論文以外のコンテンツ
雑誌名
経営論集
号
85
発行年
2015-03
URL
http://id.nii.ac.jp/1060/00007116/
Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止
http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja
i
小椋康宏教授の退任記念号に寄せて
経営論集第85 号は小椋康宏教授の退任記念号としてお届けする運びとなりました。編
集委員長(学部長)として、これまで経営学部の学術研究の発展に対する功績を感謝する
とともに、新たな人生への門出を祝して、先生のご経歴や思い出を紹介することで、巻頭
言とさせて頂きたいと思います。なお巻末のページには詳細な職歴や業績の一覧がありま
すので、そちらも合わせてお読みくだされば幸いです。
小椋教授は、1967 年愛知大学法経学部を卒業後、1969 年一橋大学大学院商学研究科修
士課程を修了し、1970 年より現在まで45 年間、東洋大学に奉職されておられます。また、
助手、講師、助教授、教授として、一貫して「経営財務論」の授業を担当されてこられま
した。教育においては、学部の授業やゼミナールにおいて多数の学生を指導していただい
ただけでなく、大学院経営学研究科博士課程の設置にご尽力頂いたうえ、その後の修士論
文・博士論文の指導など、大学院の教育にも尽力されました。
教授の研究は一貫して経営財務に関わるものが中心であり,特に資本コスト論の第一人
者であります。しかし企業における資本調達から投資を含む資本運用論、企業価値創造論、
コーポレートガバナンス論に至るまで広範囲に渡っても研究されており、主要な業績を数
えても論文は48 本、著書は単著・共著を含めて 17 冊に上ります。2012 年には博士(経
営学)の学位を取得しておられます。東洋大学経営論集および経営力創成研究センターに
も多数の投稿をいただいており、本学における経営財務研究分野を大いに深化発展させる
ことができました。ここに深く感謝いたします。
その他、小椋教授の在任中、東洋大学においては、経営学部長、大学院経営学研究科委
員長、経営力創成センター長、評議員、教務部長、および附属図書館長を務めておられま
す。学会においては、日本経営教育学会会長を2 期、日本経営財務研究学会評議員を 6 期
努められたほか、日本経営学会、経営行動研究学会、経営哲学学会、公益事業学会など多
数の学会の理事を歴任されました。
以上のように、小椋教授は本学のみならず日本の経営学研究に大きな功績を残してくだ
さいました。長年にわたり、学生だけでなく教員に対する包容力、大学を取り巻く状況の
変化に対して柔軟な発想で我々を導いてくださったことに感謝いたします。
2015 年 3 月 16 日
経営学部長
旭 貴 朗