4-5-1
5)アーバンリゾートゾーンまちづくり方針
(1)まちづくりの基本目標
アーバンリゾートゾーンは、舞浜地区の都市計画道路 3・3・9 号(舞浜鉄鋼通り線)より南側(海
側)のゾーンです。
舞浜地区のレジャーランド用地は、昭和 50 年から 52 年に千葉県から株式会社オリエンタルラ
ンドに引き渡され、あらゆる世代の人々が楽しめるファミリー・エンターテイメントを基本理念
に東京ディズニーランドⓇが開園し、あわせて首都圏でも有数なリゾートホテル群が開業しまし
た。その後、未利用地だった部分に平成 13 年に東京ディズニーシーⓇが開園し、あわせて舞浜駅
と各施設を環状に連絡するモノレール(ディズニーリゾートライン)や大型商業施設、駅の南北
を結ぶ舞浜連結路が整備されました。2つのテーマパークの年間入場者数は、2,700 万人を超え※、
周辺のホテル群、大型商業施設などとともに、東京ディズニーリゾートⓇとして日本を代表する
リゾート地となっています。
また、舞浜駅は昭和 63 年 12 月の開業以来、アーバンリゾートゾーンの玄関口として、また中
町地域西側の最寄り駅として活用されています。
その他、浦安市運動公園が整備されており、市民のスポーツの場、憩いの場として活用されて
います。
東日本大震災では液状化に伴う地盤沈下や噴出土砂により、道路や下水道などの損傷、護岸の
沈下・損傷などの被害が発生しました。
上記を踏まえた上で、今後のアーバンリゾートゾーンのまちづくり・まち育てを進めるにあた
り、基本とすべき目標を以下に定めます。
●基本目標:市民が誇れる、魅力あるアーバンリゾートゾーンを形成する
・・・アーバンリゾートゾーンは、国内だけでなく海外からも来訪者を集める魅力あふれるリゾ
ート地となっています。地域の魅力をさらに育み、来訪者だけでなく市民にとってより親し
みのある、誇れるアーバンリゾートゾーンを形成します。
4-5-2
(
2)目標1:魅力あるリゾート地の維持・充実
アーバンリゾートゾーンでは、テーマパークやホテル、大型商業施設などが集積する現状の土
地利用を継続し、周辺住宅地の環境と調和を図りながら、市民が誇れる魅力あるリゾート地とな
るよう充実・振興を目指します。
(3)目標2:誰もが使いやすい舞浜駅および周辺の整備
舞浜駅は中町地域西側の最寄り駅として、また東京ディズニーリゾートⓇを中心としたアーバ
ンリゾートゾーンの玄関口として発展してきました。駅南側にはリゾート関連の大型商業施設な
どが立地していますが、日常生活機能の集積には不十分な点があります。
市民の生活拠点として機能の充実を図るため、駅周辺での民間開発を的確に捉えた住民のため
の生活利便施設や身近な商業施設の整備を誘導するとともに、駅北側公共用地の活用を図ります。
駅北口・南口にあるペデストリアンデッキの改善など、駅へ集散する歩行者・自転車の利便性
に配慮した歩行空間の整備や動線機能の充実を図るとともに、自動車交通の円滑化を図ります。
また、緊急車両の通行など駅前広場での機能を確保するため、液状化対策に取り組むとともに、
駅南側について、アーバンリゾートゾーンの玄関口としての交通機能の維持・向上を図ります。
住民や来訪者が快適に利用でき、また駅とまちをつなぐ良好な景観を形成するため、歩道橋や
高速道路の高架などの駅周辺の公共施設の修景、緑化によるはなやかさの創出、北口駅前での住
宅地の玄関口にふさわしい街並みの形成などに取り組みます。
(4)目標3:日ごろからスポーツに親しめる運動公園の整備
これまで暫定的に整備されていた浦安市運動公園については、陸上競技場や野球場などの整備
が進められています。今後も、市民のニーズを踏まえ、日ごろからスポーツに親しめる施設とし
て、継続的な整備・拡充を行います。
(5)目標4:来訪者と周辺住宅地との双方に配慮した快適な交通環境づくり
アーバンリゾートゾーンにおける交通環境は、国道 357 号をはじめ、一部周辺交差点において
交通渋滞が発生しています。その緩和を図るため、舞浜交差点からの立体整備について、関係機
関と協議し、その整備を促進します。
また、緊急輸送道路である都市計画道路 3・3・9 号(舞浜鉄鋼通り線)の幹線道路については、
緊急車両の通行を確保するため、液状化対策に取り組みます。
市が管理する下水道施設(汚水)の流下機能を確保するため、重要な管路など、それぞれに求
められる性能を満たすよう耐震対策などに取り組みます。
河川や海辺沿いの緑地などを活用し、歩行者や自転車が安心して利用できる快適な歩行者・自
4-5-3
(6)目標5:魅力ある観光資源としての水際線の整備
アーバンリゾートゾーンの水際線では、千葉県の高潮対策事業(護岸改修)にあわせて、関係
機関と調整しながら、一部でサイクリングなどができる緑地整備や休憩スペースの確保などの修
景整備に取り組んでいます。
今後も引き続き、リゾート地としての魅力を高められるよう、整備を推進します。また、レジ
ャー施設やホテル群などの後背地の特性を活かした水際線の整備と活用を図るとともに、関係機
関との協議を踏まえ、護岸の機能を保全しつつ、安全性に配慮した上で部分的な開放を進めるな
ど、海へ可能な限り接近できる空間を確保します。
(7)目標6:リゾート地としての魅力ある環境形成の推進
アーバンリゾートゾーンでは、東京ディズニーリゾートⓇを中心に、ホテル群、街路樹やサイ
ン、電線類の地中化などにより、既にリゾート地としての魅力的な景観が形成されています。今
後も個性的な建物群と公共施設などが調和し、デザインに配慮した、リゾート地としての景観の
維持・向上を図ります。
また、緑化協定が概ね締結されるなど、美しく豊かなみどり空間が形成されていることから、
今後もこの質の高いみどりの維持保全を図ります。また、道路周辺や駐車場などにおける緑化や、
企業活動に起因する二酸化炭素(CO2)の削減など、環境負荷の軽減を目指します。