0.123 は、
なぜ小数というのか?
微小数の世界 VS. 巨大数の世界
M-project
小数と大数 1なぜ、小数って言うのか?
小数は文字通り(1 よりも)
小さい数
を表すところから生まれた概念である。
1 より大きい数を
大数
ともいう。
0 と 1 の間の数を 0.23 のように整数の記数法で表したものを
純小数
といい、
純小数に整数部分を付けて 3.75 のように表した数を
帯(たい)小数
といい、
これらを一括して
小数
という。
[三省堂『大辞林』より]
英語では
decimal fraction
という(因みに、分数は common fraction)。
decimal
は「10進法の」の意、
fraction
は「破片、断片、ほんの少し、少量」の意。
数学用語と記号 2M-project
小数の概念はいつから存在していたか?(1)
十進法以外を含めるなら、
バビロニア数学での数字表記が最古の小数
である
(バビロニア数学では六十進法の位取り記数法で数字を記述していた)。
ただし、現在で言う小数点に相当するものは存在しなかった。
バビロニア
メソポタミア
(チグリス川とユーフラテス川の間の平野。
現在のイラク
の一部)
シュメール人による都市国家 → アッカドの時代 → アムル人による
バビロン
第1王朝・首都バビロン(B.C.1900~B.C1600頃)
→ ヒッタイトやアッシリア時代
→ 新バビロニア・首都バビロン(B.C.625~B.C.539)。
数学や天文学の研究がもっとも活発だったのは、バビロン第1王朝の時代。
数学用語と記号 3M-project
小数の概念はいつから存在していたか?(2)
バビロニアの数学
60進法にもとづいた位取り記数法。
B.C.2000年頃に「1」と「10」を表す記号
によって60進記数法が用いられる
ようになった。
これにより、天文学が発展したほか、
分数の簡潔な表現も可能となり、
小数の概念も存在した。
数学用語と記号 4M-project
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E6%95%B0%E5%AD%A6
小数の概念はいつから存在していたか?(3-1)
古代中国の数学(1)
現代の小数と同じ十進法における小数は、古代中国が最古。
劉徽が著した
数学書『九章算術』(263年)
の注釈本の中に小数の表記が見られる。
現在の
8.660254
を「
八寸六分六釐二秒五忽、五分忽之二
」と書いている
(小数第6位を表す単位が無いため、分数との併記になっている)。
分
厘
亳
糸
忽
微
繊
沙
塵
埃
数学用語と記号 5 ふん り (りん) もう し こつ び せん しゃ じん あい塵劫記
1627年、吉田光由
小数の概念はいつから存在していたか?(3-2)
古代中国の数学(2)
塵劫記の種本は中国の
『算法統宗』(1592年)
塵、埃以下の単位として
塵
埃
渺
漠
模糊
逡巡
須臾
瞬息
弾指
刹那
六徳
虚空
清浄
を挙げているが、「ただこの名ありて実なし、公私また用いず」と記しているように、
思考の産物であり、実際に使われることはなかった。
M-project
じん あい びょう ばく もこ しゅんじゅん しゅゆ しゅんそく だんし せつな りくとく こくう せいじょうインドと仏教では
インドでは古くから「
塵
」が最小の量と考えられていた。
『マヌ法典』(B.C.200年~A.D.200年)
には 「格子戸を通じて来れる日光のうちにみられる
微細なる塵埃はすべての量のなかのもっとも小さきものにして・・・」の記述がある。
仏典
仏典に出てくる時間の最小単位は「刹那」である。
刹那 怛刹那(120刹那)
臘縛(60怛刹那)
須臾(30臘縛)
昼夜(30須臾)
月(30昼夜)
年(12月)
数学用語と記号 7小数の概念はいつから存在していたか?(4)
せつな たんせつな ろうばく しゅゆヨーロッパの数学
ヨーロッパではエジプト式分数表記が普及していたため小数の導入が遅れた。
ヨーロッパで
初めて小数を提唱
したのは、オランダの
シモン・ステヴィン
である
(
1585年『十進分数論』
)。
分数の分母を10の累乗に固定した場合に、計算が非常にやりやすくなることを
発見し、それが小数の発明となった。
ステヴィンの提唱した表記法では、
0.135 は 1①3②5③
現代のような小数点による表記となったのは、20年ほど後の
ジョン・ネイピアの提唱
。
M-project
小数の概念はいつから存在していたか?(5)
これって、どのくらい小さいの?
(1)
小数と大数 91円玉の直径は?
1円
5円
10円
50円
100円
500円
直径
20㎜
22mm
23.5mm
21mm
22.6mm
26.5mm
厚さ
1.5mm
1.5mm
1.5mm
1.7mm
1.7mm
1.8mm
重さ
1g
3.75g
4.5g
4g
4.8g
7g
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%A1%AC%E8%B2%A8
これって、どのくらい小さいの?
(2)
小数と大数 10髪の毛の太さは?
日本人の平均
0.05~0.15 mm
では、絹繊維の太さは?
綿
12~28 μ
ミクロン
:
1μ = 10
6m
絹
15~50
羊毛
18~50
麻
8~50
ナイロン
1~10~
ポリエステル
1~10~
アクリル
1~10~
ガラス繊維
3~20
http://kan5.sakura.ne.jp/konwa/KuramaeHandout/kohyama.pdf
これって、どのくらい小さいの?
(3)
小数と大数 11水の分子 H
2
O の大きさは?
水素原子
H の大きさは約 10
10m = 10
7mm =
1Å
(
オングストローム
:
1Å = 10
10m
)
= 0.1 nm = 1000 pm (
ナノ
:
1 nm = 10
9m
,
ピコ
:
1pm = 10
12m
)
水の分子
もほぼ同じ大きさである
では、水素の原子核である
陽子1個の大きさは?
約 10
15m = 10
12mm = 10
5Å
さらに、
電子やクオークの大きさは?
約 10
18m = 10
15mm = 10
8Å
https://www.icepp.s.u‐tokyo.ac.jp/elementaryparticle/standardmodel.html
コンピュータ時代の小さい数
小数と大数 12コンピュータ時代の大きい数
小数と大数 13大きい数の位の名称
(漢字)
10
010
110
210
310
410
810
1210
1610
2010
2410
2810
3210
3610
4010
44 いち じゅう ひゃく せん まん おく ちょう けい がい じょ じょう こう かん せい さい一
十
百
千
万
億
兆
京
垓
忬
穣
溝
澗
正
載
10
4810
5210
5610
6010
6410
68 ごく ごうがしゃ あそうぎ なゆた ふかしぎ むりょうたいすう極
恒河沙
阿僧祇
那由也
不可思議
無量大数
正しくは禾偏元の朱世傑 『山学啓蒙』(1299年)
において初めて登場した
恒河沙: ガンジス川の砂 阿僧祇: 「数えることができない」の意 那由也: きわめて大きな数量 不可思議: 「思ったり言葉で言い表したり できない」の意 無量大数: 測ることができないくらい大きい数大きい数の位の名称
(英語・ラテン語)
英語
ラテン語(語根)
英語
ラテン語(語根)
10
0one
unus
10
30nonillion
novem‐
10
1ten
decem
10
33decillion
decem‐
10
2hundred
centum
10
36undecillion
undecim‐
10
3thousand
mille
10
39duodecillion
duodecim‐
10
6million
decies centena milia
10
42tredecillion
tredecim‐
10
9billion
miliens miliaria milia
10
45quattuordecillion
quattuordecim‐
10
12trillion
tri‐
10
48quindecillion
quindecim‐
10
15quadrillion
quarter‐
10
51sexdecillion
sexdecim‐
10
18quintillion
quintus‐
10
54septendecillion
septendecim‐
10
21sextillion
sex‐
10
57octodecillion
octodecimo‐
10
24septillion
septem‐
10
60novemdecillion
novemdecim‐
10
27octillion
octo‐
10
63vigintillion
viginti‐
10
303centillion
小数と大数 15因みに、数に関する接頭辞 ・ローマ数字
(ラテン語由来)
1
unus, ‐a, um
I
2
duo, duae, duo
II
3
tres, tria
III
4
quattuor
IIII / IV
5
quinque
V
6
sex
VI
7
septem
VII
8
octo
VIII
9
novem
VIIII / IX
10
decem
X
50
quinquaginta
L
100
centum
C
500
quingenti, ‐ae, ‐a
D
1000
mille
M
よく知られた数の増加速度
小数と大数 17自然数
素数
平方数 立方数 フィボナッチ数 2の冪
階乗
組合せ指数
𝑛 𝑝
𝑛𝑛
2𝑛
3𝐹
𝑛2
𝑛𝑛! 𝑛
𝑛1
2
1 1 1 2
1 1
2
3 4 8 2 4 2 4
3
5 9 27 3 8 6 27
4
7 16 64 5 16 24 256
5
11 25 125 8 32 120 3125
10
29 100 1000 89 *1024 3628800 10
10100
541 10
410
6*5.7×10
20*10
30.1*9.33×10
15710
2001000
7919 10
610
9*7.02×10
208*10
301*4.02×10
256710
300010
10 *2.3×10
1110
2010
30*10
2.09109*10
3.01×109*2.496×10
9.57×101010
1011これの具体的値は・・・
小数と大数 18 2100= 1267650600228229401496703205376 21000= 10715086071862673209484250490600018105614048117055336074437503883703510511249361224931983788156958581275946729175531468251871452856923140 43598457757469857480393456777482423098542107460506237114187795418215304647498358194126739876755916554394607706291457119647768654216766042 9831652624386837205668069376 100!= 93326215443944152681699238856266700490715968264381621468592963895217599993229915608941463976156518286253697920827223758251185210916864000 000000000000000000000 1000! =4023872600770937735437024339230039857193748642107146325437999104299385123986290205920442084869694048004799886101971960586316668729948085 58901323829669944590997424504087073759918823627727188732519779505950995276120874975462497043601418278094646496291056393887437886487337119 18104582578364784997701247663288983595573543251318532395846307555740911426241747434934755342864657661166779739666882029120737914385371958 82498081268678383745597317461360853795345242215865932019280908782973084313928444032812315586110369768013573042161687476096758713483120254 78589320767169132448426236131412508780208000261683151027341827977704784635868170164365024153691398281264810213092761244896359928705114964 97541990934222156683257208082133318611681155361583654698404670897560290095053761647584772842188967964624494516076535340819890138544248798 49599533191017233555566021394503997362807501378376153071277619268490343526252000158885351473316117021039681759215109077880193931781141945 45257223865541461062892187960223838971476088506276862967146674697562911234082439208160153780889893964518263243671616762179168909779911903 75403127462228998800519544441428201218736174599264295658174662830295557029902432415318161721046583203678690611726015878352075151628422554 02651704833042261439742869330616908979684825901254583271682264580665267699586526822728070757813918581788896522081643483448259932660433676 60176999612831860788386150279465955131156552036093988180612138558600301435694527224206344631797460594682573103790084024432438465657245014 40282188525247093519062092902313649327349756551395872055965422874977401141334696271542284586237738753823048386568897646192738381490014076 73104466402598994902222217659043399018860185665264850617997023561938970178600408118897299183110211712298459016419210688843871218556461249 60798722908519296819372388642614839657382291123125024186649353143970137428531926649875337218940694281434118520158014123344828015051399694 29015348307764456909907315243327828826986460278986432113908350621709500259738986355427719674282224875758676575234422020757363056949882508 79689281627538488633969099598262809561214509948717012445164612603790293091208890869420285106401821543994571568059418727489980942547421735 82401063677404595741785160829230135358081840096996372524230560855903700624271243416909004153690105933983835777939410970027753472000000000 00000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000 0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000 F100= 354224848179261915075 f1000= 43466557686937456435688527675040625802564660517371780402481729089536555417949051890403879840079255169295922593080322634775209689623239873 322471161642996440906533187938298969649928516003704476137795166849228875増加速度の大きい関数
(2)
小数と大数 19𝑝
𝑛𝑛番目の素数
𝜋 𝑥
Θ 𝑥/log 𝑥
𝐹
𝑛𝑓
00
,
𝑓
11
,
𝑓
𝑛 1𝑓
𝑛𝑓𝑛
1𝑓
𝑛 √ 𝑛 𝑛Θ 2
n2
𝑛, 𝑛!, 𝑛𝑛
2
𝑛=𝑜 𝑛! , 𝑛!=Θ 𝑛log 𝑛), 𝑛!=𝑜 𝑛
𝑛𝐴 𝑥, 𝑦
アッケルマン関数
𝑛
𝑛=𝑜 𝐴 𝑛, 𝑛
𝐴 0, 𝑦
𝑦
1
𝐴 𝑥
1,0
𝐴 𝑥, 1
𝐴 𝑥
1, 𝑦
1
𝐴 𝑥, 𝐴 𝑥
1, 𝑦
𝑓 𝑛 = Θ 𝑔 𝑛
⇔
𝑓 𝑛 の増加速度は 𝑔 𝑛 の増加速度と同じ程度
𝑓 𝑛 = 𝑜 𝑔 𝑛
⇔
𝑓 𝑛 の増加速度は 𝑔 𝑛 の増加速度より真に小さい
増加速度の大きい関数
(3)
小数と大数 20アッケルマン関数
𝐴 𝑥, 𝑦
𝐴 0, 𝑦
𝑦
1
𝐴 𝑥
1,0
𝐴 𝑥, 1
𝐴 𝑥
1, 𝑦
1
𝐴 𝑥, 𝐴 𝑥
1, 𝑦
A(3,3) = A(2,A(3,2)) = A(2,A(2,A(3,1))) = A(2,A(2,A(2,A(2,0)))) = A(2,A(2,A(2,A(1,1))))
= A(2,A(2,A(2,A(0,A(1,0))))) = A(2,A(2,A(2,A(0,A(0,1))))) = A(2,A(2,A(2,A(0,2)))) = A(2,A(2,A(2,3)))
= A(2,A(2,A(1,A(2,2)))) = A(2,A(2,A(1,A(1,A(2,1))))) = A(2,A(2,A(1,A(1,A(1,A(1,0))))))
= A(2,A(2,A(1,A(1,A(1,A(0,1)))))) = A(2,A(2,A(1,A(1,A(1,2))))) = …
𝐴 0, 𝑦
𝑦
1
𝐴 1, 𝑦
𝑦
2
𝐴 2, 𝑦
2𝑦
3
𝐴 3, 𝑦
2𝑦
3 3
𝐴 4, 𝑦
2
2… 2𝑦
3個
3
Knuth の↑記法
D.E.Knuth, 1976
↑
は掛算の反復(=累乗)を表す:
↑↑
は累乗の反復(=tetration)を表す:
↑↑↑
はtetrationの反復(=pentation)を表す:
小数と大数 21𝑛
1 のとき
𝑛 ≧ 1 かつ 𝑏
0 のとき
その他
https://en.wikipedia.org/wiki/Knuth%27s_up‐arrow_notation
Graham 数
(1)
R.Graham, 1970
𝑛 次元超立方体の 2𝑛 個の頂点のそれぞれを互いに全て線で結ぶ。
次に、2つの色を用いて連結した線をいずれかの色に塗り分ける。
このとき
𝑛 が十分大きければ、どんな塗り方をしても、同一平面上にある四点でそれらを結ぶ線が全て同一の
色であるものが存在する。
これを満たす𝑛 として与えられた数
𝐺 のこと.
𝐹 1, 𝑛
2𝑛 𝑛 ≧ 2
𝐹 𝑚, 2
4 𝑚 ≧ 1
𝐹 𝑚, 𝑛
𝐹 𝑚
1, 𝐹 𝑚, 𝑛
1 𝑚 ≧ 2, 𝑛 ≧ 3
𝐺
≧ 𝐹 𝐹 𝐹 𝐹 𝐹 𝐹 𝐹 12,3 , 3 , 3 , 3 , 3 , 3 , 3
Graham 数
(2)
小数と大数 23https://ja.wikipedia.org/wiki/グラハム数
とするとき
3
が
個
Conway のチェイン表記
(1)
https://en.wikipedia.org/wiki/Conway_chained_arrow_notation
J.H.Conway, 1996
𝑝, 𝑞 を正整数とし、𝑋 をチェインとするとき、
0.
空のチェイン
(=長さが 0 のチェイン)は
1
を表す
1.𝑝 だけからなるチェイン
𝑝
は整数
𝑝
を表す
2.
𝑝 → 𝑞
は
𝑝
𝑞
を表す
3.
𝑋 → 1
は
𝑋
に等しい
4.
𝑋 → 𝑝 → 𝑞
1
は
𝑋 → 𝑋 → ・・・ 𝑋 → 𝑋 → 𝑞 ・・・ → 𝑞 → 𝑞
を表す
𝑝 個の 𝑋 と 𝑝
1 個の 𝑞, ( ) は 𝑝
1 組
4. は次と同じ:
Conway のチェイン表記
(2)
小数と大数 25https://en.wikipedia.org/wiki/Conway_chained_arrow_notation
≒
ルール4による
余分な括弧を削除
ルール3による
ルール2による
余分な括弧を削除
ルール3による
ルール2による
Conway のチェイン表記
(3)
小数と大数 26https://en.wikipedia.org/wiki/Conway_chained_arrow_notation
と定義すると、
グラハム数 G
は
アッケルマン関数
は
𝑛
個の↑
層
64 個の 3→3
(𝑚 ≧ 3)
多変数のアッケルマン関数
小数と大数 27𝐴 0, 0, 𝑧
𝑧
1
𝐴 𝑥
1, 0, 𝑧
𝐴 𝑥, 𝑧, 𝑧
𝐴 𝑥, 𝑦
1, 0
𝐴 𝑥, 𝑦, 1
𝐴 𝑥, 𝑦
1, 𝑧
1
𝐴 𝑥, 𝑦, 𝐴 𝑥, 𝑦
1, 𝑧
2変数のアッケルマン関数より増加速度が大きい
10
10= 2
10
10…1010
10= 2
グーゴル googol と プレックス plex
など
小数と大数 281
googol
= 10
100
𝑛
plex
= 10
𝑛
1
googol‐plex
=10
(1 googol)
𝑛 = 10
10
…10
𝑛
1 googol = 100 plex = 10
(2 plex)1 googol‐plex = 10
10100= 10
10102=(100 plex) plex
2
=
𝑛 を再帰的に適用すると・・・
小数と大数 29𝑛 = 10
10
…10
𝑛
2 = 10
102
…
= 2
これって、どのくらいたくさんあるの?
(1)
8×8の盤を白黒に塗り分ける方法は何通りある?
2
64= 18446744073709551616
≒18.5×10
18通り
など
約18.5×10
18
= 18.5
quintillion
2
これって、どのくらいたくさんあるの?
(2)
小数と大数 31平面上に
20 個の点がある。これらすべての点同士をループがないように線で結ぶ。
何通りの結び方がある?
1
3
1
2
2
3
3
1
𝑛
3 の場合
𝑛
4 の場合のいくつか
1
2
1
2
1
2
3
3
3
4
4
4
𝑛C2
C
𝑛
1
通り。
𝑛
20 のとき、
190
C
19
=64123483527473864490450300≒64×10
24
= 64
septillion
これって、どのくらいたくさんあるの?
(3)
アボガドロ数
炭素 12 グラムの中に含まれている炭素原子
12
C の個数は?
アボガドロ数(アボガドロ定数)とは、物質量 1 モル とそれを構成する粒子(分子、原子、イオンなど)の個
数との対応を示す比例定数。
「モル」とは原子や分子の単位のこと。原子や分子は重さをもっているが、とても小さいので1個単位では
測定ができないので、「モル」という単位を使う。
12C の質量数は 12 で、
12C 原子1個の質量が約 2.0×10
‐23gなので、炭素 12グラムの中に含まれている
炭素原子の数は、12/(2.0×10
‐23) =
602×10
21
= 602
sextillion
である。
この 602×10
21という数をアボガドロ数という。
これって、どのくらいたくさんあるの?
(4)
小数と大数 33土星って、ガスの塊だけど、その重さは?
約 1.8×10
27Kg =
1.8
octillion
Kg
では、
太陽の重さは?
約 1.8×10
30Kg =
1.8
nonillion
Kg
これって、どのくらいたくさんあるの?
(5)
小数と大数 34地球は何個の原子でできている?
約 10
50
個
これって、48個の点をループができないようにつなぐ方法の個数
約 10
61
通り
= 1
googol
(=10
100
)よりは小さい
に近い(と言えるかな?)
これって、どのくらいたくさんあるの?
(6)
小数と大数 3510×10の格子状マス目を10色で塗り分ける方法は何通りある?
10
10×10
通り =
1
googol
通り
では、
1 googol ×1 googol の格子状マス目を 1 googol 色で塗りつぶす方法は
何通り?
(1 googol)
(1 googol)2
= 10
10010
100×10100
=
10
10010
200
通り
参考文献
小数と大数 36