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手形保証の付  従性  ・独立性・  有  因性 

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(1)

八  %  冊説  ︶ 

手形保証の付  従性  ・独立性・  有  因性 

猫協 

法学第一八二号別刷︵ 

二 00 三年一二 日ハ ︶ 

柴崎 

暁 

(2)

お     i   @ ま 

じめに 手形 保 ‑ 証の付 従性 と独立性 

A  手形法三二条とセ集との関係1手形保証の特殊 ︐吐 

B  手形保証のけ 従性 とその限界 

︵ー︶フランス法における いつ p‑ の法的取扱 

︵ ︶ 付従 性の限界づ け とその根拠Ⅱ詩合の法理 

手形保証の有田 性 

A  ﹁保証﹂﹁講会﹂﹁手形保証﹂の客観的原因︵ npEm ︶ 

B  ﹁の 3%qe 仁 ﹁判決と人的担保の客観的原因 

わりに 

︵ め  冊  説  ︶  手形保証の付徳性・独立性・  有  因性 

柴崎 

暁 

一  l  一 

(3)

濁協 法学第 62 号 (2003 年 12 月 )  抗される事例であるとみる立場︵いずれもが 昭 和 四三年と四五年とを同一の原理で説明する︶ と ︑手形保証の構造 

の 特殊性を捉え︑いずれかといえ ぼ それは 付従性 を 本質とするものであると解する立場とが主張 されてきた︵河本 

‑j‑ 一郎Ⅱ上例克朗読︶︒本稿は後 説 に立脚しつつ︑ さらなる手形保証の法律行為論的構造の解明をは かろうとするも  学説は︑大別すれば︑ 最判 昭和四三年一二月二 五日︵ い わゆる﹁後者の抗弁﹂の事例︶ とのア ナ ロジーによって ‑2‑ 

この事案を捉え︑手形所持人による﹁権利濫用﹂ の事例とするか︑﹁二段階創造 説 ﹂を前提に﹁ 軸 一 権利の抗弁﹂が 対  手形保証に関する手形法三二条は︑一項におい て ﹁保証人 ハ 保証セラ ン タル考ト同一 ノ 責任 ヲ 負フ ﹂として 

おきながら︑二項においては︑﹁方式 ノ暇疵ヲ除キ 他ノ 如何ナル事由二国リテ無効ナルトキト雄モ﹂手形 保証人はこれを 援  用 できないとしている︒一項の規定に手形保証 の付従 性の名が︑二項には手形保証の独立性の 名 が与えられて ぃ  る ︒本稿の目的は︑あたかも 相 矛盾するこのふ たつの原理の調整はいかにしておこたわれるべき かを探求すること  である︒この問題を考える上で参考になる事案が ︑昭和四五年の最高裁判決である︒ 

最判 昭和四五年三月三一日は ︑ 主たる手形債務 者︵ ︶が実質関係正負担することのあるべき請負 契約不履行に基 

づく損害賠償義務を担保すべく注文主︵ ︶に 差 

せず︑手形保証人 に手形 金 支払を請求したとい  入れた約束手形に︑振出人のためにする手形保証 

ぅ 事例に関するものである︒裁判所は︑損害賠 償 義務不発生とい  人 ︵ ︶が署名し ︑ 

請負の履行が完了して︑損害賠償債務が不発生 に 確定したにもかかわらず︑受取人 が言を左右 にして手形を返還 

‑l‑ ら 事情︵原因債権の不発生︶を手形 保 ‑ 証人が手 形 抗弁として援用することを許した︒ 

一  2  一 

はじめに 

(4)

手形保証 

ものであるとする︒かつての判例はこの立場で あり︑手形保証人は手形保証という手形行為によ って独立に手形上 

の 債務を負担するものであるから︑約束手形振出 人のために手形保証した者は︑振出人が受取人 に 対して有する人 ‑6‑ 的 抗弁をもって受取人に対抗することはできた いとしていた︵ 最判 昭和三 年 九月二二日︶︒量一 局裁は ︑昭和四五年 

三月三一日判決によって ︑みぎ三 年 判決を変 更 して手形保証人に﹁権利濫用の抗弁﹂の対抗 を許したものであ 

る ︒手形保証は実質的手形厳正を帯びた制度では あるが︑﹁手形保証に限って﹁無用の利得循環  を ﹁不経済口であ @7@ るとして排除すべきでな い ﹂とする︒ 

ところで︑権利濫用の抗弁とは︑実質関係の欠 扶から自動的に導かれる抗弁なのでなく︑それは 外の特段の事情 

  

独 う には解していない︒   ︐性 @5‑ それどころか︑通説の無 因論は ︑手形保証は無 国行為であって︑もともと原因関係に基づく抗弁 を 援用できない 侍従 

  

血性・有国 性 ( 柴崎 ) 

る  効  る  ル     の 

。  原  腸  モ  千  で 

手形 

あ 

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   付従 

なら  から  行為  無効  一項 

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"  項  無  囚し  " 一  の  原 

は  性 と 

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Ⅰ ユ ;L: 

昭  題  を  用  保  佐  和 

と 

通  が  証 

四  な  説  で  人 

五  ろ  の  き  が 

る    

債務 

三二条  保証人  に肯定  ものと 

の 

は  す  規  者  文  主 

る 

定 

と 

  

は  者  は  ぃ  一 

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一  に 債  負 

ほ  ろ  抗  の  の 

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と 

  

る 

  

の  で  は  さ  二 

ょ  き 

無  れ  依 

(5)

猫協 法学第 62 号 (2003 年 12 月 ) 

A  手形法三二条と セ条 との関係1手形保証 の 特殊 桂 

通説は︑三二条一項の﹁同一 ノ 責任﹂を︑実質 的に同一という意味ではなくて︑手形保証人の債 務は主たる債務 

者のそれと同一の手形 ヒの 記載の形式を利用し た 債務負担であるという意味に解している よう である︒したがっ 

て︑ 主たる債務者が ︑ 例えば手形行為の実質的な 有効性を欠くことや︑人的抗弁を対抗し得る地 位 にあるにとどま 

り ︑方式の暇疵を援用し得るのでない場合には 抗 弁の援用ができないと解していることになる︒ また︑実質的に同 

一 たることを要求しないということは︑三二条 二 頃 における抗弁の援用不能は︑手形法 セ 条の規 建 する手形行為 独 @ ㎎ ‑ 立の原則を単に確認する規定であって︑本来は虹 一 用の規定であると理解することになるであろう ︒実際︑手形法統 

一連動の過程の一入八八年ブリュッセル万国商法 会議決議においては︑独立の原則の適用の結果 として手形保証も 

当然に主たる債務から独立的であるという発言   

しかしながら︑七条と三二条とは︑﹁一般原則 | 確認規定﹂の関係ではなく︑むしろ︑ある部分で は 抵触しあ ぅ規 

定 と読める余地がある︒七条で定めた独立の原 則が ︑手形保証には適用されないのではないかと いう 疑念が残るの 

である︵二段原則1例外規定﹂︶︒というのも︑ セ 条では︑手形上に﹁偽造﹂の署名があっても︑ 他の署名の効力が 

一  4  一 

‑9‑ ‑8‑ の証明を要求している︒ところが︑四五年の事例 は︑ 主たる債務者である請負人に よ り工事が相 手 方に引き渡さ 

ね ︑請負人が免責された 場 ムロであって︑被保証 手形債務の原因関係である損害賠償債権の不発生 という事実から 直 

ちに︑他に何らかの事情の証明を要求することが く 権利濫用を対抗できるという結論が正当化 されているのであ 

る ︒この点が︑ 最判 四三年の事案における権利 濫 用と ︑四五年の権利濫用とは︑一見類似するも のの︑その本質に 

おいて異なった原理に基礎付げられるのではない かとの疑い な 抱かせる︒ 

(6)

一  5  一 

手形保証の付 従性 ・独立性・有国 性 ( 柴崎 ) 

託  つ  は  握  手  を  る  三  6  人  害 

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し  と  っ  」  場  こ  の  て  と  が  五  め  べ  が  条  三  こ  れ  い  い  て  と  合  ろ  援  は  さ  偽  、  る  て  国  二  こ :  れ  な  の  う  し  さ  に  が  用  言  ら  造  小  と  の  の  項  条  を  い  で  詰  ま ‑ ね  ち  、  し  及  に  で  一  考  手  議  の  が  援  と 

あ  参  え  形  論 一文  七  用  の 

  

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、  あ  証 

(7)

の 偽造との関係で独立の原則が作用するとしても ︑ 少なくとも三二条二項の文理からいっても︑ また︑手形保証が  あくまで﹁保証﹂の一つであるという観念によ っても︑被保証人である裏書人の署名の偽造ある ときは︑これを 援  用 し得べきものと解する余地があり︑またかく 解 さほ げれば︑ 再 遡求の可能性を前提に債務負担 する保証人の地位 

を 危うくすることにはならないであろらか︒ 

田中耕・手形法小切手法概論︵一九四 年 ︶は ︑ ﹁各種の手形付 篇に 通じて法の要求する 所 のものは署名 

︵ C ま お 年日・の 仔コ曲ここ ‑ の仔 コ % 巨 ﹁の︶である︒ 手 形付篇は通常は署名以外に他の意思表示が篇 さ るること︵例えば   胡 裏書とか引受とかに 付て ︶を要するのであ るが︑然し法が其の意思表示が特に篇さるるを 要せずとも他の事情ょり   年 して 其 れが推知し得らるるものと認むる 場 ムロ又は 意思表示の相手方に多少自由の範 茸を興 ふる 必 要 ありと認むる 場     ‑ Ⅱ ‑ 

     

     6 

  

麟 もい う べき署名は﹁氏名又は商號の自署﹂ という形式を要求されている︒しかし署名とい 行動は︑かかる形式の  脇 充足自体をさすのではなく︑署名者におい て 自己に署名の法律効果を発生させるという 意 思を外部に表示する行動  であるところ︑偽造は︑外形としてほ署名らしき 像 の頻出を伴 う ものの︑当該名義人は一切行為 しておらず︑他方  外形 顕 出行動をなしたる者は自己にも本人にも 手形上の権利義務に関する法律効果を発生させる という意思を持っ  ていない︒偽造とは︑手形行為の方式のなかでも 最も本質的な部分である署名を欠く現象であっ て︑ 最も重い方式  の 鞍鹿 によ る無効というべきなのではなかろうか    統一法によって初めて﹁手形行為独立の原則﹂を 導入した締約国法の一であるフランス法におい ては︑偽造を方  式 の 暇 疵の場 ムロ に同視しうるかという問題に付 き︑抜殻 院は ︑統一手形法導入以前より︑一見方 盾 した態度をとっ 

(8)

り P 仁ご ︒ココの @ のコヰの 一 種であると定義されている︒ ‑ 乃 @ ︵ お @ 問題は単なる用語の異同にとどまらない︒制度 の 取扱︑即ち民法  用語法は︑そのような趣旨に出でたものではな い ︒むしろ︑フランス法の文献を参照すると︑ 古 来い セ p‑ とは即ち 

手形保証の付 従性 ・独立性・有国 性 ( 柴崎 

     自己  て 

近 

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法 

  

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の  を  {  し 

一  7  一 

  

てきた︒一八八二年三月二 日 ︵審理部︶ ‑ @g@1  をはじ め ︑﹁振出人の署名のみを担保するために約束手 形 上になされた 手   形 保証は ︑ 主たる債務者の身元をいっわる偽造 によって︑ 暇 疵を帯びる﹂とする一九 九年六月 一四日︵ムロ同部︶ ‑ 四 @ など︑援用肯定説判決があらわれる一方で︑これ を 否定する判決も見られた︒ある論者︵ ロ ︵の 田 ロ内力の日オ︶は ︑ 

﹁統一法採用後は︑前説を維持することは困難で あるかに思われる﹂としつつも︑結論としては︑ 現在のフランス  ぬ 説である﹁偽造Ⅱ方式の暇 疵 ﹂説を是とする @2‑2 この ょう な解釈を採用しても︑偽造概念が著 しく無権代理に接 

(9)

一九世紀には︑手形保証に付いても 付 徳性を強力 に 主張する思考が支配的であった︒の め ︵のⅡ Z い Ⅱ オ Q Ⅱ由に よ れ 

ぼ︑ ポ ー 控訴院判決一八五四年一月一四口は @33 ︑ 手形保証人は︑為替手形の構成要素ではなく︑ 取 引 に加入してい  規定の手形保証への適用の可否という価値判断 基礎でもある︒現代でも︑手形保証に民法の保 証 に関する取扱を 

ゑ ぼす解釈が支配的︵判例・学説︶である︵ベル  ギ 法 ︑ @ @8‑2  ま 反対︶︒ フランスの手形保証は ︑ 例えば ディマンド・ギャ  ‑ 打 ‑ 

ランティ | などよりま民法保証 @ .  二化︑ こ 近く︑ ‑ ︒ ‑2  付徳性 あ る 人的担保と考えられている︒ 

商法典起草関係者の発言はこのことを裏付ける とともに︑手形保証の付徳性 を ︑民法の保証に 関 する規定に直接 

根拠付けようとさえする︒ 

ro の力 吋 ︵ 宙 ︒ コは ︑一八 七年商法典一四二条の 解釈として︑主たる債務者である為替手形の振 田人や裏書人が  M  ︶ 享受する︑拒絶証書の作成を解怠した所持 人 における失権の利益を︑手形保証人が援用で きることを述べる パッ    昨 セージで︑その根拠を民法典 二 二六条 に 求めている谷のまのに附着した抗弁︶︒         口亨   しの枝のに ‑ 田の コり Ⅰの 由臣 の ‑ の 笘 ココ の に ⅠでⅠ 片 @ 持の由の団 宙ひリ アか曲目りのの つ し @ のの曲 仁 ︵目の目Ⅰの 目 由 Ⅹの二ロ の㏄の 岸 

Ⅰ  ㏄ 

‑ ヰ倖 由井ので Ⅱ ゴ ㊦   第 学 つ Ⅰ ヰ 年Ⅰ ロ ・ い せ or Ⅰ吟曲 ‑ 付 一のつⅡ 目ひヰ 目の ヨ での年神二の・ り笘 

  

の ‑ の㏄のⅩのの つゴ コの 法 協 ニ目一ドでで 肛 Ⅱ︵ ‑ のココ の串田 ゆ 目印 ひヴ 舌の Ⅱ つココい ‑ で p‑ の田口 仁 ‑ mo 巨ぎ薫恭き勒 申 さ隠 〜〜 e. なおまたしたがって ︑保証人は ︑所 濁 特大が適切な期間内に拒絶証書を作成しなかっ  訳は柴崎による︒原文中イタリックは出典どお  人は債権者に対して主たる債務者に属する抗弁 

り ︶︒  たことによって振出人裏書人が得る失権の効果を および債務に付着した抗弁を対抗し得るものなれ  受益する︑保証 ばなり︵日本語 

一  8  一 

(10)

  形 保証の 付 徳性  立 ・ 性   有国 性 ( 柴崎 ) 

いるようには見受げられず︑ 付従性 否定説の @5‑ 統一法が導入されてからは︒フランス法に 

五 年代になって︑一時的ながらフランスの 

  

取扱のすべてが手形保証に適用されるのでは ‑ 叩 ‑ 利益﹂は︑手形保証には適用されないとする 

   決定的な論拠としては不十分というべきであろ ︵ @ ノっ 

おいてさえ︑事情が異なってくる︒ 四の③ 巾由 下 の田刀 にょ れば︑一九 

判例には︑ドイッ 法 ・イタリア法の影響の下︑付 徳性を制限しょう と 

即ち︑保証の付 従 性は手形保証に適用されず︑ 同 様に︑保証における 

ないとしたのである︒例えば︑民法典 二 三セ 灸所定の﹁訴権譲渡の 

理解が採用され︑そのことが手形保証の本質を 反映した帰結と考え ろ  るという状況によって構成要素となっているにと どまり︑いかなる 場ムロ においても自らが担保 する署名者の写像 ‑ ㌍ ‑ 亡息㊤︶としてしか考慮されない﹂と述べてい る ︒主たる債務の存在は保証債務存立の第一の 要件であるといえ 

る ︒ 由 ︶の 目 2% 已オ 円刃 は ︑ドイッ法の理論が付 従 性を否定する点でフランス 法 との対立を来すも のとして紹介して 

いる︒かかる対立の結果︑一九三 年 手形法統一 条約の成立に際しても︑同じ三二条の文言が ︑ それぞれの理解か 

ら 違った読まれ方をするという︒ドイッ法的理 解によ れば︑同条が制定された理由は︑手形保証 の付 徳性の作用す 

る 範囲を︑方式に 暇疵 ある 場ムロ に限定するためで あり︑三二条二項は当然の事柄を︑一項は手形 保証の方式が主 た 

る 債務の方式を借りるということの帰結として 捉 える︒他方︑フランス法的理解に ょ れば︑同条 が 制定された理由 

は ︑手形保証の独立性を︑方式の暇 疵 以外の主 た る 債務の成立の暇 疵 ある 場 ムロに限定するためだ ということになる  のであるから︑一項が原則で二項は例外という @ ﹂とになる︒なお︑統一法の形成過程では︑ 別 証 保証 c‑p づ 田口目 ︵ お 一 ‑pn ︵のれ 審 ﹁ か ︶の許容の問題を除いては︑あまり 議論は豊富ではないが︑手形行為の独立性の当然 の 帰結として手形 @ 糾 呆 証も独立的であると考えられていた よう であ る ︒しかし︑起草過程において十分に抗弁の類型 毎に考察を加えて 

一  9  一 

(11)

﹁事実︑手形保証と民法上の連帯保証との間には 相違が存在している︒その相違のいくつかは 純 枠 に形式上の  @ 乾 る ︒したがって︑今日では次のような考察が可能 である︒  法学 

  

とする︒しかし︑このことを確認したからとい って︑この処理が他の事 

出 に拡張されるのではない︑と︒ 

結局︑状況は再び一転し︑ 破穀院は 一九五七年 一月五日の判決で︑右の判例を変更し︑民法典 二 七三条が手形 @M‑ 保証にも適用があることを認めるに至った︒ そ して︑これは学説からも支持され︑下級審もこ れにしたがって い 

  

  第 62 号 [2003 年 

条  は  、  「  民 

法典 

第二一 

所    

  

      

持  O 

八  三  の  セ 

過  条 

怠  は 

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被  債  害  権  老  者 

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証  合  大  に 

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い 40 @ 一 

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九 

一 ln  一 

12 月Ⅰ 

ハリ 控訴院判決一九五 年 一 月三一日は︑伝統 的なフランス法にしたがい︑手形保証人は ︑商 法典九三条の商  事 共同連帯債務者としての地位と︑民法典 二 一 二セ 条の訴権譲渡の利益を認められる民法上の保 証人としての地位  とを兼ね備え持つとの理解をとっていた︒ところ が ︑その僅か二年後︑この理解を変更して︑ 破 殺焼 判決一九五二  年一 月 二八円は︑商法典一四九条の償還請求 の 規定が民法典の規定を排除するものと解して︑ 訴権譲渡の利益の @ ㏄ ‑ 援用を拒んだ︒学説は可能な限り抵抗した︒ Ⅱ 〜の 田之 ロ口 刃 巳オは ︑吸殻 院 のこの変更の理由付け が 商法一四九条の  存在することにもとめられる以上︑手形保証の 取扱の変更は︑その他の問題には拡張されるべ きでないと見てい 

た 

(12)

手形保証の 

最後に︑被保証手形債務の原因 nPuse に関する 抗 弁は ︑手形保証人においても援用し得る抗弁と して認められて ㎎ ‑ いる︵ 破殴院 商事部判決一九七一年一月三八日︶ ︒他の主たる署名の実質的無効原因の援用が認 められていないに ‑ コ ‑   も杓 わらず︑被保証債務の nP 拐の不法による無効 の 援用︑ nP 拐の欠 訣 による無効・後発的失効の援 用 が認められてい 

  

手形保証債務の原因の欠 訣 であるという手形 保 証の構造の帰結で ‑ 詔 ‑ あると考えるべきであろう︒これは項目を改めて 後述しよう︒ 触 他方︑統一法三二条二項所定のとおり︑方式の暇 疵 以外の無効︵ 取消 ︶原因は援用を禁じられる ︒これに加え︑ 

主たる債務者の責任を解除するにとどまり債務 そのものを破壊しない制度に関しては︑保証人に よ る援用は許され 

付従 

時効期間そのものに基づいて手形保証人はこれを 援用できる︒ 

性 ・  な 

人は義務を依然負 う ものであるが︑手形保証にお いては︑手形時効が固有の制度として規定され ︑ 主たる債務者の ‑ ㎎ ‑ 

一  1 

珪 立たる手形債務者の時効完成については︑ 主 たる債務者が責任を負わない︵自然債務化する ︶だけであるから︑保証   

Ⅰ  ‑ 一  こうした経緯で獲得された現代フランス手形法の 学説・判例の説くところを要するに次の通りと なる︒手形保証   @ 蛉 ‑ ‑ 卸 ‑ 崎 柴人は︑被保証人のあらゆる抗弁︑とりわけ ︑ 主たる手形債務者の時効完成︑倒産手続にお ける債権の届出 解怠 にょ   ‑7‑ 4 ‑ 邸 ‑ 

  

手形上遡求義務者の債務であるとき︑拒絶証書 作成手続 辮 怠も援用可能 

有 である︒さらに︑弁済・更改・相殺など債務一般 の 消滅原因に関しては︑広く援用を認めること で 争いがない︒ 主  ものである︒いくつかは実質的に債務負担行為の 効果を修正するものである︒しかし︑これらの 相違は手形保証 

が 行われる手形法的枠組みの帰結である︒これら の 相違は本質的なものとは考えられず︑債務 負 担 行為の本質を ‑ ㌍ ‑ 変更するものではない︒﹂ 

(13)

濁協 法学第 62 号 (2003 年 r2 月 ) 

圭 

と 

坦  夷  い  し  と 

き  し ,  @ 

  

契  約  生  し  わ  高  日  は  は  者  ょ  ) 

付従性 

約 ともな効力  張にも 

、かと 

るとこ  禁 の 日  本民法  以上  考えて  も 

ま、こ 

うにし 

い  構  賛  い  ろ  正  の  の  い  の  て  の 

  

性  ば  そ  千  手  証 

も  ら  フ  根  な  、  れ  形  影  」  か  直  う  拠  き  か  は  陳  訴  の  か  ち  、 ノ  Ⅱ 

に  ス  請 

担  そ  一  純  度  な  ず 

保  の  定  束  の  完    

で  木  の  手  利  金  手 

の  い 

   あ  質     箭形  用  な  形  手  て 

い  例  、  出 

き 

民 

と  ら 

  

は  四  う  る  な  四  機  ょ 

で 

法い 

れ 

本質 

制度が  債 った  手形法  保証と 

か  大  熊 

ぅ  許  務  め  ろ  条  に  な 

う  の 

拘  完 

   最評 

理 

‑    

よ  も 

務 

ほ  ろ 

よ  で  の 

  

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く 主  な 

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る 

手  指  え  彩  純  は  化  当    

し 

を  損  乱  行 

で  か 

一 12  一 

八  時  保 

な  が  人  証  さ  い 

暇  に  の  ら    

疵  お  受  に  ナ ‑ Ⅰ 

に  い  益 

と 

つ  て 

  

者  判  え 

認  め  る  、  帝 Ⅱ 

和議 

識が 

‑5@ 

所持独立  この 

あ  住  人  ょ  が  る  を  白  う  こ  か 

接  見  な  れ 

ど  用  が  無  で 

ぅ  で 

主  動  あ 

か  き  た  (  る  は  な  る  取    

  

で 

手  者  原 

な  形  を  因 

ぃ  が  強  不 

。  書  通  対 

煮 

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抗  者 

た 

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に  り  理 

流  詐 

の 

通  款  適 

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ま  て 

善 

つ  上 局 、  女 局、 

た  思  の 

所持 

場合  表示 

に  さ  人  は  せ  に 

別  た  限 

で  と  定  め  か  し  ろ  う  て 

。  場  い ‑ 

     

(14)

呂 

      

   @6@ G 

    

の種類ではなく  ているのの︵︵の︵債務︶と同  0 ヴ 二  mP  巳 o コ  の種類であると考えられていた  よう  である︒担わ  れる客体である  監  二のに  塞  き  主  債務者が主張し得  る  事由は︑保証人  もまた主張できて当然である︵例えば︑金額︶︒他  方  において︑担  う  主体である  主  債務者の人の属  性  等に根拠をおく  事由は  or  鯨  a ︵ @0  コ 0  部分にのみ影響を与えるにと  どまり保証人の援用し得べきものではないこと  になる︵典型が行  為  無能力︶︒基本的には  い 0  己の  0Z  下し巳も同様の  思想に立脚してした  ︑︑︑  ‑0@7 ‑  ︒ 

          独立性 

  

と 

ね 

こ  れ  ろ  て 

で  か ‑ 

   る ⑪ 

右 

四  四 

九  条    

の 

朋身 

で  あ  る  日 

| 

民 

法  債  権 

担保 

編  条巴  九 @ 

お 

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び 

     

五 ‑ 

条 ㊦ 

の  さ  ら 

ケ @ "@ 

原型 

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あ  る 

  

  

ン  ス 

民  法  典       

一 13  一 

  有田 性 柴崎 

   と見 

呼 

務  法学と 

推定さ行為の ス  九条で 

‑g@ 

付けを  判決と 

     

い巴効 

。  原 

祥  一  い  因 

き  め 

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   ら  不 

<    肯 i 

の  た  の 

合  蓋 

  

  

項  の 

三 

他  で 

  

(15)

濁協 法学第 62 

う ︒ 

このようにして理論の変遷が要請されたのは︑ ︐ ﹂のような﹁保証﹂人は︑保証人一般が負う無資 力の リスク以上  に ︑本人による取消のリスクという別のリスクを 負 う ことが強く意識されたからであろう︒ 

ヱ 

フン ス ではともか  く ︑日本でほこれに加えて︑民法四四一八条の規定 と 自然債務の保証の観念が抵触するというとこ ろにも根拠 づ げら  れるであろう︒主たる債務に訴権が伴わず︑ 従た る 債務に訴権が伴うということは許されず︑ そ の 体様は主たる 債  務 にあれせて﹁縮減﹂されるべきである︒即ち 自 然 債務の保証は自然債務でしかありえないので ある︒ 

このようにして民法四四九条においては︑﹁無能 力者の保証﹂は ︑ 主たる債務者による取消がなか った 場合には 保  証 ︑取消があった場合には﹁独立の債務﹂を 負 損 する混合契約として構成されるに至った︒ 

そこで翻ってかんがみるに︑手形保証が︑ある面 で付従 的な人的担保でありながら︑それは一定 の 限度において  者︵本人︶に よ る承諾を促す取引である︒もし 本 人の承諾が得られなければ自らが契約当事者と なって履行の責め 

︶明に任ずるというものである︒ 二 一二条の 場 ム口には︑保証人は︑無能力者が追認し取消を しないときには本人の資 

  

轄力 

を担保し︑追認せず取消しをなすときに は 自ら義務を負 う ︒ここには保証人としての 地 位と請 舎人としての地位   ㎝が並存するといらのである︒そのような 契 約は ︑不法の目的を持たぬ限り有効なものとし て 扱われて よ いであろ 日方   

l4   一 

ところが︑日本新民法成立の過程で︑自然債務の 観念が廃棄されてしま い ︑かっ︑体様における 付 徳性を規定す  る 四四六条が導入されたため︑﹁自然債務の保証 ﹂という説明は不可能になってしまう︒したがっ て ︑ 旧 財産 編 九条 @n‑ 二五条の改正法たる四四九条は新たな理論的基 礎を別の観念に求めたければならなかった︒ 

その頃︑フランス法でも同様の問題につき﹁自然  債務の保証﹂とⅠ ︑ ぅ 理解を改め @2@@  ︑ ﹁保証 と請合 ︵ 口 0 ﹁︵の・︵ 0 ︵この  並存﹂としう観念による説明 @ @@  力 普及しはじめる ︑ 0‑,‑7 講会とは︑詩合人が︑相手方に申込の意思表示 をなさしめ︑第三 

(16)

W n   手形保証の有国  性  有 

  

許されることになってしまう︒通説はそれゆえ  に  権利濫用という︑一見     以上のように︑手形保証を︑民法四四九条の構  造  に準え︑主たる債務者の資力ならびに方式の暇  疵を除く無効  原  ‑ Ⅰ  @  :i  5   

  

危険を担保するという趣旨を定型的な内容とす  る  法律行為と考えると︑     @ 巧 ‑  性  モ形保証の独立性を抽象︵  無因  ︶性に基礎付ける  必要はなくなる︒日本民法四四九条やフランス  民法にいう三市  付従 

       

手形保証についても同様に考える︒通説の説くよ  う  に手形保証も実体法的な意味における抽象  債  務  であり︑手形  保証に手形法  セ  条が当然のこととして適用され︑  債務負担行為の効力ほ手形外の事情から影響を  受  げないものであ 

‑@‑ 7  不明確な内容の手形抗弁を想定しなければならな  くなる︒しかし︑手形保証をそのようにとらえ  ず  ︑日本民法四四 

であったのは︑手形保証という意思表示の定型的 な 内容が ︑ 右の混ムロ契約と同様に ︑ 主たる債務 者の資力ならびに 

方式の暇疵を除く無効原因に よ り債務そのものが 存在しないことの危険を担保するという趣旨に あるから︑と説明 

  

保証の独立性は︑これ以上のものではない︒手形 保証人は ︑ 主たる 

手形行為の偽造を援用できるだけでなく︑担保 とい分目的のなかに依然としてその存在理由を見 出す︒その点が 純 

崎 ︶ 枠 な単純約束と異なる点なのである︒ 

柴 

(17)

として以来この﹁考慮﹂説を採る︒手形保証にと つても原因 cau ののとは︑ 主 債務者・債権者間の取 引への﹁考慮﹂で 

   債務負担行為の原因︵ここでは客観的 ppu ののにあ たるもの︶をいかに定義するかについては︑狭義 の ﹁保証 目 ﹁ 請 

合 ﹂︑﹁手形保証﹂を︑共通の性質をもつものとし 

  

法 保証 ca 亡巳 0 ココ の・ @ ㎝ ‑‑ あ @ ヨの 巨に付いては︑一九 セ 二年の ド の ヨロ の﹁ 0% ﹁判決 が ︑原因 cau ののとは︑ 主 債務者・債権者間の取引 への﹁考慮﹂である 

      6   

      

   第  ぼが同時に手形体証人にとっても原因である  との理解をとっ  て  抗弁の援用を認める︒  @‑‑‑  ︒  ‑8   この  議  論  に示唆を得るにして  ‑ Ⅱ  @  脇も  ︑ではそこで何が手形保証人の義務の原  因  にあたるのか︑そもそも定型的に手形保証の  原因を確定し  ぅ  るのかを 

   九条やフランス民法にいう﹁講会﹂と同様に 捉︐ ぇ れば︑四五年判決の事案は権利濫用ではなく︑ 別の根拠で説明し 

ぅる 余地が開かれることになるであろう︒ 

フランス手形法の理解によると︑手形の振出人と 受取人との間では︑手形債務は実質的に無因の ものではないか 

ら ︑原因関係 欠 訣の場合には︑無効原因の対抗の 如何とか ぅ 問題になるはずであり︑三二条二項 がい う 実質的無効 

原因に︑原因の欠畝も含められるとするならば︑ それは援用不能ということになってしまう︵ 日 本法の通説的見解 

では︑原因の欠訣は人的抗弁事由となるにとどま るから︑三二条の文言からはいずれとも言い難 い ことになるが︑ 

M  ︶ おそらくは無効原因以上に援用できないと 考えるのが通説の立場からいえば︑合理的であ ろう︶︒しかし︑振出人と   拝受取人との間における原因関係の欠 訣が︑ 手形保証そのものにとっても同時に原因の欠 訣 を 意味するならば︑それ   

(18)

手形保証の付 従性 ・独立性・有国 性 ( 柴崎 ) 

そ  た  目  が  の  が  保  克  い 

     

  

律 

に 

称 

ら  ま  力  び 

親拝 

ら  を  別  が  が 

行 

よ 

す 

に  で  の  庶  族  在 

れ条 

の  あ    

担保養 

祐の 取  って圭  ること 

、保険 

論じて  債 ある  囚 ( 

nP  る。与である  する。 

に被 件  性質 決  っても 

  

行神保 

と 

     

と 

  

も  え  そ  う 

機 

た  そ 

的  殺 

、  主  の  る  罷  め  れ  担  や 

一 17   一 

A  ﹁保証﹂﹁講会﹂﹁手形保証﹂の原因⑧笘のの   

ある金銭給付義務を負担する行為を締結するに おいて︑当事者には︑この約束が ︑ 

を 獲得せしめうる自由がある︒しかし︑この﹁ 自由﹂は無制約なものなのではない︒  外部の事象に依存しない性質 例えば︑人的担保と称して用 

(19)

者の不利益について︑﹁本人﹂に帰責性がないた めに﹁本人﹂には賠償請求できない場面が想定 されている︒した 

がって︑そこには仮設的かつ倫理的には﹁本人﹂ の年の︵︵のが存するともいえるであろう︒このよ うな仮設的 の ︵目のに 

仮託して語られている事柄とは︑要するに︑ 債 務 負担行為が果たす﹁担保というはたらき﹂ そ のものを指してい 

る ︒講会にしても手形保証にしても︑この点にお いて︑単純な支払約束と異なる︒﹁本人﹂がいな ぃ 天災や第三者の 

行為から生じた損害の填補を目的とする損害保 険 契約の場合には︑保険料と危険負担との交換と い う 構造を有し︑ 

本人の繍二のを想定し得ない状況を前提にしてい る ︒本人の信用増強という機能を担 う ことを類 型 的に必須としな   ‑ あ ‑ 胡 いので︑損害保険や ︑ 何らこういった機能 と 無関係に成立する抽象︵ 無囚 ︶債務を負担す る 単純約束のごときもの             ここにいう機能こそが︑フランス私法学において は ︑客観的原因 盆ど のの ヴ 一の ct@ お ︶の名で語ら れる法律行為の   申万   %  有効性に必要な条件である︒人的担保で︑ 右の機能と無縁に成立するものは存在しない︒ ︐ ﹂こで想定される保証の    群 客観的のの二ののは︑主たる債務の存在そのも のではなくて︑主たる債務者が︑担保の存在に よって債権者から引き出 

脇し 

得る有利な地位に対する︑担保義務者の 貢献への意思といらことができるであろう︒ 

客観的 ca 二ののが︑数個の契約類型を範時に括る 基 準 として作用するときに︑それは の二のの nP 乙 mo 舌 二の︵ 範埼的原 

因 ︶の名で呼ばれる︒ np 拐の ca ︵か的 ﹁一口仁のは︑ 典 型 契約・有名契約の一個の契約類型に共通して 定義 づ げられてお 

り ︑それはしばしば︒桂のの︵ ぎ 日の︵目的因︶ とし て 合意の有効性の要素となっている③拐の 三のの ︵ 一 くの︵客観的原因︶ 

と 定義上かさなりあ い ︵ 範 肩を決定する基準に なる cau ののが︑有効性を条件付けろり当のの とズレ 場合もあると 考 

えられている よう であるが︶︑同時にそれは訴の 原因たりうる cau ののの︵ 卜一 n@ の コ ︵の︵債務発生原因・ 充 定田︶の 名 と同じ 

数 だけ存在することになる︒この三種の︵ 範傭的 目的的・充足的︶のの二ののは︑同じ概念を︑その 働きや視点を変え 

(20)

手形保証の付 従性 ・独立性 

   枕  貝 

ら  し 

形  係 

涜 

を  手 

手 

の  き 

の 

そ  形 

質 

  

ノづノ 

一 19   一 

性 おそらく︑われわれは︑狭義の保証と︑講会 や 手形保証とを 総 ムロする人的担保制度の npu のの 三の り ︵ 一 くのを想定する 因 有 ことができる︒ ‑,‑s    て 定義しただけのものといえるであろう︒このり ピ ののは︑とりわけ片務契約においては︑その 債 務 負担行為が いか 

なる機能を担 う かを決する基準となり︑機能の喪 失 がその効力を奪 う との帰結をもたらす︒債務 負担行為それ自体 

に暇疵 がなくとも︵法律行為の成立時に判断され る ︶︑債務の内容自体にとっては外部的な︑後発 的な事情で債務 負 

担 行為が失効し︑しかも︑その失効という帰結 が 当該契約類型の常態であるとき︑それはもはや ︑契約自由によっ 

崎 ︶ て 千差万別であり得る﹁目的物︵ 三ユ︶﹂ や ﹁条件︵ no コ臼由 ︒ し ﹂の作用なのではなく︑定型 的な nPu ののの作用以外に 

紫根拠を求めることができない︒   

(21)

濁協 法学第 62 号 (2003 年 12 月 )  的  ぃ  依  れ 

求 

た  く 

者  人 

て  担  る  然  こ  は  ①  こ  め  る  な  で  の  こ       保  実  と  の  、  客  の  る  償  っ  あ  名  の  る  の  益  し  批  付  親  判  請  祷  た  っ  を  定    

は  て 

判  従  的  洗  米  者  は  た 

と 

義    

  

     

   「  い 

て  で 

事 

)  約  五 

  

一 20   一 

引き受ける義務についての考慮︵ 下 n0 コの一 &m ﹁ 由か一 0 二年のて 0 す目㎝ 舶口 0 二つ﹁ @ のの 00 ⅠⅡ か ︶ P 片一 くの ヨ のコ田で P Ⅱ ‑ のりⅠ 

か  p コロの㍉︶﹂ 

沖 @ し  も  と  め 

@ ㏄ ‑ B  ぎョ ヌ 目判決と人的担保の客観的原因 

フランスの判例は︑保証の ca ロ ののを︑主たる債務 者に対する債権者からの 与 信開設のように︑﹁ 債 権者が相関的に 

(22)

手 

さ 

す 

    

せこ「  よと 

事  れ ら 

うの 

の 

とで、 

実 

批  す 

き 

人 

べ  る  的 

1 

手 

ヰ ‑ Ⅰ 

く 

利  担 

っ 

担  益  保 

い  保  を  の  て 

@ ま 

い     り目のの 

考慮に義務者  の 

を  ぃ  を  よ 

導  れ  把 

ハ ツ ト 

  

由  と  る 

論 

ヰ @ ヒ  ヤ @ ヒ  ノ Ⅰ  が 

目  、  と  あ 

を 

何 

が  る 

む 

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問  げ  妨  題 

る  げ  で  こ  は  あ 

と  な  る 

場ム 

も 

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口 

付  し  に 

ら  か    

  

個人 

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はな い  な地位 

。  (  場 

取引 

担保の 

で 

く目ヰ斡 

経錦 

済  )  か ら 

的  を  引  社  獲 

き 

会  得  田 

  形 保証の付 従性 ・独立性 

下  ヤこ 

ムロ 

対価でうので 

意 

「なぜ 

のⅡ 

  

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ヤ Ⅰ 

  

Ⅰ 

提供 

さ  、  訪  い 

れ  と 

入 

る 

る  ぃ  が  。 

一 21   一 

う 間に対する答としての ca 二ののとしては︑殆ど﹁ 保証債務を負ったからだ﹂と答えるようなもの だからである︒﹁ 保  証人によって追求される目的は︑実際には︑ 担 保 ではない︒担保は︑手段でしかない︒保証人が 債務を負うのは︑ 

通常︑債務者の要請にしたがってであるとすれ ば ︑それは︑債務者に債権者からの信用またはそ の他の利益を得せ @ ㏄ 肖 ℡ ‑ しめるためである﹂︵ 臼まァ 日下︶︒ 

②第二の批判として︑判旨は︑双務契約に認め られている客観的 opus のの定義をそのまま庁務契 約 に押し付けた   崎柴 もので︑必要的に動機 竺 ]@ 及 せさるを得ず ︑この事実によって客観的 ca 巳の︵契約の類型 ご とに一定の債務負担の理   剛士をいい︑その実在性がない 場 ムロにムロ意の 無効原因になる︶と主観的 npus の︵契約ごとに 千 差 万別の債務負担の理由  有 をいいムロ意の内容に採り込まれることによ って動機から ca 二ののにひきあげられる︑その 適法性がない 場 ム口 

(23)

得︑これが保証の npcm のである︒ 

何が保証の 仁ののであるかの定義は ︑ 

めたか ﹂との問いに対する解であっ  したがって︑﹁保証人が︑いかなる考慮の対象で ある有利な地位を獲得せし 

て︑ ﹁いかなる理由によって保証人が自分以外の 者のためにこの有利な地位  る︑ 主たる債務者が債権者から 与 信を開設しても らうという利益を享受する︑ この有利な地位︵ ミの耳り 的の︶の 獲  保証人による債務負担行為から︑もっと直接に もたらされる帰結︑すな ね ち︑保証の設定を条 件 として得られ  行為をしているのである︒担保義務者が追求し た事実︑一層個人的な目標︵ 由コ 三のの︵ 一 ︵ 口一 us 口の ニ ココ 匹 ︶は︑担保 ‑ Ⅶ ‑ のための債務負担行為の有効性にとっては︑ ど ぅ でもよい事柄である︒﹂   月     昨 客観的 cau" のは︑一般的に︑債務負担 意 思の正当性のコントロールの手段にすぎない︒ 双務契約であれば︑この   

  

た者にとっても何らかの利益をもたらすことを 確認すれば論理的当然に 

  

約 である担保契約の場合にほ︑かかるコント ロ 1ル は 同様の形式では 作 

ぼ勤 

しない︒確かに︑保証人自身の利益︑ た とえば保証料の支払がムロ 煮 されている場合があ ることは否定できない︒ 

協 しかし︑保証委託の際に︑報酬が同意されるか どうかは︑ 場 ムロにより区々であり︑したがって ︑ 保証人の受ける 自 猫 分 自身の利益は︑担保たる債務負担行為の直接 日 的 ︵ こす仁 二ョ ョひ臼 ︵︶とされることはあり︐ て ない︒ 

一 22  一 

的 かつ有効なる説明を有する︒ひとは︑﹁配慮の ある﹂︵の け ︵の コ ︵ @ 〜︶︵そういってよいなら﹁分別の ある﹂合の コ の か ︶︶  的 目的︵︵ @ コ生 ︵ か ︶は ︑ 

く ︑債権者と債務者と 

っ 債権者から獲得する  結局︑担保義務者と債務者との間の交換でも︑ 担 保 義務者と債権者との間の交換でもな 

の 交換にある︒しかるに︑担保義務者が︑債務者 期待する有利な地位を債権者に欲しか  時点で︑それは充足される︒すな ね ち︑ひとは︑ cau ののを有する︒ひとは︑債務負担のムロ 理 

参照

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