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はくさい % (88% ) 前年は 産が天候不良の影響で数量出て来ず高値で推移したが 中旬には兵庫産が増量し 高値疲れで相場は下げに転じた しかし下旬には降雪により再び減少して相場は高まった 本年 産は生育順調で大玉傾向 兵庫や他県産も合わせて潤沢な出回りを見込む 見通し単価

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1月

2019

根 菜 類 【だいこん】千葉・神奈川 産、生育順調で肥大良く、潤沢に出回る見込 み。【にんじん】千葉・埼玉産は生育順調で 引続き太物傾向、平年並み出回りとなる見込 み。【たまねぎ】北海道産中心の出回りで静 岡産が増量してくる。前年は静岡産の出荷が 遅れ気味だったが本年は生育順調。【ばれい しょ類】北海道産は不作で小玉傾向だが長 崎や鹿児島産は作柄良く大玉傾向。 葉 茎 菜 類 【はくさい】茨城産は生育 順調でやや前倒し傾向、兵庫や他県産も 合わせた総体では潤沢な出回りを見込む。 【キャベツ類】愛知・千葉・神奈川産、秋の 台風被害は概ね解消されて各地順調出荷を 見込む。【ほうれんそう】関東産は前進傾向 で年明け分が年末に出荷されるため、1月は 減少が予想される。【ねぎ】千葉・埼玉産、 生育は順調で太物傾向。前年より数量微増 で充分な出回り量があるだろう。【レタス】 静岡・兵庫・香川産中心の入荷。少なかった 前年よりは多いものの、各地前進傾向のた め1月下旬には減少も予想される。 果 菜 類 【きゅうり】作柄は産地に よりまちまちで、総体では平年並みか若干少 なめを見込む。【なす類】高知・福岡産、12 月の曇雨天の影響から生育が鈍く、数量は 前年並みかやや減を見込む。【トマト】熊本・ 栃木・愛知産中心の入荷。作柄は各地とも 概ね良好で数量は平年並みを見込む。【ピー マン】宮崎・高知・茨城産中心の入荷。産地 によっては着花不良が見られ、中旬は減少 予想。数量は少なめだった前年並みの見込 み。 そ の 他 【ブロッコリー】各産地と も年内に大幅出荷前進したため、1月の予想 入荷量は少なかった前年並みを基準に産地 によってやや増減あり。【春菊】気温高で前 進したため、宮城産は年明けから減少しダラ ダラ出荷、千葉産は寒さ次第だが平年並み の見込み。【せり】生育は順調で1月は大きな 山谷なく平年並みの量を見込む。【にら】新 物中心に切り替わり、平年並みの入荷見込 み。【菜の花】今年は台風の影響も少なく気 温高のため生育はやや前進気味だが、少な かった前年以上の量が出てくる見込み。【か ぼちゃ】鹿児島産は下旬中心の出回り。メキ シコ産は月通じて平準入荷し、量的にも平年 並み。ニュージーランド産は前年と同じく、1 月下旬から入荷開始の予定。【かんしょ】貯 蔵物のため入荷安定。関東産、徳島産とも 肥大はL、Mサイズ中心と平年並み。

【1月まとめ】

前月に続き12月も上旬までは温暖な気候となり、全国 的に気温は平年より高めで推移した。これにより野菜の 生育は前進化し、多くの品目で潤沢な出回りとなった。 販売面では、暖冬による鍋物需要の低調も響いて全般 に荷動きが鈍かった。11月上旬kg価格は213円(前年比 74%)で、天候不順による不作が目立った前年より大幅 に安い結果。中旬になると平年通りの寒さが到来し、野 菜の出回りも落ち着きを見せ始めた。きゅうりは上旬ま での前進出荷の反動もあり、順調な出回りから一転して 減少。相場は急騰した。レタスも上旬までは不足なく入 荷したが、中旬からは冷え込みを受けて出荷量が伸び ず、クリスマス需要もあって相場は上昇。れんこんは秋 口の台風の影響から不作傾向にあり、平年よりやや少な い出回りのまま年末需要期を迎えて相場が高まった。反 面、大根では潤沢な出回りが続いて相場は低迷。主産県 による出荷調整も行われた。白菜やキャベツでも関東 産を中心に順調な出回りが続いた。中旬kg価格は223 円(同72%)。1月は多くの品目で引続き順調な出荷が見 込まれ、荷動きも準じて緩慢であることが予想される。 ただ、なすやピーマン、きゅうり等果菜類では着花不良 や生育の鈍さが見られ、出荷に響く懸念もある。レタス ではこれまでの前進出荷が影響して1月中下旬に出回り が薄くなることも考えられる。1月の見通しkg価格は220 円。これは不作高騰の前年を大幅に下回り、平年比でも 大きく安い水準となるが、今後の寒波の到来や、日照の 多寡によっても状況は変わってこよう。

だいこん

前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比 48 70 70 36% 販 売 見通し 前年は、関東産の作柄不良のため上旬まで高値が続いた。 中旬からは数量は増えないものの高値疲れにより荷動きは 停滞、相場は下げ展開となった。 【本年】神奈川・千葉産中心の出回り。生育は順調で潤沢 な出荷となる見込み。見通し単価70円は高騰した前年の4 割程度、平年比でも大幅に安い。 主産県 産地名 出荷 現況 作 柄 状 況 神奈川 (58% ) 三浦市 B 生育は順調で肥大も良好。切れ目なく潤沢な 出荷が見込まれる。1 月総体の出荷は約 98 万ケースの計画。 千葉 (35% ) ちば みどり ( アグリ タウン ) B 露地物・トンネル物ともに生育順調。1 月 10 日頃よりトンネル物が出始める。日量 3 万ケー ス前後の出荷見込み。これまではやや前進傾 向があったが、ここに来て平年並みのペースに 戻っている。 生育進度は平年より 2 週間以上前進しており、 年明け出荷分が年内に出てきている。太りも

にんじん

前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比 99 110 △♯ ○♯ 100 65% 販 売 見通し 前年は、千葉産で葉枯れが見られるなどして出荷が進まず、 埼玉産も残量少なく相場は上昇した。下旬には九州産の入 荷に頼るも相場は上げ展開となった。 【本年】千葉・埼玉産中心の入荷。暖冬の影響で肥大が進 み、太物傾向となっている。生育は問題なく平年通りの出 回り量が見込まれる。上旬は年末の在庫から相場は軟調予 想。下旬に向かって数量が落ち着いて相場上昇となる見込 み。見通し単価100円は、入荷の少なかった前年より大幅に 安く、平年比でも安い。 主産県 産地名 出荷 現況 作 柄 状 況 千葉 (79%) 千葉 みらい ( 八街 ) 生育は順調で、肥大が良いことから引続き太物傾向。安定的な出回りで数量は平年並みを 見込む。 冨里市 B 生育進んで太め傾向、1 月も安定的な出荷が続く。数量は平年並みかやや多めとなる見込 み。 作柄良好、これまでの好天により肥大が進ん

1月主要品目産地別生育出荷情報及び単価見通し

(全都扱い)

○強い ○#強保合 #保合 △#弱保合 △弱い 単位:円/kg,%  主産県:( )内数字は前年の全都入荷量構成比 出荷現状:A…出荷開始、B…最盛期、C…末期 (状況は2018年12月20日現在) 本資料の無断転載はご遠慮下さい。 記載内容の文責は営業管理部情報課 (電話番号:03-5492-2041)

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1月

2019

はくさい

前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比 38 40 50 34% 販 売 見通し 前年は、茨城産が天候不良の影響で数量出て来ず高値で 推移したが、中旬には兵庫産が増量し、高値疲れで相場は 下げに転じた。しかし下旬には降雪により再び減少して相場 は高まった。 【本年】茨城産は生育順調で大玉傾向。兵庫や他県産も合 わせて潤沢な出回りを見込む。見通し単価50円は高値を引 き摺った前年を大幅に下回り、平年比でもかなりの程度安 い。 主産県 産地名 出荷 現況 作 柄 状 況 茨城 (88% ) 北つくば ( 結城 ) B 生育は順調で、引続き大玉傾向にある。出荷ペースはやや前進傾向にあり、秋冬物の切り 上がりが早めなことも予想されるが、1 月は切 れ目なく出回りがあるだろう。数量は不作の前 年より多く、平年並みの予想。 常総 ひかり (八千代) B

キャベツ

前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比 71 80 85 43% 販 売 見通し 前年は、天候不順による数量減少が続き相場高となった が、中旬には高値疲れから相場は下落。数量は少ないままだ が高値による荷動きの鈍さが続いた。 【本年】愛知・千葉・神奈川産、各地生育は順調。切れ目の ない出回りが見込まれ、販売面では大きな波はなさそうであ る。見通し単価85円は高かった前年の5割を下回り、平年比 でも大幅に安い。 主産県 産地名 出荷 現況 作 柄 状 況 愛知 (58%) 豊橋 愛知 みなみ B 冬系・春系ともに生育は順調。肥大良く大玉 傾向となっている。2 月までは台風被害の影 響が一部あるものの、ほぼ平年並みの数量が 見込まれる。2 月以降に関しては平年以上の 出回りも期待される。 千葉 (19%) ちば みどり ( アグリ タウン ) B 日量 2 万ケース前後で、引続き順調な出荷が 見込まれる。これまではやや前進傾向があった が、ここに来て平年並みのペースに戻ってい る。数量は平年並みか若干増の見通し。 神奈川 (15%) 三浦市 B 気温が高かったため玉肥大は良好、秋口の台 風による塩害も解消され、切れ目なく潤沢な 出回りを見込む。1 月総体の出荷計画は約 46 万ケース。

ほうれんそう

前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比 392 580 580 71% 販 売 見通し 前年は、上旬までは一昨年からの高値が続いたが、中旬に は群馬産の増量と高値疲れにより相場は下落。下旬には降 雪の影響で露地物中心に減少して相場はやや上昇した。 【本年】関東産は前進傾向、年明け分が年末に出荷される ため、1月は出回りが減ることが予想される。相場は年末需 要で高まった後も横ばいで推移か。見通し単価580円は高 値だった前年より大幅に安く、平年並み。 主産県 産地名 出荷 現況 作 柄 状 況 群馬 (33%) 太田市 ( 藪塚 ) B 露地作は年内に出荷前進し、1 月には例年よ り早く出荷を切り上げる生産者も出てこよう。 雨除けは露地作ほど前進しておらず、順次蒔 き付けも出来ている。1 月は雨除け主体とな るため、出荷の山谷はない模様。露地作は減 少するも雨除けは作付け増もあり、トータルの 予想入荷量は平年並み。 茨城 (32%) 茨城 旭村 B 暖秋・暖冬の影響で生育進み、現状、年明け 出荷分が出ている状況にある。播種作業は順 調に進んでいるが、出荷前進する中、今後の 冷え込み次第では 1 月中頃に出荷の谷間とな る可能性もあり、予想入荷量は少なめだった 前年並み~やや増。 埼玉 (15%) いるま野 ( 川越 ) B 生育前進後の厳しい冷え込みにより、12 月下 旬時点では生育停滞し、出荷量は伸び悩んで いる。年内の出荷前進の影響と年末には寒波 の予想から、1 月入荷量は少なかった前年以 上も平年を下回る見通し。

ね ぎ

前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比 289 330 ○♯ △♯ 300 83% 販 売 見通し 前年は、年をまたいで続いた高値から荷動きが鈍化。中旬 まで相場は下落に向かった。下旬になると降雪から埼玉・茨 城・群馬産が減少して相場は上昇に転じた。 【本年】関東産、各地生育は順調で太物傾向。全体量は平 年並み~やや増と充分な出回りが見込まれる。見通し単価 300円は少なくて高値だった前年よりやや安く、平年並み。 主産県 産地名 出荷 現況 作 柄 状 況 千葉 (35%) ちば みどり ( そうさ) B 適度な降雨もあり、現状、太りも順調で年末 に向かって 2L サイズは増加中。1~ 2 月は 地域行事の関係で、出荷量は週末にかけて多 く、週明けは少ないパターンとなる。2L サイ ズ中心に月通じての出回り量は平年並みの見 込み。 埼玉 (22%) ふかや ( 南部 ) B 降雨により収穫作業は一時的な遅れは生じる も、恵みの雨となり肥大は 2L、L サイズと順 調。太物の発生比率は高く、予想入荷量は平 年以上と期待される。年明け直後から出荷ペー スは平準と安定。 茨城 (18%) 岩井 B 夏場の高温、台風等の天候不順で肥大はやや 鈍かったが、現状は L サイズ中心と順調。1 月の入荷見込みは平年並みだが、作付け増の

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1月

2019

レタス

前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比 121 125 ○♯ 200 50% 販 売 見通し 前年は、天候不良での不作から、年をまたいで相場高騰し ていたが、西南暖地産で定植の遅れていた分が出始めて増 量。また、業務需要が輸入品に移行したこともあって引合い 弱まり相場急落。荷動きは鈍いまま推移した。 【本年】静岡・兵庫・香川産中心の出回り。各地、前倒し傾 向のため、1月は下旬辺りから端境になることも考えられる。 見通し単価200円は、相場高騰を引き摺った前年より大幅 に安く、平年比でもかなりの程度安い。 主産県 産地名 出荷 現況 作 柄 状 況 静岡 (38%) 遠州 中央 ほか 1 月になるとサイズは L 中心に。これまでの 前進傾向や冷え込みもあって、中下旬には出 回りが薄くなることも考えられる。総体の出回 り量は少なかった前年より多くなる見込み。 香川 (8%) 香川 ( 豊南 ) 大玉傾向で 2L サイズ中心の出荷となってい る。現状、20 日程度の前進が見られ、1 月 中旬には数量減少も予想される。その後 2 月 には再び増量となる見込み。 兵庫 (11%) あわじ島 B 定植は順調に進んだため、平年並みの数量が 出てくる見通し。これまでは大玉傾向だったが、 L サイズで 6 割と平準化してきている。

きゅうり

前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比 440 700 ○♯ 400 87% 販 売 見通し 前年は、年明けから順調出荷となり、年末の相場からは大幅 に下げてのスタートとなった。その後、低温による減少で相 場はやや上昇したが、高値反動で荷動き鈍化し、相場は再 び下落した。 【本年】宮崎・千葉・高知産中心の入荷。作柄は産地により まちまちで、総体では平年並みか若干少なめを見込む。12月 中下旬の高騰からの反動で、年明けは相場下落が予想され る。下旬には恵方巻き需要あり。見通し単価400円は前年・ 平年よりやや安い。 主産県 産地名 出荷 現況 作 柄 状 況 宮崎 (41%) 宮崎 中央 B 曇雨天の影響から作柄不良。光合成がなされ ず実が太らない、肥大することなく実が駄目に なってしまう状況で、出荷はだいぶ少ない。こ れから天候回復してもすぐには増えてこない予 想。ただ、実が着いてない分、木への負担は 掛からなくなっている。1 月の数量は少なめを 予想するが、加温して生育がうまく進めば平年 並みにはなるか。 千葉 (20%) ちば みどり ( 旭 ) B 日照が少なく、着果はあるが肥大が鈍い状況。例年なら 1 月は増量となるところだが、本年 はさほど数量が伸びないか。 高知 (18%) 高知県 ( 春野 ) B 年末年始は一時的に数量が少なくなるが、1 月 10 日頃より増量となろう。1 月総体では平 年並みかやや多い数量が見込まれる。

なす類

前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比 471 470 △♯ 450 98% 販 売 見通し 前年は、やや少ない出回り量ながら荷動きは鈍い状況が続 き、月末まで保合いで推移した。 【本年】高知・福岡産中心の入荷。12月の曇雨天と気温低 下が響いて生育はやや鈍い。数量は平年並みかやや減を見 込む。全体量多くはないが、荷動き緩慢なため上旬は相場下 げか。見通し単価450円は前年・平年と同水準。 主産県 産地名 出荷 現況 作 柄 状 況 高知 (68%) 高知県 ( あき ) B 12 月の気温低下と曇雨天で肥大が進まず、 花落ちも見られることから 1 月の出回りは平年 より少ない予想。 福岡 (14% ) 南筑後 ( 瀬高 ) B 12 月の出荷が前進気味だったことと、冷え込 みもあって生育良好とは言えず。1 月の出回 りは大きくは減らずとも平年よりやや減か、良 くて平年並みの予想。

トマト

前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比 359 370 △♯ 350 88% 販 売 見通し 前年は、年末の少ない出回りからは転じて熊本産が増量。 荷動き鈍化から相場は月末までじりじりと下降した。 【本年】熊本・栃木・愛知産中心の入荷。産地によっては着 色の遅れが見られるも、作柄は各地良好で数量はほぼ平年 並みを見込む。見通し単価350円は前年・平年よりやや安 い。 主産県 産地名 出荷 現況 作 柄 状 況 熊本 (47%) 八代 地域 B 12 月は天候不良で色付き鈍く、着色を待って の収穫になり大玉傾向であったが、1 月は小ぶ りになってくるだろう。これまでの生り疲れか ら着果にバラつきが見られるため、1 月中旬か らは出回りが落ち着いてくる見込み。 玉名 AB 1 月からは本格出荷となり、これまでより増量 が見込まれる。大玉傾向で数量も平年並みか ら多めの予想だが、1 月下旬から 2 月初旬、 2 月下旬の出荷分で着花の悪いところも見ら れる。 栃木 (15%) しもつけ AB 現状、冷え込みもあり着色が鈍い面はあるも、 越冬作・冬春作ともに目立った病害もなく順調 な生育となっている。作付は前年の横ばいで、 1 月の数量は平年並み~やや増が予想される。 愛知 (14%) ひまわり B 作柄は良好で着果量、玉伸びともに問題なし。 作が終了する生産者も出始め、徐々に数量は 減少。1 月中旬以降は植え替え作業も始まる ため大幅減となるが、例年通りの流れと変わら ず。終盤の作のため大玉の比率は高め。作付 減を受けて全体量は平年並み~やや減の見込 み。 豊橋 B 概ね生育順調だが、これまで前倒し傾向だった ことと冷え込みもあって 1 月の出回りは平年 並みかやや少なめの予想。数量面では大きな 山谷のない出荷が続く見込み。

(4)

1月

2019

ピーマン

前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比 334 410 ○♯ ○♯ 580 80% 販 売 見通し 前年は、中旬には高知・宮崎産が出荷の谷間となり減少。相 場が上昇した後は荷動きも落ち着いて月末まで相場は保合 いで推移した。 【本年】宮崎・高知・茨城産中心の入荷。産地により1月上 中旬頃の出荷分で着花が良くないところがある模様。全体 量は少なめだった前年並みの見込み。見通し単価580円は 前年・平年よりやや安い。 主産県 産地名 出荷 現況 作 柄 状 況 宮崎 (49%) 宮崎 中央 B 11 月以降、気温が高めに推移したことで順調 な出荷となっていたが、ここにきて曇雨天の影 響から実が着かない「芯止まり」が起きてい る。寒い時期で例年多くは出ないところなの で、本年産も大きな振れはなく平年並みかや や少なめの数量見込み。 高知 (22%) 高知県 (とさし) B 12 月上旬の曇天で着花にバラツキあり、1 月 上旬は出荷伸び悩みが懸念されるが、中旬か らは増量に向かい、月トータルの出回り量も平 年並みと見込まれる。 茨城 (11%) しおさい ほか B 生育は概ね順調だが 1 月中旬頃の出荷分で着 花の良くないところがあり、出回りが薄くなる こともあり得る。数量は少なかった前年よりは 多く平年並みの予想。

ばれいしょ類

前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比 120 125 △♯ △♯ 115 93% 販 売 見通し 前年は、中旬には長崎産が天候不順により減少して引合い が高まる。鹿児島産は増加傾向となり、下旬には顧客の「北 海道産」から「新じゃが」への移行が見られた。相場は月を 通して概ね保合いで推移。 【本年】北海道産中心に長崎・鹿児島産が入荷。北海道産 は不作かつ小玉傾向だが九州産は作柄良く大玉傾向。1月は 九州産が増量し、相場は軟調傾向か。見通し単価115円は前 年・平年よりやや安い。 主産県 産地名 出荷 現況 作 柄 状 況 北海道 (68%) ようてい 今金町 めむろ ほか B 7 月の日照不足や降雨の影響を受けて本年産 は当初計画量から下方修正となった。年内で 7 割出荷と進度が速いため、1 月は前年より も少ない量を見込む。玉流れは L > LM >2L と小玉傾向。 長崎 (26%) 島原 雲仙 ( 愛野 ) BC 現状、9 割方収穫は済んでいる。L サイズ以 上が 80% と大玉傾向。作付は前年より減っ ているが作柄が良いので平年並みの数量を見 込む。 鹿児島 (6%) 鹿児島 いずみ AB 出荷は例年通り 1 月初旬からスタート予定。 作付は前年から横ばい。大玉傾向で、数量は 少なかった前年より多く、平年並みの見込み。

たまねぎ

前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比 114 120 △♯ 115 107% 販 売 見通し 前年は、北海道・静岡産がやや少ない出回りとなり、相場は 月末へ向かって若干の上昇傾向となった。 【本年】北海道産中心の出回りで静岡産が増量してくる。北 海道産は出荷計画の下方修正があったものの前年並みの出 回り予想。静岡産は前年には出荷が遅れ気味だったが、本 年は作柄順調。例年、1月下旬頃は荷動きが鈍くなるところ である。見通し単価115円は前年・平年より若干高い。 主産県 産地名 出荷 現況 作 柄 状 況 北海道 (91%) きた みらい ほか 今後は市況を見ながらの出荷体制、出荷中心 は L 大、L サイズ中心。1 月の出荷計画は下 方修正されたものの、弊社入荷については前 年並みの見込み。 静岡 (4%) とぴあ 浜松 A 白玉、黄玉は例年通り 1 月 5 日より販売開始。 作付面積は横ばい。白玉は台風 24 号の影響 を受け若干少なめだが、好天に恵まれ平年並 みにまで回復。黄玉は作柄順調で少なかった 前年より多く出てこよう。

ブロッコリー

前月上中旬 下旬見込み 上 旬 中 旬 下 旬 見通し単価 前年比 327 370 380 70% 販 売 見通し 前年は、気温低下から全国的に出荷は少なめだったが、高値 のため荷動きはさほど盛んではなかった。 【本年】愛知・香川・埼玉産中心の出回り。愛知産は1月後 半から増量を見込むが少なかった前年と同水準、埼玉産も 同様に少なめの予想。香川産は前年より若干増か。見通し 単価380円は少なかった前年より大幅に安く、平年比では若 干の安。 主産県 産地名 出荷 現況 作 柄 状 況 愛知 (35%) 愛知 みなみ ( 田原 ) B 台風 24 号のダメージ、冷え込み等の影響で、 現状、平年より少ない出回り量で推移している が、年末に向かって徐々に増量中。玉伸びも 順調。1 月後半からは台風後の定植ものが出 荷本格化し平年並みの量に回復の見込み。月 トータルの予想入荷量は少なかった前年並み ~やや減。 香川 (20%) 香川 ( 三豊 ) B 品種・作型によって生育前進の日数はまちまち だが、総体的に生育進んでいる。年内の出荷 量は前年より大幅増も 1 月出荷については大 きな谷間はなく、前年の若干増を見込む。2 月末~ 3 月当初に出荷の谷間が予想されるが 今後の天候次第。 埼玉 (13%) ふかや (南部) 1 月の生育ペースは平年並みと見込まれるが、 秋冬どりは年内の大幅前進による早期切り上げ りと厳しい冷え込みの懸念もあり、入荷量は 少なかった前年をさらに下回る模様。

(5)

1月

2019

その他の野菜

品目 県名 産地 生育・出荷情報 かぶ 千葉 ちば東葛(柏) 暖冬のため生育前進し、玉伸びも順調。 1 月は冷え込みも厳しくなり、生育ペー スは現在より緩慢となるも、引続き生育 順調の見込み。予想入荷量も平年並み と安定。 ごぼう 熊本 菊池地域 台風の被害は軽微。天候良好で気温も 高いことから生育は順調、葉の霜枯れも ないため肥大が進む。1 月は3L、2L の太物中心で、平年並みの量を見込む。 鹿児島 大隅 ごぼう 団地 台風 24 号で畑が流れて作付は 2 割減 だが、作柄は 10 ~ 11 月の好天により 生育は順調に進む。肥大も良好で2L・L 中心。1 月下旬~ 3 月中旬にピークを 迎え、1 月の全体量は平年並みの見込 み。 春菊 宮城 みやぎ亘( 逢隈 ) 気温高で前進した分、収穫の回転が速く 株の老化が進んだことで生育は鈍くなっ てきている。1 月正月明けはその影響で 減少し、月を通してダラダラした入荷と なり全体量は前年よりやや少なくなる見 込み。 千葉 ちば みどり ( 干潟 ) 気温高いため生育が進み、12 月中旬に 端境期を迎えた。1 月は寒さ次第で生 育の進度に影響が出てくる可能性はある が、平年並みの量を見込む。 せり 宮城 名取岩沼 生育順調。気温が高いため前進気味ではあるが、1 月については谷間もなく出 てこよう。全体量は平年並みの見込み。 茨城 なめがた 気温が高く生育はやや前進傾向ではあるものの概ね順調。1 月は大きな山谷はな く平年並みの量を見込む。 にら 栃木 (鹿沼)かみつが 例年通り新物(H31 年産)は 12 月下 旬から始まったが、12 月前半まで気温 高で推移したため、H30 年産が終盤ま で潤沢に出回り、新物の増量ペースは緩 慢であった。1 月は新物中心の出荷とな る。夏場の猛暑で株の充実度は万全で はないが、極端な天候のくずれがなけれ 平年並みの量は出てこよう。 菜の花 千葉 安房 前年は台風の影響で播き直しがあったた め平年の半作となったが、今年は台風の 影響も少なく、気温が高いため生育は前 進傾向。全体量は前年以上を見込む。 香川 香川県農協 台風の影響があったものの問題なく回復 し、初期生育は良好。気温が高く前進傾 向のため端境となる可能性もあるが、少 なかった前年以上の量を見込む。 かぼちゃ 外国産 【メキシコ】12 月に引続き平年作と安定。 5 玉中心に平年並みの入荷見込み。 【ニュージーランド】現時点では 1 月 25 日前後から入荷開始の見込み。 鹿児島 いぶすき 秋作は 12 月下旬時点で 8 割ほど収穫 が進んでいる。1 月の選果の日程は確定 していないが、下旬中心に週 2 回ほどと 予想される。玉伸びについては当初は台 風の影響が懸念されたが、5~6玉中心

その他の野菜

品目 県名 産地 生育・出荷情報 ミニ トマト 熊本 玉名 12 月下旬~ 1 月初旬にピークを迎え、 中旬~下旬にかけて緩やかに減少してい くだろう。12 月に入り曇天、年末寒波 の影響が出てくる可能性もあるが、作 付増のため全体量は前年より増える見込 み。 愛知 ひまわり 病害虫に強い品種導入しているため現状 病害の問題はなし。ピークを抜け成り疲 れのため着果ペースは鈍化してなかなか 増えてこないが、作付増のため 1 月は 平年並み~やや増の見込み。 いんげん 沖縄 沖縄県農協 1 月前半は定植遅れた分が出てくるため 増量するが、後半は落ち着く見込み。播 種期の高温の影響を受けて作柄は良くな いため前年比べ少ないだろう。 かんしょ 千葉 かとり ほか 1 月前半の出荷量は少なめだが、後半からは出荷作業も本格化し増量。年明け から主要品種は「べにはるか」となり、 肥大状況は例年通り L、M サイズ中心。 出回り量は平年並みの見込み。 茨城 なめがた ほか 徳島 里浦 貯蔵物の出荷。前年は大ぶり傾向で 2L サイズの比率も高かったが、本年は平年 と同じく L、M サイズ中心に出回り、入 荷量も平年並み。

参照

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