図-1 試料採取位置(亀森 1) 表-1 物性試験結果
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(2) 土木学会東北支部技術研究発表会(平成27年度). 60 亀森2 せん断応力τ (kPa). 基づいた強度定数を求めるといずれの試料でもφ'は 40°前後とかなり大 きな値を示し,浸水条件によってほとんど変化しないことがわかる.一 方,圧密応力とせん断強度の関係から得られる全応力に基づいた強度定 数は,非浸水の場合,φcu はおよそ 30°と試料による差はほとんどない. また,ccu は 28~40kPa であることから低圧密応力下においても比較的高 い強度を発揮しうることがわかる.浸水時においては亀森 2 で ccu,φcu ともに大きく減少しており,降雨等による飽和度の上昇によって強度が 低下する様子が再現されている.亀森 1a では実験結果のばらつきから非 現実的な値となっているが,亀森 1a,1b では飽和度の変化は小さいこと から,基本的に大幅な強度低下は生じないと考えられる.. 40 非浸水供試体σv(60kPa) 非浸水供試体σv(20kPa) 浸水供試体σv(60kPa) 浸水供試体σv(20kPa). 20. 0 0. 2 4 せん断変位δ (mm). 6. 図-5 亀森 2 せん断応力-変位関係. 6.簡易貫入試験 簡易貫入試験・土 簡易貫入試験・土層 ・土層検査棒 検査棒結果との比較 表-2 浸水による飽和度変化 図-9 は亀森 1a,1b の試料採取点近傍において実施した 試料 σv=20kPa σv=60kPa 簡易貫入試験より得られた貫入深さと Nd 値の関係である。 浸水前 浸水後 浸水前 浸水後 表層から深度約 3.5m までは Nd=5 前後でほぼ一定であり, 亀森 1a 87% 97% 82% 99% 3.5~4.8m では Nd=10~20 程度に増加している.このこと 亀森 1b 101% 102% 93% 100% から,原地盤は深度約 3.5m を境界とした二つの土層から 亀森 2 57% 89% 56% 81% なっていると判断し,表層付近から採取した亀森 1a は上部 層に,深度約 3.8m から採取した亀森 1b は下部層に対応す 100 亀森1a るものとして,下式を用いて換算 N 値を求め 1),換算 N 値から c を求め c =34(kPa) 非浸水供試体 φ =30(deg) た. 浸水供試体 = 0.75 (Nd≦4 の場合) c'=1.1(kPa) φ'=41(deg) = 1.7 + 0.34N (Nd>4 の場合) c =48(kPa) 50 φ =−2.6(deg) c=6.25N 得られた c の値の範囲を図-6 および図-7 に示している.簡易貫入試験か ら得られる強度 c は一面せん断試験の全応力に基づいた強度定数 ccu,φcu に対応する.いま,土層の単位体積重量を 18kPa と仮定して試料採取地 0 点の土被り圧を概算すると,亀森 1a では深度 0.5m として 9kPa,亀森 1b 0 50 100 では 68kPa となる.非浸水の場合の ccu,φcu からこれらの土被り圧に対 垂直応力σ (kPa) 応する強度 su を求めるとそれぞれ su=44kPa,81kPa となるが,簡易貫入 図-6 亀森 1a 有効応力経路 試験による c はこれらの値より大幅に小さく su の 50%ほどである. また, 亀森 1b の採取地点近傍において実施した土検棒から得られた強度定数は 100 亀森1b c =25(kPa) c=19kPa,φ=11°であり,原位置試験からは一面せん断試験よりも小さな強 φ =41(deg) 非浸水供試体 c'=5(kPa) 度定数が得られた. 浸水供試体 φ'=45(deg) せん断応力τ (kPa). cu cu. cu cu. 簡易貫入試験から求めたccuの範囲. ccu=40(kPa) φcu=31(deg) 50 簡易貫入試験から求めたccuの範囲. 0 0. 50. 100. 垂直応力σ (kPa). 図-7 亀森 1b 有効応力経路 100 亀森2 非浸水供試体 浸水供試体. せん断応力τ(kPa). 貫入深さ(m). 7.まとめ まとめ 鳥海山山麓の斜面で頻発する表層崩壊を対象として,原位置から採取し た泥流堆積物に対し一面せん断試験および原位置試験して,降雨等による 飽和度の上昇が非排水強度におよぼす影響について検討した.本研究から 得られた知見は以下のとおりである. 1) 一面せん断試験の結果から,非浸水の場合,全応力に基づいたφcu は試 料によるばらつきは小さく,およそφcu=30°であった.ccu は ccu=28~ 40kPa であり,低圧密応力下において比較的大き 0 な強度を示した.また,飽和度が低い試料では, 上層部 浸水によって大幅な強度低下が見られた. 2) 簡易貫入試験および土層検査棒から得られた強 度定数はいずれも一面せん断試験よりも大幅に 2 小さい値を示したが,今後,さらに多くのデー タを蓄積し,原位置試験と室内試験の強度定数 の相関関係が得られれば原位置試験の結果を有 亀森1b 効に活用可能であると考えられる. 4. せん断応力τ (kPa). cu cu. c'=8(kPa) φ'=39(deg). ccu=28(kPa) φcu=32(deg). 50. ccu=16(kPa) φcu=23(deg). 下層部. 【参考文献】 1) 岡田ら:盛土表層部の土質強度に関する異種の サウンディング試験結果の相関性,土と基礎, Vol. 40, No. 411, pp. 11-16, 1992.. 0. 10. 20 Nd値. 30. 図-9 貫入深さ-Nd 値の関係. 0 0. 50 垂直応力σ(kPa). 図-8 亀森 2 有効応力経路. 100.
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著者 THAN Mu Mu, 井上 宗治, HOSSAIN Md. Zakaria
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一 面せ ん断 試験 およ びり ング せん断 試験 とい った
Title The Study on the Biological Activity of Bovine Lactoferrin - Growth Inhibitory Effects of Bovine Lactoferrin to Toxoplasma gondii -( 本文(Fulltext) ) Author(s) 田仲, 哲也
ロードセル、試験体の変位計とひずみゲージの取り付け位置を図 2.4.4 の凡例にしたがっ て示す。材料試験の測定位置を図 2.4.5、対角圧縮試験の測定位置を図