ライ小麦複二倍体及び両親の胚珠の受精力維持期間及び花粉粒-香川大学学術情報リポジトリ

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ライ小麦複二倍体及び両親の胚珠の

受精力維持期間及び花粉粒

山 本 蕃 良

(昭和27年11月21日受理)

Duration of,the function of ovules,and the pollenin a wheat−rye amphidiploids

andits parents.

By

KiyosiYAMAMOTO

(Laboratoryof Plant Breeding)

属間雑株ライ小麦複二倍体と其の■両親作物とが生理生態的に如何なる関係にあるかは麺昧ある問 題である。筆者は此の領点からの山問題としての胚珠の受精力維持期間に.つき実験し併せて花粉に 閲し慧:干の衛察を行った。 供欝材料は京都大学農学部青酸学研究窒に於て育成されたライ′ト衰複二倍俺中一・系統148■・・−6のF8 及びF5で母朝咋J、麦水原86号(升薇地肌牒頑卯叩),父掛まライ麦ぺ1、クザー・である。胚珠の受精 力維持期間は1951年香川顔大附属農場に於て,不充実花粉の観察は同年同農場及び1949年京都■大学 農学部附属顔場に於て之を行った。 受精力維持期間の検定に当っては供試の系統及び晶静各々印イ固体よりI3穂宛をとり其各々につき 翌日開花すると恩はれ牒小花を小襲では14個,ライ小表,ライ麦では各々16個除腱し5月6日より30 日迄の期間に開花の当日に周・一個体の新鮮花粉を自家授扮した。但しライ表ほ自家授精がよく行は れない傾向があるので他の個体の花粉を授扮した。かくして成熟哲子の着粒を調べた。生理的条件 及び外的環境の相違による誤差をなるべく少ぐするために同様の実験を小変及びライ小麦では各々 5回,ライ麦では4回反覆した。花粉の禰奥のためには供試の系統及び品静の夫々29及び45個体よ り新鮮花粉を個体当り400−100粒宛採りアセトカーミンで染色して検鏡した。 除雄後授粉迄の日数と.着粒率との聞係は第一・表に示す如ぐである。′ト表水原86号ほ最初の3日間 は弟粒率は高く約80一−90一%を示し 以後減少して12日造語粒した。減 少の割合は3日から9日迄は著大 でないが以後急激に減少し11日以 後は0或はこれに近い。ライ小麦 複二倍体148・−6のF5では一般に. 着粒率ほ低く Mt加ZING(ユ939)其 の他の 了ケグオブcαggの場合と同様■で ある。その着粒率は6日日迄ほ多 少変動があるが約23へ40%の所に. あり日数に伴ひ著大な減少を示さ ないがこれ以後ほ急激に減少し8 日以后は0或は.これに近い。ライ 第一・衷 ライ小麦複二倍体及び両親の除雄後授 粉迄の日数と着粒との関係(1951) テラ小変複三宿藤 148−6】㌔ ライ麦ぺ†クザJ・・・・・ 除雄後l 小安水原86号 実 験=静枝に静粒率 お箸涙厚情熱愛整愕撃撃 l こで‥−‡−−・−−∴一 圭一●− 小花数l総数 小澤数l総数l(% 麦ベトクザーは最初の3日間ほ約50∼58%であるがそれ以後多少上昇し8日迄は約60∼76.%の問に あり以後急激に減少し13日に至り0となる。片山氏(1933)によれば小麦,ライ麦その他若干の禾殻 新区於ては除准潰後よりも2日又はそれ以上たつで投扮した方が義和がよいが本実験に於ても亦同

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186 様の傾向が見られ特にライ愛ではこれが顕著であった。本家与り解る様に・ライ小麦複二倍体148一−・6 のF5は■両額より潜粒率も低く胚珠の受精力維持期間も経いと言い得る。 次にライ′ト麦複二倍体及び両親の不充実花粉の割合を見るに小麦水原86号は1949年及び1951年の 平均は2・33%でライ麦ぺ1、クザーーの同年の平均7・32兇に比較して低かった。ライ′j\麦1租−6は1949 年のF8では20.20%であるに対し1951年のf’5でほ11..24%で両者共両親の%と比較して相当大であ るがf、$からF5へと2代を経る聞忙此の.%は約半分佐波少した。これは本ライ小麦複二倍体の橡実 の稔性の増加と関係を有し待よう。 本実験に対し懇切なる御指導を賜った京都大学農学部香川博士及び賓川魚大助教授桑田典氏に対 し深甚なる謝意を表す。 引 用 文 献

ユ・KArAYAMA,Y”1933:CrossiLlg eXPelimentsin ceItain ceIeals with specialIeleIenCe tO difleIent COm− patibility between the recIPIOCalclOSSeS“Memozies of thecollegeofAgzicultuIe KyotoImpeIialtJniveISity・

Nol27

2・MUNZING,A,1939:StlJdies on thepzopeItiesandthe waysofrye・・WheatamphidiploidslfIeIeditas”Band25

R伝sum6

1.Studies were made on the duration of the function of ovules as wellas on the abortive

pollenin a wheat−rye amphidiploidin comparison with those ofitsparents・

2.Thed。ration ofthefunctionofovulesinbothparentswasup toi2days,but thatin

the wheat−rye amphidiploid up to8

3・Thepercentag・eSOfabortivepolleninwheatandryewere2小33%and7・32%respectively,

while that of wheat・rye amphidiploid weTe 20・20%in F8a・ndll・24%in F5・The

percentageisconsiderablydecreasedduringtwogenerationsinwheatqrye a・mphidiploid・

(Received November21,1952)

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参照

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