コス トパ フ ォー マ ンス を考 慮 した 排 水 性 舗 装 機 能 回 復 手 法 の 検 討
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(2) 表‑3切. り取 りコア の 断 面観 察 の 結 果. ※舗装種 別は、追越 車線、走 行車線 とも同 じ 図‑1調 表‑1機. 査 箇 所 の概 要 能 回復 車 の主 な仕 様. ※"上. か ら○ 割"と. は,排. 水 性 舗 装5cmの. う ち,上. から. ○割 程 度 詰 ま り物 質 で 詰 ま っ て い る こ とを 指 す. ※BWPは 車 線 中 央 の 非 わ だ ち 部,OWPは 外 側 わ だ ち部 を 示 す.. 表‑2調. 査内容. 図‑2機. ○印が実施項 目. 3.つ. くば 市 内 での 機 能 回 復試 験 例. 能 回復 車 に 回収 され た 固形 物 量. (2)試 験 結果 a)空 隙詰 ま り物質の除去特性. (1)試 験 方法 a)調 査概要. 抜 き取 りコア の断 面観察 (1). 長期供 用 した現道 の排 水性舗装上 で,清 掃 に よる機 能. 空 隙詰 ま り物 質 の詰 ま り状態 をみ るた めに,現 場 か ら. 回復作業 を行 い,作 業前後 の機能 の変化,路 面 性状 を調. 抜 き取 った コアの断面 を観 察 した.コ ア を採集す る時 の. 査 した.. 切 り取 り断面 は,切 り取 りの際 の熱や水 に よ り,ア ス フ. b)調 査箇所. ァル トが溶 けた り詰 ま り物質 が流 出 した りす るため,コ. 調査 は,つ くば市内 の平成4年 に施 工 した排水性舗 装 上で行 った.粒 度 の異な る3種 類 の排水 性舗 装,比 較 の. ア を60℃ 程度 に温め,手 で半分 に割 り,そ の断面 を観 察. た めの密粒 度舗装 が施工 され てい る現 道上 の試 験工 区で. 切 り取 りコアの断面観察 の結 果 を表‑3に 示す.過 去 の. した.. あ り,図‑1の よ うな概要 の箇所 であ る.. 報告5)によれ ば,排 水 性舗装 では,非 わだ ち部 では上か ら. c)機 能 回復方法. 詰 ま り,わ だ ち部 では 下か ら詰 ま り,さ らに詰 ま りが進. 機 能回復作業 は,表‑1に 仕様 を示す機 能回復車 を用 い. 行 す る と全層詰 ま る と報告 され てい る.今 回の調査で は,. て実施 した.機 能 回復 車 とは,舗 装 の上面 よ り高圧 水 を. わだ ち部 では全層詰 ま ってい る箇所 が ほ とん どで あ り,. あて,空 隙 の詰 ま り物 質 を破砕 し,高 圧 吸引 に よ りこれ. 十 分詰 ま りが進行 した状態 で あった.今 回の調査箇所 は. を回収 す る機 能 を持つ 車で ある.泥 水状 で吸 引 された詰. 10年 以上 とい う長 い期 間機 能回復等 を実施 していなか っ. ま り物 質 は,機 能 回復 車内 で固液 分離 され,水 はあ る程. たた め,こ れ まで の報 告 と同 じよ うに全層詰 ま った状 態. 度繰 り返 し使用 できる構 造 とな ってい る.. になった もの と考 え られた.. d)調 査項 目. (2)詰ま り物質量. 調査 は,機 能 回復 前,機 能 回復 後のそれ ぞれ の段 階で. 機能 回復作 業に よって,回 収 され た固形物 の量 を図‑2. 行 い,路 面 性状調 査,切 り取 りコアの断面観 察等 を行 っ. に示 す.工 区に よって差が大 きく,回 収 量 は最 大粒径 の. た.調 査 内容 を表‑2に 示 す.. 小 さい第4工 区が最 も少 な く,空 隙率 が大 きい第3工 区 で多 くなった. 抜 き取 りコアの内部 に溜ま った詰 ま り物質 を過 酸化水. 206.
(3) 図‑5機 図‑3舗. 図‑4全. 能 回復 車 に 回収 され た 固形 物 の粒 度. 装 内 に溜 まっ た全 詰 ま り物 質 量. 図‑6切 詰 ま り物 質 に対 す る除 去率. り取 りコア か ら回収 した 詰 ま り物質 の粒 度 分布(機 能 回復 前). 素 を用 いて全て取 り出 して,全 詰 ま り物 質量 を測 定 した.. 計測 した例 を併記 した.都 市部 の詰 ま り物質 では,供 用. 結果 を図‑3に 示す.機 能回復前後で測 定 したが,全 ての. 年 数が長 くな るほ ど粒 度が粗 くなってい るが,つ くばの. 箇所 で機 能 回復後 は詰 ま り物 質量が減 ってお り,詰 ま り. 詰 ま り物 質 は粒度 が細 か く,回 収 された もの と同様 の傾. 物 質が除去 され てい る様 子が分 かる.. 向で あった.. 空隙 内に溜 ま った物質 の除去率 を図‑4に 示す.図‑4の. 以上 の よ うに,排 水性舗 装の詰 ま り物質 は,沿 道 の土. 除去率は,図‑2の タンク内物 質量 と図‑3の 機 能回復前 の. 地利用形 態 によ り異 なるので,路 線 の特徴 を把握 した適. 全詰 ま り物質 量 の差 か ら算 出 した.空 隙率 の大きい 工区. 切 な洗浄 の検討 が必要で ある と考 え られ る.. で除去 率が大 き くな り,粒 径,空 隙径 が小 さい第4工 区 の除去 率が最 も低 くな った.. 4.全. 国直 轄 国 道 デ‑タ を基 に した. いずれ の工 区も,除 去率 としては数〜10%程 度 で あ り,. 機 能 回 復 作 業頻 度 の 検 討. 長期 間機 能 回復等 を行 って いない排水 性舗 装 では,効 果. (1)機能回復作業の最 適作業頻度検討 の考え方. 的 な除去は困難 であ ると考 え られ た.. 機能 回復 の最適 作業頻度 の考 え方 につい て、本稿 での. b)詰 ま り物 質の粒度分布. 検討 フロー を図‑7に 示す.. 機能 回復車 に よ り回収 され た詰 ま り物 質の粒度 を図‑5. 排 水性舗 装は,路 面雨水排 除 に よる走行安全 性の 向上. に示す.こ こで は比較 と して,国 土交通省 関東 地方整備. や 騒音低減効果 を期 待 して施 工 されてい る.し たが って,. 局東京 国道 事務所管 内で計測 した例6)を併記 してい る.つ. これ ら機能 が一定 の レベル に低 下す るまで の期間 が,付. くば市内で回収 され た詰ま り物 質は,都 市部 で回収 され. 加 的機 能 面か らみ た場 合の寿命 であ る と考 え られ る.一. た詰 ま り物質 と比べ,粒 径 が非 常に細 かい こ とがわか っ. 方,排 水性舗 装 を施 工 した場合 において も,舗 装体 と し. た.こ れ は,つ くば市 内の空 隙詰ま り物 質は周辺 の土壌. て本 来満 たすべ き機 能 があ る.舗 装 体 としての本来機 能. 由来 の細 かい成 分 が多 いが,都 市部の空 隙詰 ま り物質 で. を示 す路 面性 状 があ る一 定の レベル に低 下す るまでの期. は土壌 由来 の成 分 が少 ないた め と考 え られ た.. 間が,舗 装 体本来機 能面 か らみ た場合 の寿命 で ある と考. 抜 き取 りコアか ら回収 した詰 ま り物質 の粒 度分布 を図 ‑6に 示す .こ こで も比較 のため,東 京国道事務 所管内で. え られ る. そ こで,本 稿で は,付 加 的機能 を示す透水 量 に関す る. 207.
(4) 図‑7本. 稿 で 用 い た機 能 回 復 最 適 作 業 頻 度 の 検 討 フ ロー. 供用性 と舗 装体本 来機能 を示す 路面 性状(MCI)の. 供用. 性 に対 してそれ ぞれ の推移 を検討 し,両 機能 の内,早 く 寿命 を迎 えた場合 に修繕す るもの と仮定 して,コ ス トパ フォー マ ンス的に有利 とな る機 能 回復作業頻 度を求 め る こ ととす る. (2)供 用性 曲線 の設 定手法の検討 図‑8透. 排水性舗 装 の透水機 能 に関す る供用 性 曲線 は,現 場透. 水 機 能 に関 す る供 用性 曲線 の概 念. 水試験 か ら得 られ る透水 量の推移 を示 す もの とす る.透 水機 能 に関す る供 用性 曲線 は,供 用後,機 能 回復作業 を. 舗 装 体 と しての寿命 が必 要 なため,路 面性 状 の指標 で あ. 全 く行 なわな かった場合 の供 用性 曲線(以 下,マ スター. るMCIの 供用性 曲線 につ いて も検討,設 定す る.. カー ブ とす る.)と,機. a)透 水量の供用性 曲線の検討. 能 回復作業 に よる回復 量 と機 能. 回復作業後 の供 用性 曲線(以 下,機能 回復カー ブ とす る.). (1)透水 量デー タの収集 ・整 理. に区分 して検討,設 定す る.排 水 性舗 装 の透 水機 能 に関. 各地 方整備局所 管の直轄 国道 の透水量 デー タを収集 し,. す る供用 性曲線 の概念 を図‑8に 示す.. 各種 条件 に分類 し,そ れ ぞれ供 用性 曲線 を作成 し検討 し. また,ラ イ フサイ クル コス ト算 定に は透 水機 能 の他 に. た.条 件別 の透水機 能経 時変化の傾 向を表‑4に 示す.. 208.
(5) 表‑4条. 件別 の透 水機 能経 時 変化 の傾 向. DID地 区:人 口集 中地 区の こ とで 、市 区 町村 の 区域 内で 人 口密 度 の高 い(約4000人/km2以 上)調査 区域 が互 い に隣 接 して 、そ の 人 口が5000人 以 上 とな る地 域 市街 地:道 路 の 両側 に人 家 が連 担 し、市街 部 を形 成 して い る 地域 でDID地 区 以外 の地 域 平 地:人 家が連 担 してお らず 、道 路 勾配 が 緩や か な地 域 山地:山 地、 丘 陵お よ び 山麓地域. 表‑5階. 図‑9つ 透く ば 市 内 排 水 性 舗 装 の 経 年 水 量 とマ ス タ ー カ ー ブ の 比 較. 表‑7透. 水 機 能回復 量 の推 定式. 級 幅 ごとの決 定係数 wb:機. 能 回 復 作 業 前 現 場 透 水 量(ml/15s). yrec:透 水 機 能 回 復 量(ml/15s). 表‑6作. 成 した マ ス タ ー カ ー ブ の 推 定 式. x:経. 過 月 数,y:現. 図‑10一. 場 透 水 量(ml/15s). が考 え られた が,本 検討 では相対 的 に相 関係 数 が高い透. (2)マス タ ー カ ー ブ の設 定 マ ス ター カ ー ブ の設 定 に あ た っ て,マ ス タ ーカ ー ブ の 目的 変数,説. 水量 の実測値 を設 定 した. 説 明変数 の設 定対象 は,経過 月数,累 積大型車交 通量,. 明変 数 お よび 線 形 につ い て 検 討 した.. 透 水 量 デ ー タ の特 異 値 棄 却 の た め,階 級 分 け に よ り特 異値 の 影 響 を 小 さ く した.階. 級 幅 につ い て,決 定 係 数 を優 先. す れ ば 階 級 幅 の広 い6ヶ. 月 が最 も 良好 で あ る が,有 効 階. 少 な く,透 水 量 が0ml/15sと. 的 に相 関係 数が高い経過 月数 を説明変数 とした. 以 上の通 り,目 的変数,説 明変数 を設定 し,回 帰式 の 線形 について,1〜4次 式 まで検 討 した結果,1次. ブは1次 式 と した.作 成 したマ スターカーブの推 定式 を. 効階級数 を. 月 が 最 も優 位 とな る が,決 定係 数. 表‑6に 示す.. は 他 の 階 級 幅 よ りもや や 小 さ な値 とな る。 以 上 よ り,階 級 幅 は2ヶ. 月 か3ヶ. 式 で決. 定係数 が0.86と 十分 に有 意で あった ため,マ スター カー. な る月 数 も77.0. ヵ月 と他 の 階 級 幅 とは や や 異 な る.一 方,有 優 先 す れ は階 級 幅1ヶ. 累積49kN換 算 輪数等が考 え られ たが,本 検討 では,相 対. 級 分 け に 対 す る 階 級 幅 の検. 討 結 果 を表‑5に 示 す.階. 級 数 が15と. 般 地域 の透水 量 回復量 検討 結果. 作成 したマス ター カー ブの検証 のた めつ くば市 内で平. 月 が 適 切 で は な い か と判 断 した.次. 成4年 に施 工 した排 水性 舗装 の透水 量経年 デー タ と比較. 級. した結果 を図‑9に 示 す.当 初 はつ くば市内の透水 量が高. 数 の割 合 につ い て 確 認 した 結 果 を 見 る と,階 級 幅 内 の デ ー タ数 が0の 階 級 数 は2ヶ 月 で9階 級 ,3ヶ 月 で4階 級 で. いが,そ の後の傾 向はマ スター カーブ と同様 で あ ること. あ り,全 階 級 数 に対 す る 比 率 はそ れ ぞれ22.0,14.3%で. (3)機能回復 カー ブの設 定. に、階 級 幅 別 に 階 級 内 にデ ー タが 存 在 しな い(n=0)階. る.階 級 幅2ヶ 比 率(2ヶ. がわか る.. あ. 月 と3ヶ 月 とを 比 較 す る と,全 階 級 数 の. 月:3ヶ. 月)は4:3で. 数0の 階 級 は2:1と. 機 能 回復 カー ブの設定 にあた って,機 能 回復量 と回復. あ る の に対 し,デ ー タ. な り,階 級 幅2ヶ. 作 業後の供用性 曲線 につい て検 討 した.. 月 は3ヶ 月 よ りも. 機 能 回復 作業 を行 うことで舗 装内 の塵 埃の堆積 状況 が. 階 級 幅 を狭 くす る効 果 が 小 さい とい え る.し た が って,. 変化 し,同 一箇所 にお ける1回. 本 検 討 で は 階 級 幅3ヶ. 的. 回 目以 降の回復作 業 の効 果 は同等で はない可能 性が あっ. 変 数 に つ い て は,透 水 量 の 実 測 値 や 施 工 直 後 との 比 率 等. た.こ のた め,回 復 作業 回数別 の回復 量 につ いて検討 し. 月 が最 良 で あ る と判 断 した.目. 209. 目の回復作業 の効 果 と2.
(6) 階 級(以 上 〜 未 満) a)マ. ス タ ー カー ブ の傾 き. 図‑11マ. (b)機. (a)一 般 地 域 (b)積 雪 寒 冷 地域 図‑12透 水 量 がOml/15secに な る ま で の 期 間. 階 級(以 上 〜未満) 能 回復 カー ブの 傾 き. ス タ ー カ ー ブ と回 復 作 業 後 の 供 用 性 曲 線 の 傾 き 表‑8MCIの. 予測式. xy: 経 過 年,yMCI:MCIの 表‑9MCI=3.5に. 予 測値. な るま で の推 定供 用 年数. (b)積 雪寒 冷 地 域. (a)一 般 地 域 図‑13MCIの. た が,回 数 に よ る明 確 な 違 い は み られ な か った の で,本. 予 測推 移. 積 雪 寒 冷 地 域 の 市 街 地,平. 地 ・山 地 で は,持 続 効 果 を. 検 討 に お い て は,作 業 回 数 別 に回 復 量 を 分 類 しな か っ た.. あ ま り期 待 で き な い傾 向 が あ る こ とが わ か った.. 階 級 幅 お よび 線 形 につ い て は,マ ス ター カ ー ブ と同 じよ. b)路 面 性 状 の供 用 性 曲 線 の 検 討. うに検 討 し,階 級 幅 は50myl/15sec,線 形 は2次 式 と した.. (1)舗装 管 理支 援 シ ステ ム の デ ー タ抽 出. 透 水 機 能 回復 量 の 推 定 式 を 表‑7に 示 す.ま た,例 と して 一 般 地 域 に お け る透 水 機 能 回復 量 を図‑10に 示 す .一 般 地. 抽 出 した.次. 域 で は,機 能 回復 前 の 段 階 で 透 水 量 が50〜700ml/sccの. MCIの. 舗 装 管 理 支 援 シ ステ ム か ら排 水 性舗 装 区間 の デ ー タ を. 場. に,前. 回 測 定 よ りも新 し く測 定 した 区間 の. 方 が 大 き な 値 とな った 場 合等,明. 合,機 能 回 復 作 業 に よ り100ml/15sec以 上 の 回復 量 が期 待. 適 さな い デ ー タ を 除 外 した.. で き る こ とが わ か った.. (2)各路 面 性 状 予 測 式 の 作 成. マ ス ター カ ー ブ の傾 き と回 復 作 業 後 の供 用性 曲線 の傾. らか に 本 検 討 に. 路 面 性 状 の 長 期 予 測 手 法 が 未 確 立 で あ るた め,本 検 討. き を図‑11に 示 す.こ の 結 果,両 者 の 最 頻 値 が 同 じ階 級 に. で は,ひ び 割 れ 率,わ. あ り傾 き は 同 程 度 で あ る こ とが 分 か る.ま た,平 均 値 に. 以 下 の短 期 予 測 タ イ プ の漸 化 式(式(1))に よ り算 定 した.. つ い て は,‑21.1ml/15sと‑29.2ml/15sで. こ こで,i年 度 の 実 測 値(前 回 測 定値)をMi,i+3年. あ り,そ の差 は約. 8ml/15sで あ る.さ ら に,標 準 偏 差 は33.1と29.0で こ こで の 傾 き は1年. あ る.. 実 測 値(最 新 測 定値)をMi+3と. 間 で減 少 す る現 場 透 水 量 を意 味 す る. もの で あ り,通 常 の試 験 値(新. だ ち 掘 れ 量,平 た ん性 につ い て,. 度の. す る.. 3年 間 の 変 化 量=(Mi+3‑Mi →1年 間 の 変 化 量=(Mi+3‑Mi)/3. 設 時 の 要 求 性 能 で1,000. ml/15s)と 標 準 偏 差 を 考 慮 す れ ば 、8ml/15sの 差 異 は非 常. (1). に小 さい と考 え られ る.以 上 か ら,傾 き は 同程 度 で あ る. 式(1)に つ い て 回 帰 分 析 を行 い,Mi+1‑aMi+bの. と判 断 し,本 検 討 で は 同 じ係 数 を用 い る こ と と した.. 測 式 を設 定 した.. (4)各機 能 回 復 作 業 頻 度 に対 す る透 水 性 能 維 持 期 間. (3)MCI予 測 式 作成. (2),(3)よ り得 られ た マ ス タ ー カ ー ブ,機 能 回 復 カ ー ブ か ら地 域 条 件,回. MCIの. 復 作 業 頻 度 ご と に 算 出 した 透 水 量 が. れ 量,平. 0ml/15secに な るま で の 期 間 を 図‑12に 示 す.. 予 測値 は,(2)で 検 討 した ひ び割 れ 率,わ. だち掘. た ん性 の各 予 測 式 を式(2)〜(5)に 代 入 し算 出 した. 結 果 の最 小値 で あ る7).. 210. 形 式の予.
(7) 表‑10コ. 表‑11道. ス ト分 析 の 一 般 条 件. 路 管理者 費 用算 定 に用 いたマ ス ター カー ブ. 表‑12条 件 別最 適作 業頻度 算 定結果 (コ ス トパ フォー マ ン スの 解析期 間 を40年 と仮 定 した 場合). (積雪 寒 冷 地域 ・DID地 区 ・旧C交 通 に つい て は,デ ー タ が ない た め未 算 定). 図 一14総. (積 雪 寒 冷地 域 ・DID地区 ・旧C交 通 につ い て は,デ ー タ が な いた め 未算 定) x:経 過 月 数,y:現 場 透 水 量(ml/15s). コ ス トと透 水 量 の 経 時 変 化 の 一 例(一. で,道 路利 用者費 用 につ いては事故 費用 な どを,沿 道 お よび地域社 会 の費 用 につ いては環境 費用 な どを考慮 す る べ きであ るが,機 能回復 作業 によ り変化(改 善)す る現. だ ち掘 れ 量(mm). 場透水 量 と事故 の関係,現 場透水 量の回復 量 と環 境費用. σ:平た ん性(mm) ひ び 割 れ 率,わ. (騒音値)の 関係 な ど,定 量的 に明確化 され て いない部. だ ち 掘 れ 量,平. た ん性 の各 予 測 式 を 式. (2)〜(5)に代 入 す る こ と に よ り得 られ たMCIの 表‑8,MCIの. 分が多い のが実情 で ある.こ のため,本 論文 においては, 道路管理者費用 に的 を絞 って論 ず るこ ととした. コス ト分析 の一般条件 を表‑10に 示す.. 予測式 を. 予 測 推 移 を 図‑13に 示 す.. この 結 果,MCI=3.5に うに 推 定 され た.な. な る ま で の 供 用 年 数 は表‑9の. お,路. 通 の 場 合). 道 お よび地域社会 の費用 を考慮す る必要 があ る.こ の中. び 割 れ 率(%). D:わ. 街 地,旧C交. 定に あたって は,道 路管理者 費用,道 路利用者 費用,沿. (2) (3) (4) (5) こ こで,C:ひ. 般 地 域,市. よ. b)道 路管理者費用. 面 性状 か ら考 え た舗 装 の 寿 命. に つ い て は,既 往 調 査8)を 参 考 と し,MCI=3.5を. 道路利 用者費用 の算 出方法 は確立 され てい ない ことか ら,今 回は道路管 理者費 用で ある機 能回復 費用 と補修 費. 修 繕 の基. 用(切 削 オーバ ー レイ)に つ いて検討 した°. 準 と仮 定 した.. (1)道路管理者費 用算定条件 (3)最 適 作 業 頻 度 の検 討 a)ラ. 維持費用lm2当 た りの維持 費用 は,表‑8のMCTの. イ フサ イ ク ル コス ト算 定 条 件. 式に よ り算 定 され た各年 のMCTの ことによ り算 出 した.. 機 能 回 復 の 最 適 作 業 頻 度 を 検 討 す るた め,ラ イ フ サ イ クル コ ス トの 算 定 を行 った.ラ. イ フ サ イ クル コス トの算. Y(円/m2・ 年)=274.0‑27.2MCI(6). 211. 予測. 値 を式(6)8)に 代入す る.
(8) 機 能 回復 費 用,補. 5.ま. 修費用 は 「 国 土交通省 土木工事標 準. /m2)」,「. 切 削 オ ー バ ー レイ 費 用:5,000(円/m2)」. とめ. 全国 の透 水量や路 面 性状デ ー タをま とめた上 で条件別. 積 算 基 準 書 」等 を参 考 に積 算 した,「機 能 回 復 費 用:130(円 を用 い. に分類,階 級分 け し,効 果や コス トを分析す る手法 に よ. た.な お,機 能 回 復 費 用 に つ い て は,機 能 回 復 作 業 費 用,. り検 討 した.そ の結果,機 能 回復 の最適作業 頻度 を求 め. 機 械 損 料,規. る ことがで きた.. 制 費 用,回. 収 汚 泥 の 運 搬費 用 は計 上 して い. しか し,こ こで示 した検討方 法 は,あ くまで も機能 回. る が,汚 泥 処 分 費 用 は計 上 して い な い. (2)道路 管 理 者費 用 算 定 結 果 費 用 の 比 較 は1m2あ. 復 手法 に対す る考 え方 の一つ にす ぎない.し たが って,. た りの 単価 に つ い て 行 っ た.透 水. 量 のマ ス タ ー カ ー ブ は,表‑7を. 今後,機 能 回復作業 の導入 を検 討す る場 合 には,各 現場. さ らに 設 計 大 型 車 交 通 量. 条件 に適 した手法 を個別 に検討 し,機 能 回復作 業実施 の. 別 に分 類 した 表‑11に 示 す も の を用 い,切 削 オ ー バ ー レイ 実 施 の基 準 を 「 透 水 量=0m1/15sec」,「MCI=3.5」 場 合 の最 適(最 安 価)作. 有無 も含 めて考 えてい く必 要が ある と考 え られ る.. と した. 業 頻 度 の コ ス ト検 討 を 行 っ た.. 参 考文献. コス トパ フ ォ ー マ ンス の 解 析 期 間 を40年 と仮 定 した場 合 の 最 適 作 業 頻 度 の算 定 結 果 を表‑12に,一 地 域,市 街地,旧C交. 1). 例 と して,一 般. 積 交 通 量 に よ る騒 音 低 減 効 果 の 変 化 に つ い て,. 通 の 場 合 の 総 コ ス トと透 水 量 の経. 会 講演 論 文 集, pp.683‑684,. 時 変 化 を図‑14に 示 す.. 2). 今 回 示 した 条 件 で は,最 適 作 業 頻 度 は1年 るい は,6ヶ. 月 に1回. 作 業 を行 う方 が,行 っ た.し. に1回,あ 3). わ な い よ りも管 理 者 費 用 が 安 価 とな. 鎌 田 修, 新 田 弘 之, 伊 藤 正秀: 排 水 性舗 装 の 補 修 に よ る機. 4). わ な い 方 が 安 価 な 場 合 も確 認 され た の で,機 能 回 復 作 業. (社) 日本 道 路 協 会舗 装 委 員 会 ア ス フ ァル ト舗 装 小 委 員 会:. 5). て い く こ とが 必 要 で あ る.ま た,本 検 討 で は,全 国 の デ ー タ を 一 律 に 取 扱 った た め機 能 回復 車 毎 の 作 業 費 用 や 能. 田 中俊 彦, 内 田 久 男, 服 部 兼 二: 排 水 性舗 装 に 関 す る追 跡 調 査 (九州 地 建 の 事 例). (下), 舗 装,vol.35 (3), pp.15‑20,. 2000.. 際 は異 な るた め,個 別 に検 討. 6). す る必 要 が あ る.. 国 土 交 通 省 関 東 地 方 整 備 局 東 京 国 道 事 務 所: 平成13年. (4)機 能 回復 作 業 の 最 適 作 業頻 度 検 討 の ま とめ 国 の 透 水 量,路. ま とめ 条 件 別 に分 類,階. 建 設 省 道 路 局 国 道 一 課, 土 木 研 究 所: 舗 装 の 維 持 修 繕 の 計 画 に 関す る調 査 研 究, 第34回. 面性状 デー タを一括的 に. 定 課 題 論 文 集, pp.241‑334,. 級 分 け を し,効 果 や コス ト分 析. 8). 建設省 技術研究会道 路部門指 1980.. 建 設 省 道 路 局 国 道 一 課, 土 木 研 究 所: 舗 装 の 管 理 水 準 と維. を踏 ま え た 機 能 回復 の 最 適 作 業 頻 度 を 求 め る こ とが で き. 持 修 繕 工法 に 関 す る総 合 的 研 究, 第41回. た.. 道 路 部 門指 定 課 題 論 文 集, 3 (pp.1‑109), 1987.. EXAMINATION MAINTENANCE. OF THE POROUS METHODOLOGY. Akihiro KONAGAI,. Porous function. functional. 度低. 騒 音 舗 装 維 持 清 掃 方 法 の検 討 業 務 報 告 書, 2002. 7). 本 章 で は,全. 日本 道 路 会 議 論 文集, 2003.. 排 水 性 舗 装 技 術 指 針 (案), pp105, (社) 日本 道 路 協 会, 1996.. 実 施 も含 め て 設 計 期 間,路 線 条 件 別 に検 討 し. 力 を 区 分 しな か っ た が,実. 日本 道 路 会 議 論 文 集, 2003.. 能 回復 に 関 す る検 討, 第25回. 能 回 復 作 業 を行. 日本 音 響 学. 1999.. 小 柴 剛, 森 悌 司, 並 河 良 治: 排 水 性舗 装 の減 音 効 果 の経 時 変 化 に つ い て, 第25回. と,全 て の ケ ー ス にお い て機 能 回 復. か し,設 計 期 間 に よ っ て は,機. の 実 施,未. 近藤 升, 大 西 博 文, 石川 賢 一: 排 水 性舗 装 の 経 時 お よび 累. asphalt. pavement. But it is a problem recovery. view of cost performance. which. able to set the best frequency, water permeability. that these. Masahide. functions. PAVEMENT. CONSIDERING. has been constructed. tests and the result. ASPHALT. a water. fall in a few years.. of examination. in the view of cost performance,. and MCI.. 212. NITTA. permeability In this paper,. what best frequency. is based on the data of the practical. FUNCTIONAL. COST PERFORMANCE. ITO and Hiroyuki. expecting. 建設省 技術研究会. of functional. road in Japan.. of functional. function. and a low. it is reported recovery. It was clarified. recovery. works. noise. the result works. of. is in the. that we may be. by considering. the.
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山内弘隆( 1987 )「道路の車種別費用負担について─高速道路料金へのラムゼー価格の適用」『高速道路と自 動車』、第 30 巻、第 9
図表13 項目別単位費用の主な増減理由 主 な 増 減 理 由 道 府 県
を抱 えてい る.こ の よ うな状況下 において は,今 後,わ が国の社 会資産 として のイ ン フラス トラクチ ャをいか に維持 管理 し,そ の機能 をいか に保持 してい くかが非 常に重要
はじめに 一般車道の主な舗装としてアスファルト舗装および コンクリート舗装などが挙げられるが、これらを比較
2 廃止とは 私人が維持管理する道路について、建築基準法第42条に規定する道路としての指定を撤回 することをいいます。 3 変更とは