~
(レパードの)
スコアブックの書き方 ~
○はじめに
野球におけるスコアブックとは、いつどんなプレーが起こったのか?誰がどんなプレー
をしたのか?試合結果はどうだったのか?そういった試合経過を後から見ても分かるよう
に色んな記号を用いて表したものです。マネージャーの皆さんの一番大きなお仕事はこの
スコアブックを記入することです。レパードではシーズン終了後にこのスコアを見て結果
を集計してチーム内での成績を出していますし、北大リーグ内でも各種タイトルの表彰が
あるため、スコアの記入はとても大事なお仕事となります。ですがめちゃくちゃ難しいも
のではないですし、書き方も厳密なものではありません。大事なことは 1 つ!
「分からなかったらすぐに聞く!」
分からないのは当たり前ですし、野球を長くやっている人でも分からないことはたくさん
あります(笑)。遠慮なく周りの先輩に聞いて、気楽にやってください。
守備位置番号
1 ・・・ 投手 (ピッチャー)
2 ・・・ 捕手 (キャッチャー)
3 ・・・ 一塁手(ファースト)
4 ・・・ 二塁手(セカンド)
5 ・・・ 三塁手(サード)
6 ・・・ 遊撃手(ショート)
7 ・・・ 左翼手(レフト)
8 ・・・ 中堅手(センター)
9 ・・・ 右翼手(ライト)
◇主な記号◇
☆ボールカウント☆
○ …ストライク
─ …ボール
…ファウルボール
☆ヒット☆
…ヒット
…2ベース
…3ベース
…ホームラン
☆打球☆
…フライ
─…ライナー
f…ファウル
E…エラー
・…打球の位置
☆得点、アウトカウント、残塁☆
…残塁
Ⅰ~Ⅲ…アウトカウント
○…得点
☆その他の記号☆
W.P…暴投(ワイルドピッチ)
P.B…捕逸(パスボール)
S …盗塁(スチール)
A~D…1 塁~本塁
☆その他の打撃内容☆
K…三振
…振り逃げ
B…四球
DB…死球
…犠牲打
○試合前に記入すること
・日付、対戦相手、天候、球場等
・スターティングメンバー(最初に出る選手)の記入
(守備位置は番号で記述。表紙参照。)
○基本的な記入の流れ
スコアブックは上図のようになっています。見開きの左側のページに先攻のチーム、右側に後攻チームの攻撃の経過を記入していきます。
赤矢印で示した数字がイニングを表します。青矢印で示したように、打順が進むのと同時に上から下に記入していき、1 回が終わると隣の行
に移り、2 回を続きの打者から記入していきます。
○基本的な記入方
スコアブックは左のような図にプレーを書き込んでいきます。
①バッターが打ってから一塁までに起こったプレー
②一塁から二塁へ到達するまでに起こったプレー
③二塁から三塁へ到達するまでに起こったプレー
④三塁から本塁へ到達するまでに起こったプレー
⑤「得点」「アウト」「残塁」
⑥ストライク等のボールカウント
をそれぞれ記入するようになっています。
カウントは左のように書いていきます。
プレーはどんどん進んでいきますので、審判の声を聞き逃さないように。
分からなくなったら周りの人に聞きましょう。
アウトカウントは左のように。
チェンジの時は次の回が誰から始まるか
分かるように斜線をひきましょう。
残塁した場合は「 」を記入しましょう。
得点した場合は「○」を記入しましょう。
選手が交代した場合は左側に波線をひきましょう。
※「 」は left on the base の頭文字!
どうでもいい知識ですね…。
~打球の表記の仕方~
打球の行方はポジションの数字で記入します。こればっかりは覚えてもらうしかありませ
んが、すぐに覚えられると思います。まずは基本からコツコツと。
○ゴロの表記
ゴロは転がったポジションを書き込みます。
その後送球したポジションへ「-」でつなげて書きます。
「 」みたいなのを数字の上に書く書き方もありますが
めんどくさいのでレパードでは書きません。
左の図はセカンド(4)ゴロをファースト(3)へ送球し、
1 アウト目を取った図です
左の図はファーストゴロをファーストがそのまま一塁を踏んだ図を
表しています。「A」は一塁です。以降 2 塁 3 塁本塁をそれぞれ
「B」、「C」、「D」と表していきます。
たとえばショートが 2 塁を踏んでアウトにした場合は「6B」です。
複数の送球が送られた場合もそれに合わせて「-」で
つないでいきます。
左の図はショートが2塁にいるセカンドへ、セカンドがその後
ファーストへ送球したことを表しています。
「ダブルプレー」でよく見られる図ですね。
「ダブルプレー」についてはまた後程。
○フライ、ライナーの表記
フライは飛んだポジションの数字の上に「 」を記入します。
左の図はセンターへのフライで1アウト目をとった場合です。
ファウルフライの場合は数字の後に f をつけてフライのマークを
かぶせます。「5f」と書いてその上に「 」ですね。
ライナー(低い弾道で真っ直ぐ飛ぶ打球)は数字の上に「─」を
書きます。
左の図はショートへのライナーで 1 アウト目をとった場合です。
~安打の表記の仕方~
野球の醍醐味、安打です。出れば盛り上がりますが、レパードではあまり出ません。
色ペンで表記するのでシャーペンだけじゃなく何か赤とかオレンジのペンを持参すると良
いでしょう。
○シングルヒット
安打で出塁した場合、飛んだ所の数字を書き、色ペンで内側の◇を
なぞります。もし余裕があるならば飛んだ所を「・」で書くと
なお分かりやすいですね。
左の場合は打者から見てライトの右側にヒットを打った場合です。
○ツーベースヒット
左の場合はレフトオーバーで一気に 2 塁まで到達した二塁打ですね。
「・」を上に書いた場合頭を越した打球となります。
○スリーベースヒット
左の場合は右中間に打ち一気に 3 塁まで到達した三塁打です。
右中間(センターとライトの間)などに飛んだ場合数字の間に
「・」をうって表記すると分かりやすいです。
○ホームラン
左の図はセンターオーバーのホームランです。
ぐるっと◇を色ペンで囲みます。
打ったバッターはホームを踏んでいますので
忘れずに真ん中に得点を表す「○」を記入しましょう。
めったにホームランは出ませんが、出たら
おおいに盛り上がってください。
「すごーい!」「カッコいいー!」とか
思ってなくても言っとけばいいと思います。
それだけで僕たち大喜び。
※打球の位置を表す「・」は無くても大丈夫です。
本当に余裕のある時はつけといてください。
~投球・失策の表記の仕方~
○投球に関する表記
三振に取った場合は「K」を記入します。
ツーストライクまでは左側の枠にちゃんと記入します。
スリーストライク目(空振りや見逃し)は書かずに
「K」を記入してください。
左の図は三振で 1 アウト目を取った場合です。
よくある出塁方法の四球(ファアボール)は「B」と記入します。
これも三振と同様にスリーボールまでは左側の枠に記入します。
4ボール目は書かずに「B」を記入してください。
左の図は 4 球連続ボールでの四球の場合です。
死球(デッドボール)は「DB」と記入します。
これは何球目だろうと当たればデッドボールです。
左の図は初球でデッドボールになった場合です。
実はそんなに痛くありません。
○失策(エラー)に関する表記
若干ややこしいですよ。
エラーはしたポジションの数字横に「E」をつけます。
ただし数字のどちらかにつけるのかが大事になります。
左につけた場合は捕る時に起こったエラーです。
左の図はサードが取る時にエラーした場合です。
では送球時のエラーはどうなるかというと
数字の右側につけると送球時のエラーとなります。
左の図はショートがゴロを普通に捕ってから
ファーストへ悪送球した、ということになります。
送球を捕る側がエラーすることもあります。
その場合はエラーした側に「E」をつけましょう。
左の図はセカンドがゴロを普通に捕り、ファーストに
送球したもののファーストが捕りこぼした!というプレーになります。
※難しいのはどちらがエラーしたのか、ということ。
分からないときは…周りに聞きましょう。(笑)
~進塁・特殊なプレーの表記の仕方~
○進塁の表記
打者による進塁は基本的に(○)と表します。○には打順が入ります。
分かり辛いので例を見ながら説明します。
左の上のマスが 1 番打者、下のマスを 2 番打者とします。
1 番は四球で出塁、その後 2 番はレフトへのヒットで出塁。
2 番のおかげで 1 番は 2 塁へ進めたので右上の欄に(2)と
記入されるというわけです。
()内の数字は打順を表すと覚えておきましょう。
左の図は上とほとんど同じ状況だと思ってください。
1 番が死球で出塁、2 番打者が右中間へ 2 塁打を打ったとします。
1 番打者は一気に 1 塁から 3 塁へ進んだ場合、右上に(2)と書いて
左上のマスまで矢印をひきます。
これは 2 番のおかげで一気に 3 塁へ行けたというプレーの「継続」を
表します。矢印はプレーの継続だと覚えておいてください。
よくある進塁方法に暴投(ワイルドピッチ)があります。
暴投によって進塁した場合は進塁したマスに WP と書きます。
いつ進塁したのか分かるように()内に打順を書きましょう。
左の図は 4 番の時に WP で進塁した場合です。
捕逸(パスボール)もよくある進塁方法です。
進塁したマスにPBと記入します。
暴投と同様に起こった打順を記入しましょう。
左の図は 4 番の時に暴投で 2 塁へ、5 番の時に捕逸で 3 塁へ
進塁したという場合です。
※暴投と捕逸の違い
暴投は投手の責任で球がそれた場合をさし、捕逸は捕手の責任で
球がそれた場合をさします。その判断は…周りに任せましょう☆
盗塁は S と記入します。
暴投、捕逸と同様に盗塁した時の打順を記入しましょう。
左の図は 7 番の時に盗塁した図です。
もし盗塁失敗した場合は「STO」と記入します。
ややこしいプレーの一つに「ワンヒット+エラー」というものがあります。
ヒットを打ち、普通であればそこで終わるはずですが
エラーが絡んでさらに進塁した場合のことです。
この場合は普通にヒットを記入し、エラーした分矢印でつなぎます。
…文で説明するの分かり辛いな…。
左の図を見てください!それが一番分かりやすい!
○特殊なプレーの表記
ダブルプレー、ゲッツーですね。
上が 1 番、下が 2 番とします。
1 番は四球で出塁しますが、2 番の打球はショートからセカンドへ
セカンドからファーストへ送られたので「6-4-3」となります。
そして 1 番は 2 番のせいでアウトになったので(2)と書きます。
この時先にアウトになったのは 1 番なのでⅠを、
2 番が後にアウトになったのでⅡを真ん中に記入します。
そして最後に二人を「}」でつないでDPを書いて終わりです。
ややこしい…。
ゲッツーではなくとも他の打者によってアウトになれば
その打者の打順を記入してアウトの数字を真ん中に記入してください。
打った打者は塁に残っているので、打球の行方だけ書き
アウトカウントは記入しなくていいのです。
牽制でランナーが刺された場合は「ケ 1-○」と書きます。
○は投げたポジションを記入します。
左の図は 3 番の時に 1 塁牽制で刺された場合です。
打球が犠牲打となった場合は数字の前に「◇」をつけます。
左の図はセンターへの犠牲フライの場合です。
※犠牲打とはバントや犠牲フライのことです。
自分はアウトになりますが、走者を進めることができます。
この時打率は下がらないのです!
「進塁打」とは違うのですが…。
詳しいことは周りの人に聞いてみましょう!