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花南閃緑岩 60
花醐岩
20
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角閃石花南閃緑岩
錯
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図5−1横田地域に分布する深成岩の分類
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花南.岩 花醐閃緑岩 角閃石花南閃緑岩
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図5−2粒度による深成岩の分類
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K
覆象斑岩
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図5−3横田地域に分布する半深成岩類の分類
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流紋岩(斑晶率大)
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翻繕
流紋岩(斑晶率小)
20 安山岩
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K
図5−4横田地域に分布する深成岩の分類
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表5−1横田地域の採取岩石の分類
花丁丁 花南下緑岩 角閃石花崩閃緑岩
粗粒 中粒 細粒 粗粒 一粒 細粒 粗粒 中粒 細粒
01013 01015 01007 11706 01004 40214 40215 53103 11801−2 11709 11701 40208 01008 40129 01103 52303 52401 53104 11802−3
11702 40209 40206 40131 11703 52410 53105 52415 40205 40211 40207 40212 11705 524月 40225
52413 52417 40210 52412 11707 52423 52418 53102 52416 11708 53106 53101 52419 11801−3 (01001)
53109 52420 11807 (01002)
53113 (52421) 11808 (01003)
(53112) 40128 (01005)
(53111) 40130 (01006)
40201 (01104)
e 鳴
花尚斑岩 卜一ナル岩 火山岩
斑状花醐岩 文象斑岩
石英モンゾ
@閃緑岩 ひん岩 安山岩 流紋岩・デイサイト
細粒 細粒 細粒
52404 T2306 T2405 T2407
52307−2 40204−1 S0204−2 S0204−3 S0204−4
T2403
52402 T2406
P1804−1
52307−1 40202
S0203・1 S0203・2 S0203−3 S0203・4
11806
斑晶率大 斑晶率小 S0216 40219 S0218 40222
@ (52301)
@ (52302)
注サンプル番号は上三桁を省略した。また( )内の番号は肉眼観察のみで分類したもの。
5−2岩石の特徴および分布状況
5−!で分類されたそれぞれの岩石の特徴および分布状況を、従来の調査と比 較・検討しながら以下に述べる。
なお、図5−5には横田地域の岩石分布の様子を、図5−6には本研究の結果を ふまえ、従来の地質図に修正を加えたものをそれぞれ示す。
《深成岩》
(1)粗粒花軸岩
本地域の北側の一一部と、中央部の広範囲に分布している。斜長石に比べ、カ リ長石を多く含み、有色鉱物では黒雲母が多い。完晶質で、平均粒径が1.Ol mm 以上の粗粒であることから、花嵐岩質のマグマの中心部が、地下深部でゆっく
りと冷え固まり形成されたものと考えられる。カリ長石中には、パーサイト構 造および格子構造が、しばしば観察された。肉眼では、カリ長石のピンク色と 黒雲母の黒色が目立ち、ごつごつとした感じである。
中央部に分布する粗粒花生岩は、従来の鳥取花客岩(GW4)の特徴および分布 域と、ほぼ一致していることが確認できた。北部のものについては、従来では 文象斑岩・山崩斑岩およびアプライト(G7)の分布域の一部になっており、異な
る結果を得た。
(2)中農花崩岩
本地域の中央部に一カ所と、上述した北部の粗粒花闇岩のまわりを囲うよう にして分布しているものがある。鉱物組成は粗粒花油岩と同じであり、カリ長 石中には、パーサイト構造および格子構造が観察された。一つ一つの結晶は均 質でなく、粗粒の自形斑晶や細粒の結晶があることから、粗粒花商岩への成長 過程の、中間的な岩体に相当するものと考えられる。肉眼ではピンク色の中に 石英や長石の大きな斑晶が目立つ。
従来.の中粒〜粗粒黒雲母花崩岩(G6)の岩体に相当するものと考えられるが、
従来の調査ほど、分布域は広くなかった。
(3)細粒花齢岩
本地域の北部の東西にかけて広く分布しており、鉱物組織は粗粒および中粒 花遅達と同じく、カリ長石中には、パーサイト構造および格子構造も観察され た。結晶は等粒で、平均粒径0.60mm以下の細粒であることから、地表近くの浅 い部分で、比較的短時間のうちに、冷え固まったものであると考えられる。肉 眼ではきれいなピンク色を呈している。
従来のアプライト(G7)に相当する岩体と考えられるが、その分布域は従来 のG6の分布域まで達していると思われる。
57
(4)粗粒花崩閃緑岩
本地域の中央部と南西部の一部に分布している。カリ長石に比べ、斜長石を 多く含み、有色鉱物では角閃石を含まず、黒雲母を多く含む。完晶質で、平均 粒径が1.01 mn以上の粗粒であることから、花闘閃緑岩質のマグマの中心部が、
地下深部でゆっくりと冷え固まったものと考えられる。カリ長石中には、パー サイト構造および格子構造が観察された。肉眼では、一白く大きな斜長石の結晶
のなかに、ピンク色の大きなカリ長石の粒と、黒色の黒雲母の小さな粒が、ポ ツポツとして見えている。
中央部に分布する粗粒環帯閃緑岩は、従来の横田型崩閃緑岩(GW5)の黒雲 母花甲閃緑岩に相当するものと考えられる。南西部のものについては、従来で
は竜駒花崩早業(GW4)の■一部(聖訓花商閃緑岩)に相当するものと考えられ るが、従来の調査結果では、その分布域ははっきりと記されていない。
(5)中粒〜細粒国劇閃緑岩
本地域の北東部と北西部の一部、および中央の広範囲部の3カ所に分布して おり、鉱物組成、組織とも粗粒薄歯閃緑岩と同じである。細粒、中黒とも一つ 一つの結晶が均質でなく、粗粒の下形斑晶や細粒の結晶があることから、粗粒 花歯閃緑岩への成長過程の、中間的な岩体に相当するものと考えられる。肉眼 では優白色中に、黒色の黒雲母の粒が点々として見える。
従来の研究結果では、北東部および中央部の中里〜細粒花闘閃緑岩の分布域 には、それぞれG6およびGW4の花軍岩質の岩体が示されており、本研究とぱ 大きく異なる結果となった。北西部のものについては、従来のGW5の黒雲母花 閥閃緑岩に相当するものと考えられ、一致した結果が得られた。
(6)粗粒〜細粒角閃石花商閃緑岩
粗粒角閃石花忍閃緑岩は、本地域の中央部に帯状に分布し、中粒〜細粒は 上記の北西部および中央部の中墨〜細粒花閥閃緑岩の分布域の一部に分布して いる。粗粒角閃石花崩閃緑岩には暗色包有物が含まれている。鉱物組成におい ては花崩閃緑岩と比べ、角閃石を含んでいることが最大の特徴である。そのこ とから、この岩体は、周辺部の花崩閃緑岩と比べ、より早い時期に結晶分化作 用が起こったと考えられる。(図5−1Bowenの反応原理参照)
粗粒角閃石花闘閃緑岩の肉眼的特徴は、白色のなかに、自形の大きな黒雲母 がはっきりと確認できることである。中粒および細粒では、白っぽい色のなか に、黒色の小さな粒が点々として見えている。
粗粒角閃石花崩閃緑岩および中粒角閃石馬歯閃緑岩の一部は、従来のGW5の 粗粒角閃石花歯閃緑岩に相当していると考えられる。
58
カンラン石
悔
Mg輝石
Mg−Ca輝「石
悔
角閃石
議
鉄 血
黒讐
擁カリ長石 叢母
斜
長石、
(Ca・少ない)
(Ca一多い)
一…H栖は不連続反応
_→1レは連続反応を示す。
図5−1 Bowe nの反応原理(Bowe n,1956に加筆)
《半深成岩類》
(7)花商斑岩および斑状花持岩
本地域の南部の一部に帯状に分布しており、花歯閃緑岩質の火山岩および半 深成岩との複合岩体として分布しているように見える。鉱物組成およびパーサ イト構造などの鉱物組織が花歯乙類とよく似ており、斑状であること、また閃 緑岩質の暗色包有物を含んでいることから、花闘岩質のマグマが、花闘閃緑岩 質の岩体を取り込みながら、比較的地下の浅いところにまで上昇し、形成され たものと考えることができる。肉眼では、やや暗いピンク色のなかに、細粒の
白色と黒色の粒が見える。
従来の半深成岩複合岩(GW1>の一部の花崩斑岩に相当するものと考えられ るが、従来の調査報告のように、GW4が貫入している部分を観察することはで
きなかった。
(8)文象斑岩
本地域の南部の.一部に分布しており、花闇閃緑岩質の火山岩および半深成岩 との複合岩体として分布しているように見える。斑状組織で微文象構造を持っ ている。またカリ長石に比べ、斜長石の含有量がやや多く、黒雲母も含み、正 書閃緑岩質である。これらのことから花商閃緑岩質のマグマが、比較的浅いと ころで固まったものと考えられる。肉眼では灰色の石基部のなかに、白色や透 明の粒が、ポツポツと見える。
従来のGWI中の文象斑岩の特徴と一致しているが、その分布は局所的なもの
であった。
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(9)トーナル岩および石英モンゾ閃緑岩
本地域の南部の一部に局所的に分布しており、中〜細粒花崩閃緑岩を貫く岩 脈状に分布しているように見える。いずれも鉱物組成は花嶺閃緑岩質であり、
角閃石を多く含んだ細粒の岩石であるこζから、花歯閃緑岩質のマグマの一部 が、比較的早期に結晶分化作用し、地表近くまで上昇し形成されたものと考え られる。肉眼では、いずれも全体的に黒色を呈しており、なかには多数の針状 角閃石を観察できるものもある。
従来では、GW1の石英閃緑ひん岩の一部に相当するものと考えられる。
(10)ひん岩
本地域の南部に局所的に分布している。斑晶のほとんどが斜長石と黒雲母で あり、斜長石のオーバーグロースが観察できた。石基の部分は極めて細粒であ
り、花商閃緑岩質のマグマの一部が、地表近くまで上昇をして形成されたもの と考えられる。肉眼では下記の安山岩とよく似ており、黒、白、灰色のまだら 模様を呈している。
従来では、GW1の石英閃緑ひん岩の一部に相当するものと考えられが、その 分布はきわめて局所的であった。
《火山岩》
(11)安山岩、流紋岩およびデイサイト
本地域の南部の一部に帯状に分布しており、上記の半深成岩類との境界はは っきりと観察できなかった。石英斑晶には融食が見られ、流離構造を示すもの もある。カリ長石に比べ、斜長石の斑晶が多いことから、花巻閃緑岩質のマグ マが上昇し、地表付近で固まったものと考えられる。安山岩は、肉眼では灰色 のなかに白く大きな長方形の粒と、黒く小さな粒が見える。流紋岩およびデイ サイトは、斑晶と石基の部分がはっきりせず、全体的に灰色を呈しているもの
(斑晶率大)と、真っ黒の石基のなかに、白い小粒の斑点が見られるもの(斑 晶率小)とがある。
従来の分類では流紋岩質凝灰岩(RM)に相当するものと考えられ、本地域南 部から広島県北部にかけて、広く分布するものと思われる。