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コモディティ インフォメーション
※ このレポートは商品取引の情報提供を主目的としているもので、お取引に関する最終判断はお客 様ご自身でなさるようお願い致します。オープニング・トピックス
第47 回・農林水産祭「実りのフェスティバル」が開催される。日時/11 月 14 日(金)10:30~17 時、15 日(土)10~17 時。場所/東京都江東区有明の東京国際展示場(東京ビッグサイト)。概要/ 天皇杯コーナー、政府特別展示、JAひろば、農林水産物に関する展示・即売・試飲・試食、日曜大 工教室、乗馬体験、都道府県技術・経営普及展コーナー。交通アクセス/電車=りんかい線(国際展 示場)、ゆりかもめ(国際展示場正門)、都バス=東京駅八重洲口、門前仲町、浜松町駅から。為替 ①
ユーロ圏はまだ利下げの余地今週の市況予想 ②
上下に振れながら反発・・・大豆トウモロコシ ③
再度反発に向かう大豆 ④
強材料を見直す動きにコーヒー ⑤
半値戻し達成は困難!?金 ⑥
玉整理が継続する可能性も白金 ⑦
米自動車産業の業績悪化が重荷石油製品 ⑧
ニューヨーク原油が 50 ドル台へ転落Central commodity Investment seminar schedule
≪テクニカル分析講座≫ 11 月 29 日(土)、1 月 31 日(土) 14:00~17:00 テーマ:①実践的テクニカル分析手法 ②実際に罫線を書いてみよう! 講 師:秋山 侑靖 (テクニカルアナリスト) ≪商品ファンド活用セミナー≫ 11 月 22 日(土) 14:00~16:00 テーマ:①金融危機と長期投資 ②国際商品相場展望 講 師:当社金融商品部/オンライン事業部 会場:セントラル商事(株)東京本社 7 階セミナールーム 申込先:0120-810-728 セミナー係まで
セントラル商事株式会社 情報企画部
住所 東京都中央区新富1-18-1住友不動産京橋ビル 電話 03(5542)8911(代表)FAX03(5542)8863今週のINDEX
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今週のポイントと市況分析
ユーロ圏はまだ利下げの余地 米欧日の政策金利は、米国 1.00%(1年前 4.50%)、ユーロ圏 3.25% (4.00%)、日本 0.30%(0.50%)。ユーロ圏はまだ利下げの余地がある。こ れから実体経済の悪さが浮き彫りになるため、株価・ドルが持ちこたえられ るのかどうか。最も影響があるのは投資家の心理。シカゴ通貨先物市場のフ ァンド筋は円買い・ユーロ売りを継続中。96~99 円。 下げ余地は浅い!! シカゴトウモロコシ期近は、10 月 30 日に 4.33 ドルまで上昇、その後も 堅調な展開を見せてきた。しかし、11 月5日にニューヨークダウと原油価格 の急落、更に、主要通貨に対してドル高になると一転して急落、3.70 ドル台 まで下落した。東京トウモロコシ期先も2万1,000 円台まで回復したものの、 シカゴ安に追随して1万台に下落、しかし、ここからの一段安は買いたい値 頃だ。 上下に振れながら反発 シカゴ大豆期近は4日に 9.72 ドルまで上昇したが、5日に急落して再び 8ドル台に逆戻りした。その背景はニューヨーク株価の急落・原油安・主要 通貨に対するドル高で、金融危機の市場へのインパクトがまだ強いことを示 した。しかし、6日はニューヨークの株価が続急落したものの、シカゴ大豆 は堅調な展開を見せており、独自材料見直しでジリ高パターンに期待する声 も出ている。 東京アラビカの取組高減少続く 東京アラビカコーヒーの取組高減少に歯止めがかかっていない。11 月6日 時点で5,047 枚と 5,000 枚大台割れ寸前まで減少、過去最少記録を更新して いる。新規の強材料難と複数の懸念要因を背景に指標であるニューヨークコ ーヒー価格が低迷しているために、東京アラビカからの資金流出も続く一方 といった状況。取組高が減少している限りは、市場のエネルギー不足で戻り も限定的になる可能性が高い。引き続き方向感に欠ける展開に。為 替
トウモロコシ
大 豆
コーヒー
今週のポイントと市況分析
上昇力不足で半値戻しに至らず ニューヨーク金期近、東京金期先ともに、10 月の高値⇒安値の下げ幅 に対して3分の1強の戻りで頭打ちの状態が続いた。原油価格の先安不安、 為替や株価の不安定さ、金主要消費国の消費減退懸念、金ETF(上場投資 信託)保有残高の伸び悩み、ニューヨーク、東京両市場の取組高減少などの 懸念材料が足枷になっているためと推察される。ニューヨーク市場ではファ ンドのネットロング(買い越しポジション)が縮小、資金が流出している。 需要減で頭重い展開 世界自動車産業の業績悪化が相場の足を引っ張っている。しかし、そうし た弱材料も市場は織り込んでいる。米自動車産業は再編、縮小を余儀なくさ れている。米消費者物価を見ると、自動車を除くとプラスに転じていること が判る。これは景気底入れのシグナルである。米政府による利下げという景 気対策がそれだ。下値を固めて上昇へ向かうだろうが、時間がかかりそうだ。 世界景気後退が懸念要因 ニューヨーク原油が 60 ドル台割れとなり、米国内だけでなく、世界的な 石油需要の減少懸念で売られている。ファンドのネットショートが続き、原 油安に連動する国内のガソリン、灯油とも下値追いのパターンが見込まれ る。灯油は需要期入りであるが、当先逆ザヤとなっても原油の動きを最優先 するため、強気しにくい環境にある。金
白金
石油製品
再 度 反 発 に 向 か う 外 部 環 境 の 悪 さ が 相 場 を 圧 迫 大 豆 に 比 べ て 、 ト ウ モ ロ コ シ の 下 げ が 目 立 っ て い る 。 そ の 背 景 は 、 足 元 の 消 費 が 低 調 な の と 、 株 安 ⇒ 世 界 景 気 後 退 ⇒ ト ウ モ ロ コ シ 消 費 減 少 と い う 図 式 が 相 場 の 頭 を 抑 え て い る た め だ 。 ま た 、 飼 料 用 で 競 合 す る 小 麦 が 世 界 的 に 大 増 産 と な っ た こ と が ト ウ モ ロ コ シ の 消 費 に ブ レ ー キ を か け る と の 見 方 も 軟 調 の 一 因 と い え る 。 金 融 危 機 の 影 響 か ら 免 れ る こ と は 出 来 な い が 、値 頃 的 に は 10 月 16 日 の 安 値 3.71 ド ル 。同 27 日 の 3.64 ド ル が 下 値 の メ ド で 、下 値 余 地 が 浅 く な っ て い る と の 見 方 が 出 来 る 。チ ャ ー ト 的 に は 、3.64 ド ル を 割 り 込 む と 、 次 の タ ー ゲ ッ ト は 2007 年 7 月 23 日 の 安 値 3.085 ド ル に な る が 、 果 し て 、 そ こ ま で 下 げ る か ど う か は 疑 問 だ 。 オ バ マ 次 期 大 統 領 は エ タ ノ ー ル 拡 大 を 支 持 民 主 党 の オ バ マ 氏 が 次 期 大 統 領 に 決 ま っ た が 、 ト ウ モ ロ コ シ 相 場 へ の 影 響 は ど う か 。 様 々 な 見 方 が あ る が 、 エ タ ノ ー ル 向 け 需 要 に 関 し て は 追 い 風 に な る と の 見 方 が 強 ま っ て い る 。 穀 物 価 格 の 高 騰 で 、 使 用 量 の 見 直 し や 義 務 化 の 一 部 免 除 な ど 、 米 国 の バ イ オ 燃 料 政 策 に 対 す る 見 直 し の 動 き が 出 て い た が 、 バ イ オ 燃 料 政 策 支 持 を 公 約 し て い る オ バ マ 次 期 大 統 領 の 誕 生 で 、『2012 年 ま で に 、ト ウ モ ロ コ シ を 原 料 に し た 150 億 ガ ロ ン の エ タ ノ ー ル 生 産 を 拡 大 』 す る と の 路 線 が 継 承 さ れ る 見 通 し に な っ た 。 ま た 、 エ タ ノ ー ル 関 連 で は 、 バ イ オ 燃 料 擁 護 派 の コ リ ン ・ ピ ー タ ー ソ ン 下 院 議 員 が 『 エ タ ノ ー ル の ガ ソ リ ン 混 合 比 率 を 15% に 引 き 上 げ た い 』と の 意 向 を 示 し 、議 会 を 通 過 し て 、オ バ マ 次 期 大 統 領 が 認 め れ ば 、 ト ウ モ ロ コ シ の エ タ ノ ー ル 向 け 消 費 拡 大 に つ な が ろ う 。 一 時 的 に 新 安 値 つ け る 場 面 も 東 京 ト ウ モ ロ コ シ 期 先 は 、 シ カ ゴ 安 と 円 高 が 圧 迫 材 料 と な り 、 10 月 27 日 の 安 値 1 万 8,330 円 に 接 近 し て い る 。 東 京 市 場 は シ カ ゴ に 比 べ て 割 安 で 、 仮 に 新 安 値 を 示 現 し て も 下 げ 余 地 は 浅 い だ ろ う 。 大 豆 に 比 べ て 下 げ 過 ぎ と の 見 方 も あ り 、 外 部 環 境 の 好 転 を キ ッ カ ケ に 、 東 京 ト ウ モ ロ コ シ 期 先 は 2 万 円 台 に 回 復 し よ う 。
ト ウ モ ロ コ シ
強 材 料 を 見 直 す 動 き に 株 価 下 落 へ の 反 応 が 鈍 く な っ た シ カ ゴ 大 豆 は 独 自 の 材 料 よ り 株 価 、 原 油 価 格 、 為 替 な ど 外 部 環 境 に 左 右 さ れ る 動 き が 続 い て い る 。 な か で も 、 ニ ュ ー ヨ ー ク ダ ウ と の 連 動 性 が 強 く 、 株 価 が 上 が れ ば 大 豆 は 上 昇 し 、 株 価 が 下 が れ ば 下 落 す る パ タ ー ン を 続 け て き た 。 シ カ ゴ 大 豆 期 近 が 9.72 ド ル と 10 月 16 日 の 安 値 8.25 ド ル か ら 1.50 ド ル 近 く も 上 昇 し た 原 動 力 と な っ た の は 株 高 だ っ た 。し か し 、5 日 は 株 価 急 落 で 大 き く 売 ら れ た 。『 金 融 危 機 は 、実 体 経 済 を 悪 化 さ せ 、大 豆 の 需 要 を 後 退 さ せ る 。 底 入 れ は ま だ … 』 と の 声 も 根 強 い が 、 6 日 は ニ ュ ー ヨ ー ク ダ ウ が 続 急 落 し た に も か か わ ら ず 、 シ カ ゴ 大 豆 は 反 発 、 市 場 の ム ー ド が 変 わ り つ つ あ る こ と を 示 す 格 好 に な っ た 。 ア ジ ア 通 貨 危 機 で も 消 費 は 増 加 金 融 危 機 が 実 体 経 済 を 悪 化 さ せ 、 世 界 景 気 が 後 退 、 そ の 結 果 、 大 豆 需 要 が 減 少 す る と の 懸 念 が あ る 。 果 し て 、 本 当 に そ う な の だ ろ う か 。 1997 年 か ら 1998 年 に か け て 、 穀 物 の 大 量 消 費 圏 で あ る ア ジ ア で 通 貨 危 機 が 起 こ っ た が 、 世 界 の 大 豆 消 費 量 ( 国 内 ベ ー ス ) は 、 1995~ 96 年 度 1 億 3,166 万 ト ン ⇒ 1996~ 97 年 度 1 億 3,387 万 ト ン ⇒ 1997~ 98 年 度 1 億 4,515 万 ト ン ⇒ 1998~ 99 年 度 1 億 5,883 万 ト ン と 、消 費 は 伸 び て い る 。そ の 背 景 は 、 世 界 人 口 が 年 間 8,000 万 人 ペ ー ス で 増 え て お り 、 し か も 、 大 豆 は 工 業 品 と 違 っ て 、 食 生 活 に 欠 か せ な い も の だ か ら だ 。 相 場 が 安 く な れ ば 、 逆 に 、 消 費 国 の 買 い 付 け 意 欲 が 強 く な る 。 大 豆 の 消 費 が 減 少 す る と い う の は 、 あ く ま で も 『 懸 念 』 で 、 実 態 で な い 点 に 注 意 が 必 要 と い え る 。 キ ッ カ ケ さ え 掴 め ば 上 昇 に 向 か う 現 在 は 、『 金 融 危 機 』 と い う 言 葉 の 重 さ に 独 自 材 料 に フ ィ ル タ ー が か か っ た 格 好 だ が 、 改 め て 材 料 を 確 認 す る と 、 ① 中 国 が 大 豆 買 い 付 け に 動 く 、 ② 米 中 西 部 は 低 温 と 降 雨 で 収 穫 作 業 に 支 障 、③ C O N A B( ブ ラ ジ ル 政 府 食 糧 供 給 公 社 )が 、2008~ 09 年 度 の ブ ラ ジ ル 大 豆 生 産 量 を 5,840 万 ~ 5,930 万 ト ン に 下 方 修 正( 前 回 予 測 6,010 万 ~ 6,127 万 ト ン )、 ④ 10 日 の 米 農 務 省 レ ポ ー ト で 米 国 の 大 豆 生 産 量 が 下 方 修 正 さ れ る 公 算 … な ど の 強 材 料 が あ る 。 い ず れ も 需 給 ひ っ 迫 に 繋 が る 材 料 だ け に 、 キ ッ カ ケ さ え 掴 め ば 大 豆 は 上 昇 し や す い 。
大 豆
半 値 戻 し 達 成 は 困 難 ! ? 3 分 の 1 強 戻 り で 頭 打 ち 内 外 の 日 足 を 見 る と 、 ニ ュ ー ヨ ー ク コ ー ヒ ー 期 近 は 9 月 25 日 の 138.50 セ ン ト か ら 10 月 27 日 の 105.05 セ ン ト ま で 約 34 セ ン ト 安 、 東 京 ア ラ ビ カ 期 先 は 9 月 24 日 の 2 万 3,300 円 か ら 10 月 27 日 の 1 万 6,510 円 ま で 6,790 円 安 と 急 落 。 そ の 後 、 ニ ュ ー ヨ ー ク 期 近 は 11 月 4 日 の 117.95 セ ン ト 、 東 京 ア ラ ビ カ 期 先 は 11 月 5 日 の 1 万 9,350 円 ま で 切 り 返 し た 。 し か し 、 こ の 戻 り 幅 は 前 述 の 下 げ 幅 に 対 し て 3 分 の 1 戻 り 強 の 水 準 に と ど ま っ て い る 。 ケ イ 線 的 に は 、 直 近 の 高 値 ( ニ ュ ー ヨ ー ク 期 近 で 10 月 14 日 の 121.10 セ ン ト 、東 京 期 先 で 10 月 21 日 の 1 万 9,750 円 )を 抜 い て 半 値 戻 し 水 準 に 達 す る こ と が 出 来 る の か ど う か が 目 先 の 焦 点 と な る が 、 果 た し て ど う か … 。 懸 念 材 料 が 目 を 引 く 改 め て コ ー ヒ ー を 取 り 巻 く 材 料 を 見 直 す と 、 新 規 の 強 材 料 が 乏 し い 一 方 、 ① 金 融 不 安 ⇒ 実 体 経 済 悪 化 に よ っ て 国 際 商 品 全 般 に 消 費 減 退 懸 念 が 広 が っ て い る 、 ② ブ ラ ジ ル の 主 要 コ ー ヒ ー 産 地 で 降 雨 が 順 調 と あ っ て 、2009~ 10 年 度 の コ ー ヒ ー 生 産 量 は 裏 作 年 度 と し て は 豊 作 に な る と の 見 方 が 浮 上 、③ ブ ラ ジ ル の 対 外 貿 易 局 に よ る と 、10 月 の 同 国 コ ー ヒ ー 輸 出 量 は 296 万 袋 で 、2002 年 9 月 以 来 の 高 水 準 を 記 録 、④ I C E( イ ン タ ー コ ン チ ネ ン タ ル 取 引 所 ) の コ ー ヒ ー 認 証 在 庫 が 高 水 準 、 ⑤ 為 替 、 株 価 の 不 安 定 な 動 き が 続 い て い る … と い っ た 懸 念 材 料 が 挙 げ ら れ る 。 ま た 、( a ) 今 週 末 15 日 ( 以 下 、 全 て 現 地 時 間 ) に 金 融 サ ミ ッ ト を 控 え て 、 金 融 市 場 全 般 が 神 経 質 な ム ー ド に な る 公 算 、( b ) 11 月 は ヘ ッ ジ フ ァ ン ド 、 12 月 は ミ ュ ー チ ュ ア ル フ ァ ン ド 、年 金 の 決 算 月 に 当 た る た め 、玉 整 理 、手 仕 舞 の 売 り が 出 る 可 能 性 、( c )13 日 に 東 京 ア ラ ビ カ 当 限 納 会 、19 日 に ニ ュ ー ヨ ー ク コ ー ヒ ー 12 月 限 受 け 渡 し 第 一 通 知 日 を 控 え 、 コ ー ヒ ー は 積 極 的 に 仕 掛 け に く い 状 況 … と い っ た 点 か ら 、 取 組 高 の 減 少 が 続 く こ と も 懸 念 さ れ る 。 取 組 高 が 過 去 最 少 に 特 に 、 東 京 ア ラ ビ カ に 関 し て は 、 取 組 高 の 減 少 が 著 し く 、 先 行 き が 不 安 だ 。 例 え ば 、 値 幅 制 限 が 外 れ た 当 限 を 除 く 5 限 月 が ス ト ッ プ 高 を つ け た 先 週 5 日 、 取 組 高 は 前 日 比 139 枚 減 の 5,093 枚 へ と 減 少 。 こ の こ と か ら 、 売 り 玉 の 手 仕 舞 が 上 昇 の 一 因 と な っ た こ と 、 市 場 人 気 の 低 迷 が 続 い て い る こ と が 窺 え よ う 。 し か も 、 翌 6 日 に も 取 組 高 が 減 少 、 5,047 枚 と 5,000 枚 大 台 割 れ 寸 前 ま で 減 少 し 、 過 去 最 少 記 録 を 更 新 、 資 金 流 出 に 歯 止 め が か か っ て い な い 。 以 上 の よ う な 状 況 を 考 え 合 わ せ る と 、 最 初 に 述 べ た 『 半 値 戻 し 水 準 に 達 す る こ と が 出 来 る の か ど う か 』 は 困 難 な 状 況 と い わ ざ る を 得 な い の で は な い か 。
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玉 整 理 が 継 続 す る 可 能 性 も 不 安 定 な 展 開 続 く ! ? C F T C ( 米 商 品 先 物 取 引 委 員 会 ) の 建 玉 明 細 に よ る と 、 10 月 28 日 時 点 の ニ ュ ー ヨ ー ク 金 市 場 に お け る フ ァ ン ド 筋 の ポ ジ シ ョ ン は 差 し 引 き 7 万 8,315 枚 の 買 い 越 し ( 同 2 万 0,887 枚 減 ) で 、 9 月 23 日 の 12 万 1,016 枚 を ピ ー ク に 減 少 が 続 い て い る 。 ま た 、 内 外 金 市 場 の 取 組 高 を 見 る と 、 ニ ュ ー ヨ ー ク 金 は 11 月 4 日 時 点 で 30 万 3,908 枚 、前 週 の 10 月 28 日( 31 万 3,709 枚 )か ら 1 週 間 で 1 万 枚 弱( 3 % 以 上 )減 少 。一 方 、 東 京 金 は 11 月 5 日 時 点 で 7 万 6,855 枚 、前 週 の 10 月 29 日( 7 万 9,596 枚 )か ら 2,800 枚 弱 ( 3 % 以 上 ) 減 少 。 こ う し た デ ー タ か ら 、 金 市 場 で 買 い 玉 整 理 が 進 ん で い る こ と が 窺 え る 。そ し て 、今 後 に つ い て は 、『 11 月 は ヘ ッ ジ フ ァ ン ド が 決 算 、更 に 12 月 は 年 金 や ミ ュ ー チ ュ ア ル フ ァ ン ド が 決 算 』( 市 場 関 係 者 )で あ る こ と か ら 、引 き 続 き 玉 整 理 、買 い 玉 手 仕 舞 が 進 み 、 フ ァ ン ド の 買 い 越 し 枚 数 や 取 組 高 が 減 少 す る こ と も 懸 念 さ れ る 。 イ ン ド や ト ル コ の 金 輸 入 量 急 減 取 組 高 な ど の 内 部 要 因 以 外 で 、 注 目 さ れ る 材 料 を 見 直 し て み る と 、 ① 原 油 価 格 の 先 安 不 安( ⇒ イ ン フ レ 懸 念 後 退 、国 際 商 品 全 面 安 の 要 因 に な る )、② 為 替 や 株 価 が 依 然 と し て 不 安 定 、 ③ 金 E T F ( 上 場 投 資 信 託 ) 保 有 残 高 の 頭 打 ち 、 ④ 金 主 要 消 費 国 の 消 費 減 退 懸 念 … と い っ た マ イ ナ ス 要 因 が 目 を 引 く 。 そ の な か で 、④ の 消 費 に 関 し て は 、『 イ ン ド の 10 月 の 金 輸 入 量 は 44 ト ン で 、前 年 同 期 比 27% も 減 少 』( イ ン ド・ボ ン ベ イ ブ リ オ ン 協 会 幹 部 )、『 ト ル コ の 10 月 の 金 輸 入 量 は 1 ト ン 。前 月 の 29.7 ト ン 、前 年 同 月 の 13.9 ト ン か ら 大 き く 落 ち 込 ん だ 。ま た 、1 ~ 10 月 累 計 は 165.1 ト ン 、 前 年 同 月 比 で 約 20% 減 』( イ ス タ ン ブ ー ル の デ ィ ー ラ ー 筋 ) と の 報 が 伝 え ら れ て い る 。 本 来 、イ ン ド で は ヒ ン ド ゥ ー 教 の 祝 祭 や 婚 礼 シ ー ズ ン に 絡 み 、10 月 は 金 輸 入 量 が 増 加 す る 傾 向 に あ る と さ れ る 。 し か し 、 同 協 会 に よ る と 、 今 年 は ド ル 高 ・ イ ン ド 通 貨 “ ル ピ ー ”安 の 影 響 で 国 内 の 金 価 格 が 急 騰 し た こ と が 輸 入 急 減 に つ な が っ た と し て い る 。ま た 、 こ れ は ト ル コ も 同 様 で 、 金 融 不 安 を 背 景 に し た 金 現 物 の 現 金 化 に 加 え 、 ド ル 高 ・ ト ル コ 通 貨 “ リ ラ ” 安 に よ る 国 内 金 価 格 高 騰 で 宝 飾 品 需 要 減 退 、 そ れ ら が 金 輸 入 の 減 少 に つ な が っ た と し て い る 。 こ の よ う に 、 目 下 、 金 市 場 で は 懸 念 要 因 が 複 数 残 っ て い る 。 そ の た め 、 金 価 格 の 上 昇 力 不 足 の 展 開 を 余 儀 な く さ れ そ う だ 。 引 き 続 き 不 安 定 な 値 動 き を 想 定 し て お く べ き で は な い か と 思 わ れ る 。
金
米 自 動 車 産 業 の 業 績 悪 化 が 重 荷 GM と ク ラ イ ス ラ ー 合 併 は 弱 材 料 米 GM(ゼ ネ ラ ル モ ー タ ー ズ )と ク ラ イ ス ラ ー が 合 併 す る と 、ク ラ イ ス ラ ー の 工 場 の 大 半 が 閉 鎖 さ れ 、 7 万 人 の リ ス ト ラ が 発 生 す る と 指 摘 す る 専 門 家 が い る 。 そ う な れ ば 、 政 府 が 支 援 し て も 、 自 動 車 産 業 の 企 業 業 績 ア ッ プ は 考 え ら れ な く な る 。 そ う し た 市 場 の 心 理 状 態 が 常 に 戻 り 売 り を 呼 び 込 む 要 因 と な っ て い る 。 し か し 、 厄 介 な 問 題 は 先 送 り す る こ と な く 、 現 実 を み た 機 敏 な 行 動 が 求 め ら れ る 。 多 く の 場 合 、 自 社 生 き 残 り を 最 優 先 し 、 業 界 全 体 が ス ク ラ ム を 組 め な い の が 現 状 で あ る 。 米 自 動 車 業 界 の 地 盤 沈 下 は 避 け ら れ な い だ ろ う 。 欧 米 の 自 動 車 生 産 ・ 販 売 台 数 の 落 ち 込 み を カ バ ー す る と 期 待 さ れ て い る 中 国 の 状 況 だ が 、 今 ひ と つ 元 気 が な い 。 中 国 の 今 年 1 ~ 8 月 販 売 台 数 は 、 一 汽 大 衆 ( フ ォ ル ク ス ワ ー ゲ ン ) が 34 万 3,500 台 、 年 間 販 売 目 標 の 達 成 率 57.2% 、 上 海 大 衆 ( フ ォ ル ク ス ワ ー ゲ ン )が 33 万 2,100 台 、同 56.3% 、上 海 通 用( G M )は 29 万 6,600 台 、同 49.4% と 振 る わ な い 。8 月 の 中 国 の 自 動 車 輸 出 台 数 は 4 万 4,400 台 、前 年 同 月 比 11.3% 減 と 初 め て の マ イ ナ ス と な っ た 。 こ う し た 弱 材 料 が 出 て い る 間 は 基 調 の 転 換 は 難 し い 。 金 融 不 安 の 波 及 は 続 く 世 界 的 に 株 暴 落 の 洗 礼 を 受 け 、 根 の 深 い 問 題 と し て 台 頭 し て い る の が 金 融 不 安 の 影 響 だ 。 C D S ( 貸 し 付 け 債 券 オ プ シ ョ ン ) 絡 み の 負 債 ・ 損 失 は 予 測 が つ か な い 。 市 場 は 相 対 で 決 済 さ れ る デ リ バ テ ィ ブ で あ り 、 そ の 総 額 は 6,000 兆 ド ル ( 6 京 円 = 6 万 兆 円 ) と さ れ て い る だ け に 、 金 融 機 関 が 連 鎖 倒 産 す る 危 険 性 が あ る 。 従 っ て 、 一 連 の 金 融 危 機 対 策 は 出 揃 っ た 印 象 は あ る が 、 そ れ で も 実 体 経 済 へ の 影 響 が 大 き く な る と 、 更 に 事 態 は 深 刻 に な る だ ろ う 。 悪 目 を 出 す に は 時 間 が か か り そ う で あ る 。
白 金
ニ ュ ー ヨ ー ク 原 油 が 50 ド ル 台 へ 転 落 市 場 環 境 が 悪 化 ニ ュ ー ヨ ー ク 原 油 は 世 界 景 気 後 退 や 、 金 融 不 安 の 後 遺 症 が シ コ リ と な り 、 世 界 同 時 株 安 が 頻 繁 に 起 き る と の 不 安 心 理 が 先 に 立 っ て い る 。米 国 の 株 指 数 は 1987 年 以 来 の 記 録 的 な 下 げ を 演 じ る な ど 、希 望 的 観 測 を 持 て な い 、深 刻 な 経 済 情 勢 と な っ て い る 。辛 う じ て 、 オ バ マ 次 期 大 統 領 の 誕 生 が 下 値 を 支 え て い る の が 米 国 の 株 式 市 場 で あ る 。 原 油 相 場 は 株 価 に 連 動 し て い る だ け に 、 株 価 か ら 目 を 離 せ な い 。 欧 州 の 金 融 危 機 が 回 避 で き る か ど う か 、 ま だ 不 安 が 増 し て い る 状 態 だ け に 、 金 融 市 場 の 崩 壊 が 懸 念 さ れ る 。 そ う な れ ば 、 原 油 相 場 も 暴 落 し よ う 。 円 高 も 売 り 材 料 と な る 原 油 連 動 の 国 内 石 油 製 品 市 場 は 更 に 円 高 の リ ス ク も 抱 え て い る 。 灯 油 は 暖 房 需 要 期 に 入 っ て い る も の の 、大 口 需 要 家 の 手 当 て も 進 ま な い 。こ れ は 原 油 先 安 を 見 て い る か ら だ 。 灯 油 の 指 標 と し て シ ン ガ ポ ー ル 店 頭 市 場 の ジ ェ ッ ト ・ 灯 油 相 場 が あ る が 、 こ れ も ニ ュ ー ヨ ー ク 原 油 W T I 連 動 の 展 開 と な っ て い る だ け に 、 ア ジ ア の 石 油 製 品 市 場 を 反 映 し に く い 状 態 に あ る 。 そ れ に 、 中 国 が 製 品 輸 入 を 抑 制 し て い る こ と も あ り 、 当 面 は 内 外 製 品 需 給 の 動 き は 市 況 に 反 映 さ れ に く い と 判 断 し て 良 さ そ う だ 。 OPEC が 追 加 減 産 の 可 能 性 原 油 相 場 の 見 通 し と し て は 、 O P E C ( 石 油 輸 出 国 機 構 ) メ ン バ ー で 価 格 下 落 を 阻 止 す る た め の 減 産 提 案 は ベ ネ ズ エ ラ だ け だ っ た が 、50 ド ル 台 へ 転 落 し て い る こ と か ら 、他 の メ ン バ ー も 危 機 意 識 を 強 め る は ず で 、 追 加 減 産 の 話 題 が 台 頭 す る と 、 そ れ が 原 油 の 下 げ に ブ レ ー キ を か け る 可 能 性 が 出 て く る の で 、 今 後 は 中 東 産 油 国 の 動 き か ら 目 を 離 せ な い 。 下 値 を 探 る 動 き が 続 く 公 算 が 大 き い 。