福井市住宅基本計画【概要版】
計画の目的
計画の位置づけ
住宅政策推進上の基本的視点
住宅政策の課題
「福井市住宅基本計画」を策定 福井市の住宅・住環境に関する政策の基本目標、基 本方針・施策を示す「福井市住宅基本計画」を策定 [住宅分野の部門計画]福井市住宅基本計画
第五次福井市総合計画 [住宅分野に係る上位・関連計画] 住生活基本計画(国・県) その他関連計画2
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【住宅政策の課題】
課題① 県都にふさわしいまちなか居住の推進 課題② 農山漁村地の活性化に寄与する居住支援策の推進 課題③ コミュニティを育む市街地居住の推進 課題④ 高齢になっても住み続けられる居住支援策の推進 課題⑤ 子育て世帯に対する居住支援策の推進 課題⑥ 住宅ストックの「質」の向上 課題⑦ 中古住宅の流通・利活用の活性化 課題⑧ 住宅セーフティネット機能の充実 計画の適切な見直しが必要 福井市の住宅政策 を計画的かつ総合 的に推進するため の指針【現状分析からみた問題】
・人口減少社会の到来 ・厳しい財政状況 ・市街地中心部の人口減少 ・借家や共同住宅など、まちなかにおける住宅ニーズの多様化 ・まちなかや農山漁村地など、居住希望地の多様化 ・農山漁村地の人口減少 ・福井らしい個性の不足 ・コミュニティの衰退や景観の悪化等、居住環境の低下 ・超高齢社会の到来 ・「高齢者のみで構成される世帯」の増加 ・「親世帯と同居しない子育て世帯」の増加 ・住宅の質の向上や高齢者支援、子育て支援などに対する高い ニーズの存在 ・住宅の高齢者対応、環境・安全面における低い満足度 ・居住水準の低い借家の存在 ・耐震性の低い古い住宅の存在 ・世帯構成の変化にともなう生活様式や価値観の多様化 ・空き家ストックの増加 ・住宅困窮者の増加 ・市営住宅ストックの老朽化 ・居住水準が低い市営住宅の存在 ・設備水準が低い老朽化した市営住宅における低い満足度 ・住宅困窮者の多様化 ・増加する外国人と国際化の進展 ■地区別人口増加率(H17/H7) ■年齢階層別人口数の割合 資料:国勢調査 資料:国勢調査(H17 は合併後の値) ■家族類型別世帯数の割合 ■市営住宅の構造別・建設年次別戸数 福井市の住宅政策を巡る状況が大きく変化 ・市町村合併や社会情勢の変化 ・住生活基本法や住宅セーフティネット法の制定 【福井市の住宅関連計画】 ・福井市住宅マスタープラン ・公営住宅制度の改正など 資料:国勢調査(H17 は合併後の値) 市街地中心部や農山 漁村地で人口減少 超高齢社会の到来 ・福井市公営住宅ストック総合活用計画 計画に基づき住宅政策を推進してきたが・・・ H2 H7 H12 H17 H17 老朽化率が急速に 高まっている 小規模な世帯が 増加 福井県 福井市 H7 福井市 H12 H17 H17 福井県 環境負荷低減型の都市活動の実現に向けた視点が重要で す。 視点②「環境共生」重視 住宅・住環境などの質を高め、優良なストックとして蓄 積していくための取組みが重要です。 視点③「ストック」重視 都市計画や福祉などの関連分野との連携・協力に加え、 「市民」、「行政」、「民間事業者・専門家」といった3者の 連携・協力が重要です。 視点④「多様な連携」重視 市民が求める「豊かな生活」が適切な方法と負担で実現 できる環境を整えることが重要です。 視点①「豊かな生活」重視住宅政策の基本目標・基本方針
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【住宅政策推進上の基本的視点】 「豊かな生活」重視 , 「環境共生」重視 , ストック重視 , 「多様な連携」重視【住宅政策の基本方針】
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【住宅政策の基本目標】
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【住宅政策の課題】
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基本目標①【住環境】 課題① 県都にふさわしい まちなか居住の推進 課題③ コミュニティを育む 市街地居住の推進 課題② 農山漁村地の活性化に 寄与する居住支援策の推進 地域的課題 階層的課題 課題④ 高齢になっても住み続け られる居住支援策の推進 課題⑤ 子育て世帯に対する 居住支援策の推進 手法的(機能的)課題 課題⑥ 住宅ストックの「質」の向上 課題⑦ 中古住宅の流通・利活用の 活性化 課題⑧ 住宅セーフティネット機能の 充実 基本目標②【住宅】適切に維持・管理された
多様で良質な住宅ストックの形成
住宅性能の面において、誰もが安心・安全に暮らせるとともに、省エ ネルギー性や耐久性の面で環境にやさしい住宅ストックの形成を目指し ます。コミュニティを育む豊かな地域づくり
集約型都市構造を基本とした土地利用のもと、福井市の多様な魅力を 活かした魅力ある住環境の創出を進めるとともに、地域の人々が連携・ 協力しながら、みんなで良好な住環境を創出していくことによって、市 民が地域に誇りと愛着を感じる住環境の創出を目指します。 基本目標③【循環型社会】多様なニーズが実現される
円滑な住宅市場の形成
適切に維持管理された多様かつ良質な住宅ストックの市場への流通を 促すとともに、適時適切な住み替えを推進することによって、市場にお いて住宅ストックが循環利用される条件整備を目指します。 基本目標④【セーフティネット】福井市の実情に応じた
住宅セーフティネットの構築
高齢者や子育て世帯、障がい者、外国人世帯など、要支援世帯に対す るソフト的な支援策の充実を関係分野と連携しながら取り組むととも に、多様化している住宅困窮者の実情を踏まえながら、市営住宅制度を 核とする住宅セーフティネット機能の充実を目指します。 a)まちなか居住の受け皿となる住宅の供給 b)共同建て替えの促進 c)既存ストックの維持・活用 ①まちなか居住の推進 a)田舎暮らしの受け皿となる住宅の供給 b)二地域居住、交流居住の促進 ②農山漁村地居住の推進と 住環境の向上 a)地域で支えあうコミュニティの形成 b)地域で居住を支える仕組みづくり c)地区の特性に応じた良好な景観・住環境の形成 ③誇りと愛着を感じる 住環境の育成 a)住宅の耐震性の向上 b)住宅の防災性・防犯性の向上 c)住宅の品質確保 ①住まいの安全・安心の確保 a)環境と人にやさしい住まい(環境共生住宅)づくり b)雪に強い住まいづくり c)建築廃棄物の適正処理 ②地球環境にやさしい 住宅、住まい方の実現 a)長寿命の住まいづくり b)持家のリフォームの促進 ③住まいの長寿命化の促進 ①新たなライフスタイルを 実現する多様な住宅の供給 ③円滑な住み替えが可能な 住宅市場の実現 a)多様な住まいや住まい方の普及 b)良質な持ち家の建設・購入支援 a)空き家の利活用に関する情報提供・相談 b)持ち家の転貸支援 ②空き家ストックの 循環利用の促進 a)住み替え情報の提供、相談体制の充実 b)中古住宅流通の活性化 a)市営住宅の円滑な建て替えの推進 b)市営住宅ストックの計画的な維持・改善 c)市営住宅の公平かつ柔軟な管理・運営 ①セーフティネットとしての 市営住宅の確保 a)高齢者・障害者の持家改修等の促進 b)高齢者・障害者向け住宅の供給 c)安心して子育てできる住まい・環境づくり ②多様なセーフティネットの 実現に向けた住宅供給 a)市場機能を補完するソフト施策の推進 ③セーフティネットを支える 社会システムの形成住宅施策の展開方向
主な施策内容[●市主体の施策、○国・県主体の施策] 基本 目標 基本 方針 施策の展開方向 今後も継続する既存施策 今後検討する新規施策 a)まちなか居住の受け皿となる 住宅の供給 ●「市街地再開発事業」、「優良建築物等整備事業」、「中心市街地共同住宅供給事業」による共同住宅 の供給促進 ●「県都活性化税制」の活用促進 ●借上げ型公営住宅、地域優良賃貸住宅(一般型、高齢者型)の供給促進 ●二世帯住宅に対する助成策 b)共同建て替えの促進 ●狭小敷地における共同建て替えに対する助成 ●共同建て替えを支援するまちづくりの専門家の派遣 基本 方針 ① c)既存ストックの維持・活用 ●戸建て住宅リフォームに対する助成 ●共同住宅リフォームに対する助成 ●共同住宅の適切な維持管理・修繕に対する支援 a)田舎暮らしの受け皿となる住宅の供給 ●「優良田園住宅」制度 ●農山漁村地の農業体験事業等と連携した 田舎暮らし支援 ●戸建て住宅リフォームに対する助成策 ●「空き家再生等推進事業」の活用 ●農山漁村地における定住促進住宅 の整備 基本 方針 ② b)二地域居住、交流居住の促進 ●「福井市空き家情報バンク」による空き家情報の提供 ●「定住促進ポータルサイト」による定住情報の提供 a)地域で支えあうコミュニティの形成 ●コミュニティづくりに資する人材育成に向けた支援策の推進 ●「誇りと夢・わがまち創造事業」の活用促進 ●地域コミュニティ活動を促進するための集会場建設の支援 b)地域で居住を支える仕組みづくり ●住民を交えて考えるワークショップや シンポジウムの開催支援 ●まちづくりや建築の専門家の派遣支援 〇学校教育の中での住教育実施 基本 目標 ① 基本 方針 ③ c)地区の特性に応じた 良好な景観・住環境の形成 ●「土地区画整理事業」による住環境の改善・向上 ●「地区計画制度」や「建築協定」などの活用促進 ●「福井市景観条例」や「福井市身近なまちづくり 推進条例」の活用推進 ●「開発許可制度」による監督・指導 ●「福井市景観計画」に基づく指導、助言 ●「中高層建築物等に係る紛争の予防と調整 に関する条例」による調整 ●「伝統的民家普及促進事業」の活用推進 【重点施策】 まちなかの 居住推進 【重点施策】 農山漁村地の 定住促進6
●「街なみ環境整備事業」の活用 a)住宅の耐震性の向上 ●「木造住宅耐震診断等促進事業」、「木造住宅耐震改修促進事業」の活用推進 ●「耐震住宅改修に伴う固定資産税減税」の活用推進 ●非木造住宅の耐震化に関する情報の提供 b)住宅の防災性・防犯性の向上 ●「がけ地近接等危険住宅移転事業」の活用推進 ○防犯に配慮した住宅に関する設計指針等の普及・啓発 基本 方針 ① c)住宅の品質確保 ●工事監理、及び建築確認・中間検査・完了検査の徹底に向けた啓発・指導 ○住宅性能表示制度、住宅性能保証制度、完成保証制度の普及促進 ○「(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター」の普及啓発 a)環境と人にやさしい住まい (環境共生住宅)づくり ●「省エネ改修に伴う固定資産税減税」の活用推進 ●公営住宅における環境共生対策の推進 ○ 福 井 県 「 ゆと り と 安 心 の住 ま い 支 援 事 業」の普及促進 ●環境共生住宅やエコハウスの普及に向けた支援 b)雪に強い住まいづくり ○福井県「ゆとりと安心の住まい支援事業」の普及促進 基本 方針 ② c)建築廃棄物の適正処理 ●国、県と連携した建築廃棄物の規制・処理への取組み強化 a)長寿命の住まいづくり ○福井県「住まいの履歴書普及事業」の普及促進 ●スケルトン・インフィル住宅の普及に向けた支援 基本 目標 ② 基本 方針 ③ b)持家のリフォームの促進 ●「バリアフリー改修に伴う固定資産税減税」の活用推進 ○福井県「ゆとりと安心の住まい支援事業」の普及促進 ●住宅リフォームに関する情報の提供、相談会などの開催 a)多様な住まいや住まい方の普及 ●地域優良賃貸住宅(一般型、高齢者型)の供給促進 ●コーポラティブハウスやコレクティブ・ハウジング、SOHO住宅など、多様な 住まいや住まい方の普及に向けた情報提供等の支援策 基本 方針 ① b)良質な持ち家の建設・購入支援 ●「勤労者住宅資金利子補給制度」の活用推進 ○福井県「ゆとりと安心の住まい支援事業」の普及促進 a)空き家の利活用に関する 情報提供・相談 ●「福井市空き家情報バンク」による空き家情報の提供 ●専門家による空き家相談、アドバイス等の仕組みづくり ●空き家の現況調査、所有者の意識調査の実施 基本 方針 ② b)持ち家の転貸支援 ○リバースモゲージに関する情報提供 ●定期借地、定期借家制度を利用した住宅供給の促進 a)住み替え情報の提供、相談体制の充実 ●「福井市空き家情報バンク」による空き家情報の提供 ●「定住促進ポータルサイト」による定住情報の提供 ○「新福井人招致事業」の促進 ●住み替え相談、アドバイス等の仕組みづくり 基本 目標 ③ 基本 方針 ③ b)中古住宅流通の活性化 ○住宅性能表示制度、住宅性能保証制度、完成保証制度の普及促進 ○「マンションの維持管理履歴情報の登録制度」の普及、啓発 ●住宅に関する消費者知識の向上に向けた各種情報提供 ●老朽化した空き家の解体に対する補助 a)市営住宅の円滑な建て替えの推進 ●直接建設による建て替え事業の推進 ●民間活力による「借上げ・買取り型公営住宅」の供給 ●PFI方式による公営住宅の供給 b)市営住宅ストックの計画的な維持・改 善 ●市営住宅の計画的な耐震改修、EV設置などの改善事業推進 ●市営住宅の計画的な設備の更新 ●高齢者対策、障害者向けの住宅 確保の推進 基本 方針 ① c)市営住宅の公平かつ柔軟な管理・運営 ●家賃制度の見直し ●収入超過者に対する自主退去の指導 ●高額所得者に対する明け渡し請求の徹底 ●世帯規模と住宅規模のミスマッチ解消に向けた制度の構築 a)高齢者・障害者の持家改修等の促進 ●「要介護高齢者住環境整備事業」による高齢者へ の支援 ●「重度身体障害者住宅改造助成事業」による障害 者への支援 ●「居宅介護住宅改修支給」による要介護者へ の支援 ●「バリアフリー改修に伴う固定資産税減税」 の活用推進 b)高齢者・障害者向け住宅の供給 ●「シルバーハウジング」の適切な維持管理の推進 ●地域優良賃貸住宅(高齢者型)の供給促進 ●福祉関連機能と連携した公営住宅の整備 基本 方針 ② c)安心して子育てできる住まい・環境づ くり ○二世帯住宅に対する助成策 ●地域優良賃貸住宅(一般型、高齢者型)の供給促進 基本 目標 ④ 基本 方針 ③ a)市場機能を補完するソフト施策の推進 ●「在住外国人支援事業」による外国人の居住に対する支援の推進 ●「高齢者等除雪支援アクションプラン」の推進による生活弱者を地域で支える仕組みづくりの推進 ●障害者のグループホーム等の普及に向けた支援策 ○「あんしん賃貸支援事業」の活用促進 ○「高齢者円滑入居賃貸住宅登録制度」の普及、啓発 【重点施策】 高齢者、子育 て世帯対策の 充実 【重点施策】 市営住宅 ストック活用 【重点施策】 高齢者、子育 て世帯対策の 充実 【重点施策】 住宅の 耐震性向上重点的施策の展開方向
本計画の実現に向けて、第6章でまとめた施策体系を基本に、それぞれの施策の熟度や実現性などを踏まえながら実行に移していくこととなりますが、特に重点的かつ集中的な対応が必要となる次の5つの施策を「重点施策」とし て位置付けます。 重点施策① まちなか居住の推進 (1)まちなか居住支援策の対象区域 (2)まちなか居住支援策 事業メニュー 概 要 ①分譲、賃貸共同住宅の 建設補助 分譲、賃貸共同住宅の建設に対する支援策は、福井市中心市街地活性化 基本計画(認定基本計画)において国の手厚い支援を受けられる優良建築 物等整備事業、中心市街地共同住宅供給事業を活用します。 中 心 市 街 地 を 対 象 ②オフィスビル等におけ る住宅転用(コンバー ジョン)に対する補助 分譲、賃貸共同住宅の建設と同様に、オフィスビル等における住宅転用 (コンバージョン)に対する支援策は、福井市中心市街地活性化基本計画 (認定基本計画)において国の手厚い支援を受けられる優良建築物等整備 事業を活用します。 ①共同住宅のリフォーム に対する補助 まちなかの既存ストックの活用を進めるために、「ウララまちんなか住ま い事業」のメニューの要件等を変更して実施します。 ②共同建て住宅の建設に 対する補助 狭小な敷地の有効活用策として、隣接地等と一体化した共同建て住宅の 建設を促進するために、「ウララまちんなか住まい事業」のメニューの要件 等を変更して実施します。 ③戸建て住宅のリフォー ムに対する補助 まちなかの居住者自らによる既存住宅の更新を促進するために、「ウララ まちんなか住まい事業」のメニューの要件等を変更して実施します。 ④二世帯住宅の建設に対 する補助 世帯分離にともなう地区外転出を抑制するため、自ら住むための二世帯 型一戸建住宅の建設・購入を支援します。 ⑤職住近接住宅の建設に 対する補助 環境にやさしい職住近接のライフスタイルの普及を促進するため、職住 近接の住宅の整備を支援します。 に ぎ わ い 交 流 拠 点 を 対 象 ⑥住民活動へのアドバイ ザーの派遣 まちづくり計画の策定や共同建て、地域優良賃貸住宅などを建設する際 に、建築等の専門家をアドバイザーとして無料で派遣し、円滑な建設を促 進します。7
重点施策② 農山漁村地の定住促進 事業メニュー 概 要 ①住宅情報の提供 二地域居住やふるさと回帰などの支援に向けて、これまで取り組んできた 「福井市空き家情報バンク」による空き家情報の提供、「定住促進ポータル サイト」など、田舎暮らしの情報を求める人達に対する情報発信を推進しま す。 ②魅力的な住宅ストック 形成に向けた支援 「空き家再生等推進事業」などによる不良住宅又は空き家住宅の除却及び 活用など、田舎暮らしの受け皿となる魅力的な住宅ストックの形成に向けた 支援策の実施を検討します。 ③定住促進住宅の整備 農山漁村地の定住促進を図るための有効な施策として、定住促進住宅など の供給が考えられます。 このため、定住促進住宅等の需要に関するアンケート調査などの各種調査 の実施を検討します。 都心居住推進区域 見直し後 1号重点地区 2号重点地区+
【住宅分野の支援策】 にぎわい交流拠点 (名称変更) (1、2号区分廃止) 【住宅分野の支援策】 中心市街地活性化 基本計画のエリア 【中心市街地活性化 基本計画による支援策】 中心市街地 1号重点地区内は、国の手厚い補助 が受けられる中心市街地活性化基本 計画に基づく支援策を活用する。 重点施策③ 住宅の耐震性向上 事業メニュー 概 要 ①木造住宅耐震診断等促 進事業による補助 市内で着工された旧耐震基準の在来工法または枠組壁工法による一戸建て 木造住宅について、耐震診断(一般診断法)及び補強プランの作成が安価な 個人負担で受けられる制度の活用を推進します。 ②木造住宅耐震改修促進 事業による補助 地震による木造住宅の倒壊等の防止や被害の軽減を図るために、木造住宅 耐震診断等促進事業の一般診断法による耐震診断の結果、耐震補強の必要が あると判定された木造住宅の個人所有者に対し、耐震改修設計等による耐震 改修工事に要する費用の一部を補助する制度の活用を推進します。 ③耐震住宅改修に伴う固 定資産税の減税 昭和 57 年1月1日以前に建築された住宅を、耐震対策のために工事費 30 万円以上の改修をした場合、一定期間固定資産税を減額する制度の活用 を推進します。 ④非木造住宅の耐震化に 関する情報の提供 旧耐震基準で建てられた木造以外の住宅に対する耐震化に関する情報の提 供に努め、また相談窓口の開設等を推進します。重点施策④ 高齢者、子育て世帯対策の充実 事業メニュー 概 要 ①地域優良賃貸住宅(高 齢者型)に対する補助 高齢者が安心・安定して居住できる住宅を供給するため、民間が整備する 居住環境が良好な賃貸住宅に対して、国と県、市が建設費や家賃などの一部 を助成する制度である地域優良賃貸住宅制度(高齢者型)により支援しま す。 また、これまでは「ウララまちんなか住まい事業」のメニューとなってい ましたが、本事業をより積極的に展開するために、対象区域の拡大を検討し ます。 ②地域優良賃貸住宅(一 般型)に対する補助 子育て世帯が安心・安定して居住できる住宅を供給するため、民間が整備 する居住環境が良好な賃貸住宅に対して、国と市が建設費や家賃などの一部 を助成する制度である地域優良賃貸住宅制度(一般型)により支援します。 また、これまでは「ウララまちんなか住まい事業」のメニューとなってい ましたが、本事業をより積極的に展開するために、対象区域を拡大します。 重点施策⑤ 市営住宅ストックの活用 事業メニュー 概 要 ①公営住宅ストック総合 改善事業の実施 市営住宅の状況に応じた設備の改修やエレベーターの設置など計画的に順 次実施します。特に、耐震診断の結果、問題があると判定された住棟につい ては、早急な対応が必要となっていることから、優先的に事業を実施しま す。 ②適切な維持・修繕の実 施 市営住宅ストックをより良い状態で長く大切に使っていくために、各団地 の活用方法を踏まえた修繕や維持管理を計画的に実施します。 ③公平かつ柔軟な管理・ 運営の実施 住宅に困窮する世帯に市営住宅が適切に供給されるように、家賃の見直し や入居基準を満たさない世帯の退去に向けた指導の徹底などに取り組みま す。
市営住宅の活用方針
(1)市営住宅の供給方針 ・公営住宅の供給不足が続く間は、現在の管理戸数を維持していくために、市営住宅ストックの長寿命化に 取り組みます。 ・住宅セーフティネットの根幹を担う市営住宅の供給を着実に実行していくために、既存ストックの長寿命 化とあわせて、建て替え事業や全面的改善事業にも適切に取り組みます。 ・また、福祉分野や民間市場と連携しながら、多様な住宅困窮者の状況に柔軟に対応できる住宅セーフティ ネットの構築に取り組みます。 ・さらに、供給不足の解消に向けて、「借り上げ方式」など民間活力と連携した供給方式の導入検討や、地 域優良賃貸住宅(高齢者型)の供給について、地域などのバランスに配慮しながら実施します。 (2)市営住宅の整備方針 ■ 活用方針の見直し(主な視点のまとめ) ・「福井市公営住宅ストック総合活用計画(以下、ストック計画)」で位置づけられた判定結果を基本に、 「建て替え」、「全面的改善」、「個別改善」、「維持保全」、「用途廃止」の中から、概ね 10~20 年先を見 据えた活用方針を位置づけます。 ・「住棟(建物)の状況」、「事業の効率化」、「市営住宅の集約化」、「団地の需要」、「事業後の標準管理期間 の確保」などの観点を踏まえ、ストック計画で位置づけられた活用方針を適切に見直します。 ・耐用年数を迎えた住棟については、建物が良好な状態であり、さらに活用が可能と考えられる場合は、公 営住宅の供給不足が続く間、「維持保全」を図る団地と位置付けます。 ■ 整備推進上の留意点(要点のまとめ) ・建て替えを行う場合は、用途廃止により減少する戸数の確保、市営住宅ストックの集約化などの観点か ら、高度利用を前提とした中層耐火構造住宅への建て替えを検討します。 ・建て替えや全面的改善の実施と合わせて、現状で不足している「単身高齢者用住宅」、「障害者用住宅」、 「子育て世帯用住宅」の確保を図ります。8
庁内における推進体制を強化するために、関連部局との横断的な連絡・情報交換等を行い、住情報の共有、 一元化に努めます。 (3)市営住宅の管理運営方針 ・国の法令により決定する公営住宅の家賃制度や入居収入基準等に基づき、市営住宅ストックを適切に管理 運営します。 ・社会経済情勢の変化など、家賃の見直しの必要性が高まった場合に備え、家賃算定のあり方を柔軟に見直 すための調査・研究に取り組みます。 ・公平・公正な管理運営を推進するため、収入超過者に対する自主退去の指導や高額所得者に対する明渡し 請求を実施します。 ・入居者の身体的事情などに応じた住み替えに迅速に対応するとともに、住戸規模と世帯規模のミスマッチ の問題への対応に向けた調査・検討に取り組みます。 ・良好な団地内コミュニティの形成を促進するために、「相談窓口機能の充実」、「新規入居世帯に対する自 治会活動への協力要請の徹底」、「団地内の自治会長との連携強化」に取り組みます。 (4)民間との連携の方針 ・公営住宅の供給不足に対応するため、民間活力と連携した「借上げ方式による市営住宅供給」に向けた調 査・研究や「地域優良賃貸住宅(高齢者型)の供給」に取り組みます。 ・管理・運営面における民間活力導入は、公共・民間の双方にとってメリットが少ないと考えられますが、 他都市の取組みなどを参考にしながら、管理・運営面における民間活力導入を視野に入れていきます。