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平成 24 年度事業報告 はじめに登記取扱件数の減少は 平成 24 年度も変わることなく推移し 年度後半に政権が民主党から自民党に代わり 安倍新総理は積極的な金融政策の実行を掲げ インフレ目標を年 2% と定めた これまでの円高は急速に変化し 円安から株高となって やや出口が見えてきたようなムードに

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平成24年度事業報告

はじめに 登記取扱件数の減少は、平成24年度も変わることなく推移し、年度後半に政権が民主 党から自民党に代わり、安倍新総理は積極的な金融政策の実行を掲げ、インフレ目標を年 2%と定めた。これまでの円高は急速に変化し、円安から株高となって、やや出口が見え てきたようなムードになってきたが、まだまだ不透明であり、震災から2年、復興は門口 に立ったところだ。福島県原発事故の廃炉、避難地域の復旧は先が見えない状況がこれか らも長く続きそうだ。こんな中、われわれ司法書士は、それぞれの事務所の創業を目指さ なければならない。 オンライン申請(特例方式)は、漸増したものの、利用率は依然低迷状態だ。法務局並 びに関係機関の理解を求めながら努力するしかないだろう。 正副会長会は、1ヶ月に一度は集まり、直面する問題、課題を的確に議論し、どんどん 実行に移してきたが、あとからあとからやってくる。 事務局は、事務処理にあたる各機器、システムの構築、会議室の改善などに努めた。事 務処理量の絶対的増加に対応するため、人員を1名増員した。ただ、今後もこの傾向は続 いていく模様であり、適切に対応する必要があるだろう。 相談事業部は、県下各地の相談所での面接相談や法テラスの相談、電話による法テラス 相談を持続し、各地の相談会場を適宜、法テラス相談会場として対応するようにした。わ れわれの業務は相談に始まり、相談に終わる。相談員の強化を図り、様々な要請に応じら れるものとしてきた。労働問題110番など、タイムリーなものを開催した。 市民事業部は高等学校などへの講師派遣を継続し、増える要望に着実に応えてきた。司 法書士の職業講話なども増加してきた。生活保護、自殺対策、メンタルヘルスなど権利擁 護の活動も強化した。 企画研究部の労働、家事、不動産登記、交通事故、会社法務、権利擁護などの研究会は、 幅広いニーズに応えられる様に研鑽を重ね、公開講座も開催した。大学との共同研究も、 引続き進め、研究発表など成果を出した。参加会員のがんばりに期待したい。 広報部は、近畿司法書士会連合会との連携でイメージキャラクターとしてタレントロザ ンを起用し、また独自に西宮ガーデンズでのイベントを成功させた。神戸新聞に記事広告 を掲載するなど、積極的に制度広報に努めた。その勇気ある行動に拍手を送りたい。 ADRは、独自な運営の一歩、調停センター(愛称:ぽると)を踏み出し、平成25年 度認証取得に向け、手続きは大詰めを迎えた。心を引き締めてがんばってもらいたい。委 員各位の熱意に謝したい。 研修部では既会員や新入会員の研修、配属のお世話と忙しく活動した。企画研究部など と連携し、課題に即した研修会を多く手掛けた。 社会が複雑になり、会員と社会の摩擦が増えると、苦情は増える。直接、法務局に苦情 や懲戒の申立が出たりするが、総務部はその対応にしっかりと取り組んできた。綱紀調査 委員会は案件の処理に努力してくれたが、苦情増加の傾向は歯止めがかかっていない。裏

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方の苦労は大変なものだ、縁の下の力持ち、総務部の委員には心より謝したい。 会員事業部は、月1回の会報、表紙も改まり、楽しいものになってきた。親睦事業も、 盛り上がり、充実したものになった。 災害対策部など各種委員会は時々刻々と変化する中、果敢に勇気を持って行動した。 1.総務部 (1)総務部総務課 平成24年度は、以下の規則等の見直しをおこなった。①情報公開に関する規則、② 役員手当支給規則及び同規程、③法改正に伴う依頼者等の本人確認等に関する規程。 また、平成23年度同様新入会員研修会を実施し、入退会に伴う会員情報については 各支部への通知方法等を簡略化した。 会館の維持管理に関しては、経年劣化による設備等の修繕をおこなうと共に3階和室 を会議室に改装した。その他、会館電球のLED化を検討し、図書室利用の効率化を図 るために所蔵書籍の整理をおこない利用方法等を周知した。 (2)総務部業務課 平成24年度も毎週平日の13時から17時まで副会長・理事と共に市民からの苦情対応 をおこなった。特に平成24年度後半は多重債務処理に関わる会員の破産事件に伴い、未処 理依頼者の苦情対応等をするなど連日の電話対応をした。平成24年度も苦情の申し出が多 く、苦情事案等における会員からの事情聴取、綱紀調査委員会への調査委嘱書の作成、会員 に対する指導書や注意勧告処分書の作成、法務局からの調査依頼に対する報告書などの作成 をおこなった。 また、新入会員研修会において職務上請求書の取り扱いの研修講師を担当した。 (3)非司法書士対策委員会 司法書士法違反行為が疑われる個別案件については、平成23年度から継続対応した 違反の疑いのあるホームページの管理者である行政書士、税理士等に加え、会員から情 報提供を受けた具体的事案である測量士、保険業者等に対して質問状の送付等による調 査をおこなった結果、4件について本会として警告書を発送し、2件については併せて 兵庫県行政書士会に対して調査及び処分等の申し入れをおこなった。対応した7件のホ ームページはすべて記載内容の訂正(閉鎖を含む)がなされた。 また、非司法書士対策事務規程を非司法書士対策委員会規程と改め、登記申請書調査 についての定めを司法書士法施行規則第41条の2の規定に適応させると共に、委員会 活動の水準向上を図るための全般的な整備をおこなった。 なお、登記申請書調査については、法務局からの委嘱がなかったためできなかった。 2.経理部 本会会計処理の効率化をはかるため、平成23年度に本会財務システムの見直しをおこ

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ない、平成24年度に本格稼働した。導入した財務システムを活用し、本会会計の月次決 算書等予算執行に関する資料を各部門に積極的に提供するなど、財務状況の情報発信に努 めた。 また、各部・委員会等と関係各位のご理解ご協力により、メール利用による会議資料の 事前配信等会議運営の効率化とペーパレス化の推進及び郵送料金契約の見直しに伴う経費 節減、総務部と連携して本会会館の保守・財務管理に取組んだ。 3.企画研究部 当部では、4研究会(うち裁判実務研究会にあっては、さらに4研究部会に分かれる)、 2委員会において、それぞれの専門分野ごとに様々な課題を設定し、これに必要な研究を 重ねるとともに、関係各部と連携し、事業活動を展開した。 また、司法書士制度発展に向けた地域連携事業等推進の基盤づくりに取組んだ。 (1)不動産登記法研究会 ① 司法書士が民事責任を追及された裁判例を研究し、専門家としての司法書士の適正 な執務の在り方を検討した。 ② 当研究会が検討してきた執務の在り方につき、会員自身が日常業務における適正な 執務を考える機会として、意見交換形式の公開研究会を実施した。 ③ 会員から照会のあった日常業務問題は、法務局との事務連絡会(平成24年9月1 3日開催)において協議した。 ④ 近畿司法書士会連合会から要請を受け、新人研修会へ講師派遣をおこなった。 (2)企業法務研究会 ① 「役員変更登記はお済みですか月間」の電話相談会を相談事業部と連携し実施した。 また、広報部、各支部と連携し、県下の法務局、公証役場等にポスターを掲示し、本 会HP、神戸新聞等で広報をおこなった。 ② 「会社法務を考える」をテーマに市民公開セミナーを開催した。 顧問契約の推進をめざし、講演会と司法書士によるパネルディスカッションをおこ なった。 ③ 公開研究会を3回開催した。 ④ 支部研修会に講師を派遣した。 ⑤ 神戸地方法務局との事務連絡会(平成24年9月13日開催)をおこなった。 (3)権利擁護研究会 ① 部会員より特に対応の難しい困難事例等の提供を受け、座談会形式での検討をおこ なった。座談会には精神保健福祉士や兵庫県社会福祉協議会等にも加わってもらい、 より実務的な問題点についての意見交換をおこなった。 ② 平成24年度施行された「障害者虐待防止法」について、成年後見制度を含めた司 法書士としての対応の在り方を検討した。それに関連するテーマで外部からの講師派

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遣の要請があり、「知的障害者支援施設」や「(行政主体の)高齢者等自立支援協議会」 へ部会員の派遣をおこなった。 ③ 各会員に配布済である「権利擁護相談マニュアル」を利用して、「依存症」をメイン テーマとした公開研究会を実施した。各会員の法律相談や後見業務等の際に、依存症 についての理解をより深めてもらいたいとの考えから、講師としてアルコール依存症 の体験者に加わってもらった。 ④ 外部の相談事業への参加として、兵庫県弁護士会主催「高齢者・障がい者権利擁護 なんでも110番」の事業に、相談員として部会員を2名ずつ月に1回派遣した。 (4)倫理検討委員会 ① 平成24年度は、昨年より検討している専門職後見人としての司法書士倫理につい て研修資料の作成をおこない、研修部と連携し、2月10日の本会第2回中央研修会 (成年後見研修会)において、委員が講師となって研修を実施した。 ② また、リーガルサポート兵庫支部と共催で、「成年後見人の倫理∼信頼される後見人 とは?∼」と題した市民公開フォーラムを開催した。当日は、市民後見人養成講座の 受講生や実際に市民後見人として活動している方、他士業の専門職後見人など108 名の参加者があった。 ③ 西播支部・明石支部合同研修会(1月26日)に講師派遣をおこなった。講義内容 は①と同じテーマで実施した。 ④ その他、月報司法書士に掲載された綱紀事案等の検討もおこなった。 (5)後見業務検討委員会 ① 公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート兵庫支部の正副支部長をオブザ ーバーとして委員会に出席いただき、情報交換及び両団体間の事業活動の連携につい て協議した。 (6)裁判実務研究会 ① 消費者法研究部会 ・圓山茂夫准教授(明治学院大学)、兵庫県下の消費生活センター相談員の方々を招い て、消費者被害事例や消費者事件の裁判例につき、事例検討をおこなった。 ・当会ホームページコンテンツ「借金問題,契約トラブル」の内容を検討し、作成し た。 ② 交通事故研究部会 市民の情報不足や無意識による不当解決防止に寄与することを目的として、交通事故 の事件処理を会員の一般的業務とするべく、以下の事業をおこなった。 ・基礎講座及び尋問技術などの研修会を企画し、研修部と連携し実施した。 ・相談件数を増やすべく、交通事故事件独自の広報手段について検討し、交通事故事 件専門チラシを作成し、各支部及び兵庫県警の協力のもと、県下各署へ配布した。 ・交通事故事件処理に必要な基本書籍の購入をおこなった。

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・市民の法律相談費用及び裁判にかかる司法書士報酬の支払いを容易にすることによ り、市民から司法書士へのアクセスを容易にするべく、各損害保険会社に対し、「法 律相談費用特約及び損害賠償費用特約は司法書士にも適用されるのか否か」の照会 をおこなった。 ・各支部へ交通事故に関する研修の講師を派遣した。 ③ 労働問題研究部会 ・研究事業 会員及び部会員より相談事例の提供を受け、司法書士による労働事件実 務の問題点を検討した。 ・相談事業 例年実施していた110番事業の開催時期及び期間を見直し、「労働ト ラブル110番ウィーク」を企画・運営し、広報部と連携して市民向けの広報活動 をおこなった。 ・研修事業 実務に精通した司法書士・社会保険労務士を招聘しての裁判実務研究会 や公開研究会を企画・運営し、部会員が講師となって基礎研修としての公開研究会 などの企画・運営・実施をした。また、各支部からの要請に応じて研修講師派遣を おこなった。 ・以上の事業を実施するなかで、労働事件を取り扱う会員の増加・市民からの相談の 増加のために実施すべき事業内容や方法についての課題を検討し協議した。 ④ 家事事件研究部会 ・家事事件手続法施行に伴う家事調停手続及び審判手続の改正点について検討した。 ・平成25年1月1日の「家事事件手続法」施行を控えて、外部講師による研修会を 企画し、研修部と連携し実施した。 「家庭裁判所における本人支援の実務」に関して、外部講師による公開研究会を実 施した。 ・ 兵庫県青年司法書士会からの共同研究の要請を受けて、「特別縁故制度に関する考 察」について共同研究をおこなった。 たんば支部からの講師派遣要請を受けて、不在者財産管理業務に関する講師派遣を おこなった。 ・神戸支部家事事件勉強会(毎月第1月曜日開催)へ参加し、情報交換をおこなった。 4.研修部 (1)会員研修委員会 会員研修、平成24年度は以下の通り実施した。 ① 中央研修会 平成24年度の中央研修会は、報告資料のとおり実施した。 ② 年次制研修 平成17年度から開始された全国統一の年次制研修会は、報告資料のとおり、開催会場 地の支部からの運営協力を得て、4会場6日程にて実施した。例年、参加希望日に大きな

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ムラがあり、グループ編成に苦慮するのであるが、平成24年度は但馬支部の会場を変更 していただき、姫路支部も当初手配いただいた日程を変更していただいたお蔭で比較的容 易にグループ編成ができたことに感謝する。 司法書士としての職業倫理の保持を目的とするこの研修は、司法書士登録3年目以降5 年毎に受講義務が課せられており、司法書士が国民の信頼と期待を高い次元で得るための 重要な研修となっている。 平成24年度は第8回目ということで、昨年、一昨年に引き続いて対象会員の多くが2 回目の受講となるので、皆さん、研修の重要性を充分に認識して積極的に受講されていた ように感じた。 ③ 実務研修会等 実務研修会・裁判実務研修会・権利擁護研修会・災害対策研修会については、報告資料 のとおり実施した。 開催日程・会場の都合で、どうしても神戸を中心とした開催になってしまうが、報告資 料のとおり、講師の了解が得られない講義を除いて「映像配信システム」へ配信し、事務 所等でも視聴受講できるよう努めた。 (2)新人研修委員会 平成24年度、神戸地方法務局管轄での合格者数は30名であり、前年度の49名に 比べて3割以上合格者数が減少した。全国的に合格者数が減っていることを考えても、 兵庫県における減少数は多くなっている。 例年通り、合格証書伝達式後、法務局において新人研修に関するガイダンスをおこな った。また、合格証書伝達式と当会第1回集合研修までの期間が短いことを考慮して、 当会HPにおいて集合研修に関する案内を、合格者発表後直ちにおこなった。昨年に引 き続き、平成24年度も法務局における合格証書伝達式が午後におこなわれたことによ り、伝達式を欠席する合格者が数名散見された。 新人研修の内容に関しては、平成23年度を踏襲しつつ、一層充実した内容とすべく 集合研修を1日増やすこととした。また、配属研修についても、例年3月中旬より開始 していたものを新人が受講しやすいよう12月初旬には指導員を決定し、1月中旬より 開始することとした。結果、集合研修を3日間、配属研修を30日間実施することとな った。集合研修に関しては、平成24年12月1日及び平成25年3月9日・16日の 3日間実施し、配属研修に関しては、平成25年1月中旬以降から各指導員を引き受け ていただいた会員の事務所において実施した。 第1回集合研修は、午前の部で組織の説明及び受講者が自己紹介をおこない、午後の 部では、倫理・綱紀案件・司賠責の講義をおこなった。これらを踏まえて、少人数(5 ∼6名)でのグループディスカッションを実施した。なお、新人受講生は38名であっ た。 第2回及び第3回集合研修は、受講生が司法書士役となり、新人研修委員が依頼者と なって模擬相談をおこなった。事例の内容は、裁判・相続・会社設立・不動産取引・債 務整理・担保設定・成年後見の7つとした。我々の業務においても相談を受けることか

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ら始まるものであり、模擬とはいえ相談内容に関しては、新人にとって注意して貰いた い点を盛り込んだ内容とした。相談終了後は新人研修委員側から解説講義をおこない、 受講生にとって充実した研修になったものと考えている。平成25年度以降、模擬相談 の内容をより一層充実したものとし、受講生にとって、その後の司法書士業務をおこな うにあたっての基礎としたいと考えている。なお、第2回集合研修の受講生は34名、 第3回集合研修は35名であった。 配属研修に関しては、配属研修指導員候補者の確保、期間、時期等、今後とも一層受 講しやすい態勢を整える必要があるものと考える。 最後に、当委員会委員各位、指導員をお引き受け頂いた会員各位におかれては、当委 員会活動に多大なるお力をお貸し頂き深く感謝し、この場を借りてお礼申しあげます。 (3)補助者研修委員会 補助者研修会は、報告資料のとおり実施した。 平成24年度の研修は、総務部が職務上留意すべき事項、司法書士の職務範囲に関する講 義をし、その後に補助者体験記と外部講師が接客・接遇マナーに関する講義を実施した。 5.市民事業部 (1)消費者講座対策事業 毎回実施先から好評を博している高等学校、短期大学への出前講座(消費者教育講座 (旧消費者講座)及び職業人による講話)であるが、平成24年度は県下の高等学校・ 短期大学にあてて講座案内を3回(7月・11月・3月)、印刷した講座案内チラシと ともに発送した。一方、一般市民対象の講座については会員各位にご協力をお願いし、 また各支部のご協力も得ながら、各位の幅広い人脈を活用した講座のPRを継続した。 平成24年度の申込及び実施講座状況は、学校対象の消費者教育講座23件、同じく 職業人による講話6件、一般市民対象の講座6件である。市民講座並びに消費者教育講 座実施数についてはほぼ横ばい状態、「職業人による講話」の実施数はわずかではある が着実に増加している。 平成24年12月13日消費者教育の推進に関する法律(平成24年8月10日成立) が施行された。 学校現場ではすでに消費者教育・法教育の観点が盛り込まれた教科書、学習指導要領 の改訂等がおこなわれる一方、近年の社会状況等を反映して、キャリア教育への取組も 課題とされている等の状況から、学校側の問題意識の多様化と当会の講座に対する需要 の多様化が見込まれる。 そこで、より充実した講座の実施と会員講師の負担軽減、講師派遣手続の円滑な実施 を目的として、変化の激しい学校側の状況を把握しこれに的確かつ迅速に対応するため に必要となる情報の収集をおこなうべく講座案内・申込書やアンケートの改訂をおこな った。また、実施後のアンケート結果のみならず過去に累積する現行版アンケート全て の結果も含めて分析や検討を加えるほか、賛助団体として継続加入する司法書士法教育 ネットワークを通じて、あるいは日本司法書士会連合会をはじめとした各司法書士会、

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消費者教育に関し各関連団体が行うシンポジウム、研修会等に積極的に委員を派遣して、 情報収集に務め、これらに基づき当会の実施する講座のあり方や課題等についての検討 を重ねる一方、検討結果や収集した情報および教材、シンポジウムや研修会等の案内、 実施予定講座の同行者制度案内などについての広範な情報を、講師団メーリングリスト や講師団連絡会(平成24年11月3日開催)を通じて随時提供したり、マニュアルを 新しく作成しこれを講師団登録会員に配布したりして、現在のみならず将来をも視野に 入れた講座充実と会員講師の負担軽減に向けた取組を続けてきた。 また、講師団連絡会では、司法書士小牧美江氏(近畿司法書士会連合会法教育推進委 員会委員長)を講師として迎え「新教科書を活用したこれからの法教育・消費者教育の 展望 ―学習指導要領の改訂と消費者教育推進法の制定を受けて―」と題して講義いた だき、講師団登録会員に最新の情報を提供するとともに、会員講師間及び参加された学 校の先生方との間で情報・意見交換をおこなった。これは、連絡会開催にあたり県下全 高等学校・短期大学にご案内を差し上げたところ消費者教育の中心的役割を担っておら れる2名の高校の先生に出席いただいたもので、白熱した議論がおこなわれ、講座実施 事業の上で大変有意義な会議となっただけでなく、副次的効果として当会の取組や司法 書士制度についても親近感を持ってご理解いただくことができ、「司法書士」が教科書 に取り上げられたことと相まって、司法書士制度広報上も大変有意義なものとなった。 なお、兵庫県及び兵庫県教育委員会に対し、行政機関や教育機関等がおこなう消費者 教育の推進に関する法律の施行に伴う各種施策の実現に当会が協力していく用意があ る旨伝えるとともに、当会の各種講座案内の広報面についても検討し、HP掲載の講座 案内を改訂したり、各支部からご協力をより得やすいよう案内文書の改訂をおこなうと ともに事務手続、人的金銭的負担等について検討・確認したりしたほか、ラジオ広報(F Mゲンキ)において従来から実施されている講座案内に加え「司法書士の日」にちなみ 生出演してのPRをおこなった。また、当会が実施する「消費者教育講座」は消費者教 育推進法に対応する事業であることを明確にするためその名称を「消費者教育講座」と 改めた。 消費者教育講座等の実施に関する取組については、会員講師の皆様にご尽力いただい た結果、例年講師団会議の席上で学校の先生方から、平成24年開催の第98回定時総 会においてはご来賓挨拶の中でも大変高い評価をいただいている。 (2)学術交流事業 ① 神戸学院大学 平成13年(2001年)10月、当時の本会会員の尽力により、神戸学院大学法学部と 「神戸学院大学法学部と兵庫県司法書士会との学術交流協定」が締結され、本年も当会の会 員が客員教授として、神戸学院大学において講義をおこなった。 講義は、毎週金曜日の15時から16時30分まで90分間、前期はポートアイランドキ ャンパス、後期は有瀬キャンパスでおこなっている。 全講義終了後、レポート課題を提出させ、レポートの点数及び出席日数をもとに成績をつ ける(A∼Dの評価)。平成24年度の履修者は、前期約30名、後期約80名であった。

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② 甲南大学 甲南大学との学術交流事業の一環として、司法書士の講義が始まったのは、平成19年度 から平成24年度で通算6年目となった。 講義の対象は、法学部2年生で「2年次特講」という名称になっており、憲民刑などの必 修科目の周辺科目という位置付けで、学生が興味に応じて学ぶ自由選択科目である。講義の 目的としては、法学部で学んだ学生の卒業後のキャリアプランを考える上で、ロースクール に進学する以外にも、法律関係の職業があるということを知ってもらうことをメインに考え ている。講義方法としては、4人の司法書士が1人3∼4回の講義を実務の話を織り交ぜな がらリレー形式で担当し、一つの講義で複数の専門家から実務の話を聴けるため、普段の授 業とは一味違うと好評を得ている。 (3)自殺対策事業 平成24年の警察庁の発表では、15年ぶりに全国の自殺者数が3万人を下回り2万 7766人(速報値)となった。兵庫県内においても前年1303人から平成24年は 1224人となり、全国的に見ても大都市圏を中心に自殺者数が減少している。一方、 今後も引き続き危惧されるのは、若年層や高齢者の増加傾向が見られることである。特 に、この若年層や高齢者に関しては、ギャンブル・アルコール・薬物などの依存症にも 増加傾向が見られることもあり、要注意層となってくるものと思われる。 さて、当委員会の平成24年度の事業としては、10月に平成22年度から、県内を 回ってきた「自殺対策官民合同研修会」を神戸で開催し、今回で「自殺対策官民合同研 修会」は一区切りをつけた。この最終会においては、県内各地から地域精神保健福祉関 係者、大学関係者とはじめ、神戸市医師会からの参加もいただいた。外部団体、機関か ら50名を超える方々が研修会に参加され、今後、県内各地で司法書士との連携が推進 されるものと思われる。また、3月には日本司法書士連合会自死問題対策委員会岩井英 典委員長を招き、自死問題に関して司法書士として取り組む課題について研修会をおこ なった。 そして平成23年度に続き、県内の地方公共団体から一般職員向けの研修会講師の派 遣の依頼もあった。具体的には、三木市・篠山市・加東健康福祉事務所(三木市・西脇 市・小野市・加西市・加東市・多可町)からの派遣要請で、これらの市町の各担当部署 の職員が多く研修会に参加された。 さらに、平成23年度に引き続き兵庫県、神戸市などの行政が主催する普及啓発活動 (シンポジウム・フォーラムなど)の普及啓発活動や支援者向けの様々な研修会に当会 からも積極的に参加、あるいは、協働で開催し、行政側との連携強化がより一層推進し ている。 民間の各団体や学術団体との関係強化も進んでいるところである。まずは、平成24 年度から、兵庫県弁護士会との連携に向けての意見交換会を二度開催し、平成25年度 から当会と共に自殺対策を協力しながら推進することで意見が一致した。神戸市医師会 とは、医師会主催の神戸市自殺対策拡大会議に当会も委員として参加メンバーに加わり、 兵庫県弁護士会・神戸市医師会・神戸市との共催により、自殺総合対策拡大会議「神戸

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自殺総合対策フォーラム」を3月に開催した。将来的には、神戸市医師会のGPネット ワークと、当会との連携を視野に入れ活動を継続していく。一昨年、兵庫県と一般社団 法人うつ病の予防と治療日本委員会を、当会がつなげたこともあり、両者の「職場での メンタルヘルスやリワーク」に関する普及啓発や具体的なモデル事業が始まり、当会も 微力ながら協力をさせていただいている。平成24年度は3回にわたり、県内の企業経 営者を中心に、多くの企業が従業員に対するメンタルヘルスでの「復職プログラム」に 真剣に取組もうとしている。同様に、依存症に自助グループ(GA.AA,NA)など とのオープンミーティング等にも積極的に参加し、交流を深めているところである。 最後に、司法書士自身や各個人事務所の補助者に対するうつ病の予防とうつ病に罹患 した場合の早期発見を目的に、平成24年度も大阪大学大学院の石蔵文信准教授を招い て座談会を開催した。 (4)生活支援対策事業 ① 会員のおこなう権利擁護活動の推進等 ・「高齢者・障がい者・ホームレス等に対する生活支援権利擁護助成規程」に基づく助 成金支給制度の運用をおこなった。(平成24年度実績17件) ・上記助成規程に関して、更に充実した支援活動をおこなうため、助成制度の会員への 周知の方法及び規程そのものの改訂等について検討した。 ② 研修会等 下記日程にて生活保護制度をめぐる最近の動向について理解を深めるべく研修会を 企画・開催した。 ・平成24年6月22日(金) 18:00 ∼ 20:00 場所 兵庫県司法書士会館 1.「渋谷ブランニューデイズ∼ 貧困問題の最前線と野宿する人々のドキュメンタリー映画」視聴 2.「生活保護制度と扶養義務の関係」 講師 市民事業部生活保護問題対策委員長 中村 宏二 会員 ・平成24年10月29日(月) 18:00 ∼ 20:00 場所 兵庫県司法書士会館 「生活保護の実務と生活保護制度をめぐる最近の動向」 講師 弁護士 小久保哲郎 氏(生活保護問題対策全国会議事務局長) ③ 相談会活動等 ・NPO法人神戸の冬を支える会が兵庫県から委託を受けておこなっている生活困窮者 のための支援事業、通称「きずなサポート事業」の法律相談会に会員を相談員として 派遣した。 平成24年4月18日(水),6月20日(水),8月15日(水),10月17日(水), 12月19日(水),平成25年2月20日(水) 各10:00∼16:00 場所 きずなサポート尼崎事務所 きずなサポート姫路事務所

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相談件数合計 尼崎 2件 姫路 19件 相談員 34名 ・相談事業部と協力して、NPO法人神戸の冬を支える会等の団体がおこなう生活困窮 者のための野外における越年越冬活動の会場において「年末年始くらしの相談会」を 実施した。 平成24年12月28日(金),29日(土),平成25年1月3日(木),4日(金) 各10:00∼16:00 場所 神戸東遊園地 相談件数合計21件 平成25年 1月 6日(日) 10:00∼15:00 場所 尼崎橘公園 相談件数合計4件 相談員 計19名 ④ その他 ・「反貧困全国キャラバン2012」の兵庫における活動(平成24年9月24日∼9 月29日)に対する本会からの協力につき窓口となって対応した。 ・委員の知識の向上ないし知識の共有のため、また今後の委員会の活動の仕方を考える ため、委員の経験した生活保護に関する具体的な支援事例について検討した。 6.会員事業部 (1)兵庫県司法書士会会報 ・「会報」は、例年通り、月1回の割合で継続して発行した。 ・「会報」の表紙を変更した。 ・本会ホームページへの会報記事掲載や会員専用ホームページについて検討した。 (2)親睦事業 ・平成25年2月24日に、親睦会「ふぐ鍋」を開催した。 ・家族や補助者を含め55名の参加があった。 (3)福利厚生事業 ・「会員の福利厚生事業への援助・補助」について原案を検討した。 (4)その他 ・会務IT化推進委員会との連携につき、本会の会員専用フォーラムは廃止のため運用等の 検討はおこなわなかった。 ・本会各部各委員会のメーリングリストの管理につき、会務IT化推進委員会より引き継ぎ に関する検討をおこなった。 7.相談事業部

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(1)兵庫県司法書士会総合相談センター 県下各地の総合相談センターにおいて、無料相談会を開催した。現在相談会場は本会主催 のものが24箇所、行政が窓口でおこなっているものが15箇所、合計39箇所有り、県民 の法律相談に応えている。神戸支部に運営を委託している神鉄岡場会場が法テラスの指定相 談場所の指定を受けた。 多重債務の相談が減少傾向にあるため、会場によっては、これまで多重債務のみの相談を おこなっていたが、他の問題にも相談対応を始めた。 会館において、日本司法支援センターから回付される日司連電話相談センターの担当を週 4コマ受け持ち、全国からの相談に対応した。また、県下各地からの司法書士総合相談セン ターの予約・問い合わせの電話に対応した。 相談会や本会への問い合わせに対して会員を案内するための受託者名簿の整備をおこな った。 6月は、「役員変更登記はお済みですか月間」として、企画研究部とともに1か月間電話 相談をおこなった。 9月、法務局休日相談に相談員を派遣した。 10月、法の日無料法律相談会を県下各地で開催した。また、総務省の兵庫行政評価事務 所が県下8か所でおこなった一日合同行政相談に相談員を派遣した。 12月、3日間にわたり、企画研究部と共同で、労働トラブル110番を開催した。 年末年始に、生活保護対策委員会と共同で、神戸市と尼崎市において無料法律相談会を開 催した。 2月、「相続登記はお済みですか月間」として2日間電話相談会を開催した。 (2)地域連携対策 兵庫県の多重債務者対策協議会の一員として、9月と12月に多重債務者相談キャンペー ンに協力し、弁護士、行政職員と共に県下のべ4か所での相談会に参加した。 近畿司法書士会連合会、兵庫県青年司法書士会と共催で西播地区において巡回法律相談会 を開催した。 (3)やしろ司法書士法律相談センター 近畿司法書士会連合会が加東市に設置する「司法書士法律相談センター」は、平成14年 の開設以降、兵庫県内における司法書士総合相談センター会場と同様の位置づけととらえて おり、平成24年度も東播支部会員の協力により運営した。 8.広報部 平成24年度の事業計画を基に部会で、より具体的な広報活動につき、審議をおこないなが ら、次のとおり事業活動をおこなった。 (1)マスコミ・メディア等での広報並びに広告活動 兵庫県司法書士会等の事業活動広報について、必要が生じた都度、司法記者クラブで説明

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をおこない積極的に発信するとともに、あわせて司法書士職能への理解を深めてもらうべく 連絡活動をおこなった。 制度広報及び事業活動広報を継続的に、また、適宜タイミングを計りながら機動的に実施 するため、神戸新聞朝刊テレビ欄に毎朝(新聞休刊日にも対応)特殊雑報を継続して掲載す るとともに、あわせて毎月一回のパブリシティコーナーで告知をおこなった。 兵庫県の行政広報紙である「県民だよりひょうご」に「相続登記はおすみですか月間」に あわせ広告を掲載し同時に新たな取組として同紙面上でアンケートを実施した。 テレビ・ラジオにおけるスポットCMについては、本年も近畿司法書士会連合会と連携し、 別掲報告資料のとおり広告をおこなった。 ラジオ番組における広報活動については、ラジオ関西にて「ばんばひろふみラジオDEし ょー!」(毎週金曜日)の番組内に「∼バンバン暮らしの法律劇場∼お師匠さんより司法書 士さん!」のコーナーを設け、パーソナリティーを利用した司法書士業務・制度についての 告知やラジオ生出演による広報活動(3ヶ月間)をおこなった。 (2)ホームページによる広報活動 魅力あるホームページづくりの一環として各部委員会等からの原稿等を雑感・トピックス 欄等に掲載しコンテンツの充実を図った。 各種110番・後援イベント等における広報のため雑感・トピックス欄へ掲載し各部委員 会等と連携して広報活動をおこなった。 震災関連特設ページの充実につき、検討をおこない可能な範囲で広報部にて更新をおこな った。 ホームページの改善作業を随時行うと同時に、定期的にアクセスログの解析、広報効果の 検討をおこなった。 (3)直接市民等と触れ合う形での制度広報および制度広告活動 市民に触れ合う形での広報については、司法書士の日にちなみ、震災発生から1年以上が 経過し人々の記憶から震災を風化させないよう、そして今後も継続して復興支援活動がおこ なわれることを祈願して阪急西宮ガーデンズにおいてイベントを実施し、制度広報並びにア ンケート等による広聴活動をおこなった。 なお、平成23年度事業としてブース出展をおこなった神戸マラソンでの広報活動につい ては、今年度は実施しなかったが、他団体へ司法書士職能への理解を継続することと、兵庫 県司法書士会を広く広告する魅力的な媒体のひとつとして、フレンドシップパートナー により、神戸新聞に掲載される同マラソンの広報や同マラソングッズ等に「兵庫県司法 書士会」との団体名を掲載する広報活動を実施した。 (4)その他 ホームページに関する勉強会を年4回開催し、インターネット上において各司法書士が自 ら司法書士制度の広告・広報活動に参加できるようにホームページ制作等に関する情報収集 及び情報提供をおこなった。 会館を利用した広報として、切り絵作家の成田一徹氏に当会の会館をモチーフとして切り

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絵を作成していただき、その作品を市民向けの広報グッズ等で活用した。なお、この作品に ついては、12月から当会会報の表紙にも採用されている。 各地域の実情にあった広報活動の実践のため、今年度から新たに支部広報企画の募集をお こない、運用を開始した。 本会および支部での広報活動の一助として、近畿司法書士会連合会と連携し、兵庫県司法 書士会版の相続ハンドブックを作成するとともに、ボールペン・オリジナルノート等の広報 グッズを作成した。なお、会員からの要請に応える形で当会オリジナルクリアファイルにつ いて、有償頒布もおこなった。 リーフレットの改定作業について検討を重ね、その利用並びに活用先の検討を随時おこな った。 その他、企画研究部の活動に寄与するため、「役員変更登記はお済ですか月間」等の広報 活動につき、情報提供等による連携をおこなった。 9.会務IT化推進委員会 会務IT化推進委員会は、各部にまたがるIT化事業をバックアップし、各部を主体と しながら連絡調整をおこない、一括して執行することが望ましい事業については本委員会 が策定し、会務のIT化の推進をおこなった。 (1)会員専用のホームページ(グループウェア)のシステムの構築について ① 会員専用のソーシャルネットワーキングシステムの保守管理、及び、実験運用の終 了に伴う同SNSの閉鎖をおこなった。 ② 東日本大震災に関して構築した「相談員専用フォーラム」の保守管理、及び、運用 の停止に伴う閉鎖準備作業をおこなった。 (2)会館内のIT化の向上 ① 現在、設置している会員向けのコンピュータの保守管理をおこなった。 ② 会館内無線LANの環境維持管理をおこなった。 (3)本会と会員間及び会員相互間の連絡強化(総務部) ① 兵庫県司法書士会、及び、会員相互間の事務連絡の方法として、インターネット上 にデータを保管し、パソコンの操作に不慣れな会員であっても簡易な方法でインター ネット上のデータへアクセスできるよう環境の維持管理に協力した。 ② 本会メーリングリストの維持管理に協力した。 (4)研修視聴システムの向上(研修部) インターネットを利用した研修視聴システムに関して、引き続き技術面での要請に対 応できる体制を整えた。 (5)本会ホームページの技術協力(広報部)

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本会ホームページの維持改善に協力した。 (6)その他 ① 各部・委員会等で利用している「メーリングリスト」を、「会員専用SNS」に一元 化できないかを検討したが、時期尚早であるとの結論に至った。 また、本委員会で管理していたメーリングリストにつき、会員事業部に引き継ぐか 否かにつき検討した。 ② 「東日本大震災に関する相談員専用フォーラムの維持」「会員専用SNSの維持」の 為に必要な、「ドメイン」の管理や「レンタルサーバー」の保守管理、及び、契約の 解除等をおこなった。 ③ 会務IT化の一環として、個別に各委員に依頼した「ソフト作成」や、「メーリング リスト」、「相談員フォーラム」、「兵庫県司法書士会SNS」等の保守維持管理に関し て必要に応じて正当な対価を支払う基準等に関しては検討できなかった。 10.法テラス推進委員会 『法による救済を必要とするも、経済的な事情によりその利用が困難な状況にある市民 のために、一人でも多くの司法書士が民事法律扶助制度に精通し、サービス提供者として 同制度の活用推進を図ることは、国民の裁判を受ける権利を保障するうえで、司法書士会 として重要な課題である。また、民事法律扶助に積極的に対応することにより、市民から の信頼を獲得していく必要もある。』という日司連の方針に沿って、当委員会では、本会メ ーリングリスト等を通じて民事法律扶助制度に関する各種情報を提供するとともに、一昨 年、昨年に引き続き日司連から和田博恭理事を講師にお招きし、法テラスに関する研修会 を10月16日に実施した(於:兵庫県司法書士会館)。その研修模様は当会研修映像配信 システムにて、新規契約予定者及び全会員が継続的に視聴できる体制を整えている。 併せて『東日本大震災の被災者に対する援助のための日本司法支援センターの業務の特 例に関する法律』が平成24年4月1日施行されたので、それに伴う通知等も、適宜メー リングリストで配信し、会員への周知徹底に努めた。 さらに、10月1日∼31日間の『全国一斉司法書士法律扶助推進月間』の期間中、① 既に法テラスの指定相談場所の指定を受けている兵庫県司法書士会総合相談センター・神 戸会場の常設相談のほかに、②兵庫県司法書士会総合相談センター・尼崎会場、西宮会場、 宝塚会場、姫路会場、福崎会場の無料相談会5会場を法テラス指定相談場所の一時的な指 定を受けて、民事法律扶助促進を図った。それに加え県下各支部の支部長及び相談事業担 当者あてに『全国一斉司法書士法律扶助推進月間』の期間中、法テラス指定相談場所の一 時的な指定相談場所として指定を受ける件についてご検討いただくよう案内文を送付した。 そして、数年来の懸案が実現し、兵庫県司法書士会総合相談センター・神鉄岡場会場が 法テラスの指定相談場所として新たに指定を受けた。 また、法テラス兵庫地方事務所より、同事務所のホームページに民事法律扶助業務の契 約弁護士・司法書士の事務所情報掲載につき協力依頼を受け、掲載につき承諾の得られた 契約会員リストを同事務所に提出した結果、同ホームページに掲載されるようになった。

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さらに、10月12日、法テラス兵庫地方事務所との協議会を開催し、法テラス阪神、 法テラス姫路では既に開催している協議会を兵庫事務所でも開催したいとの申出により、 法テラス事業等に関し意見交換をおこなった。 11.緊急災害対策委員会 平成24年度の委員会活動は、本会東日本大震災災害対策部と連携しての活動が主なも のとなったが、近司連として参画している阪神・淡路まちづくり支援機構に、継続的に会 議等に委員が出席し、各方面の情報収集及び専門士業や関連団体との連携強化に努めた。 同機構の取り組む研究活動資料については、東日本大震災災害対策部や派遣相談員に情報 提供をおこなった。 12.調停センター「ぽると」 調停案件については、試行運営中であるが4件の申込があった。 平成23年度に引き続き、規程や運用マニュアル等を整備した。 9月に法務省にて、認証申請のための事前相談を受け、その後も法務省の担当者とのやりと りを続け認証申請をおこなった。 調停手続実施のための利用相談員・事件管理者・手続実施者の養成のための研修会も実施し た。 会員へ向けての調停センター機関を周知するために研修会(説明会)の開催・各支部への講 師派遣・調停センターのキャラクター(ポルトン:仮称)を作成した。 13.災害対策部 東日本大震災及びこれに伴う福島原発事故に関しての賠償請求処理に対して、本会各部 署と連携し、継続的に支援活動に取り組んだ。現地相談会の相談員派遣に協力いただいた 会員及び各位のご理解に対して、心より感謝する。 (1)電話相談・現地相談会への相談員派遣等 本会では、震災発生後から日司連及び本会にて設置したフリーダイヤルによる電話相 談を8月末日まで継続し対応した。また、宮城県をはじめ、群馬司法書士会と連携した 福島県内の仮設住宅訪問相談活動のための調査員・相談員派遣とともに、日司連・近司 連及び被災地会主催の相談会にも、兵庫県青年司法書士会の協力を得ながら継続的に相 談員派遣をおこなった。 (2)避難者のつどいの継続開催 福島県司法書士会及び群馬司法書士会と連携して福島原発事故に伴う避難者等を対象 とした巡回相談に取り組む中で、平成24年5月に福島県郡山市にて実施された避難者 の交流集会(相談会併設)に参画する機会が得られた。この取り組みを参考に兵庫県内

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に避難されている方々を対象として当会が主体となって実施を企画し、『聞きたい 伝 えたい なんでも話隊∼ふるさとの話をしませんか∼』(なんでも相談会併設)と題し て灘区で2回、垂水区にて1回の都合3回開催した。回を重ねる中で、兵庫県臨床心理 士会や兵庫県音楽療法士会からの協力申出もあり、また、避難者支援活動に取り組むN PO団体、兵庫県・神戸市他自治体やコープこうべ等の協力も得られ、県内避難者への 支援活動の連携体制も広がりをみせた。 (3)提言等について 平成24年4月に施行した「東日本大震災の被災者に対する援助のための日本司法支 援センターの業務の特例に関する法律」に伴い、法テラスにおいていわゆる震災法律援 事業の取扱いがはじまった。同年10月から原子力損害賠償紛争解決センターに提出す る書類作成についても震災書類作成援助の適用対象として取り扱われることなったが、 同援助の運用に関して関係機関への要望活動等をおこなった。 14. 2.20緊急対応委員会 当会神戸支部会員が債務整理執務において業務上横領と疑われる極めて杜撰な業務処 理並びに依頼者の方々に対し不誠実な対応をしていることが、本会の調査により明らか になったため、本年2月20日に緊急理事会を開催し、本会会則第57条の規定による 本委員会の設置を決議した。 本委員会委員12名を選出し、委員長に島田雄三会長及び副委員長に藤田信彦副会長 を選任した。 また、本件における依頼者の債務整理を処理するため、29名による受託団を結成し、 その処理にあたっている。 本会としては、今回のような事件が今後発生しないよう、本事件の検証をおこない、 検証結果に基づき再発防止策を策定し、会員に対して預かり金の適切な処理など倫理に 関する研修を従来以上に実施することを市民に約束した。

参照

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