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Ⅰ 令 和 2 年 度 の 都 内 道 路 交 通 騒 音 ・ 振 動 調 査 結 果 の 概 要 1

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Academic year: 2022

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Ⅰ 令 和 2 年 度 の 都 内 道 路 交 通 騒 音 ・ 振 動 調 査 結 果 の 概 要

1 調査目的及び調査事項

東京都では、騒音規制法の改正に伴い、平成 12 年度から「自動車騒音の状況の常時監視」(環 境基準の達成状況の把握)を開始した。平成 15 年度からは区部については区長に事務が移譲さ れ、更に平成24年度からは市部の事務が市長に移譲されたことにより、現在、都は町村部のう ち西多摩郡3町1村の区域において測定・評価を行っている。

また、区市においては常時監視に加えて、毎年、騒音規制法及び振動規制法に基づき、自動車 騒音や道路交通振動の状況を調査しており、令和2年度は自動車騒音について 381 地点で、道路 交通振動について 326 地点で調査を実施した。そのうち自動車騒音の 368 地点、道路交通振動の 314 地点は、昼間・夜間の両時間区分で調査を実施している。

本報告書は、都、区及び市による調査結果を基に、自動車騒音の状況の常時監視、自動車騒音 に係る要請限度及び道路交通振動に係る要請限度の超過状況等、騒音及び振動の大きさの状況を 全都的に把握することを目的として取りまとめを行ったものである。

調査事項、調査実施者及び法的根拠は表 1 のとおりである。

表1 調査事項及び調査実施者

調 査 事 項 調査実施者 法 的 根 拠

騒音

環 境 基 準 の 達 成 状 況

知事(3町1村)

区長(23区)

市長(26市)

騒音規制法第18条

要 請 限 度 の 超 過 状 況 区市長 騒音規制法第17条及び第21条の2

振動 要 請 限 度 の 超 過 状 況 区市長 振動規制法第16条及び第19条

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2 調査地点数及び対象道路等

令和2年度に実施した測定地点数及び対象道路等は、表 2 のとおりである。

表 2 測定地点数及び対象道路等

騒音に係る環境基準 騒音に係る要請限度 振動に係る要請限度

対象地域 23区、26市、

西多摩郡(3町1村) 23区、26市 23区、26市 評価区間数

測定地点数

966評価区間

284地点 381地点 326地点

対象道路

高速自動車国道、都市高速道 路、一般国道、主要地方道、

一般都道、一般区市道

高速自動車国道、都市高速道 路、一般国道、主要地方道、

一般都道、一般区市道

高速自動車国道、都市高速道 路、一般国道、主要地方道、

一般都道、一般区市道

測定期間 令和2年4月から 令和3年3月まで

令和2年4月から 令和3年3月まで

令和2年4月から 令和3年3月まで

測定位置 道路端

原則として高さ1.2~1.5m

道路端

原則として高さ1.2~1.5m

道路端 地 表 面

注)要請限度の測定地点数は、騒音振動いずれも、昼間のみ測定した地点を含む。

3 騒音の状況

(1) 東京都及び 23 区 26 市の調査結果 (環境基準の達成状況等)

① 面的評価による環境基準の達成状況

令和2年度に面的評価を実施した 966 評価対象区間における、道路沿道(道路端から 50mの 範囲)の住居等の戸数は 999,589 戸で、そのうち環境基準で定める昼間(6時から 22 時まで)

の時間区分において環境基準を達成していた戸数は 964,514 戸、達成率は 96.5%であった。

また、夜間(22 時から翌6時まで)で達成していた戸数は 917,805 戸、達成率は 91.8%であ った。

道路端から 15m又は 20m以内の特例の基準が定められている近接空間と、それより後ろの 非近接空間ごとの達成状況は表 3 のとおりである。

近接空間の達成状況は、昼間 94.1%、夜間 86.4%と低くなっている。

表 3 面的評価結果(近接・非近接別の環境基準達成率)

昼間 夜間

近 接 非 近 接 全 体 近 接 非 近 接 全 体 区 部 93.6% 99.1% 96.2% 84.9% 97.4% 90.8%

市 部 96.3% 98.8% 97.7% 92.6% 97.6% 95.4%

町村部 95.6% 98.8% 97.2% 90.5% 97.4% 94.1%

全 体 94.1% 99.0% 96.5% 86.4% 97.5% 91.8%

(3)

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② 基準点における騒音レベルと環境基準値(昼間 70dB、夜間 65dB)との比較 ア)環境基準値以下の地点数及びその割合

面的評価の基準点として令和2年度に騒音測定を実施した 284 地点(区部 157 地点、市部 119 地点、町村部8地点)のうち環境基準に定める昼間(6時から 22 時まで)、夜間(22 時から翌6時まで)の両時間区分で環境基準値以下の地点は 215 地点で、その割合は 75.7

%であった。

イ)時間区分別の環境基準値との比較

昼間、夜間の時間区分別に見ると、昼間の時間区分で基準値を下回っていた地点は 252 地点でその割合は 88.7%、夜間の時間区分で基準値を下回っていた地点は 216 地点でその 割合は 76.1%であった。

(2)区市の調査結果(要請限度の超過状況)

① 要請限度超過地点数及び超過率

昼間・夜間の両時間区分で騒音測定を実施した 368 地点(区部 228 地点、市部 140 地点)の うち、要請限度に定める昼間(6時から 22 時まで)及び夜間(22 時から翌6時まで)の両時 間区分のいずれか又は両時間区分で要請限度を超過していた地点は 23 地点で、超過率は 6.3%

であった。

② 時間区分別の要請限度の超過状況

昼間・夜間の時間区分別に見ると、昼間の時間区分では 1 地点で超過し、超過率は 0.3%で あった。夜間の時間区分では 23 地点で超過し、超過率は 6.3%であった。

③ 区域の区分別要請限度の超過状況

区域の区分別の超過状況では、相当数の住居と併せて商業、工業等の用に供される地域であ るc区域の超過率が高く、c区域の測定地点数 206 地点のうちいずれかの時間区分で超過して いた地点数は 16 地点で、超過率は 7.8%であった。

4 振動の状況

区市の調査結果(要請限度の超過状況)

昼間・夜間の両時間区分で測定を実施した 314 地点(区部 195 地点、市部 119 地点)のうち、

要請限度に定める昼間(8時から 19 時又は 20 時まで)、夜間(19 時又は 20 時から翌8時ま で)のいずれか又は両時間区分で要請限度を超過した地点はなかった。

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