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<資料紹介>浄瑠璃歌月丸

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Academic year: 2021

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(1)

→132-資   料   紹   介 .

﹃浄 瑠璃歌月丸﹄

﹃浄瑠璃花月丸﹄については拙稿「竹空流懐中本について」(大 阪大学文学部国文学研究室編﹃語文﹄第三十二輯所収)で少しふれ 刊行事情等を他の懐中本との関係から述べたが,従前知られなかっ た段物集だけに紹介として目録・解題等を付し論じるべきであっ た.この度'﹃花月丸﹄が独自に所収する段物を翻刻することに所 蔵着信多純1先生の御快諾を得たので'﹃浄瑠璃花月丸﹄を改めて 紹介することにした。・前掲拙稿と御併読いただければありがたく思 六ノ0 1   書     誌 竹本筑後接段物集。旗小太二冊(縦十・七糎×横十六・二糎)0 題策 なし(但し'改装表紙に左肩「瑠」のみ判読可の墨書あり) 内題 浄瑠璃歌月丸 竹本筑後操直伝 丁数 八十三丁。行数 十五行 丁 付 ( 板 心 ) 「 滑     目 一 ∼ 二 」 「 滑 1-廿二'又廿二㌧廿三∼廿六'廿七ノ八, 廿九∼三十四」 「 遊     七 ∼ 二 十 六 」 「 略   二 ∼ 七 ' 又 七 ∼ 十 ' 十 ノ 十 二 ∼ 二 十 八 」 なし (裏表紙見返し) 右此本者依為懇 望文句音節等悉 校合加秘密令開 版者也 竹本筑後按 大坂上久宝寺町三丁目 正本屋九左衛門板⑳ 備考

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-133-裏表紙に旧蔵者か「愛知県丹羽郡大口村画□」の墨書がある。 [ 山 川 で 惣目録(番号の表記は原本の体裁をかえた) けいせいやつはなかた ‖傾城八花形 日 同   三 段 目 田岡段 に つ ほ ん せ い を う ほ う 囲日本西王母 ゑ は し を り 国烏帽子折 た   ゞ   の い ん 内多田院三段目 な ん し よ く か も さ ふ ら い 的男色加茂侍 ㈹ゑがらの平太 さ   ゝ   き   お ゝ か 1 、 、 1 的佐々木大鑑 と ら お さ な 佃虎椎物語 も り ひ さ 目盛久 て ん ち て ん わ う 臼天智天王 た ゞ   の   い ん 臼多田院四段目 と ら い し 宙虎が石四段目 そ か こ に ん き や う た い 園曽我五人兄弟 しんたうひ、,、つのまを 畠神道秘密巻 いさよひものかたり 掲十六夜物語 や し ま 由八島 ひかしやまねのひのあそひ 局東山子日遊 は つ か 園廿日正月 「けいせい八と-1そん 「あいやい井戸 {いつ-川物ぐるひ 「はんごんか-「二段目-れい 「らい-め-さいご 「ぜんせいきしや-ぞめ {あさひなが妻きゃ-女の段 へまつよひ兄弟道行 「三段目ふし所 {はうしや-が-通行 {五段め御そ-ゐ 「四天王山いり 「ぜんじば-方丈記 「夜討かた-の小袖 「諸天づ-し 「りよしゆ-のふ-けい 「弁慶-わんじん帳 「初はるの御祝義 {忠信大こ-舞 (一寸) し ね ん こ じ 日自然居士 た ゝ の り ・ . . . 示 心 は さ   1   尊 を ゝ か 1 -包佐々木大鏡 は う り う じ か い ち や う 薗法隆寺開帳 せ -ま る 薗蝉丸初段 こにんきやうたいきり 掃五人兄弟切 はつけい 稿八景 しきさんはん 局式三番 か た ミ を く 局形見送り かうかの 周甲賀三郎 こ ん け ん そ か 日根元曽我 い ま や う か し ハ き 菖今様柏木 も り ひ さ 包盛久 た ん 菌十二段 し ん ち う ミ ち ゆ き 鼠心中道行 じ ね ん こ じ 岳自然居士 そ が 局百日曽我 を ゝ   そ   が 関大曽我 「さ1らのまひ (一り) (むかしをしのぶすまのうら (ふじとの-ら女 「ゑんぞんま-らだんき (-わげんか-「まつよのかど立 {さかな上るり本ふし 「色里さかな上るり 「あらしさいごやつし 「天づ-しやつし 「男ぞろへやつし・ (月見やつし′ 「 ぢ ど -の ゑ と き や つ し     ( 二 オ ) 「四きのやつし 「呂州名よせ 「道行やつし {けいせい請状やつし 「三日きゃ-やつし 右之内十一ぽんハやつしさかな上るり なりかたり様本間の道行けいごとの ふし付にかハる事なし く わ い ち う 竹本一流懐中本出来ノ分 一浄るり見取丸 1浄るり小菊丸

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134-一 竹 本 秘 伝 丸 注1 一浄るり酒毒丸 一竹本宝来山 一 竹 本 宝 鑑 一浄るり連理丸 一竹本二朱一部 1浄るり大かゞ-一浄るり花月丸 ( 二 り ) -  刊 行 時 期 目録は一冊の書として体裁を保つが三種の書が合綴された寄本で ある。目録日から目までほ板心に 「滑」 とあり(以下Aと略称)' を ん さ か な し や う る り 出から稿までほ「遊」とあり内題「御酒中浄瑠璃 竹本筑後接正 は か お は 本」と奥書「竹本一流酒中浄るり外より出シ侯とハ番組廿番多-秩 け い か き にいつ-しまの八景ハ前後を書そへ板行仕ひろめ申候 懐中本根元 上久宝寺町三丁目 正本屋九左衛門板」とを有する(以下Bと略 称).局から閉までは板心「略」とあり内題はないが奥書「此外あ とよりめづらしき沓やつし上るり板行仕侯 竹本略浄るり 終」を もつ (以下Cと略称)0 つまり'A花月丸(仮称)t B御酒中浄瑠璃t c略浄瑠璃の三種 が﹃浄瑠璃歌月丸﹄として一書を成していることになる。そしてへ BCが既に相当する題を有するのをみれば﹃浄瑠璃歌月丸﹄が上梓 されるに当ってAの部分がその中心でありBCが1書としての体裁 を保つため付与されたものと推察される。この編刊の時期について は連理丸刊行後宝永三年頃と前稿で述べたがA・B・C各部分につ いて検討を加え解題1!する。 Aについて 所収の義太夫節は旧作が多く上演年時の新しい作品は‖「傾城 八花形」と㈹「男色加茂侍」の二作である.共に錦文流の作で「八 注 2 注 2 花形」は元禄十六年十月上の亥日上演'「加茂侍」は宝永元年上演 と推定されている。「傾城八花形」.革対して宇治加賀接正本「難波 染八花形」が改作上演としてあるが'「難波染八花形」にない「け いせい八とく一そん」がAの第一番目、即ち﹃浄瑠璃花月丸﹄の第 7番に所収されているのほ'義太夫の段物集を強調する意味であろ ぅか。通例段物集の最初に載せられた曲が最新曲であることからす れば「男色加茂侍」が第一番目に-るべきであるが'右の事情を考 慮し加賀操の「八花形」上演(宝永元年三月)以後'「加茂侍」上 演後はどない刊行ともみれる。 Bについて 原本未見ながら﹃竹本極秘伝﹄′に合綴された一本があるを知るが 注3 刊年は「花月丸」より後になる.所収曲は貞享から元禄十二年頃迄 が多-、内題の下に竹本筑後操とあるによって筑後操受領(元禄十 四年五月)後に刊行されたとするのが妥当であろ-。ただ'注目す べき曲に稿八景がある。前述のよ-にB奥書にことさら断り書を入 れているのほ対属す..(き「いつ-しまの八景」があったことを思わ せる.「いつくしまの八景」については前稿で述べたので改めてい わないが'ここで思い当るのは﹃浄瑠璃当流小百番﹄ (山本九着衛 注3 門板)に載せられた「酒中浄瑠璃之事」の中の「いつ-しまの八景」 である.「小百番」の「酒中浄瑠璃之事」に入る「いつ-しまの八 景」に比べB「御酒中浄瑠璃」に入れられた「いつ-しまの八景」 はまさに「前後を書きそへ」たものとなっている。さらに'「小百

ー   . ノ ・・■∵、寸

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蕃華・混 む ◆ ∵ 十 ∴   李 \ 1 言 ∴ . ∴ ∵ ∵ ∵   ・ . I r t ′ -A . . -. 1 1 1 r 1   . ,   r   -  ▲ l 一 ー ヽ ′八 ・ ヽ     、 I . )   : . ∵   ・ ・ ・ ・ -      ■ -メ . ..∵. '1;,良 t ・ L i ・ . f i 番」の「酒中浄瑠璃之事」に所収される「神道ひ-つの巻・いざよ ひ物がたり出女・ねの日の遊・-ハんじんをゃ-」の四曲も「御酒 中浄瑠璃」に所収されており、それらについての所収部分は同じで ある。「いつ-しまの八景」がBの奥書で強調された対象に題名の 類似からも「小百番」に所収された.「酒中浄瑠璃之事」があるとす ればt Bの「御酒中浄瑠璃」も「小百番」刊行後はどなく刊行され ていなくてほならな-なる。懐中本にみられた西沢の山本への追随 がここにもみられる.「小百番」の刊行を元禄十五年初春頃とみて 注3 いるので'Bについても単独の刊行ははばその頃となる。 Cについて 同版のものが管見の範囲では二本ある。Tは大阪大学文学部国文 学研究室蔵﹃色里迦陵頻﹄に合綴された目録闇から偽の部分であ り'他の一本は早稲田大学演劇博物館蔵の「やつし浄瑠璃」と適さ れた抜き本の1本である。なお原本は閲覧不能ながら﹃花月丸﹄の 注 3 後に刊行された﹃竹本極秘伝﹄にも合本されている. 演博本は後人の手で改装された二十一丁り(薗心中遺行)以下を ∼ 欠-零本であり'抜き本でないとすれば﹃浄瑠璃連理丸﹄惣目録の あとの広告にみえる﹃略上るり﹄がこれに該当する。しかし'同館 には同じ改装になったと思われる抜き本「音曲色酒盛」が蔵されて おり'同書が﹃色里迦陵煩﹄の一部であることを考えれば、「やつ し浄瑠璃」と共に﹃迦陵頻﹄からの抜き本でなかったかと思われ る。﹃迦陵煩﹄は四種からなる寄せ本で'編刊は﹃花月丸﹄と同じ 正本屋九左衛門(西沢一風)であり「花月丸」と同体裁の横小本で 注4 ある。﹃辿陵煩﹄は元禄十六年以前成立とされるがt Cの部分につ いて独自な検討をしておく必要があろ-。Cの中で成立時期を示唆 ヽ ヽ ヽ する曲は掃「形見送り」である.「曽我五人兄弟」のやつしで二世 嵐三着衛門の死去(元禄十四年十一月七日)にともない追善をこめ 「嵐形見送り」としてやつされ作詞されたものであろうが'この詞 章は「金屋金五郎浮名額」 (元禄十六年秋上演)に流用されており 流行した曲であったことを物語っている。金屋金五郎の死去は嵐三 着衛門に先立つ元禄十三年十l月二十日(一説元禄十四年十一月二 十日)であるが'「かなや金五郎歌祭文」にもこの詞章は使われて おらず'叉'「曽我五人兄弟」の本文より「嵐形見送り」の文章に 「浮名額」の文章は近いので'金五郎臨終の場に流行のやつし浄瑠 璃「嵐形見送り」が当て込みとして利用されたのであろう。なお' ﹃迦陵煩﹄には金屋金五郎の歌祭文と共に雁金文七の歌祭文が所収 されているので'文七が処刑された元禄十五年八月十日以後の刊行 が考えられるがへ Cの部分については「百日曽我」の「傾城請状」 のやつしなどを考えれば元禄十五年頃の成立かと思われる。 以上ABC三種の成立時期について述べてきたが'西沢版にょる 懐中本については前稿で既に指摘したよ-な問題があり'「花月 丸」の刊行に際しても他の懐中本との関連を考えなければならない ことになる。A・B・Cの単独の刊行を考えない今'合本の「花月 丸」の刊行は「連理丸」との関係から宝永三年頃とい-前稿の結論 をでない。ただ、A・B・Cをそれぞれ検討することにより「花月 丸」の上梓がAの部分を刊行することに眼目があったごとは'その

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か むこ て ′0 世 -136-:i ;≡

羊重富

し 第 て -o・ほ 三二一.J≧ て 心 の か ど 成立が最も新しい点'又'他の懐中本に合綴されていない点から指 摘できる。よって'紙数の都合もあり全文翻刻できないためAの部 分を翻刻し浄瑠璃研究の資料とする。この書の紹介をお奨め下さっ た信多純一先生に深謝申し上げます. 注-前掲拙稿「竹本1流懐中本について」では「浄るり酒宴丸 」としたが読皇学兄でぁり'木村三四吾先生の御教示により・ 「酒毒丸」と読みかえた。 注2 長友千代治「錦文流年譜」 (﹃佐賀大学文学論集﹄五∼七 号 ) 注3 拙稿「竹本」流懐中本について」 注4 野間光辰校注﹃浮世草子集﹄(日本古典文学大系)解説 翻     刻 翻刻に際しできるだけ原本に忠実にと計ったが'印刷の都合 上'又通読の便宜上左のよ-な処理をなした。 二漢字は原則として新字体を用い'新字体のないものは旧字体 とする。なな'当て字・誤字は原本のままとするが異体字は現 行の字体に改める。 二'ふり仮名・清濁・仮名遣いは原本通りとするが'用字は通行 の平仮名・片仮名に改める。又'平仮名文脈において送り仮名 的 に 用 い ら れ て い る 「 ハ ・ -・ ト 等 」 以 外 の 「 ハ ・ -・ ト 等 」 は 「 ほ ・ み ・ と 等 」 と す る 。 三、句読点は原本通りとするが記号は。で統一する。なお,改行 はせず丁付はAの実丁をもって示す。 四㌧虫喰等で難読な箇所は□又はその旨注記Lt正本等で推測可 能な箇所は口の中に相当の語句を校訂者がいれる。 五㌧反復記号は二字以上の「-1」は原本のままとLt漢字・仮 名の1字の反復はすべて「々」・「ゝ」に統1Lt原本には従わ な い 。 七'各種節付(文字譜)は原本の相当の位置に入れるが'ゴマ点 は示さない。 追 記 原本は丁付「叉廿二」(翻字廿四丁)と「廿三」(翻字廿三丁)と に乱丁があるが'翻字に際しもとに改めておいた. ( 本 文 ) 地中 けいせいやつはなかた 傾城八花形 ほっと-一・そん むかし-\ほいもせごとおやほらからのなづ-る迄色といふじをし らざれば。人げんのちへづ-こと。ほたちをこせ共おろ ク                                           ア シ わたりの道かうのみち。ごせの道なを-とかりき。ぽんなふももと ク ク ばだいぞと我まなじりにかゝりしより。はじめて此道ひろめつゝと ク んちじゆつちのもとゝなす。しかはあれど此道の-わふぎうなるを キ ン 中 しらざれは。家を-しない其身をはろばしかけおち又は心中の。中 ク 立(一オ)となるかなしさに我じひしんの涙をそゝぎ.めいごはう べんの筆をそめ此一-わんをのこしおく名付てけいせい八花形則 ク ス ヱ テ 八とく'iそんの。其品々をわかつ也是を見是をしる時は.まどわず ア シ なづまずすいと やんとしそ扱。 ク もたれざほい品よ-きれはなれし とれてかけずさはらず

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{ ヽ   レ ノ ノ ぅけながす。水のながれのきつはりと詞すゞしきあいさつの。物こ ク ハ ル フ シ 中 ク しほでにおのこゞをo鼻が1ば-るほのすいぞかし。第二はんには ク 酒あいもしやうどはさら也げことても。ざな(一り)れせきなれ上 ハ ル 中 e . ハ ル 手と也。しゆゑんの間をもあはせつゝ。あいのかさゑの又あいもつ ハ 〟 中 ぎめ.-かはりにさわりな-0 ク タ イ ハ ル つつとさしものつわもの1まじはり。 ク ハ ル 中 キ ン 強は中のさか大将。扱第三は買日の外。かりの枕のさゞめどとしか ヽ   レ ノ ノ もせいもんねすがたの.かたに-いつ-恋のおもにo又かたかゆる わかれ品.よの色里にない事よ.第四にはしょあきんど人のしんし 中 中 ク ク やう見聞事.是第1のかんよ-也。-りがけ又はあづけ銀思ひの外 にそんある事。さきの手の兄へぬ-ら事にとんとはまるが-き世 ク ク 川。そこd(二オ)しり殿ことあらは彼てきの行色宿に。たよりて ヽ   レ ノ . ノ かこひの女。断を晒心を付て-かゝふべし.其大臣のしこなしに て.あかさくらさの見ゆることあんやにともし火ゑたるがごとし。 ク ア シ ハ ル フ シ 中 ク 是てうは-の軍法商人のか-めい也扱又人の。かはかたち。かゞ鼻 ー ソ にむかいなをすがごとし比つやぎとに入そむる.きぬのもや-もふ ヲ タ リ ぅぞくもながきへしたぎに恩ひつき. ,JLのまはりの物ずきも。げび 7 シ ク ク ハ ル ずぐならずぞ-ならず。一きゃ-有ていたり有当世男とゆび折の。 タ 7 シ 、 レ 五番とさからぬおもかげと。はまれをとるもLUぶんの.第六ぽん E . d E ; はこれ(二り)よりぞ物の哀ほしるぞかし。恋と情ほじんぎの二 キン つ 。 身 の 一 け い は ふ み の 道 o   か な -つ -し -か き な し て 。 こ と の は 中 色 つゞる糸竹や。白菊ちやのゆ香の道万のげいの-たしなむも。-る 色                     地 ク ほがよひのよせい也つゞまる所ほと-と。なる。第七はんは請出し ク ハ ル 本さいになをす事o しろふとのしらぬかって也。善悪のきた七十五 日おやほらからのにくみを-げ。1家のら-じんつき合のそしりを ぅくるやうなれど.年月あまたのきゃ-にすれむりな-ぜつも品を 付 。 わ け よ -さ ば -心 か ら し -と め こ じ -と な つ -る 事 。 な い げ の (三オ)下人下女迄に詞やさし-たんなふさせo おっとのともを大 せつ佐世たいのしまつぬけめな-。りんきほせねどおのづからおっ 二 上 リ ク とを出さぬしかけ事。是皆りほっのと-ぞかし。第八と-はわかき 時けいこ-に立よる人.おひても世間にまじはりて心ふるびすおも 下 ク かげもかほらで一生つれぐ-な-。是ぞんめいのと-なりき扱。一 そんはわるじゃれやわるが-中間なんど・Jてよねを打こみたいこを いじりすこしのことにあげやをかへむや-の女郎をにないつゝひき ふねかぷろにひきづられ本名よばれはぢをか-(三り)のちにはよ ねもあげやもぎらひ.-めんごかしに大かたは。是よりしんだいひ フ シ づみつ1ついには家を持くづす是一そんにあらざるや後代けいせい ハ ル ク フ シ 八花形。是をうつして色人の.手本にせよと一筆々枕にのこさせ給 ひけり。 だ ん め 同 三段目 あいやひいど フ シ 中 ク あいやひ井戸の。水かゞみ。-つればかほる品々の有がうき世のな 山 ソ ウ ′ らひかな。京もいなかも女子どちよれば。さがなき人ごとやそしり 7 シ 地 中 ク ク 中間と。なに立る。となりのや又むかいのが男-はさのかげ口も (四オ)本は思ひのあさからぬなかにもむかいのおないきは。つる 色 詞 べ取手のなよやかィヤナウふたりのきかしやんせ。マア此女子とい ふものは何がなつたる物ぞいの。朝からぽん迄しをたらとならぬせ

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たいに身をやつし。けふをけふ共思わねど男がに-うないゆへに。 地 色   ク                                                     、 レ ノ ノ よ い が -へ に も ど -ぞ し て と か -こ な り の よ い や -に 。 ま け も お と ウ ′ りもせぬやうに朝夕たいた其間に。ちょっとまどろむひまもなくせ 負 んだくすゝぎにきをつかし。ぬいたて仕立きせければよい事有とき 請 か ざ り て 。 お と ら の か 1 様 き か ( 四 り ) し ゃ ん せ 。 ア ノ ナ ウ こ ち の あ くしや-がきりふもマアく有事か。家主殿の竹をつれ高津さんがい っれあるき。長町の七丁目竹が小やどで日を-らし。あまつきへと まってきてけさあげがたにちやせんがみoどっかりとやせての。 地ハル 内ゑもどりし其時は手水のゆともろ共に。-ら-むねがわきかへ り物いふまいと恩へ共。男は七人あてがいじやなま中いらぬことい ク ふて。又たゝかれてはそんはちと恩ひあきらめめしたいて。くほせ ク ク フ シ てねさせてきましたと。おろ-i朕せきあげてまつげ(五オ)しが ハ ル 色 詞 らむやさしきよ.おとらがか・!ほ打-なづき.どつこもどこでどき んすぞ。わたしが所のあてなしが。此中はけしからず内をせはって 下 せ た く と 。 俄 に い ち る と 思 ひ し が 。 よ く く き け ば ご け ぐ る ひ 。 地 ハ ル                                                             ク いやはやかゝつたことかいの。きのふも日よりがよい程にせんだく 色 し て し ま お ふ と 。 と う か ら お き て あ -た い て ふ り 付 て ゐ る 所 へ 。 詞 ナウ月々のあてがひをせつきにきたかど-したか。彼ごけづらめが きくきって.こゝらにうばに行人はござんせぬかとつがもなふ。尋 にきたと恩はんせ.わたしもきゃつめ(五り)がこちのをば。そび きにぎわと小ばらは立.,わしもわしとてあいそもなふ。イヤごけぐ るひする男はあれど-ばちいに出る人はないoよそをたづにやと云 ければoどうやら手しゆびわるそ-にこそ---と帰りしが。色 地ハル こそかほれ品こそかほれさりとはしゆらのたわぞいの。此おか様の 所のほわかゐがきどくなお人じゃはoつゐに何ンにもきゝませぬ 邑   ハ ル             ア シ             詞 ハテよいことやといゝければ。-ほ色かゑるてござんす。ナウわしら ほ又おふたりのが-ら山し-て成ませぬ。こちのは年中いしやあつ ク かい。男もつたと云斗(六オ)内のがたらいで外をかせぐと云事が ハ ル                                                           色 もとでなふて成事か。わしらははんにかみの有あまじゃと恩ふてく 請 ださんせ。ナヲそれはさ-じゃがつゐこゝなら-人殿は。いつのまに ゃどがへが有たやらかしやふだが打て有。となりがさびしうござん しょなふ。麦なおか様ながな事まだ様子をほしらずかいの。大きな かたりにあい給ひお内義様は新町ゑ。女郎に-られてゆかんして御 ていしゆほかたりめを何とぞ尋出さんと。ちいさいむすめを引つれ 地 中 ク ク て行方もなふ成給ふ。きけはいとしやおか様は-るほのつとめがか ク ハ ル なしい(六り)かきがちがふたとい1ますが。哀なことではないか 色 ハ ル いの。こゝなおか様わけもないそれがあほれなことかいの。わしら ク も女房がよいならば女郎に-られてど-ぞして。きのちがふめにあ 三 重 いたいとわらひ。のゝめき帰るやど つ ゝ き き や う ち よ の だ ん 同 続 狂 女 段   { け い こ 所 キ ン ハ ル 中 ク 下 恋な。らばよるひる麦に。かよはまじ。はり江の水にすそぬれて。 ハ ル   車   中                   ハ ル         フ シ           地 中 我は色なき身なれ共。もとのすみかの.恋しさに.よな-\ごとに ヽ   レ ノ ノ かよひきて有しとぼそをおとづれど。つまもわが子もなかりけり。 ス エ テ 中 詞 (七オ)あら情なの御事と涙に。-れてゐる所へ。まだいわけなき わらべ共そりゃ-女郎のきちがいよ。叉こそきたれ-るほせて。 ク 色 寄 わろふまいかと手をたゝき。わしほっとめをいつやめふ共。まゝな

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て か や れ か:;拝 た O. く中狂 よ 0 わ ら 弓はク ず と 折冨

詞ヂ

所 の み 思 お づ へ し ぬ し 人中ゑ 々 て と と ら し じ て ーノヽ 0 ㌧ ・-I ' [ : ' T F 預 杏 ; I + ; : I I . J t ・ p イ ∴ . 、   J t , . ノ 1 ′ ㌦   -・ ・ : ・ . . . ' ・ ・ ・ ・ ︰ ・ . ハ ル             色                 地 詞 くな。いつもどらんす事じゃ。やら。こちやしらぬせうし。きちが 身なれどこなさんに。 下 あをふ斗に-か - とつとめまするにどうよ ハ ル ク ハ ル 中 ナ 海。ふかき恩ひの有男あま。 ヲ ス ハ ヤ メ ハ ル およぐ心に誠があらはo そこのいわね ひ よ く 。 物 ぐ る ひ よ と 笑 フ シ 閉 山 色 わが子ににたほなし. ヽ   レ ノ ノ かねゆへに。あかぬわ た ( 七 り ) ひ れ 。 ふ し 地 ク ハ ル 中 キ ン 狂人なりとてわらふ子の.中にも 引   下 ヽ   レ ノ . ノ ぞなきゐたる。 れ ニ 享 るそとよ。あほれと 色 をやすめる其隙に。狂女がそば竪止よりて.是は見なれ くれの ア シ 。 ま を が か た お山衆じ や。此みいけどをりにては何やたれぞと尋れは。何山衆とはだか事 ぞ。われこそあらぬ-きな立。なみやの内にかくれもない。いつみ川 地 フ シ と云太夫さん。ア、太夫さん。ア、りよぐわいながらとよりそへば。 詞 彼男おかしがり。なんのそなたが太夫で易ろ。いッちのさ憎のほし 池 丁                                         色 でかなこざらふ物とせかすれば。いづみけら - 笑 いか様太夫といふ物をつゐしか見たる事あ(八オ) めの見おさめに道中してみせふ。見ておきややいの 色 . 詞 ヲ、尤々。 レ ノ どのほじ 石ければ.ち ハル づしおいよくおかしがり。太夫がぢや-なら道中が一きはすぐれ て見事にあろ。そんならわしは下男からかさをさしかけませふぞ ク 色 、 レ とo竹のにがさをお-^こにかけ・狂女が-しろにさしか-れば二㌢ 中 詞 つてもそなたはさいか-物。ヲ\-\それよできました。そうじて太 夫といふ物は位を取て松一木。野ぢ堅止たるごとくにてどこから見 地 中 ク ク ハ ル てもか-れがない。恋と情のふたつぐしみつがさねのほでいしや -。のけゑり(八り)とをき打かけの追風-ゆるをヵゥつかみ。足 -り出してわきめをふらずo むかふに人がござらふが仏が立てゐさ ク                     ス エ テ           寄   ハ ル         中 んしよが。みちんもよけずふりかけてとてもぬれたる。わが恋の 中 ク ナ ヲ ス 詞 の我心事をわきてこぼるゝなみにとへ-∼。是が太夫のおもかけ よ。扱引舟は女郎よりすこし風俗品-だり。町のふ-してぼじゃ 地ハル くとつかみからげをおびぐしめ.すそ小鼻ちかにしゃん-\と. ゑちご町から九けんゑ行。あちらをしまゑばこちらからあげやの三 がよひ(九オ)に-る。そこをばちょっとまに合せ.よひのくせつ のい1まはしもん日のや-そ-もらいのせりふ。あふきや折やいば らきゃ三所しまふてや-- と。九けんの中の住吉や是をつとめて ク 色 ・どうしてと.もだくだ恩ふて-る所にじぶんの恋にへたりとあふ。 ク ク ハ ル 先いそがしいをさしおいて-らい所で立ながら。ちょっといゝたい ことをい骨後にたいこを打てから。やいの-1とはしり行是もしん 詞                                 地 色 り きなつとめ也。扱是からがやり手のぽん。其まへだれも手ぬぐい ハ ル ゥ ち.-ちはもかざもきんちや-も。わしにかしてと取あつめ(九り) ヲ ク リ                             地 色 ウ   ハ ル                 色           詞 恩ひの{まゝに身じまいて何とやり手にようにたり。ようにやあふ 地 ハ ル                                                             色 かの.是は又よね引舟にことかはり。只大舟をこぐやうに。レ此や ハ ル 中 り -にゆらり.くと跡にさがってあゆむにも。とかくかぶろがしか ハ ル りた-朝からぽん迄食だ-ち.ちの道斗をくにもってどうやらけふ り 紘-79らねどoどように入たか。八せんか.ひたい口に石うすがふ たつかさねて有や-なo ァ、くなたで切や-な。この茶がのみたい フ シ 地 ハ ル 事 か な と 。 恋 し ゆ か し は な か り け り 。 み つ し を い よ -ー お か し が 色 詞 り。是々狂女。其ごと-恋しゆかしい斗では(十オ)なをし心が-地 ハ ル ウ キ ン つするぞ。そこらを拙者が-かせんと。もんさく袖をひるがへしそ 中     中       り                                                   色 ち-1はり江の町わりほ。しこのはこのかはりを。きやらのかにし

(9)

か色い し き ゝ-」 t,-こ ほ フ雲 いシと し な 0 0 ;_;で;;はウ き の う か ウ ヲ ト リ キ ン かへてQ 十方色里家立ならべ。にかいさしきで引しやみせんのおと 下                 キ ン                                                 ハ ル ほてんつる-(-天ち-様の。はしのかずおばヤレよみつ-せ。はし ヲ ト リ ハ ル のかずをはよんたらは。はまのまきごをきぬにおれそれをしもふて 色 り 有ならば.へそがほらけにゑを付て.西の海をばかゑ出せ.とかく 中 ハ ル 地 かなわぬ-きよゑかなはぬ.-き世やつさ。只とにかくにかなわぬ ウ ウ ( 虫 喰 ) ほかあいおっとゝ (十り)かあい子が。見ま-はしさとあらぬか 上 ウ フ シ ハ ル ・・iJ.あらぬとぼそ聖止よりて。われよくだけと打た1き-き身。-地色ハル -袖涙。かゝる所へおやかたは下べら引つれ方々と。尋めぐりて 詞 へ来り。是々太夫何事ぞ。さりとてはみぐるしい急で-るほ ・   地 色 ウ へもどるペLoさ程妻子にあいた-ば何とぞ尋合せんと。様々すか ハ ル 中 り せばいづみ川。涙をながし手を合せ。あら有がたやた-とやな然ば ハ ル 中       色                           や                     色       中         詞 早々帰るべし去ながら。此ぶんでくるはへゐんでおもしろからじ。い 地中 ざ ナ ウ か た ぐ -お ほ ら へ の 。 ま わ し て ど っ と い ぬ ま い か 。 但 し は ハ ル ウ                                                                 色             詞 いやかと(十1オ)いぢばれは親かたは-どもてあつかひ.ハアテ 地 ハ ル 太夫がいふや-に。ど-して成共つれてこいo ヤレさかろふな-\ 中 ハ ル と先にす1めはいづみ川.ふれ-トそれよふれ-1と狂人-るゑぼ り                                 三 重 ふ狂人もともに-るふてへかゑりけり に つ ほ ん せ い わ う ぼ 日本西王母 三段目はんごんか-一 人 ア シ キ ン             中 り               地 色 中 り くゆるけふりほ。ほんごんか-。あした ハ ル                                       ウ   中 げよりこゐの君.いきたるおもかげ其まゝにた 中ウ ん -ほちゃう。きよ-ひおしのけ出たるも。かくやらん。くものぴん 中 ウ ウ ウ づら。花のかは.(十一り)せきば-たる両がんに.二俣を-かへて ハ ル . 中 ヲ タ リ ウ ウ 鼻 へ た る は 。 り -わ 一 し 春 の 雨 を お び 。 た い ゑ き の 。 ふ よ -の -れ ウ                   ア シ ウ           ハ ル                 ワ キ 地 色 ハ ル ないびよ-の柳たをやかに.只しを - とたゝずめばとよ舟それと ウ ウ ツ レ ウ 中 り みもわかずナウ我つまかとよらんとするを人々おしとめ。ひらはゝ ウ ハ ル きゑん玉ざゝの。あられの玉の手にもとられぬおもかげは。何を-ウ                 ウ           中     太 夫 ア シ 中     ハ ル 中   り らみにあらほれしそざんげにつみをはろばし給へ-ら鼻も恋も。の ウ   ウ         地 中                           下                       中   ウ                 ウ こんの雪のoきへてもぎへぬ我心かたちは.かりのすがたにて。先 ウ ウ ス エ テ 天上の五すいより.しゆみの四し-のさまでに。は-し-(十二 フ シ ウ ハ ル ハ ル フ シ 中 ウ オ)の千年つゐに-ちぬ心ひとつをわすれじの。みぬ世迄との。ち 地 色 ウ ハ ル ウ ウ ウ かひ′のふみ.いかにけふりと情なや。けふりにけふり.立そひてむ ワ キ ハ ル ウ ねのはむらは夜に三度我が恩ひほ日堅二度。涙-らべんあさぢ原草 や           太 夫 ハ ル                             ワ キ の枚も我袖も。露ふれそめて立よれば-らみてかゝるうすけぶりお 太 夫                   ウ                             ワ キ ウ             ウ つとのよればなびきのき.又立のけばもとのごとしよるかた波にと ウ ウ . よ舟もわっと涙にふLLつみ.ふせやにおふるほゝきゞの有とみせ ウ                 ス エ テ                                   ワ キ 地 色 ハ ル ウ             中 なはとまれかしとこゑをあげてぞ。なきゐたる人々御らんじ是々も ク ウ ハ ル -しや。御身。(十二り)かたちをあらほし詞をかはすといひなが らo悪鬼に-こじんと聞時は。さいどのてん道によってもしややか んのみいれならん。誠二ゐの君のゆ-れいならほいで其しるしをみ 中   太 夫 ウ             ウ せ給へ御-たがひは御ことはり。実其しるしはあひそめし。たびね ハ ル ウ フ キ ハ ル の床のにゐ枕.後の形見とさいご迄持しほ是ぞ是み給へいやとよそ り れは世の中にたぐひおはぎ物なれば。しるしとはしんじがたし御身 り ととよ舟人しれず。契り姶ひしことのはあらばそれをしるし忙中さ 緋議影は御ことはり。思ひぞ出る我も又.かん王(十三オ.)二 キン中

(10)

村 時 雨フ ひしぬシ 亡、りれ て か 紘 ヽ     ′     1 ∫ ,く 1     1 ヽ lI ツ レ ウ タ イ せいの契りをまなひ天にあらばねがほYは。ひよくの鳥とならん。 地 り 地にあらばねがわくほれんりのえだとならんとちかひしさ・^めどと 太 夫 ハ ル         謡 ハ ル                         ッ レ             太 夫 ナ ヲ ス 中 キ ン 我はわすれずほらへど-・し-ちや-のながきやみぢやくろかみも キ ン                 謡 ウ     ウ             ツ レ 謡 ちかひのふみもやぎすてられし-らみは人をも世をも。思ひ思ほじ ナ ヲ ス ハ ル 只身一つの。む-いのつみやはらからの恋をあらそひ情をいどむ。 あねのしんゐのわき滑り岩もる水の思ひにむせび。又はこがるゝれ り んぼのみやうくわ。しやばのし-しん是御らんぜとなをむすぼふる ゝけふりは恋(十三り)ぢのせきと成て。兄へみ見へずみ。きへみ ワ キ ッ レ きへずみ身を-るしむるおっとはこがれてなせさけぶ夫婦の枚のう ウ                                       キ ン             ウ き涙見き-枚も雨と成。ゆふべの露に ワ キ ハ ル ウ ウ き五人の歌仙詞を揃。か-あほれ成折に出あ 中           ウ             ウ               ウ                 ツ レ 地 物かな。出家ならねぼけ-けすべき御法もしらず。出々やまと歌 ウ ウ ウ 下 は。天地を-ごかし仏神もかんお-有。今我々がざんするほ。ごせ 中 ウ ハ ル んしうのいせが歌。此心をえて生死るてんの雲をはらひ。ぽんなふ ウ ウ ウ ばだいの月を見よ程もな-。たれもを(十四オ)-れぬ世なれ共。 り 太 夫 とまればゆ-をさき立とみるとおしかへし -。ぎんじかくれはゆ ハ ル ウ       中                                                                   り うれいほ1首の歌にと-しんの.けふりはれ行たよりをえてしるし ワ キ ヲ ク リ ウ ハ ル の枕を夫にあたふo いとま申てさらばとて歌人は.みやこに。かへ 謡 太 夫 ツ レ られければさるにても-\君には此世あひみんこと7bよもぎがLi6 キ ン タ ル 7 シ 中 ウ フ シ つ鳥。又立帰れば。つまよぶきつねともよぷ-づらうさぎのねぐら ク ル フ シ ウ ハ ル ウ 野 わ け し て . 1 も と き ゝ や -。 お み な へ し 。 な ま め き の こ る お も か ウ キ ン げと見返り。- 立帰る五よ-六ちんまち-トの中にはなれぬ(十 かん隙ぞな たわしきめをみる ー ソ 四り)れんばのまよひ尤。々さもこそあらめと聞入。枚を。うるを せり ゑ ぼ し お り 烏 帽 子 折   二 段 目 フ シ キ ン 地 色 中 ク ク ふる雪の。おとき-程にしつかなるo竹よりお-の一つ庵ねこのか ク ス エ テ 中 よひぢ跡付し.た三筋の道はそ-.池火線のかにかき立て。女の 中 ク ク ク ク フ シ わざかしどけなき。引さきがみをむすびつぎ。なかばあげたるいよ ハ ル フ シ 地 中 ク ク すだれ。嵐ぞ雪を。もてきたる。ときはごぜんはともし火のかげを ハ ル 中 詞 ・ たより監守より。大和べ-だるおんな成がおきなきものを召ぐして 地 色 中 ク ハ ル 雪に道を(十五オ).-しなふたり。一夜の情と有ければ.十八九成 ク 中 女房のしそ-かゝげてゑんに出。おや子の人をつ-ぐ-と打まも 中 ク ク ハ ル り。いたほしの有さまやおやど申た-ほ候へ共。此頃平家のきたと ク 色 詞 して義朝のゆかりをつよ-せんぎ候が。人々の有様とがめんはひっ ぢやう也。みづからはしろたへとて藤九郎もり長が妹源氏ふだいの 者なれ共.ふしぎのゑんにて平家の侍。弥平兵衛宗清のしの..?っま 地 色 中 ハ ル となり侯。今にもつまの宗清殿来り給はゞ.-きめこそみたまはん ク 中 情なしとな思召そよ。ほら(十五り)わがつらきはいとしさゆへい ハ ル ク フ シ づ-ゑ成共落給へといとねんごろの詞の色しそもふきけし人にけ 地 色 中 ハ ル ク り。ときはも今は頼みきれ。力も落てさきへもゆかれず。あとへと 中 ク ク ハ ル てほもどられず.連此-へは-んにまかせてともかくも。こよひほ ク ク 麦にあかさんと少風よぐのきかげに.小袖のつまのうほがいをしき ク 上 ねのとことかたしかせ。かさをならべてびや-ぶとし昔はすいちゃ キン うかうけいに.すきまの風もさむかりLo身ほならほしと身をすて

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く ふ o ら 心中ふ ク いクの な さ た き く よ

議書

は り 1兄弟にふる雪を打ほらひ-\。 ヲ タ リ フ シ 中 ないて。其夜をふかさる1まなく隙な 中 とくにてかんふ-さつ/ーとはげしくて。 人 ク ハ ル ほだへをさす事するどきゃいぼのごと-也。 ( 十 六 オ ) ハ ル こぼすがご こつにしみわたり ほしや母-へは。 ク ク っかれたる身をかんきにやぶられ。おかん五たいを-るしむれば。 ス エ テ 地 ハ ル ク ァ、たへがたやとふしまろび前後ふか-に鬼へ給ふ。今若をと若お ク                           色           中 どろきナウいかにせんかなしやと。ひたひをおさへ手をさすり。い 5 i ? g i l l かにおとわかはゝうへのさむからんに.物きせません尤と兄弟おび ク タ とき身せほなる。小袖をぬいで母-への。(十六り)すそや枕に取 ク ク 7 シ 中 ハ ル かさねうちかさね。我はいとほで-づもるゝ雪のはだか身あほれな ア シ 中 ク 下 中 り。母は-るしき。枕をあげ。扱いたほしの子共やな。かばかり母 ク ク ク をたいせつにいかに孝行なればとて。わごぜ立をこゞえさせ。おや ア シ 地 滝ちゃぅがにつくるそとよ子はそ-才におひ立てみするぞふかき孝 ハ ル タ 行なれ。風はしひ-なべゝきよときすればぬい 色             詞 で母にきせ。いや我 地 色 中 ハ ル 々はさむからず。侍のならひにはいかなる雪にも軍して.よき敵と 色 くまん時さむしっめたしなんどゝて。敵に-しろを見すへぎかoさ ハ ル むいといふ(十七オ)なおと若さむいとおすぼな兄上とかいぐ-し げにいふこゑ町。年若めさましほい出てとるをみまねにきぬをぬ ど.おなじ-母にきせ参らせ。手足もふるひこゞゆれど其包みせず ク 上 はぎしみLo こぶしをにぎりこたゆるてい母はぎもたへめもくら ク ク み。ア、情なや浅ましや。百万よきの大将軍ともあふがるへぎ若共 ク に1重のきぬをきせかぬるはiか成神のとがめぞや。いとおしの人 ク 達や御身達が心ざし.あやにしぎよりあつければ母はきね共あたゝ ク か也。ふぴん打者よこちよれと三人一所にかきよせて(十七り) フ シ 中 ハ ル いだき。ふしてそなき給ふ。ことはりとこそきこへけれ 多田院三段目 頼光さいこ ク それ人がいほ八くのうみ。げに-るしみのなみと風立ゐくるしきや q J E g ぜひのゆか.中にす-れて-き世かないたほしや頼光は。しだひ -\におとろへよにたのみな-鼻へ給へば頼信公をはじめとしてら フシ ぅちうきん衆の諸将。日や御てんにあいつめて御きげんいかゞとう 地 色 ク ハ ル かゞひける。しかる所へみ熊野しんぐ-の別当あほたゝし-参上 詞 し。投も若王寺のやし(十八オ)ろほそんに付。しゆりの為うしろ のかたをやふり像へは。か-の物をこめ置候とさしあぐる。人々立 より御前にて其ま1ひらきみ給へは。あつき板に人をゑかきむない たとくびに矢のねをつよく打こみ。ちんじゆふの将軍源の頼光と溶 き付し.うらには南無日本大りや-ごんげんほや-きずいを見せし 地ハル め候へ。願主源強ちかとかきしるし。て-ぶくのぐわんじよをそ ク ク -ア シ ハ ル へて置たりけりしこ-の人々めとめを見合是はいかにとさほざけ キ ン 中 る。時に頼光御涙をほら - とながさせたまい(十八り)誠にしん ハ ル ( 虫 喰 ) ク たいはつぶをふもに請。あへてそこなひやぶらざるをか-のはじめ 車       中 ク                   ク                                           ハ ル とすると也。か--・をこそつ-さす共。せめてほかゝる惑心有へ 中 きことくも恩ほれず。投も - 天めいしらずのよりちかめや。子と ハ ル               中                             ク     下 しておやをてうぷくする事。ためしあらさる藩人なり。それ神はひ ハ ル 中 ハ ル れいを請侯はず。t何程きゃつめがいのる共。我ぢや-ど-きたらず ば二めいつゝがは有まじつれど堅LyQどうびやうぜひもなし。 %40

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の 身 中 をこ の し か 行 ま な ぬ ば し中か 二 ず与さ と

主:寺.明

の心:こ今 ㌔ 喜 怒 三 雄 漫 才   上 へ / d I ,I T ∫ t I 叶 l i l ] ・ ・ . . ・ . : . ー ∴   ∴ iJ u川仙 I . . . F ∴ . ・ ハル れば過つるかつせんに。 いはなれぬおやと子の とても。世のうき事 もあらは折をゑて.国の一か国や 中 ハ ル や。せめ又さもなくば出家を博せ 中 ク キ ン 弓 と。扱こそゆ-めんしてはあれ。 ク すいりや-はしけれ共。 おんあ ぬしにもなしてゑさせも ク キ ン 中 o 頼光が-きよの形見にのこさん ク ハ ル 中 彼 も ろ こ し の し 1 わ -ほ 。 ち -る 色                         ハ ル (十九オ)こそか-ほ有 中 のなをりやせん。もしさ いなれ共道をしり子をかなしみて地にふせば子はさら道をわきまへ ずと矢をはなつておやをゐる。是よりちかめにあひおなじ。頼光む ク ハ ル なしく成ならばいかなる仏事-辛-も何ならす只よりちかめを尋 ク                   色 (十九り)出しからめ取。か-べをはねて某がつかのまへにたむ-上                                                               キ ン .(し。革の。かげにてじつけんし。-き世のむわんをはるべきは ク ス エ テ 地 と。いかれる御めに御涙を-かへさせ.給ひっゝ。また御枕に-つ 下 ク ハ ル り姶ひ。御れんさがれは人々は。げに衛だ-り。ことはりやとみな -.・-。お次ゑしりぞきぬ、 な ん し よ く か も さ ふ ら い 男色加茂侍 せんせいきしや-ぞめ, 中 ク ク こ れ く ひ だ り の 袖 の な り 麦 の 所 が よ み は じ め 。 月 を あ ら た め 日 ス エ テ をゑらみ心の忙ごりきよらかに。水をむすんで身をきよめ。かほる キ ン ク まいとのきしやうもん。七つにわけて七所(二十オ)な1のやしろ に郭ごむるiJAj二顕しとぬし様の中はかはらじいもとせの。二世 キン をかけたる三つせ川。ふかき情をかけま-も恭なしや神かけて。い ク かなるうきな立狼の水しにをもてせつなくと。-りかゑられて見ぬ E . i ) E ! -国のあらぬつとめをいたす共ずこしもかはり申まじ。たとへねん杏 の み て ぬ う ち 。 も し も -と -の き や -か た よ り か ね を も っ て ゐ だ け をさそひ.身請の品を申かけひ-にひかれぬしゆびなり共.詞でい フ シ 中 ク ひけしふみでかきけし取あへずちぎにおしらせ申べし。扱又ねる夜 ク の其外は日ご■とよごとの身じまひ心にむすび置ぬ(二十り)る下ひ ウ . もをかりにもとかで-き枕つらゐことのみかぞへつゝじつをもらさ コ ハ リ ず か り ど こ に . さ ゞ め の こ さ ず と -お き て 。 其 ま ゝ 日 帳 に 書 も う 下 ク し。うしやうかりしうきつとめ世のならほしとて口をしや。しゆし んぽんしんになめさせ人の心をどろかすならひ.しかる所をいひ-ろめ口べ匿うしなひ申まじ。ことさら好色かね手形ぬすみ手形の其 外にo いかなる手形成とても仲はそむかじ此外に.きしやうほもち 地 フ シ 中 ろん定まりのふみより外をか-まじき。別てはまたお心にいらるざ ク ヲ タ リ き ゃ -は さ し づ に ま か せ 。 こ と は り 立 て の き ( 廿 一 オ ) の つ ま か さ ク ねて。ものをもいわまゆ-見ずしらずのきや-成典。お-さ中人な ハル らばあほでやみぬる品々鳶日ぶ鼻にもらし申まじ有七かで-の フ シ 下 外 よ ろ づ の こ と 。 も -と -つ ゝ ま ず あ か す べ し 。 も し も き し や -の ク おもてをそむき.身のうへそまつにもつにおゐては。日本六十よし -のじんぎ別て氏のしんばつを.立所に請奉りげんた-にてほ-き ふしの。ながれの-鼻に身をはめて-かみも。やらぬみらいはなを 下                           ク ながくあくしゆの-を-けん。よってせいもん-だんのごと-した ぎにそむる七まいの。きしやうほかくのとをりぞと見ゆる所はよみ 也 もしつo(竺り)兄へぬ所はよませもしっ誓るやす前言なり けらし ゑがらの平太 あさひながつま狂女のだん

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と ま の し る し せこノ、立 えルよ さ る せ た る 0 ルれ い ひ そ し の 二也二 王ヨ 律 と ゝ の 三 重 ク キ ン 苛 争 中 下 {袖ぬれて。からすがなけば。もいのAjおしやる。月夜は.ヤアい ハ ル 7 シ 中 タ つも。なくからす。かほい - と。ねた中を。いかゞちぎりのあさ ク ひなに。あかぬわかれのつま心。おっとにさられおやはなし.兄の ク 平太は行がたしらず。 地 な が 。 い 7 シ ハ ル フ シ 中 ク 中 かげもなつごろも心はそぬの。あさひ ス エ テ ク かの仰(廿三オ)侯や。花さきてこそ色かあれ。もと心なきみやま ク ハ ル 木 の は て は た き ゞ と -だ か る 1 。 お の ゝ 小 町 が ゑ い か に も 。 ご く ら ノ ル ハ ル 中 キ ン くの-ちなら。ばこそあしからめ.-そとは何かは。-るしかるべき 色 中 下 ゑぼしひたゝれ袋に入.かた ク タ イ                                   謡 詞 むつかしの人のけ-げやな。それはさとりの たえなる詞。まよひの シ テ ハ ル ク ク ハ ル みの刀身をはなたすもつや田子の-らoあづまのはての(廿二オ) 中                     タ       フ シ       地                                   ス エ テ ハ ル 国々迄。まよひ-1て清見寺。すごやはかなやほかほらに思わずた 地 色 中                         ク                 ハ ル                 ク どり出にけり。かず-∼のせきた-ほたれか痕のたわならん。さも あれむじゃうせかいぞとは-かいむえんのたむけして。見ればあた 色             詞 らし豊満そとは。そ-みや-いづみの小次郎ちかむらとしるやり。 地 色 ハ ル 中 ク 色 中 ク ク ほっと手を討是こそは.親の敵入道が弟よな。.ち1を討せし-らみ ク ハ ル ・ ク のうへおっとにわかれ兄にはなれ。上なき-きめを見ることもかれ 中 ハ ル 兄弟がゆへぞかし。うらみありや-らめしや。そとは成共一太刀討 ヲ ク リ 謡 て。しばししんゐをやすめんとふ-ろをひらき取出し。立(廿二り) ゑぼしをかざおりかりきぬ(Q g雛か萄づいてつまのためにほしう ク ハ ル との敵我そあさひなゐん-わはめぐりあひたりかたきは是ぞとなの 中ク りかけて。はたと討ては。叉此太刀は我-つ太刀と。二討三討うた ウ ′ れてかっはとまろぶそとはを取て引よせこし討かけて。今は本望と 地 ナ ヲ ス                       ア シ 中         ハ ル             ク キ ッ レ 地 ハ げたりと.にっことわらひし有様はゆゝし-も又あほれなりoか-A ク る所竺天のちご人々をゆ-いんし。見ればけ-がる女のすがたげ 色                               ワ キ 詞 に -是はきゃ-じんよな。いかに狂女'.おことがこしかけたるは シテ地中 恭-もぶつたいしきしや-のそとは。そこ立のけと有ければ。おろ 女人は恩ひもよらず。ほや - そこをされよとこそ。なふまよ 中 女人あらずしてo 三世の諸仏の出世はいかに。とつこさんこ ス エ テ                                 苛         中 辛 -ぢ や -。 女 の す が た を ぐ そ -せ り 。 一 代 け う し ゆ の 。 し や -中 キ ン ク ハ ル キ ン んだにも。やしゆたら女とちぎりをこめらどらといひし.御子あ 中 ハ ル り。いわんやぽんふの身をもちて。恋があらずば(廿三り)うき世 ワ キ シ テ ワ キ もあらじ。たいばが恵も。-わんをんのしひ。ほんど-がぐちも。 シ テ                   ワ キ         シ テ       ワ キ           シ テ       二 人 もんじゅのちゑふしせんふしあ-はんなふぼたい花o もみち。月。 フ シ 中 二 人 ハ ル 雪のふることもあらよしなや。まよふもさとるも我ひとりされば心 ク のしと成て。心をしとはなさゞれとしめし給へは女房は。げにあや ウ ′ まうたりまよふたり今は何をかつゝむべき。ゑがらの平太がいも-ク ク とあさひながむかしのつま。ちゝのあたをむ-いんためはしたなふ ク ワ キ るまひ. 。ゆるさせ給へと手を合か-べを。たれて礼すれば。何なふ ツ レ ワ 平太のいも-とゝやわらはこそいつきひめ.みづからほかのこの ワ キ ッ レ 上 ク シ テ ワ キ フ シ シ テ 前。同兄の清春よ(廿四オ)それか。是かとすがり付。夢かとたど 二 人 7 シ 中 、 レ ー 地 ク ク ることのほのつゆのえにレ惹しぎな直。舞人御覧じょきかな -\ か た ぐ 、 か ゝ る ふ し ぎ に あ ふ こ と も . -わ げ ん を ち ゃ う も ん し ク 中 下 ク じゃねんをほらひしぎど-ぞや。しかるに天だいの五ちゃうしや-ウ / ぢやら十一 ク ふ時は。諸仏かんお--たがいな-成仏のゑ

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木ん

;墓:=T:;. がを

琶筏

ち をこ く ふ の し わ ら た べ申せ て ば . . . ∵ 二 ; i , I i : ・ . , ∼ ∵ 十 十 ∵ ∴ ・ ∴ ・ ■ ・ }   )   ・ 1   i ヽ   レ ノ ノ ん是にしかず。廿五の菩薩の其役々をかたどれり。出で/ー語て聞 すべししんぐ、おこたることなかれ 佐々木大かゞみ まつよひしぐれ道行 楯 山 ハ ル               中       ハ ル             中           ハ ん 思ひ川はさぬたもとに。ゆ-量づの-きな。・ながさんほっかしや人 ハ ル 中 は。はた(廿四や)ちの花ざか.り恋に-ちなは。おしからぬちり ハ ル キ ン 中 の.あ-たの身をしれば-ほのそすご止.-すけふりoありのすさ ク 7 シ ー ハ ル 7 シ みににくかりし。人のむ-いかわがすがた.やつしやつれてo女共 ウ ク 兄へつ。男成けりなりふりは心かろしやぎもかろや。よしやよしゐ ス エ テ のわたし舟これもこがるゝたぐひかや.しほならね共や-ものに何 中 ク をか思ひそめ付の.かすみにむせふいんべのはま。麦ぞしっさうむ 中 ク ろの津や.すいえんしんによの。なみはこきや-へ帰らば帰れ。我 ク ク フ シ は帰らじけふ有て。あすをしらふの高砂や。あれはおのへのとを山 ク ハ ル キ ン 松。是はなづか⊥恋等のひめぢほ雲のふり袖(廿五オ)に。なみの 申 ク ちiみのあかo しかた。はぎやききや-はみだれても。あをばのふ -ク ト レ 寄 ハ ル 、 え匝おしかな-丸まの夕暮きて見れば浦のけしきははのくぐ-中 中 と サ ア さ び し へ ゑ い -1   -も み ち ち る 。 ア 、 -ち 月 か 1 る 。 き つ ウ ウ ウ ハ ル ハ ル とちりくるむらもみぢ思はでだてをすげの笠。こそんのおきな。出 キ ン               ウ           ア シ て見よらんに花咲菊かはる。兵どのとまや露ふけて秋のはじめと西 中 ハ ル の宮。い-田こや野に誰あふ夜。もいのとつぐる-だかけを。きつ フシ ねはめなで。㌢らみ-ずのはつたのほハツアはだ鳶,れ回それでほら ( 虫 喰 ) からまよ町行固有,)もちか-。なるやらん。山のすかたや心なき。 ウ ウ 草木も心見ゆるに(廿五り)ぞいなかそだちのおもはゆ-。かたぶ ウ           ウ               ( 虫 喰 ) り けゆかんかぶと山みねにむらくむらさきの. 中 んらんにo み山はきゃにひぢりめ 中 ウ ウ 共 や さ し -。 あ い ら し く 。 こ の み ウ     キ ン             ウ 中 ウ キ ン 雲やきせなが野はき ハ ル                 フ シ にちり-れば。ふゆまつ色に時ならぬ雪やこんこ。 かしひろふ。子 -1 。 ほ っ と 嵐 あ ら れ や こ ん ウ 合 フ シ 中 こ。袖やこづまに。おちてたもとの玉あられ。すこし笑のたねなれ ウ ウ ハ ル 長 地 や。なを行々てみなせ川ア、あねとてもつまもたず。いもふととて ウ ウ l もいはけなきあだなつまじ男山とま(廿六オ)らでいそげしぼ--ウ フ シ ウ も。昔に帰る夢はな-心をくだ-たびま-ら。かさねつもりてらく ト ル ハ ル フ シ ウ や-やと有かりはに。かりのやどしばしとてこそ.しのぼるれげに ヽ   レ ノ ノ 辛-がいの世の中に.かかる思ひも有物か抱も.命は有物かと皆。 かたる袖聞たもとぬれて。はすまはなかりけり お お い そ と ら お さ な も の か た り 大磯虎稚物語 三段目 三 重               キ ン                                   ハ ル     中     ス エ テ (出乾ける。大ぬさの。ひく手あまたの-きふしや情-る里秋たけ 中 ウ ウ ウ ウ フ シ て。頃しも九月十三夜。月の名残のもん日ぞと。思わぬ人にも大磯 中             ウ                                             ウ             小 ヲ ク リ の長者が門の夕まがき。其数々(廿六り)のゆ--んの朝な。夕な 背   中                             ハ ル                       中   ナ ヲ ス       ハ ル 忙 い ろ そ め か ほ る . 心 の 。 も み ぢ し げ ゝ れ ど 。 恩 ひ -1 の 。 し の ぶ 中 フ シ 山たがあみ笠のたそかれに。かぶろほ恋のつぼみかや。ちらとさ1 ス エ テ                       地 色 ウ                     ハ ル 辛-詞の花o 心とゞまるけしき也かもんの介勝重はゑきろのこまに 中                 ウ むち打て大磯に忍けるがo 大もんより見 ハ ル ス エ テ や。ゆきゝの女郎色つ-す松には-た 地                               や かへぬらん。さぞやあの中にわがいも 恋あき人のわけ里 ノル は風も。,て-しや ヽ   レ ノ ノ とも有つらんあれか是かと 涙ぐみ馬かたを近付。某は此里に1宿してなぐさまん。しかるべき

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-146-ぁげやあらばあん(廿七才)ないせよと有ければ馬かた悦。さいは ー 地 ハ ル ひく戒の長とてお心や圧き宿有と。内にかけ入長に角とさゝや けぼ。ふうふ悦たびの大臣様かそれおむかいにと大^)には。きやらの 伝書下男せんごをかこみ.ヤレおせんそ-お行水。おつれのないは フシ ぁたまからしっ捻りぶんのすい様ぞ。中にかいのかみくずとれ先こ 地                             色           詞 なたへともてなしける。ふ-婦さかづき持て出お望ほ候はぬか。け ふほ何をふ物日にてはき1の女郎様にお屈まはひとりも候はず。 かしはやのオれない様だいもんのわがて-様。川さきの大内様ゑ 地 ハ ル ちどやのうてな様(廿七り)此里の四天王けさより是に御入もろふ て成共見ませふか。先かりましてと回LTんとすればかもんの介 色 詞 いや′1。人の恋を-ばふとやらもろふといふもぎのど-。此所に てきゝおよびしとらごぜんといふ女郎をよぶことは成まいかとあれ ばァ、誠にとら様ほおひまならん。ヤア去ながら此きみはふかき男の 候て。浮な-るはにか-れな-外のじゃまとて内よりかた-せきけ ればo女郎もすね給ひけふのや-な大もん日もo内にか-しのほし らをかぞへうきふねにておはします。外に恋有女郎は一座もおかし ヽ   レ ノ ノ からずと申せばヱ、てい(廿八オ)しゆしろ-とかな其恋しりが恭 地 り し。ちと身共らがしこなし見よほや-1よべと有ければoげにおもし ろしそれとら様いけどれと。つかいがほしればかぶろが来りどっこ いそりゃまがぬける。是女郎様かり衣おこしをちょっとかけおびと 三 重 フ シ 地 。かる口もんさ-花もさ-心-かる1「夕ぐれは哀もまして。とら り 苛 ハ ル 中 ハ ル ナ ヲ ス 御せんoけいづ有身も親ほらからのためにしづみしあす。か川よな キ ン フ シ ′\かほる.夢はいつはり。誠の-つ1身瞥」たへoつとめの外の恋 も す ^ j ノ 中 り しぅけながしかもんにこそはさ七にけれ。かもん盃取あげち レ ノ

衣ほっ遠な即おのづからはかの枕はそでに成二夜はよべピコ夜

′ . ノ とよぶきゃ-も。ながれ(廿八り)の。身ほっらや心にそまぬ涙をも キ ン ヲ タ リ フ シ さ あ ら ぬ . B 舞 い に を L o O ^ 葦 ど の さ し ぎ の 。 国 図 . . r i d ぞ な を ノ ノ らるゝ。あるじふうふ花めづらしき御出まづあれへ御とをり。月 色 ハ ル ク を御らんといひければずつととをつて立ながら.本に丸い月のはし ウ フ シ 様はひとりもないと。詞あどな-いひすてゝ男見ぬめのすんとせ 地                           ウ           ハ ル し.かもんつくぐ見るからにおきな-てわかれつる。ふうぞくほ のこらねど誠父母のおもざしにさもにたり。-たがひもなくわがい り もとふぴんのものゝ有様や。口悟の身のほてやと恩べばくるしくむ ス エ テ 地 色 中 ねいた-。思わず涙をながしける。ていしゆ(廿九オ) 1ざのきを ヽ   レ ノ ー ノ 取 て 。 お ざ し き さ び し -侯 へ ば お き か づ き ほ わ れ ら よ り 。 こ よ ひ 回月に酒のむことやぼとてないとひ給ひそと。ずんどさせばとら やうど請ほうけたれ共。是兄弟のさかづきとしらざるかふぴんきよ 中 フ シ ウ と.恩へはぎもきゑめも-れてふか-のoなみだをながしける。人 、 レ 色 詞 々欝とあやしめば涙をおきへoヲ、ふしん尤世の中等ひもなし。 承れば牝ら殿はふかき恋の有と厚-こよひの御出お心等むまじ ウ ′ きにo つとめはまかせぬ身のならひ-きふし成といとはしく。し ス エ テ キ ン (廿九り)きりに涙がこぼるゝと・よそになしてぞ申ける。詞にと 中     地 色 ( 虫 喰 )   1 」 1 らもはれ--と。誠に世L俊人はよしあしのわるが-に帰ってうき ヽ   レ ノ ノ 名のたねと成。御かた様のや-に情らしいは侯わず.せつなき恋は 中 ウ ウ もちたれ共.今のお詞お心にとんとほだされた。こよひほ我身をま

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◆  ■ か言と は)紘 首こ り おク ○ ぼ せ 147-. ・ ・ ・ . ・   ・ ・ ・ (   ︰ 1 ㌧         J I , r 一 ハ ル フ シ ハ ル かせません。じつど-もなりませぬすいた男とよりそへば。あるじ 色 ふうふほ手をたゝき虎様を手に入るほ。今の世のすいめいか様御ゑ官 ヽ   レ ノ ノ んか大臣様の。おかはによ-にましたときほぐにぞ。弥々かなしき やるかたな-兄弟共しらず浅ましや。かわいのものゝ身のほてやと ス エ テ                                               地                               色 しの(三十オ)び涙はせきあへず。すきまのあらは名のらんと心を ウ ウ ハ ル つ-れど。いもふと女郎やりてかぶろひき舟なんど人かはり立かは り り。.をくにほしゆえん手をた・Jき人をよぷやらわめ-やら。かしが 中 ア シ             ハ ル                   地 色           り ましさにまざらほし-あだに夜をこそふかしけれ。かくて夜もふけ ハ ル ヲ ク リ 候へはちとお床ゑとよひ立るかぶろがあないにかつしげもお-の{ フ シ ハ ル ウ 一間に-つりしが-き世を恩ひ.めぐらせばむねんさすゝみ口惜-ス エ テ 地 -1 ゥ 只なくより外の事ぞなき0時をLqっ厘匡とらも一間に入けれ ばかぶろほあたりをさしまほしともし火-らくそむけ。さしてもな フ シ 地 い(三十り)ことさゝやきまはり。ひんしゃんとして帰りける。か 、 レ 色 ウ ウ もんは汗了/\心くれさ五五司むいてゐたりしを。虎扱ほも ハ ル ー -1 ウ たせぶりとすこしにく-や恩ひけん。ゑしや-もな-床に入枕lツ フ シ てよいものを。たれにねよとてめんどうなと1つ玖枕取てなげよぎ 詞 引。かづきふしにけり。かもんこゑをひそめ。なふ某はゆふけふな らず御身にとひたきしさい有。其方誠のおや里は三島の宿。小しぼ ぐんじといふ人の娘にてほなきかといふ.とらほっと思ひなぶられ てほふか-也と。されば親立はど-有かもしかとち-で(三十一 オ)ほおばへぬと有。ヲ、か-すも尤。我は兄のかもんの介かつし ハ ル ク げよと。いゝもあへぬにおきあがり詞はな-て兄のかは.しげ -りやゝ有て誠におもへばおきなき時見し御 上                             ア シ とうちながめはつとすがりてなきいだすこ 地 ハ ル       ク                                     ク ク ( めてあほれな へ有今かゝる 身の-さつらさ。ちゝほゝの御ためと恩ひながせば-やみなし恋し 中 ハ ル ぎはふるさ.とぞや。ちゝ-へ様母-へ様何と御入候ぞ。めづらしの ク 見様やなど圏迄ほおとづれもあそばさぬ圏o と-にもなのり給は 上 ク でよしなきふるまひほづかしやと。あるひ(三十一り)紘-らみある ア シ ひほくどきひざにもたれ身をよせて.兄弟手に手を取かは旧圏 ハ ル                             地 色 ク                                       ク げき。したふぞだ-りなる。かもん涙をとゞめは1-への御ことつ 、 レ 上 て.ちゝぐんじの㌢いどのしなかたりもあへぬに何ちゝほうたれ給 タ ふとや.それは誠か情なや。もの-きつとめもおやたちにあはんと 恩ふたのしみに。-きとし月をしのぎしにながらへてかひもなし。 女ながらもおやのかたきせめて一たち-たせてたべ。さもな-ば一 . ス エ テ 詞 息ひに.ころしてたべ兄-へ様とこゑをあげてぞ。なきにける.か もんいさめてヲ、でかした-1。われもさこそ恩ひつれ(三十二オ)。 也 さて此くるほをなにとしてかほ出べきぞそれはわらには御まかせみ な/\ふしてちぶんよしと.下女のひとへを-ゑにかけ手のごひか づききかだるもち.かもんとはあとさきにはな-た-たひ大もんぐ 色 詞 ち。つゝととをれば夜はんども。いせやのすぎかさかやはもはやね 地 色 ク                                     ハ ル つろふにとo 見ちがへとをせばとら御ぜんとらのおをふむこ・Jちし ク フ シ て。あしもなか-1地につかずいきをはかりにおちたまふ も り ひ さ 盛 久   は -し や -が -道 行   ( 三 十 二 や ) フ シ ハ ル 中 中 中 ク ぬれぬさきこそ。いとふべきよその露さへはかならず。 地 ゑじのたく

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中 フ シ ヲ タ リ 火のも君さしに。ゆかりのけふり立さらで今はたむせぶ。我身ぞや フ シ ー 中 ク 中 是もしゆ行叱譲の前。あんぢのくわんをんお墓らせ。は-正が-ク ク ほさきに立こしにみどりのなぎのはや。笠にさいたもなぎのほの。 フ シ ク ハ ル 中 くまのだ-しやに出立し.道もおぼろの玉しみづ。今をかぎりとむ ハ ル フ シ 中 ク ウ ヲ ク リ すびすて。都のなごり。けふの身と.げに心なきみやま木も我を。 中 ク キ ン ハ ル 中 兄をくる花のふゞきよのしがの山こゑ。-ちすぎて。あのあまさが タ                   フ シ     ク 、 ハ ル                                     ハ ル ア シ るおちかたを。わが行そらとみわたせ(三十三オ)は。心ぼそき ク ク ぞoまきりける。ぎわ-ぎによが恋衣。すみの枚にこけむして. ス エ テ 中 キ ン さが野ゝしもにやつれしも。我にはよもやをよはしと.過にしかた ク ト ル ハ ル も身の-へにひゐて-らべん.ひほの海狼の。てうしもまばらにて 7 シ ク ク あほぬうきなの。高宮は.おのが心よおのゝしゆ-.印の石に物と 謡 ク はん。1夜二夜ぐるしぎを九十九よとのかね言葉.いかにつれなき / ア シ ス エ テ 小町づか。ゆき1の人の手むけ草。袖と-1やすりはりの。たうげ ハ ル           キ ン                     ク         ノ ル   中       ハ ル はるLU、ながむればめいどの鳥の初ほととぎすしての。たよりの. 合   中                         ハ ル   ア シ           中 ク 山風ふかば。文をこしぢの悔みへて.すへほかすみにほてしなく。 寄 中                     中                     小 ヲ タ -        ハ ル いとゞ心を。おきつ白波(三十三り)なみはつるがの磯に打とよ 7 シ 中 の。いや-つゝなき。ひばらかやわらはけゆけほ。ふTTlゝいふ虫 ク ク ク 合 ア シ ∼ 恋しらずはり有革にいとしろき。あしほさながら。べにがの子.い ク ノ ル ハ ル ふにいわれぬかみなれど。風のむすぼれ-しとりて野沢の。水にか 中 フ シ ハ ル 7 シ 中 げ見ればみぎほにさけるおもだかの.おもはづかしや。おもはゆや ハ ル ク むかしのすがた色-せて。やつれほてたよ我身こそいやわが身こそ ス エ テ 色 中 ク 我こそと。水に-まし-かきにごすo つえなげすてゝア、浮世。い 7 シ ヽ レ らぬものよとめに-かふ.涙やさレぐあはれなり・たびのは衣きそ ク 川の.鼻をぎも我も-ちはてゝ。も(三十四オ)すそはろくはろ_ ト ル                   上           ト ル                               ハ ル ゝうつこゑもあさのゝo ひなきゞすおきなひばりの雲にきへとん と 。 お ち て は 。 又 ち り   -  と こ ゑ の 。 せ ほ し -。 あ が り つ を り つ 。 中 ク はねも心もかるい沢.のぼり-だりて坂本の.こぞのつゞらに水-苛 ハ ル             色               中                           ハ ル   中 ゞ る い わ ま -\ に 。 し っ か と く . か は り -㌔ -㌔ -る 。 梅 の 花 は ク ハ ル おるまいか。ひらゐたもござる。つぼんだもござる。あらしふかね 色                                   中                     ハ ル ビ 。 ひ と ゑ だ ふ た え だ た を ら ば の 。 お り と り   -。 ゑ だ 折 の 花 じ フ シ             ハ ル フ シ                                             ハ ル や。程にいへずとも.たれかあるじと。松えだやとまりはなのみい ク ス エ テ たづらに.いつのそま木に引そめしわがやどならでのきば吹板花の ヽ   レ ノ ノ 宿にぞ着給ふ(三十四や)

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