コーン設置前後の自転車の走行位置を確認するため、
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(2) 土木学会東北支部技術研究発表会(平成20年度). (A交差点). (B交差点). 車道側. 中央. 70 60 50 40 30 20 10 0. 民地側. 5.危険率の 危険率の比較 なし あり. コーンの設置による自転車の速度抑制、走行位置の変 化が事故の減少にどの程度の影響を及ぼすのかを検証 するため、危険率の算出を行った。危険率は水沼ら1)の研 究を参考に求めた。なお、計算式において自動車の速度. 車道側. 中央. 民地側. 率は用いていない。コーン設置の効果を事前に把握する. 走行位置. 走行位置. 図-4 交差点進入時の自転車の走行位置. ため危険率を予測した。このときの前提条件は自転車の速. 4.コーン設置前後 コーン設置前後の 設置前後の自転車の 自転車の速度 コーン設置前後での自転車の速度変化を把握するた め、コーン設置前後の自転車の速度割合を求めた(図 -5) 。この図より、A交差点においては 20km/h 以上の 速度で走行する割合の減少、15km/h 程度で走行する割 合の増加を確認できる。B交差点においては 10km/h 後半で走行する割合の減少、10km/h 前半で走行する割 合の増加を確認できる。つまり、コーンを設置すると 交差点全体の平均速度の減少につながる。コーンの設 置により交差点本来の歩道幅員よりも通行可能な幅員 が減少することで、速度が抑制されたと考えられる。 また、走行位置別での速度の違いをみるため、図-6 に走行位置別の自転車速度を示す。コーン設置後は中. 度が 1.93km/h 減少、民地側を走行する自転車が中央へ と経路変更、中央を走行する自転車の 33%が車道側へ経 路変更するという 3 項目である。この仮説はコーン設置の 予備実験から得たデータをもとにたてた。コーン設置前後 と仮説の危険率の変化を図-7 に示す。まず、コーン設置 前後での危険率の変化を比較するとA・B両交差点におい てコーン設置後に危険率が減少することがわかる。これは コーン設置が自転車事故の減少の可能性が高まると考え られる。コーン設置後と仮説の危険率を比較すると、B交 差点において差はみられないが、A交差点においては多 少の差が生じていた。このことから、危険率の予測式をある 程度推定できると考えられる。 (A交差点) 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0%. 央・車道側走行の両方において速度が低下していた。. 的に走行経路が車道側へと誘導され、速度が抑制され るということになり、事故の減少の可能性が高まる。 (A交差点). (B交差点) なし あり. 18. 44.45. 割合(%). 6. 6. 0. 0 20 速度(km/h). 図-5. 図-7. (A交差点). 20 速度(km/h). 30. 速度(km/h). 14 12. なし あり. 16. 民地側. 中央. 車道側. 走行位置. 図-6. 仮説. なし. 非衝突. 衝突. 31.6. 30.97. あり. 仮説. 非衝突. コーン設置前後の危険率と仮説の危険率. コーンを歩道に設置し、実験を行った。その結果、自転車 の走行位置は車道側へと誘導され、速度抑制が行われた。. 果、コーン設置後は危険率が減少することがわかった。 今後の課題としては、実験箇所の増加、歩道幅員や勾 配の影響を考慮し分析を行うことである。. 14. 参考文献 12 10. 10. あり. 46.86. 69.03. 事故減少の効果を把握するため危険率の算出を行った結. (B交差点) 18. 16. 28.6. 68.4. 本研究では、自転車の出合頭事故減少のため、実際に. コーン設置前後の自転車の速度割合. なし あり. 34.11. 53.14. 6.おわりに. 10. 30. 18. 71.4. 衝突. 12. 10. 65.89. なし. 18. 12. 速度(km/h). なし あり. 24. 割合(%). 24. 55.55. 危険率. 民地側の走行がないことは、コーンを設置すると全体. (B交差点) 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0%. 危険率. なし あり. 割合(%). 割合(%). 70 60 50 40 30 20 10 0. 民地側. 中央. 走行位置. 走行位置別の自転車速度. 車道側. 1)水沼瑛介ら:自転車の速度抑制に着目した見通しの悪い 交差点での出合頭事故防止対策に関する研究、平成 14 年 度土木学会東北支部技術研究発表会講演概要集 Ⅳ-42 2)石山悠介ら:自転車の速度制御に着目した出合頭事故防 止に関する研究、平成 19 年度土木学会東北支部技術研究 発表会講演概要集 Ⅳ-24. - 440 -.
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