幼児の表現に関する一考察 : C.オルフにおける音と動きの関連を中心に
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(2) 146. <表1>C.オルフ略年譜(1895年1982年) 項目 年代. -. 教. 育. 関. 係. 生育歴 (一般事項). 1985 年 7 月 10 日 ドイツ, ミュンヘンで生 まれる0 1900 ピアノ, オルガン, チェロ ( b -t ) の個人 レッスンを受ける0 ( 5 才∼) 1905 コンサー ト, 劇場に 学ぶ ( 10才) 1910 19 13 音楽アカデミーで学 (15才) ぶ (19 14 第 1 次世界大戦) 19 14 ミュンヘン高等音楽 学校卒業 19 15 - 19 18 第 1 次世界大戦参戦 19 19 ミュンヘン, マンハ イム, ダル トシユタ 1920 (25才). 1930 (35才). 1940 (45才). 作品 (上境他). 1911 「 五つの歌曲集」出版 19 12 「 ツアラトゥーストラ 」 にもとづ く合唱他 19 13 オペラ 「 犠牲」. ツ卜歌劇場指揮者 と (律動体操, ヨーロッパで なる0 盛んになる) 19 21 カ ミンスキーに師事 1924 ドローテ. ギユン夕 I の< ギユン夕, 学 校> の音楽教育部で 教える 1930 「リズムとメロディ - の練習」 (マヤ . レックス振付, ケ l 939 第 2 次世界大戦) f - トマン指導) 発表 発表 ギユン夕I 学校 焼失 ユ 948 バヴアリア放送局で 8 - 12才の子どもの 演奏を行なう. 192 1 「 塔の復活」 様々な曲の編曲 1925 モンテヴェルディの 「 オルフェオ」の改作 1930 「ルカ受允曲」 シユツ.ツ 「 復活祭物語」 1937 カンタータ3 部作 「カル ミナ . ブルーナ」 初演 1938 「 月」初演 1943 「カチユリ.カル ミナ」 初演 オペラ 「 賢い女」 1945 「ベルナウエリン」 1950 「アンティゴーネ」 作曲 1952 「 真夏の夜の夢」 1953 「アクロデイアの勝 利」 1955 クル ト. ヨース振付 「カチユリ. カル ミナ」 1959 ジョン. バ トラI に 1960 よる 「カル ミナ . ブラー ナ」 1964 「 カチユリ.カルミナ」 ニューヨーク, カラムー ル祭で上演 1965 聖 顔品露 呈晶 ビ. 19 50 (55才). 1950 ミュンヘン高等音楽 1950 「 子どものための音 ∼ 学校 作曲科 ∼ 楽」 1960 主任教授 1954 (全 5 巻) 発刊 1955 チユービンゲン大学 1954 「 rオルフ学校作品j か ら名誉博士号を贈 "子どものための音 られる 莱" 解説」発刊. 1960 (65 才). 1962 N H K の招きで来日 G . キl トマンも同伴 する 19 63 0 r ff In stitu te が ザ ルツブルグに設立さ れる 1968 アメ リカで機関紙 "O rff E ch o " が 出 版 される0 1969 「バイエルン放送の20 . 年間の 『 学校作品』」 時の終わり」初演 1972 ミュンヘン大学より 1975 オル7 . シンポジウ 1973 「 名誉博士号を贈られ ム開催 (ザルツブルグ) る 198 2 没する (87才). 19 70 (75才) 198 0 (85 才).
(3) 幼児の表現に関する一考察. 147. 振付,ダニルド・キートマン(Gunild Keetman)の指導に依るものであった。これは, Orffの音楽の基本概念である"Schulwerk" (「学校作品」と一般に用いられるが,以下独 語名Schulwerkを用いる。)の素地となり,後の"Elementare Musik"の土台とな る。(6)これらの概念については後述する。しかし,ギュンター学校は,第二次世界大戦の 戦災で焼失し,その後,約20年間,オルフは教育関係の仕事から離れるのである。 第二の契機が, 1948年,西ドイツ,バヴァリア地方の放送という形で訪れる。ここで, オルフは,子どものために音楽を流し,後に, 5年間にわたるその際の記譜を"Musik fur Kinder"全5巻として出版した.オルフ自身は,作曲家として, 1937年初演の"Carmina burana" (カルミナ・プラ-ナ)で大成功をおさめたものだが, 1948年以降,音楽 教育家としても活躍した。 オルフの音楽教育についての考え方は, Schulwerkを起点とし,エレメンタール・ムジー ク(以下,独語名Elementare Musikを使用する)へと至るのであるが,それらの内容 について概観しよう。尚,オルフの理念並びにその教育内容については,オルフ自身の著 作に拠ることを第一義とするが,彼の手によるものは頻だ少ないので(7)オルフ研究及 び年鑑,オルフ研究所での実態調査等加え,検討を試みる。 n Or ff-Schulwerkその発展性 オルフのSchlユIwerkとは,オルフの音楽教育における提言全体を示す言葉として意味づ けられよう。一方, Schulwerkの内容について, 「オルフおよびその協力者の手による教 育用音楽作品の総称である」(8)とも言われている。オルフは,教育論として提言したので はなく,様々な,オルフ自身の手による創作,作曲による作品を通して,オルフの考えと いうものを示している。 (9)その具体的な内容は後述するが,そのSchulwerkの性格につい て述べよう。 オルフのSchulwerkは, 「メソッドといえるほどのものではなく,ひとつの道しるべで ある。」(10)とされ,いわゆるオルフ・メソッドとして構成され,整然と組織された内容を もっものではない。従って,その考えは, 「ある用意周到に準備されたプランから発展し たものではない-・-」(ll)のである。しかし,その理由として「十分注意深く準備された計 画をもって育てられた植物は,しばしば失望する結果を生み出す」(12)からとされているO このようにオルフは, Schulwerkを植物と捉え,そして自分自身を庭師に例えている。す なわち「シ3.-ルベルクは,その状況が好ましい所で必要とされ,それ自身が自然な植物 のようにつくり上げられる。そして,シュールベルクは,私自身の仕事の中で,その好ま しい状況をみつけ出し,その時,その生命をもってアイディアの中から成長するのであ る。」(13)と述べ「シュールベルクは,野生の花であり,私は,情熱的な庭師である」(14)と している。そして,子どもの教育についても「より注意深く花を育てるように,子どもを 自然にそって育てる」(15)と述べている。 このようにSchulwerkは,常に成長するものとして捉えられ,その考えは,同様に子 どもの教育とも重なるのである。従って, Schulwerkは「決して終わりはなく,確立した ものではなく,常に発展し,成長しっづけるもの」(16)であり,オルフ自身もその完成を到 達することができないのである。このことについて,オルフは, 「各作品と各生涯には目 的地と終末が一度ある。そして作品と人生はたいてい一致しない。私は私の作品の中に多 くのものを意図したから,私はそれを自分で完成できない。」(17)と述べている。そして, それは,その内容が豊富で,目標地点が違いから,という理由だけではなく,そめ時,そ.
(4) 148. の場で,成長しているものは,その姿を変えるからである。すなわち,いっの時代になっ ても,その時代を反映して,成長しつづけるのがSchulwerkなのである。 Schulwerkにつ いて,オルフはさらに次のように述べている。 「『学校作品』は何も新しいことをいうのではなく,古いもの,最も古いものを新しい 形式で持ち出している。それはただ新しく論じられるべきで,私はそれを試みた。」(18) その"最も古いもの"の意味する所が,オルフの理念の骨格となっているのが推測され るが,そのもの自体は,時代による選択にさらされることなく,人間が人間としている以 上,古代から継承され奥深くつながる部分を暗示している観がする。それは,また文化の 基盤とも言えるかもしれない。 オルフは, 1963年の時点でヨーロッパ,アメリカ,日本と17カ国の国で,オルフの楽譜 が翻訳されている,或いはされようとしていることを述べているが,その際「それは,明 らかに単なる翻訳ではなく, (その国々での)むしろ子どもたちの歌とことば,韻との生 来の関係を含んだ新しいシュールベルクの解釈が必要であるo」(19)としている。オルフは, 本来なら,その場所,その時々の子どもの状況に応じたもの,として"Musik fur Kinder" の楽譜も提唱したっもりが「いかさま学校作品」として誤解され,間違って使用されてい ることを嘆いている(20)。すなわち,オルフの楽譜による「音楽習熟の学習だけが問題で なく,その背後にかくされているものが,はるかに大切である」(20)と述べている。 ともあれ,オルフのSchulwerkは,その国の文化の中で,その時代にそって為される ものであり,また,そのSchulwerkそのものも,時代と地域により形を変え,変幻自在 な様相を示しながら成長していくものであるということが言えよう。 では,そのSchulwerkの内容の一端を示すと思われる"最も古いもの"ほどのような ものを言うのであろうか。その内容について,次に述べよう。 Ⅱ Elementare Musik一要素と統一化 オルフは, 1948年の第二の契機以降, Elementare Musikについて明確な概念をもち, 従来の音楽とは異なった形態をもつものとして提唱した。 すなわち, Elementareの意味については「そのことばは,ラテン語のelementariusで あり,つまり,要素的で,源初的で,初歩的という最もはじめにある原則として取り扱わ れるもの,という意味である。」(21)と述べ,さらにElementare Musikについて「決して 単一の音楽をさすのではなく,動きや舞蹄やことばの統一した形(Unity)を意味す る」(盟)と定義づけている。 このオルフの定義は,オルフの共同研究者であるG.キートマンも,著書の中で引用し ている。また,このElementare Musikの概念は「彼の音楽教育に対する基本的な考 え」(23)と言われている。 この,ことばと音の動きの統一を意味するElementare Musikは,オルフがSchulwerk のアイディアの発端となった1924年のギュンター学校では,次の様なことが記されている。 すなわち「ここで私は,新しいリズミカルな,いくつかの動きを創り出し,その身体の動 きと音楽教育の相互に浸み込む(Dorchdringung)私の考えを証明した。」 (24) そして,その実証のきっかけとなった,子どものことについて「音楽と身体の一体化は, ドイツの若者にとっては,大変苦しんで学ばなければならないものだが,子どもたちにとっ ては,全く自然なことである。」(π)と述べている。同様に,子どもの遊びにも触れ「(子ど もたちにとって)動き,歌,遊びは統一したものとなっている。」C25)と,その各要素の統.
(5) 幼児の表現に関する一考察. 149. -化が,子どもほど,自由に自然に結びっいていることに驚きの声をあげている。この発 見は,当然オルフの仕事に影響を与え「この事実は,私の仕事にとって,ひとつの新しい 概念を与えてくれたし,それはまた,それまでシュールベルクが大きく欠除していたもの が何であるのかを,明らかにしてくれた。」(25)と後述している。 子どもにおける遊びの中での,オルフの発見により,音と動きとことばの統一化の概念 はより明碓となり,新しい音楽概念ともいうべきElementare Musikが登場したことが 十分予測されよう。しかし,その提唱そのものは新しいが,その内容は,古いもの一一人 間にとって最も古いものであったといえよう。すなわち,オルフは「(Elementare Musik)は最も自然な,そして本質的な音楽的表現性をもち,それらが混ざり合ったもの」(26) であるとし「それは,大地に根ざし,自然で,そして身体的なものに近い。そして全ての 人々が,そのことを学び,子どもに対しても経験することで,適切なものとされよう」(25) と述べている。 Elementare Musikは,音楽というものを,もっと人間の生身の身体に近 づけ,聴覚にその多くを頼る音楽から,視覚や筋肉感覚をも前面に押し出そうとしたもの である。 このことは,オルフの楽器製作にも如実にあらわれる。すなわち,オルフは,その楽器 の原型を「原始的で,リズムを学ぶことを比較的容易にする」(27)ものに求め「外来の土着 のもの」(27)に注目している。従って,オルフ楽器は,メロディー楽器も含め,古い時代 (中世の頃)のもの,そして,インドネシアやアフリカの民族楽器も参考にしている(那)。 そして,そのような身体に本来人間に宿っているリズムの覚醒を企てるElementare Musikを「ことばや動き,遊び,そしてその精神を力づけ成長・発展させるもの」(28)であ るとしてElementare Musikを「精神の腐植土(Humus)」(28)と呼んでいる。 以上,オルフの提唱したSchulwerkそしてその核心であるElementare Musikについ て概観した。その内容は,つまるところオルフ自身も述べているように「伝統と教育のヒュー マニズムに義務を負っている」(29)のであり,表現媒体として考えられる,音,動き,こと ば等の要素の統一化による「人間性」(29)の回復の提言といえよう。オルフも「おそらく教 育におけるヒューマニズムの理念の時代は過ぎ去っていて,これを考えている『学校作品』 はたぶん最後の宣言だろう。」(29)と述べている。すなわち, Elementare Musikは現代の 人間に対し,元々の人間性,荒削りだが,音楽の上に律動観をもった,そしてリズムが身 体に共鳴し,人間が本来もっている,より源初的なものへの回帰を叫んでいるのではない だろうかSchulwerkが,教育における最後のヒューマニズムの理念であるか,今後の 判断に委ねなければならない。が,少なくとも,人間の現代の日常生活では喚起されない 感覚を目覚めさせることはElementare Musikの目指すひとつではないか,と考える。 では,具体的に,そのElementare Musikはどのような形で動きを有し,音と統一化され れているのだろうか。当然,ことばも重要な要素であるがOrff Schulwerkにおける,こと ばについても動きの側面から検討したい。 従って本稿では,動き一一Elementare Bewegungを中心に統一化としてのElmentare Musikに言及したい。 Ⅳシュールベルクにおける動き オルフは, Elementare Musikの統一体の構造について「あまり大きな形ではなく,そ して建築的構成ももたず,小さな連続体としての形,オスティナート,ロンドをもっ」(31) ものであるとしている。このオスティナートは,オルフの楽曲の中心的特質と言われ,オ.
(6) 150. ルフのElementare Musikの特長でもある。 このような小グループとしてのひとまとまりの作品化を有する統一化は,普,動き,こ とば等が混在としながらも"Musik fur Kinder"の楽譜を通し,またオルフ自身の注釈 からもひとつの流れ,段階を得た考えが兄い出される。すなわち「リズム指導の出発点は, ことばのリズムである。」C32)のように,シュプレッヒュープンク(Sprechubiing)と呼ばれ る内容をリズムの導入とする。これは,例えば「子どもは,まず自分の名前が,リズミカ ルに話されるのをきき,それを歌い,そのリズムをリズム譜に書くO」(33)というものであ る。 この子どもたちの呼びかけについて,オルフは「これは,全ての子どもたちにとって, とてもやさしく,なじみやすいものであった。」(34)と述べ,シュールベルクの開始の手が かりとして,子どもたちの反応により確証を得ていることがわかる(35)そして「(呼び声 のような)この種の最初のメロディーが作られたならばリズム伴奏の習得が始められてよ いことになる。これにはさしあたり,手拍子,足拍子,ひざ打ちを用いる.」C36)のように, ことばから,身体の動きを介在したリズム打ちが開始される。そして「オルフは,ことば と動きで開始し,その後,子どもたちのゲームやダンスというように,ことばと動きと音 楽の統一した形を用いる。」C37)のようにElementare Musikの学習は,ことばを出発点と し,動き,ゲーム,ダンスへとElementare Musikの統一体としての形に連続していく のである。 ここで注目すべき点は,リズムの覚醒から楽器奏法へ至る経過に,身体が介在している ことである。このことについて「人間は,だれでも最も自然な楽器として,手と足をもち それで手拍子,足拍子(足踏),ひざ打ちをする。」(38)とし,子どもが最初に出会う楽器と して,このBody Percussionを提示している。(39)これは, Paschen Body Rhythms, Sound Gesturersと呼ばれ(以下独語名Paschenを用いる) 「4種類の身体のリズム(辛 拍子,足踏,指ならし,膝打ち)は,いくつかの目的を果たす。それは,子どもたちが, リズムをきくことに加えて身体の動きを通してリズムを感じる方法を与える。」(40)に示さ れているように,子どもがリズムを身体で感じる第一の手がかりとされている。それでは, 実際に"Musik fur Kinder"の楽譜において,それらの身体の動きがどのように使われ ているだろうかI-V巻の身体の動きについて,記されているものを整理したものが, 表2である(41)。 "Musik fur Kinder"の内容を概観するとペンタトニック,長調ポルドゥ ン,長調三和音,短調,エオリア旋法など,音楽的側面を有した項目に分けられている。 この表より,主にI, Ⅱ巻の「リズム練習」の内容では,手拍子,足拍子,指ならし,膝 打ちの身体の動きによるリズム,身体を打楽器として使用するものがみられる。これは, 単一の動きだけではなく,数種類の動きの組み合せも含まれよう。 Ⅱ巻では「おどりましょ う」 「子どものおどり」等の各曲のメロディーにそった歌,打楽器も加え,そのひとっと して手拍子,足拍子を組み合わせたものが兄い出せる。また, Ⅱ巻の「ばかおどり」では 「もの真似(芝居)をしたり,動作をしたりすることを意図される」(42)としてPaschenの 4種類の動きと異なる身体の動きが兄い出せる。 オルフの意図するElementare Bewegungは,この部分も含めている。すなわち, 4 種のPaschenは, G.キートマンによると身体運動ではなく, Rhytmisch一melodische Ubungにむしろ含まれる,としている(43)。 キートマンはさらに「原則的にシュールベルクの練習は,動きの練習なしにはあるべき ではない。」(刺)と述べている。また,オルフ自身も1951年の秋,バグァリア放送局より発.
(7) 表2オルフ「子どものための音楽」にみられる身体の動き 「子どものための音楽」 (E]本坂- 「オルフ子どものための音楽」研究全編) l一皿巷*uv; v巷については,日本版は出版されていない為. ①の文献に依った。) 分冊. # -. 練. 習. 項. 目. ペ ン 夕 トニ ッ ク. a. 身. 体. の. 動. き. 手ヰ 白子 I 足 拍 子. 題 「か っ こ う」. 目. 備. (貢 ). ( P .l l ). 考. 「こ と ば を 歌 つて か ら , そ の ペ ー ジの リ ズ ム. ( 歌 と器 楽 合 奏 ). 譜の手拍 子または足拍子 の伴奏 にあわせ るこ と もで き る。」 ( P .6 1 ). ペ ン 夕 トニ ッ ク I. b. 手 拍 子 . 足 拍 子 .指 な ら し . 膝 打 ち. ( リズ ム と メ ロ デ ィー の 練習). 「オ ス テ ィ ナ ー ト伴 奏 の た め の. 手拍 子→足踏 →膝打 ち→指な ら し. リズ ム 練 習 」 ( P P . 18 - 3 6 ) . 膝打ち. 「ひ ざ 打 ち の 練 習 」 ( P .5 2 ). 「こ の 練 習 は , す べ て の リ ズ ム指 導 の 中 に い つ で も包 含 さ れ ね ば な らな い 。」. C. ペ ン 夕 トニ ッ ク. 手拍 子 . 足 拍 子. 「器 楽 合 奏 6 一 7 」. CP .1 4 ). (器 楽 合 奏 ). l.」ゴこ "¥ El. 手 拍 子 . 足 拍子. ( P .S 6 ). 「お ど りま し よ う 」 ( P P .2 4 - 2 7 ). 「こ の 曲 で は . 手 拍 子 , 足 拍 子 , ひ ざ 打 ち伴. 「子 ど もの .お ど り 」 ( P P .2 8  ̄ 2 9 ). 妻 に よ って , 身 体 的 運 動 に 力 を 入 れ るべ き で. 手 拍 子 . 足 拍子. 「舞 曲 」 ( P P .3 0 - 3 1 ). 手拍子 . 足拍子. 「くま さん お ど れ 」 ( P .3 7 ). あ る.。」 ( P .4 4 ) 「( 舞 曲 ) の メ ロ デ ィI は . 16 世 紀 の 旋 律 の. 手拍子 . 足拍子. a. 「手 拍 子 と 足 拍 子 を伴 っ たや さ しい 合 奏 の 曲 で あ る。」. . 膝打ち. 部 分 で あ る。」 I. 長謁ポル ドゥン b. 七昔. 手拍 子. tS 'i ら し .. 「ば か お ど り 」 ( P .4 4 ). 「こ の歌 は - ( 中 略 ) I も の ま ね ( 芝 居 ) を した. 手拍子. .指 な ら し .. 「5 人 の ば か 」 ( P .3 8 ). り, 動 作 を L た りす る ことが 意図 されて い る0 」. C. a. b. (P .46 ). 長調三和昔 I . Ⅲ皮 . I , Ⅵ度 の 和音 長調属和 音 ド ミナ ン ト 長調属和音. m. (P .4 5 ). 瞥vaョ触曲k富ヰか-雌珊. 長 調 ポル ド ゥ ン. ( P .5 2 ). 下属和音 . 七音 と九音. 「変 拍 子 の 舞 曲 」 ( P P .5 6 - 5 8 ). 「リズ ム の 教 育 に は , 身 体 を 動 か す こ と が 大 切 で あ る0 も し▼ これ ら の 舞 曲 を 教 え るた め に , あ る程 度 の 運 動 が 用 い られ る fil ら リズ ム 訓 練 に 非 常 に役 立 つ で あ ろ う0 」 (P .6 0 ). 短調 IV. エ オ リア旋 法. 「風 景 的 な も の I 精 神 的 な もの で の 拡 大 は ,. シ1 ト・ N-  ̄ *X ン. 歌 詞 の 選 択 を み て も明 らか であ る し, 幼 児 向. 自由な叙 咽頭. き の もq )は , ほ とん ど ま っ た く放 糞 さ れ て い る。」 ( P .9 3 ). 短調. ド ミナ ン ト 尊 書の導 入 Ⅳ度. 蒜コ. Ⅴ.
(8) 152 展した"Musikf迂rKinder"が,キートマンの助力を得て,実際に,子どものクラスも 教えられるようになった時「放送で不可能で車った動きを含めることができるようになっ た.」(45)と述べている。そして,オルフのSchulwerkにおいて,身体の動きというものが 重要であるという点について次の様に述べている。「最近になってテレビ放送も行なわれ るようになり『学校作品』チームが種々なテ-マと取り組んできたが,その中で「音楽と 運動」が上演された。『学校作品』でひじょうに重要な運動教育が正に今こそフイルムの 媒介で写し出されることができる.」(46)ここに示されている動きを行なった実践について, オルフ自身,音と動きの関わりからギュンター学校の例を挙げている。それは,ギュンター 学校のダンス・グループのパフォーマンスで,踊り手と,伴奏者の役割を変え,伴奏者が ダンスをし,踊り手がオーケストラに加わる,というものである。その結果,様々なアイ ディアが出され,伝統的な組み合せを越え,新しい表現が確立したと述べている(ォ)。 この際,オルフは,音楽と動きを結びつける要望に応じ,オーケストラの伴奏を音楽に よる完全な表現へと高め,一方,楽譜上に,踊り手が舞台上で奏する部分も書き加えられ たという。この意図は,オルフ自身が「音楽を,ただ聴くだけではなく,その人自身がつ くり出す音楽,そして参加できる音楽」(48)をめざそうとする所から生まれてくるものと考 える。このように,従来の固定された,動く側の踊り手とその伴奏者としての演奏家とい う図式を変え,それぞれが独立した表現性をもちながら,相互に融合すること,そして互 いの分野からコミュニケートできることを示していると言えよう。 では,そのような機能を有するElementalMovementとはどのようなものなのか,先 述したG.キートマンの著者の"ElementariaErsterUmgangmitdemOrffSchulwerk"の"ElementareBewegungserziehung"における動きの分析及び音楽と の関連と1988年・11月におけるOrff-Institute並びにZentralstelleORFFSCHULWERKでの実態調査に基づき,ElementareBewegungの特質を明らかにしたい。 まず,キートマンの動きの特質の概要を示す(49) 。その動きのトレーニングの内容は「反 射訓練」「体操」「動きの訓練」「動きの変化と組み合せ」「動きの小作品」「基礎的な即興 表現」「動きの伴奏」の7項目で構成されている。それらは,主に動きのトレーニングを 中心としたものやく歩く)(走る)く跳ぶ)など基礎的な運動の反復である。そして単一 の運動から,それらの連続,組み合せ,反復によるもの,そしてひとまとまりの表現とし ての作品化,即興へと展開している。いずれも基本的な運動の習熟した結果として,作品 化に至る段階を得る。 動きの特質として,自然運動を主軸としている為,躯幹を動かすものは少ないが,それ らの運動を行ないながら隊型の変化による空間構成等もみられる。 一方,それらの動きと音の関わりについてみると,殆んどの動きがオスティナートや, フレーズ,カノン等音楽的要素を含み,最終的に(音楽が自発的な動きの反応を引き起こ す様に)くメロディーをきいて感じるままに動く)の内容が示されている。音楽が動きを 引き出す誘因となっており,そこでは自発的な動きが兄い出せよう。 次に,実際に6カ月の問為された動きに関わる分析表が表3である。分析対象は,86時 間分45項目である(50)。 実際の内容は,キートマンの項目に依るものではないが,ここでは,両者比較の為,同 様の項目に従って分類した。 この表より,キートマンの練習内容と同様に動きのトレーニングが中心であるが,表中 の㊥印にみられるように,自発的な動きによるものが,例えば全身による動き,41のうち,.
(9) 153. 幼児の表現に関する一考察. 岳頭ilr. 表3 Elementare Bewegungとしての動きの種類と昔の関連 ・'l. 身 体. ・ ' T. 窪璽 卜 マン ) (導 入). 全身 (移動) 運動 (音楽的要素). 部 位 (音楽的要素). 早 . 腕に 足 . 脚に 関する動き 関する動き 胴,その他. . 歩 く(木のイメI ジで歌いながら, オスティナ- 卜 ) . 風船をとはす動き ! ‥語 前に‥ (動きなが ら 声を出す) …. 一 . 手拍子 反応訓練 . 歩 く(手拍子の リズム打ちに 合せて)・ ・ 蝣 ・ (リズム) I, . ∫ .指ならし 刺激に対する ′ ′(心臓のテ ンポに合せて) (リズム) 反応 . 〟 (泊をずらし て) 打ち 合 (スタッカー ト とレ ガート の声 . 手を に合せて) う (リ ズム ). . 足踏 (リズム) . 膝打ち ( リズム) . 足の交差 (∋ 腹合せ .床を叩く (音色) (リ ズム ) . ′ ′ (ある音の高さの声を出して探 (立盲) .l 握手 E]同 l1 .掌の上下 (歌う) . 歩 く- 止まる- 歩く ①爪を合せる (音色) の片手 を振る (音色). 空Ill )構蝿 . そ の 他 . グルI プに なる. . 屈伸. .遵手. . 背中を叩 く (リ ズム ). . ポール, ま りつき ( リズム) . グループで 円になる . 2 人 l 組で . 4 人 1 組で. 体操の練習 . 肩, 背中 甜3 ) e 走る(好きな楽器で伴奏しながら) . 歩 く(スタッカI ト ,レ ガート で) ‥ e 手 を動かす...(∋ 足(音色) で押し合 動きの訓練 . 〝 つ .. で . て つ 歩く ○ ホップ(好きな楽器で伴奏し ながら ) 合う . 足踏移動 . 背中を丸 走る ① すべる( 〟 ) .手をま げる (スタッ カー める ホップと (∋ジャンプ( 〟 ) ト ,レ ガ一卜 ) . 背中を曲 スキップ . すわる げる はずむ . 横たわる ジャンプ . 伸びる ギャロップ . バランス ゅれる . 伸びる- 走る一バランス, 伸びる ー脱力 - 走るT ツl ステップー走る1 伸び るy 抱 くー走る(曲の感じに合せて) 動きの変化と (∋立つ(動きをみて打楽器で伴奏する ) 組み合せ C) すわる( 〟 ) (∋ ころがる( ) 走る ーは ずむ . スウィン グー歩 く (スタッ カート,ビプ スキッ プ J ジ ラー ト , レガP ト ) ヤンフ ㌧タ- 伝 ) 様々な形のポP ズをつくる (音楽に合せる) ニ ! 方 ス テッ プ の変 ① 様々な座 り 化 ① 自由な動き(自分の名前のリ ズム で) 2 拍子+3 拍 子の動き. . ゴムを数人 のグループ で使用 . スカーフの 使用 ≪風を 感じ る≫ .毛 、 の使用 . イスの使用 . 高一中l 低 の高さ .近づ く ー離 れる . 1 人で . 2 人で 4 - 5 人で . 全員で ・ i[ r. 前方- 後方. 動きの小作品 ① 歩く(グロツ ケン, シユピ ールで顕奏 する, カ/ ン) . . 手拍子 . 走る(曲にあわせる)▼ O とぶ(カノン で曲にあわせる ) .. . . 握手 (∋まわる (∋すべる ① ねじる(テーマ「 火」 曲にあわせて)…. ①細かく 動 (∋ころがる かす 0 自由に動 く(歌のテーマにあ わせて) 基本的な e 歩 く(楽器をもって動く) 動きの即興 (∋走る (∋ 自由に動 く (楽器をもって曲にあわせて動 く ) (テーマ「 水∬大地」 で曲にあわせて) (曲の感じにあわせて動く) . 振る. (∋ 足踏. . 手を振る . つかむ. . 円形に -. 8 の字に ォ に :蝣 '・ > サグに . 階段状に . 高く, 低く . 絵を描く (テーマのイ メI ジで). . 足を振る. . 何かイメジをもつて 動く .桧に表現 し たものをモ チ一フに動 く. 琵(1)この表は次の4コースの実践におけるElementareBewegungを抽出したものである。 ElelemtareMusik-undTanzerziehunginderpadagogoschen,sonderpadagogischenund therapeutischenpraxiss Percussion-Pop-Tanzi MusikundTanzfurKinder l引畠買琵琶undB li,G.緻ewegungfurSeh-,Hor-undSprachbenhinderte +-h-7-'Rhyt-isch--elodischeObung-ICftSo'43'.
(10) 154. 約半数の23である。すなわち,動きが与えられるのではなく,動く側が自ら動きを探すこ とが多く兄い出される。さらに,運動をただ単に遂行するのではなく,イメージをもって 動く場面がみられる。例えば「水」や「火」等の抽象的なテーマからことばや動きを個々 人が自由に想起し,ひとつのまとまった作品へ展開するものが挙げられよう。 次に動きの特質としてく横たわる)のように,人間の頑の高さとしては最も低い状態や く思いっきり伸びる)ような高さのある動きの組み合せにみられるような,極端な動きの 変化がみられる。すなわち,運動の形態上の変化や質的変化(弛緩一緊張)も兄い出せる。 ここでは,自然運動から,さらに極限の動きへの試みがみられた。これは, 80%ぐらいの 動きでは,運動そのものから覚醒される身体の感覚も目ざめることがなく,動きによる表 現も拡がらない,という理由であると推測される。 さらにイメージに関するものとして(ゴムを使ってグループで動く)やくスカーフを使っ て動く)等様々なものを持ってくることによりイメージを拡げ,同時に動きの質も変化さ せようとする内容がみられた。 一方,音との関わりについてみると, Paschenの4種類の動きを発展したようなく床を 叩く) (爪を合わせて音を出す) (手を振って音を出す)等,身体の様々な部位による音 色の工夫という内容がみられた。また,イメージとの関わりでは,例えばく風船を相手の 人にとばす感じで声を出す。 (動作も同時に行なう))や(木のイメージで歌をオスティナー トで歌いながら歩き,グル-プを形成する)等,歌と動きの関わりの中でイメージが関与 していることがわかる。 その他,歌詞を題材にし,楽器でそのイメージを表現し,動きを加え,劇表現の前段階 としての小作品化や,ひとつのテーマから身体の動きによる表現を経て,絵画表現へと展 開する,というような,様々な表現方法による試みもなされた。 以上のように,キートマンのトレーニング内容では,音楽的要素とそれに対応する身体 の動きが主軸であり,その動きも,動きそのものの探求よりは,自然運動的なものによる 動きを援用する傾向がみられたO一方,実際の内容では,イメージを媒介とした音と動き, そしてその他のことばや絵画との関わりがみられ,各要素が柔軟につながりと,表現体と しての多様性が兄い出せた。加えて,動きにおいては,自然運動の範噂を越え,身体を徹 底して動かすことにより,身体の奥に眠っている感覚を目覚めさせようとする内容も兄い 出せた。そこには,音と絡みあいながら,動きそのものへの撫求による動きの多様さや, 極限化した動きによる,動きへの生命の復活,そしてダイナミックな起伏のある律動性へ の糸口が兄い出せるのである。 キートマンのこの書物は, 1970年初版であり,今回は, 1974年第2版を分析対象とした 為,それから14年後の実態とは,余りにも年代的開きがあるかもしれない。オルフが常に 延べている様に「シュールベルクは,発展,成長するものである」(51)という観点から,こ の動きによる相違をみる時,その言葉を裏付けているとも考えられよう。そして,オルフ の意図したElementare Musikとは,音と動きもことばも混在一体となり,それぞれの 要素が統一化された中で,自らの表現を主体とした自発性と,心が動くままに身体を動か す即興性を有した柔軟な,しなやかな動きとして捉えられよう。そしてそれは,身体の感 覚を通して身体奥深く潜んでいる旧い感覚を引き出す作用を働かせていると言えよう。 Ⅴおわリに オルフの提唱したSchulwerkは,要素化した音や動き,ことば等を統一化したもので.
(11) 幼児の表現に関する一考察. 155. あるElementare Musikを核に,人間本来有していた感覚を復活させよう,としている ものであることが本稿を通して明らかになったと考える。そして,その一面であるElementare Bewegungを主に音との関連から探ることにより,それは単に音との一元的繋がり ではなく,また,昔と動きの従属関係でもない,ひとつの表現体として十分高められたも のであることがわかった。それは,一見舞踊,ダンスの-ジャンルと見まがう程であるが, それとの相違は,非常に音楽的意識が動きの上に反映されているところである。 オルフは"Musik fur Kinder"の解説の中で「とりわけここで古い民謡と結びつくこ とは自然の成り行きである。」(52)と述べているが,オルフの楽曲も,そしてシュールベル クの契機となった発想の源も,大変源初的な,原始の音と動きの関わりからあらわれてい る。しかし,その古代の声で現代の私達を揺さぶり,現代失なっている,或いは使うこと のないため衰退している感覚を呼び戻そうとしているのではなかろうか。だが,その方策 は,単純に昔の音楽や動きの世界に戻ることではない。それはその時代を経ることにより 成長,発展するものであり,その時代に生きる方法である。今回のElementare Bewe一 gungの考察から現代では,それはイメージを介する表現体としての様々な試みに兄い出 されたと考える。オルフは狭い意味でのリズム教育者にとどまらない。そして,その拡が りは日々新たになるのである。今E]の実践で,私自身もひとつその拡がりを感じた。すな わち,音楽の中で精一杯自分自身の身体を伸ばし,最大限伸びた地点で走り出し,出会っ た者と背中を丸く抱え込む--という一連の動きの中で,動くうちに,感情が新たに生み 出されてきたのであるO確かに,従来のイメージから動きを誘発するだけではなく,動き からイメージを引き出す方法を知識として得ていた。しかし,今回のような,単なる動き の連続と,それに伴う音楽の作用により,このように自然に感情やイメージが湧き出てき たことはなかった。 この先, Or ff Schulwerkはどのような成長をみるのだろうか。オルフは「私が最も感 謝していることは,シュールベルクが大きく,そして重要なものである,ということをき きながら『私もその一部にすぎない』と言うことができることである。」(盟)と述べている。 今や, Or ff Schulwerkは一人の人生を越えている。 今回は, Or ff Schulwerkの理念とその一端である動きを音との関わりの中で検討した。 表現体としてのElementare Musikをふまえ,今後は,幼児の総合表現の観点からさら に考察を進めたいと考える。 m (1)梅津時比古: 「高まりを見せる『音楽劇場』」毎日新聞夕刊, 1988年7月12日 (2)拙稿:「幼児の音楽活動における動きの表現(IV)一昔・動き・ことばの融合-」 関西教育学会紀要第12号, 1988年PP-C -87,観察による子どもの音楽活動においては, 音と動き,ことばが融合した形でみられるものが多くある。 (3)拙稿:「幼児の音楽活動における動きの表現(n) -ダルクローズからオルフヘ-」 関西教育学会紀要第9号1985年p.138, E. J.ダルクローズ(1865-1950)から, C. オルフへの動きの側面での影響については上記論文を参照願いたい。 (4)原田宏司,井崎明:「カール・オルフのシュ-ルベルクにおける『シュプレッヒュ-プンク』. の背景」広島大学教育大学部紀要第4部25, 1976年p.121 (5)瀬戸弘子: 「なぜオルフシステムを取り入れないのか」音楽教育研究16巻10早,音楽之友社, 1973年10月pp.122-128 「オルフ・システムと日本の音楽教育の問題点」の特集が組まれて.
(12) 156. いる。 (6)Beth Londis, Polly Carder : " The Ecletic Curriculum in American Music Education : Contribution of Dalcroze, Kodaly, and Or ff Music Educators National Conference, 1972 p.101 「(ハゲァリア放送局)の時代から, elemantal musicが,より明白になった。」と記述され ている。 (7) W.ケラー, F.ロイシュ,橋本清司訳:「ORFF SCHULWERK子どものための音楽解説」 音楽之友社, 1971年p.104に「オルフ自身の『学校作品』ついての言糞はめずらしい」と記 述してある。. (8)前掲書(4) p.125 Schulwerkの内容については「子どものための音楽」と曲集「青少年音楽」を包含してい ると述べている。 (前掲書(7) p.10, p.59) (9)オルフ自身の論文は"ORFF SCHLUWERK INFORMATIONEN 41"によると1冊の写 真集を除き5篇である。 (10) Wilhelm Keller : EINFUHRUNG IN ≫MUSIK FUR KINI⊃ER≪ B. Schott's Shone, 1963, S. 5 (ll) Carl Or ff : Das Schulwerk-Ruckblick und Ausblick (Hugo Wolfram Schmit : Carf Or ff-Sein Leben und sein Werk in Wort, Bild und Noten Wienand Verlag, 1971, S.123) 尚,この論文の英訳"Or ff-Schulwerk : Past & Future" (Margaret Murray訳) Music in Education Vol.28 September 1964, p.209も参照した。 (12) Ebd. S.123, P.209 (13) Ebd. S.123, P.209 (14) Ebd. S.123, P.209 (15) J. Craig Peery, etc∴ "Music and Child Development " springer-Verlag, 1987,. p.186及び前掲書(ll) S.123, P.209 (16) Malcom Carlton : "Music In Education -A Guide for Parents and TeachersThe Woburn Press, 1987, p.55及び前掲書(6) p.106, (ll) S.123, P.209にも同様の 指摘がある。 (17) C.オルフ: 「バイエルン放送の20年間の『学校作品』」 Musik und Bilding, ll, 1969,前 掲書(7)p.105所収 (18)同上p.105 (19) Or ff, C:a. a. 0., S.128, p.213. (20)前掲書(17) p.104 (21) Or ff, C∴a. a. 0., S.127, p.212 (22) Ebd. S.127, p.212 (23) Ibid. (6) p.71 (24). Or. ff,. C.:a.. a.. 0りS.124,. p.210. (25) Ebd. S.127, p.212 (26) Ibid. (6) p.73 (27) Or ff, C∴a. a. 0., S,125, p.210 (28) Ebd. S.129, P.213.
(13) 幼児の表現に関する一考察. 157. (29)前掲書(17) pp.104-105 (30)クラーゲス,杉浦実訳:「リズムの本質」みすず書房, 1971年p.96 (31) Or ff, C∴a. a. 0., S.128, p.212 (32) C.オルフ, Wケ-トマン,オルフ「子どものための音楽」:「ORFF-SCHLWERK,子ども のための音楽」 Ib,音楽之友社p.51. (33) Ibid. (6) p.72 (34) Or ff, C.:a. a. 0., S.127, p.212 (35)子どもの呼びかけは,時によりメロディーを伴って行なわれる。永田栄一: 「遊びとわらべう た一子ども文化の見直し-」青木書店, 1982年p.186 (36) Keller, W.:a. a. 0., S.30 (37) vernice Nye : "Music for Young children " Brown Company Publishers, 1982, p.38. (38) Keller, W.:a. a. 0., S.7 (39) Body Percussion,楽器としての身体について「(4種規の)方法は,オルフ自身が考え出 したものではない。すでにこれ等の体を用いて1種の音楽を表現する方法は,ヨーロッパには 古くからあったのである.」 (星野圭朗: 「オルフシュールベルク理論とその実際」全音楽譜出 版社, 1979年p.30)とされている。 (40) Ibid. (6) p.84. (41)表2については,主に日本語版「ORFF SCHULWERK子どものための音楽」 (前掲書(32)) に依り,原著"Musik fur Kinder"BandI-V, B. SCHOTT'S SHONE, 1950を参照 した。 (42)同上Ⅱ巻p.46 (43) Gunild Keetman : Elementaria Erster Umgang mit dem Or ff-Schulwerk Ernst Klett Verlag, 1970, S.17 (44) Ebd, S.107. (45)前掲書(ll) S.126, P.211 (46)前掲書(7) p.104 (47) Or ff, C∴a. a. 0., S.126, p.210 (48) Ebd. S.127-128, p.212. (49) G. Keetmanの動きの分類及びその特質については,拙稿: "幼児の音楽活動における動き の表現(Ⅲ) -C.オルフの身体の動きを中心にJ'関西教育学会第10号, 1986年p.184p.187を参照願いたい。 (50) 1988年6 -11月の6カ月間に, Or ff-Institute並びにOrff Schulwerk協会での実践を通して 得た記録のうち,主に身体の動きを伴う内容について抽出し,分類したO (51) Or ff, C.:a. a. 0., S.129, p.213 (52) Carl Or ff : "ORFF SCHULWERK MUSIK FφR KINDER" Band IV B. SCHOTT'S SOHNE, 1954, S. I (53) Carl Or ff : " Schluβworte " SYMPOSION≪ORFF-SCHULWERK 1975≫Salzburg, 27-29 Juni 1975 S.58.
(14) 158. A Study of Young Children s Expression -The Relationship between Music and Movement in Carl Orff's approach-. TOMOKO NASUKAWA. This paper is an attempt to clarify the relationship between rhythm and bodily movement in Carl Orff's approach. The author aims to study music and movement activity in early childhood education. This paper has the following five parts : I. Introduction H. Orif-Schulwerk HI. Elementare Musik IV. Movement in Schulwerk V. Conclusion The contents of Or ff-Schulwerk can be developed in accordance with the times and the cultures. Elementary music, speech, movement, and play all awaken and develop the spiritual power. Elementare Musik does not consist of music alone. It is a fusion of music, movement, dance and speech. Or ff thought that it made music return to human senses. The movement in Schulwerk consists of sound gestures and other body movements with inner images like expression. Schulwerk has a lot of methods for expression..
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