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平成29年度事業報告

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Academic year: 2021

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平成29年度事業報告

1 要旨 公益社団法人山口県防犯連合会は、警察活動と緊密な連携を図って、「 防犯運動推 進事業」、「 風俗営業の管理者に対する講習並びに風俗環境に関する苦情の処理事業」、 「 適正遊技機の確認と標示並びに営業所に対する立入り検査による不正改造防止事 業」、「 優良防犯資機材等の斡旋、販売事業」、「 その他、当連合会の目的を達成する ために必要な事業」を推進し、犯罪や非行のない安全で安心な住みよい社会の実現を 図った。主な事業活動の状況は次のとおり。 2 実施事業の内容 事 業 区 分 事 業 項 目 事 業 内 容 1 防 犯運 動 ⑴ 防 犯 活 動 自主的な防犯活動を促すため、各種広報媒体等を活用し、 推進事業 普及啓発事業 県民の防犯意識の高揚を図り、「自主防犯」という強い意 (公益事業1) 識が生まれるよう普及、啓発を行った。 ◇ 広報資料等の作成及び各種広報媒体を利用した広報並 びに防犯グッズの普及 〇 防犯ハンドブック、小冊子、うそ電話詐欺等の犯罪 被害防止用のポスター、チラシ等の作成と配付では ・ リーフレット、チラシ うそ電話詐欺被害防止 「本当ですかその話・・・」 38,000枚 「このキーワードが出れば詐欺!!」1,700枚 全国地域安全運動 3,000冊 ・ 冊子 ネット犯罪被害防止ハンドブック 4,000冊 ・ ポスター 祈りの幕が下りる時 700枚 全国地域安全運動 280枚 ・ 防犯カレンダー 山口県防犯連合会カレンダー 200枚 ・ その他 うそ電話詐欺被害防止 「うちわ」 2,000本 「ふくまるくん風船」 3,000個 「手形スイングPOP」 800個 自転車盗難予防

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「ポケットティッシュ」 自転車の防犯登録ツーロック 15,000個 等を作成し、地区防犯協会や警察署の活動を通じて県 民へ配付した。 〇 住宅対象侵入犯罪予防、ひったくり予防、自転車盗 難予防、子供・女性を狙った犯罪予防、万引き防止等 のチラシ等の作成と配付では ・ チラシ 自転車盗難予防 「自転車にカギかけよう」 40,000枚 侵入犯罪予防 「レッツカギかけ」 16,000枚 ・ 冊子 女性の犯罪被害防止 「女性安全マニュアル」 6,500冊 ・ DVD 子供の犯罪被害防止「どう防ぐ子どもへの犯罪 地域の子どもは地域で育てる」 17枚 等を作成し、地区防犯協会や警察署の活動を通じて県 民へ配付した。 〇 防犯に関する視聴覚教材の無償貸出しでは、子供や 高齢者の被害防止のため、防犯DVDやビデオ等を防 犯団体、少年安全サポーター等ボランティア、学校、 警察署等へ合計5回貸出した。 〇 防犯団体、防犯ボランティア団体(438団体、約 28,000人)と連携し、地区防犯協会において、 駅、スーパー等の自転車置き場における鍵かけを呼び かけるチラシ、ステッカー等を配付した。 〇 当連合会のホームページを年間3回更新したほか、 機関紙「防犯やまぐち」 6,000冊×2回=12,000冊 を発行し、当連合会や関係団体の防犯活動を紹介した 広報を行った。 〇 優れた防犯効果を有すると認められる「防犯グッズ」 を地区防犯協会や防犯団体を通じて一般市民に無償提 供して防犯活動を促進した。 〇 青色防犯パトロール車(県下131団体、362台) による巡回広報を16地区協会の防犯ボランティアと 連携して実施した。

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◇ 「犯罪のないまちづくり県民大会」の開催 県民の防犯意識の高揚を図るため、全国地域安全運動 期間中の10月17日(火)、「防府市公会堂」において、 参加者約700名による「犯罪のないまちづくり県民大 会」を開催し、表彰伝達、サイバー犯罪被害防止対策に 関する基調講演等を行った。 ◇ 防犯講習会等の開催 うそ電話詐欺被害防止に資するため、各種会合等にお いて64回の講話を行ったほか、事業所の訪問に際して、 適時、被害防止に向けた協力要請を実施した。 また、地区防犯協会を支援して次の施策を実施した。 〇 園児、小学生、教職員、保護者等を対象とした、 子供の安全確保のための防犯教室や不審者対応訓練 を実施した。 〇 中学生及び高校生を対象にした、自転車の鍵かけ 指導等による自転車盗難被害防止のための防犯教室 を実施した。 〇 高齢者等を対象とした、デイケアセンター、老人 クラブ等の集会の場でのうそ電話詐欺等被害防止の 寸劇等を実施した。 〇 各地区の集会等の場での盗難防止等一般犯罪予防 の講習会等を開催した。 ◇ 防犯モデルポスター、標語の募集と表彰 防犯意識の高揚のため、全国防犯協会連合会との共催 で、防犯モデルポスターや標語の募集を行い、それぞれ 3点、1,165点の応募があり、応募者に記念品(ポ スター)又は粗品(標語)を贈呈した。 ⑵ 防犯団体、 防犯団体や防犯ボランティアに対する指導援助、支援を 防犯ボランテ 行うことにより、防犯活動の活性化を図って犯罪防止に努 ィアの指導及 めた。 び支援事業 ◇ 防犯連絡所指導員に対する防犯協会員団体総合補償保 険掛金の一部助成 各地区防犯協会会長(市長等を会長とする16地区) が委嘱している防犯連絡所指導員(防犯ボランティア活 動の推進役)の活動を支援するため、委嘱されたすべて の防犯連絡所指導員2,464人に対し、防犯協会員団 体総合補償保険(防犯活動中の傷害や賠償事故の補償) 掛金の一部を助成した。

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◇ 大学生防犯ボランティアに対する防犯協会員団体総合 補償保険掛金の助成 山口大学、徳山大学等県下8大学には、大学生防犯ボ ランティア団体があるが、学生の経済的負担を軽減して 防犯ボランティア活動を支援するため、すべての防犯ボ ランティア学生(個人)68人に対して防犯協会員団体 総合補償保険(防犯活動中の傷害や賠償事故の補償)掛 金を助成した。 ◇ 防犯用品、装備等の支給 防犯ボランティア活動を行っている県下16地区の防 犯ボランティア協議会(青色回転灯を装備した車両でパ トロールする団体、子供見守り隊、自治会、PTA等で 構成)に対し、懐中電灯、帽子、腕章等の装備品の提供 等を行った。 防犯連絡所指導員に対し 防犯手帳 262冊 防犯連絡所表札 450枚 等を配付した。 ◇ 防犯功労者及び功労団体の表彰 防犯団体や防犯ボランティアの活動を活性化させるた め、会員所属団体の如何を問わず、献身的に活動を行っ ている県内の団体やボランティアに対する表彰を、地区 防犯協会会長及び警察署長の推薦に基づき警察本部長と の協議により決定し、5月25日の当連合会の総会や 10月17日の犯罪のないまちづくり県民大会等で表彰 した。 〇 全国防犯協会連合会表彰 防犯栄誉金章 1名 防犯栄誉銀章 2名 防犯栄誉銅章 6名 功労ボランティア団体賞 1団体 〇 中国防犯連合会連絡協議会表彰 防犯功労者賞 7名 防犯功労団体賞 1団体 〇 山口県防犯連合会表彰 防犯功労者賞 15名 防犯功労団体賞 8団体 功労ボランティア 2名、1団体 詳細は、「5その他の活動(1)防犯功労表彰」のとおり。

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◇ 地区防犯協会及び地区防犯ボランティア協議会に対す る活動費等の一部助成 防犯協会や地区防犯ボランティア協議会の活動を促進 し、活性化させるため、これら組織(それぞれ県下16) に、活動費等の一部助成を行った。 ⑶ 少 年 の 非 少年の非行防止及び健全育成は、重要な課題であり、こ 行防止及び健 れを推進するため、警察及び関係機関、団体と連携し、次 全育成事業 の取組みを行った。 ◇ 山口県警察少年柔道剣道大会の開催 少年の健全育成を目的に、6月10日(土)、山口県 スポーツ文化センターにおいて、県警察との共催で、「平 成29年度山口県警察少年柔道剣道大会」を開催した。 大会には、平素、警察官等から指導を受けている小学 生216人及び保護者、関係者等約500人が参加し、 柔道個人男子 1位から3位まで4名 柔道個人女子 1位から3位まで4名 剣道個人男子 1位から3位まで4名 剣道個人女子 1位から3位まで4名 柔道団体 1位から3位まで4団体 剣道団体 1位から3位まで4団体 を表彰した。 ◇ 少年相談員(少年指導委員兼務の者を含む。)に対す る少年警察ボランティア団体総合補償保険の掛金及び活 動費の一部助成 少年警察活動の推進役である少年相談員(各警察署長 が上申して警察本部長が委嘱)は、非行のない住みよい 社会を実現するため、少年相談、少年補導、有害環境の 浄化、非行集団の解体補導等を行っている。これらの活 動を支援するため、県下すべての少年相談員788人に 対し、少年警察ボランティア団体総合補償保険の掛金の 一部助成や活動費の一部助成を行ったほか、防犯ハンド ブック等を配付して活動を支援した。 ◇ 中学生作文の募集と表彰 中国防犯連合会連絡協議会との共催で、県下のすべて の中学生を対象とした少年の非行防止、防犯意識の高揚 のための作文の募集を行い、46の中学校から399編 の応募があり、優秀作品13編を表彰したほか、応募者 全員に記念品を贈呈した。

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2 風俗営業 ⑴ 風俗営業 ◇ 風俗営業の管理者に対する講習 の管理者に対 の管理者に対 山口県公安委員会からの受託事業である「風俗営業管 する講習及び する講習 理者講習」を、次のとおり実施し、遵守事項等を徹底し 風俗環境に関 た。 する苦情の処 【開催結果】 理事業 開催日 開催場所 対象種別 受講者 (公益事業2) 5 月 29 日 山陽小野田警察署 料理店等 7 人 6 月 19 日 岩国警察署 料理店等 21 人 6 月 23 日 山口警察署 料理店等 15 人 7 月 13 日 下関警察署 ゲームセンター等 19 人 7 月 19 日 柳井警察署 料理店等 21 人 7 月 21 日 萩警察署 料理店等 20 人 8 月 10 日 周南警察署 料理店等 27 人 8 月 24 日 周南警察署 ぱちんこ店 26 人 9 月 20 日 宇部警察署 料理店等 52 人 9 月 25 日 防府警察署 料理店等 11 人 10 月 23 日 山口南警察署 料理店等 9 人 10 月 25 日 下関警察署 料理店等 26 人 11 月 20 日 山口警察署 ゲームセンター等 10 人 11 月 22 日 長府警察署 料理店等 22 人 12 月 4 日 岩国警察署 料理店等 24 人 12 月 6 日 小串警察署 料理店等 18 人 1 月 18 日 周南警察署 料理店等 16 人 1 月 26 日 岩国警察署 ぱちんこ店 24 人 2 月 23 日 宇部警察署 料理店等 24 人 合計19回 392人 ⑵ 風 俗 環 境 ◇ 苦情はなかったものの、苦情処理を通じて把握した情 に関する苦情 報については、風俗営業管理者講習に反映することとし の処理 ている。 3 適 正遊 技 ⑴ 適正遊技 ◇ AMマーク貼付事業の推進 機の確認と標 機の確認と標 適正遊技機普及のための遊技機検定済標章(AMマー 示並びに営業 示 ク)貼付事業については、県下14地区遊技場防犯組合 所に対する立 等との委託関係を構築して推進した。 入り検査によ 【実施結果】 る不正改造の 遊技機の型式等確認を行い、合計41,188台に標 防止事業 章を貼付した。

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(収益事業1) ⑵ 営業所に ◇ 営業所への立入り検査 対する立入り 県遊協不正防止対策委員会及び検査専業者と連携し、 検査による不 不正遊技機排除に向けた立入り検査を行い、簡易チェッ 正改造の防止 カーによる検査を徹底したほか、業者による検査を実施 した。 【実施結果】 県内のパチンコ店6店舗に立入り、合計36台の検査 を実施し、県警察本部担当課に結果報告を行った。 ◇ 関係団体との連携 県遊協の不正防止対策委員会に参画し、同委員会で必 要な提言を行った。 4 優 良防 犯 (1) 優良防犯 ◇ 優良防犯資機材の斡旋、販売 資機材等の斡 資機材等の斡 【実施結果】 旋、販売事業 旋、販売 主なものは、次のとおり。 (収益事業2) 特別警戒隊腕章 180枚 警察官立寄所表札 78枚 桃太郎旗 17本 防犯広報用「懸垂幕」 4枚 警察官立寄簿 30冊 カラーボール(含練習用) 141個 防犯指導員腕章 250枚 防犯指導員証ケース入れ 925枚 古物商標識 145枚 金属くず標識 12枚 等を地区協会、防犯団体、防犯ボランティア等に斡旋、 販売し、防犯活動を支援するとともに古物営業等の適正 化に努めた。 5 そ の他 の (1) 防犯功労 ◇ 全国防犯協会連合会表彰 活動 表彰 9月28日の全国地域安全運動中央大会で、警察庁長 官、全防連会長の連名表彰等を9名と1団体が受賞した。 ○ 警察庁長官・全防連会長表彰 防犯栄誉金章 周南市 杉 村 勝 美 氏 防犯栄誉銀章 柳井市 村 川 照 敏 氏 〃 下松市 清 水 博 晴 氏 ○ 全防連会長表彰 防犯栄誉銅章 周南市 笠 井 ・ 夫 氏 〃 防府市 濵 田 紘 海 氏 〃 山口市 西 村 新 二 氏

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防犯栄誉銅章 宇部市 永 井 宇 行 氏 〃 美祢市 尾野本 惠 溥 氏 〃 下関市 城 石 豊 氏 功労ボランティア団体 美祢市 夜回りオヤジ ◇ 中国防犯連合会連絡協議会表彰 9月29日、中国管区警察局長・中防連会長連名によ る防犯功労表彰を7名と1団体が受賞した。 ○ 個 人 岩国市 小 林 利 生 氏 柳井市 若 山 榮 治 氏 防府市 今 井 和 男 氏 山口市 矢 儀 昭 人 氏 山陽小野田市 藤 田 正 人 氏 長門市 伊 達 剛 氏 萩 市 田 渕 弘 彦 氏 ○ 団 体 防府市 勝間地区防犯パトロール隊 ◇ 山口県防犯連合会表彰 5月25日、県防連総会において、警察本部長、県防 連会長連名で ○ 防犯功労者賞 15名 ○ 防犯功労団体賞 8団体 ○ 功労ボランティア 2名、1団体 を表彰した。 (2) 会 議 の ◇ 山口県防犯連合会主催の会議等 開催、出席等 ○ 山口県防犯連合会第1回定時理事会 (5月9日)山口市 ○ 山口県防犯連合会定時総会 ○ 山口県防犯連合会臨時理事会 (5月25日)山口市 ○ 山口県防犯連絡所指導員協議会連合会理事会・総会 (9月1日)警察本部 ○ 犯罪のないまちづくり県民大会 (10月17日)防府市 ○ 山口県防犯ボランティア連合会総会・研修会 (11月16日)県警本部 ○ 山口県防犯連合会第2回定時理事会 (3月19日)山口市

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◇ 全国会議等 ○ 都道府県防犯協会専務理事会議 (4月21日)東京都 ○ 中国防犯連合会連絡協議会総会 (7月24日)広島市 ○ 全国地域安全運動中央大会 (9月28日)東京都 ○ 風俗環境浄化事業運営管理者会議 ◇ 職域防犯団体等会議 ○ 山口県遊技業協同組合不正防止対策委員会 (年6回)山口県遊技業協同組合 ○ 遊技場健全化行政連絡会議 (年6回)県警本部 ○ 山口県ネットワークセキュリティ協議会 (4月14日)警察本部 ○ やまぐち犯罪のない安全で安心なまちづくり推進協 議会幹事会 (5月9日)県庁 ○ 社会を明るくする運動山口県推進委員会 (5月15日)県庁 ○ 山口県被害者支援連絡協議会広報分科会 (5月23日)警察本部 ○ 薬物乱用対策推進本部委員会 (5月25日)県庁 ○ 山口県学校等安全連絡協議会(第1回) (5月31日)県庁 ○ やまぐち犯罪のない安全で安心なまちづくり推進協 議会総会 (6月7日)県庁 ○ 高齢者安心安全訪問ネットワーク会議 (6月16日)県庁 ○ 山口県デパート・スーパー等防犯対策協議会総会 (6月27日)警察本部 ○ 山口県被害者支援連絡協議会総会 (7月21日)県庁

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事業報告の附属明細書

平成29年度事業報告には、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則」第3 4条第3項に規定する附属明細書「事業報告の内容を補足する重要な事項」が存在しないので 作成しない。

参照

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