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公 的 年 金 制 度 の 体 系 3 階 2 階 (カ) 追 加 費 用 削 減 のため 恩 給 期 間 に 係 る 給 付 について 本 人 負 担 の 差 に 着 目 して 27% 引 き 下 げる イ 施 行 日 国 民 年 金 基 金 ( 任 意 加 入 ) 上 記 アの 項 目 に 係

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Ⅴ 長期給付事業

1 地方公務員の年金制度

地方公務員の年金制度は、都道府県や市町村の区分や職種の相違によって、適用される制 度が異なっていたものが、昭和 37 年 12 月1日に「地方公務員等共済組合法」が施行され、 全ての公務員に通ずる統一的な制度が設けられました。 地方公務員の年金制度は、公的年金制度としての性格を有するとともに、公務員制度の一環 としての性格を併せ持っており、地方公務員とその遺族の生活の安定と福祉の向上に寄与する とともに、公務の能率的運営に資することを目的としています。 したがって、昭和 61 年度からの年金制度の改革においても公務員の身分の特殊性を考慮し て、年金の給付設計において、引き続き職域年金相当部分を設けるとともに、公務上の障害や 死亡に係る給付について、特別の配慮をするなどの措置が講じられています。

(1)公的年金の仕組み

ア 昭和 61 年4月以降、20 歳以上 60 歳未満の人は原則として国民年金に強制加入とされ、 共済年金や厚生年金に加入すると、同時に国民年金制度(基礎年金)にも加入したことに なります。 イ 基礎年金(定額)を「1階」部分とし、「2階」部分に給料比例の共済年金を積み上げ る「2階建年金」としています。公務員の共済年金は、さらに職域年金相当部分(給料比 例)を加算して「3階建」となっています。

(2)被用者年金制度の一元化

平成 24 年8月 10 日に「被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一 部を改正する法律(以下、被用者年金一元化法という。)」が可決成立し、同年8月 22 日 に公布されました。 この被用者年金一元化法により、公務員共済年金及び私学共済の年金は厚生年金に統合 され、すべての被用者が厚生年金保険法の被保険者となることとなりました。

ア 被用者年金一元化法の概要

被用者年金一元化法は、公務員も厚生年金へ加入することとなるものですが、その主な 改正項目は次の6つがあります。 (ア) 厚生年金に公務員及び私学教職員も加入することとし、2階部分の年金は厚生年金に統 一する。 (イ) 共済年金と厚生年金の制度的な差異については、基本的に厚生年金に揃えて解消する。 (ウ) 共済年金の1・2階部分の保険料を引き上げ、厚生年金の保険料率(上限 18.3%)に統 一する。 (エ) 厚生年金事業の実施に当たっては、効率的な事務処理を行う観点から、共済組合や私学 事業団を活用する。また、制度全体の給付と負担の状況を国の会計に取りまとめて計上す る。 (オ) 共済年金にある公的年金としての3階部分(職域年金相当部分)は廃止する。公的年金 としての3階部分廃止後の新たな年金については、別に法律で定める。

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●公的年金制度の体系 平成27年9月までに 受給権が発生する年金 平成2 7 年 9 月ま での 組合員期間 国 民 年 金 基 金 (任意加入) 1 階 国民年金 (基礎年金) 3 階 厚 生 年 金 基 金 など 職域部分 職域部分 平成2 7 年 1 0 月以降の 組合員期間 職域部分 年金払い 退職給付 平成27年10月以降に 受給権が発生する年金 国民年金 (基礎年金) 国家公務員・地方公務員・私立学校の教職員など 自 営 業 者 など 会社員 国民年金 (基礎年金) 国民年金 (基礎年金)

2 階 厚生年金 共済年金 厚生年金 2階部分の給付内容は、厚生年金 も共済年金も基本的に同じです。 平成27年10月以降に受給権が発生する方で、 平成27年9月までの組合員期間がある方に ついては、経過措置として、その期間に応じた 職域部分の年金が支給されます。 共済年金独自の3階部分であ る「職域部分」は廃止され、平成 27年10月から、新たな年金制 度として「年金払い退職給付」 が設けられます。   現行 改正後

  約2万円/月

 約1.8万円/月

 ※一定の前提(標準報酬月額36万円、組合期間40年等)で試算した例 終身年金 終身年金 有期年金(20年) (カ) 追加費用削減のため、恩給期間に係る給付について本人負担の差に着目して 27%引き下 げる。

イ 施行日

上記アの項目に係る施行日は次のとおりです。 (ア) ~(オ) : 平成 27 年 10 月 1 日 (カ) 平成 25 年8月1日

「年金払い退職給付」のイメージ

2 長期給付の概要

(1)長期給付とは

地方公務員等共済組合法による長期給付は、退職共済年金、障害共済年金、障害一時金、 遺族共済年金をいいます。 私たち共済組合員は、毎月給料から一定率の長期掛金(年金保険料)が徴収されています。 その長期掛金と地方公共団体(長野県等)が負担する長期負担金で長期給付(共済年金) 事業が行われています。(公的年金の財政運営は、積み立て方式ではなく賦課方式となって います。)

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長期給付とは、組合員として勤務し、退職後一定年齢に達した時や、在職中の傷病等で障 害状態(障害等級に該当)になった場合、又は不幸にして死亡したときなどに、組合員又は 遺族に支給する給付のことです。

(2)長期給付の種類

私たちは、共済組合の組合員であるとともに国民年金の被保険者であることから、退職(老 齢)、障害又は遺族給付に係る年金は、共済組合から共済年金が、国民年金から基礎年金が それぞれ支給されることになります。

退職(老齢)給付

障害給付

遺族給付

老齢基礎年

障害基礎年金 遺族基礎年金

特別支給の退職共済年金

(65 歳に達するまで支給)

本来支給の退職共済年金

(65 歳から支給) 組合員期間等が 25 年以上(特例あり)の方で 支給年齢に達したとき

障害共済年金

組合員期間中に初診日のある病気やけがにより、法 に定める1~3級の障害状態になったとき

障害一時金

公務外の病気やけがで軽度の障害状態となって退 職したとき(障害共済年金が支給されないとき)

遺族共済年金

在職中や退職後に死亡したとき 組合員期間等が 25 年以上ある場合 65 歳から支給 法に定める1・2級の障害等級に該当する状態に なった場合に支給 組合員の死亡当時、その者によって生計を維持さ れていた子のある配偶者、又は子に支給

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3 退職(老齢)給付

(1)退職共済年金の支給要件

退職共済年金は、本来 65 歳から支給されることになっていますが、特例により、生年月 日に応じて 65 歳に達するまで特別支給の退職年金が支給されます。

ア 特別支給の退職共済年金の支給要件

・ 昭和 36 年4月1日以前に生まれた者で次表に掲げる生年月日の区分に応じて、右欄に 掲げる年齢以上 65 歳未満であること ・ 1年以上の組合員期間(注1)を有すること ・ 組合員期間等(注2)が 25 年以上(注3)であること

生 年 月 日

年 齢

昭和 28 年4月1日以前

60 歳

昭和 28 年4月2日~昭和 30 年4月1日

61 歳

昭和 30 年4月2日~昭和 32 年4月1日

62 歳

昭和 32 年4月2日~昭和 34 年4月1日

63 歳

昭和 34 年4月2日~昭和 36 年4月1日

64 歳

イ 本来支給の退職共済年金の支給要件

・ 65 歳以上であること ・ 組合員期間等(注2)が 25 年以上(注3)であること ・ 退職していること、又は在職中の場合で1年以上の組合員期間を有すること (注1)組合員期間とは、国家公務員等又は地方公務員等の共済組合員期間をいいます。 なお、組合員期間(昭和 61 年4月1日以後の期間)は同時に国民年金に加入した期 間とされます。 (注2)組合員期間等とは、次に掲げる期間を合算したものをいいます。 (ア) 組合員期間 (イ) 日本私立学校振興・共済事業団、厚生年金保険の加入期間 (ウ) 国民年金納付済期間 (エ) 国民年金法に規定する保険料免除期間 (オ) 国民年金法に規定する合算対象期間(任意加入期間等) (注3)上記(ア)、(イ)の期間については、組合員の生年月日に応じ次表の期間以上であれば支 給要件の 25 年を満たすとみなされます。

生 年 月 日

受給資格期間

昭和 27 年4月1日以前

20 年

昭和 27 年4月2日~昭和 28 年4月1日

21 年

昭和 28 年4月2日~昭和 29 年4月1日

22 年

昭和 29 年4月2日~昭和 30 年4月1日

23 年

昭和 30 年4月2日~昭和 31 年4月1日

24 年

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ウ 退職共済年金の支給開始年齢

21 世紀の高齢社会に向けて、雇用と年金の連携に配慮し高齢者の雇用の推進を図るこ と、将来の現役世代に過重な負担が生じないよう給付と負担の均衡を図ること、公的年金 制度の長期安定を図ることなどを目的に、平成6年・平成 12 年及び平成 16 年に年金制度 の改正が行われ、生年月日により支給開始年齢が段階的に引き上げられています。 特別支給の退職共済年金は、定額部分(老齢基礎年金相当部分)、厚生年金相当部分、 職域年金相当部分及び加給年金額とされていましたが、これらの合算額を受けられるのは 昭和 16 年 4 月 1 日以前に生まれた者までであり、それ以降に生まれた者は、段階的に厚 生年金相当部分と職域年金相当部分のみとなり、昭和 36 年 4 月 2 日以降に生まれた者に は支給されません。

生年月日による退職共済年金の支給開始年齢一覧表

60 歳 65 歳

昭和 28 年4月1日生まれ以前

退職共済年金(特別支給)

退職共済年金(本来支給)※

老齢基礎年金

61 歳 65 歳

昭和 28 年4月2日~

昭和 30 年4月1日生まれの人

退職共済年金(特別支給)※

老齢厚生年金(本来支給)

老齢基礎年金

62 歳 65 歳

昭和 30 年4月2日~

昭和 32 年4月1日生まれの人

老齢厚生年金

老齢厚生年金

老齢基礎年金

63 歳 65 歳

昭和 32 年4月2日~

昭和 34 年4月1日生まれの人

老齢厚生年金

老齢基礎年金

64 歳 65 歳

昭和 34 年4月2日~

昭和 36 年4月1日生まれの人

老齢厚生年金

老齢基礎年金

65 歳

昭和 36 年4月2日以降生まれ

の人

老齢厚生年金

老齢基礎年金

※ 被用者年金一元化により、平成 27 年 10 月以降に受給権が発生する年金は、老齢厚生年金になります。

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(2)「特別支給の退職共済年金」と「本来支給の退職共済年金」の額

「特別支給の退職共済年金」の額は、職域年金相当部分の額及び厚生年金相当部分の額を 合算した金額となり、「本来支給の退職共済年金」の額は、職域年金相当部分の額、厚生年 金相当部分の額及び加給年金額を合算した金額です。

ア 退職共済年金額の算定

年金額の算定は、組合期間の月数及び平均給料月額(平均給与月額)等を基礎として計算 します。 なお、平成 15 年4月から総報酬制が導入されたことに伴い、平成 15 年3月 31 日までの期 間と平成 15 年4月1日以降の期間を別々に計算し、それらを合算して年金額を算出すること になります。

本来水準(法の額)の計算式

64 歳までの年金額 特別支給の退職共済年金の額 A+B 65 歳からの年金額 本来支給の退職共済年金+老齢基礎年金の額 A+B+C+D A 職域年金相当部分の額 ①【平成 15 年3月 31 日までの期間】 平均給料月額×給付乗率(1.425/1,000)×平成 15 年3月までの組合員期間の月数 ②【平成 15 年4月1日以降平成 27 年 9 月 30 日までの期間】 平均給与月額×給付乗率(1.096/1,000)×平成 15 年4月以降の組合員期間の月数 ①+②=A ※ 組合期間が 20 年未満の場合は給付乗率の分子 1.425 が 0.713 に、1.096 が 0.548 になり ます。 B 厚生年金相当部分の額 ③【平成 15 年3月 31 日までの期間】 平均給料月額×給付乗率(7.125/1,000)×平成 15 年3月までの組合員期間の月数 ④【平成 15 年4月1日以降の期間】 平均給与月額×給付乗率(5.481/1,000)×平成 15 年4月以降の組合員期間の月数 ※平成 27 年 10 月 1 日以降は、標準報酬制へ移行し平均標準報酬月額により算定し ます。 ③+④=B

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C 加給年金額 組合員期間 20 年以上の年金受給者によって生計を維持していた 65 歳未満の配偶者、18 歳に達する日以後の最初の3月 31 日までの間にある子及び 20 歳未満で障害等級の1級及 び2級に該当する障害状態にある子で年収 850 万円未満の者がいる場合に加算されます。

平成 27 年4月現在 区 分 加給年金額 内 訳 配偶者分 390,100 円 224,500 円(加給年金額)+165,600 円(加算額) 子供分 224,500 円 2人まで1人につき 74,800 円 3人目から1人につき なお、加給年金の対象となっている配偶者が退職共済年金(組合員期間が 20 年以上のもの) や老齢厚生年金(被保険者月数が 240 月以上のもの)等の支給を受けることができるときは、 その間、加給年金は停止されます。 D 老齢基礎年金 780,100 円× 保険料 納付済 の月数 + 保険料 1/4 免除 月数×7/8 + 保険料 1/2 免除 月数×3/4 + 保険料 3/4 免除 月数×5/8 + 保 険 料 全 額 免 除 月 数×1/2 =D 480 ※ ただし、平成 21 年 3 月までは、保険料1/4 免除は 5/6、半額免除は 2/3、3/4 免除は 1/2、 全額免除は 1/3 にて、それぞれ計算されます。 平成 12 年改正により、職域年金相当部分及び厚生年金相当部分については、平成 12 年4月 から給付水準を5%抑制して算定することとなりました(本来水準)が、経過措置として改正前 の方法で算定した額が改正後の額を上回る場合は、改正前の額を保障することとなっています。 また、平成 16 年改正で、物価スライド特例措置により年金額の水準が嵩上げされていました (特例水準)が、平成 27 年度に解消されました。

イ 組合員期間

年金額の算定の基礎となる組合員期間は、組合員の資格を取得した日の属する月から組合員 の資格を喪失した日(退職の翌日)の属する月の前月までの間の月数となります。

ウ 平均給料月額・平均給与月額・平均標準報酬額の算定

職域年金相当部分及び厚生年金相当部分の算定をする際の平均給料月額・平均給与月額は、 受給権が発生したときまでと、退職したときまでのそれぞれの組合員期間の給料及び期末手当 等をもとに算出します。 なお、平成 12 年改正の経過措置として、改正前の方式で算定した額については保障すること とされたため、平均給料月額・平均給与月額についても、改正後と改正前の両方の額を算出す ることになります。 また、平成 27 年 10 月 1 日以降の期間については、被用者年金制度の一元化に伴い、厚生年 金と同様に標準報酬制による計算方法に変更となります。

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(ア) 平均給料月額の算定(平成 15 年3月 31 日まで) 平均給料月額= A+B 平成 15 年3月 31 日までの組合員期間の総月数 ○ 昭和 61 年3月 31 日までの給料総額 A 平均給料月額の算定方法

× × 再評価率(注 3)×

=A ○ 昭和 61 年4月1日以後の給料総額 B 平均給料月額の算定方法

( ×

再評価率(注 3)× 1.25(手当率) )の合計 = B (イ) 平均給与月額の算定(平成 15 年4月1日から平成 27 年 9 月 30 日まで) 平均給与月額= (ウ) 平均標準報酬額の算定(平成 27 年 10 月1日から) 平均標準報酬額=

× 再評価率×

1.25

+ × 再評価率

の合計

(注 3) (手当率) (注 3) 平成 15 年4月1日以降の組合員期間の総月数

× 再評価率

+ × 再評価率

の合計

(注 3) (注 3) 平成 27 年 10 月1日以降の組合員期間の総月数 各月の掛金の 標準となった 給料(注 4) 昭 56.4.1 から 5 年間の掛 金の標準となった給料に 政令で定める率(注 1)を 乗じて得た額の平均額 全 期 間 換 算 率 (注 2)(政令で 定める率) 昭和 61 年 3 月ま での組合員期間 の月数 各 月 の 掛 金 の 標 準 と な った給料(注 4) 支給月の掛金の 標準となった期 末手当等(注 5) 各月の標準報 酬月額(注 4) 支給月標準賞与 額(注 5)

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(注1)給料を昭和 60 年度給与改定後の水準に引き上げる率(昭和 60 年再評価率) (注2)5年間の平均額を昭和 61 年3月 31 日までの全期間の平均額に換算する率(全期間換算 率) (注3)給料を現在の水準に引き上げる率(毎年度改正されます。) (注4)給料の最高限度額 区 分 一般職の職員である組合員 特別職の職員である組合員 平成元年 12 月まで 376,000 円 470,000 円 平成2年1月から 424,000 円 530,000 円 平成6年 12 月から 472,000 円 590,000 円 平成 12 年 10 月から 496,000 円 620,000 円 (注5)期末手当等の最高限度額 1,500,000 円

給料を昭和 60 年度給与改定後の水準に引き上げる率(注1)表

(昭和 60 年再評価率)

期 間 率 昭和 56 年4月1日から昭和 57 年3月 31 日までの期間 1.109 昭和 57 年4月1日から昭和 58 年3月 31 日までの期間 1.109 昭和 58 年4月1日から昭和 59 年3月 31 日までの期間 1.087 昭和 59 年4月1日から昭和 60 年3月 31 日までの期間 1.052

5年間の平均額を昭和 61 年3月 31 日までの全期間の平均額に換算する率(注2)表

(全期間換算率)

期 間 率 期 間 率 5年以下 1.255 20 年を超え 21 年以下 0.974 5年を超え6年以下 1.246 21 年を超え 22 年以下 0.960 6年を超え7年以下 1.226 22 年を超え 23 年以下 0.947 7年を超え8年以下 1.206 23 年を超え 24 年以下 0.934 8年を超え9年以下 1.183 24 年を超え 25 年以下 0.922 9年を超え 10 年以下 1.162 25 年を超え 26 年以下 0.912 10 年を超え 11 年以下 1.143 26 年を超え 27 年以下 0.903

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11 年を超え 12 年以下 1.123 27 年を超え 28 年以下 0.894 12 年を超え 13 年以下 1.104 28 年を超え 29 年以下 0.887 13 年を超え 14 年以下 1.086 29 年を超え 30 年以下 0.881 14 年を超え 15 年以下 1.068 30 年を超え 31 年以下 0.875 15 年を超え 16 年以下 1.051 31 年を超え 32 年以下 0.870 16 年を超え 17 年以下 1.035 32 年を超え 33 年以下 0.865 17 年を超え 18 年以下 1.019 33 年を超え 34 年以下 0.862 18 年を超え 19 年以下 1.003 34 年を超えるもの 0.860 19 年を超え 20 年以下 0.988

平成 27 年再評価率(注3)表

期 間 率 期 間 率 昭和 62 年3月以前 1.291 平成 14 年4月~平成 15 年3月 0.973 昭和 62 年4月~昭和 63 年3月 1.257 平成 15 年4月~平成 16 年3月 0.976 昭和 63 年4月~平成元年 11 月 1.227 平成 16 年4月~平成 17 年3月 0.977 平成元年 12 月~平成3月3月 1.153 平成 17 年4月~平成 18 年3月 0.979 平成3年4月~平成4年3月 1.100 平成 18 年4月~平成 19 年3月 0.979 平成4年4月~平成5年3月 1.070 平成 19 年4月~平成 20 年3月 0.976 平成5年4月~平成6年3月 1.047 平成 20 年4月~平成 21 年3月 0.960 平成6年4月~平成7年3月 1.027 平成 21 年4月~平成 22 年3月 0.972 平成7年4月~平成8年3月 1.006 平成 22 年4月~平成 23 年3月 0.977 平成8年4月~平成9年3月 0.994 平成 23 年4月~平成 24 年3月 0.980 平成9年4月~平成 10 年3月 0.981 平成 24 年4月~平成 25 年3月 0.981 平成 10 年4月~平成 11 年3月 0.969 平成 25 年4月~平成 26 年3月 0.977 平成 11 年4月~平成 12 年3月 0.968 平成 26 年4月~平成 27 年3月 0.951 平成 12 年4月~平成 13 年3月 0.968 平成 27 年4月~平成 28 年3月 0.951 平成 13 年4月~平成 14 年3月 0.967

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(3)既給一時金の返還

過去に退職一時金等を受給した者は、一時金の額にその支給を受けた日の属する月の翌月 から、退職共済年金の受給権発生の日の属する月までの期間に応じて、次の利率で複利計算 した利息を加えた額を返還することになります。 この額の返還については、年金の支給期月ごとに、支給額の 1/2 を限度額として、返還す べき金額に達するまで順次控除します。

返還額(円未満切り捨て) = 退職一時金支給額 + 利子 期 間 利率 (年利) 期 間 利率 (年利) 平成 13 年3月まで 5.5% 平成 22 年4月~平成 23 年3月 1.8% 平成 13 年4月~平成 17 年3月 4.0% 平成 23 年4月~平成 24 年3月 1.9% 平成 17 年4月~平成 18 年3月 1.6% 平成 24 年4月~平成 25 年3月 2.0% 平成 18 年4月~平成 19 年3月 2.3% 平成 25 年4月~平成 26 年3月 2.2% 平成 19 年4月~平成 20 年3月 2.6% 平成 26 年4月~平成 27 年3月 2.6% 平成 20 年4月~平成 21 年3月 3.0% 平成 27 年4月~平成 28 年3月 1.7% 平成 21 年4月~平成 22 年3月 3.2% 任用 退職 任用

S61.4.1

退職

退職一時金受給

退職一時金:昭和 54 年 12 月まで、組合員期間が 20 年未満で退職年金の受給権が生じない人に 対して支給された一時金。昭和 44 年 10 月までに退職した男子組合員及び昭和 53 年 5月までに退職した女子組合員には、年金を受給する権利を残すための原資を一時 金から控除することを希望しない選択権がありました。昭和 55 年1月から、退職一 時金制度は廃止されました。

(4)障害者及び長期在職者の特例

障害等級3級以上に該当する程度の障害の状態にある者又は 44 年以上の組合員期間を有 する者が退職した(組合員でなくなった)場合は、特例として、給料比例部分と定額部分を 合わせた額の特別支給の退職共済年金が受給できます。

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インターネットを利用し、組合員自身の年金情報(年金加入記録や年金見込 額など)を確認できる「地共済年金情報Webサイト」は、平成 27 年 3 月 31 日をもって終了しました。 平成 27 年 10 月 1 日施行の被用者年金一元化に向けて、新たな地共済年金情 報 Webサイトを開設する予定としています。

(5)特別支給の退職共済年金の繰上げ支給

組合員期間等の要件を満たす方は、60 歳以降に繰り上げ請求を行うことにより支給開始年 齢に達する前から年金を受給することができます。この場合繰り上げた月数1ヶ月当たり 0.5%減額され、減額は生涯続きます。また、老齢基礎年金をはじめ、老齢・退職を事由とす る他の公的年金制度(厚生年金保険、私学共済)の受給権を有する場合、同時に繰上げ請求す る必要があります。(全て減額されます。) 繰上げ請求後は、障害基礎年金等を受けることができなくなる等の制約があります。

(6)本来支給の退職共済年金の繰り下げ支給

本来支給の退職共済年金の支給開始年齢は、65 歳ですが、その受給権を取得した日から1 年を経過した日前に当該退職年金を請求してない者は、その支給の繰下げの申し出をするこ とができます。 この場合の退職共済年金の額は、支給の繰下げをしなかった場合の退職共済年金の年金額 に繰下げ加算額を加算した額となります。 年金は当該申出のあった月の翌月から支給されます。 なお、退職共済年金の支給繰下げの申出は、老齢基礎年金の支給繰下げの申出と同時に行 う必要はありません。

(7)離婚時等の年金分割制度

組合員又は組合員であった者が平成 19 年4月1日以降に離婚等をした場合において、そ の当事者からの請求により、婚姻期間中の掛金の標準となった給料の額等を分割することが できます。 年金分割を請求できるのは、原則として、離婚が成立した日から2年以内となっています。

(13)

172

4 障害状態になったとき

(1)障害共済年金

ア 支給要件

障害共済年金は、組合員が次の各支給要件に該当する場合に、その障害の程度に応じて支 給されます。障害共済年金の請求にあたっては、事前に障害程度の認定を受ける必要があり ます。 (ア) 支給要件1 ・ 病気にかかり、又は負傷した者で、その傷病について初めて医師・歯科医師の診療を受 けた日(初診日)に組合員であった者 ・ 初診日から1年6月を経過した日、又は、その傷病が治った日、若しくは、その症状が 固定し治療の効果が期待できない状態に至った日(障害認定日)に一定の障害の状態(※) にあること。 ただし、下記a~gの傷病(特例7症例)による場合は、それぞれ定められた日が障害 認定日となります。 a 上肢・下肢を離断又は切断 ……… b 人工骨頭又は人工関節を挿入、置換 ……… c 心臓ペースメーカー又は人工弁を装着 …… d 人工透析療法施行 ……… e 人工肛門、人工膀胱造設又は尿路変更術 … f 咽頭全摘出手術 ……… g 在宅酸素療法 ……… 離断又は切断した日 挿入又は置換した日 装着した日 透析開始から3ヶ月を経過した日 手術した日から6ヶ月を経過した日 (人工膀胱造設は手術した日) 手術した日 在宅酸素療法を開始した日 ※一定の障害の状態とは、その傷病により共済組合の定める障害等級の1級、2級又は3級 に該当する障害の状態にあることをいい、具体的には「別表」のとおりです。なお、この区 分は厚生年金保険法の障害区分と同一であり、かつ、障害等級の1、2級は、国民年金法の 障害基礎年金に係る障害等級の1、2級と同一です。(障害等級は身体障害者手帳等の基準 とは異なります。) (イ) 支給要件2(事後重症制度 障害認定日以後に障害の状態となったとき) ・ 初診日に組合員であった者 ・ 障害認定日に障害等級1~3級に該当する程度の障害の状態にない場合で、65 歳に達 するまでに、その傷病により障害等級1~3級に該当する障害の状態になり、その期間内 に請求があったとき。(病気やケガによっては徐々に進行するものがあることを考慮して います。) ※被用者年金一元化後は、障害年金を受け取るためには保険料納付要件(初診日の前日に、 初診日の属する月の前々月までの保険料納付済期間及び保険料免除期間を合算した期間 が公的年金制度の被保険者期間の3分の2以上であること又は初診日の属する月の前々 月までの直近の1年間に未納がないこと)を満たしていることが必要です。

(14)

173

別 表

「障害共済年金」障害等級表(昭和 61 年 4 月 1 日以降の適用)

障 害 の

程 度

障 害 の 状 態

1 両眼の視力の和が 0.04 以下のもの 2 両耳の聴力のレベルが 100 デシベル以上のもの 3 両上肢の機能に著しい障害を有するもの 4 両上肢のすべての指を欠くもの 5 両上肢のすべての指の機能に著しい障害を有するもの 6 両下肢の機能に著しい障害を有するもの 7 両下肢を足関節以上で欠くもの 8 体幹の機能に座っていることができない程度又は立ち上がることができない程 度の障害を有するもの 9 前各号に掲げるもののほか、身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とす る病状が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生活の用を弁ずるこ とを不能ならしめる程度のもの 10 精神の障害であって、前各号と同程度以上と認められる程度のもの 11 身体の機能の障害若しくは病状又は精神の障害が重複する場合であって、その状 態が前各号と同程度以上と認められる程度のもの

1 両眼の視力の和が 0.05 以上 0.08 以下のもの 2 両耳の聴力レベルが 90 デシベル以上のもの 3 平衡機能に著しい障害を有するもの 4 そしゃくの機能を欠くもの 5 音声又は言語機能に著しい障害を有するもの 6 両上肢のおや指及びひとさし指又は中指を欠くもの 7 両上肢のおや指及びひとさし指又は中指の機能に著しい障害を有するもの 8 一上肢の機能に著しい障害を有するもの 9 一上肢のすべての指を欠くもの 10 一上肢のすべての指の機能に著しい障害を有するもの 11 両下肢のすべての指を欠くもの 12 一下肢の機能に著しい障害を有するもの 13 一下肢を足関節以上で欠くもの 14 体幹の機能に歩くことができない程度の障害を有するもの 15 前各号に掲げるもののほか、身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とす る病状が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生活が著しい制限を 受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの 16 精神の障害であって、前各号と同程度以上と認められる程度のもの 17 身体の機能の障害若しくは病状又は精神の障害が重複する場合であって、その状 態が前各号と同程度以上と認められる程度のもの

(15)

174

1 両眼の視力が 0.1 以下に減じたもの 2 両耳の聴力が 40 ㎝以上では通常の話声を解することができない程度に減じたも の 3 そしゃく又は言語の機能に相当程度の障害を残すもの 4 脊柱の機能に著しい障害を残すもの 5 一上肢の三大関節のうち、二関節の用を廃したもの 6 一下肢の三大関節のうち、二関節の用を廃したもの 7 長管状骨に偽関節を残し、運動機能に著しい障害を残すもの 8 一上肢のおや指及びひとさし指を失ったもの又はおや指若しくはひとさし指を 併せ一上肢の三指以上失ったもの 9 おや指及びひとさし指を併せ一上肢の四指の用を廃したもの 10 一下肢をリスフラン関節以上で失ったもの 11 両下肢の十趾 し の用を廃したもの 12 前各号に掲げるもののほか、身体の機能に、労働が著しい制限を受けるか、又は 労働に著しい制限を加えることを必要とする程度の障害を残すもの 13 精神又は神経系統に、労働が著しい制限を受けるか、又は労働に著しい制限を加 えることを必要とする程度の障害を残すもの 14 傷病が治らないで、身体の機能又は精神若しくは神経系統に、労働が制限を受け るか、又は労働に制限を加えることを必要とする程度の障害を有するもの

備 考 1 視力の測定は、万国式試視力表によるものとし、屈折異常があるものについては、矯正 視力によって測定する。 2 指を失ったものとは、おや指は指節間関節、その他の指は近位指節間関節以上を失った ものをいう。 3 指の用を廃したものとは、指の末節の半分以上を失い、又は中手指節関節若しくは近位 指節間関節(おや指にあっては、指節間関節)に著しい運動障害を残すものをいう。 4 趾の用を廃したものとは、第一趾は末節の半分以上、その他の趾は遠位趾節間関節以上 を失ったもの又は中足趾節関節若しくは近位趾節間関節(第一趾にあっては、趾節間関節) に著しい運動障害を残すものをいう。 5 この表の三級の項第 14 号に掲げる障害の程度は、厚生年金保険法施行令(昭和 29 年政 令第 110 号)別表第1の相当規定に基づいて厚生労働大臣が定めたものに限るものとする。

障 害 の

程 度

障 害 の 状 態

(16)

175

イ 障害共済年金の額

障害共済年金の算出方法は、障害の原因が公務又は通勤による傷病(公務等による傷病) か否かによって異なります。 障害共済年金の額は、厚生年金相当部分の額、職域年金相当部分の額及び加給年金額を合 算した金額です。

= + +

(ア) 本来水準の年金額(現在の法律に基づく額) a 厚生年金相当部分の額 【平成 15 年3月 31 日までの期間】 平均給料月額×7.125/1,000×平成 15 年3月までの組合員期間の月数 × 125/100(1級) × 300 月 100/100(2級、3級) 全組合員期間

【平成 15 年4月1日以後の期間】 平均給与月額×5.481/1,000×平成 15 年4月以後の組合員期間の月数 × 125/100(1級) × 300 月 100/100(2級、3級) 全組合員期間

※平成 27 年 10 月 1 日以降は、標準報酬制へ移行し平均標準報酬月額により算定します。 (注)網かけ部分は、全組合期間が 300 月未満の時に適用する。 厚生年金相当部分の額の最低保障 障害共済年金と同一の給付事由による障害基礎年金が支給されない場合(障害等級が3級 のときなど)で、厚生年金相当部分の額が、国民年金法第 33 条に規定する障害基礎年金の額 に4分の3を乗じて得た金額より少ないときは、当該金額とします。 b 職域年金相当部分の額 (a) 公務等によらない場合 【平成 15 年3月 31 日までの期間】 平均給料月額×1.425/1,000×平成 15 年 3 月までの組合員期間の月数 × 125/100(1級) × 300 月 100/100(2級、3級) 全組合員期間

【平成 15 年4月1日から平成 27 年 9 月 30 日までの期間】 平均給与月額×1.096/1,000)×平成 15 年 4 月から平成 27 年 9 月 30 日までの組合員期間の月数 × 125/100(1級) × 300 月 100/100(2級、3級) 全組合員期間 (注)網かけ部分は、全組合員期間が 300 月未満の時に適用する。 年金額

a

厚生年金相 当部分の額

b

職域年金相当 部分の額

c

加給年金額

(17)

176

(b) 公務等による場合 【平成 15 年 3 月 31 日までの期間】 平均 給料×12× 月額 28.5/100 (1級) 平均 組合員 ×給料×1.425/1000×(期間の-300 月)× 月額 月数 125/100 (1 級) × H15.3 までの組 合員期間の月数 19/100 (2、3 級) 100/100 (2,3 級) 全組合員期間

【平成 15 年 4 月 1 日以後の期間】 平均 給与×12× 月額 21.923/100 (1級) 平均 組合員 ×給与×1.096/1000×(期間の-300 月)× 月額 月数 125/100 (1 級) × H15.4 以後の組 合員期間の月数 14.615/100 (2、3 級) 100/100 (2,3 級) 全組合員期間 ※平成 27 年 10 月 1 日以降は、標準報酬制へ移行し平均標準報酬月額により算定します。 (注)網かけ部分は、全組合員期間が 300 月を超えるときに適用する c 加給年金額 障害等級が1級又は2級に該当する者に支給する障害共済年金の額は、当該障害共済年 金の受給権者によって生計を維持している 65 歳未満の配偶者又は大正 15 年4月1日以前 に生まれた配偶者があるときは、加給年金額を加算した額とします。 また、当該障害共済年金の受給権者がその権利を取得した日の翌日以後にその者によっ て生計を維持している 65 歳未満の配偶者を有したことにより加給年金を加算することと なった時は、障害共済年金額を改定します。 配偶者の加給年金額=224,700 円×賃金変動等改定率(注1) (イ) 公務等による障害共済年金の最低保障額 算定した額(厚生年金相当部分の額+職域年金相当部分の額)が、次の障害等級に区分に応 じ、それぞれの額より少ないときは、その額を保障します。 障害等級1級 4,152,600 円×改定率(注 2) 障害等級2級 2,564,800 円×改定率(注 2) 障害等級3級 2,320,600 円×改定率(注 2) (注 1)賃金変動等改定率:平成 27 年度は 0.999。国民年金法第 27 条に規定する改定率であって 国民年金法第 27 条の3及び第 27 条の5の適用がないものとして改定したもの。 (注 2)改定率:平成 27 年度は 0.999。国民年金法第 27 条に規定する改定率。 賃金変動等改定率、改定率ともに毎年度改定される。

(18)

177

ウ 在職中の支給

事前認定の結果、公立学校共済組合が定める1級~3級の障害の状態に該当するときは、 障害共済年金の請求を行い、在職中であっても年金を決定します。 在職中の支給については、給与収入との調整が行われます。

エ 障害が2つある場合

障害等級が1級又は2級の障害共済年金の受給権者が、更に障害等級が1級又は2級の別 の障害の状態となった場合、前後の障害を併合した程度による障害共済年金が支給されま す。

オ 傷病手当金を受けるとき

障害共済年金を現に受給する者が傷病手当金の支給を受ける場合、傷病手当金の一部又は 全部が支給調整されます。

カ 地方公務員災害補償法等による傷病補償年金等が支給されているとき

公務等による障害共済年金の受給権者が地方公務員災害補償法等による傷病補償年金等 の支給を受けることになったときは、これらが支給される間、一定額の支給を停止すること とされています。

キ 失権

次の場合障害共済年金の受給権は消滅します。 (ア) 受給権者が死亡したとき。 (イ) 障害の程度が減退し、障害等級に該当しなくなった者が 65 歳に達したとき。 (ウ) 障害の程度が障害等級に該当しなくなった日から起算して、障害等級に該当すること なく3年を経過したとき。 ただし、3年を経過した日において、受給権者が 65 歳未満である場合を除く。

(2) 障害基礎年金

障害等級が1級又は2級に該当するとき、日本年金機構から支給されます。 また、18 歳に達する日以後の最初の3月 31 日までの間にある子又は 20 歳未満の障害 等級が1級又は2級の障害の状態にある子がいる場合に、加給年金が支給されます。 障害基礎年金の年金額は、定額と子の加算額の合計額になります。 定 額 + 子の加算額 定額は、障害等級に応じた次の額です。 ※改定率:平成 27 年度は 0.999。P176 参照。 障害等級 定 額(本来水準) 1 級 2級の額×125/100 2 級 780,900 円×改定率※

(19)

178

子の加算額は、次表のとおりです。 加算対象の子 加算額(本来水準) 2人まで 1人につき 224,700 円×賃金変動等改定率※ 3人目以降 1人につき 74,900 円×賃金変動等改定率※ ※賃金変動等改定率:平成 27 年度は 0.999。P176 参照。

(3) 障害一時金

障害一時金は、障害共済年金を支給するに至らない軽度の障害の場合に支給される一時 金であって、公務によらない原因により生じたものに限られます。

ア 支給要件

次の(ア)から(オ)までのすべてを満たしている者が退職したときに支給されます。 (ア) 公務によらないで病気にかかりまたは負傷した者であること。 (イ) 初診日に組合員であること。 (ウ) 退職の日(※)に障害共済年金に該当しない程度の一定の障害の状態(次表)にあるこ と。 (エ) 退職の日(※)に公的年金各法に基づく年金である給付の受給権者でないこと。 (オ) その傷病について地方公務員災害補償法の規定による通勤による災害に係る障害補 償又はこれに相当する補償を受ける権利を有する者でないこと。 ※ 退職が支給要件とされているので在職中の支給はありません。 また、退職の日にその傷病に係る療養の給付等の開始後5年を経過していない者 が、継続して療養の給付等を受ける場合は、療養の給付等の開始後5年を経過する までの間に治った日又はその症状が固定し治療の効果が期待できない状態に至った 日を受給権の生じる日として読み替えて適用します。

イ 障害一時金の額

障害等級3級の障害共済年金の額の2年分に相当する額が一時金として支給されます。

(20)

179

備 考 1 視力の測定は、万国式試視力表によるものとし、屈折異常があるものについては、矯正 視力によって測定する。 2 指を失ったものとは、おや指は指節間関節、その他の指は近位指節間関節以上を失った ものをいう。 3 指の用を廃したものとは、指の末節の半分以上を失い、又は中手指節関節若しくは近位 指節間関節(おや指にあっては、指節間関節)に著しい運動障害を残すものをいう。 4 趾を失ったものとは、その全部を失ったものをいう。 5 趾の用を廃したものとは、第一趾は末節の半分以上、その他の趾は遠位趾節間関節以上 を失ったもの又は中足趾節関節若しくは近位趾節間関節(第一趾にあっては、趾節間関節) に著しい運動障害を残すものをいう。

障害の状態

1 両眼の視力が 0.6 以下に減じたもの 2 一眼の視力が 0.1 以下に減じたもの 3 両眼のまぶたに著しい欠損を残すもの 4 両眼による視野が2分の1以上欠損したもの又は両眼の視野が 10 度以内の もの 5 両眼の調節機能及び輻輳 ふくそう 機能に著しい障害を残すもの 6 一耳の聴力が、耳殻に接しなければ大声による話を解することができない 程度に減じたもの 7 そしゃく又は言語の機能に障害を残すもの 8 鼻を欠損し、その機能に著しい障害を残すもの 9 脊柱の機能に障害を残すもの 10 一上肢の三大関節のうち、一関節に著しい機能障害を残すもの 11 一下肢の三大関節のうち、一関節に著しい機能障害を残すもの 12 一下肢を3センチメートル以上短縮したもの 13 長管状骨に著しい転位変形を残すもの 14 一上肢の二指以上を失ったもの 15 一上肢のひとさし指を失ったもの 16 一上肢の三指以上の用を廃したもの 17 ひとさし指を併せ一上肢の二指の用を廃したもの 18 一上肢のおや指の用を廃したもの 19 一下肢の第一趾 し 又は他の四趾以上を失ったもの 20 一下肢の五趾の用を廃したもの 21 前各号に掲げるもののほか、身体の機能に、労働が制限を受けるか、又は 労働に制限を加えることを必要とする程度の障害を残すもの 22 精神又は神経系統に、労働が制限を受けるか、又は労働に制限を加えること を必要とする程度の障害を残すもの

(21)

180

5 亡くなったとき

(1)遺族共済年金

ア 支給要件

遺族共済年金は、組合員又は組合員であった者が次のいずれかに該当するときに、その 遺族に支給されます。 (ア) 組合員が死亡したとき。 (イ) 組合員であった者が、退職後に、組合員であった間に初診日がある傷病により、当該 初診日から5年以内に死亡したとき。 (ウ) 障害等級の1級又は2級に該当する障害の状態にある障害共済年金の受給権者が死亡 したとき。 (エ) 退職共済年金、従前の制度による退職年金、減額退職年金又は通算退職年金の受給権 者が死亡したとき。若しくは組合員期間等が 25 年以上(特例あり)である者が死亡したと き。 ※被用者年金一元化後は、上記(ア) (イ)に該当する場合は遺族年金を受給するためには、保 険料納付要件(死亡日の前日に、死亡日の属する月の前々月までの保険料納付済期間及 び保険料免除期間を合算した期間が公的年金制度の被保険者期間の3分の2以上である こと又は死亡日の属する月の前々月までの直近の1年間に未納がないこと)を満たして いることが必要です。

イ 遺族の範囲

遺族共済年金の受給要件となる「遺族」とは、組合員又は組合員であった者の死亡の当 時、その者によって生計を維持していた者のうち、850 万円以上の収入(所得が 655.5 万円 以上の場合に限る)を将来にわたって有すると認められるもの以外の下記①~④に該当する 者をいいます。 ① 第一順位 配偶者(事実婚を含む)及び子※ (胎児含む) ② 第二順位 父母 ③ 第三順位 孫※ ④ 第四順位 祖父母 遺族共済年金は、まず、先順位の者に支給され、その後、先順位の方が失権したときは、 次順位の者に引き続き支給されます(転給制度)。 この転給制度は、平成 27 年 10 月 1 日から被用者年金一元化により廃止されます。

(22)

181

※ 子及び孫とは、18 歳に達する日の属する年度末までの間にあって、まだ配偶者の いない者、又は組合員であった者の死亡当時から引き続き障害等級の1級若しくは 2級の障害状態にある者に限ります。

ウ 遺族共済年金の額

遺族共済年金の額は、厚生年金相当部分の額と職域年金相当部分の額の合計額に、中高 齢寡婦加算額を加算した額です。 原則として、退職共済年金の額の 3/4 に相当する額とされています。死亡の原因が公務 等によるものか否か、支給要件(ア)~(ウ)(短期要件)に該当するか或いは支給要件(エ)(長 期要件)に該当するかによって算定方法が異なります。

= + +

支給要件(ア)~(ウ)に該当する場合で、死亡の原因が公務等によらない場合、遺族共済年 金額の本来水準の額(現在の法律に基づく額)a~c については、次の算式によります。a とbは支給要件(短期・長期)により計算方法が異なります。 ④祖父母 ④祖父母 ② 父 ② 母 組 合 員 ①配偶者 ① 子※ ③ 孫※ 子の配偶者

=遺族 年金額

a

厚生年金相 当部分の額

b

職域年金相当 部分の額

c

中 高 齢 寡 婦 加算額

(23)

182

【支給要件(ア)~(ウ)に該当し、公務によらない死亡の場合】 a 厚生年金相当部分の額 【平成 15 年3月 31 日までの期間】 平均給料月額×7.125/1,000×平成 15 年3月までの組合員期間の月数 × 3 × 300 月 4 全組合員期間 + 【平成 15 年4月1日以後の期間】 平均給与月額×5.481/1,000×平成 15 年4月以後の組合員期間の月数 × 3 × 300 月 4 全組合員期間 ※平成 27 年 10 月 1 日以降は、標準報酬制へ移行し平均標準報酬月額により 算定します。 (注)網かけ部分は、全組合員期間が 300 月未満の時に適用する。 b 職域年金相当部分の額 【平成 15 年3月 31 日までの期間】 平均給料月額×1.425/1,000×平成 15 年3月までの組合員期間の月数 × 3 × 300 月 4 全組合員期間 + 【平成 15 年4月1日から平成 27 年9月 30 日までの期間】 平均給与月額×1.096/1,000)×平成 15 年4月以後の組合員期間の月数 × 3 × 300 月 4 全組合員期間 (注)網かけ部分は、全組合員期間が 300 月未満の時に適用する。 C 中高齢寡婦加算額(子のない中高齢の妻に対する加算) 遺族共済年金の受給権者が「18 歳まで等の子がいない妻」の場合、本人の老齢基礎年 金を受給できるまでの間、下記の一定額が遺族共済年金に加算されます。ただし、受給権 者が 40 歳未満又は遺族基礎年金受給中は支給停止となります。 (a)40 歳以上 65 歳未満の妻 中高齢寡婦加算額=遺族基礎年金の額に 3/4 を乗じて得た額 (平成 27 年4月現在 585,100 円) (b)昭和 31 年4月1日以前に生まれた 65 歳以上の妻は次の額が加算されます。 中高齢寡婦加算額-老齢基礎年金の額×妻の生年月日に応じた率

エ 遺族共済年金の支給停止

(ア) 遺族共済年金の受給権者が、夫・父母・祖父母であるときは、60 歳に達するまで(障 害等級1級又は2級の者を除く。)支給停止となります。

(24)

183

ただし、夫に遺族基礎年金が支給されるときは、夫が 60 歳未満であっても遺族共済 年金が支給されます。 (イ) 子に対する遺族共済年金は、配偶者に遺族共済年金の受給権がある場合、支給停止と なります。また、子に対する遺族共済年金の支給が停止されている間、その年金は、配 偶者に支給されます。 (ウ) 公務等による遺族共済年金については、その死亡に関し、地方公務員災害補償法の規 定による遺族補償年金等が支給されるときは、その間、一定額の支給を停止することと されています。

オ 失権

遺族共済年金の受給権者が次のいずれかに該当したときはその権利を失います。 (ア) 死亡したとき。 (イ) 婚姻したとき。 (ウ) 直系血族及び直系姻族以外の者の養子となったとき。 (エ) 死亡した組合員との親族関係が離縁によって終了したとき。 (オ) 子又は孫(障害等級の1級又は2級に該当する者を除く。)が 18 歳に達する日の属 する年度末に達したとき。 (カ) 子又は孫が障害等級1級又は2級に該当しなくなったとき。(18 歳に達する日の属す る年度末までにある者を除く。) (キ) 子を有しない若齢期の妻が次の①又は②に該当するとき。(平成 19 年4月1日以後に 給付事由が生じたものに適用。) ①遺族共済年金の受給権を取得した当時 30 歳未満である妻が遺族共済年金と同一の給 付事由に基づく国民年金法による遺族基礎年金の受給権を有しないとき。 →遺族共済年金の受給権を取得した日から5年を経過したときに失権 ②遺族共済年金と同一の給付事由に基づく国民年金法による遺族基礎年金の受給権を 有する妻が 30 歳に到達する日前に当該遺族基礎年金の受給権が消滅したとき。 →遺族基礎年金の受給権が消滅した日から5年を経過したときに失権

(2)遺族基礎年金

遺族共済年金を受けることのできる遺族が、「子のある配偶者」又は「子」である場合に は、日本年金機構から遺族基礎年金が支給されます。 ただし、子に対する遺族基礎年金は、父又は母がいる場合には支給停止となります。

(平成 27 年4月現在) 対象者 本来水準の額 配偶者又は子(配偶者が遺族基礎年金 の受給権者でない場合のみ 1 人目) 780,900 円×改定率 ※ 上 記 以 外 の子 2 人目まで 1 人につき 224,700 円×賃金変動等改定率※ 3 人目以上 1 人につき 74,900 円×賃金変動等改定率※ ※平成 27 年度は 0.999。P176 参照。

(25)

184

遺族基礎年金の請求手続きは、死亡した組合員が公務員の共済組合以外の公的年金制度 (厚生年金、私学共済、国民年金等)に加入した期間がない場合、公立学校共済組合で受付 けます。 他の公的年金の加入期間がある場合は、最寄りの年金事務所で請求手続きを行っています が、平成 27 年 10 月 1 日以降は公立学校共済組合でも受付可能となります。

6 年金の支給調整

(1)年金の併給調整

現行の年金制度では、「一人一年金」を原則としています。このため同時に複数の年金の 受給資格がある人は、いずれか一つの年金を選択することになります。この場合他の年金 は支給が停止されます。(なお、この選択は変更可能です。) 例えば、配偶者の死亡による遺族共済年金(遺族厚生年金等を含む。)を受給していたも のが、自分の退職共済年金を受ける権利も取得した場合、両方の年金の支給を受けることは できません。 ただし、厚生年金等を選択し、公務員の共済組合の年金が支給停止となる場合であっても、 職域年金相当部分の額については、支給停止になりません。

(2)併給調整の例外

併給調整の例外として、複数の年金を受けることができる場合がありますが、そのうち 主なものは次のとおりです。

ア 退職共済年金と老齢基礎年金、老齢厚生年金等

※他制度の退職共済年金も同様

イ 同一の給付事由に基づく障害共済年金と障害基礎年金

ウ 同一の給付事由に基づく遺族共済年金と遺族基礎年金

(3)再就職した場合

退職共済年金等(「障害共済年金」を含む。以下同様)は、民間会社・県の嘱託等に再 就職して厚生年金に加入した場合、共済組合の組合員でいる場合(再任用(フルタイム)の場 退職共済年金 老齢厚生年金等※ 老 齢 基 礎 年 金 障 害 共 済 年 金 障 害 基 礎 年 金 同一給付事由 遺 族 共 済 年 金 遺 族 基 礎 年 金 同一給付事由

(26)

185

合を含む。)及び雇用保険法による失業給付(基本手当)等を受給する場合(65 歳未満の者に 限る。)に支給額が調整され、年金額の一部が支給停止されます。 平成 27 年 9 月 30 日までは、下記ア及びイにより算定されますが、平成 27 年 10 月 1 日か らは、支給停止の基準となる額が 65 歳未満は 28 万円、65 歳以上は 47 万円と年齢によって 区分されるようになります。

ア 民間会社等に再就職した場合の支給停止

退職共済年金等の受給権者である者が、常勤講師や民間会社等に再就職し、就職先で 厚生年金保険等の被保険者(※1)となった場合は、厚生年金保険等の被保険者でいる 間、会社等から支払われる給与等の額に応じて、退職共済年金等の一部が支給停止され ます。 (ア) 停止額 給与等の額(基準給与月額相当額)(※2)と共済年金額(※3)の月額の 47 万円に 達するまでは、全額の年金を支給し、47 万円を超えるときは、その合計額から 47 万円を 控除して得た額の 1/2 を 12 倍した額(以下「支給停止額」という。)の共済年金額が停止 されます。ただし、支給停止額が共済年金額以上であるときは、当該共済年金額を限度 として停止されます。 (イ) 支給停止額の計算方法 支給停止額=(共済年金額+給与等の額 - 47 万円)×1/2×12 (年額) (基本月額)(基準給与月額相当額)

※1 厚生年金保険等の被保険者 ・厚生年金保険の被保険者(県の嘱託の場合を含む) ・70 歳以上で厚生年金保険の適用事業所に常時勤務する者 ・私立学校教職員共済制度の加入者 ・70 歳以上で私立学校に勤務する者 ・国会議員・地方議会議員(議員年金) (注)1 厚生年金保険の被保険者及び私立学校教職員共済制度の加入者に対する資格喪失年 齢は、平成 14 年4月から、従来の 65 歳から 70 歳に引き上げられました。 2 70 歳以上で厚生年金保険の適用事業所に常時勤務する者及び私立学校に勤務する者 についても、平成 19 年4月から、一部支給停止の対象となりました。 ※2 給与等の額 ・停止対象月の前月における標準報酬月額と、停止対象月の前月以前の1年間の標準賞与額の 総額を 12 で除して得た額(法律上は「基準収入月額相当額」という。) ※3 共済年金額 ・特別支給の退職共済年金=特別支給の共済年金額-(職域年金相当部分の額+加給年金額) ・本来支給の退職共済年金=退職共済年金額-(職域年金相当部分の額+加給年金額+ 経過的加算の額+繰下げ加算額)

【用語の解説】

(27)

186

合 算

支給停止の仕組み(月額で計算)

共済年金額

×1/12

職域年金相当部分の額、加給年金 額、経過的加算額、繰下げ加算額 は除きます。

給与等の額

退職共済年金の 年金額

給 料

* 過去 1 年間の ボーナス等の総額 ×1/12 (公務員であった期間も含みます)

(年金+給与)の収入月額が 47万円を超える

年金の一部が

支給停止となります。

収入月額のうち、47 万円を超え た額の半分に相当する額が支 給停止になります。 *実際に支払われた給料ではなく、年金 の保険料(掛金)を徴収するための基礎 となる額のことをいい、報酬(諸手当を 含む)を一定の範囲ごとに区分された等 級表にあてはめた額となります。

年金は支給停止

となりません。

はい いいえ 平成 27 年 10 月以降、被用者年金一元化に伴い、65 歳未満の停止基準額が、47 万円から 28 万円に引き下げられます。これにより 65 歳未満の厚生年金等の被保険者である退職共済 年金の受給者については、現に受給している年金額が減額されることがあります。 この影響を緩和するため、平成 27 年 9 月までに年金受給権が発生した者については、経 過措置として、年金と賃金の合計額の 10%又は年金と賃金の合計額から 35 万円を控除した 額のいずれか低い方を改正後の支給停止額の上限とする予定です。

(28)

187

イ 共済組合の組合員でいる間の支給停止(再任用(フルタイム)の場合を含む。)

退職共済年金は、共済組合員である場合は原則支給停止となりますが、期末手当等を 含む給与と年金の合計額により一部支給されることがあります。 計算の結果、支給額が生じた場合には、在職中であってもその支給額が支給されます。 合 算

共済年金額

×1/12

職域年金相当部分の額、加給年金 額、経過的加算額、繰下げ加算額 は除きます。

給与等の額

退職共済年金の 年金額

給 料

* 過去 1 年間の ボーナス等の総額 ×1/12 (公務員であった期間も含みます)

(年金+給与)の収入月額が 28 万円を超える

年金が 28 万円を超える

給与が 47万円を超える

給与が 47万円を超える

職 域 年 金 相 当 部 分 の

額を除き、

年金は支給されます。

年金-(給与-47 万円

×1/2)

の額が支給されます。

年金-{(47 万円+年金-28

万 円 )× 1/2 +( 給 与 - 47 万

円)}の額が支給されます。

年金-(給与+年金-

28 万円)×1/2

の額が支給されます。

年金-給与×1/2

の額が支給されます。

*実際に支払われた給料ではなく、掛 金の基準となった給料のことをいい、 1.25 を乗じた額となります。(平成 27 年 9 月 30 日まで)

一部支給の仕組み(月額で計算)

いいえ は

いいえ いいえ いいえ

(29)

188

〈参考:支給概算額表〉

・概算額は1ヶ月あたりの金額を掲載しています。 ・基本月額(※1)と基準給与月額相当額(※2)を別に求め、この表にあてはめ、交差した箇 所の額が一部支給される年金の概算額です。 ・加給年金額は、年金の支給がある場合に限り支給されます。 (単位:円) 年金 給与 基 本 月 額 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 180,000 220,000 基 準 給 与 月 額 相 当 額 200,000 240,000 280,000 320,000 360,000 400,000 440,000 460,000 470,000 480,000 60,000 50,000 30,000 10,000 0 0 0 0 0 0 80,000 60,000 40,000 20,000 0 0 0 0 0 0 90,000 70,000 50,000 30,000 10,000 0 0 0 0 0 100,000 80,000 60,000 40,000 20,000 0 0 0 0 0 110,000 90,000 70,000 50,000 30,000 10,000 0 0 0 0 130,000 110,000 90,000 70,000 50,000 30,000 10,000 0 0 0 150,000 130,000 110,000 90,000 70,000 50,000 30,000 20,000 15,000 5,000

在職中支給基本額(共済年金額) ・65 歳未満(特別支給の退職共済年金)の受給者 厚生年金相当部分の額+定額部分の額 ・65 歳以上(本来支給の退職共済年金)の受給者 年金額―(職域年金相当部分+加給年金額+経過的加算の額+繰下げ加算額) ※1 基本月額 在職中支給基本額÷12 ※2 基準給与月額相当額(給与等の額)

各年の1月から8月までは前年の5月、 9月から 12 月まではその年の5月に × 1.25(特別職等の者は1) おける掛金の標準となった給料の額 +当該各月以前1年間の掛金の標準となった期末手当等の総額×1/12

【用語の解説】

(30)

189

ウ 失業給付等を受給する場合の支給停止

雇用保険法の失業給付(基本手当)を受給するとき 「特別支給の退職共済年金」の受給権者が公共職業安定所に出向き求職の申し込みをし たときは、その翌月から所定給付日数に相当する日数分の失業給付(基本手当)の支給を 受け終わるまで、職域年金相当部分を除き、年金の支給が停止されます。 (ア)基本手当は、離職の日以前2年間に雇用保険に加入していた月(賃金支払の基礎とな った日数が 11 日以上ある月)が通算して 12 ヶ月以上あり、働く意思及び能力を有する にもかかわらず職業につくことができないときに支給されます。 【雇用保険に加入するのは】 ・退職後、民間会社等に再就職したとき(雇用保険に加入する場合に限る。) ・再任用により勤務するとき(週 20 時間未満の短時間勤務を除く。) (イ) 基本手当の日額は、離職前最後の 6 ヶ月の日額賃金と退職時の年齢によって決定され、 勤続年数と離職時の年齢によって支給する日数(所定給付日数)が決まります。

エ 自営業又は農林業等に従事する場合

退職された後に厚生年金保険等の被保険者にならなければ、たとえ所得がある場合で も退職共済年金等の支給停止はありません。 したがって、就労されない場合はもちろんのこと、農林業等に従事し農林業等所得があ る場合も、年金の支給は停止されません。

7 年金請求等の事務手続き

(1)退職共済年金

在職中であっても支給開始年齢に達すると年金の受給権が発生しますので、年金請求手続 きが必要です。在職中又は退職直後に受給権が発生する場合は、長野支部から年金請求手続 きについて通知します。 退職時に支給開始年齢に達していない場合は、退職届書(P192 参照)を提出します。

特別支給の退職共済年金の停止イメージ

5 月に申し込みをし、失業給付(基本手当)を 3 ヶ月受給した場合 失業給付(基本手当)

5 月

6 月

7 月

8 月

9 月

特別支給の退職共済年金

5 月

6 月

7 月

8 月

9 月

年金は、6 月分から 8 月分まで支給停止されます。 受給終了 受給申込 ※ 被用者年金一元化に伴い、手続きが一部変更される場合があります。詳しくは支部までお 問い合わせください。

(31)

190

ア 退職時の手続き

イ 退職共済年金の請求

公立学校共済組合本部から送付される案内に沿って、年金請求書等を受給権者本人から本 部へ直接郵送してください。 在職中の場合は、長野支部から所属所を通して提出依頼しますので、その通知により長野 支部へ提出してください。

(2)障害共済年金

障害共済年金の支給要件に該当する場合は、傷病名、初診日等を電話で連絡してください。 障害程度の事前認定に必要な診断書等の関係書類を送付します。障害程度の事前認定後、「認 定通知書」と年金請求用紙を送付します。「障害共済年金決定請求書」を作成し、関係書類 を添付のうえ、所属所長の証明を受けて長野支部へ提出します。

ア 障害の事前認定

提出書類 提出部数 注意事項 障害程度の事前認定請求書 1部 本人が記入する。 診断書 1部 傷病別の診断書で、医師が記入する。 症状の経過及び日常生活に関する申立書 1部 本人が記入する。(代筆も可能)

イ 障害共済年金の請求

提出書類 用紙 部数 提出対象者 障害共済年金「決定」請求書 配付 2(1 部コピー) 請求者全員 戸籍謄本 2(1 部コピー) 〃 加給年金関係提出書類 該当者に配付 加給年金該当者 年金決定(証書送付) 退職届書の提出 ( 組 合 期 間 等 を 共済組合に登録) 「年金待機者のあんない」 と一緒に年金待機者登録通 知書を本人に送付 (年金請求時通知書の年金 待機者番号が必要です。) 年 金 の 受 給 年 月 日 の 約 2 月 前 に 共 済 組 合 本 部 か ら 請 求 用 紙 を 自宅に送付 受 給 権 発 生 の 翌 月から年金支給 特別支給の退職共済年金 決定請求書と添付書類を 共済組合本部へ送付 本 人 が 直 接 共 済 組 合 本 部 へ 手 続 き する。 在職中の場 合は支部経 由。

参照

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