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日本におけるトランポリン競技規則の変遷( 1)

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(1)

田 野 有 ‑

は じ め に

「 競 技 スポー ツ としての トランポ リン」の スター トは, ア メ リカにお いて 記 されて いる。それ は1 947 年 のテ キサ ス州 ・ ダラスでの初競 技会 ( 1) ,また翌年 の NCAA( 2 ) 主催 の もとで開催 され た国内体 操選 手権 大会 で公 式競 技種 目 と

して実施 され た こ とに始 まる。 この時は リバ ウン ド・タンブ リング ( r e bound t umbl i ng) と称 されていた。 (トランポ リンの名 の もとに競 技 され たのは後 の

こ とで あ る) 1 955 年, AAU( 3 ) に よって トランポ リンが公 式競 技 として認め られ,パ ンア メ リカン ・ゲー ムスの仲 間入 りを果 した ( 4) 0

初期 の競技規則 は要約 す る と, 『 一定時間 ( 45 秒 間)の 中で,可能 な限 りの 演技 を実施 す る』 ‑ とした最初 の規則が1 950 年代 に入 って 『8 種 目で構 成 さ れた演技 を 3 回実施 し、演技 間 に1 0 秒 間の休 憩時間 を設 ける』に変 わ り ,1 95 8 年 には『 1 2 種 目構成 の演技 を 2 回実施 し,演技間の休 憩時間は20 秒 間 とす る』

‑ とい った具合 で, いわば試行錯誤 的 な競 技会 で あった。

ヨー ロ ッパ にお ける最初 の競技会 は, 1 959 年, イギ リス にお ける第 1 回国 内選 手権 で あ る。 ア メ リカに比べ 1 2 年遅 れの スター トで あ った。

1 960 年代 に入 り、 競技会 の国際化 の段 階 を迎 えるが,当初 はせ いぜ い 2‑ 3 ヶ国 に よる対抗戟 で あった。1 962 年 に 「第 1 回 ヨー ロ ッパ ・カ ップ」 ( 西 ドイ

( 1 ) 長 谷川輝紀,大林 正 憲共著 「図解 トランポ リン」道 和書 院 1 9 6 9. 4 ,P. 1 4 5 ( 2 ) 全米大学競技協会 ( Nat i o nalCol l e gi at eAt hl e t i cAs s oc i at i o n) ‑ をさす。

( 3 ) 全米アマチュア競技連合 ( Amat e urAt hl e t i cUni o n) ・ ・ ・ をさす。

( 4) 「 最新 ス ポー ツ大事典 」大修館 書店 1 9 87. 6 ,P. 9 0 5

〔43 〕

(2)

ツ ・キール)が開催 され 8 ヶ国 ( 5) の参加 をみてお り,競 技会 の名称 も リバ ウン ド・ タンブ リング か ら 「トランポ リン」に変 わ り( 6 ) ,正 式名称 としての競 技会 の ス ター トを告 げ た。

1 9 6 4 年 3 月 21 日, イギ リス ( ロン ドン)にお いて 「 第 1 回世 界選 手権 大会」

が開催 され,参加 国 は 1 2 ヶ国 ( 7 ) ,参加選 手数 は 40 名 ( 男子 2 4 名,女子 1 6 名)を 数 えた。 この時の競 技形式 は 『 ado u bl ee l i mi na t i o nkno c k‑ o u ts ys t e m( 8 )

と呼 ばれ,各 国の代表選 手 ( 男女各 2 名)が 2 回の ジャンプ後 に演技 に入 る

‑方式が とられ, これが 5 名 の審判月 に よ り第 1 演技者 と第 2 演技者 の どち らが優 れてい るかが評価 判定 され, 審判員の 多数 決 に よ り勝者 が 2 回戟‑進 出す る‑ とい った トーナ メン ト ( 勝抜 き)戦で あ った。 この第 1回大会 の優 勝者 は男子が ダニ一 ・ビルマ ン選 手,女 子 は ジュデ ィー ・ウイルフ選手 ‑ と の記録 が残 ってい る ( 9) 0 ( 両選 手 の国名 は不 明)

選 手権 大会 が終 了 した翌 日, トランポ リンの国際組織化 を目的 とした各国 担 当者会議 が開かれ,その 4 ケ月後 の 7 月に FI T( 1 0 ) の設立 をみ る。同年 1 0 月,

「 国際 トランポ リン ・ク リニ ック」が開催 され, ヨー ロ ッパ を中心 とした 1 2 カ国の トランポ リニ ス トが参加 し,各国の現状報告,研 究発表, デ ィス カ ッ シ ョン, そ して合 同練習会 ‑ な ど多彩 な研修 が くりひろげ られ, トランポ リ ンを通 じての各 国の結集が実現 (ll) した。

1 96 5 年 , 第 2 回世 界選 手権 が前 回同様 の イギ リス ( ロン ドン)で,競 技形

( 5) 西 ドイツ,オース トリア,デ ンマー ク,オ ランダ,イタ リア,ス ウェーデ ン,ス イス, イギ リス‑の 8 ヶ国‑( 4) に同 じ。

( 6) ( 4) に同 じ。

( 7) ベ ル ギー, デ ンマー ク, オ ランダ, ノル ウ ェー, ス コッ トラン ド,南 アフ リカ, スウ ェーデ ン, スイス, ア メ リカ, ウェー ルズ,西 ドイツ, イングラン ド・ ・ ・ の 1 2 ヶ国‑( 4) に同 じ。

( 8) いわゆ る 「ノック ・ア ウ ト形式」 をいい, トーナ メン ト競 技で ある。

( 9 ) 塩 野尚文著 「 社会 人の レク リエー シ ョン・トランポ リン入門」違和書 院 1 9 81. 9 ,P. 5 ( 1 0 ) 国際 トランポ リン連盟 ( i nt e r nat i onalTr ampol i neFe de r at i on) ‑ をさす。

( l l ) ( 9) に同 じ。

(3)

式 も " 急場 しの ぎ〟ともい える 「 kno c k‑ o uts ys t e m 」が再適用 され た。 また, この年 に FI T 内 に技術委 員会 が新設 され ,FI T 版 の競技規 則,即 ち世 界の統 一 ルールの確 立 をめ ざ した活動 が開始 され た 。1 9 6 6 年, 第 3 回世 界選 手権 は ア メ リカ ( ラフ ァイエ ッ ト)で開催 され,初 めての国際競 技規則 に もとづ い た競 技会 が現実 の もの となった。 さ らに, この大会か ら新 たに 「シン クロナ イズ ド ・トランポ リン」が正式競 技 として加 え られ, これ らに よ り トランポ

リン競技 は飛躍的 な発展 を遂 げ,今 日に至 って い る。

FI T 制定 の最初 の競技規則 は現行 の競 技規則 の原形 ともいえる もので, ト ランポ リン競 技会 の根幹 をなす もの とな った。世 界選 手権 は 5 回大 会 までは 毎年 開催 方式が とられ, 6回大会以後 は隔年 開催方式 に切 り換 え られ今 日に 至 ってい る。 FI T 競技規則 も幾度 か改訂 を重ね ,1 9 8 6 年 には大幅改訂 が なさ れてい る。

1 9 8 8 年 9 月 2 0 日 (ソウル オ リン ピ ック開催期 間 中), 第 9 4 回 I OC 会議 ( 韓 国 ・ソウル)にお いて 『 FI T の I OC 加盟 が正 式承 認』された。 FI T では, 1 9 8 0

年 の モ ス クワオ リン ピ ック以前 か らオ リンピ ックの た び ご とに I OC 加盟 を 申請 して きたが, よ うや くこれが認め られたので ある ( 12) 。早速, FI T よ り加 盟各国 に対 して この通知 が なされ た。 お りしも,広 島県での第 2 5 回全 日本選 手権 に出向いていた筆 者 もこの知 らせ を耳 に し( 開会式 当 日の早朝),居合せ た関係者 と共 に感 激 にむせ んだ。幸 いに して,我国 に届 いた承認文書 ( I OC ‑

FI T の複写版) を入手で きたので, その本文 のみ を掲載 ( 次 頁) してお く。

I OC へ の加盟承 認が,す ぐさまオ リンピ ックの正 式種 目 とな るわ けではな いが,少 な くともオ リン ピック参加 ‑ の確 か な第一歩で ある と同時 に,世 界 各 国 にお け る トランポ リン競 技 に関連す るこれ まで以上 の積 極 的 な動 きが期 待 で き, これがマ イナー ・スポー ツ 「トランポ リン」 の イメー ジ脱却 に繋 が れ ば‑ と願 うもの であ る。

( 1 2 ) 「 普及要 点会 ;公報第 2 0 号」 日本 トランポ リン協会 1 9 8 8. 1 2

(4)

Re:. OC Re c ogni t i on

DearMnKi nzel ,

Onbehal fofH. E.JuanAnt oni oSamar anch ,Pr esi dentoft hel OC , i ti smyp一 e asur et oi nf or m yout hatdur i ngt he94t hl 0C Sessi on whi chhasj us tt akenpl ac eher ei nSe oul ,an dupont her ec ommendat i on oft heCommi s si onf ort hePr ogr ammeand1 0C Exe cut i veBoar d,t he i nt er nat i onalOl ympi cCommi t t eehasdeci de dt ogi veof f i ci al

r e cogni t i ont ot hel nt er nat i onaITr ampol i neFe der at i on .

MayIt aket hi soppor t uni t yt owe一 comeyourFe der at i ont ot he Ol ympi cMovemen t .

〔 翻訳文〕

1 0C 承 認事項

親 愛 なるキ ンゼ ル会長

1 0C 会長 ,ア ン トニオ ・ サ マ ラ ンチ氏 にかわ り,ここソウル におい て開催 さ れ ま した,第 9 4 回 1 0C 会議 にお いて決定 され ま した内容 を謹 んで御報告 申 し 上 げ ます。国際 オ リン ピック委員会 ( 1 0C) は,国際 トランポ リン連 盟 に対 し, 公 式承認 を与 え るこ とに決定 い た しま した。

この機会 に貴連盟 がオ リンピ ック活動 に参 加 す るこ とを歓迎 いた しますO

放 て, この よ うな世 界の変遷 の 中にあって,我 国では一体 どの よ うな経過 をた ど り今 日に至 って いるので あろ うか。競 技会 と競技 ( 採点)規則 との関 係 に注意 をは らいなが ら, その変遷 を把握 す る目的で本研 究 をすすめ る もの であ る。

競 技規則 の制定 ・改訂 は, 当然の こ となが ら, その時代 背景 ( 競 技 力の実

態 と指 向策) と密接 な関連 を もつ。我国 にお いては これ までに,競 技会の変

遷 を述べ た文 献 ・資料 はそれ な りに残 されてはい るが,残 念 なが ら競 技 ( 採

点)規則 に焦点 をあてた変遷記録 はみつ か らない.歴 史の浅 いスポー ツ とは

いえ,我 国で は既 に 3 0 年 を経過 した今 日, トランポ リンの未来像 をさ ぐる意

味 にお いて も,過去 ( 発祥) か ら現在 に至 る推移 を把握 し,整理 してお く必

要 が あ る と考 え,本稿 をすすめ た。

(5)

表 1 世界 トランポ リン競技選手権大会の変遷

回 西暦 開 催 国 開 催 地 競技 形式,適 用 ルー ル, 日本 の成 績等 *元号‑参考 1 1 96 4 イ ギ リ ス ロ ン ド ン ・個 人競 技 のみ .ノ. ツクア ウ ト形 式 .FⅠ T 設立 昭 和 3 9 年

2 6 5 イ ギ リ ス b ン ド ン ・毎年開催 方式採 用 40

3 6 6 ア メ リ カ ラフ アイエ ツ ト ・国際 ルー ル適用 .シン クロ新設 .日本初参加 41

4 6 7 イ ギ リ ス ロ ン ド ン ( ‑ オープ ン) 42

5 6 8 オ ラ ン ダ アメルスホール ト ・日本 ・隔年 開催 方式 に改め られ る ,FⅠ T に正式加 盟 . ‑公式参加 出場 43

6 1 97 0 ス イ ス ジ ュ ネ ‑ ブ 45

7 7 2 西 ド イ ツ シユツツトガル ト 47

8 7 4 南 ア フ リ カ ヨ‑ ネスブル グ ・日本 フル メンバー ( 男女 各 5 名) で臨む 4 9

9 7 6 ア メ リ カ タ ル サ ・日本男子 シン クロ 5 位 51

1 0 7 8 オース トラリア ニューキャッスル ・日本 シ ン クロ 3 位,個 人 6 位 ( 男). FⅠ T 加盟 28 53

l l 1 9 80 ス イ ス プ

リ ッ

グ ・日本‑. ・日本 で初 開催 男子 4 名,女 子 .日本 ‑個 人 3 名が参加 5 位, シン クロ 6 位 5 5

1 2 82 ア メ リ カ ボ ー ズ マ ン 57

1 3 8 4 日 本 大 阪 5 9

1 4 8 6 フ ラ ン ス ノ ヾ リ ( 男子) ‑61

1 5 8 8 ア メ リ カ ノヾ‑ ミ ン ガ ム : ・ Ⅰ OC が FⅠ T を公式奉 認 .日本‑ 団体 女子 4 位 , 63

1. トラ ンポ リン運 動 の 始 ま り

① 緩 衝 布 1 9 4 2‑1 9 4 3 年 〔 昭 1 7‑1 8 〕

直径約 5m の円型厚布 の緑 部分 に把 手用 の麻縄 を取付 け,周 囲 を 3 0 名 ほ どの者 で これ を引 っ張 り上下 動 させ , 厚布 の 中心部 に乗せ た人物 に跳 躍運動や 駆 け足運 動 をさせ た もの ( 13) で,西洋 史 にみ られ るスペ イ ンにお け るケ ッ ト ( 毛布 )揚 げ遊戯 「 ペ レレ ( pe l e l e ) ( 14) 」, ア ラス カ ・ エ ス キモ ー に お け る レ ク ) )エ ー シ ョン ・ゲ ー ム や 競 技 と して の 「 ナ ル カ トク

( nal ukat oku) (15) 」 ‑ に類似 してい る。緩衝布 は本 間茂雄 氏( 1 6 ) に よ り考

( 1 3 ) ( 1 ) に同 じ 。P.8

( 1 4 ) pa y‑ l ay‑ l a y とい う意味 で,わ ら人形 を毛布 の上 で‑ ネあげ る遊 び.フェステ ィバ ル時 や古 い形式のパー テ ィー時 に‑ 行 う ‑( 4) に同 じ 。P.9 0 4

( 1 5 ) セイウチの獣皮や毛布 で作 られ た正 式の シー トを用 い, 中央 に乗せ た ジャンパー を‑

ネあげ,バ ウンデ ィングの継続 力や 高 さを競 うもの。一般 人の レク リエー シ ョンか ら 競技 に発展 し,主役 が‑ ネあげ る者 か ら跳ぶ者へ移 っていった ‑( 4 ) に同 じ 。P. 9 0 4 ( 1 6 ) ( 1 9 0 4‑1 97 4) 日本初 の体操競技 のオ リン ピック選手 ( 第 1 0 回 ロサ ンゼル ス大 会) o東

京体育学校教授 ( 昭 1 6) ,東京体 育専 門学校教授 ( 昭 1 9) ,東京教育大学教授 ( 昭 2 4)

・ ‑を歴任後,昭和 31 年 には東京教育大学体 育学部長 に就任。 その後,東京女 子体育大

学教 授 ( 昭 4 3‑4 8) となる‑ 「 新修体 育大辞典 」不味堂 出版 1 9 7 6. 4,P.1 4 2 6

(6)

案 され,文部省 の支持 で東京体 育専 門学校 を中心 に普 及 ・発展 した。平 衡感覚 ・ 空 間視覚 等 の訓錬上,予科練 ( 特 に海軍) で も利用 され た。 ( ‑ 終 戦後, これが米軍 に よって禁 止 され,次 第 に姿 を消 した)

② 初 の試作 トランポ リン 1 9 5 2 年 〔 昭 2 7 〕

今 日の体操 用練 習器具 「ミニ ・トランプ ( mi ni ‑ t r a mp) (17) 」 に類似 し た道具 で, これ を少 し大 きめ に した ものであ る。 当時,映画や渡米人の 報告 を も とに金沢大学 ・体 育科 が試作,使 用 した。我 国で最初 の トラン

ポ リン ( 18) で ある。

( ‑指 導面,性能面, そ して価格面 での難点が 多 く,一般 へ の普 及 は望 め なか った)

③ 初 の講 習会 1 9 5 9 年 〔 昭 3 4〕

日本体 操協会 が, "トランポ リンの産 みの親 〟で あ るジ ョー ジ・ ニ ッセ ン ( Ge o r g eNi s s e n)

(19)

夫妻 と , 1 9 5 2 年度 AAU チ ャン ピオ ンの フランク・

ラデ ュー ( Fr a nkLa du e ) 選 手 の 3 名 を我国 に招樗 し,各地 で公開演技 会や 講習会 を開催。 これが契機 とな り, 日本 にお ける トランポ リン運動 の普 及, あわせ て器具 の導入が推 し進 め られ た。

④ 器具 の輸 入 1 9 6 0 年 〔 昭 35〕

ニ ッセ ン ・トランポ リン社 よ り 5台の器具 が輸 入 され る。 この 内の 2 台は天理 大学, 1 台は 日本体 育大学 に設置 され ( 20) , この二大学 を中心 と して トランポ リン運動 が新 ス ポー ツ として次 第 に国内 に普 及 ・発展,定 着 して い った。 トランポ リンは学校 体育 の教 材 として取 り扱 われ る一方 で,社会体 育 ・ スポー ツの‑器具 として も注 目され,今 日に至 って い る。

( 1 7 ) トランポ ) )ンの一種 で,主 として体操競技練習用の 1 器具 として利 用 されてい るO フ レー ムは丸型の場合 は直径約 1 m ,角型の場合 は lm X 1 m 程 度の ものであ る。

( 1 8 ) ( 1 ) に同 じ 。P. 8〜9

( 1 9 ) ア メ リカ ・アイオワ州 セダ ラビ ッツ市 出身で現 存 .1 9 3 6 年 に初めてスポー ツ としての トランポ リンを製作 した人物。

( 2 0 ) ( 9 ) に同 じ 。P. 6‑7

(7)

ト ラ ン ポ リ ン の 日 本 上 陸 ( 1 959 年)

東 京 都 で の 「公 開 演 技 会 」 の 模 様

▲演技者 はフ ランク ・ラデ ュー選手,左 ▲ 2 名 に よる演技。立位姿 下 の人物 が ジ ョー ジ ・ニ ッセ ン氏 勢 がニ ッセ ン氏,仰臥 ( 空 中)姿勢が ラデ ュー選 手

2 .競 技 会 の ス タ ー ト

我 国で最初 の トランポ リン競技会 は 1 9 63 年 〔 昭 3 8 〕, 日本体操協会 が主催す る「 全 日本 一般体操選手権 大会 」 ( 今 日でい う全 日本新体操選手権 大会 で,体 操委具合 の管轄事 業)において,特殊種 目 ( 21) の 1 種 目として新 たに加 えられ,

『オープ ン競 技会 』 ( 男女 とも)としてス ター トした。競 技規制 は ドイツ体操 協 会 の もの に準 じ,現在 の体操競 技 の規則 に非常 に類似 した もの を適用 した

( 2 1 ) 以前 は体操競技 と同時に,後 に団体 ( 徒 手)体操 と同時 に競 技 されていた種 目で, タ

ンブ リング, インデ ィア ンクラブ, クライ ミング ・ロープ な どをさす‑浜 田靖‑ , 竹

本正 男,小 田敏彰共著 「トランポ リン」不 味堂 出版 1 9 6 8. 7 ,P. 1 2 3

(8)

‑ とあ る ( 22) 。 また, この前年 か らニ ッセ ン ・トランポ リン社 との技術提携 に よ り 「 和製 トランポ リン」 の製造 ( 23) が始 まってい る。

1 9 6 4 年 〔 昭 3 9 」 の 「 第 1 7 回全 日本一般体操選 手権 」 ( 大 阪 中央体育館 )にお いて,特魂種 目の正 式 な 1種 目 として位 置づ け られ, この競 技会 が実質 『 第 1 回全 日本 トランポ リン競 技選 手権 大会 』となっている。 ( ※現在 までの全 日 本選 手癌 の大会 回数 は, この大会 を基 としてい る)

ところで,我 国で最初 の トランポ リン競技規則 は, この年 に 日本体操協会 の 「 一般体操委員会 」 にお いて制定 された. その 内客 は体操競 技の規則 に も

とづ いて作成 され,採 点規則 と題 して, A. 競技場 B. 審判部 の編成 C.

競 技種 目 D. 演技 の構成要素 E .採 点上 の一般規則 F. 規定演技. 及び 自由演技 につ いて G. 減 点 H. その他 の規則 ‑の項 目に整理 され, さ らに トランポ リン種 目の難度表 ( 男女共通)が付 記( 2 4 ) されてい る。

ここでみ られ る特 色 は, 1) 審判員数 2) 第 1 演技者へ の復行権 3) 演技の 難度 ・構成 ・実施 に対す る配点 と満点 ( l o貞) 4) 演技構成 の原則 5) 自由 演技 での 1 1 回 目の跳 躍指示 6 ) 演技 の完全 中断 に対 す る減 点 ‑ な どが あ げ られ,正 に体操競 技規則 に準拠 して定 め られて い る内容 と,今 ひ とつ は, 現行 の トランポ リン競 技規則 と比較 し,演技 に対 す る とらえ方 の違 いが大 き

く表 われ てい る内容 ‑ とに大別 で きる。 さらに,種 目難度表 に示 され た種 目 のすべ て に A , B , C の難度が あてはめ られ, これ を基 として演技 の構 成 を 定め てい る。 しか しなが ら,全体 的 な文 章表現や 条項 の整理 の しか た も,体 操競 技の採点規則 に極 め て よ く似 てお り ( 数 ヶ所 にわた って,全 くの同文 で 表現 されてい る) ,簡素化 された規則集 になって い る。

この内, わずか に トランポ リン競技 な らでは‑の項 目 ( 内容 )がみつか る ので あげてお こ う。

¢2 ) ( 9) に同 じ 。 P.8

位3 ) 現在 の セ ノー株 式会社 が国産 トランポ ) )ン第 1 号 会社 ‑( 9 ) に同 じ 。P. 7

( 2 4 ) ( 2 1 ) に同 じ 。P. 1 2 4‑1 2 9

(9)

B. 審判部の編成

2) カウンター 1名, カウンター は審判員 を補佐 し,最初 の跳躍後 の 各 躍 ご とにベ ッ ドに 身体 の 一 部 が 着 くた び に, 1 , 2 , 3 ,

・ ‑‑ ‑1 0 , アウ トとカウン トす る。

F. 規定演技及 び自由演技 について 2) 自由演技

( a ) 跳躍回数 男女共 1 0 回 とす る。但 し, 1 1 回 目にス トレー ト・バ ウンス を入れア ウ トとす る。

( b ) 1 0 種 目中 1 種 目以上,背又は腹 よ り跳躍す る種 目を入れ るこ とを 必要 とす る。

( C ) 構成の原則

難 度 男 子 女 子

C 級 ( 最高級難度)種 目 3 種 目以上 2 種 目以上 B 級 ( 中 級 難 度).種 目 4 種 目以上 3 種 目以上 A 級 ( 初 級 難 度)種 目 他 の 3 種 目は 他 の 5 種 目は

( d) 自由演技 に於 ては,実施 の他 に難度 と構成 の 2 つの重要 な採点要 素 がある。 この 2 つ の要素 は演技の価値 を形成 し,汰. の ように配 点す る。

1. 運動の難度 ‑‑‑‑‑ ‑・ 2. 4 1 . 運動 の組合せ ‑‑‑‑ ‑2. 6

1 . 実施 の良否‑‑‑‑‑‑ ‑5. 0 計 1 0 点 G. 減 点

2) 中過失

( a) 著 し く流動性 を欠 いた場合 0. 4‑0. 6

( b) 演技 中身体 の一部 がベ ッ ドの外 に出た場合 ‑

‑‑‑ ‑0. 4‑0. 6 3) 大過矢

( a) 演技 中ベ ッ ド内での完全 中断 1. 0

(10)

H. その他 の規則

2) 予備跳 躍の回数 は制 限 しないが, ス トレー ト ・バ ウンス に限 る。

演技 が 中断 し,再 開 のための予備跳 躍 も同 じ。

‑以上 の如 く, 演技 に対 す る とらえ方, 中断 に対す る判断基準が今 日と大 き く異 ってい る点 を見逃せ ない。初版 の種 目難度 な らびに 「男女規定演技 内 容 」 は,表 2 , 図 1‑ 1 ・図 1‑ 2 の とお りで あ る。

表 2 初版 「トランポ リン種 目難度表 ( 男女共通 )」

回 目 ス トレ ‑ ト ーノヾウ シ ‑ ト ‑ ノヽン ズ . ア ン ド .

姿

フ ロ ン ト. ( Take of f ) ノヾツ ク .

敬 ン ス ドロ ッ フ○ ドロ ッ フ○ = ‑ ス . ドロ ッ フー ドロ

ッ 7‑

ド ロ ッ フ

宙 返 り 捻 り 前 方 後 方 前 方 後 方 前 方 後 方 前 方 後 方 前 方 後 方 前 方 後 方

0 % 1 1 A A A A B B B B

1 % 2 A B B B C C B C B B

2 % B C C C

ね 0 A A A A A A ‑ A ‑ A A ‑

A A A A A A A ‑ A ‑ A A ‑

1 B A ‑ B A A A 一一 A ‑ A A ‑

2 C B C B C C ‑ C ‑ C C ‑

2y2 C C C C C ‑

% シ 0 ≦ B B A A B B A A A A A A

1 1 C B C B B B B

1 兆 2 ‑ C B C ‑ C B C C ‑ C

ヲ 左 3 0 ( 2 A B A B A B A B A B A B B B ‑ ‑ B B 一一 ‑ ‑ ‑ A B

1

B B B B B B C ‑ C ‑ ‑ B

ly2

C C C C C C C ‑ C ‑ ‑ C

2 C C C C C C ‑ C

1 1 % 0 1 y 2 A B B B A B B B A A B C A A B B A B C C A B B C ‑ B B C B B C C ‑ B B C B B C C B B C C ‑ B B C

2

2% C C C C C C C C ‑ C ‑ C C ‑

2

3 C C ‑ C

1% 1 0 2 B B B B ● B B B B C B ‑ ‑ A ち ‑ ‑ B B B B ‑ ‑

1 B B B B ‑ C ‑ C C ‑‑

1y2 C C C C ‑ C C ‑

2 C C ‑ C C ‑

1 土 昌 % 0 B C B C C B C B C C

2

1 ‑ C C ‑

1% 3 0 ( 2 C B C C C C ‑ ‑ C C C C ‑ ‑ ‑ ‑ C C 1

1y2 C C C C

2 % 0 1 C C C C C C C C C C

1y2 2 C C C C

2% 1 0 C C ‑ C C ‑

% 1 C C ‑ ‑ 23 A 0 C C

3 0 C C

※ 浜 田,竹 本,小 田共著 「トランポ リン 」不 味 堂 出版 ( 昭 43) P.128‑1 29 よ り抜粋

(11)

図 1‑ 1 昭和 4 1・4 2 年度全 日本特 殊種 目選 手権 大会 トラ ンポ リン規定演技

男子 規 定演 技

※ 浜 田,竹 本,小 田共著 「トランポ リン」不 味堂 出版 ( 昭 43 )P.1 3 5 よ り抜粋

(12)

図 1‑ 2 昭和 41・4 2 年度全 日本特殊種 目選手権 大会 トラ ンポ リン規定演技

女 子 規 定漬 技

. I. \ ,

̲ I ; 1 , I I

1 . ‑

̲

逸 乱 ノ

※ 浜 田,竹本,小 田共著 「トランポ リン」不 味堂 出版 ( 昭 43 )P.1 3 6 よ り抜粋

(13)

この競 技規則 ( 初版) は 1 9 6 4‑1 9 6 7 年 〔 昭 3 9‑4 2 〕 に適用 され,初改訂 は

1 9 6 8 年 に行 われ た。 それは 『 競 技規則及 び審判法』 と名打 たれ,各項 目が条 文化 され た( 2 5 ) 。第 1 条 の演技場 に始 ま り第 8 条の種 目難度表 まで整理 されて お り,条項編成 と採 点 内容 は小 改訂 に とどま り, それ まで よ り具体 的 に記述

され てい る点が特徴 的で あ る。主 な る改訂部分 は以下 の とお りで ある0 1. 主任審判 貞 1 名 +審判 月 4 名 ‑ とな り,審判月 の 1 名増 となってい る.

2. 競 技種別 は,個 人戦 のみで あった ものか ら, 団体 戟が新 し く加 え られ た。

3. 自由演技 での演技の価値 点が性別 に,しか も男子の配点が変更 され た。

男子・ ‑難度 3. 0 ,組合せ ・ ‑2. 0 ※女子 は旧配点 どお り

4. 競 技者の服装 につ いて, それ までの 「 新体操競 技 にふ さわ しい もの と す る」‑の記述 が, 「 新体 操競 技規則第 3 8 条」を具体 的 に記述 し, 団体 戦 に出場 の場合 まで加筆 して ある。

5. 器械 の規格 につ いて も具体 的 に明記 され たO枠 の内側 4m4 9 c m ,幅 2 m6 7 c m ,高 さ〜床 か らフ レー ム まで 1m ,ゴムケーブル 1 0 0 本づ り,ベ ッ

ド〜 ( 長 さ) 3m6 0 c m , ( 幅) 1m8 0 c m‑ ‑ とい った具合 で ある。 ( ここ に明記 され た器械 器具 寸度 は,今 日の ミ ドル ・サ イズに相 当す る もので ある)

6. 規 定演技 において, 第 1 演技者 のみに与 え られていた復行権 が撤廃 さ れ た。

7. 種 目難度表 では男女共通 方式が男女別 方式 に変 わ り, 回転数 ・捻 り回 数 の増加 ,膝 ・腰 ・四 っん這 い姿勢 か らの開始種 目が抹消 され,暇型 ・ 伸 型姿勢 の難度の新設, そ して難度 ( A〜C) の再整理 ・ ‑まで手 が け ら

れて い る。

( 2 5 ) 「第 3 回 トランポ I )ン指 導員 ( 資格認定)講習会教 本」 頼朝日本体 育施 設協会, 日本 ト

ランポ リン協会 1 9 7 3. ll ,P. 2 2‑3 0

(14)

この改訂規則 は, 1 973 年 ( 昭 48) までの 6 年 間適用 され た。 ところで,大 変興味 あ る ( 当時の)記述 が あ る。前記の とお り,規則 の初 改訂 は 1 96 8 年 〔 昭 43 〕 で あ る。 この 2 年前 ( 1 9 66 年) に開催 され た第 3 回世 界選手権 ( ア メ リ

カ) に 日本 人 として唯一人,初 出場 ( オープ ン) した尾形良悟選 手( 2 6 ) 自身の 回顧録 で ある。匠 後述す るが,我 国が国際 トランポ リン連盟 に正式加 盟 したの は 1 97 2 年 の こ とで あ り, これか ら推察 して も, 同選 手の世 界へ の初挑戦 はや や無謀 とも思 えるが, その 勇気 には驚か され る。最近, 同氏 と筆者 との談話 で, 同氏が 1 965 年 の秋 か らア メ リカで ホーム ・ステイ して いた こ とがわか っ た. それ に して も当時の決 断力 には感心 させ られ る団

この回顧録 は, 1 97 3 年 〔 昭 4 8 〕11 月 3 0 日 〜1 2 月 2 日に開催 され た第 3 回 ト ランポ リン指 導員 ( 資格 認定)講習会 用の教 本 に掲載 されてお り, 「トランポ

リン競 技世 界の動 向」 と題 し,次の よ うに述べ られて いる

C

一講習会用教本, P. 1 9‑2 0 よ り抜粋 ‑

『( 前略)‑・ 世 界で最 も トランポ リン競 技 人 口の 多いア メ リカに於 ける ト ップ レベ ル選 手 と, 日本 の それ とは まだ差 が ある と感 じられ る。 しか し 日本 もこの 2 , 3 年 すぼ らしい進 歩 を とげてい る し, 多少 な りとも世 界 の トップ クラスに近づ きつつ ある と考 えてい る。

現在 日本 の, 1つの種 目を行 な う,す なわち単発 の最 高技術 をひろっ てみ る と 「 前方 2 回宙返 り 2 回半捻 り 」 「 後方 2 回宙返 り 2 回捻 り 」 「 前 方 2 回宙返 り 1 回半捻 り 」 「 後方 3 回宙返 り 」 「 後方宙返 り 3 回捻 り」 な どをあげ る事 が出来 る。 これ を見 て もすぼ らしい進歩 を とげてい る と言 える。 ア メ リカの トンプ レベ ルの選 手 は, 以上 にあげた様 な種 目を自由 問題 にふ んだん に取 り入 れて試合 に臨んで い る状 態 を見 て も, 日米間の 距離 が まだ あ る と感 じられ るので あ る。 さ らに構成 の面 で も,最初 と最 後 の方 に難度数 の高 い,難 しい種 目を取 り入れて,全体 の盛 りあが りの

( 2 6 ) 1 9 6 3 年 ( 昭 3 8 ) 全 日本選 手権 (トランポ リン‑オー プ ン競 技 )優 勝者で, E ]本 にお け

る トランポ リンのパ イオニ アの一 人。現 成城 学 園 中学校教 諭 。

(15)

面 に於 いて もみ な らうべ き点が 多 くある。‑ ( 中略)‑

又,器具 の問題 もあるだろ う。彼等 はジャンプの高 さの点 に於 いて も, 我 々に比べ る と, は るか に高 い位 置で演技 されている点である。 これは 腕 の振 り方 もさるこ となが ら,彼等は 日本 にある トランポ リン (レギュ レー シ ョン ( 27) )よ りひ とまわ り大 きいゴライアス ( 28) と呼 ばれている もの を使用 し, キャンバ スの あみ 目も細か く( インチベ ッ ド( 2 9 り,スプ リング を優 っている点である。 この点 につ いては,器具 自体 の研 究 を待 たなけ れば ならないのである。

目を世界 に向 ける と, ア メ リカに続 く国 として, ドイツ, オース トラ リア,南ア フ リカ, イギ リス そ して 日本 などが あげ られ る。 しか し日本 は他 の国に比べ る と, トンプ レベ ルの選手層が あま りに もうすい感 じが す る。 ア メ リカ, ドイツな どは非常 に競争がはげ し く,世 界選手権選考 の試合 は壮烈 を きわめている。‑ ( 中略)‑

日本 の競技会 とは異 な り, 2 日間にわたって競技が行 なわれ,初 日は 予選, 第 2 日目は上位 1 0 位 まで に よる決勝 が行 なわれていた。 日本の様

に A , B , C の難度 ではな く,一つ一つの種 目に難度点数 が あ り, それ が加算 されて難度数 となるのであ る。 ダイビング競 技の採点方法 に似 て い る d ・ ・ ・( 中略)・ ・ ・ 試合 開始 5 分前 まで に 自分 の種 目と難度数 を提 出 し なければな らないのである。予選 と決勝 とは同 じで なければ な らない と は限 らないので ある。・ ・ ・( 後略) 』 ※下線 は,筆者が加筆

( 2 7 ) 準公式 トランポ リンの器械名 で,一般体育館,学校等 に普及 してい る。一般 に 「ミ ド ル ・サ イズ」 と呼 ばれ る‑藤 田一郎, 宮 田和 久, 田野有‑,伊藤 直樹,細 川賢一,伊 熊克 己共著 「トラ ンポ リン用語」文化書房博文社 1 9 8 6. 4 ,P. 4 8

( 2 8 ) トランポ リン器種 の中で一番大型 で, 国内,外 国の正 式 ・公式の大会,競 技会等で使 用 されて いる。一般 に 「ラー ジ ・サ イズ」 と呼 ばれ る‑( 2 7 ) に同 じ 。P. 2 7

( 2 9 ) 1 インチ ( i nc h) ベ ッ ドの こ とで, トランポ リン関係者 は略 して 「インチベ ッ ド」と称

す る。 テープ幅 は 2. 5 4 c m で あ る。

(16)

以上 の記述 か ら, 1. 演技 の構成 レベ ル 2. 使用器具 3. 競技規則 ‑の 3 点 にお いて, 日本 と諸外 国 との間 には実 に大 きな差 異が認め られ る。

また,我国の競 技規則 ( 初 改訂版 )の最終年 にあた る1 97 2 年 ( 昭47 ) , 当時 の 日本 チ ャ ン ピオ ン として その座 をゆ る ぎない もの と して いた伊 藤 直樹選 辛( 3 0 ) は,「トランポ リン競技 の採点 につ いて」と題 し,一般競技会 の採点 内容

( 初 改訂版 の解 説) を述べ ( 31 ) , この中で,

① 日本 国 内での 8 競技会( 3 2 ) 名 の紹介,次 第に競 技 人 口が増加傾 向にある 点,選 手の競 技 レベ ル ・ア ップが顕著 であ る点

② 審判員 の採 点技術 に対す る熟練性 を望 む点,演技 の小過失 に対す る審 判員 の主観 の完全払拭 の不可能性

③ 世 界で適用 されてい る競 技規則 と日本 での それの差 異

川 を強調 してい る。( 同氏 は これ を記す少 し前 に世 界選 手権 に出場 してい る)

3. トラ ンポ リン競 技界 の架 明期

我 国 にお ける トランポ リン競 技会 は, ス ター ト時点の1 963 年 〔 昭3 8〕 か ら 1 97 2 年 〔 昭47 〕までの 1 0 年 間, 日本体操協会 の傘下 で 「一般体操 」, あるいは

「 新体操 」 ( 昭和43 年 か らの呼称 )」 の 1 種 目 として実施 され, 国際 的交流 を もっ こ とな く,言 ってみれば " 鎖 国〝 ともい える情況下 で,独 自に発展 し続 けて いたので ある。

しか し,こ うした中にあ って 日本学生連盟 が,日本 トランポ リン研 究会 が, JT A ( 33 ) ( 前 身は 日本 トランポ リン研 究会)が, 1 96 6 年, 1 9 69 年, 1 97 2 年 ‑ と

伽 ) 現 日本体育大学専任講 師。 日本 トランポ リン協 会競 技委 員長。選手 時代 には全 日本選 手権優勝 を 6 回 (この内, 3 連 覇 を 1 度, 2 連覇 を 1 度) ,全 日本学生選 手権優勝 を 2 回・ ‑とい う偉業 を成 し遂 げてい る

( 3 1 ) 「 新体 育」新体 育社 1 9 7 2. 1 2 ,P.1 0 9‑1 1 3

82 ) 東 日本学生,全 日本学生, 西 日本学生, 関西学生∴全 日本, 関西 トーナ メン ト,大学 対抗,社会人・ ・ ・ の 8 競 技大 会 をい う‑( 3 1 ) に同 じ .P.1 0 9

的 日本 トランポ リン協会 ( JapanTr ampol i neAs s oc i at i o n) ‑ をさす。

(17)

あい次 いで誕生 し,遂 に J TA が, 日本体操協会 か ら分 離 ・ 独 立 した 。1 9 7 2 年 には FI T に正 式加盟 ,全 日本選手権 も第 1 1 回大会 ( 1 9 7 4 年) か ら J TA 主催 の競技会 となった。

と りわ け, 1 9 7 2 年 〔 昭 4 7 〕 は我国の トランポ リン競 技界 に とって,正 に母 体転 身 と国際舞 台へ の進 出‑ とい う輝 か しい年 となった。 日本 トランポ リン 研 究会 ( 代表 ;浜 田清一 氏) の 3 ヶ年 にわた る地道 な指導者育成活動 が結実

し, 同研 究会 は J TA 誕生 の基盤 的役 割 を果 した。

お りしも,この年 に開催 され た第 2 5 回全 日本選手権 は北海道 ( 岩見沢 スポー ツセ ンター)を会 場 とし,これ に出場 した 日本 の トンプ レベ ル ・ ジャ ンパ ー の 中か ら 3 名 ( 長谷川輝紀選 手( 3 4 ) ,大林正憲選 手( 3 5 ) , 伊藤 直樹選手‑ いずれ も男 子)が,この大会 直後,西 ドイツ (シュツ ッ トガル ト)での 第 7 回世 界選 手権 に 日本代表選手 として初挑戟,晴れの槍舞 台 を踏 んだ。( 団長 は宮 田和久 氏( 3 6 り

J TA はひ きつづ き第 8 回世 界選 手権 ( 1 9 7 4 年,南 アフ リカ)に も日本選 手 団 ( 男女 1 0 名 の フルエ ン トリー)を派遣 したが, 結果 は実 力 を出 しきれず に終 っ て い る。この時の敗 因 としては,本会場 でみ られ るよ うな器具 が 日本 には無 か った こ と,国際規則の伝達 が不 充分 だ った こ と‑の 2 点が あげ られてい る ( 37 ) 0

国内で は 1 9 7 3 年, 日本 ジュニ ア連絡協議会 が発 足 し, 1 9 7 6 年 には全 国高等 学校連盟 が, また 1 9 7 9 年 には 日本 ジュニ ア連盟 ( 前 身は 日本 ジュニ ア連絡協 議会 )が発 足 した。 これ らの団体 が J TA の傘下 とな り,それ ぞれ全 国規模 の 競技会 を開催 し,今 日に至 ってい る。( 各種競 技会 の変遷 につ いては表 3 ,ま

た, それ ぞれ の歴代優勝者 は表 4‑ 表 7 に示 す とお りであ る)

( 3 4 ) 現青 山学院大学教授 .JTA 副理事 長O選 手時代 には,全 日本選手権 で 4 回優勝,この 内で 3 連 覇 を果 して いる。 日本 トランポ リンのパ イオニアの一人0

( 3 5 ) 現大 阪商業大学助教授 。JTA 理事 長O選 手時代の経験 を生か し,数 多 くの優 秀選 手 を 育 て上 げてい る。長 谷川氏 ら と同様, 日本 トランポ リンのパ イオニアの一人。

那 ) 現東京農業大学教授 。JTA 副会長。これ まで に各種 国際競技大会の 日本代表選手団長 を歴任。 日本 トランポ リンのパ イオニアの一 人。

( 3 7 ) ( 1 ) に同 じ 。P. 1 4 6

(18)

喜 西暦 ‡元 号 全 日 本 選 手 権 大 会 全 日 本 学 生 選 手 権 全 国 高 等 学 校 選 手 権 全 日本 ジュニア競 技 会 特 ( 競 技 形 式,適 用 ル ー ル 等)

事 項 回 開催地 主催 団体 名 回 開催地 主催 団体 名 回 開催地 主催 団体 名 回 開催地 主催 団体 名

1 9 6 6 5 6 6 6 6 0 4 5 9 1 2 3 昭和 昭和 4 3 3 3 3 3 3 4 5 6 7 8 9 0 年 年 年 年 年 年 年 * 2 1 .大 ( 日本佐操協 日本体操協 日本 トラ協 一枚体操) ( 新体操 )

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lIllIf

I I

lI/lJl

2 1

1

京 ;企画展 ト連

lIfllrfll.

.1 .東 I HJ J r r ト連協

II

ト連 盟

lIfflIffl

1 1 1 1 9 9 9 9 5 6 6 6 9 0 3 4 ‑ トランポ リンが公式競技 として認め られ競 技 され る ‑J ‑ 日本 に . . . La 催○我 が匡=こおける トランポ リンの ス ター トを記す 国内で初の け シポ リン競技会 (オープ ン琴 技) GA ( 実 質‑ 「第 du e (日本体操協 会)が 選 手 〔 5 台の器具 が導 入 され,大学 を中心 に普 及 米 国〕を招 き,公開演技 会 .苛 習 合 を開 1 回全 日本 トランポ リン競技選 手権」) Ge o r ge Ni s s e n と Fr a nk 6 8

6 9 4 4 3 4 年 年 5 6 茨 秋 城 田 3 4 栃 長 東

lIIl

崎 京 木 1 9 6 9 ‑ 『日本 トラ ンポ リン研 究会』が発 足, 各地 にお いて 1 9 7 7 0 1 4 4 5 6 年 年 7 8 群 岡 馬 山 5 6 トランポ リン指導 者講 習会が開催 され る

7 2 4 7 年 9 北海道 7 1 9 72 ‑J TA (日本 トランポ リン協 会)設立 ,FⅠ T に加 盟

7 3 4 8 年 10 栃 木 8 1 9 7 3 . ‑ 柑 本 ジュニア .トランポ リン連絡協議 会』 が誕生

7 4 4 9 年 l l 東 京 9 守 】 ; 棉, 泉 州 1 9 7 4 ‑回内競 技会 に初め て国際 ルー ルが適 用 され る

7 5 昭和 5 0 年 1 2 石 川 1 0 . 大 東

阪 京 「3 .;束 京 国際審判 員 (日本 人)が誕生す る

7 6 5 1 年 1 3 埼 玉 l l 4 千 葉 . 1 9 7 6 ‑ 『 全 国高校 トランポ リン連盟』設立,秦州選 手来 日 7 7 5 2 年 1 4 大 阪 1 2 ヱ : 静 岡 5 東

京 1 9 77‑米国か ら Ge o r geNi s s e n と選手 を招 く

1 9 8 8 0 1 5 5 5 6 年 年 1 1 8 7 静 埼 玉 岡 1 1 5 6 福 広 島 島 5 6 福 大 阪 島 :9 8 .東

ll

京 1 9 8 1 . . . 検定工場 全国の普 及指 導異数 が 5 社 となる 10 0 0 名 か ‑える

8 2 5 7 年 1 9 石 川 1 7 東 京 7 東 京 1 0 大 阪 1 9 8 2‑ インカ レ開催地が東京‑ 大阪‑北海道 の輪 番制 と決 」、 . . ・ . ■ ■

8 3 5 8 年 2 0 大 阪 1 8 大 阪 8 静 岡 l l 東 京 走 され る

8 4 5 9 年 2 1 山 形 1 9 北海道 9 ・ 秋 田 1 2 石 Hl 1 9 8 4 ‑ 日本 で初の世 界選 手権大会 ( 第 1 3 回大 会‑大 阪)

8 7

8 8 . p 6 6 2 3 年 年 2 2 4 5 兵 広 庫 島 2 2 2 3 北海道 東 京 1 1 2 3 埼 大 玉 阪 1 1 5 6 神 奈 川 天 城 1 9 8 7 ‑全 日本 8 クラス出場予選 会 を制度化

> 河 葺 冷 却 8 0 革

(19)

表 4 全 日 本 選 手 権 者 一 覧 *個人の部 ( 最上級 クラス)のみ を記載

回 西暦 ( 元号) 男 子 女 子

* 1 1 9 6 63 昭3 4 39 8 加藤 尾形 ノ 良悟 ( 忠之 (日 日体大) 体 *OP EN 大) 表 雅子 ( 大 阪 成 膜 大)

2

3 ・ 65 66 40 41 長 谷川輝紀 ( 長 谷川輝紀 ( 天 東 女 体 大 数 ) 神 厚 理 大) 村上 福村 澄子 ( 公子 ( 賢子 ( 大 阪 成 蹟 大) 大 阪 成 蹟 大) 東 女 体 大 ) 4 67 42 長 谷川輝紀 ( 東 女 体 大 数 ) 福村 賢子 ( 東 女 体 大) 5. 68 43 伊藤 直樹 (日 体 大) 平 山 紀子 ( 石川県飯田高校 ) .6 69 44 伊藤 直樹 (日 体 大) 吉 田美代子 ( 海星女子学園高校) 7 7 0 45 伊藤 直樹 (日 体 大) 野村. 恵子 ( 東 女 体 大) 8 71 ・46 長 谷川輝紀 ( 東 女 体 大 数 ) 平 山 紀子 ( 東 女 体 大) . 9 7 2 47 伊藤 直樹 (日 体 大 教 ) 平 山 紀子 ( 東 女 体 大) 1 0 73 48 伊藤 . 直樹 (日 体 大 教 ) 田中美和子 ( 東 女 体 大)

1 2

1 3 75 76 50 51 松 本 伊藤 大 谷 正仁 ( 優生 (日 直樹 (日 体 大 教 ) 大 商 体 大) 大) 竹下由美子 ( 竹 下由美子 ( 東 女 体 大) 東 女 体 大) . 1 4 77 52 西 E E ] 敏 ( 大 . 商 大) 近藤 克子 ( 東 女 体 大) 1 5 7 8 53 松本 正仁 ( 大 商 大 O B) 林 由利子 (日 体 大) 1 6 7 9 54 西 田 敏 ( 飛 糊 会) 藤井 博子 (日 体 大) 1 7 80 5 5 石橋 毅 ( 大 商 大) 林 由利子 (日 体 大 ) 1 8 81 5 6 岩下 真樹 ( 吉 田休 機 工 業 ) 半 田 玲子 ( 金 沢 二 水 高 校 ) 1 9 82 57 岩下 真樹 ( 吉 田休 機 工 業) 半 田 玲子 ( 金 沢 二 水 高 校 ) 20 83 5 8 岩元 健 治 ( 大 体 大) 半 田 玲子 ( 金 沢 二 水 高 校 )

二 2 2 ̲ ‑85 60 岩元 健 治 ( セゾン Sf DRTS) 半 田 玲子 ( 金 釈 大)

2 3 86 61 福井 卓也 (日体 荏 原 高 校 ) 半 田 玲子 ( 金 沢 大)

2 4 87 62 福 井 卓也 (日本 荏 原 高 校 ) 半 田 玲子 ( 金 沢 大)

2 5 8 8 63 益 田 和 夫 ( 大 商 大) 半 田 玲子 ( 金 沢 女 短 大 教 )

2 6 89 平 1 立崎 陽士 ( 大 商 大) 半 田 玲子 ( 金 沢 女 短 大 教 )

(20)

表 5 全 日 本 学 生 選 手 権 者 一 覧 *個 人の部 ( 最上級 クラス)のみ を記載

回 西暦 ( 元号 ) 男 子 女 子

1 1 9 66 昭41 飯 田洋三郎 (日 体 大) 福村 賢子 ( 東 女 体 大) 2 67 42 清二 坂 信文 ( 大 阪 商 大) 福 村 賢子 ( 東 女 体 大) 3 6 8 43 会 田 義和 (日 体 大) 松 軒由紀子 ( 東 女 体 大) 4 69 4 4 伊藤 直樹 (日 体 大 ) 松 軒 由紀子 ( 東 女 体 大)

5

6 7 71 0 45 46 伊藤 説 田 幸 二 ( 直樹 (日 大 阪 商 大 ) 岡部 体 大 ) 樗 沢 平 山 ̲ 純 子 ( 紀子 ( 幸子 (日 東 女 体 東 女 体 体 大) 大) 大)

7

8 7 73 2 47 48 小場 説 田 説 田 善 二 ( 善 二 ( 清 ( 大 大 大 阪 商 大 ) 阪 商 大 ) 阪 商 大 ) 平 山 田中美和子 ( 紀子 ( 東 女 体 東 女 体 大) 大)

9 7 4 49 松 本 正仁 ( 大 阪 商 大) 井上 弘子 ( 大 阪 体 大)

1 0 7 5 50 大 谷 優 生 (日 体 大 ) 川淵 久枝 ( 東 女 体 大)

ll 76 51 荻原 忠 (日 体 大) 稲葉 文子 (日 体 大)

1 2 77 52 大平 光 一 ( 大 阪 商 大) 稲葉 文子 (日 体 大)

1 3 7 8 53 西 田 敏 ( 大 阪 商 大) 米 田 正 恵 (日 体 大)

1 4 7 9 5 4 田中 三裕 ( 大 阪 体 大) 米 田 正 恵 (日 体 大)

1 5 80 5 5 岩下 真樹 ( 大 阪 商 大 ) 藤井 博子 (日 体 大)

1 6 81 5 6 河野 知行 (E l 体 大 ) 秀 島 由子 (日 体 大)

1 7 82 57 岩元 健 治 ( 大 体 大 ) 岡本 薫 (日 体 大)

1 8 83 58 岩元 健 治 ( 大 体 大 ) 岡本 薫 (日 体 大)

1 9 84 59 鵜 野 健 司 ( 大 阪 体 大 ) 半 田 玲 子 ‑ ( 金 釈 大)

20 85 60 柏 木 正悟 ( 大 阪 商 大 ) 半 田 玲 子 ( 金 釈 大)

21 86 61 桶 谷 ‑雅 ( 大 阪 体 大 ) 菱 順子 ( 東 女 体 大 )

22 87 62 大地 信宏 ( 大 阪 商 大 ) 菱 順 子 ( 東 女 体 大 )

23 88 63 谷 口 和仁 ( 大 阪 商 大 ) 小松 美紀 ( 金 沢 女 短 大)

(21)

表 6 全 国 高 等 学 校 選 手 権 者 一 覧 *個 人の部 ( 最上級 クラス)のみ を記載

回 西暦 ( 元号) 男 子 女 子

1 1 976 昭51 宮崎 昌人 ( 二 松 学 舎 付 高) 藤井 博子 ( 中延 学 園 高 校) 2 7 7 5 2 森本 伸 一 ( 飯 田 高 校) 菱 弘子 ( 上 野 学 園 高 校) 3 7 8 5 3 河野 知行 ( 二 松 学 舎 付 高) 橋詰 有香 ( 帝塚 山学 園 高) 4 79 5 4 古沢 巌 ( 羽 曳 野 高 校) 宮武 佳子 ( 帝塚 山学 園 高) 5 80 . 5 5 岩元 健 治 ( 羽 曳 野 高 校) 松本三智子 ( 北 陸 学 院 高 校) 6 81 56 鵜野 健 司 ( 羽 曳 野 高 校) 半 田 玲子 ( 金 沢 二 水 高校) 7 82 5 7 樋 口 一也 ( 羽 曳 野 高 校) 半 田 玲子 ( 金 沢 二 水 高 校) 8 83 5 8 国本 英夫 ( 羽 曳 野 高 校) 半 田 玲 子 ( 金 沢 二 水 高校) 9 84 5 9 沢 田憲一郎 ( 保 善 高 校) 宮田 千 恵 ( 金 沢 商業 高校) 1 0 85 6 0 福井 卓也 (日体 荏 原 高 校) 小松 美紀 ( 金 沢 商 業 高 校)

l l 86 61 福井 卓也 (自体 荏 原 高 校) 小松 美紀 ( 金 沢 商 業 高 校) 1 2 87 6 2 福井 卓也 (自体 荏 原 高校) 小松 美紀 ( 金 沢 商 業 高校)

1 3 8 8 6 3 立崎 陽士 ( 大 泉 北 高 校) 宮田 裕樹 ( 金沢 商 業 高校)

1 4 89 乎 1 中田 大輔 (日体 荏 原 高 校) 古 章子 ( 金 沢 二 水 高 校)

(22)

表 7 全 日 本 ジ ュ ニ ア 競 技 会 優 勝 者 一 覧 男 子

回 西暦 ( 元号) 小学生 .低学年 ‑ 小学生 .高学年 ヰ 学 生 1 1 973 昭48 中野 =敦夫 ( 厚 木) 木村 久行 ( 厚 木)

2 7 4 49 大和 正明 ( 厚 木) 中野 敦夫 ( 厚 木) 丹羽 由夫 ( 武蔵野) 3 7 5 50 鹿 島 ‑ 勉 ( 武蔵 野) 湯浅 雄至 ( 東 急) 河野 知行 ( 豊 島) 4 ‑7 6 51 鹿島 勉 ( 武蔵 野) 青 田 智 司 ( 越 谷) 中川 治 ( 武蔵野) 6 ‑ 7 8 53 寺 田 ‑洋 ( 金 沢) 岩崎 博 ( 厚 .木) 吉 田 智 司 ( 越 谷)

l 7 l

1 3 7 83 85 9 54 寺 田̲‑洋 ( 金 沢) 佐藤 耕 司 ( 厚 木)

( 第 8 回 〜 ̲ 第 1 0 回 不 明)

5 8 レJ 、 林 裕樹 ( 厚 木)廃 木 弘 ( 金 沢)l 福井 卓也 ( 美 川)

・60 出坂 俊康 ( 金 沢) 岩村 和仁 ( 大 泉) 立 崎 一陽士 ( 大 泉) 1 4 86 61 桜井 拓 ( 厚 木) 河内 健生 ( 美 深). 若村 和仁 ( ビッグ) 1 5 87 62 桜井 拓 ( 厚 木 ) 照井 ‑貴之 「日体 ク) 若村 和仁 ( ビッグ) 1 6 8 8 63 伊藤 勇木 ( 美 浦) 杉村 正 己 ( 厚 木 ) 岡田 健一 ( 金 沢)

回 西暦 ( 元号) 小学生 ・低学年 小学生 ・高学年 ( 男女 区分 な し)

荒木久仁子 ( 武蔵 野) 大塚 須美 ( カンガル) 和 田佐知子 ( 武蔵 野) 森 美智子 ( 武蔵 野) 森下千亜紀 ( 厚 木) 浅 田 雅子 ( 石 川 ) ( 第 8

中 学 生

( 男女 区分 な し)

加納 弥生 ( 大 泉) 半 田 玲子 ( 金 沢) 半 田 玲子 ( 金 沢) 半 田 玲子 ( 金 沢)

宮 田 千恵 ( 金 沢) 宮 田 千恵 ( 石 川 )

( 男女 区分 な し)

溝 口 恵 ( 手塚 山) 三宅 美樹 ( 大 泉) 田中美由紀 ( 大 泉) 鞍 田祐紀子 ( 金 沢) 半 田 玲子 ( 金 沢)

半 田 玲 子 ( 金 沢)

回 〜 第 1 0 回 不 明)

5 8 恒 井留美子 ( 莱 ) ") l 荒瀬 久美 ( 大 泉)恒 田 尚子 ( 美 川) ( 第 1 2 回 不 明)

佐 々木 恵美 ( 美 川) 斎藤 宙意 ( 厚 木) 斎藤 宙意 ( 厚 木)

山 幸 ( 足 立) 上 原 千 恵 ( 金 沢) 土屋みの り( 金 沢)

山田 奈央 ( 大 泉) 丸 島 美紀 ( 大 泉) 丸 島 美紀 ( 大 泉)

三国奈津子 ( 足 立) 斎藤 宙意 ( 厚 木)

笠 島美奈子 ( 河北台) 山田 奈央 ( ビッグ) 古 章子 ( 金 沢) 舌 章子 ( 金 沢) 丸 島 美紀 ( 大 泉)

三国奈津子 ( 足 立)

(23)

J TA が FI T に正 式加盟 し,公式参加 出場 ( 1 9 7 2 年 )した第 7 回世 界選手権 日本代 表 メンバー は,帰国後 , J TA 関係者 とともに FI T 制 定の競 技規則の翻 訳 と同時 に , J TA としての競 技規則 な らびに審判法制定 のための作業 に取組 み, 1 97 3 年 〔 昭4 8〕に一応の完成 をみ るに至 った. 国際競 技規則の我 国 にお け る適用 ,つ ま り大改正 は,翌 1 97 4 年 〔 昭49〕開催 の第 1 1回全 日本選 手権 が 最初 とな った。 この こ とは "日本 トランポ リン競技界 の再 ス タ ー

ト 〝

‑ とい

って よいだ ろ う。

初 改訂版 の 内容 が一変 した こ とは,前記 の事 象 か ら当然で ある。「トランポ リン競 技規則 及 び審判 法」 と題 し, 1 冊 に ま とめ られ た J TA 制 定 の規則集 は,一 口で言 うな ら " 体操競 技採点法か ら トランポ リン競 技採 点法へ の大変 貌〟 で あ る。 その 内答 は,

第 1章 競 技役 貞 ( 第 1条 〜第 4条) 第 2章 演技場 内規則 ( 第 5条 〜第 8条) 第 3章 競技方法 ( 第 9条 〜第21条) 第 4章 採点規則 ( 第22条 〜第25条)

‑に分 れ, 細部 にわた って整理 され た。 以下,特 に重要 と考 えられ る条 ・ 項 をひ ろいあげてみ る。 なお, 尼 謬な らび に☆印の部分 につ いては,筆者が 加筆 した もので あ る。

第 1条 競 技役員 の構 成

競 技 は次 の競 技役 員 に よって運営 され る9

1.競技委員長 1 名 5. 審 判 月 1 2 名 9 ,ス ポ ッタ‑ 若干名 2. 審 判 長 1 名 6. 調 停 貞 5 名 1 0 ,審判期臓 若干名 3. 主 審 1 名 7. 記 録 係 4 名 1 1,Ⅴ.T.R 係 若干名 4. 副 審 3 名 8. 進 行 係 2 名

匠 役 員 の大幅増 員O特 に審判 員 ヨ

(24)

第 2 条 審判 団の構成

審判 団は次 の様 に構成 され る。

1.主 審

2. 副 審

4. シンクロナイズド 劉 貞( 第 5 審 〜第 8 審) 5. 難度判定審判員( 第 9 番 〜第 1 0 番) 3. 個人戦審判員( 第 1 審 〜第 4 審) 6. 同時性判定審判長( 第 1 1 審 〜第 1 2 審) 匿シ ンク ロナ イズ ド・ 難度 ・同時性 ‑の審判 員新設 ヨ匿 審判 員の番号化 団

第 4 条 各競 技役 員 の役割

4. 副審 (シン クロナ イズ ド競 技)

( 1 ) 第 1 副審 は シン クロナ イズ ド競 技 にお ける A 台の採 点 を行 い主審 の役割 をす る。

( 2 ) 第 2 副審 は シン クロナ イズ ド競 技 にお け る B 台の採 点 を行 い主審 の役割 をす る。

( 3 ) 第 3 副審 は シン クロナ イズ ド競 技 にお ける同時性 の採 点 を行 い主 審 の役割 をす る。

喧副審 3 名 による業務分担 の明確 化 謬 5. 審判員

( 1 ) 各 審判員 は トランポ リンか ら 5m 練れ た場所 で互 い に匪 れ て座 り,高 さ 1m の所 か ら採点 を行 う。

( 2 ) 1 春か ら 4 春 までの審判員 は個 人戦の姿勢採点 を行 う。

( 3) 5 番 と 6 番の審判月 は シン クロナ イズ ド競 技 にお け るA台の姿勢 採 点 を行 う。

( 4) 7審 と 8番の審判月 は シン クロナ イズ ド競 技 におけ るB台の姿勢 採 点 を行 う。

( 5) 9 審 と 1 0 春の審判員 は規定演技 の連 続技 と, 自由演技 の難度 を判 定す る。 ●

( 6 ) 1 1番 と 1 2 番の審判長 は シンクロナ イズ ド競 技 の同時性 の採点 を行

う。

(25)

( 7) 各 審判 員 は主 審 の合 図 に よって それ ぞれの採 点値 を同時公表す る。

匠 審判席 の明示 ヨ匿 各審判員の業務分担 の明確化 9 9. スポ ッタ‑

( 1 ) スポ ッタ‑ は選手の安全 を確保 しなければ な らない。

( 2) スポ ッタ‑ は競技 中の選 手 に言葉 をか けてはな らない。

( 3) スポ ッタ‑ は危険物 を身につ けてはな らない。

( 4) スポ ッタ‑ は手指 の爪 を良 く切 っておかなければな らない。

匿スポ ッター ( 補助着 )の常置化 ヨ匿スポ ッターの遵守事項 の明記 謬 ll. Ⅴ.T. R 係

Ⅴ. T.R 係 は全選手の仝演技 を. 録画 し,必要 に応 じて再現す る。

匠 科学機器 の導入 男匿 採 点上の疑義 に対 す る解決策の一助 B

第 5 条 競技場

1. 競技場 の天井 の高 さは少 な くとも 1 0 m を必要 とす る。

2. トランポ リンを数 台用意 し,競技者 に選択 させ る。

3. シンクロナ イズ ド競 技用 トランポ リンは 2m の間隔で並行 に配 置 す る。

匠 競技場 の高 さの明記9匠 選手 に対 す る台の選択権新設 団匿 台 の設営法 明記 誘

第 6 条 トランポ リYに関す る規定

2. 次の大 きさの ものが競 技 に使 用 され る。

( 1 ) フ レームの高 さ 0. 9 5 m〜1. 0 5 m ( 2 ) ベ ッ ドの長 さ 3. 6 0 m〜4. 3 0 m ( 3 ) ベ ッ ドの幅 1. 8 0 m〜2. 1 5 m

( 4) ベ ッ ドは 6ym〜1 2 ymの幅 のひ もで織 った もの とす る。

匿 競技用台の大型化 団匿 ベ ッ ド幅 の狭小化 ∋

(26)

☆競技力の向上 は,使 用す る器具 の改善 ・ 進歩 と密接 な関係 にある。 中で も,ベ ッ ドの変化 は安全面,そ して跳躍 力に非常 に大 き く影響 す る。選 手の技術進 歩 は,ベ ッ ドの大 きさ と材質 その もの と深 くかかわ り,メー カー側 との タイア ッ プ に よ り,これ までに幾 多の変遷 を くり返 して きた。今後 も変遷 を とげ るにち が いない。

☆ベ ッ ド仕様 はキャンバ ス,メッシュ,ウェーブ,そ してス トリングス‑ とさま ざまだが,ウェー ブ型 での編 目の変化 が 目立 ちバ欠第 にその テープ幅 が狭小化 して きた。 ( 40‑25‑1 2‑ 8‑ 6ym‑の如 くで ある)‑図 2を参照

図 2 競 技 会 に お け る 使 用 ベ ッ ド の 変 遷

感テー プ幅 に注意

4 0m m 2 5m m 1 2m 皿 6m m ス トリングス

☆ ス トリングス ・ ベ ッ ド‑ オー ス トラ リア ン ・ベ ッ ドともいわれ, テープの代 り に糸 をは り合 わせ, これ を波状 に編 み縫 って いない のが特徴 的で あ る。

第 9 条 種 目の構成 と実施

2. 1 回の実施 で競 技が行 われ る。 ( 2 回試み るこ とはで きない) 匠中断後 の演境再開の撤廃 謬

第 1 0 条 競技 カー・ド

1. 自由演技種 目の各技 は所定の カー ドに実施順 に記入 し, 当 日の試合 開始前少 を くとも 1時間前 まで に記録係 までに提 出 しなければな ら ない。

匿自由演技 にお ける競技 カー ド提 出の義務 化讃

第 1 1 条 個 人競技

2. 決勝 決勝 は次 の よ うに行 われ る。

(27)

( 1 ) 決勝戦 には予選 にお け る規定演技 と自由演技 の得 点合計 の上位 1 0 名 が進 出で きる。

( 2) 自由演技 を もう 1 回行 う。

( 3) 予選 にお ける得 点合 計 の低 い ものか ら行 われ る。

匿 決勝戦 の実施 国

第 1 2 条 シン クロナ イズ ド競 技

1. 同性 2名づつ に よって競 技 され る。

2. 規定演技種 目と自由演技種 目を各 回 1 回づ つ行 う。

3. 競 技者 は両者共, 同時の動作 で演技 す るこ とが要求 され る。

匠シ ンク ロナ イズ ド競技方法 の概 略説 明 3

第 1 8 条 競 技 中の姿勢

1. いずれの場合 に も足や膝 は きちっ とそろえてお く。 そ して空 中にお いてはつ ま先 は伸 びて なければ な らない。

2. 捻 りを伴 なわない宙返 りの場合 は「タ ック 」 「 パ イ ク 」 「レイア ウ ト」

の三つ以外 の動作 を してはな らない。

3. 「タ ック 」 「 パ イ ク」の姿勢 で は 「 上体 」 と 「 腿」は少 な くとも 90 度 以 内の角度 が なければ な らない。( ただ し,捻 り宙返 りの場合 は除外 す る)

4. 「タ ック」姿勢 では手が膝 を抱 えるよ うに しなければ な らない. ( た だ し捻 り宙返 りの場合 は除外 す る)

5. 腕 の位 置や動作 は 自由で あるが,で きるだ け真直 ぐに してお くこ と が望 ま しい。

匿 演技 中の姿勢 区分 ( 三 型)の明記団匿姿勢 に関 す る具体 的説明 迅

第 1 9 条 反 復

1. 自由演技 の場合 , 同一 の技 を くり返 してはな らない。

(28)

2. 同一 の技 を くり返 した場合, その技 の難度 は得 点 に換算 され ない。

3. 「タ ック 」 「 パ イ ク 」 「レイア ウ ト」の姿勢 は,各 々別 々の技 として 見 な され る。

4. 1 つの技 に入れ られ る同数 の捻 りの ある宙返 りは, その時期 に よっ て各 々別 々の技 と見 な され る。 ただ し,難度点 は同 じで あ る。

匿ダブルカ ウン トに関す る問題 への対処 謬

第 2 0 条 競 技 の 中断

1. 次の場合 ,競 技 は 中断 した もの とみ な され る。

( 1 ) 規定 の順序 で規定演技 を行 わ ない場合

( 2) 自由演技 において 申告通 りの順番 で行 われ ない場合

( 3) 競 技 中に体 の一部 がベ ッ ド以外 の もの に触 れた場 合

( 4) ス ポ ッタ一 に助 け られ た場合

( 5) 危険 を感 じて競 技 中に トランポ リンを離 れ た場合

( 6) シンクロナ イズ ド競 技 にお いて 自分 のパー トナー と異 る技 をや っ て しまった場合

匿中断 と判定 され る具体例 を記述 遜

第 21 条 競 技 の終 了

2. 真 直 に伸 びた姿勢 で あ と 1 回だ けフ ィー ト ・バ ウンス をす るこ とが で きる。

4. 最後 の着地後少 な くとも 3 秒 間は直立姿勢 で い る必要 が あ る。

匠 1 1 本 目の フ ィー ト ・バ ウンスの 自由化 9匿 着地 姿勢 の静止時 間設定 ヨ

第 2 2 条 難度 点の算 出法

1. 各技 の難度評価 は次 の通 りとす る。

( 1 ) 1/ 4 回転 宙返 り ( 9 0 0

)

‑‑‑ ‑0. 1点

( 2 ) 1 回転 宙返 り ( 3 6 0 0

)

‑‑‑‑‑‑‑ 0. 4 点

(29)

( 3 ) 1/ 2 回捻 り ( 1 8 0 0

)

‑‑‑‑ ‑0. 1点 ( 4) 1 回捻 り ( 360 0

)

・ ‑‑

‑‑‑‑・ 0. 2点

2. 捻 り宙返 りの場合 には,捻 りの評価点 と宙返 りの評価 点が合 計 され た得 点 とな る。

3. 回転 の伴 わ ない技 は難度評価 しない。

4. 「 パ イ ク 」 「レイア ウ ト」での宙返 りが36

0

0 以上 の 回転 で行 われ, そ こに捻 りが入 って ない場合 には更 に 0. 1点 だけ追加 され る。

匠 種 目難度 の点数化 』匿限定下 での宙返 り‑の追加点 を明記 謬

第23条 得 点の算 出法及 び公表

1. 姿勢 ・難度 ・同時制等‑ の評価 は 1 / 1 0 点 を単位 とす る。

3. 規定演技及 び 自由演技 の最終成績 は 2 倍 され る。

6. 審査男達 の採 点で最高点及び最低点 は除外 され, 中間の平均値 がそ の選 手の得点 と見 なされ る。 ただ し,採 点差 の規定 内にお いての も ので ある。

7. 同時公表 に間に合 わない審判員 が いた場合 には,他 の採点 が集計 さ れ, その平均値 が得 点 となる。 その場合 の判 断は主審 が行 う。

8. シン クロナ イズ ド競 技 にお ける同時性 の減点値 も平均値 が その選 手 の減点値 となる。 ただ し,採点差の規定 内においての もので あ る。

1 0. 最終得 点算 出法 は次 の通 りで あ る。

( 1 ) 個 人競 技の場合

規定得 点 中間平均値 ×2

自由得 点 中間平均値 ×2+ 難度得 点

予選得 点 規定得 点 +第 1 回 目自由演技得点 決勝得 点 予選得 点 +第 2 回 目自由演技得点 ( 2) シン クロナ イズ ド競 技の場合

規定得 点 〔 ( A 台平均値 +B 台平均値) ÷2 ‑同時性減点値 〕 ×2

自由得 点 〔 ( A 台平均値 +B 台平均値) ÷2 ‑同時性減点 値 〕 ×2

(30)

+難 度得 点

決勝得 点 規定得 点 + 自由得 点

匿 個人, な らび にシ ンク ロナ イズ ドの競技別得点算 出法 の公 式記述 3

第 25条 減 点基準

2. 最後 の着地後 , 3 秒 間の不動姿勢が とれ なか った場合 0. 1‑0. 3 3. 最後 の着地 時 に手 がベ ッ ドに触 れ た場合 0. 4‑0. 5

4. 最後 の着地 時 に膝 及 び尻 か ら着地 した場合 0. 6‑0. 7 5. 最後 の着地時 に腹 ・背 中 ・肩 ・わ き腹等か ら中途半端 に着地 した場

合 0. 8 ‑ 1. 0

6. 最後 の着地時 に トランポ リンか ら落 ちた場合 1. 0 匠フ ィニ ッシ ュ姿勢時 の身体 部位接触 ・ 着床 に伴 う減 点の具体例記述 3 7. 次の場合 の減 点は主審が行 う。

( 2 ) 競 技 中に と り入れ られ た任意 の ジャンプ 1 回につ き 1. 0 ( 3) 十番 目の技 のあ とに追加 技が あった と判定 され た場合 1. 0

匠 余分 なジ ャ ンプ,追加種 目に対 す る減 点明記 讃 8. シン クロナ イズ ド競 技 にお ける同時性 の減点

( 1 ) 高 さ5 0 c m 以 内の着地誤差

( 2 ) 高 さ5 0 c m 以上の着地誤差

0. 1‑0. 3 0. 4‑0. 5

匿シ ンク ロナ イズ ド競技 での 2 選手 の上下動 に対 す る非 同時性 の数量 化 と減 点範 囲の明記 団

‑ 以上 が大改正 の重要 ポイ ン トと考 え られ る。

条項 も実 に多岐 にわた り,それ までの規則集 に比べ か な りの厚味 を増 した。

(3ペー ジ半 D 9ペ ー ジ半 ) これ は各項 目において,予想 され る具体 的事 象

を数 多 く取 り上 げ, これ らをすべ て記述 して いるこ とに因 る。

(31)

初 の国際規則 の導入 にあた って, FI T 制 定版 の翻訳 に苦慮 した と推察 され る箇所 が随処 にみつか る。直訳体 の ためか 日本語 ( 表現上) としてはな じま ない ところが 目立 ち,また,同語 ・ 同文 が くり返 し表記 され るこ とに よ り少々 解 りに くい項 もあ る。

しか しなが ら,前述 した とお り,体操競技 の採点規 則 に準拠 した規則 を適 用 し ,1 0 年 にお よぶ歳 月 をお くった後 の FI T 規則‑ の切 り換 えは,当時の ト

ランポ リン競 技選 手 と競 技役 月 を当惑 させ た と同時 に," 世 界統一ルールの適

用〟 とい う転機 に胸 をお どらせ たに ちが いない。

表 1 世界 トランポ リン競技選手権大会の変遷 回 西暦 開 催 国 開 催 地 競技 形式,適 用 ルー ル, 日本 の成 績等 *元号‑参考 1 1 96 4 イ ギ リ ス ロ ン ド ン ・個 人競 技 のみ .ノ
表 4 全 日 本 選 手 権 者 一 覧 *個人の部 ( 最上級 クラス)のみ を記載 回 西暦 ( 元号) 男 子 女 子 * 1 1 9 6 63 昭34 398 加藤 尾形 ノ 良悟 ( 忠之 (日 日体大) 体 *OP EN大) 表 雅子 ( 大 阪 成 膜 大) 23 ・ 65 66 4041 長 谷川輝紀 (長 谷川輝紀 ( 天 東 女 体 大 数 ) 神 厚理大)村上福村 澄子 (公子 (賢子 ( 大 阪 成 蹟 大)大 阪 成 蹟 大)東 女 体 大 ) 4 67 42 長 谷川輝紀 (
表 5 全 日 本 学 生 選 手 権 者 一 覧 *個 人の部 ( 最上級 クラス)のみ を記載 回 西暦 ( 元号 ) 男 子 女 子 1 1 9 66 昭41 飯 田洋三郎 (日 体 大) 福村 賢子 ( 東 女 体 大) 2 67 42 清二 坂 信文 ( 大 阪 商 大) 福 村 賢子 ( 東 女 体 大) 3 6 8 43 会 田 義和 (日 体 大) 松 軒由紀子 ( 東 女 体 大) 4 69 4 4 伊藤 直樹 (日 体 大 ) 松 軒 由紀子 ( 東 女 体 大) 56 7 710 45
表 6 全 国 高 等 学 校 選 手 権 者 一 覧 *個 人の部 ( 最上級 クラス)のみ を記載 回 西暦 ( 元号) 男 子 女 子 1 1 976 昭51 宮崎 昌人 ( 二 松 学 舎 付 高) 藤井 博子 ( 中延 学 園 高 校) 2 7 7 5 2 森本 伸 一 ( 飯 田 高 校) 菱 弘子 ( 上 野 学 園 高 校) 3 7 8 5 3 河野 知行 ( 二 松 学 舎 付 高) 橋詰 有香 ( 帝塚 山学 園 高) 4 79 5 4 古沢 巌 ( 羽 曳 野 高 校) 宮武 佳子 (
+2

参照

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