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一時停止の指定のある道路を交差する左右の見通しの十分でない交差点に進入する自動車運転者の注意義務と信頼の原則 利用統計を見る

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全文

(1)

一時停止の指定のある道路を交差する左右の見通し

の十分でない交差点に進入する自動車運転者の注意

義務と信頼の原則

著者

今上 益男

雑誌名

東洋法学

13

1

ページ

151-160

発行年

1969-09

URL

http://id.nii.ac.jp/1060/00006133/

Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja

(2)

事判例研究

三 一時停止の指定のある道路を交差する左右の見通しの十分でない交差点に進入する自動車運転者の注意義務と信 頼の原則

︵縣醗謂廼、肇静雲仁鶴購繭難購講難京嚢︶篶刑集一三巻言互至葺下

 四事実鋤 原判決および第一審判決で確定された本判決の基礎となった事実は次の通りである。 ﹁自動車運転の業務に従事する被告人Xは昭和四一年二月九 顕午前九時一〇分頃、軽四輪自動車を運転し、都内を通る幅員 七・三メ⋮トルの簡易舗装道路を時速約二〇キpで南進中、右 道路とほぽ直角に交差する幅員一〇・四メートルの簡易舗装道 路︵以下﹁東西道路﹂という︶との交差点︵東西道路からの交差 点入qの道路表面には停止線が白色塗料でしるされており、そ の内側左端には一時停止の道路標識が設置されている、交通整 理が行なわれておらず.左右の見通しがきかない交差点︶にさ しかかり、これを直進しようとして、右交差点の入口側端の一 二、三メ⋮トル手前︵図面④で時速約一〇キpに減速して進行 し、自動車運転席が右側端線の一・六メートル手前︵図面◎︶ にきたところで東西道路における交通の安全を確認すべく右方

刑事判例研究

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   東洋法学       

一五二 を望見したところ、右道路の手前に沿って前記停止線から約五・三メートル離れたところに、自動車︵図面A︶が一台駐車してい たほかには.他の車両等の存在を認めなかったので、その後は右方を晃ることなく、左側に注意しながら、チ、のまま交差点に進入 し、前記側端線から三・一メ⋮トルのところ︵図面e︶に自薙運転席がぎたときに、右方東西道路より時速三〇キ揖以上の速度で 進行し、右交差点にはいる前に. 一時停止もせず、そのままの速度で交差点を突破しようとした相手方運転の普通乗用車のバンパ !を趨驚の右側前部運転席のドア附近に衝突させ、 その影響で趨事を左斜前方一六土メ⋮トルに逸走させ、同所で作業中の被害 者に接触させて.全治約一ケ月を要する腰部および両下肢挫傷等の傷害を負わせたしと.いうものである。  、皇、魯醤      −         では嘱論、      駐車 申の離動車︵麟爾A︶とにより.       、,    八・五?一九・五メ⋮トル︶.畷の際望見できなか った欝丁両難響とふ父藤“露醐で衝廊袈するお瞭ぐれのあることを漁慢獄して曳      轍っては. い璽記傭“止繍灘から        一塊三メートル N畦む、,      、、時速四〇キ       、、       照㍑趨し. その範縣内に車両 等が存在しないことを確認しなければならないとして、被告人に過失を認めた。  これに対し最高裁は.弁護人の判例違反等の主張は適法な上欝理由に該当しないとしつつ.     一条一号を適用し.原判     、      礁判して.被告人を無罪とした。  四判旨魏 本件被告人のように.他方の道路の交差点の入欝に一時停止の道路標識および停止線の表示のある交差点に進入しよう とする灘動車運転者としては、 その停止線付近に交差点にはいろうとする薙両等が存在しないことを確かめた後、すみやか撚交差 点に進入すれば足り.本件のようにあえて交通法規に違反して.高速度で交差点を突破しようとする薙両のありうること蛮でも予 想して、他方の道路に対する安全を確認し.もって事故の発生を未然に防止すべぎ注意義務はない鼠、のと解するのが相当である。 ︻研究蟹 判旨に賛成する。 一 本件は、道路の交差点を薩進しようとした車両間の衝突事故について、 いわゆる信頼の原則が適用された最高

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裁判所の最初のケ!スである。  周知の通り、信頼の原則の適用については昭和四一年一二月一〇日最高裁第三小法廷判決︵騨喋垢誰蒔○︶以来、かな りの期間が経過し、これに引続く昭和四二年一〇月二二日最高裁第二小法廷判決︵魏礫肛ル騰轡により、最高裁判所の一 五人の裁判官のうち九人の裁判官によって肯定されたことによって、最高裁判所の判例として確立されたことが、法 への謙抑的な視点ということから、画期的なものとして高く評価されたといういきさつや、さらにはいくつかの本件 と同種の下級審判例︵顯疎翻醐禰ゴ、9運た駝靴糠鵬購腿ぞ肇や鴨那鰍か顯爺甥覧拡藁軌肝鋼︶があることなどから、早晩本件のよう な判決が出るであろうは、十分に予想されていたところである。  もともと、信頼の原則を適矯する場合において、他の交通関与者が交通法規違反の行為をし、あるいは交通上不適 切な態度に出ないことを信頼したことが、社会的に相当であると認められるかどうかの判断は、当時の交通事情や交 通環境などに即応しつつ、個々具体的に判断されるべき事項であるばかりでなく、学説上、信頼の原則を承認しつつ、 その理論づけに関しては、たとえば﹁許された危険﹂の範囲を定める原理であるとなす見解︵脳源兆潮嘱双簗器熱駅蠕瀬飾原V、 あるいは予見可能性の原則の一つであるとなす見解︵瀞鞭娼渕触紛遜罪魂塾餅︶、あるいはまた、予見可能性を限定ないし 否定するとなす見解︵納鋪麹歎り繍塑聞琳鱒せ難潜︶など、過失犯の構造とも関連して論議されているところであるが、間題 の本質は、かような形而上学的なディメンションでの対立に意義があるのでなく、判例形成において、信頼の原則が 裁判官の判断フレームとなるように、事故を類型化しながら注意義務を定型化し、判例の画一性と統一性を指向する ことこそが必要であって︵階源鞠鰭蠣初源規−欄肘筋曝調戴判︶.信頼の原則適用の条件、あるいは限界の確立こそが、なによりも

   刑事判例研究      

副五三

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   東洋法学      一五四

今後の課題であるというべく.その意味で、本判決は、一時停止の指定のある道路と交差する左右の見通しの十分で ない交差点に進入する.という特定の場合において、信頼の原則を適用し、自動車運転者の注意義務を否定した新判 例として.注目に価するものといわなければならない。  二 信頼の原鋼が適用されるためには、通常、①行為者の主観面において.被害者または第三者の適切な行動に対 する信頼がなければなら猷いことと、鋤行為の客観面において.行為者の行動の申に事故の発生の原因となるような交 通違反があひてはならない、レ偏いう二つの条件があげられている︵鞭蝋餌破囎譲磯靴灘騰鵡罐酬驚融︶.㊤の条件は. いわば信頼 の原羅のもつ意味から当然に導かれるところであって.要するに.被害者または第三者が交通法規遠反の行為蜜たは交 通上不適切な態度に出るとは思わなかった.ということで足ウるのであるが.②の条件については.鋳・の理由づけを めぐって争いがある。西原教授は、クリ⋮ンハンズの原則あるいは公平の原則というものを考え.信頼の原則は.元 来不正対正の関係のあるとぎに認められる原理であって.自分で規則違反を犯しながら他人に規則に合致した行動を 要求することが許されないのは当然であるから、とされるが︵髄猟囎騙脹講隙鰍と︶.坂本調査官は、交通法規違反がある場 合には.菱、の行為によって被告人に過失が認められ.信頼の原則を適用する余地がないからであるとされる︵鋤罫蝕糠麟 誕瓢ヨ塗、痢調嚢甦︶。  しかしながら、信頼の原則は、結果の発生の蓋然性の程度の判断の基準となり.その限界を界する機能を営むもの と考え.行為老の側に当該事故の一因となる交通法規違反がある場合に、信頼の原則が適用されないのは、その交通違 反がある場舎には、結果発生の蓋然性の程度が刑法上無視することが許される限界を越えるために他ならないからで

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あるど解すべ馨窪かろうか︵誰翻雛鐵讐牽翻欝麩種綾聾雛叢鰻難鶴難縫羅腰

臆滅瀦祉祉班紛薦辮煉臓離糠蹴墜講儀蕩誰癒伽謹齢硫とV  それはともかくとして、本判決が、行為者に交通上の義務違反がないことをもって、信頼の原則と結びつけている と見る限り、結局、自分をも含めた全体の交通秩序が維持されているという前提に立って、はじめて信頼という.︸と が正当化されるからだ、と説明せざるをえないように思われる︵琳鮒僧妹粛訓醐癬鰍伊酬︶のであるが、未だ学説上も議論が 十分に尽くされていない点であるだけに問題の残されるところであろう。  三 ところで、本件で最も問題となるのは、事故発生当時の状況のもとで、被告人の行為をなお不注意であるとし て信頼の原則の適用を認めず、被告人に原判決でいうような広範囲の右方安全確認の義務と徐行義務を認めるのが正 当であるかどうか、という点である。  これに信頼の原鋼を適用すべきか否か、その前提条件を充たしているか否かの判断は、つまるところ、交差点を直 進して通過しようとした際の具体的特殊事情を基礎として、個別的に検討してみるほかはないわけであるが、一般的 に交差点において、果して行為者がどのような行動をとるべきかは、交差点の性質に対応して、自ずと異なってこざる をえない︵淋礪鉛繍購評駅﹂︶。  先ず、8交通信号機の設置されている交差点︵籟敏鰭四︶の場合は、信号機が交通安全維持のために設けられており、 赤信号のもとでは、たとえ他方道路から青信号によって交差点に進入する車両がなくとも停止していなければなら ないことからいっても、 交差点端の停止線で一たん停止し、 信号が青に変ったのち左右を見て発進すれば足るし        一五五

    珊事判例研究

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   葉洋法学       

一五六        すでに青信号になっているときには、警音器 を鳴らさず.徐行もせずに、そのまま進行を続けたとしてもよいのではなかろうか︵縢鯨幅瑚瑠勢二翫f藷判︶。また警察 官による交通整理の行なわれている交差点︵嫌鐵紘︶の場念も.車両等は当該警察官の手信号等に従わなければならない のであるから、右に準じて考えればよい。  これに対し.昌        いないか、交通整理が行なわれておらず.しかも一方が優先道路とされた交差 点の場合には、非優先道路にある車両は.優先通路から交差点に進λする車、爾がないときは.徐行しなげればならない ものの︵鋪磁嘆ハ︶、交差点に進入する厨隔と自体は禁ぜられていないゆ、恩.安全確保の手段は.運転者各懲の安全確認に 全面的に依存することにな哨、て、その危険性は高いといわなければならないから、優先遵路を進行する運転者に.常に 一時停出または徐行の義務はないとはいうものの︵櫃講鵬離灘瀦饗、駅犀︶.徐行や減速するなどして、相手方車両との距離. その進行の程度、自車の速度の状況を的確に判断しなければならない︵蹴鯨搬欄灘鵬薪節鉱描覧総煽謎報衛舳鞭鍬娚繊融甥筋静蝶拡鎌磁 蹴爾鵬糊翻販壽警薙欄瑚難M秘ヌ聾蹴鶴欝に総﹄頁︶というべきであろう。次に、口優先道路の区別がないか.またはそれが明確 でなく一時停止などの標識もない交差点の場合には.優先順位による安全措置すらないことからいっても、徐行また は一時停止して安全を確認しなければ、行為者の秩序にかなった態度があったとはいえないであろう︵課鯨麟礫嬰壷鞠嫉畢

翫嶺臨藩碧誌蘇攣趨箋翫無編累響灘鶴編繋離零複ハ︶.

 それでは、鱒交差する道路の一方に一時停止の指示のある交差点の場合はどうであろうか、すなわち.本件のよう な、他方の道路に一時停止の道路標識および停止線の表示がある交差点がこれである。

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       ぽ  ぽ  ヤ  ヤ  四 ①先ず徐行義務については前記eと口とのバラソスから考えても、一般的には、自動車運転者に徐行または一た ん停止の義務まではないといってよい︵融鯨鵬醐㎝、晃ひ暮恥離眺顯璃備螢硫壁一一萌駕凋匪顧解.議せ磁逆窯獣繭鵬麺轍講墓罵駈臨駒既↓艇速嘱 髪鶏賄蟷七︶。  しかし、本件の場合のような具体的状況では、道交法四二条の徐行義務が、単に車両との関係でなく、左右の見通 しのぎかない交差点に進入する車両に対し、全ての通行者との間の危険防止を考慮したものであって、たとえ交差す る一方の道路に一時停止の標識が有する場合であっても、その指定は車両等に対し一時停止を課するにすぎず、一般 の通行人には及ばないわけであるから、優先車両に対し法四二条の徐行義務が解除されるわけではないというべきで

ある︵魏灘糊醐灘瀞㌃㍗蒲魏晒象レ壷翫囎躰蛸糠簾餐馨鉱糖無、編匙灘㍑難雛襲鴫犠鍵難議騨解烈削

聾棺罷蜜二臓卿礎需蹴騨愛監髭胤熊︶。  こうしてみると、被告人が図面④点で時速約一〇キpに減速したことが、徐行の義務を尽くしたといえるかどうか が問題となるべき筋合のものであった︵叢勇註齢艦蜘羅畷勧誠髄聖鎌斯義難髄齪瓢臨熊霞漁恥離蹴羅述切瓠胎護剛翻鰐↑︶。  現に、本判決中にあらわれた原審の判断の中では、被告人の右徐行義務にふれられているのであるが、本判決では、 減速の事実を認めたのみで、特にこの点に言及されているわけではないから、信頼の原則の適用について、間題を生 ずるわけではないが、やはりこの点はリーディングケースとして、若干なりと間題とされて欲しかったと思うのは、 果してないものねだりになるであろうか。  ② 次に間題となる右方安全確認義務について、原判決は、時速四〇キ・で走行中の制動距離は約二二、三メート

   刑事判例研究       一五七

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   東洋法 学      一五八 ルであるから、徐行も一時停止もせず、交差点を突破しようとして来るかも知れない童両等の有無を確かめるため、 望見可能な範囲が一八・五メ!トルないし一九・五メ⋮トルである◎点で右方の安全を確認するだけでは足りず、◎ 点よりも望見可能な範囲の広い◎点で右方を確認する義務があるとした。  しかし、本判決は.被告人が右方を望見したときには、停止線付近には交差点にはいろうとする車両等は存在しな かったのであ勢、また、右望見によって現認することがでぎなかった車両等は、交養点にはいるに先立ち.㎜ゴ3?∼ とをもって.不注意であるということはできないとし、もし.原凝決のような注意をしなけ勲ばならないとすれば. 左側に対する注意がおろそかになって、反って危険であるばかりでなく、       交 差点の交通規整をしようとした道交法の趣旨が没却され.不当であると判示した、  確かに、原判決のような注意をしていれば、本件のような形の事故は起らなかったであろ.うが.弁護人の上告趣意に よっても、右方道路の中心線二二・三メートルを見通せる◎点では.被告人の車の最前部はすでに交差点にはいって いることが計算上明らかとされていることからいっても、被告人の◎点での望見に対し安全、確認義務の不遵守を認め ることは.過多な注意義務を強いるものであって、不当であるというほかはない︵%獄齢喋躰灘譲薩繍穀碓帆戴繊顯鍵擁鱒賄鰍舖融㎡ 魏瓢陣繍態腋蕪魏躾け鍵響破麟編称獄碧唄訪縮毅璽一慕雑汎騒︶。  五 以上見て来たことから、被告人は交差点進入の前に徐行および安全確認義務を尽くしたから.信頼の原則を適 用する前提条件を充たしたと考えてよいようであるが、しかし.本件の場合は.交差点角の建物および駐車中の車両    に従って一時停止し、その後で発進するのであるから、被告人がこれを信じてそのまま交差点に進入したこ

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によって、右方東西道路への見通しが妨げられているため、東西道路から被告人の通行路への見通しが妨げられてい たという事情が、被告人が徐行し、通常要求されるような右方安全確認義務を行なったとしても、信頼の原則の適用       マ     ヤ  ヤ  ヤ を排除する﹁特別な事情﹂になるのではないかが、今一つ間題となる。  この点本判決は、前掲昭和四一年一二月二〇日最高裁第三小法廷判決︵翻腸糊拠硯轡静鵬に院鱗に紬型媚欄儲輩簿脚鉱蜘賎鶴翻脱繭蝶 御︶と異なり、特別事情を判示せず、原判決では、むしろ、本件における安全確認義務の存否を決定するための前提事 実として考えていたようであるが、それでも、信頼の原則の生みの国であるドイッにおいて.一九三五年頃から下級審 判例の中にあらわれていた信頼の原則を確定したといわれる、一九五三年二月五日の連邦裁判所判決︵じ ごの寓G ◎け,驚︶は ルール高速道路を時速約五八キpから六〇キpで進行中の被告人が、建造物の一部にょり見通しのきかない脇道の合 流する交差点にさしかかった際、一時停止の標識の設置されている右側の脇道から、突然自転車に乗った女性が一時停 止もせずに交差点に入ってきたためこれを礫死させたという事案について、﹁主たる道路の利用者は、一般には、脇道か ら来たところの、自分からは見えない待避義務のある交通関与者が自分の優先権を軽視するであろうということを計 算に入れる必要はない。そのような者にとっては、脇道が建造物の一部によってのぞきこむことのできないものであ るからといって、それだけで交差点が見通しのきかない場所になるわけではない﹂と判示していることや、さらに、 これを権威的に確認した一九五四年七月一日の連邦裁判所民事刑事連台部決定︵じ ご○緊舅ごあ︶においても﹁優先通行 権のある遣路上を走っている車両の運転者も、その速度を定めるについて、交通状態の要求や、交通を顧慮すること への命令を尊重しなければならない。しかし、当該運転者は、原則として、見ることのできない待避義務のある交通

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   東洋法学       一六〇

関与者が自己の優先権を尊重してくれることを信頼して差支えない。したがって、当該運転者は、構築物によって見通

重とので鑑這路婁差点塗いて、優先権が馨透薦合辱告う至うな程髪その速度を課する義

務を讐わ竃後どと判示してい詮と奮㌧竃︵欝騰、器糊難誌認秘潮撫頼︶、奎もと、優先通行

権交導円滑安妻鼻乞たも雲あ.て︵鍵態鞭欝舞雛縷続難擁講議諮賢罐鵬鐵鶴り、︶、この

      、・本判決の 閲   .一度右方を望見したうえ、前記のような交差点の状 況から、︸油胃f   と◎できなか9た車両等は一時停止するもの−〆㎞儒じて.甚鳳のま、       って.    、    いうことできない。﹂という判断を、正当とするといって㌔,“い。       以 上        ︵本学講師 今上い、、ゑ

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