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Ⅰ. 調査目的 横断歩道橋は 歩行者と車両を立体的に分離し 交通事故から身を守る有力な手段として 通学時の児童生徒の安全確保と交通事故の減少に一定の役割を果たしてきた しかし 近年では少子高齢化の進展に伴い 歩道橋の利用者は減少していると考えられ 全国各地で大規模改修か撤去かの選択を迫られている 本

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Academic year: 2021

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富山市

横断歩道橋通行実態等調査

概要版

平成 29 年 10 月

富山市

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1

Ⅰ.調査目的

横断歩道橋は、歩行者と車両を立体的に分離し、交通事故から身を守る有力な手段として、通学時の

児童生徒の安全確保と交通事故の減少に一定の役割を果たしてきた。

しかし、近年では少子高齢化の進展に伴い、歩道橋の利用者は減少していると考えられ、全国各地で

大規模改修か撤去かの選択を迫られている。

本調査は、市民(歩行者、運転者)の安全・安心を確保し、悲惨な交通事故を根絶させるために、市

内に設置されている歩道橋を対象に、利用状況や設置物、老朽化の度合い、代替横断手段等を調査する

ことで利用実態の把握を行い、将来における歩道橋の維持管理等のあり方を検討する際の基礎資料と

することを目的とする。

【平成 20 年以降に撤去された市内歩道橋一覧】

Ⅱ.調査地点

富山市内に設置された 18 箇所の歩道橋を対象として調査を実施。

【調査対象歩道橋一覧】

横断歩道橋名 区分 路 線 名 設置場所 撤去年度 所管 富山横断歩道橋 国道 国道41号 日之出町 平成24年  国土交通省  富山河川国道事務所 安野屋横断歩道橋 県道 主要地方道富山高岡線 安野屋(安野屋交差点) 平成23年 県営球場前横断歩道橋 県道 主要地方道富山高岡線 市電大学前電停 平成26年 岩瀬横断歩道橋 県道 主要地方道富山魚津線 岩瀬御蔵町 平成27年 願海寺横断歩道橋 県道 主要地方道富山高岡線 願海寺 平成28年 総曲輪横断歩道橋 市道 富山駅根塚線(すずかけ通り) 総曲輪4丁目 平成27年  富山市建設部  富山県  富山土木センター No 横断歩道橋名 区分 路 線 名 設置場所 架設年度 所管 1 東町横断歩道橋 国道 国道41号 柳町-泉町間 昭和42年 2 新庄横断歩道橋 国道 国道41号 新庄町 昭和46年 3 大沢野横断歩道橋 国道 国道41号 高内-八木山間 昭和42年 4 神通町横断歩道橋 県道 一般県道小竹諏訪川原線 神通町-神通本町間 昭和43年 5 清水町横断歩道橋 県道 主要地方道富山立山公園線 清水町 昭和44年 6 稲荷町横断歩道橋 県道 一般県道八幡田 稲荷線 稲荷町 昭和43年 7 五福横断歩道橋 県道 主要地方道富山高岡線 五福 昭和44年 8 奥田横断歩道橋 県道 主要地方道富山港線 奥田双葉町-久方町間 昭和42年 9 石金横断歩道橋 県道 主要地方道富山大沢野線 石金-西長江間 昭和43年 10 針原横断歩道橋 県道 一般県道流杉町袋線 針原中町 昭和42年 11 堀川小泉横断歩道橋 県道 主要地方道富山上滝立山線 堀川小泉町 昭和43年 12 東中野町横断歩道橋 県道 主要地方道富山立山魚津線 東中野町-堀川小泉町間 不明 13 山室横断歩道橋 県道 主要地方道富山立山魚津線 山室-中市間 昭和43年 14 呉羽横断歩道橋 県道 主要地方道富山高岡線 呉羽町 昭和46年 15 桜木横断歩道橋 県道 一般県道富山滑川魚津線 水橋上桜木 不明  富山県  富山土木センター 立山土木事務所 16 安野屋横断歩道橋 市道 神通町蜷川線(けやき通り) 安野屋町-舟橋南町間 昭和43年 17 西田地方横断歩道橋 市道 磯部大泉2号線(あざみ通り) 西田地方町 昭和43年 18 牛島新町横断歩道橋 市道 牛島新町桜町線 牛島新町-赤江町間 昭和42年 ※越中八尾駅横断歩道橋(跨線橋)を除く。  国土交通省  富山河川国道事務所  道路管理第一課  富山県  富山土木センター  施設管理課道路施設班  富山市建設部  橋りょう保全対策室

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【歩道橋設置箇所】

拡大図

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○ 1~ 3 国道に設置されている歩道橋 □ 4~15 県道に設置されている歩道橋 ◇16~18 市道に設置されている歩道橋

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No 横断歩道橋名 1 東町横断歩道橋 2 新庄横断歩道橋 3 大沢野横断歩道橋 4 神通町横断歩道橋 5 清水町横断歩道橋 6 稲荷町横断歩道橋 7 五福横断歩道橋 8 奥田横断歩道橋 9 石金横断歩道橋 10 針原横断歩道橋 11 堀川小泉横断歩道橋 12 東中野町横断歩道橋 13 山室横断歩道橋 14 呉羽横断歩道橋 15 桜木横断歩道橋 16 安野屋横断歩道橋 17 西田地方横断歩道橋 18 牛島新町横断歩道橋

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3

【設置箇所詳細】

・・・歩道橋(横断部)

・・・歩道橋(階段)

・・・歩道橋橋脚

・・・歩道

・・・車道

・・・歩道橋設置路線

①架設年度 ②歩道橋設置路線名 ③設置場所 ④通学路指定校 ⑤歩道橋利用者数(平日/休日)

1.東町横断歩道橋

2.新庄横断歩道橋

①昭和 42 年 ②国道 41 号 ③柳町-泉町間

④柳町小学校 ④75 人/7 人

①昭和 46 年 ②国道 41 号 ③新庄町

④新庄小・中学校 ⑤527 人/94 人

3.大沢野横断歩道橋

4.神通町横断歩道橋

①昭和 42 年 ②国道 41 号

③高内-八木山間 ④大沢野小学校

⑤217 人/24 人

①昭和 43 年 ②一般県道小竹諏訪川原線

③神通町-神通本町間 ④芝園小・中学校

⑤535 人/158 人

5.清水町横断歩道橋

6.稲荷町横断歩道橋

①昭和 44 年 ②主要地方道富山立山公園線

③清水町 ④なし ⑤23 人/24 人

①昭和 43 年 ②一般県道八幡田稲荷線

③稲荷町 ④柳町小学校 ⑤102 人/1 人

至 舘 出 柳町3丁目方面から 至 北 新 町 至 向新庄口 至 荏 原 至 開 至 荒 川 至 県道蓮町新庄線 至 上大久保 至 八 木 山 至 稲 代 至 西大沢

富 山 駅

神 通 大 橋 至 牛島本町 至 愛宕町2丁目

宝 町 2 丁 目

西 町

石 金 至 清水町 8 丁目 奥田用水 至 泉町 至 稲荷元町 稲 荷 町 2 丁 目 方 面 か ら 至 東町 北 新 町 方 面 か ら

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4

7.五福横断歩道橋

8.奥田横断歩道橋

①昭和 44 年 ②主要地方道富山高岡線

③五福 ④五福小学校、西部中学校

⑤184 人/55 人

①昭和 42 年 ②主要地方道富山港線

③奥田双葉町-久方町間 ④奥田小・中学校

⑤471 人/11 人

9.石金横断歩道橋

10.針原横断歩道橋

①昭和 43 年 ②主要地方道富山大沢野線

③石金-西長江間 ④東部小学校

⑤222 人/22 人

①昭和 42 年 ②一般県道流杉町袋線

③針原中町 ④針原小学校

⑤39 人/3 人

11.堀川小泉横断歩道橋

12.東中野町横断歩道橋

・・・電停 ・・・富山地方鉄道市内軌道

①昭和 43 年 ②主要地方道富山上滝立山線

③堀川小泉町 ④堀川小・中学校

⑤861 人/85 人

①不明 ②主要地方道富山立山魚津線

③東中野町-堀川小泉町間 ④堀川小・中学校

⑤142 人/15 人

峠 茶 屋

安 野 屋 至 五艘 至 寺町 至 奥田本町 至 永楽町 至 長 江 方 面 至 県立中央病院前 至 西 長 江 方 面 至 不二越本町 至 針 原 小 学 校 口 至 針原小学校方面 至 宮 成 口 至 大泉本町 至 大 町 至 太郎丸東 至 中 野 新 町 至 大 泉 駅 口 至 西 中 野 町 至 堀川小泉町 至 東中野公園口

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5

13.山室横断歩道橋

14.呉羽横断歩道橋

①昭和 43 年 ②主要地方道富山立山魚津線

③山室-中市間 ④山室小学校

⑤507 人/20 人

①昭和 46 年 ②主要地方道富山高岡線

③呉羽町 ④呉羽小学校

⑤127 人/7 人

15.桜木横断歩道橋

16.安野屋横断歩道橋

①不明 ②一般県道富山滑川魚津線

③水橋上桜木 ④水橋東部小学校、水橋中学校

⑤57 人/3 人

①昭和 43 年 ②市道神通町蜷川線

③安野屋町-舟橋南町間 ④芝園小・中学校

⑤196 人/25 人

17.西田地方横断歩道橋

18.牛島新町横断歩道橋

①昭和 43 年 ②市道磯部大泉 2 号線

③西田地方町 ④西田地方小学校、南部中学校

⑤320 人/78 人

①昭和 42 年 ②市道牛島新町桜町線

③牛島新町-赤江町間 ④奥田中学校

⑤485 人/74 人

至 高 原 町 至 大 泉 踏 切 至 県道富山大沢野線 山室小学校へ 至 茶 屋 町 至 呉 羽 交 番 前 至 追分茶屋 至 呉羽小学校 至 鏡田 至 小 出 至 五郎丸 至 水 橋 開 発 町 至 水橋桜木 至 安 住 橋 至 安 野 屋 公 民 館 至 護国神社前 松川 至 県総合庁舎前 至 千 石 町 至 南部中学校 至 磯 部 町 至 堀端町 至 中央郵便局前 至 牛島新町

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Ⅲ.調査結果

1 東町  撤去についての検討が必要。 ・ピーク時の利用者数が1時間当たり36人と少なく、「小学生以下」が利用者の大半  を占めている。 ・現在、歩道橋の東西に位置する交差点に横断歩道が設置されており、代替横断手段  とすることに大きな問題はないとみられる。 2 新庄  撤去については慎重な検討を要する。(存続が望ましい。) ・歩道橋横断部下に設置された自転車横断帯では、歩行者の利用が多くなっており、  「小学生以下」を除いた利用者数は、歩道橋利用者数より多くなっている。 ・歩道橋が設置されている交差点は、国道41号線と3つの道路が交わる5差路となっ  ており、日常的に交通量が多く、通退勤時には渋滞が起きている。 ・仮に歩道橋を撤去し、横断歩道を新設した場合、現状より横断者が増加し、左折・  右折待ちの車輌が増えることにより、更なる渋滞を引き起こすと考えられる。  そのため、自動車のスムーズな通行や歩行者の安全性・利便性を踏まえた検討が  求められる。 3 大沢野  撤去についての検討が必要。 ・代替横断手段である横断歩道が既に設置されており、歩道橋に付設された信号機に  ついても交差点に設置されていることから、撤去を考えた際の代替横断手段は既に  揃っている。 4 神通町  必要性が認められる。 ・歩道橋が設置されている交差点は5差路となっており、交通量が多く、通退勤時に  は渋滞が起きている。 ・仮に、歩道橋を撤去し、横断歩道を設置する場合、左折・右折で流入してくる自動  車の流れを妨げることになり、更なる渋滞を引き起こすことが確実視される。 ・歩道橋には3つの横断部があり、東側2つの横断部直下には横断歩道が設置されてい  るにも関わらず、「成人」の利用者数が多くなっている。また、通学路指定を受け  ていることもあり、必要としている利用者が多いことがうかがえる。 5 清水町  代替横断手段新設を伴う、撤去についての検討が必要。 ・通学路指定から外れており、歩道橋の利用者数、ピーク時1時間当たりの利用者数  が少なくなっているため、必要性については検討の余地がある。 ・現在、歩道橋の東西に位置する交差点に横断歩道が設置されているが、歩道橋地点  での乱横断者が多数カウントされており、それらの横断歩道は、代替横断手段とは  考えにくい。そのため、歩道橋を撤去する場合の代替横断手段は、押しボタン式信  号機付きの横断歩道の新設が考えられる。 6 稲荷町  代替横断手段新設を伴う、撤去についての検討が必要。 ・歩道橋利用者は「小学生以下」が大半を占めているが、ピーク時の利用者が1時間  当たり52人と少なく、他の年代の利用者も少ないため、必要性については検討の余  地がある。 ・現在、歩道橋の代替横断手段として、近接する交差点の横断歩道の利用が可能では  あるが、歩道橋側に横断歩道はなく、3つの横断歩道を渡る必要があり、乱横断の  原因になりかねないため、交差点北側に横断歩道を新設することが考えられる。 7 五福  撤去については慎重な検討を要する。(存続が望ましい。) ・交差点には横断歩道が設置されており(歩道橋側にはない。)、歩道橋を利用せず  とも小・中学校に通学することに問題はないため、通学路としての必要性は低くなっ  ている。 ・「成人」が平日、休日ともに50人以上利用しており、横断手段としての必要性は高  い。 ・仮に歩道橋を撤去する場合、代替横断手段として横断歩道を新設することで、歩行  者の利便性は高くなると考えられるが、この地点の交通量は多く、交差点付近では  通退勤時に渋滞が起きており、横断歩道の設置が更なる渋滞を引き起こす可能性が  ある。 管理者 No. 歩道橋名 方向性・考察 国土 交通省 富山県

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7

8 奥田  撤去についての検討が必要。(設置路線における、横断手段の配置に関する検討が必要。) ・通学路としての利用が大半を占めており、他の年代の利用は限られているため、通  学路に指定されていることを除けば、必要性について検討の余地がある。 ・「高齢者」の平日、休日合わせた歩道橋利用者数はごくわずかであり、乱横断者数  の方が多くなっている。 ・代替横断手段と考えられる横断歩道は、歩道橋の南北に設置されているが、通学路  としては、多少の迂回が必要となる。 ・現在、架設路線の歩道橋近辺では、横断歩道と歩道橋がほぼ等間隔に設置されてい  る。そのため、歩道橋の代替横断手段として横断歩道を新設する場合、自動車の流  れを妨げないことや視認性を考慮すること等が必要である。 9 石金  撤去については慎重な検討を要する。(存続が望ましい。) ・歩道橋の利用者は「小学生以下」が大半を占めている。また、この地点は交通量が  多く、通退勤時等は、渋滞を起こしており、交通安全上の必要性は高い。 ・現在、歩道橋の南北に位置する交差点に横断歩道が設置されているが、乱横断者が  多いことから、この地点での横断手段の必要性は高い。 ・代替横断手段として、押しボタン式信号機付きの横断歩道の新設が考えられるが、  更なる渋滞を引き起こす可能性がある。 10 針原  撤去についての検討が必要。 ・歩道橋利用者数は、他の歩道橋に比べ少ないため、必要性については検討の余地が  ある。 ・現在、歩道橋の南北に位置する交差点に横断歩道が設置されており、通学路として  代替横断手段とすることに大きな問題はないとみられる。 11 堀川小泉  必要性が認められる。 ・路面電車の電停と歩道をつなぐ跨線橋の役割も担っているため、現状においては、  必要性は高い。 ・「成人」による路面電車の堀川小泉電停と歩道間の乱横断者が多く、代替横断手段  として電停と歩道を結ぶ横断歩道を設置することが考えられる。しかし、電停は乗  降客が多く、また、この地点での交通量が多いことや、近くの交差点には横断歩道  が設置されており、横断歩道が連続することになるため、更なる渋滞を引き起こす  可能性が高い。これらのことから、歩道橋の代替横断手段として歩道と電停を結ぶ  横断歩道を新設することは難しいと考えられる。 12 東中野町  撤去についての検討が必要。 ・歩道橋から東側間近に横断歩道が設置されており、歩道橋よりも利用者数が多く、  歩道橋を利用している「小学生以下」以外の年代では、既に歩道橋の代替横断手段  として利用されている。 ・仮に歩道橋を撤去するとしても、代替横断手段が既設されているため、大きな問題  はない。 13 山室  撤去については慎重な検討を要する。(存続が望ましい。) ・歩道橋利用者の大半を「小学生以下」が占めており、他の年代は少なくなってい  る。通学路に指定されていることを除けば、必要性については検討の余地がある。 ・現在、歩道橋の東西に位置する交差点に横断歩道が設置されているが、現状よりあ  る程度の距離を迂回することになるため、代替横断手段として利用することは考え  にくい。 ・仮に歩道橋を撤去する場合、代替横断手段として押しボタン式信号機付きの横断歩  道を新設することが考えられるが、通退勤時は交通量が多く、渋滞を引き起こす可  能性がある。 富山県 方向性・考察 管理者 No. 歩道橋名

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14 呉羽  撤去についての検討が必要。(交差点のあり方については検討が必要。) ・歩道橋階段と接する歩道の視認性に問題があり、対策の検討が必要である。 ・現在、歩道橋が設置されている交差点には横断歩道が設置されており、「小学生以  下」以外の年代では、歩道橋利用者数より横断歩道の利用者が多く、既に歩道橋の  代替横断手段として利用されている。 ・仮に、歩道橋を撤去する場合、横断歩道が代替横断手段となり得るが、交差点には  東西に移動する横断歩道が整備されておらず、通学路として利用する児童の安全性  や利便性を考慮する必要がある。 15 桜木  代替横断手段新設を伴う、撤去についての検討が必要。 ・歩道橋利用者の大半が「小学生以下」の利用であり、他の年代の利用はほとんどな  く、乱横断者も見受けられなかったことから、通学路に指定されていることを除け  ば、必要性については検討の余地がある。 ・現在、歩道橋から南西側の交差点に横断歩道が設置されている(歩道橋側にはな  い。)。通学路指定を受ける小・中学校の児童、生徒が横断歩道を歩道橋の代替横  断手段として利用することに問題はないと考えられる。 ・仮に歩道橋を撤去する場合、既に横断歩道が設置されているため、大きな問題はな  い。一方、歩道橋から北東側では、離れた交差点まで横断歩道がないため、交差点  を利用する歩行者の利便性を考慮し、交差点北東側に横断歩道を新設する等、交差  点の運用についても検討が必要である。 16 安野屋  代替横断手段新設を伴う、撤去についての検討が必要。 ・歩道橋利用者は「小学生以下」が大半を占めており、乱横断者が平日では70人と多  いことから、通学路に指定されていることを除けば、必要性については検討の余地  がある。 ・現在、歩道橋の南北に位置する交差点に横断歩道が設置されており、通学路として  代替横断手段とすることに問題はない。 ・この地点では乱横断者が多く、高齢者の乱横断も見受けられるため、地域住民にとっ  ては、この地点での横断手段の必要性は高いとみられる。 ・仮に歩道橋を撤去する場合、押しボタン式信号機付きの横断歩道を設置することを  検討する必要がある。 17 西田地方  歩道橋の利用が定着しており、今後の維持管理のあり方を踏まえた検討が必要。 ・歩道橋利用者の大半を「小学生以下」が占めており、通学路に指定されていること  を除けば、必要性については検討の余地がある。 ・現在、歩道橋の東西に位置する交差点に横断歩道が設置されているが、現状よりあ  る程度の距離を迂回することになるため、代替横断手段として利用することは考え  にくい。しかし、この地点での乱横断者はそれほど多くないことから、地域住民に  は横断手段として、歩道橋を利用することが定着していることがうかがえる。 ・仮に歩道橋を撤去する場合、登下校時に利用者が集中することから、押しボタン式  信号機付きの横断歩道を設置することが考えられるが、通学路として児童の安全を  確保するために歩道橋を維持することも考えられる。 18 牛島新町  必要性が認められる。 ・高等学校に通学する生徒が利用することから「中高校生」の利用が多くなっている。 ・歩道橋から比較的近い北側に位置する交差点に横断歩道が設置されているが、歩道  橋の利用者が比較的多く、1時間当たり100人以上利用する時間帯が2つあり、「成人」  の利用も多い。 富山市 方向性・考察 管理者 No. 歩道橋名 富山県

参照

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