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「くふうしよう おいしい食事」

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Academic year: 2021

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第6学年 家庭科学習指導案

1 題材名 くふうしよう おいしい食事 2 題材の目標 (1) 日常の食事に関心をもち、家族の一員として家族を思いやりながら、調和のよい1食分の献 立を考え、進んで家庭実践しようとする態度を育てる。 【家庭生活への関心・意欲・態度】 (2) 家庭の食事の課題に応じて、栄養のバランスや色どり、味のバランス、好み、季節など食品 の組み合わせを工夫して1食分の献立を考えることができるようにする。 【生活を創意工夫する能力】 (3) 手順を考えて調理計画を立て、目的に応じた洗い方や切り方、味付けをしたり、ゆでたり、 いためたりする調理法を組み合わせたりしてみそ汁やおかずを作ることができる。 【生活への技能】 (4) 栄養のバランスを中心とした調和のよい1食分の献立の立て方や、楽しく食事をするための マナーについて理解することができる。 【家庭生活についての知識・理解】 3 指導観 ○ 本学級の子ども達は、日常の食事と調理の基礎に関するこれまでの学習を通して、食事の大切さ に気付き、自分の日常の食事やその調理に高い関心をもっている。また、みそ汁の実や朝食のおか ずの材料を選び、ゆでたり、いためたりして調理することができるようになってきている。しかし、 1食分の献立を考えて調理したり、調理の学習で学んだことを生かし、継続して家庭実践したりす るまでには至っていない。そこで、「ゆでる」「いためる」調理法を活用して調理ができるようにな り、家族の一員として家庭の食生活をよりよくしたいと考えることができるようになるこの期に、 本題材を取り上げる。そして、日常の食事に関心をもち、調和のよい1食分の献立の立て方が分か り、食品の組み合わせを工夫して簡単な調理をしたり、家族と楽しく食事をするためのマナーや工 夫を考えたりすることができるようにする。このことは、豊かな家庭生活を築く実践力を育てる上 からも意義深い。 ○ 本題材は、内容B(2)ウ「1食分の献立を考えること」を受け、B領域の仕上げとして設定さ れている。本題材に関しては、第5学年「はじめてみようクッキング」や「食べて元気に」、第6 学年「いためてつくろう朝食のおかず」において、野菜や加工食品をゆでたり、いためたりする調 理や米飯やみそ汁の調理を通して、安全面・衛生面に気をつけたり、栄養のバランスのよい食事を することの大切さに気づいたりする学習をしてきている。これらの上に立って、日常の食事への関 心を高め、調和のよい食事と調理に関する基礎的・基本的な知識及び技能を身に付け、家庭の食生 活をよりよくしようと工夫する能力と実践的な態度を育てることができるようにするものである。 このことは、中学校での1日分の献立を考える学習へと発展していく。 ○ 本題材の指導にあたっては、調和のよい1食分の献立の立て方が分かり、家庭の食事の課題解決 に向けて、栄養のバランスや色どり、味のバランス、好み、季節など食品の組み合わせを工夫して 献立を考えたり、手順や時間配分を考えて手際よく調理したりすることができるようにする。そこ で、栄養教諭をGTとして活用し、献立づくりや調理の補助として指導にあたるよう計画した。特 に本時指導にあたっては、前時に考えた調理計画の手順に沿って、家庭の食事の課題が解決できる よう切り方や味の付け方を工夫したり、「ゆでる」「いためる」調理法を組み合わせたりしてみそ汁 とおかずを作ることができるようにさせる。そのために、まず、「みつめる段階」では、ゴール像 を活用しながら、前時考えた手順や切り方、味の付け方、ゆで方、いため方の工夫について振り返 り、本時学習の見通しをもたせる。次に、「さぐる段階」では、調理計画の手順に沿って調理し、 手際良くできた理由やおいしくできた理由を説明したり、家庭の課題に合わせて手順や切り方、味 の付け方、調理方法を工夫できたか、ペアで評価し合ったりすることで、家庭実践へ向けて再度、 献立や調理計画を見直すことができるようにする。最後に、「ふかめる段階」では、本時学習で学 んだことで、家庭で生かせそうなことを出し合うことを通して、学習内容と家庭実践をつなぎ、家 庭での実践意欲を高めさせることができるようにする。

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4 題材計画(12時間+課外) 段階 配時 学習活動 教師の支援 課 題 を 見 い だ す ② ① ① 1 これまでの学習でできるようになったことを振り 返り、家族で楽しく調和のよい食事をするために身 に付けたいことについて話し合い、本題材の学習課 題をつかむ。 ・栄養バランスのとれた1食分の献立を考えてないな ・手順を考えておかずやみそ汁を作れてないな ・楽しく食事をするための工夫を考える必要があるな 2 調和のよい食事の大切さについて話を聞き、個人 課題を設定する。 (1) 調和のよい食事の観点について話し合う。 (2) 調和のよい食事の大切さについて話し合う。 ・生命を保ち、活動し成長するために必要。 ・1日3食、継続してとることが大切。 (3) 楽しく食事をするための工夫について調べる。 ○ この題材を学習後の自分の成長した姿 をイメージさせるために、家族で楽しく 調和のよい食事をしている写真を提示す る。 【ゴール像】 ○ 調和のよい食事とはどのような食事か 理解させ、個人課題をつかませるために、 栄養教諭から調和のよい食事の大切さに ついて話を聞く時間を設定する。 ○ 家族のことを考えた個人課題を設定さ せるために、立てた個人課題をペアで説 明し合ったり、調和のよい食事や楽しく 食事をするための工夫を観点として評価 し合ったりする活動を設定する。 【評価活動Ⅰ】 知 識 技 能 を 習 得 す る ⑤ 課外 ※ 親子で家庭実践の計画(実践日、食事する人)を立て、家族に好きな食品や旬の野菜についてインタビューする。 ※ 保護者へねらいを伝え、協力を依頼する。 ① ① ① ② 3 調和のよい食事になるよう工夫して1食分の献立 を考える。 (1) 99 ページのおかずを組み合わせて1食分の献 立を考える。 ・ごはん+みそ汁+おかず(2品) ・「ゆでる」と「いためる」2つの調理法 (2) 調和のよい食事の観点をもとに、自分の家庭の 課題解決に向けて1食分の献立を見直す。 4 身近な食品を使い、これまで学習した調理法を組 み合わせておかずを調理し、チャレンジ活動Ⅱや家 庭実践の見通しをもつ。 (1) ペアでじゃがいもを使ったおかずの調理計画 を立てる。 ・粉ふきいもと付け合わせのブロッコリー(ゆでるの活用) ・ジャーマンポテト(ゆでる+いためる) (2) ペアでじゃがいもを使ったおかず作りをして 評価し合い、家庭実践で生かせることを考える。 【チャレンジ活動Ⅰ】 ○ 栄養のバランスのとれたおかずの組み 合わせを考えさせるために、教科書99 ペ ージのおかずカードを用意し、操作させ ながら献立を考えさせる。 ○ 旬の野菜や地元の野菜を材料に取り入 れさせるために、旬の野菜や地元の野菜 が分かる資料を提示する。 ○ 安全な包丁の使い方を理解させるため に、皮のむき方や芽の取り方の写真を提 示する。 ○ チャレンジ活動Ⅰで学んだことを家庭 実践で活用させるために、「なぜそうした のか」や「より課題を解決できるには」 という観点で説明し合い、考えた献立や 調理方法を見直させる。 【評価活動Ⅱ】 家 庭 実 践 を 計 画 す る ⑤ 60分 1回目 60分 2回目 60分 本時 5 調和のよい食事になるよう工夫して考えた1食分 の献立のみそ汁とおかずを調理し、家庭実践の見通 しをもつ。 (1) みそ汁とおかず(1品)の調理計画を立てる。 (2) みそ汁とおかず(1品)の調理実習をしてペア で評価し合い、家庭実践の見通しをもつ。 【チャレンジ活動Ⅱ】 ・ペアでABを決める。 1回目(60 分):Aが調理、Bが評価 2回目(60 分):Bが調理、Aが評価 ○ 家庭実践に生かせるように、みそ汁と おかずを同時に調理するときの手順や時 間配分が書き込める学習ノートを作成す る。 ○ 家庭実践へ向けて再度、献立や調理計 画を見直すことができるようにするため に、家庭の課題に合わせて手順や切り方、 味の付け方、調理方法を工夫できたか、 ペアで評価させるための観点を明確にす る。 【評価活動Ⅲ】 課外 ※ 家庭で1食分の食事作りをする。 ※ 保護者へねらいを伝え、協力を依頼する。 ① 6 家庭での1食分の食事作りの実践報告会をする。 ○ 日常での実践につなげることができる ようにするために、児童だけでなく、家 族にも実践後の感想を書いてもらえるよ うな学習ノートを作成する。 ・分量・手順・洗い方・切り方・味の付け方 ・盛り付け・配膳・後片付け 家族のために、1食分のこんだてを考え、おいしい食事をくふうして作ろう。 ・栄養のバランス・色どり・味のバランス ・好み・季節・費用 ・はしや食器の扱い方、食べる速さ、会話 ・食事のあいさつ、残さず食べる できるようになったことを生かして、家族のために、バランスのとれた1食分の献立を立 て、手順を考えて調理したり、楽しく食事したりしたい。

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5 準 備 教師:材料、食器、調理用具、調理計画、バインダー、付箋 児童:材料、学習ノート 6 主 眼 ○ 家庭の課題に基づいて立てた調理計画の手順に沿って、目的に応じた切り方や味の付け方をしたり、「ゆで る」「いためる」調理法を組み合わせたりして、みそ汁とおかずを作り、1食分の食事を整えることができ るようにする。 ○ 調理計画に沿って1食分の食事を調理・試食し、工夫したことを友達に説明して家族の課題が解決できる か評価し合ったり、友達の良さや自分の調理に生かせそうなことを見つけて伝えたりすることができるよう にする。 7 展 開 段階 学習活動 教師の支援 み つ め る 1 前時までの学習を振り返り、本時学習のめあてをつか む。 ○ 前時までに設定した個人の課題と本時に達成した いことを出し合う。 ・妹の好きなりんごを入れてツナポテトサラダを作 る。じゃがいもをゆでながら、にんじんをうすく切 り、手際よく作りたい。 ○ 本時学習の見通しをもたせるために、ゴ ール像と評価の観点を提示する。 評価の観点:①手順 ②切り方 ③味の付け方 ④ゆで方、いため方 ⑤楽しく食事するための工夫 さ ぐ る 2 調理計画に沿って、みそ汁とおかずを調理し、ペアで 試食する。 〔調理児童〕 ・みそ汁とおかず1品を作る ・材料はみそ汁に2~3つ、おかずに3~5つ ・調理時間は25分間 ・調理法は「ゆでる」の活用 →ツナポテトサラダ、粉ふきいも 「ゆでる」+「いためる(焼く)」 →ジャーマンポテト、具だくさんオムレツ、 野菜のベーコン巻き、ツナ入りポテトハンバーグ 〔観察児童〕 ・5つの観点に沿って、調理児童の活動を評価する ・調理児童の活動の良さや改善点を付箋に書く 4 評価の5観点をもとに調理実習を振り返り、手際良く できた理由やおいしくできた理由、又は改善点を互いに 説明し合う。 ・にんじんをうすく切ったから、火が通りやすくなり、 時間内にできた。 ・たまねぎが苦手な弟のために、小さく切って作ること ができた。 ○〔調理児童に対して〕 主体的に家庭生活の課題を解決する実践 力を身につけさせるため、調理は全て1人 で行わせる。 〔観察児童に対して〕 評価活動に生かすため、評価の5観点を 表にした学習ノートを準備する。 ○ 考えた1食分の献立が、調和のよい食事 になっているか振り返らせるために、ご飯 と他の1品のおかず写真カードを準備し、 1食分を配膳させる。 ○ 家庭実践へ向けて献立や調理計画を見直 すことができるようにするため、導入で提 示した評価の観点をもとにペアで評価し合 い、その理由を伝え合う活動を位置付ける。 【評価活動Ⅲ】 ふ か め る 5 本時学習を振り返り、家庭実践の見通しをもつ。 ・みそ汁とおかずを同時に作るために、ゆで時間を利用 して材料を切ったので、時間内にできあがった。ぜひ、 家でも手順に気をつけて作り、楽しく食事したい。 ・○○さんのように、旬のにんじんを加えると、色どり がよくなるから、家でまねしてみよう。 ○ 本時学習内容と家庭実践をつなぐため、 本時学習で学んだことで、家庭で生かせそ うなことを出し合わせる。 家族のために、調理の手順や材料の切り方、味の付け方、ゆで方、いため方を工夫してみそ汁と おかずを作ろう。 家族のために、みそ汁とおかずを作るときは、ゆで時間を利用して材料を切ったり、片付けた りするよう手順を工夫し、家族に合った切り方や味の付け方、ゆで方、いため方をするとよい。

参照

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