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お祝 い の 言 葉

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Academic year: 2021

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お祝 い の 言 葉

日本雪氷学会会長 東

日本雪氷学会北海道支部が創立30周年 を迎 えるに当た りまして学会 会長 として一言お祝 いを申し上げ、 また学会 としての期待 と覚悟 を新た に致 したい と存 じます。

北海道支部の創立は昭和34年とい うことでございますが、私 自身が雪 氷学会に入会 したのが33年であ りまして、支部が どんな経緯で創立 され たのかは存 じてお りませ ん。雪氷学会 自身は昨年50周年 を迎 えましたの で、学会の創立後20年に して初めての地方支部 として北海道支部が出来 た とい うことであ ります。学会の成長段階 として当然のこととも申せ ま しょうが、 当時 としては吉 田順五先生 ら主導的立場にあられた方々の御 苦労があったことと深 く敬意 を表す る次第でございます。

これが恐 らく支部創立の原動力の一つになったことであると思いますが、当時の北海道支部会員 の研究の水準が非常に高揚 していた と考 えられ ます。現在、雪氷学会には東北支部、北信越支部 も 出来 ましたが、支部が作 られるとい うのは、単に会員が増えたか ら交流の場 をふや そ うとか、講習 会等で近 くの会員の便宜 を図ろ うとか言 うだけではな く、地域会員の学術研究のポテンシャルの高 ま りによるのではないか と思います。この30年間の北海道支部の歩み を振返 ってみ ます と、雪氷学 のあ らゆる分野で高い水準 を維持 して学会全体 をリー ドして来た と申せ ます。今後 も会員の皆さま の御努力によ り、 この役割 を十分 に担 って頂け ます よう期待 申し上げているところでございます。

北海道支部の活動 を思い返 して、 もう一つ 申し上げ られ ることは、学会の国際的活動に尖兵の役 を呆た して来た とい うことであ ります。戦後、いち早 くこのことを実践 され ましたのは中谷宇吉郎 先生であ りまして、ご自身昭和24年に

ICSIの

雪結晶分類の会議に出 られて諸外国の研究者 と親 交 を結ばれてか ら、私 ども弟子たちに次々 と留学や フィル ド・サーベ イヘの参加に送 り出 して下さ いました 。支部が創立されましたのは、私が

SIPREに

2年半行 って帰 って きた翌年であ ります が、33年の「雪氷」20巻 1号に、その前年 カナ ダの トロン トで行われた

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会の ときのIC

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模様 を報告 してお ります。爾来、こうい う国際活動報告は北海道支部会員によって多 くなさ れ ました。 そして、今度は逆に外国の研究者 を受け入れ ることも逐次活発にな り、今 日では殆んど 珍 しいことではな くなってお ります。学会 としての国際活動の最近のハ イライ トであ ります1984年 の

IGSシ

ンポジウム も札幌で行 われ、北海道支部が地元 として大 きな役割 を演 じたことは皆様の 記憶に新 しいところでござい ます。

創立以来半世紀 を経た 日本雪氷学会の今後 を展望す ることは必ず しも容易ではあ りませんが、雪 国在住会員を殆ん ど網羅 した二つの支部 を横糸 とし、学会誌や全国大会、種々の情報活動 を縦糸 と

して雪国 日本 を代表す る力強い学会 として成長 してゆきたい もの と願 ってお ります。只今、学会誌 のことを申 し上げ ましたが、 この「雪氷」の編集につ きまして もこの両3年は編集実務 を北海道支 部の会員に担 って頂いてお ります。 この機会に若濱五郎編集委員長 を初め とす る編集委員会の皆 さ まに厚 くお礼 を申し上げ ます。北海道支部の会員の皆 さんが産、官、学足並み を揃 えて益々学会の 発展のため ご研鑽いただ くよう祈念いた しまして、お祝 いの言葉 といた します。

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参照

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