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2018
阿新農業協同組合
協同のあゆみ
事業概要のご案内
和牛子牛の育成で中心的な役割を担う井倉地区の牧場。 今年度からJA阿新が農業経営事業で運営を受け継ぎ、繁殖 経営の他、子牛の預託事業や新規就農のための研修に取り組 み、「千屋牛」産地の維持発展に向けて力を注ぎます。JAは組合員が出資・運営し、自らが必要と する事業の利用を目的とする協同組合です。農 業者と地域住民が必要とする営農と生活を支え る総合事業を展開しています。人口減少や超高 齢化社会、農業者の高齢化等による農業生産基 盤の脆弱化などの厳しい環境下で、そこに住む 人々の力の全てを結集し、農業者・地域住民が 一体となった協同活動に取り組み、「持続可能 な農業の実現」「豊かで暮らしやすい地域社会 の実現」「経営基盤強化の実現」を目指します。 平 成28年 度 か ら 平 成30年 度 の3か 年 は、 「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」 として「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」 「地域の活性化」を基本目標とする自己改革に 全力で取り組みます。 JAを構成しているのは組合員です。JAは 組合員の要望や意見を広く聴き、共有すること と並行して、協同組合としてのJAや地域農業 への理解を深めてもらう活動を展開しています。 さまざまな場を通じて、組合員の意思をJA の事業や運営に反映させ、組合員が活動や事業 に関わったり、参画したりする機会を増やして いきます。 一方で地域住民との連携も重要と考え、准組 合員を農業や地域経済を共に支える応援団と位 置付け、JAの組織活動や事業に参加してもら いながら、農業振興と地域振興の輪を広げてい きます。 本誌では当JAの経営や事業の状況、業務内 容などを紹介しています。JAの活動や運営に 理解が深まり、積極的に関わっていただくきっ かけになれば幸いに存じます。 今後も組合員の皆さまの期待と信頼に応える とともに、地域社会に貢献できる事業運営に万 全を期して取り組みますので、一層のご理解と ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 わたしたちJAがめざすもの
わたしたちのJA
~ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために~
組合員加入ご案内
組合員になることができる方(資格) 当JA管内(新見市内)に住所または勤務地のある方 【正組合員】 ・3a以上の農地を耕作し、その農地または住所が 当JA管内(新見市)にある方 ・当JA管内(新見市)にお住まいで1年に90日以 上、農業に従事されている方 ・農業法人で、その事業所または農地が当JA管内 (新見市)にある組織 【准組合員】 ・当JA管内(新見市)に住まい、または勤務地が ある方(団体等については別の定めがあります) 加入方法 ①お住まいの地区の各支所・出張所の窓口で、組合 員加入申込書に必要事項を記入してお申込みくだ さい。当JAの貯金通帳(無い方はお作りします)、 通帳印、身分証明書が必要。 ②当JAより承諾通知後、加入先の窓口で出資金(1 万円〜50万円)をお申込みいただき、組合員とな ります。 ③後日、当JAより加入通知書を送付します。 組合員になると 出資額に応じた配当が受けられます。葬祭事業の利 用料割引があります。㆓
代表理事組合長
山本 日吉司
二摩 一正
代表理事専務武田 彰夫
常務理事林 信行
代表監事小林 祥一
常勤監事基本理念
役員ご紹介
地域とともに
生きる・ふれあう・感動する
食・農・緑を次世代に
心ふれあう地域づくり
社会貢献
わたしたちは農業振興を 通じて、「食」と「農」と「緑」 を守り、次世代に引き継ぎ ます。 わたしたちは地域ととも に生き、地域との共感の中 で、心ふれあう地域づくり を進めます。 わたしたちは、高い倫理 観と責任感を持ち、地域社 会に貢献できる事業と組織 づくりに取り組みます。 わたしたちJAがめざすもの 平成30年6月22日より新たな体制でスタートし ました。任期満了に伴う役員の選任を受け、理事 18名、監事5名が決まり、今回より女性部推薦枠 の女性理事を2名に増やしました。執行体制には 山本日吉司代表理事組合長ら5名を再選しました。叅
組織のしくみ
(JA阿新機構図・
平成30年4月1日現在
)
地 区 総 代 協 議 会 監 事 会 監 査 室 企 画 総 務 部 信 用 部 生 活 事 業 部 ︵ 営 農 相 談 セ ン タ ー ︶ 営 農 経 済 部 企画会議 総 会 総 代 会 理 事 会 組 合 長 専 務 常 務 参 事 コ ン プ ラ イ ア ン ス 対 策 室 ︹ 貸 出 審 査 ・ 貸 出 金 等 資 産 自 己 査 定 ︺ 企画総務・信用部委員会 営農経済部委員会 生活事業部委員会 行政関係機関連絡協議会 生 産 者 組 織 J A 女 性 部 JA青壮年部 企 画 管 理 課 経 理 電 算 課 金 融 課 共 済 課 推 進 課 店 舗 課 直 販 課 Aコープあしん Aコープ支所店舗 移動購買店舗 旅行センター あしん広場 農産加工場 あしん館宝塚店 宝塚花のみち店 LPガスセンター 高尾給油所 自動車整備工場 農業経営センター 葬祭センターやすらぎ 園 芸 課 農 産 課 畜 産 課 資 材 課 生 活 課 自動車燃料課 農 機 課 園芸育苗センター 選果場 カントリー・ライスセンター 精米所 水稲育苗センター 繁殖センター 肥育センター 哲 多 支 所 新 砥 営 農 経 済 セ ン タ ー 矢 神 支 所 野 馳 出 張 所 神 代 支 所 新 郷 営 農 経 済 セ ン タ ー 駅 前 支 所 上 市 出 張 所 豊 永 支 所 草 間 支 所 大 佐 支 所 熊 谷 支 所 菅 生 営 業 所 千 屋 支 所 美 穀 支 所 井 倉 営 業 所2 室 4 部14 課・10支所、2 出張所、2 営農経済センター、2 営業所
組織のしくみ ︵機構図︶㆕
組織のすがた
⑴ 組合員数
(単位:人、団体) 区 分 27年度末 28年度末 29年度末 正組合員 6,155 (内女性 1,361) 6,138 (内女性 1,385) 6,101 (内女性 1,401) 准組合員 2,059 (内女性 744) 2,091 (内女性 776) 2,162 (内女性 825) 合 計 8,214 (内女性 2,105) 8,229 (内女性 2,161) 8,263 (内女性 2,226)⑷ 職 員
(平成30年3月31日現在) 参事 1人 生活指導員 2人 一般職員 195人 常雇的臨時職員 104人 営農指導員 12人 合計 314人⑶ 役員
(平成30年6月22日就任) 役 職 氏 名 役 職 氏 名 代表理事組合長 山本日吉司 実践的能力者 理事 上原 正博 認定農業者 代表理事専務 二摩 一正 実践的能力者 理事 棟森 寿男 実践的能力者 常務理事 武田 彰夫 信用担当・実践的能力者 理事 橋本 澄男 営農経済部委員長認定農業者 理事 藤澤 清 企画総務・信用部委員長実践的能力者 理事 大月 礼子 女性部推薦理事実践的能力者 理事 福田 護 実践的能力者 理事 中上 市男 認定農業者 理事 大隅 康正 実践的能力者 理事 小川 広文 実践的能力者 理事 大月 稔 代表監事 林 信行 理事 赤井 勝利 常勤監事 小林 祥一 理事 佐倉 節雄 生活事業部委員長実践的能力者 監事 後藤 保夫 理事 峠田 一也 認定農業者 監事 三上 雄二 理事 舩越 昌子 女性部推薦理事 監事 新持 正 員外監事 理事 奥津 賢司 認定農業者 理事/常勤3人、非常勤15人(内女性2人) 監事/常勤1人、非常勤4人 合計 23人 組織のすがた 組 織 名 代表者 構成員数(人) 組 織 名 代表者 構成員数(人) ぶどう部会 田中 邦男 314 水稲担い手部会 小郷 昌一 154 桃部会 長岡 一郎 60 青壮年部 井藤 孝久 32 トマト部会 橋本 澄男 60 女性部 舩越 昌子 1,253 大根部会 小林 幹夫 4 アスパラ部会 津田 幸男 3 花卉部会 奥山 亮 31 椎茸部会 森岡 章 18⑵ 組合員組織
(平成30年3月31日現在) その他生産者組織 代表者 構成員数(人) 新見市和牛改良組合 江田 英明 86 ふれあい市場出荷会員 615⓹
JA自己改革の取り組み
自己改革の取り組み⑴ 自己改革2年次の軌跡
政府は「農林水産業・地域の活力創造プラン」において、農業の成長産業化に向けて農協改革の推進を行 うことを決定しましたが、JAグループは自主・自立の協同組合であることを鮮明にし、組合員の意思に基 づき、JA自己改革に取り組んでいます。「食と農を基軸として地域に根ざした協同」として、総合事業を 展開し、農業と地域社会を豊かにするために全力を尽くしています。 平成 28 年度からの取り組みは、平成 30 年度に最終年度を迎えます。2年次の成果や今後の動きを紹介し、 改革完遂に向けた活動を一層加速させていきます。新郷・新砥営農経済センター開所
肥料・農薬
最大㆒⓹%オフ
女性部推薦枠で理事2名を選任
新技術の導入へ相談強化
新郷出張所と新砥出張所を「営農経済センター」に リニューアル。購買事業と販売事業に特化したサービ スを提供する店舗に機構をあらため、農業生産の拡大 と農家所得の増大を目指します。 生産資材を値下げしま した。3年間で肥料約 90 銘柄、農薬 120 銘柄の 価格を最大 15%引き下 げた他、共同購入や銘柄 集約のメリットを生かし、 価格を抑えた新規格の肥 料も導入しました。 地域の発展のために農業経営やJA運営における女 性参画が一層、重要になってきています。日々の買い 物は女性が行うことが多く、地産地消の推進や食農教 育、高齢者福祉の活動など、女性ならではの日頃の知 識と経験がJA事業に欠かせません。JA役員の改選 期となった今年度は、理事構成を見直し、女性部推薦 枠の女性理事を1名から2名に増やしました。女性の 正組合員への加入も勧め、総代に占める女性の割合も 高まりました。 女性参画の状況 農業の生産性の向上につながる新技術の導 入を加速させています。果樹農家向けの機械 の他、液体散布用マルチローター「ドローン」 の対応を始めました。助成事業を通じて導入 を後押し、相談や手続きなども取次ぎ、担い 手の要望に応えます。農業生産の拡大
資材下げ
経 営
担い手支援
低コスト省力化につながっている 新銘柄の肥料 営農相談センターでは、営農指導員が農産物の生産販売 や資材の提案など細やかな相談にのります。 担い手の要望に応えるドローンの展示相談 平成26年度末 平成27年度末 平成28年度末 平成29年度末 目 標 正組合員比率 1,336人(21.5%) 1,361人(22.0%) 1,385人(22.5%) 1,401人(22.9%) 25.0% 総代比率 19人(3.5%) 25人(4.5%) 25人(4.5%) 35人(6.3%) 10.0%⓺
自己改革の取り組み
アンテナ店リニューアル
集荷6万俵を突破
2年連続で特A
リンドウ選別ロボを整備
「にいみA級グルメ」をネット販売
農業応援団へ貯金キャンペーンなど
大消費地での農畜産物の販売強化に向け、ア ンテナ店「あしん館」を新装開店。産直売り場 をワンフロア化した他、買い物でポイントが付 く電子カードの発行も新たに始めました。農家 所得の増大に向け、多様な販路を生かしていき ます。 29 年産米の集荷量が6万 626 俵と、目標の6万俵を突破し ました。岡山県産「きぬむすめ」 は、食味が最もよいとされる 特Aを2年連続で獲得しまし た。 特産リンドウの生産拡大に向け、国内初となる選別ロボットを 導入しました。選別・結束が全自動で、作業効率は 1.5 倍になる 見込みです。日量3万 5000 本を安定的に出荷できるとして期待が 高まります。 「千屋牛」「にいみ源流米」「ピオーネ」 といった「新見A級グルメ」の販路拡大と ブランド確立に向け、インターネットでの 販売を始めました。特産品を全国に発信し、 地域の活性化につなげます。 農業と地域の振興に向け、地域住民をはじめ管内外の消費者と 新たな接点を持つ多彩なキャンペーンを展開。農業の応援につな がる貯金キャンペーン、直売所でのJAカード利用5%割引、ウ エブ参加型の企画など、総合事業を通じて農業の応援団を増やし、 地域の活性化につなげます。販売力の強化
農家所得の増大
生産拡大
販売力の強化
JAの複合利用
2階構成だった産直売り場を1階に集約しました。 記念イベントで精米を配る山本組合長 新しく整備したリンドウ選花場 全国から注文を受け付けるショッピングサイト 農業の応援につながる貯金キャンペーンなどを案内する 山本組合長と新入職員柒
JA阿新は、「食と農を基軸として地域に根ざし た協同組合」として、多様な組合員ニーズに対応 するため、JAの総合力を最大限に発揮し、組織 一丸となって取り組める組織体制の確立を目指し、 JAグループ岡山で提起した1県1JA構想の協 議に入りました。県内JAの組合長らが参加する 岡山県合併研究協議会に加入し、理事会や農協座 談会、研修会などを通じて組合員や役職員への情 報提供や意見交換を行っています。平成 30 年4月 には合併事務局を設置し、職員1人を派遣してい ます。 合併目標日を平成 32 年4月1日に定め、JA阿 新に地区統括店を置いて地域の特性を生かした事 業に取り組めるよう協議を進めます。「にいみ源流 米」「千屋牛」、園芸品目の拡大に向け、人や施設 の合理化・効率化に取り組み、県域農協だからで きる農畜産物の周年安定供給を目指します。
★1県1JA構想 合併目標は平成叅㆓年4月1日
1県1JA構想の考えを伝え、組合員らから意見や要望を聞いた農協座談会⑵ 新たな挑戦
高齢化する産地の維持発展のため、平成 30 年 度より農業経営事業に多角的に取り組みます。稲 作と和牛の繁殖・肥育に加え、トマトの生産を新 たに始めました。稲作では、昨年の倍の 10ha を 管内の組合員から引き受け、一部には小豆も作付 け、地域の水田農業を守っていきます。和牛では、 井倉地区の牧場運営を引き継ぎ、農家から優先的 に子牛を預かりながら繁殖牛の増頭を進め、肥育 との一貫経営で「千屋牛」産地の維持発展を目指 します。トマトの生産では、生産部会の一員とし て出荷する他、新規就農者やJA職員の体験研修、 新技術の実証などにも取り組み、担い手の育成確 保の役割を担います。★農業経営事業で地域を守る
トマトの苗を植えるJA職員 農業経営事業で水田10haの耕作を引き受けています。 自己改革の取り組み⓼
平成㆓⓽年度事業報告
平成 ㆓⓽年度事業報告⑴ 貸借対照表
(平成30年3月31日現在) (単位:千円)資 産
負債及び純資産
科 目 金 額 科 目 金 額 1. 信用事業資産 67,103,433 1. 信用事業負債 68,508,736 現金 347,503 貯金 68,240,104 預金 51,427,943 借入金 89,113 有価証券 6,380,516 その他の信用事業負債 179,518 貸出金 8,978,566 2. 共済事業負債 401,043 その他の信用事業資産 36,284 共済借入金 38,295 貸倒引当金 △ 67,380 共済資金 218,166 2. 共済事業資産 41,286 共済未払利息 319 共済貸付金 38,295 未経過共済付加収入 143,057 共済未収利息 319 その他の共済事業負債 1,204 その他の共済事業資産 2,792 3. 経済事業負債 729,627 貸倒引当金 △121 経済事業未払金 445,001 3. 経済事業資産 2,140,306 経済受託債務 257,011 経済事業未収金 442,629 その他の経済事業負債 27,615 経済受託債権 708,216 4. 雑負債 134,155 棚卸資産 911,652 未払法人税等 17,500 その他の経済事業資産 108,808 その他の負債 116,655 貸倒引当金 △ 31,001 5. 諸引当金 125,086 4. 雑資産 186,728 賞与引当金 106,603 5. 固定資産 1,554,531 役員退職慰労引当金 18,482 有形固定資産 1,550,550 6. 繰延税金負債 125,610 無形固定資産 3,981 負債の部合計 70,024,258 6. 外部出資 4,628,659 1. 組合員資本 5,497,792 7. 前払年金費用 179,143 出資金 1,626,004 資産の部合計 75,834,088 利益剰余金 3,881,249 処分未済持分 △ 9,461 2. 評価・換算差額等 312,037 純資産の部合計 5,809,829 負債及び純資産の部合計 75,834,088⓽
⑵ 各事業の実績・推移
平成㆓⓽年度事業実績
貯金 682億4,010万円 販売品販売高 37億885万円 出資金 16億2,600万円 貸出金 89億7,856万円 加工事業取扱高 6億9,274万円 自己資本比率 17.05% 長期共済保有高 2,509億1,863万円 利用事業取扱高 生活 2億5,172万円 購買品供給高 41億8,088万円 営農 1億6,689万円組合員数の推移
組合員の新規加入㆓⓼㆒人 H28年度 8,229人 正組合員 准組合員 2,091人 2,162人 1,961人 2,028人 2,059人 6,138人 6,101人 6,258人 6,189人 6,155人 8,263人 8,219人 8,217人 8,214人 H29年度 H25年度 H26年度 H27年度貯金高の推移
年金友の会⓹,㆓₀₀人、⓹⓼億円超 672億 6,534万円672億 6,534万円 682億 4,010万円682億 4,010万円 637億 2,306万円637億 2,306万円 647億 3,889万円647億 3,889万円 656億 4,047万円656億 4,047万円 H28年度 H29年度 H25年度 H26年度 H27年度販売品販売高の推移
(税抜) ㆓⓽年産米6万俵集荷 34億 5,582万円34億 5,582万円 30億 8,965万円30億 8,965万円 34億 1,630万円34億 1,630万円 37億 888万円37億 888万円 34億 9,239万円34億 9,239万円 H28年度 H29年度 H25年度 H26年度 H27年度共済保有高の推移
建物更生共済「むてきプラス」好評 2,598億 451万円2,598億 451万円 2,880億 7,199万円2,880億 7,199万円 2,777億994万円2,777億994万円 2,688億 5,820万円2,688億 5,820万円 H28年度 2,509億 1,863万円2,509億 1,863万円 H29年度 H25年度 H26年度 H27年度購買品供給高の推移
(税抜) 移動購買車が好評 H28年度 H29年度 H25年度 H26年度 H27年度 生産資材 生活物資 41億 7,886万円 41億 8,088万円 48億 3,708万円 44億 2,455万円 3,458万円42億 28億 6,294万円 4,420万円28億 33億 5,765万円 9,394万円31億 7,399万円29億 13億 1,591万円 3,667万円13億 14億 7,942万円 3,061万円12億 6,058万円12億 平成 ㆓⓽年度事業報告 ひとの 保障 終身共済・養老生命共済 こども共済・医療共済 がん共済・介護共済 年金共済・傷害共済等 死亡・入院・手術・傷害等 5億6,545万円 満期等 12億4,155万円 いえの 保障 いえの 保障 建物更生 共済等 火災・自然災害等 2億2,570万円 満期等 6億9,513万円 自動車共済 自賠責共済 2億937万円 くるまの保障 29億 3,720万円お役に立った共済金
(平成㆓⓽年度お支払) 雪害⓺叅₀件、1億⓼,⓹㆕㆒万円支払い㆒₀
平成㆓⓽年度事業報告
⑶ 主な農畜産物の生産状況
(生産面積・販売高
税抜)
繁殖飼育頭数 1,174頭 子牛出荷頭数 496頭 肉用牛出荷頭数 824頭 せり市平均価格 696,190円(税込)その他農畜産物の販売高内訳
(税抜) ダイコン 2,974万円(294t) 菌茸類 1,758万円(300kg) ふれあい市場 2億7,858万円 その他 (麦・雑穀・その他果樹野菜) 5,073万円 米 1,250ha 7億2,359万円 10億5,399万円ブドウ 87ha もも 22ha7,309万円 花き(リンドウ・菊・洋花) 4ha(99万7,000本) 4,613万円 トマト 6.3ha 1億5,236万円 千屋牛(子牛・肉牛) 1,320頭 12億8,305万円担い手育成の状況
認定農業者 156人 新規就農者(65歳未満) 90人 内新規参入者 40人 集落営農組織 24組織 内法人化組織 5組織 全農 24% 直販 76% 主食用米 9,162俵 非主食用米 (備蓄米・加工米・飼料米 ほか) 4,020俵 にいみ源流米による 精米販売 4,277俵 玄米直売 2,478俵 米卸業者等へ直販 38,306俵 58,243俵㆓⓼年産米の販売実績
コシヒカリ15,026円(税込)で販売千屋牛の生産状況
ふれあい市場販売高の推移
(税抜) 野菜の品薄で高値 2億 8,454万円 7,858万円2億 2億 7,173万円 6,076万円2億 2億 8,403万円 H28年度 H29年度 H25年度 H26年度 H27年度 平成 ㆓⓽年度事業報告 60kg/1俵㆒㆒
⑷ 損益計算書
(平成29年4月1日から平成30年3月31日まで) (単位:千円) 科 目 金 額 1. 事業総利益 2,232,730 (1)信用事業収益 625,043 資金運用収益 595,977 役務取引等収益 19,472 その他経常収益 9,593 (2)信用事業費用 117,271 資金調達費用 63,348 役務取引等費用 6,276 その他経常費用 47,645 信用事業総利益 507,772 (3)共済事業収益 561,303 共済付加収入 524,365 共済貸付金利息 707 その他の収益 36,229 (4)共済事業費用 29,758 共済借入金利息 707 共済推進費 16,227 共済保全費 1,592 その他の費用 11,232 共済事業総利益 531,544 (5)購買事業収益 4,474,825 購買品供給高 4,180,880 修理サービス料 240,028 その他の収益 53,917 (6)購買事業費用 3,788,829 購買品供給原価 3,551,185 購買供給費 8,354 修理サービス費 92,357 その他の費用 136,931 購買事業総利益 685,996 (7)販売事業収益 276,913 販売品販売高 58,982 販売手数料 115,479 その他の収益 102,451 (8)販売事業費用 149,460 販売品販売原価 55,926 販売費 1,639 その他の費用 91,893 販売事業総利益 127,453 (9)保管事業収益 20,533 (10)保管事業費用 4,288 保管事業総利益 16,245 (11)加工事業収益 693,120 (12)加工事業費用 507,764 加工事業総利益 185,356 平成 ㆓⓽年度事業報告㆒㆓
平成㆓⓽年度事業報告
(単位:円) 科 目 金 額 1.当期未処分剰余金 208,013,571 2.剰余金処分額 145,000,000 (1)利益準備金 22,000,000 (2)任意積立金 90,000,000 減損損失対応積立金 90,000,000 (3)出資配当金 33,000,000 3.次期繰越剰余金 63,013,571 ※次期繰越剰余金には、営農指導、生活・文化改 善事業の費用(いわゆる教育情報繰越金)に充 てるための繰越額550万円が含まれています。⑸ 剰余金処分
出資配当金は、年2.0%の割合です。
科 目 金 額 (13)利用事業収益 417,145 (14)利用事業費用 248,507 利用事業総利益 168,637 (15)農業経営事業収益 404,905 (16)農業経営事業費用 372,151 農業経営事業総利益 32,754 (17)旅行事業収益 4,880 (18)旅行事業費用 599 旅行事業総利益 4,281 (19)その他事業収益 1,593 その他事業総利益 1,593 (20)指導事業収入 36,484 (21)指導事業支出 65,389 指導事業収支差額 △ 28,904 2. 事業管理費 2,186,277 (1)人件費 1,706,052 (2)業務費 138,770 (3)諸税負担金 53,625 (4)施設費 275,490 (5)その他事業管理費 12,338 事 業 利 益 46,453 3. 事業外収益 86,234 4. 事業外費用 2,431 経 常 利 益 130,257 5. 特別利益 55,520 6. 特別損失 45,400 税引前当期利益 140,376 法人税・住民税及び事業税 33,793 法人税等調整額 182 法人税等合計 33,976 当期剰余金 106,400 当期首繰越剰余金 63,878 税効果積立金取崩額 7,011 減損対応積立金取崩額 30,724 当期未処分剰余金 208,013 平成 ㆓⓽年度事業報告㆒叅
平成㆓⓽年度事業報告
貯金高 共済保障額 購買利用高(支所購買) 販売品販売高 出資金 788 788 951 951 1,290 1,290 897 897 1,371 1,371 1,4341,434 1,111 1,111 991 991 1,1161,116 1,0491,049 1,1171,117 4,685 4,6855,1645,164 3,959 3,959 3,9253,925 5,078 5,078 4,9754,975 4,495 4,495 4,110 4,110 3,9643,964 4,0704,070 4,2604,260 81 81 35 35 20 20 2121 64 64 6969 35 35 44 44 4646 5050 39 39 39 39 14 14 1515 29 29 103 103 213 213 34 34 3838 50 50 134 134 55 55 27 27 2727 23 23 2323 32 32 3535 23 23 2626 29 29 24 24 2525 (単位:万円) (単位:万円) (単位:万円) (単位:万円) (単位:万円) 千屋 熊谷 駅前 美穀 草間 豊永 大佐 神代 矢神 哲多 平均 千屋 熊谷 駅前 美穀 草間 豊永 大佐 神代 矢神 哲多 平均 千屋 熊谷 駅前 美穀 草間 豊永 大佐 神代 矢神 哲多 平均 千屋 熊谷 駅前 美穀 草間 豊永 大佐 神代 矢神 哲多 平均 千屋 熊谷 駅前 美穀 草間 豊永 大佐 神代 矢神 哲多 平均⑹ 健全性とリスク管理
⑺ 組合員1戸当りの
JA利用状況
自己資本比率 17.05%
自己資本額は58億円で、金融機関の健全性をし めす自己資本比率は17.05%となっています。国 内基準の4%を大きく上回り、JA阿新の健全性 はきわめて高い状況です。信用リスク管理
貸出取引、有価証券運用など信用部門のリスク 管理は、理事会での方針を踏まえ、定期的にAL M委員会や資産の自己査定を行うなど、財務の健 全化に努めています。JA バンクは万全の体制で安全安心です。
JAバンク(全国JAグループ金融サービス総 称)は、利用者に一層の安心を届けるため、独自 の安全網「JAバンクセーフティーネット」を構 築しています。金融機関が万一、破たんした時に 貯金者を保護する公的制度「貯金保険制度」に加 え、JAバンク全体で健全性を確保し、破たんを 防ぐ「破たん未然防止システム」を整えています。 この2重の安全網によりゆるぎない安心を届けま す。JA共済は十分な支払余力を基盤に
皆さまの生活総合保障を確実にバック
アップします。
JA共済連の支払余力(ソルベンシー・マージ ン)比率は、1,043%となっており、十分な支払 余力を確保しています。コンプライアンス態勢
コンプライアンスとは「法令遵守」にとどまら ず、健全な組織として「してはならないこと」は 行わず「した方が良いこと」を行うという企業倫 理や社会規範の意味を含んでいます。JA阿新は コンプライアンスの実践を事業活動や組合運営の 最重要課題の一つと位置づけ、法令遵守はもちろ ん、社会規範に則した誠実かつ公正で透明性の高 い協同組合活動に取り組んでいます。常勤監事お よび員外監事の設置のほか、監査室やコンプライ アンス対策室も設け、監査機能の強化、コンプラ イアンス態勢の確立、不祥事の未然防止に努めて います。 コンプライアンス対策室 電話72‐3131 平成 ㆓⓽年度事業報告㆒㆕
「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」の確立
農業生産の拡大、農家組合員の所得向上、 地域の農地の保全、農を通じた豊かな地域づ くりを目指します。 地域に即した組合員・利用者目線の事業・ 活動を行い、組合員拡大、資本・財務強化、 事業伸長を目指します。 JAの総合事業・活動を通じて、次代をは じめ組合員・地域住民や関係機関とともに地 域を協同で支え、豊かで暮らしやすい地域社 会の実現を目指します。農業者の所得増大
農業生産の拡大
地域の活性化
最重点自己改革の実践3年次
食と農を基軸として地域に根ざした協同組合として、助け合いの精神のもとに、持続 可能な農業と豊かで暮らしやすい地域社会の実現を目指します。①農業者の所得増大
②農業生産の拡大
③地域の活性化
この3つの大きな目標を達成するため、JA自らの創 意工夫に基づく積極的で多彩な事業と組織活動を展開し、 地域の「農業と暮らし」になくてはならない組織となる ことを目指して「創造的自己改革」に挑戦します。⑴ 基本方針
基本目標
平成叅₀年度事業計画
②豊かで暮らしやすい
地域社会の実現
③経営基盤強化の実現
①持続可能な農業の実現
JAグループ自己改革
平成 叅₀年度事業計画㆒⓹
営農相談センターを核に各部門間の連携を強化し て相談機能を発揮します。特産品や直売所向け農産 物の生産拡大とブランド化、低コスト化を進め、農 業生産額と農家所得の増大に取り組みます。特に多 様な担い手の確保育成を図るとともに、農業経営の 拡大に取り組みます。 安心して暮らせる豊かな地域づくりを目指し、組 合員・地域住民とのつながりを原動力に協同活動を 広げます。組合員や地域住民、次世代が積極的に参 加できる場を設けます。 農産物のJAによる買い取り販売、主力市場や量 販店と連携した販売に取り組み、農家所得の増大を 進めます。若い世代を中心とした商品開発やイベン ト開催を企画し、地域の活性化を目指します。 営農相談センターを拠点に営農・購買の各部門が 連携し、事務・配送の効率化を図るとともに、幅広 いニーズに対応した相談・提案に取り組み、農業生 産の低コスト化と省力化を進めます。生活関連を集 約した生活事業部は、葬祭センターやAコープ、直 売所、自動車燃料課などと連携し、暮らしの総合相 談に取り組みます。 桃太郎トマト出荷進発式。県内JAと連携して安定出荷に 取り組みます。 市内 11 地区で移動購買車を運行し、地域住民の買い物を 支援しています。
指導事業
販売事業
購買事業
⑵ 平成叅₀年度事業計画
営農指導員が農家のもとへ出向いて相談にのっています。 市内小学校での食農体験活動 農協座談会 7月、2月 女性部バレーボール大会 7月1日(日) 小学生ソフトボール大会 7月21日(土) ゲートボール大会 9月6日(木) グラウンドゴルフ大会 各支所・地域で計画 第42回JA阿新まつり 10月20日(土)21日(日) Aコープ朝市 毎週水曜 食農体験 市内小学校、こども園等 女性大学 年7回開催 各支所展示会 各支所で計画 平成 叅₀年度事業計画㆒⓺
地域密着の金融機関として、信頼と親しみ のある店舗をめざし、親切で丁寧な窓口応対 に努めます。窓口と訪問により積極的に情報 提供し、貯金の増強、年金・相続、各種ロー ンの相談、JAカードの普及に取り組みます。 経営戦略の重要な柱と位置付け、「食と農を基軸として 地域に根ざした協同組合」としての理解醸成に取り組み、 JAとしての信頼性の向上とファンづくりを進めます。ト ップ自らが先頭に立って情報発信する「トップ広報」を軸 に「役職員一人ひとりが広報パーソン」という認識のもと に、JA自己改革の取り組みを社会に広く伝えます。 ライフアドバイザーを中心に保障点検活動 を展開し、個々のライフプランに応じた「ひ と・いえ・くるま」の総合保障の相談・提案 に取り組み、安心と満足を提供します。タブ レット端末を導入し、ご契約手続きも「ペー パーレス」「キャッシュレス」で簡単になり ました。働けなくなったときのリスクをカバ ーできる生活障害共済「働くわたしのささエ ール」が新登場しました。 JAグループのスマートフォ ンアプリ「JA旬みっけ」。J Aや直売所からのイベント情 報などを配信します。 アプリの無料 ダウンロード はこちら