・1,2走者観察(バトン3→4) ※1,4走者(スタート・フィニッシュ) <部分練習図>○走者 ●観察者 ・1つ1つの動きについてポイントを意識させ るような声かけを行う。 ○笛のリズムに合わせて足や体を楽しませな がら動かせるように工夫する。 ○動きを意識しやすくするように,視覚資料を 掲示する。 ・バトンパスのイメージを明確に持たせるため に,上手な生徒を模範として見せる。 ・「ハイ」のかけ声があるまでは,手を上げさ せないように声をかける。 ・上手くバトンパスができたチームを賞賛し, 激励する。 ○タイミングが合わない場合には,受けての歩 数を調整するよう助言する。 ○観察者にはバトンパスだけでなく,走動作に も注目をするように助言する。 ☆スピードを落とすことなく,バトンパスをス ムーズに行うことができる。【技能】(観察) ホ ワ イ ト ボ ー ド バ ト ン 3 本 ・ マ ー カ ー ・ カ ラ ー コ ー ン ○ ○ ○ ○ ● ● ○ ○ ○ ○ -6-

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7 グループミーティング(2min) 改善点や良かった点について話し合う。 8 記録会 (1)1チームごとに記録の測定 (2)3チームでの競争 (3)チームごとに整理体操・反省 ・チーム内で練習中に気付いたことを観察者が 走者に伝えるように指示を出す。 ○伝え方にも工夫をするように助言する。 ○走り終わったチームには拍手をさせる。 ・学習カードを活用し,課題への取り組みにつ いての反省点を記入させる。 ☆陸上競技のルールやマナーを守り,フェアー に運動に取り組もうとしている。 【関・意・態】(観察・学習カード) ☆スピードを落とすことなく,バトンパスをス ムーズに行うことができる。【技能】(観察) 学 習 カ ー ド ま と め 10分 9 集合,整列する。 10 競争での記録を発表する チームの取り組みについて発表させる。 11 健康状態の確認をする。 12 挨拶,片付け,解散する。 ・チームごと縦隊で並ぶように指示を出す。 ○学習カードの記入について助言する。 ☆自己の反省や記録を記載し、今後の課題を見 つけようとしている。【知・理】(学習カード) ・生徒の顔や様子を見ながらしっかりと確認を 行う。 ・大きな声で元気よく挨拶をさせる。 3 展開場所(場の設定)

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朝礼台

参照

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