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島根県横田地域に分布する火成岩の形成

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(1)1996年度 修士論文. 島根県横田地域に分布する火成岩の形成. 兵庫教育大学大学院学校教育研究科 教科・領域教育専攻 自然系コース. 学籍番号 M95623G 氏 名 本間 健治.

(2) 目 次 1 はじめに. 1. 2 地質概説 2−1日本列島における火成岩の分布 2−2中国地方の白亜紀∼古第三紀火成岩類. 3. (1)領家帯 (2)山陽帯 (3)山陰帯. 2−3島根県下の白亜紀∼古第三紀火成岩類 (1)火山岩類 (2)貫入岩類. 2−4横田地域の地質 (1)後期中生代火山岩類 (2)後期中生代貫入岩類. 3 研究方法. !7. 3−1野外調査 3−2室内研究 (1)試料の整形 (2)薄片の作製と偏光顕微鏡観i察 (3)鉱物量比の測定 (4)岩石の組織と構造の観察 (5)火成岩類の分類 (6)鉱物の平均粒径の測定 (7)写真撮影. 4 結果. 27. 4−1露頭の観察 4−2岩石の記載 4−3鉱物量比の測定結果 5 考i察. 51. 5−1岩石の分類 5−2岩石の特徴および分布域 5−3研究課題について 6 まとめ 謝辞. 参考文献 図版および諸資料. 67.

(3) 1 はじめに 日本列島にはきわめて多くの種類の火成岩が存在している。これらは時間的 にも広い範囲にわたって生成されたものである。すなわち、それらは古生代早 期から新生代第四紀にいたるまでの、数億年の長い時期にわたって生成された ものである。また生成された場所も現在分布する場所とは必ずしも同じではな く、遠く離れた海洋地域と考えられるものもある。また、生成された場所だけ でなく、生成された条件もさまざまである。これら日本列島各地に存在する火 成岩の生成環境を知ることは、各地の火成岩の成因を明らかにする上に必要で あるだけでなく、日本列島の生成、発達の歴史を明らかにするうえでもきわめ て重要になってくる。. 島根県は、地質学的にみると西南日本内帯に位置しており、全国的にみても 白亜紀後期から古第三紀にかけての火成岩類(門歯岩類と火山岩類)が広く分 布している。なかでも南東部では、この時期の、特に花商岩類が集中的に分布 しており、本研究の調査地域である仁多郡横田町とその周辺地域(本研究では 「横田地域」と称する。)では、その傾向が顕著である。. 一般的に花歯岩などは、大貫入岩体(バソリス)として産出されることが多 いが、横田町とその周辺地域に分布する花醐岩類は、猪木幸男・坂本亨,1977 によると、貫入時期の異なるいくつかの花闘岩体が組み合わさり、大きなバソ リス状の岩体を構成しているという。また、それらの分布には方向性があり、 鳥取県へかけて東西方向に延びた帯状の分布を示すという特性を持つ。さらに そこには、いくつかの半深成岩類の活動もあり、それらもまた帯状に集まって 分布している。これらの岩体は現在までのところ‘半深成岩複合岩’と称され、 石英閃緑ひん岩・花崩斑岩ないし文象斑岩などの半深成岩類の複合岩体とされ ているが、それぞれの問の関係あるいは境界がはっきりとは決められていない。 またこの地域に分布する花歯導管と、北隣する地域に分布する花町乙類(村山 正郎ほか,1973)との関係も、いまだ明らかにされていない。. 本研究は、上記の南北に隣接する2つの地質図の記載結果をもとに、そこに 分布する火成岩類を再調査し、過去の調査結果と比較しながら、. ①岩石の産状. ②南北2地域に分布する花響岩類の関係 ③半深成岩複合型の実体 をそれぞれ確認する。またそこから、横田地域の白亜紀から古第三紀にかけて の火成活動の様子を考察することを目的とする。 なお、図1−1に本研究の調査地域を示す。. 1.

(4) tl’s. ま. 大東町. 冠. 広瀬町. 布部ダム. 1)v.. ///」. ∼一〆∼・ttrri.・一一一・ 汽 砺、. (R432) i. f. 仁多町. ζ /’堰f. ∫4〃’暢. /1 ’ZtioJ.一一一rstf. /ノ鱗”ノ/ t,tノノ/砺ノ. / (R31 4) /’g /一・ 三成ダム. tj− t’f. 横田町. “”til. 船通山. /. 〆ノt・・/一’tt/. 1142.5. t一.1. ループ橋. 鳥 取 県 県境 一一・・一一…一’. ャ境 道路. 広島県. 吾妻山 1238.8. 三国山 1004.1. @o. c). 鳥取県. 図1−1調査地域図. 兵庫県. 根県 岡山県 広島県 。. 2.

(5) 2 地質概説 2−1日本列島における火成岩の分布 日本列島における火成岩の分布を、勘米良ほか(1994)がまとめた結果を以 下に簡単に示す。日本列島において火成岩は、全体の37.62%の分布面積を占め ており(表2−1参照)、なかでも新第三紀から第四紀にかけての火山岩および、 白亜紀から古第三紀にかけての深成岩が広く分布している。種類別では特に、. 花商岩類などの酸性貫入岩および、それに伴って産出する流紋岩類が多く、そ れらは東北地方の南部から中部地方をへて、中国地方に至る地域に集中してい る(図2−1参照)。なかでも中国地方においては、白亜紀から古第三紀にかけ ての酸性貫入岩類、およびそれに伴う火山岩が、きわめて集中的に分布してい る。. 表2−1日本列島における各種岩石の分布面積* (磯山ほか,1984による) 地質時代 第四紀 新第三紀 古第三紀 白亜紀 ジュラ紀 三畳紀. 岩 種. 堆積岩★☆. 火山岩. 深成岩. 変成岩. 面積[k祠. 比率[%]. 73」12.4. 19.31. 58,454.4. 15.44. 14β14.5. 3.91. 25,577.5. 6.76. 3,318.4. 0.88. 220,520.7 kπド. (5825%). 1,374.2. O.36. 古生代(∼中生代)燃. 43,869.3. 11.59. 第四紀 新第三紀(∼第四紀). 33,168.4. 8.76. 49,600.8. 13.10. 白亜紀∼古第:≡紀. 15,708.0. 4.15. (2602%). 新第三紀 白亜紀∼古第三紀 先白亜紀 低圧(∼中圧)型 高圧型. 3,747.8. 0.99. 43,924.8. 36,668.6. 9.69. 3,508.4. 0.93. 4,492.7. 1.19. 砿147.0. 2.94. 378,562.4. 100.00. 9,877.2 k海2. k解. (11.60%). 15,639.7. k解(4.て3%). ★地質調査所発行100万分の1日本地質図第2版(広川ほか1978) に図示された各種岩石・地層の分布面積をデジタイザを用いて測定し 集計した値。 ’★先新第三紀の海成層中の火山岩(おもに玄武岩)は堆積岩に含められ ている。 ’t’. ゚年、三畳紀のコノドント、ジュラ紀一白亜紀の放散中などの微化石が. あいついで発見されたことにより、かつて古生層といわれてきた地層の 大部分が中生層(おもにジュラ系)であることがわかってきた。従って この値は近い将来大幅な改定を要する。. 3.

(6) ズ謀rフ. 堆積岩. 火山岩. 顯翻最新統. 霧翻主に第四紀 繊繍新第三紀 盤翻白亜紀∼古第三紀. 繍E第三系 顯中生界. 纈瞠古生界. 深成岩. 戦塵酸性貫入岩. 盤塩基性および超塩基性貫入岩. ノ/. 変成岩. /. 闘広域変成岩(高圧型) 繍幽広域変成岩(低圧型). 鱒鵬飛騨変成岩. 蟻 一EL.X. /)<講 鰹 / ノ. /. x. 孟阜. 鞠鰭冤. 麟. ノ. 罵. ・L腕. 鷺. ’恕 ・. \ぜ. ’蹟勲. . 議. 、ノ. ノ『. 耗醗羅. 煤h1. “s. ’ 噛F 』.餉. メ 、/. f /. /. x. ・』. ノ. ノ. /ヅ \{ ノ. ヤ. メ. /. 、. /. ! ノ X・NN. 歪. ノ. SNN 柵吻暉口縄棄. ズ. \、ノ. \. 塩! 帰 噸.嘩一唱議鵜 りし コ ぽゼヰ もホかいほ. エ,一一…一編.

(7) 2−2.中国地方の白亜紀∼古第三紀火成岩類 日本の地質中国地方編集委員会(1987)がまとめた結果を、以下に簡単に示 す。中国地方の白亜紀∼古第三紀の火成活動は、まず、白亜紀中頃の領家帯で 激しい火山活動から始り、その後、火山・深成活動は時代をおってしだいに北 へ移り、南から北へ領家・山陽・山陰に区分される、3帯を形成した。これらの 火成活動は次の4つの時期に分けられる。 ①関門期(中期白亜紀) ②敵前・吉舎一阿武・高田期(中∼後期白亜紀) ③因美期(末期白亜紀∼古第三紀暁新世) ④高山∼多万川期(古第三紀始新∼早早世). ①の活動はおもに山陽帯の西部と領家帯、②は山陽帯、③と④は山陰帯でお こった。なお、表2−2に白亜紀∼古第三紀火成岩類の対比を示す。 陰. 山. Ma 古. 30 4. 5. 紀. 60 70. 亜. 80 90 100. 紀. 11. 帯. 陽. 部. 東. 領家帯. 更灘南[騒士欝薯麺コ. 繍麟驕慕壁高灘欝籍鷺縷’. 第. 白. 山. 部. 中. 部. 西. しコ し り し「一一一一一一一一一一一一一一一一一一『一一一一一一一一一一一}一一1. i. 因美期貫入岩類 1. 一『一一一[璽亟丁一一一一一『一L一__一一__」. 國圏睡巫翻塵三訂. 三皇 関門層群. 高田流紋岩. 雪止租広・期貫・岩類. 吉舎安山岩. 睡丞≡翌. 圖麗. 領 家. ゐ. 團. 嘉. 関門層群. i2. 表2−2白亜紀∼古第三紀火成岩類の対比(飯泉ほか1985を一部改編) 点線は山陰帯、実線は山陽帯の火成岩を示す。. (1)領家帯 山口県の柳井半島一周防大島、広島県と岡山県南部の島々が領家帯に属してい. る。この帯の火成岩類は領家変成岩をともなう海商岩船(領家花闇岩類)であ る。領家花塗岩類の大部分は柳井半島一周防大島に分布しており、広島県・岡山 県南部の島々にもわずかに分布している。これらの花歯油類は、早期のものと、. 忠心のものとにわけられる。領家花歯岩心は貫入の場の構造的要素において山 陽帯花崩岩類と異なるが、化学的には類似する性格を有している。. 5. ?.

(8) 133’. 133’. ’巳.. ’図2−2. 本. ’lt. 1鮮’. .海. Ik十. 逑. 漏一. 一㍉. .中.国地方.. 地’ ソ..図.. 出漁山岨. 鳥取. .瑠. 像霧籍季1・∴・・’∴. 1’t. ptecs tt.. .ノ’. 圏騒. 松江』. や 十 令. ◆尊。. 干. :=・.. 十十. 恥F 一.L・. ロ ぎ れ 雑嚢慧ヨ・+十. ..=;:::=舞魯、. 十十. 十ナゆ. 十十. aAA. 十が 十十が 十十t十xts 十十rc. E−t.;.一.di=rn. 轟,隠・.・,、,、. ,ト 十. P 畠=一一 蕊』 つヒ 『、♂. 36’. ほ. 驚. >iEtt’. 十 .. 十. ◆や. 十. 1 三 ,.. 繊麗. 。.’・. ダ. ・←φ. 。s灘毫. ョ. ム. 難. 蛎. 蕪雑慧. ツ. 雛 ctwwL ===1 X.. 鉛X=“==. .嚇i馨羅、欝欝 tCl) 號鰐欝転語 ;’)’. )N. 、. 籠. 」へ. 覧 〆、. ’i詠. 蟹蓑・ 謎 襯鞍鷺纂{・. l鍮鐵. 1・・灘赫. t. +A +. 十. 至難 ロ. 1. 十. 噛 .・,. 鈎’. 十. 十十. ’. 十一. 三山. 十. 一」. ;樋膨ざく, E町1’∵. 、1’. 、 、 コノ ヘ リ. 狽mtN;1. s. t. 叢. 亀’. 畿 十. 十 十. 1ES+.. 難業魏. 十一十. ;++±. 十Li st;. ノ. ;’ ±4’;’ tr:f,‘〉.〈,re. 、. 姻議y.+÷催 +. 十・十. x. o. 二二一一. 閉一酔≡一ま ¥1十 十/十・十 十1十’十. 十/’o. 瀬 夢鞠.雌). 野 ’卜’L. Lt .. 凶. 1餐. 一配瞠一 .(. や コ の. 34一. QN・Ne/ .ノ. 先 白 亜 系. ’h..一一. 撚・・ラ・篇中. ,. ●. ◎. ●. .. ◎ ら. ○. 戸 内 ミ海. 匝}上…繍… .. ’1. /・. ’ ∵:・1・:・:・三一上部中新玉 9∵t・■・1火山者顎・・三層岩頬. jdipu・i‘ge・・.eg. 鮮新統一完新統, ’ 完新統(未固結砂・泥・礫). ・x. ’xl,. 8. x. ◇◇c分◎Q瀬戸内区中部中新統火山岩類 :1::1:}lil;瀬戸内区・西海区 ’… F;=:::. ?白?V一億鋸鎌頬. 瀦朝講麟 睡塾灰岩・・・…N一べ・ム・ :::::・・一・ ㎜・・・・・…一べ・ム・. 罵・鰍山岩・. 圃・欄纈. 愛書麟認蠣謬殺俘. 藍ヨ徽成・. 区ヨ灘!1脇毛。.,。騒三郡・蛸. o: :9鮮新一更新統堆積姦謀. 響難下部蝿鵬一轍嘔]麟・瑚睡蜀卿・・醐…’・X−M・. 盤翻鮮新召潮瘍糊・. :きi:iξ:i勃発r’rp新統・. ’㎜皿撒. ■■膿性岩頬 、ち獅・亜墜・岩類・r畔・ し つ. ひ. ウ. の. ㌧。。㌔㌦・領家花こつ岩類 ・. 1気ウ●. 謹棄票票チャーfト・.泥岩相の中生界. i……≒…田万川期貫入岩影. i難異調駆幅中層. 鮮新一更新統火山岩類 (アルカり岩). (今岡輝喜・早坂康隆・山崎博史作成). 匿≡・・’・…擁. 懸・新一完職山gm. 醗. ・100万分の1. 坙{地質図(地蜘査所,1982)に」鋤峰修正. e. く』‘o. 始縦続一中新湊. のロロ. ._、 ■ ● ● ◇ 」雫 o O , ● ◆. ./・ノ. 十十.v ). 一♪_マー2. g. eo. 尺. iT十K2!. ..//. .9・. 白亜紀一古第三紀火成.岩類 (一部謹製岩類をふくむ). 十一十一十. ノ ’馳Lk. ぜ コ 騨.}. ;十af. −e. 葺・+∴必...・:. . t’t ’. _。膨乍. 十・+. 欝多σ. 一... E>}. 1十 ij. 十. 6y腱亀’・ ノ. ’つy‘. 至十.十. 麟 ’!;tr aへ’. +e++.+. 福山 十. t;1. tti」’〉,1. :一’ sr“ J〈liLXI, 塗:・十. +:+x. ≒・・潮. +十十 +メ彦,. 十一十 +・+. v十’十£ 十 十十. なぐ’、,. Zt’一’+’#tS. t. 9.,’s,渠. 十一十. し. ‘蛋. 十. l 十sice. .. 十一十. 1三}メ、・. 輪 一’ C彰彰. 与・,、. −N−. 一31,’. 十十. 十十. ;’i. t. 十IL十Yx,;. ’. 十・十. Fli、. 一. ,且. 澱唱. 7.+ v十.rt l’,V. ゾ. 重蘂;==. 二L=しゾi. :“7+;,if. ・・. rp,,e:f. ∵・:・;・ゆ:i :tit. v. t. ’. 奇」“、i. 、’…’. ’嚇. pr’、十. 霧.. ,》貰,’!、. E・:一r/3:“. 。. v. ・・=. }r7)/1.. ’レ git14Ses. 十 ’ c}lrr’.’,,c.s. 菓罠蒙一…FkX;一『4岩国‘り. +.≒葺・LY. 1こ}乙ツ1. …彦、、 うy こへ. ;’. lllr,. t””. l了’” tTf.tr. り’。. 層一9. 》、’ノ. lfi:;:. 二=. == 一, ew.t’tl. ,,”」昌”. )idj T..一. tri. ワ!. ッ賎 御 V見・.. ”・v十. + ,遙’. u・. ”レ匿. ハ’く. v,きり’. ,+ ・・. ..・. ぐ’♪ソ. 十.efl十.;± .L〈’..WFT, ;7F. ).N!4.N{N,. t. 十7十. 山・. +毫一璽 ;. 瀦. …レJて彦蛉. 汽. C泌’¥豊7. ろ・1,、 eeteqt,i 。++鍵廊告,酬ぐ膓. +懸麟藝. 灘灘. q#◆. ÷幸 十十 へろ源粥、, 十 ffi.〉〈.十. く;〈」》、’ゴ彊. 叙為”卜満. 。A. 一=次1、レ.=iii=. 一h. ’t 、‘, て, ’_ 亀 、 q. 口■・・. t“tZZR一一十. ドA:il++,. 噛、’. −十. ’. lf,’9t.1“.t・い,1泡. 冨、’. 鯛「十,←. ’・. .㌧ 」+)。・く’・遜ラ翠ζ,,、,. 慧輔i垂+㌔ 超 一一 十十 露 −t. t. 、一’、鴨「. 〉.,.s:t}MJ. ’」 ゴ. 覧. =丁ミ(. 騰灘鞘 懸1講欝 弓. 心乱. そ’N’v. 十’十2za. 十g96iR!1=. 竃一. 羅、.篠懸幾難懸盤 │心 婆 7暴…+‡霧雲←. 7二阯. ’:『’訟弍、,Kレ・一. ’s.讐て、r、’只、71’. .. 彗学士. 。. u. アヲ らに P夕 ,田^葦’” ,一轟、,、 ’ 十 い ヲ. 十多 膠1 争’1.夢1之. ee.,:.,一:iltL. 物ミ劣」一・’こ・ξ. 十. 鴻. ,’ E・. ♪一72・. t>. 十 J’. 1に. 犠p“. 騨. 整由.. 噌ゆ◆◎ 十一十十・. 鐵、. ,巳,,;. ’. ’. 十一一一. 1磯子. レ・く1な. ・ハ. E 46ム.△》. 竃 ’バ、. 十十十一. 蓉1…………鐵鰐. 2,tnytt,.,c.ls,. 4ム 十. ・1烈ξ嚇. 十十. 〇. ◆◆◆ゆ. 灘 論難鍵搬…羅講. 蓑. 灘き。 .{. 十十. 十十一. 魏灘i’. 一n. 乙. 綻. ee. 擦難. 1f’. ’「、.. ノ. 鉱鐸妙. 隷桑,. ,t..k.ti=’一 Vl. ・, 殊コ≡・ゴー・嶺_. di. v. .“. ・覗乞畠th_r.,二. 噺冨. 1:. VA. 帖. ム. ’憶.十 こ三三≡蕎 が 誕_ 牽密 o 十f十 亨‡‡議些慧‡:‡“ xl 彰 ヴ x 氈=p!鉾ずナ 陶 x 雨ワ1’ 鷺i肇,蚕…該榊 《楽 γ建一 売 耕帰馬∼:ill lI ◆獄錨峯‡ [x x x ’:x 山斗霧鐘・曽『鼠㍗翁”’ 」」癌 →}へ幹. ,』 十十十+÷ 声ハ 箋 上毛籍麺冠+ 轟 タ x ‡ナ +÷paナ# 崇___ 谷、 ,乱、獅論 ‡=噸 t・砿’ 寮十オ・十楽か .. ++. {++〆 一亀 十十寧 、■ A罪 フ _ 譲叢中業 亭 1’ ,、, 桑、、・ か“←十 ,r ・・. 召51. /“ 一PC−S=L”=. ムムム. ,. ←. ←. ■■18巳,・」隠岐片麻岩 t 8零,.

(9) (2)山陽帯. 中国山地の脊梁山脈より南の大部分を占め、その構成岩類は火山岩類と深成 岩類とに大別される。. a)火山岩類 安山岩質∼流紋岩質で、溶岩・火砕岩を主とし、しばしば砂岩・頁岩・礫岩 をはさんでいる。この帯に分布する主な火山岩類は、時代の古い方から、関門 層群・周南層群(中国地方中部の吉舎安山岩類をふくむ)・匹見層群・阿武層 群(中国地方中部の高田流紋岩をふくむ)などに区分されている。 ○関門層群 主として安山岩類からなり、山回県中一西部に広く分布するが、これより東で は点在している。. ○周南層群(吉舎安山岩類をふくむ). 安山岩∼デイサイト類からなり、中国地方中一西部にのみ確認され、東方への 延長はあきらかでない。. ○匹見層群. 流紋デイサイト∼流紋岩類からなり、島根県南西部から島根・広島県境にそ って北東一南西に細長く分布する。. ○阿武層群(高田流紋岩類をふくむ). 大部分が流紋岩類であり、中国地方西部から東部にかけて広く分布している が、連続していない。本研究で取り上げた横田地域に分布する火山岩類は、こ の高田流紋岩類と一連のものと考えられているが、高田流紋岩類そのものが. 化石に乏しく、放射年代の測定値がなく、さらに火山層序が確立していないた め、その地質年代がはっきりしていない。なお、図2−2に示した中国地方の地 質図には、白亜紀火山岩類・砕屑岩類として記載されている。島根県中東部に 断片的に分布するこれらの火山岩類は、いずれも流紋岩質∼流紋デイサイト質 火砕岩を主体とし、多くは因美期および高山期の貫入岩に貫かれ接触変成作用 をうけている。. b)深成岩類 瀬戸内沿岸を中心として分布し、特に広島市周辺に広く分布している。中国. 地方西部では火山岩類との前後関係から4期の貫入時期が認められている。石 英滑れい岩∼下歯岩からなる。一番広く分布するのは花商閃緑岩∼花嵩岩であ り、その大部分は、阿武層群および高田流紋岩類の活動に引き続いて貫入した ものである。これらは広島花闘岩と呼ばれている。石英斑れい岩∼石英閃緑岩 は、花商閃緑岩∼花崩岩とともに、比較的小さい岩株・岩脈としてみられ、お もに脊梁山地の各地に点在している。. 7.

(10) (3)山陰帯. 山陰帯の火成岩類の形成時期は後期白亜紀から漸新世にわたり、古いものか ら広島・因美・高山・田万川の画期に区分される。 ○広島期火成岩類. 島根県邑智町高畑付近からその西方に、東西7㎞・南北4㎞にわたって分布 する高畑花闘岩体や鳥取県用瀬町の用瀬花崩岩体などが知られている。高畑花 歯岩体は暗色包有物をほとんど含まない。. ○因美期火成岩類 島根県の江川中流域から鳥取県にかけてバソリス状に広く分布しており、本 研究で取り上げた横田地域に分布する貫入岩類はこれに相当する。主として花 崩閃緑岩∼花醐岩からなり、石英閃緑岩・石英出れい岩をともなう。同時期の 火山岩類としては、中国地方中一東部の脊梁山地に分布する津黒山・那岐山地域 などの火山岩類や、島根県中部の桜江層群、山口県南部の三原流紋岩類、島根 県中部の江津火山岩類が考えられる。これらの火山岩類の放射年代はほぼ60∼ 85Maで、密接に伴う岩株・岩脈状の深成岩類と年代値がよくにている。 ○高山期の火成岩類 この時期の貫入岩類はおもに花商斑岩・グラノファイアー・アプライトなど の酸性斑状岩盤である。. ○田万川期の火成岩類 島根県大田市南方に分布する川内層群に密接に伴いそれを貫く。おもに花商 閃緑岩∼斑れい岩の小岩体である。川本花歯閃緑岩体・祖式閃緑岩体・槙原複 合岩体などが知られている。. 2−3島根県の白亜紀∼古第三紀火成岩類 島根県(1985)に基づいて、島根県に分布する白亜紀から古第三紀の火成岩 類を簡単にまとめる。島根県には白亜紀∼古第三紀の火成岩類が広く分布して おり県下の大部分の貫入岩類は、山陰帯に属するが、県南西部に分布するもの の多くは山陽帯に属している。. (1)火山岩類. 島根県下のこの時期の火山岩類は大きく白亜紀のものと、古第三紀のものと に区分される。. 白亜紀のものは、県西部では邑智層群・匹見層群・阿武層群および江津火山 岩類に区分される。一方、県東部では邑智層群・大万木山層群等に区分されて いるものの、それらの相互関係や県西部の火山岩類の対比が充分でなく島根県 地質図編集委員会(1982)では未区分火山岩類として記載されている。本研究 で取り上げた横田地域に分布する火山岩類はこれに相当し、これらの火山岩類. 8.

(11) は、一部に安山岩質凝灰岩・溶岩を伴うが、主体は酸性の火砕岩類である。. 古第三紀火山岩類は、白亜紀のものと比べ、デイサイト∼安山岩溶岩・火砕 岩が卓越している。また、これらは古第三紀中期のものと後期のものとに区分 され、前者は高山期火山岩類、後者は田万川期火山岩類である。いずれも県中 部から西部にかけて広く分布するが、一部、県東部にも分布する。これらは円 形ないし楕円形の輪郭をもつ鍋状陥没体を形成することが多く、特に田万川期 のものにその傾向が強く認められる。. 白亜紀および古第三紀火山岩類はほぼ重複した地域で活動しているが、後者 は日本海に隣接した地域での活動が顕著で、時期的には新第三紀のグリーンタ フの活動に連続している。. (2)貫入岩類 貫入岩類は白亜紀の広島貫入岩類の活動時期に対比されるものと、白亜紀最. 末期から古第三紀初期にかけての因美貫入岩類、および古第三紀中後期のもの とに区分される。このうち広島貫入岩類の活動時期に対比されるものは、県西 部を中心に分布するが、中央部にも一部分布する。測れい相等の塩基性岩も伴 うが多くは花商閃緑岩∼花歯岩で、一般に帯磁率は低い。因美貫入岩類は、50. ∼70Maの絶対年代値を示すもので、その多くは弁韓東部に分布し、横田地域 に分布する貫入岩類は、これに相当する。斑れい岩∼花園岩が主体で、鳥取県 へかけて東西に延びたバソリスを構成している。一般に帯磁率が高く磁鉄鉱系 の花曇岩である。. 古第三紀貫入岩類は、高山期火山岩類を貫き田万川期火山岩類に覆われるも のと、田万川期火山岩類に密接に伴われるものとに区分される。前者は始新世 のもので、県主・東部に、後者は漸新世のもので県西部に広く分布する。いず れも斑れい岩∼花闘岩から構成されるが、斑状の浅成の岩相が卓越し、高い帯 磁率をもつ。因美貫入岩類が東西世の伸びをもって分布するのに対し、古第三 紀の貫入岩類は北東一南西ないし南北性の伸びを示す場合が多く、その分布も広 島県との県境付近を南限としている。したがって、火山岩・貫入岩類ともに時 代を追ってその活動の場の南限が北上した可能性が指摘されている。. 2−4横田地域の地質 多里地域の地質を猪木・坂本(1977)に基づいて簡単にまとめる。本地域は 中国山地の中央部に位置し島根県・鳥取県・広島県の3県にまたがっており、 地質学的にも古生層から第三紀層、第四紀層にいたる、中国地方を代表する種々 の岩石が分布している。. 本地域は日本の地質構造区分からすれば西南日本のほぼ中央部に位置し、シ ルル紀に始まる古生層およびその広域変成岩である三郡変成岩を基盤として後. 9.

(12) 期中生代(から第三紀にかけて)の火成活動による火山岩類及び深成岩ないし 半深成岩類が本地域の大部分を占めている。特に多里(推定)断層の西側のほ とんどは、中生代の火成岩類によって占められており、古生層に伴う超塩基性 岩を除くと、新第三系やその他の岩石、堆積層はきわめて局所的に分布する。. これらの火成虫類は、中生代の後期に日本列島全域にわたって起きた激しい 火成活動の産物の一つであり、日野川流域に見られる数多くの三郡変成岩類の 岩片をふくむ安山岩質凝灰角礫岩にはじまって、デイサイト質ないし流紋岩質 の火山岩類が本地域全域を覆ったものと思われ、それに引き続いて、閃緑岩質・ 花崩岩質の深成岩・半深成岩などの貫入岩類が活動した。 多里(推定)断層の西側ではその貫入岩の分布に方向性があり、北東一南西な いし北北東一南南西の方向に帯状分布をしている。この貫入岩類はおおざっぱに いうならば、塩基性ないし中性の半深成岩あるいは酸性の半深成岩が活動し、. 続いて花嵐閃緑岩・黒雲母花二二が形成され、最後に鳥取花闇岩のような巨大 なバソリスの形成で終わっている。そして比較的遅い時期の貫入岩ほど粗粒に なっているという特徴がある。. 以上のような貫入岩類の関係は多里(推定)断層の西側の地域においてはほ ぼ明らかにされているが、北に隣i接する図幅地域(村山ほか,1973)ばかりでは. なく、鳥取県全域にわたるものとは、必ずしも一致していない。. なお、表2−3に横田(多里)地域の地質総括表を、図2−3に横田地域の地質 図をそれぞれ示す。. 表2−3横田(多里)地域の地質総括表 時. 代. 層. 序. 火成岩類. 備. 考. 神積層,崖錐堆積物,火山. 第四紀新第三紀. 現 世. 醒炎出). 叝o物 ヘ岸段丘堆積物 三井野原礫層. 更新世. 田田目1日 塩基性火山岩. かんらん石玄武岩 鮮新世. 吾妻山礫層 1 1. 中新世. 「1. Ill「口 1. C侵. 備北層群. ヤ嵐岩類. 古’第三紀 流紋岩∼デイサイト質火山. ヘんれい岩類 ?ォ∼酸性火山岩類. 笳゙,安山岩質火山岩類 中 生 代. 三 畳 紀 古生代. f層運動. 白 亜 紀. ジユラ紀. 二 畳 紀. ホ 炭 紀. ‘’. 変成”古生層. @ ll @三郡変成岩. 槙譿ォ岩 エ塩基性岩. イ起・陸化 @ 低温高圧型 @ 広域変成作用. i超塩基性岩). {州(秩父)地向斜. 槙譿ォ火山岩. 10. ス里(推定)断層“後期中生代火成作用”.

(13) 一県境’tt一・t……一…町回. 道路. 戸 ニ ゴ. @ @ @. ダ. ‘. づ 晒. E一 堰Eハ㌦ノ〆強7!㍉. 二. 訪’r節. げ. ジ. ρ. ・. ・〈葺wL6. ゴ (R432). ρ. 仁多晦 一. μ. 員. ㍉,,,ノ/ノ”’. !!ノ ^/ハ’’”ヴ/’. ’. 横田町. 盲. 冒. //ノ’”ノ 脅. @. @ @. 閏. @ @@. 町. /〆’. 、 、. 篤. ! ’. ! ! 、 、 、. ! ’ ! ’ 、 、 、 、 鴨㌦. @. 蕪w:椿. 、 ノ 、. @ @. 1 、 、. ’ ! ! ! ! ! 、 、 、 、 、 、 、. @. ! ! 、 、 、. ! ノ ’ ! ” ! ’. ’ ”. @ 、 、 、 、 、 、 、 、 、 @ ノ ! ノ ノ ! ! ’ ! !. 曝. @ @. @ ●. @ @ @ @ @. ’. @ @、 、 、. ノ. A. @@. @. ’ ” ! ! 1 ’ 詫. 、 、 、 、 、 、 、. ! ! 、 ノ、ノ ! ! ! ’ 、 、 、 、 、 、. I ’ ! ! !. ノ !. @. I 流. A. @I ’. ! A 、 I ’ A 、 m. ノ. A 、 !. ”. 1. @ @. I ! ”. @f ! 、 ! I ! ’. I. 、 、 、 、. ! ! ! ! !. @ 、 、 、 、. ! ! ! 、 、 、 、. @A I !、 ! 、 、’ 、 ! @ ! ! ! ’ @. 、 、 、 、. @. 、 、 、. @ ! ! ’ !. @ ノ ! 6 @ 、 、. z. 7 !. @ @ 7 、 ! @ ! 、 @ @ @ !、 !. ,、! 、 ! 、 ! ’. ’踵電’ @ 、’、!、 ! @ @ 1 ! ’、 !. @、 A 、. ぞ囑. 、!、! 、. ! ! ! ’ !. 、 、 、. @ 、 @. ㌦L 、 ! !. 、 、 、 、 、 馬L 、 、 「L 、 鴨L 、 、 、. 、 、 、. I. @ノ ! @@! !. 、. ! ! ! ! ’ ’ ” ! ! 1. @@ @ @ @@ @ @. ! !. ’. A 、 I. 、 、 、 、 、 、 、. ■ ノ ’. A 、 、 、 、. @、 @! ! V ! @、. I ! ! ! A 、 、. 、 @ !. @ ” @ 、. A 、 、 、 、. m A! 1 ” 、 、 、. f !. 、. @ ’. h、 、. ! ! ! ’ ! ” !. A 、 、 、 、. @I A!、’、ノ、! A 、 、 、. @ 7 ノ. A 馬L. 、 、 、 、 、 、 ! ! 1 、! ” 、 、! 、 、 、 、. I ! ! ! h. @! ノ 1 ! ! A 、 、 、 、 I ! ’ ` 、 、 、 f ! !. ’ ! ’㌔!、 ! 、 、 、 ! ! ’ ! 、 ノ 、 ノ 、 ノ 、 ’. 、. @ ! 1 1 ! ’ @、 、 、 、 、 、. @’ ! ! 1. I ! ! ’. A 、 、 、 、. ’ !. @. @、 、 、 、. f ! ! ! A 、 、 、 、 f ! ! ! A 、 、 、 、. 、!、. @ @. 、 、. ’ ウ. @. @ ” 1. 、 、 、. !. 、 、 、 @ ノ ノ !. @、 、 、 、. A 、 、 、 、 、 ㌔ 、 、 、 、. 」. @、 @! A”. Aへ舞÷. @. ノ、 、. @ ! ! !. A’、. .. b. @ 、 、 、. @ ! ! ’ 、 A 、 、. 、 、 、. @’. 、. @、. !. !. I ! 1 ! ’ ! ! ! ! ! A 、 、 、 、 、 、 、 、 @ ’ ! ! ■ ’ ! ノ. @ 、 、 、 、 、 、 ㌧ @. ! ! !. ㌔ 、 、 、. ! ! ’ ! ! ノ ! ! ! ノ ! 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 ! ! ! ” 〆 ! ’ ! ! ! 1 ! ! ’ !. GW3. @ 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 フ 」 ” ! ! ! ! ! ! ’ ’ ’ ” ! @ 、 、 、 、 、 、 、 鴨L 、 、 鴨L 、 、. 、! ” ! 1 1 ! ! ! ! ! @! @ @ 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 ?. ’ ノ. ! ! ! ! ノ ! ! ノ !. @、 「」 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、. @ ’ !. @、 、 、 @! ! !. ! ! ! ! ” ! ’ 、 、 、 、 、 、 ” ! !. @、 、 「」 、. @! ! ’ ■ ! ’. 、. △. A 、 、 、 、 、 I ! ! ノ ! ’ A 、 、 、. @. A 、 f !. A. I ’ 1 !. G7 G6. 三国山. 文象斑岩・花南斑岩およびアプライトGW3多里三国山花商閃緑岩. GW2下萩花高閃緑岩 GW1半深成岩複合岩. 中∼粗粒黒雲母花離岩. GW6鳥取花尚岩. RM 流紋岩質凝灰岩. GW5横田花悶閃緑岩. U. GW4竜駒花蕊岩類. 超塩基性岩. =位ほか(1972)および猪木ほか(1977)を簡略化する. 図2−3横田地区地質図. 11. u.

(14) (1)後期中生代火山岩類. 本地域に分布する後期中生代火山岩類は、北東部で帯状分布する貫入岩類の 問に挟まれ、それらのルーフペンダントとなって残存するものとがある。これ らの火山岩類はほとんどが凝灰岩で、いつれも全般的には塊状で、層状を示さ ない。岩質は流紋岩質のものが大部分であり、カリ長石の斑晶を肉眼的に認め ることのできる特徴を持っているが、部分的にはこのカリ長石が少なくなり、 あるいは全くなくなったデイサイト質のものもある。両者の境界は明確にする. ことができない。また貫入した花車岩類による熱変成作用の影響は基岩類にお よんでいる。. 岩石は肉眼的に石基の部分にはガラス質のものが目立ち、暗灰色ないし黒色 を呈すが、顕微鏡下ではほとんど脱ガラス化している。一般に斑晶は石英・斜 長石・カリ長石、変質した有色鉱物(黒雲母)であり、種々の異質岩片を多く 含んでいる。またカリ長石が含まれない場合もある。長石類には多かれ少なか れ、白色雲母の微小結晶ができている。有色鉱物の黒雲母が残存していること は珍しく、ほとんどが緑泥石化しており、引導岩類との境界付近では、再結晶 した黒雲母の細粒集合体となってしまっているものも少なくない。また、溶結 凝灰岩には、ときに特徴的な偏平化した軽石片が見られるが、脱ガラス化によ って細粒の石英粒の集合体に置き換えられていることが多い。 石基ではガラスが脱ガラス化し、石英の微小結晶ができており、短冊状の斜 長石やカリ長石・石英の微小鉱物がみられる。長石類は斑晶同様白色雲母に、 有色鉱物はほとんど緑泥石や緑簾石になっている。まれにジルコンやアパタイ トが認められ、鉄鉱が散点する。ときには、方解石脈や石英脈が著しく発達し ていることもある。上述の脱ガラス化した軽石の他に、岩石片の中には、安山 岩・泥岩・砂岩・珪岩などが含まれていることがある。 花圃岩倉との境界付近には、捕獲天雷に花崩岩類が取り込まれ、その影響を うけ熱変成岩となった凝灰岩類があちこちにみられ、石英・斜長石・黒雲母な どの再結晶鉱物が粗粒化しているものもある。 (2)後期中生代貫入岩類. 中国地方全域にわたって、後期中生代の火山岩類に伴う数多くの貫入岩があ り、本地域においても上記の火山岩類に関連した種々の貫入岩類が分布してい る。貫入岩類は塩基性岩から酸性岩にまたがり、いずれも古生層・超塩基性岩 そして火山岩類を貫き、それぞれに熱変成作用を与えている。ここで特徴的な ことは、大部分の貫入岩類がほぼ北東一南西の方向をもって帯状分布するという こと、流紋岩ないしデイサイト質火山岩類の活動と、それを貫く中粒の花商岩 質貫入岩類(竜駒花崩岩類)との問にいくつかの半深成岩の活動があって、そ れがまた帯状に集まって分布しているということである。. 12.

(15) それらの岩体および貫入順序は以下のように区別できるが、なかには他の岩 体と区別しがたい類似の岩相を示すものもある。またそれぞれの岩体の貫入関 係は相接するものについては明らかであるが、遊離して分布するものでははっ きりしない場合が多く、貫入順序あるいは形成順序も明確にされたわけではな い。ここでは、できるだけ種々の地質現象あるいは近隣地域などで判明した関 係などを考慮しながら、推定される貫入順序を示している。 ①半深成岩複合岩(GW1) (a)石英閃緑ひん岩 (b)高歯斑岩・文象斑岩. ②下湯花歯閃緑岩(GW2) ③多里一三国山花嶺閃緑岩(GW3) ④竜駒二二岩類(GW4) ⑤横田花蕊閃緑岩(GW5) ⑥鳥取花歯岩(GW6) なお、本研究では上記の岩体のうち、①半深成岩複合岩 ④三巴花崩岩類 ⑤横田二二閃緑岩 ⑥鳥取花商岩 の4つの花崩岩類に加え、北に隣接して分 布する ⑦中品∼粗粒黒雲母花腐岩(G6) ⑧文象斑岩“一花崩斑岩およびアプ ライト(G7)村山ほか,1973より)の6つの岩体を調査の対象とした。なお、 ①∼⑥め半深成岩類および花崩魚類と⑦、⑧の花崩岩類との関係は、いまだ明 らかにされていない。. ①半深成岩複合岩(GW!). 本調査地域内には二つの複合岩体があり、それらは石英閃緑ひん岩・花嵐斑 岩ないし文象斑岩などの半深成岩からなり、入り乱れて産出する。したがって、 それぞれの問の関係あるいは境界ははっきりしない。そのうえ竜駒花歯岩類の 貫入をうけてさらに複雑なものとなっている。 (a)石英閃緑ひん岩. 本岩は半深成岩複合岩体のなかに小岩体として点在するが、竜四花歯岩類の 侵入しているところでは、その中に捕獲岩として残存していることが多い。他 の半深成岩類との関係は明らかでない。肉眼的にはきわめて長い(時には長径 1c皿にも及ぶ)針状の角閃石の発達によって特徴づけられる。 本岩は完晶質であり、主成分鉱物は斜長石・石英・緑色角閃石e一黒雲母であ る。それらは、同一岩石のなかでも、大きく斑晶状をなす部分、小結晶が集ま って石基状をなす部分、またそれらの中間的なものなど、様々の大きさの結晶 が入り交じっている。そのほか、アパタイト・チタン鉄鉱・磁鉄鉱などと、ま れにジルコンの細粒が含まれている。斜長石は一般に白雲母化あるいはアルバ イト化していることがあり、角閃石は緑泥石化している。また、緑簾石・スフ. 13.

(16) エーンなどの変成鉱物ができていることがある。また黒雲母も一般に緑泥石化 している。大馬木南方、小峠付近の複合岩体に含まれる本岩の一部には、ほと んどの構成鉱物が、長径0.5㎜前後の大きさをもった、均質な粒径の岩石とな ったものがある。. (b)花闘斑岩および文芸斑岩. これらの岩石はいずれも優白色、緻密な岩石で、一見しただけでは両者の区 別はつけ難く、両者の関係も野外ではよく判らない。前述の石英閃緑ひん岩を 取り込んでいることが、しばしばみられる。 二二斑岩の斑晶として、主成分鉱物の石英・斜長石・カリ長石(ふつうには パーサイトであるが、マイクロタリン構造を示すものもある。)・黒雲母があ り、石基にはこれらの鉱物の他に、アパタイト・褐れん石・ジルコン・不透明 鉱物などがわずかに含まれる。斑晶にはまれに緑色角閃石が含まれることがあ るが、ほとんど変質して、緑泥石・緑簾石に変わっている。黒雲母もほとんど 緑泥石化している。また、竜駒花崩岩類の貫入しているところでは、その熱変 成作用の影…響をうけ、もとの有色鉱物が分解して、石英および黒雲母の細粒結 晶の集合体となっていることが多い。. 文象斑岩は特徴的な微文象構造をもち、主成分鉱物は花歯斑岩とほとんど変 わらないが、ただカリ長石の量が多くなっている。主成分鉱物の量はカリ長石・ 石英・斜長石の順であり、黒雲母は大部分緑泥石化しているが、極めて少量で ある。そのほか、ジルコン・アパタイトの小粒が随伴し、不透明鉱物も極めて 少ない。. ④竜駒二二岩類(GW4) この岩体は、中央部に広く分布する中粒、等粒の黒雲母花崩岩であるが、局 部的に岩相の変化があって、必ずしも全般にわたって均質ではない。しかし その大部分の岩相は黒雲母二二岩であって、流紋岩ないしデイサイト質火山岩 類、半深成岩複合岩体、下山二二閃緑岩を貫き、それぞれに接触熱変成を与え ている。本岩類の一部には斑状を示すものもあり、また、緑色角閃石を伴うも のもある。また白雲母を含むものも所々にみられる。とくに、小馬木鉱山付近 では、本岩は角閃石を含むことが多く、また著しく白雲母を含むことがある。 また石原(1971)によれば、小馬木鉱山付近で、両雲母花闇岩・黒雲母花崩 岩・五雲二二閃緑岩・乱雲石英閃緑岩・粗粒角閃石含有黒雲母花山閃緑岩など の花丁丁類が区別されている。またこれらの二二岩類には、あちこちに、数多 くのべグマタイトおよびアプライト脈が発達している。ひん岩類の貫入も少な くない。. 14.

(17) ⑤横田花野閃緑岩(GW5) 本甲は、本調査地域の中央西部において、竜野花聖子類と鳥取門歯岩にはさ まれ、北東一南西方向に、約1.5㎞の幅で帯状分布する粗粒の花醐閃緑岩である。 両岩体との境は比較的明瞭であるが、小馬木付近では、やや不明瞭となってい る。鳥取花甲岩とは粒度においてよく似ているが、肉眼的には、角閃石が含ま れていることで識別できる。. 本岩の主成分鉱物は斜長石・石英・カリ長石・緑色角閃石・黒雲母で、少量 のアパタイト・ジルコン・チタン鉄鉱・磁鉄鉱などを伴う。黒雲母・角閃石は 部分的に緑泥石化しており、ときに、細粒の褐色の黒雲母の集合体となってい ることもある。. また、本岩体には数多くの塩基性の捕獲岩が含まれている。この岩石には 拳大のものからコイン大のものまで、大小さまざまであるが、岩質としては石 英閃緑岩ないし角閃石はんれい岩質である。斜長石・緑色角閃石がそれぞれの 塩基性捕獲岩に共通する主成分鉱物で、黒雲母・石英がそれらに加わる。粒度 は中里ないし細粒である。ときには、細粒の黒雲母の集合が有色鉱物を置き換 えており、また、角閃石には長くのびた針状のものがあり、原岩の一つとして、 半深成岩複合岩体中の石英閃緑ひん岩が考えられる。本岩体中にも、所々にひ ん岩の岩脈が貫入している。. ⑥鳥取花歯岩(GW6) 本岩体は鳥取市付近から延々と連続的に分布する。後期中生代の貫入岩類の なかでは最末期に活動した黒雲母花崩岩体の一部である。極めて粗粒、均質な 岩体で、外観はピンク色を呈することを特徴とする、かなりの広がりをもつバ ソリスであろうと推測されている。 本地域の本四は粗粒、均質で、主成分鉱物は径0.5∼1cm位の石英e・カリ長石・. 斜長石・黒雲母であり、細粒で少量のジルコン・アパタイト・褐れん石・不透 明鉱物などを伴う。カリ長石にはパーサイトとマイクロタリン構造をもつもの とがある。黒雲母はときに一部緑泥石化している。 本岩中にも、ペグマタイト・アプライトの脈がかなりよく発達しており、ひ ん岩の貫入もあちこちにみられる。. 鳥取花崩岩についての同位元素による絶対年代の決定は、K−Ar法(黒雲母に よる)とRb−Sr法(黒雲母と全岩による)によって行われおり、いつれの結果 も、ほぼ61m.y’.と一致した年代が示されている(Hattori and Shibata,1974)。. 15.

(18) (3)新第三紀以降の堆積岩. 第三紀に入ってからも、この付近は陸化の状態が続いていたが、中期中新世 の頃になって、広く海進を受けた。多里・三井野原などに点々と分布する新第 三系は、備北層群として知られている中期中新世の古瀬戸内海海域に堆積した 海成層の一部の残存で、多里付近のものは多里層群ともよばれている。備北層 群の下半部の堆積期(海進初期)には、溺れ谷にとむ細長い多島海が出現し 温暖な浅海ないし汽水域が卓越していたが、上半部の堆積期(海進の最盛期) には、外洋性の環境に転化した(多井,1957)。このような見解は、本地域の 中新統についてもよく適用できる。. その後、この地域一帯は陸化していたが、第三紀末∼第四紀初頭になって 一連の火山活動が生じた。本地域内に見られるいくつかの玄武岩溶岩台地は そのころの火山活動によって形成された。この時期については、鮮新世とも更 新世ともいわれており、今のところ時代を決定する確実な根拠はない。 第四系の発達はこの地域では貧弱であり、各地の河川沿いに小規模な段丘が 見られ、また、山麓に崖錐が見られるにすぎない。これらと同時期には、西方 の三瓶火山が放出した火山灰も地域内各地に堆積した。 (4)鉱物資源 本地域の主要な鉱物資源はモリブデンであるが、現在は稼行されていない。. また本地域付近は、古くから”安来鋼”の原料砂鉄である”山砂鉄”の産地と して知られており、花甲岩の分布地域には、随所に風化した花暗岩類の”マサ” を切りくずした跡や樋流しの跡がみられる。そのほか、花平野類の変質地帯の カオリンが小規模ながら稼行されている。 1.モリブデン、タングステン(小馬木鉱山) 2.カオリン(矢野馬木鉱山). 3.山砂鉄(鉱床そのものの位置は把握できない). 16.

(19) 3研究方法 3−1野外調査 工業技術院地質調査書発行の5万分の1表層地質図「横田」(村山ほか,1973) および「多里」 (猪木・坂本,1977)を参考に、露頭の位置を確認しながら野. 外調査を行った。特に本研究のねらいに沿って、各花母岩類の代表的な岩石を 含む露頭や、それぞれの岩体が接していると思われている部分、また半深成岩 複合岩の岩体を中心に調査した。 野外調査では、できるだけ多様な岩石を採集し、正確に地形図上に位置を記 入していった。また露頭から露頭全体の構造を観察し、岩石の貫入関係や、ど こまでが同じ岩石と認められるかなど、現地で観察できることをすべてノート. に記入し、スケッチした。さらに、必要に応じハンマーなどをスケールに用い て露頭の写真撮影をおこなった。. 詳しい調査地は、巻末の付図に記した。. 調査期間:1995年ll月∼1996年12月 調査地域:島根県仁多郡横田町・仁多町を中心に、能義郡広瀬町、大原郡 大東町および鳥取県日野郡日南町にまたがる地域。. 用いた地図:国土地理院発行1/25000地形図(比婆山・道後山・下横田 多里・横田・阿毘縁・上山佐・布部). 3−2室内研究 (1)試料の整形. フィールドで採取してきたサンプルを、一目で見比べられるよう、約5cm ×2cm×2cmの四角柱のチップに整形し、後の火成岩類の分類時の参考にした。 また、代表的な岩石をサンプルの標本として、8㎝×12㎝×3cmの板状に整形 し、写真撮影を行った。. (2)薄片の作製と偏光顕微鏡観察. サンプルの特徴をさらに詳しく調べるため、岩石薄片を作製し、偏光顕微鏡 で観察した。岩石薄片は1つのサンプルにつき、2枚ずつ作製した。薄片の作 製にあたっては、各サンプルを2,5×4cm程度のチップに切り、電動式研磨機. 上でカーボランダム150、320、600番で研磨し、仕上げとしてガラス板上で アランダム1000、2000番を使:用して研磨した。そして、レークサイドセメン ト(一部の試料はペトロポキシ154)でスライドグラスに接着し、精密カッタ ーで薄くした。このあと反対側の研磨を行うが、顕微鏡で確認しながら研磨し 鉱物の干渉色で適切な厚さになったことを確かめた後、カバーガラスを接着し. 17.

(20) た。接着にはカナダバルサムを使用した。最終的な仕上げとして、焼き入れと キシレンによる洗浄をして、岩石薄片を作製した。そして、それぞれの岩石に ついて、組織や特徴的な鉱物などを偏光顕微鏡で観察、記録した。 (3)鉱物量比の測定. 偏光顕微鏡にポイントカウンターを設置し、スライドガラスを一定間隔で移 動させて鉱物の量比(モード modal compos ition)を測定する。顕微鏡下の. 十字線の交点の下の鉱物をカウントし、スライドグラスを移動させる間隔は横 0.1㎜、縦0.5皿mを標準として行った。本研究において対象にした造岩鉱物は 11種類であり、作製した薄片中で顕微鏡を用いて鑑定できた鉱物の鑑定基準を 書くと以下の通りである。. 〔鉱物鑑定基準〕. ヨ 平行ニコルでは無色、透明でへき開は一般に見られず、粒状を示すものが多 い。双晶はほとんどの場合見られない。屈折率(1.55)はバルサムよりやや高 く、表面が平滑に見える。風化や変質をうけないので汚れた感じには見えない。. 小さい気泡を含むことがある。火山岩中の石英の中には、角がとれて融食形を 呈するものもある。. 直交ニコルでは干渉色が白色から黄色。やや薄片が薄いと灰色になる。ステ ージを回転させるとしばしば波動消光を示し、本研究のサンプルでは時折観察 できた。. 平行ニコルでは無色透明なものが多いが、風化されたり変質して汚れた感じ のものもある。屈折率は石英より低い。(001)や(010)面に平行なへき開が 顕著である。また、カールスバド双晶を示すことが多い。微斜長石は細かいア ルバイト式双晶とペリクリン双晶がほぼ直交してできており、格子双晶を示す。 本研究のサンプルでは、大きく発達した格子双晶がしばしば観察できた。 直交ニコルでは干渉色が石英や斜長石に比べて暗い。. 』鹸論・ 一. 〒. 一ξ 、. 平行ニコルでは無色透明だが、風化されたり、変質したために粘土鉱物が生 成し、少し汚れた感じがする。また、多くの場合、長柱状の形を示す。屈折率 は1.53−1.58で石英より少し高いものが多いが、曹長石だけはバルサムより屈 折率が低い。. 直交ニコルでは、しばしば、アルバイト式双晶、接合面が(010)の多片双 晶(あるいは集片双晶)や、カールスバド双晶、接合面が(010)または(100) あるいは不規則面を示す。火成岩中の斜長石、特に、火山岩中の斑晶の斜長石 はしばしば著しい累帯構造を示し、本研究の火成岩サンプルにもしばしば観察. 18.

(21) できた。. 屈折率が石英、長石に比べて高い(1.60−1.64)。 (001)面のへき開が著し. い。平行ニコルでは褐色、緑色あるいは赤色を呈し、多色性が強い。また、無 色のものもある。メタミクトハローが見られることもある。. 直交ニコルでは、直消光であり、消光をするさい、ざらざらした点が見える ことがある。伸長性は正である。. 屈折率(1.59)が高い。平行ニコルでは透明である。. 直交ニコルでは、干渉色が高く、直消光をする。. e111gee:geegegegyl:x::s:::1=lyR:s 約123。で交わる2本のへき開が見られることがあり、平行ニコルでは緑、 青、褐色の色を呈し、弱い多色性がある。火成岩中の角閃石の大部分は普通角. 閃石(homblende)であり、本研究サンプルにみられる角閃石は、この普通 角閃石のみであった。. 直交ニコルでは、黄色から青色の干渉色を示し、斜消光する。. 一s::e:::::xasMEsi:::::::::::xi:i:a 平行ニコルでは一般に無色だが、緑色あるいは褐色のこともある。色が付い ている場合、弱い多色性を示す。屈折率は1.57−1.69でやや高い。. 直交ニコルでは斜消光で、異常干渉色を示すこともあるが、真っ黒の時もある。. mIemgeaszaMese”一. 丸いものが多く、平行ニコルでは(001)面に平行なへき開が顕著で、無色. から緑色を示す。. 直交ニコルでは黄色から青色で、不均一な干渉色を示し、直消光である。. 平行ニコルでは透明で黄色あるいは赤褐色。小さな柱状結晶として見られる ことが多い。屈折率が極めて高い。. 直交ニコルでは赤色あるいはオレンジ色で輝く感じである。. 一MR!iQlg”ResMesSeNK=. 短柱状で平行ニコルでは無色のものが多いが、まれに淡い褐色を示す。屈折. 率は高い。. 直交ニコルでは高い干渉色を示し、直消光である。. 一::::iifissixfisfigsNEsa 平行・直交ニコルともに真っ黒である。本研究サンプル中にもよく見られた。. 19.

(22) (4)岩石の組織と構造の観察 偏光顕微鏡を用いて以下の岩石の組織や構造を観察しまとめた。. 1::E::ssasx:::::::s:::is::::xx::=::::sa 岩石または石基がガラスからなるとき使う。ガラスは準安定だから古い岩相 にはみられない。. 天然ガラスが結晶質になる作用。天然ガラスは地表条件では不安定相である が、結晶化の速度はきわめて遅い。しかし、適当な条件下(高温状態で長時間 保たれたときなど)ではこの作用は促進され、透明度は下がり、微細な結晶か らなる微珪長質∼微球穎構造などを示す。. 融 馴一. 岩石中で固体(少なくとも大部分が)の状態で新しい結晶ができること。石 灰岩やチャートの再結晶のように同じ鉱物ができることもあるが、一般には原 岩の鉱物とは別の鉱物ができるので、新鉱物形成作用(neomineralization)と いうことがある。再結晶は温度・圧力などの外的条件が変化し、平等の鉱物が 不安定になって、新しい鉱物が成長することにより起こる。 岩石の結晶度を表す語で、全て結晶質からなりガラスを含まないものをいう。 長石(ふつうカリ長石)と石英との特有な規則的連晶構造で、本研究のサン プル中にも時折見られた。長石の結晶中に、多数の層形文字状の石英が連判し 石英の一部または全部が同一の光学的方位をとる。連晶が顕微鏡的大きさのと き微々象構造と呼ぶ。 モ. しし. ぜしタ へ ま モ まヨサ て. ほヨ. 鉱物の化学組成が一つの結晶内で規則的に変化しており、累熱構造は干渉色 の暗くなる位置が一つの結晶内で異なっていることで識別できる。 町梱嗣一布祠臨冊糊与τ−邦r一丁翻膨1一甦 蹴叩#腎 ffTpmenl厚一瀞櫓囲. 特定な結晶面あるいは結晶軸に関して互いに対称的であるように2個年結晶 が結合したものを示す。. 斜長石や三斜晶系のアルカリ長石に最もふつうに見られる双晶で、集片双晶 をなす。双晶軸は(010)に垂直、双晶面と接合面は(010)に平行である。. 長石に見られる双晶の一種で、A式とB式とがある。 A式は双晶軸が。軸で 接合面が(010)の平行双晶である。B式は双晶軸が。軸で、接合面が(100) の平行双晶である。. 20.

(23) f:fiig:2isiii6isi:i:s:::i::::i:siis::ffi:fi::::::ii:i::::i:a. 長石に見られる双晶の一種。双晶軸はb軸で、接合面が菱形断面の平行双晶 である。. 偏光顕微鏡観察による鉱物の異常な消光現象。変成作用の応力や結晶成長に 伴って生じたひずみにより、一つの鉱物粒子の消光位が、部分ごとにわずかに が異なり、試料ステージの回転に伴って波動的に消光する。 S:::S::i:;:::S:i:S:::fi:::::::i::;:::::::Sii:::i::iii:iiii::i::iil. カリ長石中に葉片状のNa長石の結晶を細かく含んでいるものをいう。高温 度においてカリ長石中に固溶体として含まれていたNa長石が、温度の降下に 伴う離島によって生じたものと考えられている。本研究サンプルのカリ長石中 に、しばしば観察された。. 斜長石中に亡命状の正長石または微斜長石の結晶を細かく含んでいるものを いう。本研究のサンプルでは、数個の斜長石中に観察された。. SN:::iSiifiiiiiiSi::iii:iiiiiii:::i:ffiiiiiiiiiiiiiiiiil アルバイト双晶・ペリクリン双晶の2組の集片双晶の組み合わせによってで きる。本研究サンプルのカリ長石中に、しばしば観察された。 斜長石と蠕虫状ないし虫食い状の石英との連理をいう。 IA. 齢. 一 一. tL. I I. 一一一一; T一一 1.、.N、πコこヨ聡.評一日渥11 漏照1聾藁葺I r}. ジルコンなどの放射性元素によって、黒雲母(白雲母でもあり)の結晶がつ ぶされ(非晶質)、黒ずんだ部分に変色していることをいう。. 火成岩体で、成分・結晶度・組織・構造を異にした部分が重なり合うか、ま たは柱状・板状結晶がほぼ平行に配列するかして、冷却時におけるマグマの流 動線が見られる構造を示す。本研究のサンプルでは、流紋岩中に観察すること できた。 ぬ. じ. ドギ. こ り. ドおコ まし. た ユロヨ は ぷ ユ. レ. 既存の結晶表面上に、同種または別種の結晶が成長する現象、あるいは成長 した部分。本研究のサンプルでは、一部の斑岩中に観察できた。. 21.

(24) (5)火成岩類の分類 今回フィールドで採取してきたサンプルを、以下のような手順で分類した。 なお図3−1に、分類手順をまとめてフローチャートにしたものを示す。. ①斑状組織と等粒状組織 ②火山岩と半深成岩、および半深成岩と深成岩の中間(斑状岩) ⇒石基部粒径の観察結果から判断。 〔火山岩の場合〕. ③国際地質科学連合(IUGS)の規約による分類 . ⇒薄片中の斑晶(長径2.O mm以上と定義)に含まれる Q一石英、 A一アルカ リ長石 P一斜長石の容量パーセントの比を、図3−2上にプロットして分類。. ④斑晶率 ⇒20%以上:斑晶率大 20%未満:斑晶率小と定義。 ⑤露頭および岩石チップの観察 ⇒露頭条件や岩石の色調等の肉眼的な特徴を観察し、分類を補正した。 〔深成岩、半深成岩および斑状岩の場合〕. ③国際地質科学連合(IUGS)の規約による分類 ⇒半深成岩および斑状岩はその斑晶(長径2㎜以上)中の、深成岩はカウン トされたすべての鉱物中に含まれる Q一石英 A一アルカリ長石 P一斜長 石の容量パーセントの比を、図3−3上にプロットし分類。 ④角閃石の有無 ⑤暗色包有物の有無 ⑥平均粒径 ⇒1.Ol mm以上:粗粒 0.61 mm以上1.01 mm未満:中粒 0.61 m皿未満:細粒. とし、分類の基準とした。. ⑦鉱物の性質 ⇒顕微鏡観察による鉱物の性質(文象構造など)による分類。 ⑧露頭および岩石チップの観察 ⇒火山岩同様、露頭条件や岩石の色調等の肉眼的な特徴を観察し、分類を補 正した。. 22.

(25) 横田地域の火成岩類. 斑状組織. 等粒状組織. 半深成岩. 火山岩. (iillE). 流紋岩 および デイサイト. 白斑. 斑状花南岩. 花商岩. 花商閃緑. トーナル. @岩. @岩. 石英モ 石英モンゾ. @閃緑. 観α. 角閃石. @有. 文弓造. 塵]塵i. 文三下. 署 色包. 暗色包. ワ有. L物無. ⊥_ ⊥_」L− L 二二二二嘩動 [壷動匝三三司 [麩如匝麺睡司. 図3−1サンプルの分類手順. 角閃石. @無.

(26) Q 1. 2 3 4 4’. 5 5’. 6 6’. 7. アルカリ長石流紋岩 流紋岩 デイサイト アルカリ長石粗面岩 石英一アルカリ長石粗面岩 粗面岩 石英粗面岩 ラタイト 石英ラタイト 安山岩、玄武岩 o. 6. 3. 2. 1. 20. 20 4. 6. 5’. 7. 5 6. 5. 4. A. 10. P. 65. 35. 図3−2火山岩の分類 Q la lb. 石英岩 石英岩質花商岩類 2 アルカリ長石花歯岩 3a 花南岩 3b アダメロ岩 4 花尚閃緑岩 5 トーナル岩 6s アルカリ長石石英閃長岩 7s 石英閃長岩 8i 石英モンゾニ岩 gs 石英モンゾ閃緑岩 lO’ 石英閃緑岩 6 アルカリ長石閃長岩 7 閃長岩. 1a. 90. 90. lb. 。. 8 モンゾニ岩. 9 モンゾ閃緑崔. 10閃緑岩 2. 3a. 3b. 4. 5. o. 20 7. 6’. 8i. 5. A. 6. 10. 9. 8. 7. 35. 10. 9’. 65. 図3−3深成岩(花南岩)の分類 24. 5. 10. 90. P.

(27) (6)鉱物の平均粒径の測定. ポイントカウントをする際顕微鏡下の十字線の交点を通る鉱物の粒界数を 数え、その値をもとに粒径を計算した。例えば、スライドガラスの移動した距 離が1.O mmで、その際の鉱物の粒界数が2であったならば、平均粒径は0.5m皿 となり、式①で求められる。 (カウント数)×(一回のカウントで移動した距離). 一〇. 平均粒径一. 境界数 また斑状組織の斑晶の平均粒径(斑晶粒径)は、式②で求められる。 (斑晶カウント数)×(一回のカウントで移動した距離) 斑晶粒径==. 一一一. A. 斑晶数. (7)写真撮影 採取・整形した試料のうち、代表的なものについては、表面を研磨した後に クリアーニスを塗って、写真撮影した。 また、顕微鏡写真については岩石薄片を観察した結果、前述の造岩鉱物の中 で特徴的なもの、岩石の構造をあらわす上で重要なものについて、必要に応じ て平行ニコル・直行ニコルを区別して写真を撮影した。. 露頭や野外の岩石撮影については、本調査地域の模式地となる露頭とそこで 見られる岩石について、それぞれ適切な大きさのスケールをおいて観察した。 なお、図3−4に、本研究の方法の流れを図示する。. 25.

(28) 野外調査. サンプル採集および露頭観察 肉眼観察. 薄片作成. 薄片観察. ポイント カウント. 平均粒径 の測定. 組織と構造 の観察 鉱物量比 の測定. 火成岩の分類. 考察. 図3−4研究方法 26.

(29) 4 結 果 4−1露頭の観察 本研究では約90カ所の露頭を調査したが、そのうちの代表的なものの岩質の 特徴およびそこからわかる事柄について、各地域ごとに分けて(4つのルート の他、8カ所の露頭)記述する。 なお露頭を示す番号には、いずれもサンプル番号をそのまま使用する。また. 各露頭の詳しい場所は、付録の国土地理院発行の1/25000地形図に示した。. ラ 布部ダム. 4. 多 〃.. 〆’〃/%一ノ写. 与ノ” ウヂヴノノガノ. メ. 翌一十 、R432)〉. 仁多町. eg60524t3. ㍉ 野鶏騨但. ノ!{’,ウ,/〆. ノノ吻/. / 、R314) 96・53t・3 ノ’” ./・. 三成ダム. 横田町. 釜. ルート2. 〉,一. ルート1 船通山. .../’”N〈一・」. ノノ. 鳥 取 県. 6052307−1 6052307−. 96052306. 県境. ループ橋 ・tiitt・t’’’’’’”. 96040219. ャ境 道路. 吾i妻山. 広島県. 三国山. 図4−1露頭の位置 27.

(30) 4つのルート ルート1(才峠∼島根・鳥取県境). ルート3(茅原地区). 95111801 才 峠. 961 Ol 103−rgレニ. 9鉄輪莞. 95111802 ,,‘・i. sql一 9605241 7. 茅 原. NK 9605241 6. 趣. 95111803 g/ 951 1 1 804. 9605241 5. ”. 県境. Oン9 月テ。6. ・・. 塾. 十. ∠ツ1180フ. ルート2(JRやかわ駅南西付近). ルート4(久野川南方) 96040210. NJ Rやかわ. b. 96040201. 96052403. 96040202 96040204. L4/」. 96040211−O1. [ 久野川. t96040203. ’Npez,... 96052303. メ. 96040209. R314. 96040206 7t. 960s2401一一. 幽. 拠. 96052402 一一).. 28. 96040207 96040208.

(31) ◆ルート1(才峠∼島根・鳥取県境). ○サンプル番号:95111801. 高さ8m・幅10mの露頭。風化 した中粒花崩閃緑岩内に、新鮮な中 粒花崩閃緑岩が封状に残っている。. そのなかで、黄鉄鉱や黄銅鉱を含む ものもあった。. ○サンプル番号:95111802. 高さ3m・幅6mの露頭。中粒角閃石花 崩閃緑岩内に約30(m幅のトーナル岩が素 槍に貫いているようにも見えるが、その境 界ははっきりしない。. ○サンプル番号:95111804. 高さ6m・幅12mの露頭。中 粒角閃石花歯閃緑岩内に約5m 幅のトーナル岩が膏油に貫いて いるように見える。. ○サンプル番号. :95111806. 高さ3m・幅20 mの露頭。1方向に 節理が見える、新鮮 な安山岩が連なる。. 29.

(32) ◆ルート2(JRやかわ駅南西付近). ○サンプル番号:96040201・96040202 高さ23m・幅50 Mの露頭。北側は35m幅の2方向に節理を示す、新鮮な 花闇閃緑岩が連なる。南側には15m幅の、風化の激しい閃緑岩質の斑岩があり その所々では新鮮なものもある。中粒三二閃緑岩とひん岩の境界は、はっきりと しない。 〈’一一’一一一一一一一一一一一一一一一一一一一.一in.Eg!.t::一一一一一r.一一一.一一一一一一,.pm. 縄 1ジ凱. ewt〈at7ilil,glz−7ais f.”. 中繊陶製編 ○サンプル番号96040203. 高さ50m・幅50mの露頭。サンプル番号96040202から南西へ300mのと ころにあり、閃緑岩質の斑岩が連なる。 (露頭写真有り). ○サンプル番号:96040204 高さ5m.・幅50 mの露頭。文象斑岩と、黒雲母を特に多く含む文象斑岩があ るが、その境界ははっきりとしない。. 30.

(33) ◆ルート3(茅原地区). ○サンプル番号 : 96052416. 高さ5m・幅10 rnの 露頭。風化した細粒花甲. 岩内に、一部新鮮な部分. ←一一一》. 一一ノ. “・2M’t t +〈t一一t−ny=ivn #. が残っている。. /om. ○サンプル番号:96052418. 高さ10m・幅12mの露頭。 粗粒花商岩の塊。転石のように も見受けられる。. 1’. 12. 〈r一一一一一 /OMフ. ○サンプル番号:96052419 高さ3rn・幅15rnの露:頭。. サンプル番号96052418か ら北へ50mのところにある 細粒花腐岩。. ◆ルート4(久野川南方). ○サンプル番号:96040206 96040207 ・ 96040208. 高さ12m・幅25mの露頭。 北側に細粒花歯岩が、南側には、. 中粒花野岩があり、その境界は. 谷になっておりはっきりとし ない。. 3i. Vs.

(34) ◆その他 ○サンプル番号9605242‡. 高さ30m・幅40mの露頭。細粒花腐岩が連なる。(写真). ○サンプル番号96052413 高さ3m・幅15mの露頭。風化した粗粒アダメロ岩内に、一部新鮮な部分が 残っている。 (写真). ○サンプル番号96052412 高さ3m・幅30 rnの露頭。横田と仁多町境を貫く道路の両側に、花闘閃緑岩 が連なる。 (写真). ○サンプル番号96053103 高さ5m・幅15mの露頭。暗色包有物を含む角閃石花結閃緑岩。 (写真). ○サンプル番号96052306 高さ3m・幅5mの露頭。暗色包有物を含む細粒花闘岩。 (写真). ○サンプル番号96052307 高さ20m・幅20 rnの露: 頭。サンプル番号96052306 の北へ30rnのところにあり、. 土砂の上方に石英モンゾ閃 緑岩と斑状花隠岩とが混在 する。. ○サンプル番号96040219 高さ15m・幅8mの露頭。南側には 斑晶率の大きい流紋岩およびデイサイ ト、北側には南側に比べ、斑晶率の小さ. い流紋岩およびデイサイトがあり、それ らの上部には、不整合面を経て、砂岩お よび泥岩が見られる。. 32.

(35) 4−2岩石の記載 本研究で採取した岩石数は約110個であるが、そのうち顕微鏡観察を行った のは約80個である。図4−2にはサンプル採取地点を、表4−1(1)∼(3)には 顕微鏡観察の結果を一覧表にしてそれぞれ示す。なお、地図上のサンプル番号 は上三桁が省略されている。また記載一覧表の記号の意味を、下記のように定 義する。. 〔岩石名〕. 3−2(5)火成岩の分類で示した手順により分類した岩石名を示す。 〔組織〕. 等粒一等粒状組織 斑状一斑状組織 〔平均粒径〕. 3−2(6)鉱物の平均粒径の測定で示した計算式で求めた値。 〔鉱物名〕. p1一斜長石. qt一石英. Kf一カリ長石. hb一角閃石 op一男透明鉱物. ch1一緑泥石. ep一緑簾石. mu一白雲母. zr一ジルコン. bi一黒雲母 rt一ルチル. 〔鉱物の性質〕. 波消一波動消光. 累帯累帯構造腔一パーサイト. 文象一文象構造. OG一オーバーグロース. 〔◎○△(鉱物名・鉱物の性質)〕. ◎ 一顕著に観察できる ○ 一まあまあ観i察できる △ 一わずかに観察できる 空白一全く観察できない 〔備考欄〕. 特にめだった構造・性質を記載した。. 33. 格子一格子双晶.

(36) 4021 L−1. }. 。1。。4. ㌃. 2420. 0&身8, φ・1・15 。。13 ●OI OO8. 08%8 》%駒・糊. 5勲16 5 鰯護焔物嚇〆 ウケノノウノ 多. 108. !!. 53106. 仁多町. (R432)ノ. 052413. %. /4’!ノノ,,. ち. ./T. ㍉,〃,ノノ〆御. 〆〆%,/、t一.〆〆. 5241. /’・・”・t/ りりヨ. ノノノノ. ’. .騨ノ. 531。,S$05 53103. (R314). 三成ダム. 横田町. \. 11801. 532●・鉾12 ._/t’”・f’■ ノ. /”5730120●. 40225. 11802. 17bl 40201 4020 s2303QioErt. 524. 52411 1803. il 881et6Z. AisOo36. 2410 04. 瓢鉛・・24・.1. 2407 52405 117. 1. ?認5. 8 40128. 709−4bVl ig O1 301V 401 31. 1807 Q4。6. 鳥 取 県. 52307−1. 402x4−e 4021 52306. 52307−2. 2301. 52308. 船通山. 40222. 40219 0216 5 0218 ループ橋. 県境 一一…一一一一一^. 1808 吾妻山. 道路. 広島県. 山. 一4k 図4−2サンプル採取地点 34. ャ境.

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