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本邦のイールド・カーブ 変動パターンの測定 ⑶

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(1)

Ⅰ.は じ め に

 本稿は,金利リスク・ヘッジも視野に入れて,円(JPY),米ドル(USD)

金利スワップ市場と国債流通市場におけるイールド・カーブを計測し,主 成分分析の手法を活用することで,もとになる変動要因を集約する高橋

[2017

a]での分析範囲を拡張する試みである。

 前号では 1),円金利スワップ市場の

ISDAFIX

データの利用可能な期間に 注目してさらに追加的な分析を試みるとともに,超長期国債に関する分析 も行った。期間は1996年4月1日から2016年11月11日まで,これをさらに

ISDAFIX

データの利用可能な2014年1月24日までとそれ以降とに分けた

検討も加えた。

 イールド・カーブの動きの共通変動要因の影響力の大きさと,各要因の イールド・カーブへ与える影響の違いをみると,2014年1月以前のイール

1

) 本稿で「前号」とは「本邦のイールド・カーブ変動パターンの測定 ⑵」

『商学論纂』第

59

巻第3・

4号( 2018

年3月)

435

499

頁を指す。

 407 商学論纂(中央大学)第

59

巻第5・

6号( 2018

年3月)

本邦のイールド・カーブ 変動パターンの測定 ⑶

高 橋 豊 治

   目   次

Ⅰ.は じ め に

Ⅱ.市場ごとのイールド・カーブ変動

Ⅲ.お わ り に

(2)

ド・カーブに対する因子負荷量から,第1主成分がイールド・カーブの水 準の変動要因,第2主成分が傾きの変動要因,第3主成分が0

. 5年のスポ

ット・レートの変動要因と考えることができる。金利スワップ市場でも,

国債流通市場でも,多少の違いはあるものの,この傾向は概ね共通してい る。

 しかし,円の市場,すなわち長期国債や,超長期国債,円金利スワップ の市場においては,2014年1月24日以降のイールド・カーブの動きの共通 変動要因がはっきりしなくなっている。この影響もあって,全体の期間で の変動もはっきりしない。一方,米ドル金利スワップ市場ではそのような 傾向がみられず,2014年1月24日より前,後であっても,今回分析対象に した全期間であっても,多少の違いはあるものの概ね似たような動きをし ており,少なくとも円の市場のように期間によって大きな違いは観察され なかった(米ドルの市場は,円の市場と違って,期間による変動パターンの違い がないという)。通貨による因子負荷量のイールド・カーブの各年限に与え る影響の違いを考えると,イールド・カーブ変動パターンの変化は,日本 独自の市場要因によるものであることが予想される。独自の市場要因とし てまず考えられることは,日本銀行の金融政策であろう。つまりイール ド・カーブ変動パターンの変化は日本銀行の金融政策の変更による市場環 境の変化によって生じているのではないかと考えられる。

 そこで,今回はさらに,日本銀行の金融政策変更に合わせて期間を以下 のサブ・ピリオドに分けた分析を試みた。量的緩和政策解除(2006年3月

9日)

から質的量的緩和政策

QQE 1導入

(2013年4月4日)まで,質的量的 緩和政策

QQE 1導入

(2013年4月4日)から質的量的緩和政策

QQE 2導入

(2014年10月31日)まで(「

QQE 1」期間)

,質的量的緩和政策

QQE 2導入

(2014 年10月31日)からマイナス金利政策導入(2016年1月29日)まで,そして最 後にマイナス金利政策導入(2016年1月29日)からイールド・カーブ・コン

(3)

トロール政策

YCC

導入(2016年9月21日)以前までの期間である

2)。それぞ れ順に,「量的緩和政策解除」,「量的質的緩和政策

QQE 1導入」,「量的質

的緩和政策

QQE 2導入」,「マイナス金利」

(期間)と略称することにする。

 以下では,長期国債,超長期国債,円金利スワップ,米ドル金利スワッ プという市場ごとに,イールド・カーブの変動要因を「量的緩和政策解 除」,「量的質的緩和政策

QQE 1導入」,「量的質的緩和政策 QQE 2導入」,

「マイナス金利」の期間ごとに確認し,市場および期間ごとにどのような 特徴がみられるかを検討する。

Ⅱ.市場ごとのイールド・カーブ変動

 前号で計測した長期国債流通市場と,超長期国債流通市場という2つの 国債流通市場のイールド・カーブ(いわゆる

JGB

カーブ)と円金利スワッ プと米ドル金利スワップ市場という2つの金利スワップ市場のイールド・

カーブ(いわゆるスワップ・カーブ)に関して,主成分分析を行うことでイ ールド・カーブの変動要因の比較を試みる。イールド・カーブの動きにつ いて,スポット・レート

r

jの変化率

x

jをリスク・ファクターとして,drj

r

j

~ x

jを想定しているので,スポット・レート

r

jの変化率

x

j=─

dr

j

r

j に対 する主成分分析を行う。

 まずは,スポット・レートの変化率の相関を求めた後,相関係数の固有 値,固有ベクトルを算出する。固有値をもとに各主成分の寄与率(それぞ れの主成分が全体のイールド・カーブの変動のうち,どの程度の変動を説明できて

2

) 金利スワップ市場については量的緩和政策解除(

2006

年3月9日)以前の 期間の分析も可能であるが,超長期国債市場での安定したイールド・カーブ 計測可能な期間から,すべての市場でのイールド・カーブの動きを統一した サブ・ピリオドで検討する。また年限に関しても,長期国債市場との対比を 明確にするため,

10

年までの年限を対象とし,半年ごとのスポット・レート の変動に関して分析した。

(4)

いるか),および寄与率の集計である累積寄与率を明らかにすることで,

イールド・カーブの動きをどの程度の編集の動きに集約することができる かを検証する。市場や時期によってイールド・カーブの動きをどの程度集 約できるかは異なるが,集約した主成分のもとのスポット・レートに与え る影響の違いを成分パターン・プロファイルとしてグラフ化する。成分パ ターン・プロファイルでは,主成分のスポット・レートに与える影響の違 いを,横軸にスポット・レート,縦軸に相関係数をとることで,集約され た成分ごとにスポット・レートの変化にどのようにかかわっているかをみ ることができる。先行研究では,第3主成分までをイールド・カーブの変 動パターンを決定する共通要因と考えるものが多いことから,今回は(累 積寄与度の程度にかかわらず)いずれの市場についてもイールド・カーブの 変動に対する第1主成分から第3主成分までの影響に限定して因子負荷量 を示している。第

j

期のスポット・レート変化率

x

jについて,第1から第

3主成分

(F1

, F

2

, F

3)の影響を求める。具体的には,

   xj

a

j,1

F

1

a

j,2

F

2

a

j,3

F

3

e

j

について

a

j,k=㲋λk

w

j,kを求める。それぞれの図について,成分1‑3は,そ れぞれ,第1主成分,第2主成分,第3主成分であることを意味している。

1.長期国債流通市場

量的緩和政策解除(2006年3月9日)

 表1の相関係数をみると,前号で検討した前半期間のスポット・レート の相関と同様,0

. 5年のスポット・レートとの相関係数が他の年限間の相

関係数に比べかなり小さいことがわかる。それ以外の年限については,隣 り合わせのスポット・レートの相関は大きく期間が離れるほど,一部例外 はあるが,相関係数が小さくなっている。

(5)

 スポット・レートの変化率の相関行列(長期国債)量的緩和解除 0.51.01.52.02.53.03.54.04.55.05.56.06.57.07.58.08.59.09.510.0 0.510.05680.11540.12570.09010.06900.07420.07870.07840.07770.07870.07890.07810.07660.07460.07220.06980.06800.06740.0683 1.00.056810.91550.78590.74170.68290.58600.50770.51280.51620.48250.43770.40170.38200.37920.38780.40410.42670.45400.4798 1.50.11540.915510.95950.89110.81860.74980.68790.69480.69460.66190.62130.58950.57290.57170.57950.59230.60810.62390.6310 2.00.12570.78590.959510.95520.89480.84310.78610.79150.79100.76480.73250.70700.69400.69380.70020.70910.71830.72420.7160 2.50.09010.74170.89110.955210.97940.89730.80720.80710.80860.78250.74950.72340.71000.70940.71550.72410.73290.73780.7278 3.00.06900.68290.81860.89480.979410.94770.86360.85530.84890.82310.79340.76930.75580.75300.75590.76100.76630.76800.7552 3.50.07420.58600.74980.84310.89730.947710.97690.96170.93910.91620.89490.87630.86350.85730.85450.85300.85170.84740.8294 4.00.07870.50770.68790.78610.80720.86360.976910.99110.96700.94790.93080.91420.90130.89320.88770.88330.87940.87320.8540 4.50.07840.51280.69480.79150.80710.85530.96170.991110.99120.97580.95630.93650.92170.91360.90920.90650.90440.89990.8816 5.00.07770.51620.69460.79100.80860.84890.93910.96700.991210.99350.97650.95690.94220.93490.93180.93060.93020.92700.9092 5.50.07870.48250.66190.76480.78250.82310.91620.94790.97580.993510.99400.98170.97090.96470.96120.95860.95630.95100.9309 6.00.07890.43770.62130.73250.74950.79340.89490.93080.95630.97650.994010.99650.99060.98580.98130.97650.97100.96200.9379 6.50.07810.40170.58950.70700.72340.76930.87630.91420.93650.95690.98170.996510.99840.99530.99050.98400.97600.96370.9354 7.00.07660.38200.57290.69400.71000.75580.86350.90130.92170.94220.97090.99060.998410.99880.99500.98850.97940.96480.9330 7.50.07460.37920.57170.69380.70940.75300.85730.89320.91360.93490.96470.98580.99530.998810.99850.99380.98550.97010.9354 8.00.07220.38780.57950.70020.71550.75590.85450.88770.90920.93180.96120.98130.99050.99500.998510.99820.99220.97790.9422 8.50.06980.40410.59230.70910.72410.76100.85300.88330.90650.93060.95860.97650.98400.98850.99380.998210.99760.98650.9531 9.00.06800.42670.60810.71830.73290.76630.85170.87940.90440.93020.95630.97100.97600.97940.98550.99220.997610.99500.9690 9.50.06740.45400.62390.72420.73780.76800.84740.87320.89990.92700.95100.96200.96370.96480.97010.97790.98650.995010.9883 10.00.06830.47980.63100.71600.72780.75520.82940.85400.88160.90920.93090.93790.93540.93300.93540.94220.95310.96900.98831

(6)

 表2の主成分ごとの固有値,寄与率をみると第3主成分までが主要な変 動要因であることがわかる。累積寄与率では,第3主成分までで全体の95

%の変動を説明できている。図1はこの状況を典型的に示している。

 図2の因子負荷量から,各主成分のイールド・カーブへの影響をみる と,第1主成分は2年以降の年限について全般的に影響を与えている。第

3主成分は,0 . 5年のスポット・レートに大きな影響を与えているが,そ

の他の年限に関してはほとんど影響がみられない。

表2 相関行列の固有値(長期国債)量的緩和解除 主成分 固有値 差 寄与率 累積寄与率

1 16 . 12 14 . 19 81

81

2 1 . 93 0 . 94 10% 90%

3 0 . 99 0 . 55 5

95

4 0 . 44 0 . 21 2

97

5 0 . 22 0 . 10 1

99

6 0 . 12 0 . 03 1% 99%

7 0 . 09 0 . 04 0

100

8 0 . 05 0 . 03 0

100

9 0 . 02 0 . 02 0

100

10 0 . 00 0 . 00 0% 100%

11 0 . 00 0 . 00 0

100

12 0 . 00 0 . 00 0

100

13 0 . 00 0 . 00 0

100

14 0 . 00 0 . 00 0% 100%

15 0 . 00 0 . 00 0

100

16 0 . 00 0 . 00 0

100

17 0 . 00 0 . 00 0

100

18 0 . 00 0 . 00 0% 100%

19 0 . 00 0 . 00 0

100

20 0 . 00 0

100

(7)

図1 固有値,寄与率,累積寄与率(長期国債)量的緩和解除

固有値 比率

主成分 主成分

スクリープロット 説明される分散

1 . 0 0 . 8 0 . 6 0 . 4 0 . 2 0 . 0

0 5 10 15 20 0 5 10 15 20

15

10

5

0

比率 累積

1 . 00

0 . 75

0 . 50

0 . 25

0 . 00

−0

. 25

相関行列

変数

r1000 r0950 r0900 r0850 r0800 r0750 r0700 r0650 r0600 r0550 r0500 r0450 r0400 r0350 r0300 r0250 r0200 r0150 r0100 r0050

図2 スポット・レートに対する因子負荷量(長期国債)量的緩和解除

1

成分 2 3

(8)

質的量的緩和政策

QQE1導入

(2013年4月4日)

 表3に示されているこの期間のスポット・レートの変動に関する相関係 数をみると,0

. 5年のスポット・レートとの相関係数が低いだけでなく,

4 . 5年以降のスポット・レートとの相関係数が,最大でも−0 . 18と程度は大

きくないものの,量的緩和解除後の期間とは異なった動きをみせているこ とがわかる。

 表4によると,相関係数の固有値と寄与率は相関行列が示す変動パター ンは異なるものの,第3主成分までが主要な変動要因であることがわか る。図3の示すパターンは量的緩和解除後の期間と同じである。

 図4に示されている因子負荷量をみると,第1主成分及び第2主成分の

1年から3 . 5年までのイールド・カーブへの影響が小さくなってい

ること がわかる。第3主成分はこの期間も0

. 5年のスポット・レートに大きな影

響を与えているので,1年から3

. 5年のスポット・レートの動きが小さく

なったことを反映している可能性がある。

(9)

 スポット・レートの変化率の相関行列(長期国債)

QQE 1

0.51.01.52.02.53.03.54.04.55.05.56.06.57.07.58.08.59.09.510.0 0.510.13720.11870.12150.07190.05010.05060.0307‑0.0091‑0.0455‑0.0727‑0.0932‑0.1078‑0.1182‑0.1263‑0.1339‑0.1422‑0.1523‑0.1651‑0.1814 1.00.137210.97930.95880.93590.91520.88110.82210.77540.73130.67710.61630.55570.49770.44110.38520.32930.27290.21540.1552 1.50.11870.979310.99390.96720.93860.89900.84010.79130.74290.68530.62270.56120.50230.44430.38670.32900.27070.21120.1489 2.00.12150.95880.993910.98370.95800.91600.85510.80560.75500.69290.62560.56020.49880.43950.38110.32260.26300.20120.1352 2.50.07190.93590.96720.983710.99160.95150.89000.84580.79780.73110.65540.58170.51400.45120.39070.33040.26840.20280.1306 3.00.05010.91520.93860.95800.991610.97840.92980.89340.85110.78910.71620.64370.57710.51590.45720.39820.33670.27040.1958 3.50.05060.88110.89900.91600.95150.978410.98500.96170.92980.88460.82840.76920.71260.65950.60730.55330.49570.43210.3588 4.00.03070.82210.84010.85510.89000.92980.985010.99240.97330.94470.90450.85780.81100.76580.72030.67220.61990.56150.4932 4.5‑0.00910.77540.79130.80560.84580.89340.96170.992410.99390.97550.94240.90060.85780.81680.77580.73240.68480.63140.5685 5.0‑0.04550.73130.74290.75500.79780.85110.92980.97330.993910.99240.96790.93250.89480.85870.82240.78370.74110.69320.6364 5.5‑0.07270.67710.68530.69290.73110.78910.88460.94470.97550.992410.99120.96890.94130.91290.88280.84980.81300.77150.7223 6.0‑0.09320.61630.62270.62560.65540.71620.82840.90450.94240.96790.991210.99310.97740.95780.93460.90750.87660.84170.8004 6.5‑0.10780.55570.56120.56020.58170.64370.76920.85780.90060.93250.96890.993110.99540.98410.96770.94640.92110.89230.8580 7.0‑0.11820.49770.50230.49880.51400.57710.71260.81100.85780.89480.94130.97740.995410.99640.98650.97110.95130.92790.8993 7.5‑0.12630.44110.44430.43950.45120.51590.65950.76580.81680.85870.91290.95780.98410.996410.99670.98750.97340.95510.9309 8.0‑0.13390.38520.38670.38110.39070.45720.60730.72030.77580.82240.88280.93460.96770.98650.996710.99700.98860.97530.9551 8.5‑0.14220.32930.32900.32260.33040.39820.55330.67220.73240.78370.84980.90750.94640.97110.98750.997010.99720.98900.9731 9.0‑0.15230.27290.27070.26300.26840.33670.49570.61990.68480.74110.81300.87660.92110.95130.97340.98860.997210.99710.9863 9.5‑0.16510.21540.21120.20120.20280.27040.43210.56150.63140.69320.77150.84170.89230.92790.95510.97530.98900.997110.9957 10.0‑0.18140.15520.14890.13520.13060.19580.35880.49320.56850.63640.72230.80040.85800.89930.93090.95510.97310.98630.99571

(10)

表4 相関行列の固有値(長期国債)QQE

1

主成分 固有値 差 寄与率 累積寄与率

1 14 . 44 10 . 24 72

72

2 4 . 20 3 . 26 21% 93%

3 0 . 94 0 . 65 5

98

4 0 . 30 0 . 24 1% 99%

5 0 . 06 0 . 03 0

100

6 0 . 03 0 . 01 0% 100%

7 0 . 02 0 . 01 0

100

8 0 . 01 0 . 01 0% 100%

9 0 . 00 0 . 00 0

100

10 0 . 00 0 . 00 0% 100%

11 0 . 00 0 . 00 0

100

12 0 . 00 0 . 00 0% 100%

13 0 . 00 0 . 00 0

100

14 0 . 00 0 . 00 0% 100%

15 0 . 00 0 . 00 0

100

16 0 . 00 0 . 00 0% 100%

17 0 . 00 0 . 00 0

100

18 0 . 00 0 . 00 0% 100%

19 0 . 00 0 . 00 0

100

20 0 . 00 0% 100%

(11)

図3 固有値,寄与率,累積寄与率(長期国債)QQE

1

固有値

主成分 主成分

スクリープロット 説明される分散

比率

1 . 0 0 . 8 0 . 6 0 . 4 0 . 2 0 . 0 15 . 0

12 . 5 10 . 0 7 . 5 5 . 0 2 . 5 0 . 0

0 5 10 15 20 0 5 10 15 20

比率 累積

図4 スポット・レートに対する因子負荷量(長期国債)QQE

1 1 . 0

0 . 5

0 . 0

−0

. 5

相関行列

変数

r0050 r0100 r0150 r0200 r0250 r0300 r0350 r0400 r0450 r0500 r0550 r0600 r0650 r0700 r0750 r0800 r0850 r0900 r0950 r1000

1

成分 2 3

(12)

質的量的緩和政策

QQE2導入

(2014年10月31日)

 表5の相関行列をみると,質的量的緩和政策

QQE 2導入後の期間では状

況が大きく変わる。6年から10年のスポット・レートの相関係数がマイナ スとなっているうえに,3

. 5年から5 . 5年の係数はかなり−1

に近い値とな っている。

 表6の固有値および寄与率をみると第3主成分までの説明力が低下して いる。第3主成分までの累積寄与率では88%,図5の状況も併せてみる と,第5主成分までの要因が主要な説明要因に加わっている。

 図6の因子負荷量は,表5の相関行列の関係を反映して,今までの期間 と比較するとかなり不規則なパターンとなっている。第1主成分は6年以 降のスポット・レートに大きく影響を与えているが,5年のスポット・レ ートとはほぼ逆の変動要因となっている。3

. 5年から4 . 5年も同様に第1主

成分の変動とは反対方向に影響を与えている。これらの変動要因が全体の

68%程度と依然として大

きな水準となっている。

(13)

 スポット・レートの変化率の相関行列(長期国債)

QQE 2

0.51.01.52.02.53.03.54.04.55.05.56.06.57.07.58.08.59.09.510.0 0.510.43970.2547‑0.11540.33350.0711‑0.6471‑0.7788‑0.81080.8143‑0.81390.81600.81540.80210.78080.76450.75670.75550.75800.7619 1.00.439710.62480.18820.96400.14830.12370.0001‑0.03350.0425‑0.04110.05000.07380.10730.14180.16800.18510.19500.19950.2001 1.50.25470.62481‑0.14890.49960.07410.10580.16450.1532‑0.15040.1508‑0.1474‑0.1333‑0.1055‑0.0723‑0.0452‑0.0266‑0.0146‑0.0067‑0.0009 2.0‑0.11540.1882‑0.148910.31030.05980.26890.16350.1085‑0.09870.1000‑0.0907‑0.0643‑0.0302‑0.00470.00650.00860.00680.00430.0028 2.50.33350.96400.49960.310310.04410.15070.0129‑0.02210.0324‑0.03080.04150.07140.11410.15650.18700.20520.21380.21500.2104 3.00.07110.14830.07410.05980.044110.31150.14350.1135‑0.11090.1106‑0.1146‑0.1318‑0.1582‑0.1808‑0.1931‑0.1971‑0.1946‑0.1865‑0.1720 3.5‑0.64710.12370.10580.26890.15070.311510.83750.8467‑0.84470.8449‑0.8423‑0.8286‑0.7961‑0.7546‑0.7217‑0.7012‑0.6905‑0.6857‑0.6836 4.0‑0.77880.00010.16450.16350.01290.14350.837510.9871‑0.98350.9841‑0.9793‑0.9599‑0.9198‑0.8709‑0.8327‑0.8075‑0.7905‑0.7764‑0.7604 4.5‑0.8108‑0.03350.15320.1085‑0.02210.11350.84670.98711‑0.99970.9998‑0.9989‑0.9909‑0.9659‑0.9295‑0.8987‑0.8779‑0.8643‑0.8538‑0.8426 5.00.81430.0425‑0.1504‑0.09870.0324‑0.1109‑0.8447‑0.9835‑0.99971‑1.00000.99970.99350.97090.93660.90710.88700.87390.86390.8532 5.5‑0.8139‑0.04110.15080.1000‑0.03080.11060.84490.98410.9998‑1.00001‑0.9996‑0.9931‑0.9701‑0.9354‑0.9057‑0.8855‑0.8723‑0.8622‑0.8514 6.00.81600.0500‑0.1474‑0.09070.0415‑0.1146‑0.8423‑0.9793‑0.99890.9997‑0.999610.99600.97640.94480.91690.89780.88520.87560.8654 6.50.81540.0738‑0.1333‑0.06430.0714‑0.1318‑0.8286‑0.9599‑0.99090.9935‑0.99310.996010.99180.97000.94820.93240.92180.91370.9049 7.00.80210.1073‑0.1055‑0.03020.1141‑0.1582‑0.7961‑0.9198‑0.96590.9709‑0.97010.97640.991810.99310.98070.97020.96260.95640.9493 7.50.78080.1418‑0.0723‑0.00470.1565‑0.1808‑0.7546‑0.8709‑0.92950.9366‑0.93540.94480.97000.993110.99680.99170.98710.98280.9771 8.00.76450.1680‑0.04520.00650.1870‑0.1931‑0.7217‑0.8327‑0.89870.9071‑0.90570.91690.94820.98070.996810.99870.99650.99360.9888 8.50.75670.1851‑0.02660.00860.2052‑0.1971‑0.7012‑0.8075‑0.87790.8870‑0.88550.89780.93240.97020.99170.998710.99940.99760.9937 9.00.75550.1950‑0.01460.00680.2138‑0.1946‑0.6905‑0.7905‑0.86430.8739‑0.87230.88520.92180.96260.98710.99650.999410.99940.9965 9.50.75800.1995‑0.00670.00430.2150‑0.1865‑0.6857‑0.7764‑0.85380.8639‑0.86220.87560.91370.95640.98280.99360.99760.999410.9988 10.00.76190.2001‑0.00090.00280.2104‑0.1720‑0.6836‑0.7604‑0.84260.8532‑0.85140.86540.90490.94930.97710.98880.99370.99650.99881

(14)

表6 相関行列の固有値(長期国債)QQE

2

主成分 固有値 差 寄与率 累積寄与率

1 13 . 65 10 . 90 68

68

2 2 . 74 1 . 48 14% 82%

3 1 . 27 0 . 19 6

88

4 1 . 07 0 . 47 5% 94%

5 0 . 60 0 . 23 3

97

6 0 . 37 0 . 22 2% 99%

7 0 . 15 0 . 02 1

99

8 0 . 13 0 . 12 1% 100%

9 0 . 01 0 . 00 0

100

10 0 . 00 0 . 00 0% 100%

11 0 . 00 0 . 00 0

100

12 0 . 00 0 . 00 0% 100%

13 0 . 00 0 . 00 0

100

14 0 . 00 0 . 00 0% 100%

15 0 . 00 0 . 00 0

100

16 0 . 00 0 . 00 0% 100%

17 0 . 00 0 . 00 0

100

18 0 . 00 0 . 00 0% 100%

19 0 . 00 0 . 00 0

100

20 0 . 00 0% 100%

(15)

図5 固有値,寄与率,累積寄与率(長期国債)QQE

2

固有値

主成分 主成分

スクリープロット 説明される分散

比率

1 . 0 0 . 8 0 . 6 0 . 4 0 . 2 0 . 0 12 . 5

10 . 0 7 . 5 5 . 0 2 . 5 0 . 0

0 5 10 15 20 0 5 10 15 20

比率 累積

図6 スポット・レートに対する因子負荷量(長期国債)QQE

2 1 . 0

0 . 5

0 . 0

0 . 5

−1

. 0

相関行列

変数

r0050 r0100 r0150 r0200 r0250 r0300 r0350 r0400 r0450 r0500 r0550 r0600 r0650 r0700 r0750 r0800 r0850 r0900 r0950 r1000

1

成分 2 3

(16)

マイナス金利政策導入(2016年1月29日)

 表7の相関行列をみると,4年より長い期間のスポット・レートとの相 関係数がマイナスとなっている。しかも7

. 5年までと8年と0 . 5年の間では

−0

. 9と非常に大きな負の相関となっていることがわかる。3年までの金

利と4年以降の金利との変動が逆方向に生じていることになる。

 表8の固有値をみると第2主成分まででと大半(全体の97%)を説明で き,第3主成分までみればイールド・カーブの変動のほぼ100%を説明で きる。

 表7の非常に特徴的な相関行列からある程度は予想されることである が,図8の因子負荷量をみると第1主成分の影響は3

. 5年と4年以降とで

は全く逆方向となっていることがわかる。

(17)

 スポット・レートの変化率の相関行列(長期国債)マイナス金利 0.51.01.52.02.53.03.54.04.55.05.56.06.57.07.58.08.59.09.510.0 0.510.97710.97040.97540.97530.97440.9738‑0.9735‑0.9731‑0.9728‑0.9734‑0.9741‑0.9742‑0.9724‑0.9609‑0.9249‑0.8439‑0.6894‑0.43650.1571 1.00.977110.99520.98810.98190.97780.9750‑0.9715‑0.9657‑0.9613‑0.9624‑0.9643‑0.9623‑0.9519‑0.9230‑0.8619‑0.7509‑0.5694‑0.31130.0625 1.50.97040.995210.99680.99210.98880.9865‑0.9835‑0.9782‑0.9740‑0.9750‑0.9767‑0.9748‑0.9644‑0.9349‑0.8706‑0.7513‑0.5535‑0.27300.0097 2.00.97540.98810.996810.99890.99740.9963‑0.9946‑0.9913‑0.9884‑0.9891‑0.9902‑0.9886‑0.9803‑0.9543‑0.8934‑0.7755‑0.5739‑0.28230.0065 2.50.97530.98190.99210.998910.99970.9992‑0.9983‑0.9961‑0.9939‑0.9943‑0.9950‑0.9936‑0.9861‑0.9613‑0.9013‑0.7829‑0.5780‑0.28020.0000 3.00.97440.97780.98880.99740.999710.9999‑0.9994‑0.9978‑0.9960‑0.9963‑0.9968‑0.9955‑0.9885‑0.9646‑0.9055‑0.7870‑0.5804‑0.2787‑0.0051 3.50.97380.97500.98650.99630.99920.99991‑0.9998‑0.9986‑0.9972‑0.9974‑0.9978‑0.9966‑0.9902‑0.9674‑0.9095‑0.7918‑0.5845‑0.2798‑0.0081 4.0‑0.9735‑0.9715‑0.9835‑0.9946‑0.9983‑0.9994‑0.999810.99950.99850.99870.99890.99800.99260.97170.91620.80070.59400.28630.0078 4.5‑0.9731‑0.9657‑0.9782‑0.9913‑0.9961‑0.9978‑0.99860.999510.99970.99980.99980.99940.99560.97780.92640.81500.61060.30010.0026 5.0‑0.9728‑0.9613‑0.9740‑0.9884‑0.9939‑0.9960‑0.99720.99850.999711.00000.99990.99970.99720.98170.93350.82560.62360.3120‑0.0036 5.5‑0.9734‑0.9624‑0.9750‑0.9891‑0.9943‑0.9963‑0.99740.99870.99981.000011.00000.99980.99730.98180.93370.82610.62450.3131‑0.0044 6.0‑0.9741‑0.9643‑0.9767‑0.9902‑0.9950‑0.9968‑0.99780.99890.99980.99991.000010.99980.99710.98130.93290.82500.62330.3122‑0.0037 6.5‑0.9742‑0.9623‑0.9748‑0.9886‑0.9936‑0.9955‑0.99660.99800.99940.99970.99980.999810.99830.98450.93890.83410.63470.3223‑0.0077 7.0‑0.9724‑0.9519‑0.9644‑0.9803‑0.9861‑0.9885‑0.99020.99260.99560.99720.99730.99710.998310.99310.95720.86340.67220.3569‑0.0233 7.5‑0.9609‑0.9230‑0.9349‑0.9543‑0.9613‑0.9646‑0.96740.97170.97780.98170.98180.98130.98450.993110.98440.91460.74420.4296‑0.0638 8.0‑0.9249‑0.8619‑0.8706‑0.8934‑0.9013‑0.9055‑0.90950.91620.92640.93350.93370.93290.93890.95720.984410.97070.84180.5459‑0.1484 8.5‑0.8439‑0.7509‑0.7513‑0.7755‑0.7829‑0.7870‑0.79180.80070.81500.82560.82610.82500.83410.86340.91460.970710.94400.7075‑0.3055 9.0‑0.6894‑0.5694‑0.5535‑0.5739‑0.5780‑0.5804‑0.58450.59400.61060.62360.62450.62330.63470.67220.74420.84180.944010.8943‑0.5609 9.5‑0.4365‑0.3113‑0.2730‑0.2823‑0.2802‑0.2787‑0.27980.28630.30010.31200.31310.31220.32230.35690.42960.54590.70750.89431‑0.8626 10.00.15710.06250.00970.00650.0000‑0.0051‑0.00810.00780.0026‑0.0036‑0.0044‑0.0037‑0.0077‑0.0233‑0.0638‑0.1484‑0.3055‑0.5609‑0.86261

(18)

表8 相関行列の固有値(長期国債)マイナス金利 主成分 固有値 差 寄与率 累積寄与率

1 16 . 97 14 . 52 85

85

2 2 . 45 1 . 96 12% 97%

3 0 . 49 0 . 42 2

100

4 0 . 07 0 . 05 0% 100%

5 0 . 02 0 . 01 0

100

6 0 . 00 0 . 00 0% 100%

7 0 . 00 0 . 00 0

100

8 0 . 00 0 . 00 0% 100%

9 0 . 00 0 . 00 0

100

10 0 . 00 0 . 00 0% 100%

11 0 . 00 0 . 00 0

100

12 0 . 00 0 . 00 0% 100%

13 0 . 00 0 . 00 0

100

14 0 . 00 0 . 00 0% 100%

15 0 . 00 0 . 00 0

100

16 0 . 00 0 . 00 0% 100%

17 0 . 00 0 . 00 0

100

18 0 . 00 0 . 00 0% 100%

19 0 . 00 0 . 00 0

100

20 0 . 00 0% 100%

(19)

図7 固有値,寄与率,累積寄与率(長期国債)マイナス金利

固有値

主成分 主成分

スクリープロット 説明される分散

比率

1 . 0 0 . 8 0 . 6 0 . 4 0 . 2 0 . 0

0 5 10 15 20 0 5 10 15 20

15

10

5

0

比率 累積

図8 スポット・レートに対する因子負荷量(長期国債)マイナス金利

1 . 0

0 . 5

0 . 0

0 . 5

1 . 0

相関行列

変数

r0050 r0100 r0150 r0200 r0250 r0300 r0350 r0400 r0450 r0500 r0550 r0600 r0650 r0700 r0750 r0800 r0850 r0900 r0950 r1000

1

成分 2 3

(20)

2.超長期国債流通市場

量的緩和政策解除(2006年3月9日)

 表9に示されている相関係数をみると,0

. 5年のスポット・レートとの

相関係数が他の年限間の相関係数に比べかなり小さく,1年から3年のス ポット・レートとの相関はマイナスとなっている。それ以外の年限につい ては,隣り合わせのスポット・レートの相関は大きく,期間が離れるほど 相関係数が小さくなっている。

 表10の主成分ごとの固有値,寄与率をみると第3主成分までが主要な変 動要因であることがわかる。累積寄与率では,第3主成分までで全体の94

%の変動を説明できている。図9でもこの状況を確認することができる。

 図10の因子負荷量は,第1主成分は2

. 5年から0 . 75を超え,特に3 . 5年以

降の影響はほぼ均一している。中期ゾーン以降の水準変化の影響要因と考 えられる。第2主成分の影響は4年を境に短い期間はプラス,長い期間は マイナスの影響を与えていることから,傾きへの影響要因と考えることが できよう。第3主成分は0

. 5年のスポット・レートへの影響がおよそ0 . 8と

大きく,その変動要因と考えることができるだろう。

(21)

 スポット・レートの変化率の相関行列(超長期国債)量的緩和解除 0.51.01.52.02.53.03.54.04.55.05.56.06.57.07.58.08.59.09.510.0 0.51‑0.2312‑0.3578‑0.3041‑0.1287‑0.02290.02340.03340.02430.01540.01710.02300.02790.02990.02860.02550.02160.01810.01620.0171 1.0‑0.231210.82860.67060.60010.47460.32730.22090.18430.16580.14530.12400.10900.10120.09850.09800.09790.09770.09720.0973 1.5‑0.35780.828610.93540.83270.68660.57090.49060.49110.49890.48540.46240.44390.43450.43320.43550.43770.43780.43480.4290 2.0‑0.30410.67060.935410.92500.80390.73460.67090.67590.67900.66280.64090.62340.61370.61070.60960.60700.60110.59130.5790 2.5‑0.12870.60010.83270.925010.95580.82950.70860.71410.72670.70910.68190.65990.64770.64410.64410.64410.64180.63620.6281 3.0‑0.02290.47460.68660.80390.955810.91680.79490.79000.79080.77130.74670.72630.71400.70940.70840.70770.70500.69930.6913 3.50.02340.32730.57090.73460.82950.916810.96730.94830.91810.89660.88100.86700.85620.84940.84390.83690.82670.81290.7974 4.00.03340.22090.49060.67090.70860.79490.967310.98660.94990.92830.91450.90110.88980.88150.87390.86430.85090.83370.8152 4.50.02430.18430.49110.67590.71410.79000.94830.986610.98640.96760.94760.92810.91310.90360.89620.88730.87480.85820.8397 5.00.01540.16580.49890.67900.72670.79080.91810.94990.986410.99180.97200.95030.93390.92450.91810.91070.89980.88470.8672 5.50.01710.14530.48540.66280.70910.77130.89660.92830.96760.991810.99300.97910.96690.95940.95340.94570.93390.91780.8998 6.00.02300.12400.46240.64090.68190.74670.88100.91450.94760.97200.993010.99610.98970.98440.97850.96960.95610.93810.9186 6.50.02790.10900.44390.62340.65990.72630.86700.90110.92810.95030.97910.996110.99830.99510.98970.98040.96580.94670.9265 7.00.02990.10120.43450.61370.64770.71400.85620.88980.91310.93390.96690.98970.998310.99890.99480.98630.97230.95360.9338 7.50.02860.09850.43320.61070.64410.70940.84940.88150.90360.92450.95940.98440.99510.998910.99840.99240.98080.96430.9462 8.00.02550.09800.43550.60960.64410.70840.84390.87390.89620.91810.95340.97850.98970.99480.998410.99770.99010.97720.9620 8.50.02160.09790.43770.60700.64410.70770.83690.86430.88730.91070.94570.96960.98040.98630.99240.997710.99730.98920.9778 9.00.01810.09770.43780.60110.64180.70500.82670.85090.87480.89980.93390.95610.96580.97230.98080.99010.997310.99730.9904 9.50.01620.09720.43480.59130.63620.69930.81290.83370.85820.88470.91780.93810.94670.95360.96430.97720.98920.997310.9979 10.00.01710.09730.42900.57900.62810.69130.79740.81520.83970.86720.89980.91860.92650.93380.94620.96200.97780.99040.99791

(22)

10  相関行列の固有値(超長期国債)量的緩和解除

主成分 固有値 差 寄与率 累積寄与率

1 15 . 18 12 . 52 76

76

2 2 . 66 1 . 71 13% 89%

3 0 . 95 0 . 44 5

94

4 0 . 51 0 . 22 3% 97%

5 0 . 30 0 . 11 1

98

6 0 . 18 0 . 07 1% 99%

7 0 . 11 0 . 04 1

99

8 0 . 07 0 . 05 0% 100%

9 0 . 02 0 . 02 0

100

10 0 . 00 0 . 00 0% 100%

11 0 . 00 0 . 00 0

100

12 0 . 00 0 . 00 0% 100%

13 0 . 00 0 . 00 0

100

14 0 . 00 0 . 00 0% 100%

15 0 . 00 0 . 00 0

100

16 0 . 00 0 . 00 0% 100%

17 0 . 00 0 . 00 0

100

18 0 . 00 0 . 00 0% 100%

19 0 . 00 0 . 00 0

100

20 0 . 00 0% 100%

(23)

図9 固有値,寄与率,累積寄与率(超長期国債)量的緩和解除

固有値

主成分 主成分

スクリープロット 説明される分散

比率

1 . 0 0 . 8 0 . 6 0 . 4 0 . 2 0 . 0

0 5 10 15 20 0 5 10 15 20

15

10

5

0

比率 累積

10

 スポット・レートに対する因子負荷量(超長期国債)量的緩和解除

1 . 00

0 . 75 0 . 50 0 . 25 0 . 00

0 . 25

0 . 50

相関行列

変数

r0050 r0100 r0150 r0200 r0250 r0300 r0350 r0400 r0450 r0500 r0550 r0600 r0650 r0700 r0750 r0800 r0850 r0900 r0950 r1000

1

成分 2 3

(24)

質的量的緩和政策

QQE1導入

(2013年4月4日)

 表11の相関行列をみると,0

. 5年と1年のスポット・レートの他の年限

のスポット・レートとの相関係数がマイナスとなっている。

 表12の固有値をみると第3主成分までが1を超えていて,累積寄与率97

%であり,主要な説明要因であることが分かる。図11も併せてみると,第

1主成分の説明力は量的緩和解除の期間より低下しているが,第3主成分

までみると大半の変動を説明できていると考えられる。

 表12の固有値をみるとこの期間においても第3主成分までが主要な変動 要因と考えてよいだろう。図12の因子負荷量をみると第1主成分の影響は

1 . 5年以降のスポット・レートに対して概ね均等に影響を与えている。特

に3

. 5年から7 . 5年までの期間は1に近い数字である。第2主成分のスポッ

ト・レートに対する影響は,量的緩和解除の時期と異なり,5年を中心に して,それより長い期間はプラス,短い期間はマイナスの影響を受けてい る(量的緩和の時期と影響を受ける方向が逆である)。

(25)

11

 スポット・レートの変化率の相関行列(超長期国債)

QQE 1

0.51.01.52.02.53.03.54.04.55.05.56.06.57.07.58.08.59.09.510.0 0.51‑0.0391‑0.1205‑0.1318‑0.1292‑0.1331‑0.1048‑0.0647‑0.0523‑0.0526‑0.0508‑0.0474‑0.0439‑0.0407‑0.0376‑0.0339‑0.0291‑0.0225‑0.0139‑0.0031 1.0‑0.03911‑0.6358‑0.6705‑0.6638‑0.6247‑0.6019‑0.5623‑0.4845‑0.4071‑0.3605‑0.3361‑0.3165‑0.2880‑0.2430‑0.1853‑0.1198‑0.05130.01500.0738 1.5‑0.1205‑0.635810.99580.99170.96450.88830.80190.75690.71250.65110.58740.52570.46130.38890.30930.22550.14110.0609‑0.0101 2.0‑0.1318‑0.67050.995810.99430.96930.90420.82530.77860.73150.67120.61040.55130.48850.41680.33740.25320.16810.08710.0154 2.5‑0.1292‑0.66380.99170.994310.98760.92640.84620.80320.75960.69920.63610.57440.51020.43830.35950.27630.19230.11200.0406 3.0‑0.1331‑0.62470.96450.96930.987610.96660.90110.86830.83290.77920.72030.66150.60050.53320.45970.38170.30220.22550.1567 3.5‑0.1048‑0.60190.88830.90420.92640.966610.98120.96040.93140.89440.85420.81140.76410.70910.64640.57750.50550.43480.3707 4.0‑0.0647‑0.56230.80190.82530.84620.90110.981210.99180.97080.94890.92480.89590.86060.81650.76380.70390.63950.57510.5162 4.5‑0.0523‑0.48450.75690.77860.80320.86830.96040.991810.99330.98030.96090.93490.90290.86370.81710.76360.70520.64590.5908 5.0‑0.0526‑0.40710.71250.73150.75960.83290.93140.97080.993310.99500.97960.95610.92710.89280.85200.80480.75250.69840.6470 5.5‑0.0508‑0.36050.65110.67120.69920.77920.89440.94890.98030.995010.99430.97920.95780.93100.89780.85770.81180.76300.7158 6.0‑0.0474‑0.33610.58740.61040.63610.72030.85420.92480.96090.97960.994310.99520.98280.96420.93830.90490.86490.82110.7776 6.5‑0.0439‑0.31650.52570.55130.57440.66150.81140.89590.93490.95610.97920.995210.99610.98500.96610.93900.90450.86540.8257 7.0‑0.0407‑0.28800.46130.48850.51020.60050.76410.86060.90290.92710.95780.98280.996110.99620.98430.96380.93540.90150.8662 7.5‑0.0376‑0.24300.38890.41680.43830.53320.70910.81650.86370.89280.93100.96420.98500.996210.99590.98300.96180.93440.9044 8.0‑0.0339‑0.18530.30930.33740.35950.45970.64640.76380.81710.85200.89780.93830.96610.98430.995910.99560.98260.96260.9389 8.5‑0.0291‑0.11980.22550.25320.27630.38170.57750.70390.76360.80480.85770.90490.93900.96380.98300.995610.99570.98370.9667 9.0‑0.0225‑0.05130.14110.16810.19230.30220.50550.63950.70520.75250.81180.86490.90450.93540.96180.98260.995710.99610.9862 9.5‑0.01390.01500.06090.08710.11200.22550.43480.57510.64590.69840.76300.82110.86540.90150.93440.96260.98370.996110.9969 10.0‑0.00310.0738‑0.01010.01540.04060.15670.37070.51620.59080.64700.71580.77760.82570.86620.90440.93890.96670.98620.99691

(26)

12

 相関行列の固有値(超長期国債)QQE

1

主成分 固有値 差 寄与率 累積寄与率

1 14 . 01 9 . 72 70

70

2 4 . 29 3 . 27 21% 92%

3 1 . 02 0 . 51 5

97

4 0 . 51 0 . 41 3% 99%

5 0 . 10 0 . 06 0

100

6 0 . 03 0 . 02 0% 100%

7 0 . 02 0 . 01 0

100

8 0 . 01 0 . 00 0% 100%

9 0 . 00 0 . 00 0

100

10 0 . 00 0 . 00 0% 100%

11 0 . 00 0 . 00 0

100

12 0 . 00 0 . 00 0% 100%

13 0 . 00 0 . 00 0

100

14 0 . 00 0 . 00 0% 100%

15 0 . 00 0 . 00 0

100

16 0 . 00 0 . 00 0% 100%

17 0 . 00 0 . 00 0

100

18 0 . 00 0 . 00 0% 100%

19 0 . 00 0 . 00 0

100

20 0 . 00 0% 100%

(27)

11

 固有値,寄与率,累積寄与率(超長期国債)QQE

1

固有値

主成分 主成分

スクリープロット 説明される分散

比率

1 . 0 0 . 8 0 . 6 0 . 4 0 . 2 0 . 0 12 . 5

10 . 0 7 . 5 5 . 0 2 . 5 0 . 0

0 5 10 15 20 0 5 10 15 20

比率 累積

12

 スポット・レートに対する因子負荷量(超長期国債)QQE

1 1 . 0

0 . 5

0 . 0

0 . 5

相関行列

変数

r0050 r0100 r0150 r0200 r0250 r0300 r0350 r0400 r0450 r0500 r0550 r0600 r0650 r0700 r0750 r0800 r0850 r0900 r0950 r1000

1

成分 2 3

(28)

質的量的緩和政策

QQE2導入

(2014年10月31日)

 表13の相関行列をみると相関係数がマイナスとなるスポット・レートの 組み合わせが増えている。6

. 5年から10年の期間のスポット・レートとの

相関係数が,3

. 5年との相関係数を除いて,マイナスとなっている。

 表14の固有値をみると第4主成分も1を超えていて,第5主成分も0

. 95

とかなり1に近い数値となっている。累積寄与率や図13をみると第5主成 分かさらに多くの主成分がイールド・カーブの動きの要因となっているよ うだ。

 6年を境にして,4年から6年と6

. 5年以降とで第1主成分の影響が全

く反対になっている。第1主成分の寄与率は64%程度なので,実際のイー ルド・カーブの変動は他の要因と複合した動きとなっていることが予想さ

れる。

QQE 2の期間では,従来のイールド・カーブの変動要因だけでなく

それ以外の複雑な要因の影響が増えているということができるだろう。

(29)

13

 スポット・レートの変化率の相関行列(超長期国債)

QQE 2

0.51.01.52.02.53.03.54.04.55.05.56.06.57.07.58.08.59.09.510.0 0.510.6235‑0.14550.1248‑0.06750.03660.05400.48730.49310.51130.51070.4968‑0.4755‑0.4480‑0.4187‑0.3922‑0.3700‑0.3522‑0.3389‑0.3304 1.00.62351‑0.0866‑0.0053‑0.1444‑0.03830.06320.06740.06420.06700.06690.0683‑0.0786‑0.0929‑0.1054‑0.1141‑0.1196‑0.1237‑0.1282‑0.1345 1.5‑0.1455‑0.086610.53390.61440.4408‑0.11360.36060.38520.41780.40120.3650‑0.3368‑0.3166‑0.2966‑0.2764‑0.2578‑0.2416‑0.2287‑0.2193 2.00.1248‑0.00530.533910.28180.0288‑0.07410.24090.23380.23090.23700.2485‑0.2668‑0.2841‑0.2921‑0.2913‑0.2854‑0.2774‑0.2690‑0.2616 2.5‑0.0675‑0.14440.61440.281810.56090.00470.37950.39660.41750.41170.3847‑0.3531‑0.3262‑0.3053‑0.2901‑0.2793‑0.2711‑0.2643‑0.2577 3.00.0366‑0.03830.44080.02880.56091‑0.08070.41090.42150.41840.42420.4156‑0.3799‑0.3353‑0.2972‑0.2721‑0.2588‑0.2539‑0.2544‑0.2575 3.50.05400.0632‑0.1136‑0.07410.0047‑0.08071‑0.0459‑0.02540.00560.0031‑0.03740.08730.12080.13610.14130.14210.14080.13810.1339 4.00.48730.06740.36060.24090.37950.4109‑0.045910.99730.97440.98250.9991‑0.9927‑0.9675‑0.9357‑0.9066‑0.8832‑0.8653‑0.8519‑0.8422 4.50.49310.06420.38520.23380.39660.4215‑0.02540.997310.98780.99270.9986‑0.9822‑0.9495‑0.9122‑0.8792‑0.8529‑0.8329‑0.8180‑0.8074 5.00.51130.06700.41780.23090.41750.41840.00560.97440.987810.99840.9809‑0.9439‑0.8963‑0.8484‑0.8077‑0.7756‑0.7512‑0.7331‑0.7203 5.50.51070.06690.40120.23700.41170.42420.00310.98250.99270.998410.9885‑0.9547‑0.9085‑0.8615‑0.8216‑0.7904‑0.7669‑0.7496‑0.7373 6.00.49680.06830.36500.24850.38470.4156‑0.03740.99910.99860.98090.98851‑0.9877‑0.9575‑0.9220‑0.8904‑0.8652‑0.8460‑0.8318‑0.8216 6.5‑0.4755‑0.0786‑0.3368‑0.2668‑0.3531‑0.37990.0873‑0.9927‑0.9822‑0.9439‑0.9547‑0.987710.99060.97050.94940.93140.91710.90610.8979 7.0‑0.4480‑0.0929‑0.3166‑0.2841‑0.3262‑0.33530.1208‑0.9675‑0.9495‑0.8963‑0.9085‑0.95750.990610.99430.98320.97180.96190.95370.9473 7.5‑0.4187‑0.1054‑0.2966‑0.2921‑0.3053‑0.29720.1361‑0.9357‑0.9122‑0.8484‑0.8615‑0.92200.97050.994310.99700.99120.98490.97920.9744 8.0‑0.3922‑0.1141‑0.2764‑0.2913‑0.2901‑0.27210.1413‑0.9066‑0.8792‑0.8077‑0.8216‑0.89040.94940.98320.997010.99840.99510.99150.9880 8.5‑0.3700‑0.1196‑0.2578‑0.2854‑0.2793‑0.25880.1421‑0.8832‑0.8529‑0.7756‑0.7904‑0.86520.93140.97180.99120.998410.99910.99710.9948 9.0‑0.3522‑0.1237‑0.2416‑0.2774‑0.2711‑0.25390.1408‑0.8653‑0.8329‑0.7512‑0.7669‑0.84600.91710.96190.98490.99510.999110.99940.9981 9.5‑0.3389‑0.1282‑0.2287‑0.2690‑0.2643‑0.25440.1381‑0.8519‑0.8180‑0.7331‑0.7496‑0.83180.90610.95370.97920.99150.99710.999410.9996 10.0‑0.3304‑0.1345‑0.2193‑0.2616‑0.2577‑0.25750.1339‑0.8422‑0.8074‑0.7203‑0.7373‑0.82160.89790.94730.97440.98800.99480.99810.99961

(30)

14

 相関行列の固有値(超長期国債)QQE

2

主成分 固有値 差 寄与率 累積寄与率

1 12 . 75 10 . 59 64

64

2 2 . 16 0 . 72 11% 75%

3 1 . 44 0 . 28 7

82

4 1 . 16 0 . 21 6% 87%

5 0 . 95 0 . 22 5

92

6 0 . 73 0 . 36 4% 96%

7 0 . 37 0 . 01 2

98

8 0 . 36 0 . 27 2% 100%

9 0 . 09 0 . 08 0

100

10 0 . 01 0 . 01 0% 100%

11 0 . 00 0 . 00 0

100

12 0 . 00 0 . 00 0% 100%

13 0 . 00 0 . 00 0

100

14 0 . 00 0 . 00 0% 100%

15 0 . 00 0 . 00 0

100

16 0 . 00 0 . 00 0% 100%

17 0 . 00 0 . 00 0

100

18 0 . 00 0 . 00 0% 100%

19 0 . 00 0 . 00 0

100

20 0 . 00 0% 100%

(31)

13

 固有値,寄与率,累積寄与率(超長期国債)QQE

2

固有値

主成分 主成分

スクリープロット 説明される分散

比率

1 . 0 0 . 8 0 . 6 0 . 4 0 . 2 0 . 0 12 . 5

10 . 0 7 . 5 5 . 0 2 . 5 0 . 0

0 5 10 15 20 0 5 10 15 20

比率 累積

14

 スポット・レートに対する因子負荷量(超長期国債)QQE

2 1 . 0

0 . 5

0 . 0

0 . 5

1 . 0

相関行列

変数

r0050 r0100 r0150 r0200 r0250 r0300 r0350 r0400 r0450 r0500 r0550 r0600 r0650 r0700 r0750 r0800 r0850 r0900 r0950 r1000

1

成分 2 3

(32)

マイナス金利政策導入(2016年1月29日)

 表15の相関行列をみると,4年より長い期間のスポット・レートとの相 関係数がマイナスとなっている。しかも8年までは−0

. 9と非常に大きな

負の相関となっていることがわかる。3年までの金利と4年以降の金利と の変動が逆方向に生じていることになる。

 表16の固有値をみると第2主成分まででと大半(全体の97%)を説明で き,第3主成分までみればイールド・カーブの変動のほぼ100%を説明で きる。

 第1主成分の因子負荷量が3

. 5年までの期間のスポット・レートと4年

以降の期間のスポット・レートとで,全く逆方向の影響となっている。第

1主成分は寄与率も84%と高いので,イールド・カーブの変動要因の多く

の部分を説明する要因であるが,非常に特徴的な影響となっている。この 影響パターンは長期国債流通市場のイールド・カーブの変動と同様であ る。

(33)

15

 スポット・レートの変化率の相関行列(超長期国債)マイナス金利 0.51.01.52.02.53.03.54.04.55.05.56.06.57.07.58.08.59.09.510.0 0.510.98640.98380.98740.98850.98850.9879‑0.9873‑0.9869‑0.9868‑0.9869‑0.9867‑0.9851‑0.9786‑0.9573‑0.9040‑0.7962‑0.6119‑0.34450.0816 1.00.986410.99710.99350.99100.98890.9866‑0.9844‑0.9823‑0.9811‑0.9809‑0.9800‑0.9762‑0.9653‑0.9369‑0.8739‑0.7541‑0.5562‑0.27750.0153 1.50.98380.997110.99840.99630.99440.9925‑0.9904‑0.9883‑0.9869‑0.9866‑0.9856‑0.9813‑0.9692‑0.9378‑0.8686‑0.7376‑0.5231‑0.2279‑0.0355 2.00.98740.99350.998410.99950.99860.9976‑0.9963‑0.9948‑0.9938‑0.9936‑0.9927‑0.9891‑0.9781‑0.9481‑0.8795‑0.7470‑0.5274‑0.2242‑0.0441 2.50.98850.99100.99630.999510.99980.9993‑0.9985‑0.9974‑0.9966‑0.9964‑0.9956‑0.9924‑0.9823‑0.9532‑0.8854‑0.7528‑0.5314‑0.2246‑0.0463 3.00.98850.98890.99440.99860.999810.9998‑0.9993‑0.9985‑0.9979‑0.9977‑0.9970‑0.9942‑0.9846‑0.9564‑0.8893‑0.7567‑0.5339‑0.2239‑0.0496 3.50.98790.98660.99250.99760.99930.99981‑0.9998‑0.9993‑0.9988‑0.9987‑0.9981‑0.9957‑0.9869‑0.9599‑0.8940‑0.7620‑0.5380‑0.2242‑0.0540 4.0‑0.9873‑0.9844‑0.9904‑0.9963‑0.9985‑0.9993‑0.999810.99980.99960.99950.99910.99710.98940.96400.90020.76990.54580.22820.0561 4.5‑0.9869‑0.9823‑0.9883‑0.9948‑0.9974‑0.9985‑0.99930.999810.99990.99990.99970.99820.99160.96800.90650.77850.55550.23590.0539 5.0‑0.9868‑0.9811‑0.9869‑0.9938‑0.9966‑0.9979‑0.99880.99960.999911.00000.99990.99880.99280.97050.91070.78460.56290.24270.0502 5.5‑0.9869‑0.9809‑0.9866‑0.9936‑0.9964‑0.9977‑0.99870.99950.99991.000010.99990.99900.99330.97150.91250.78720.56620.24560.0492 6.0‑0.9867‑0.9800‑0.9856‑0.9927‑0.9956‑0.9970‑0.99810.99910.99970.99990.999910.99940.99460.97420.91700.79370.57380.25150.0483 6.5‑0.9851‑0.9762‑0.9813‑0.9891‑0.9924‑0.9942‑0.99570.99710.99820.99880.99900.999410.99750.98110.92950.81210.59560.26880.0449 7.0‑0.9786‑0.9653‑0.9692‑0.9781‑0.9823‑0.9846‑0.98690.98940.99160.99280.99330.99460.997510.99230.95280.84880.64110.30680.0352 7.5‑0.9573‑0.9369‑0.9378‑0.9481‑0.9532‑0.9564‑0.95990.96400.96800.97050.97150.97420.98110.992310.98280.90530.71880.37960.0064 8.0‑0.9040‑0.8739‑0.8686‑0.8795‑0.8854‑0.8893‑0.89400.90020.90650.91070.91250.91700.92950.95280.982810.96710.82470.4992‑0.0659 8.5‑0.7962‑0.7541‑0.7376‑0.7470‑0.7528‑0.7567‑0.76200.76990.77850.78460.78720.79370.81210.84880.90530.967110.93770.6720‑0.2183 9.0‑0.6119‑0.5562‑0.5231‑0.5274‑0.5314‑0.5339‑0.53800.54580.55550.56290.56620.57380.59560.64110.71880.82470.937710.8780‑0.4884 9.5‑0.3445‑0.2775‑0.2279‑0.2242‑0.2246‑0.2239‑0.22420.22820.23590.24270.24560.25150.26880.30680.37960.49920.67200.87801‑0.8348 10.00.08160.0153‑0.0355‑0.0441‑0.0463‑0.0496‑0.05400.05610.05390.05020.04920.04830.04490.03520.0064‑0.0659‑0.2183‑0.4884‑0.83481

(34)

16

 相関行列の固有値(超長期国債)マイナス金利 主成分 固有値 差 寄与率 累積寄与率

1 16 . 85 14 . 35 84

84

2 2 . 50 1 . 89 12% 97%

3 0 . 60 0 . 56 3

100

4 0 . 05 0 . 04 0% 100%

5 0 . 01 0 . 00 0

100

6 0 . 00 0 . 00 0% 100%

7 0 . 00 0 . 00 0

100

8 0 . 00 0 . 00 0% 100%

9 0 . 00 0 . 00 0

100

10 0 . 00 0 . 00 0% 100%

11 0 . 00 0 . 00 0

100

12 0 . 00 0 . 00 0% 100%

13 0 . 00 0 . 00 0

100

14 0 . 00 0 . 00 0% 100%

15 0 . 00 0 . 00 0

100

16 0 . 00 0 . 00 0% 100%

17 0 . 00 0 . 00 0

100

18 0 . 00 0 . 00 0% 100%

19 0 . 00 0 . 00 0

100

20 0 . 00 0% 100%

(35)

15

 固有値,寄与率,累積寄与率(超長期国債)マイナス金利

固有値

主成分 主成分

スクリープロット 説明される分散

比率

1 . 0 0 . 8 0 . 6 0 . 4 0 . 2 0 . 0

0 5 10 15 20 0 5 10 15 20

15

10

5

0

比率 累積

1 . 0

0 . 5

0 . 0

0 . 5

1 . 0

相関行列

変数

r0050 r0100 r0150 r0200 r0250 r0300 r0350 r0400 r0450 r0500 r0550 r0600 r0650 r0700 r0750 r0800 r0850 r0900 r0950 r1000

1

成分 2 3

16

 スポット・レートに対する因子負荷量(超長期国債)マイナス金利

(36)

3.日本円金利スワップ市場

量的緩和政策解除(2006年3月9日)

 表17の相関行列をみると,1年と1

. 5年のそれは0 . 9607,1 . 5年と2年で 0 . 9819とかなり高いのと比べると,0 . 5年のスポット・レートと1年との相

関が0

. 4069などと,0 . 5年のスポット・レートは他の年限のスポット・レー

トの相関係数が低いのが特徴的である。

 表18の固有値をみると,第1主成分が84%,第2主成分で94%と大半の 動きを説明できている。さらに第3主成分までみれば99%とほぼすべての 動きを説明できている。

 図18の因子負荷量をみると第1主成分の1年スポット・レートへの影響

は0

. 75程度と少し低いものの全体的に同じような影響を与えていると考え

られる。但し,0

. 5年のスポット・レートへの影響は0 . 25を下回っており,

この期間への影響は小さい。この期間への影響では第3主成分がおよそ

0 . 8の影響を与えていることから,全体での第3主成分の説明力は低いが

この期間のスポット・レートの変動の説明要因が第3主成分を構成してい ると考えられる。

(37)

17

 スポット・レートの変化率の相関行列(

JPY

)量的緩和解除 0.51.01.52.02.53.03.54.04.55.05.56.06.57.07.58.08.59.09.510.0 0.510.40690.31210.25450.21970.19010.16880.14960.13710.12510.11570.10630.09940.09230.08770.08270.07870.07450.07070.0665 1.00.406910.96070.91190.87440.83130.79230.75130.71760.68320.65220.62100.59740.57380.55860.54240.52840.51340.50010.4859 1.50.31210.960710.98190.96050.92870.89490.85700.82510.79160.76060.72910.70510.68080.66490.64790.63280.61650.60210.5865 2.00.25450.91190.981910.99010.96700.94000.90760.87730.84510.81540.78510.76070.73600.72010.70300.68690.66960.65510.6395 2.50.21970.87440.96050.990110.99320.97740.95410.93030.90340.87690.84920.82650.80330.78750.77050.75480.73780.72320.7074 3.00.19010.83130.92870.96700.993210.99380.97860.96060.93880.91530.89020.86930.84770.83230.81570.80050.78400.76950.7537 3.50.16880.79230.89490.94000.97740.993810.99540.98490.96940.95140.93090.91280.89380.87970.86440.85000.83430.82040.8053 4.00.14960.75130.85700.90760.95410.97860.995410.99610.98630.97320.95700.94160.92490.91220.89820.88460.86970.85650.8420 4.50.13710.71760.82510.87730.93030.96060.98490.996110.99700.98930.97780.96610.95270.94180.92940.91740.90400.89160.8779 5.00.12510.68320.79160.84510.90340.93880.96940.98630.997010.99710.98970.98140.97100.96170.95090.94040.92830.91680.9038 5.50.11570.65220.76060.81540.87690.91530.95140.97320.98930.997110.99770.99290.98560.97870.97010.96120.95080.94060.9290 6.00.10630.62100.72910.78510.84920.89020.93090.95700.97780.98970.997710.99830.99370.98900.98240.97500.96600.95720.9469 6.50.09940.59740.70510.76070.82650.86930.91280.94160.96610.98140.99290.998310.99860.99570.99090.98530.97800.97040.9612 7.00.09230.57380.68080.73600.80330.84770.89380.92490.95270.97100.98560.99370.998610.99880.99560.99170.98600.97950.9714 7.50.08770.55860.66490.72010.78750.83230.87970.91220.94180.96170.97870.98900.99570.998810.99900.99650.99220.98720.9807 8.00.08270.54240.64790.70300.77050.81570.86440.89820.92940.95090.97010.98240.99090.99560.999010.99900.99610.99260.9874 8.50.07870.52840.63280.68690.75480.80050.85000.88460.91740.94040.96120.97500.98530.99170.99650.999010.99910.99690.9930 9.00.07450.51340.61650.66960.73780.78400.83430.86970.90400.92830.95080.96600.97800.98600.99220.99610.999110.99910.9965 9.50.07070.50010.60210.65510.72320.76950.82040.85650.89160.91680.94060.95720.97040.97950.98720.99260.99690.999110.9992 10.00.06650.48590.58650.63950.70740.75370.80530.84200.87790.90380.92900.94690.96120.97140.98070.98740.99300.99650.99921

(38)

18

 相関行列の固有値( JPY)量的緩和解除 主成分 固有値 差 寄与率 累積寄与率

1 16 . 81 14 . 79 84

84

2 2 . 03 1 . 17 10% 94%

3 0 . 86 0 . 65 4

99

4 0 . 21 0 . 15 1% 100%

5 0 . 06 0 . 04 0

100

6 0 . 02 0 . 01 0% 100%

7 0 . 01 0 . 00 0

100

8 0 . 00 0 . 00 0% 100%

9 0 . 00 0 . 00 0

100

10 0 . 00 0 . 00 0% 100%

11 0 . 00 0 . 00 0

100

12 0 . 00 0 . 00 0% 100%

13 0 . 00 0 . 00 0

100

14 0 . 00 0 . 00 0% 100%

15 0 . 00 0 . 00 0

100

16 0 . 00 0 . 00 0% 100%

17 0 . 00 0 . 00 0

100

18 0 . 00 0 . 00 0% 100%

19 0 . 00 0 . 00 0

100

20 0 . 00 0% 100%

(39)

17

 固有値,寄与率,累積寄与率(JPY)量的緩和解除

固有値

主成分 主成分

スクリープロット 説明される分散

比率

1 . 0 0 . 8 0 . 6 0 . 4 0 . 2 0 . 0

0 5 10 15 20 0 5 10 15 20

15

10

5

0

比率 累積

1 . 00

0 . 75

0 . 50

0 . 25

0 . 00

0 . 25

相関行列

変数

r0050 r0100 r0150 r0200 r0250 r0300 r0350 r0400 r0450 r0500 r0550 r0600 r0650 r0700 r0750 r0800 r0850 r0900 r0950 r1000

1

成分 2 3

18

 スポット・レートに対する因子負荷量(JPY)量的緩和解除

r0600

(40)

質的量的緩和政策

QQE1導入

(2013年4月4日)

 この期間は,表19の相関係数をみると0

. 5年と3年以降の相関係数が,

数値は大きくないものの,マイナスとなっている。それより短い期間のプ ラスの係数の数値もそれほど大きくないので,マイナスであることもさる ことながら,0

. 5年のスポット・レートの動きは,他の年限ものもと比べ

て違った動きをしていると考えられる。

 表20の固有値をみると第1主成分から第3主成分の説明力は累積寄与率 が若干落ちてはいるものの,それでも第3主成分までの累積寄与率が97%

とほぼすべての動きを説明できていると考えてよいだろう。

 図20の因子負荷量をみると第1主成分の1年スポット・レートへの影響

は0

. 7程度と少し低いものの全体的に同じような影響を与えていると

考え

られる。但し,0

. 5年のスポット・レートへの影響は0 . 25を下回っており,

この期間への影響は小さい。この期間への影響では第3主成分が0

. 5年の

スポット・レートにほぼ1の影響を与えていることから(したがってほかの 期間のスポット・レートへの影響はほぼゼロ),全体での第3主成分の説明力 は低いがこの期間のスポット・レートの変動の説明要因が第3主成分を構 成していると考えられる。第2主成分は5年を境に短い期間はプラス,長 い期間はマイナスとイールド・カーブを回転させる(傾きを変える)要因 であると考えてよいだろう。

(41)

19

 スポット・レートの変化率の相関行列(

JPY

QQE 1

0.51.01.52.02.53.03.54.04.55.05.56.06.57.07.58.08.59.09.510.0 0.510.02880.01890.01520.0038‑0.0048‑0.0135‑0.0199‑0.0274‑0.0330‑0.0336‑0.0339‑0.0345‑0.0348‑0.0332‑0.0316‑0.0319‑0.0321‑0.0331‑0.0339 1.00.028810.94100.88720.83450.77450.71950.67120.63210.59690.56660.53860.51570.49410.47590.45800.44490.43170.42080.4096 1.50.01890.941010.97760.94260.89230.84180.79540.75830.72390.69540.66810.64400.62090.60050.58010.56410.54800.53290.5176 2.00.01520.88720.977610.97720.93400.88700.84270.80630.77220.74410.71680.69220.66830.64720.62610.60920.59210.57600.5597 2.50.00380.83450.94260.977210.98850.96350.93450.90760.88020.85510.82970.80560.78180.75960.73710.71820.69890.67980.6604 3.0‑0.00480.77450.89230.93400.988510.99140.97400.95480.93320.91100.88770.86480.84180.81940.79650.77660.75640.73560.7146 3.5‑0.01350.71950.84180.88700.96350.991410.99530.98430.96900.95080.93060.90970.88830.86630.84370.82320.80230.78040.7583 4.0‑0.01990.67120.79540.84270.93450.97400.995310.99530.98480.96980.95220.93300.91290.89150.86940.84860.82740.80500.7822 4.5‑0.02740.63210.75830.80630.90760.95480.98430.995310.99700.98840.97590.96100.94460.92630.90680.88800.86850.84750.8262 5.0‑0.03300.59690.72390.77220.88020.93320.96900.98480.997010.99650.98820.97690.96350.94780.93070.91350.89550.87600.8559 5.5‑0.03360.56660.69540.74410.85510.91100.95080.96980.98840.996510.99760.99110.98180.96990.95600.94140.92570.90830.8901 6.0‑0.03390.53860.66810.71680.82970.88770.93060.95220.97590.98820.997610.99760.99180.98300.97180.95950.94570.93030.9138 6.5‑0.03450.51570.64400.69220.80560.86480.90970.93300.96100.97690.99110.997610.99820.99310.98510.97550.96420.95110.9368 7.0‑0.03480.49410.62090.66830.78180.84180.88830.91290.94460.96350.98180.99180.998210.99790.99270.98550.97640.96530.9529 7.5‑0.03320.47590.60050.64720.75960.81940.86630.89150.92630.94780.96990.98300.99310.997910.99840.99420.98780.97940.9694 8.0‑0.03160.45800.58010.62610.73710.79650.84370.86940.90680.93070.95600.97180.98510.99270.998410.99850.99450.98850.9807 8.5‑0.03190.44490.56410.60920.71820.77660.82320.84860.88800.91350.94140.95950.97550.98550.99420.998510.99880.99520.9896 9.0‑0.03210.43170.54800.59210.69890.75640.80230.82740.86850.89550.92570.94570.96420.97640.98780.99450.998810.99870.9951 9.5‑0.03310.42080.53290.57600.67980.73560.78040.80500.84750.87600.90830.93030.95110.96530.97940.98850.99520.998710.9989 10.0‑0.03390.40960.51760.55970.66040.71460.75830.78220.82620.85590.89010.91380.93680.95290.96940.98070.98960.99510.99891

(42)

20

 相関行列の固有値( JPY)QQE

1

主成分 固有値 差 寄与率 累積寄与率

1 16 . 29 14 . 14 81

81

2 2 . 15 1 . 16 11% 92%

3 0 . 99 0 . 58 5

97

4 0 . 41 0 . 31 2% 99%

5 0 . 10 0 . 07 1

100

6 0 . 03 0 . 02 0% 100%

7 0 . 01 0 . 01 0

100

8 0 . 01 0 . 00 0% 100%

9 0 . 00 0 . 00 0

100

10 0 . 00 0 . 00 0% 100%

11 0 . 00 0 . 00 0

100

12 0 . 00 0 . 00 0% 100%

13 0 . 00 0 . 00 0

100

14 0 . 00 0 . 00 0% 100%

15 0 . 00 0 . 00 0

100

16 0 . 00 0 . 00 0% 100%

17 0 . 00 0 . 00 0

100

18 0 . 00 0 . 00 0% 100%

19 0 . 00 0 . 00 0

100

20 0 . 00 0% 100%

(43)

19

 固有値,寄与率,累積寄与率(JPY)QQE

1

固有値

主成分 主成分

スクリープロット 説明される分散

比率

1 . 0 0 . 8 0 . 6 0 . 4 0 . 2 0 . 0

0 5 10 15 20 0 5 10 15 20

15

10

5

0

比率 累積

20

 スポット・レートに対する因子負荷量(JPY)QQE

1 1 . 00

0 . 75 0 . 50

0 . 25

0 . 00

−0

. 25

相関行列

変数 1

成分 2 3

r0050 r0100 r0150 r0200 r0250 r0300 r0350 r0400 r0450 r0500 r0550 r0600 r0650 r0700 r0750 r0800 r0850 r0900 r0950 r1000

(44)

質的量的緩和政策

QQE2導入

(2014年10月31日)

 この期間は,表21の相関係数をみると量的緩和解除期間と似た状況であ

る。0

. 5年スポット・レートの他の年限のスポット・レートとの相関係数

が量的緩和解除期間の時よりもさらに低い。それ以外のスポット・レート の相関係数は比較的高い値になっている。

 表22の固有値をみると第1主成分から第3主成分の説明力は,累積寄与

率は

QQE 1の時期とほぼ同じ水準で,第3主成分までの累積寄与率が98%

とほぼすべての動きを説明できていると考えてよいだろう。

 因子負荷量をみると,各主成分とスポット・レートとの関係は

QQE 1の

期間とほぼ同じ影響を示していると考えられる。

(45)

21

 スポット・レートの変化率の相関行列(

JPY

QQE 2

0.51.01.52.02.53.03.54.04.55.05.56.06.57.07.58.08.59.09.510.0 0.510.07060.09780.09050.10550.11290.12140.12650.13430.13960.14220.14370.14650.14850.14970.15050.15050.15030.14820.1459 1.00.070610.95510.90420.85230.79880.74460.69810.65520.61860.58680.55810.52880.50150.47890.45750.44320.42920.42070.4123 1.50.09780.955110.97240.93760.89310.84500.80170.76250.72830.69750.66940.64120.61460.59190.57020.55430.53870.52900.5192 2.00.09050.90420.972410.97920.94310.90170.86270.82820.79720.76760.74000.71280.68680.66480.64340.62780.61240.60240.5924 2.50.10550.85230.93760.979210.99090.96910.94330.91870.89500.87110.84790.82520.80280.78310.76360.74830.73300.72270.7121 3.00.11290.79880.89310.94310.990910.99150.97500.95750.93900.91930.89940.88010.86040.84270.82480.81000.79510.78470.7740 3.50.12140.74460.84500.90170.96910.991510.99560.98610.97360.95930.94370.92800.91130.89590.88000.86630.85230.84220.8317 4.00.12650.69810.80170.86270.94330.97500.995610.99620.98810.97780.96540.95250.93810.92450.91010.89730.88410.87430.8642 4.50.13430.65520.76250.82820.91870.95750.98610.996210.99770.99180.98290.97290.96120.94970.93730.92610.91420.90510.8955 5.00.13960.61860.72830.79720.89500.93900.97360.98810.997710.99740.99130.98380.97410.96450.95370.94370.93300.92450.9153 5.50.14220.58680.69750.76760.87110.91930.95930.97780.99180.997410.99820.99370.98670.97940.97060.96250.95350.94600.9379 6.00.14370.55810.66940.74000.84790.89940.94370.96540.98290.99130.998210.99810.99340.98800.98090.97440.96680.96030.9530 6.50.14650.52880.64120.71280.82520.88010.92800.95250.97290.98380.99370.998110.99860.99530.99030.98530.97920.97370.9673 7.00.14850.50150.61460.68680.80280.86040.91130.93810.96120.97410.98670.99340.998610.99870.99540.99190.98700.98240.9769 7.50.14970.47890.59190.66480.78310.84270.89590.92450.94970.96450.97940.98800.99530.998710.99900.99680.99320.98960.9850 8.00.15050.45750.57020.64340.76360.82480.88000.91010.93730.95370.97060.98090.99030.99540.999010.99910.99670.99400.9902 8.50.15050.44320.55430.62780.74830.81000.86630.89730.92610.94370.96250.97440.98530.99190.99680.999110.99920.99760.9948 9.00.15030.42920.53870.61240.73300.79510.85230.88410.91420.93300.95350.96680.97920.98700.99320.99670.999210.99930.9974 9.50.14820.42070.52900.60240.72270.78470.84220.87430.90510.92450.94600.96030.97370.98240.98960.99400.99760.999310.9994 10.00.14590.41230.51920.59240.71210.77400.83170.86420.89550.91530.93790.95300.96730.97690.98500.99020.99480.99740.99941

(46)

22

 相関行列の固有値( JPY)QQE

2

主成分 固有値 差 寄与率 累積寄与率

1 16 . 62 14 . 53 83

83

2 2 . 09 1 . 11 10% 94%

3 0 . 98 0 . 78 5

98

4 0 . 20 0 . 13 1% 99%

5 0 . 07 0 . 05 0

100

6 0 . 02 0 . 01 0% 100%

7 0 . 01 0 . 01 0

100

8 0 . 01 0 . 00 0% 100%

9 0 . 00 0 . 00 0

100

10 0 . 00 0 . 00 0% 100%

11 0 . 00 0 . 00 0

100

12 0 . 00 0 . 00 0% 100%

13 0 . 00 0 . 00 0

100

14 0 . 00 0 . 00 0% 100%

15 0 . 00 0 . 00 0

100

16 0 . 00 0 . 00 0% 100%

17 0 . 00 0 . 00 0

100

18 0 . 00 0 . 00 0% 100%

19 0 . 00 0 . 00 0

100

20 0 . 00 0% 100%

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