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台 風 は 早 く 通 り 過 ぎたとあって 朝 から 曇 りながら 北 風 が10~15ノットくらい 少 々 寒 いくらい 強 風 でないのがありがたい フィートのパワーボートで 今 日 の 目 的 地 仙 酔 島 ま で 村 上 さんが 案 内 してくれる 常 石 造 船 所 を

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Academic year: 2021

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ISPAクルーザースクール初めての瀬戸内海クルージングは、台風14号が沖縄南方から北上し、沖縄を掠めて進路を北東に取り関東南岸にコースを取ると言う不穏な空気の中で始 まった。出港前日に境が浜マリーナに到着し、チャーターヨット(エラン33)の点検をする。今夜が台風の再接近なので強風を予想してジブファーラーからセールをはずす。メインセールは 強風でも走れるようにと1ポイント、2ポイントができるように確認。キャビンではバッテリーの場所、計器パネルの確認。キャビンで料理を作らないがコンロ、食器など確認する。 夕方、瀬戸内海を熟知している村上水軍の末裔の村上朋孝さんからエリアの注意事項を聞く。海図を使って、まずは海流から説明がある。瀬戸内海は干満の差が3~4mある。と言う ことはカレント(潮流)が早いと言うことである。阿伏兎瀬戸(あぶとせと)は尾道の潮汐どおり潮が転流する。満ち潮のときは東に、引き潮のときは西に流れる。そして、阿伏兎から東側5 マイルでは尾道から2時間遅れ、東側10マイルでは3時間遅れると言う重要な情報を得る。備後灘(びんごなだ)から備讃瀬戸(びさんせと)西部ではこの法則が一番確かだと言う。次に 気をつけなければいけない浅瀬に危険マークをつける。明日の朝、仙酔島までパワーボートで案内してくれるという約束をしてからホテルのベラビスタでくつろぐ。

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台風は早く通り過ぎたとあって朝から曇りながら北風が10~15ノットくらい、少々寒いくらい。強風でないのがありがたい。0900、38フィートのパワーボートで今日の目的地仙酔島ま で村上さんが案内してくれる。常石造船所を左に見て阿伏兎瀬戸に向ける。途中、田島にかかる内海大橋をくぐる。両側にはのり網棚が設置され始めている。結構狭い阿伏兎瀬戸の東 の岬には阿伏兎観音がある。海図と実際の景色とを見比べながら仙酔島へ。泊地となる船着場も見て境が浜マリーナに戻る。 1100、参加者6名が勢ぞろい。富山から参加の豆川雅生(10年4月コンピ、8月コスタル)、静岡から矢崎満夫(99年8月コンピ、コスタルコース2回参加)、関東からは荒木富夫(09 年3月コンピ)、ミスターX(09年コンピ)、金根亨(10年7月コンピ)、豊田昌植(10年7月コンピ)。私を含めて7名のチームとなる。 直ぐにヨットに行ってジブセールをファーラーに取り付け、セールのベンドオン。簡単にできてしまう。マリーナのレストランで昼食を取って、1300境が浜を出港。楽しいクルージングが 始まった。今日は仙酔島まで7.2マイル。1時間半くらいだろうか。午後からは風がなくなるだろうと村上さんが言っていた通り、曇り空ながら無風。常石造船には船底がヨットのような形 をした運搬船が作られていた。これはでっかいヨットかと思っていたら運搬船であるとのこと。尾道の干潮が0911、満潮が1624なので仙酔島までは追い潮となる。波のない海面を5ノッ トくらいで走る。阿伏兎観音を過ぎると赤色に黒丸2つの標識、油礁を左に見て、津軽島、玉津島と過ぎるとそこは鞆の浦である。本土と仙酔島の間には弁天島あり、右に回りこむと仙酔 島の船着場である。1430着いたものの奥には漁船が固定すべく作業しているがなかなか終わらない。もう少しで終わるから、終わったら横付けしていいからと言うので、しばらく沖で待 つことに。船着場には鞆の浦と仙酔島を結ぶいろは丸がひっきりなしに観光客を運んでくる。このころからまた雨が降り始める。

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泊まりは国民宿舎のキャンプ場、簡易な畳があるがコタツが一つあるだけで寝具はない。受付でぺらぺらの寝袋を500円で借りる。なんとみじめなものだ。夕食は外で鍋料理だ。この 日は結構寒く、鍋料理も投光機を3個セットしただけで暗くてあまりよく見えない。おまけに、鍋にはうどん、野菜、魚介類が山盛りに入れてあり一気に暖めると言う海賊料理である。料理 を食べている間にたぬきがたくさん出てきて食べ物をねだるのである。追い払っても逃げないのである。よかったのは暑いお風呂に入れたことだ。夜は寒さと蚊に悩まされる。

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0630には朝風呂に入ってさっぱりす 係留代金16円のところ20円をポストに入れて早々と仙酔島を後にする。0850出港、仙酔島 を北に大回りして南東にコースを取る。風は北東8ノット、クローズリーチから後ビームリーチでセーリング。走島(はしりしま)と袴島(はかましま)の間を抜け、大飛島(おおびしま)と宇治 島の間を通って坂本龍馬がいろは丸で紀州の蒸気船とぶつかった六島(むしま)沖を走る。このあたりは瀬戸内海の島々が美しい。景色を堪能しながら六島を過ぎると風が弱くなり、雨 が降り始める。

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本船に気をつけながら本船航路を横切る。目的地の粟島が大きく見えてくる。水道の狭いところで底引き船が低速で6隻ほど網を引いている。船の間を抜けるようにして左に回りこむ と静かな粟島港だ。1240雨の中ドックに右舷付け。目の前が海洋記念公園、その中に本日の宿ル・ポール粟島がある。どこか昼食が取れないかと宿舎で聞くと2時までランチがあると 言うのでオイルスキンのままレストランへ。ちらし寿司を食す。

風呂に入ってのんびりしてから、1800からバーベキュー。寒かったがおいしいものをいっぱい食べられた。寝床はログハウス。暖房も効いて、布団もふかふか、昨日よりはるかな幸せ を感じて寝るのであった。

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夜通し降り続いた雨は朝になってもやまない。朝食後0830出港。西からナイスウインドがある。15ノットは越えていそうだ。直ぐにメインセールを揚げる。メインだけでダウンウインド5 ~6ノットで走る。今日は距離も短いのでメインセール1枚でのんびり走ることに。志々島(しししま)の沖にはのり網がびっしり入っているのでなるべく沖に出して走る。亀笠島(かめかさし ま)に寄せてジャイブ。この辺から風徐々に強くなり20ノットくらいか。スピードは7ノットを越えてくる。右前方にクレーンが立ち並び、沖側には赤い多度津入口の灯台が見える。多度津に 近づくにつれ俵型のブイが目立つ。下には網が仕掛けてあるようだ。間を抜けるように港に入ってゆく。0950合田(ごうだ)マリーナキャプテンに右舷付けドッキング。 係留料金は3,200円。 お昼はマリーナから近いところにおいしい讃岐うどん屋があると言うので早速出かける。12時を過ぎると行列ができると言うので1100ごろ、それでも次から次へとお客が入ってくる。ト ッピングも豊富で安くて旨い。おなかが膨れたところで電車に乗って琴平へ。今日の宿はこの旅一番の琴参閣だ。荷物を預けて金比羅山参りに出かけました。

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0945多度津出港。晴れているが かと考えていたが、おっとどっこい、機帆走はとんでもない。セーリングでしか走れない。チョッピーな波があっ てヨットは木の葉のように揺れる。港の中で1ポイントリーフして、沖に出してジブはレギュラージブにする。風は西北西、真のぼりである。コースは高見島(たかみしま)の南を通って北西 に取るのだが。ヨットはポートタックで本船航路に向ける。どうも1ポイントリーフの具合が悪い。1ポイントしてもフットが膨らんでしまう。エンジンを掛けて風軸に向けて1ポイントリーフロー プのブームの付け根を変える。これがよかったのかセールはフラットになって上り角度もよくなる。 1100高見島の南に取り付く。風は強弱を繰り返すので弱くなったらカミングアバウトして西に出して走る。高見島の南西の浅瀬を避けてカミングアバウトを何度か繰り返す。高見島の 北側の本船航路を避けて二面島(ふたおもてしま)にスターボードタックで寄せ、そこでタックを返して佐柳島(さなぎしま)にコースを取る。このころから風は西から西南西気味になり走り やすくなってくる。風は相変わらず18ノットくらいか。それしても美しい瀬戸内海の島々を巡りながらのセーリングはなんと素晴らしいことか。ナビゲーションは矢崎さんと豆川さんが交代 で行い。完璧にこなしている。1200佐柳島を通過、1237真鍋島(まなべしま)に取り付く。真鍋島と大島の間を2回のカミングアバウトで交わすと風は南西気味なり、北木島(きたぎし ま)の東側はビームリーチの帆走となる。正面に荒々しい布越埼(ぬのこしさき)が見えてきた。後3マイルだ。北木島の北側をクリアすると白石島の上浦漁港(かみうらぎょこう)の赤っぽ い防波堤が見えてくる。残すは1マイル、真のぼりとなり、快調に走る。1345上浦漁港の中のドックに左舷着け。 お多福旅館の出迎えの車で目の前が砂浜になっている宿に入る。お風呂が沸くまでに時間があるので散歩に出かける。旅館の裏側から高さ150mの高山展望台まで歩く。登るにつ れ瀬戸内海を見渡せる眺望が広がり大感激だ。 散歩から帰ってお風呂を浴びて、このクルージングで一番おいしい夕食に。民宿の料理が一番おいしいのを再確認した次第である。 西風が強そうだ。機帆走で行くしかない

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おいしい朝食をとって0830白石島・上浦漁港を出港。北に る。中央に灯台があり灯台の北側を通るように言われている。小型の本船も走 っている。機走で水路を抜けると北北西から10ノットくらいの風が入ってくる。すかさずセールを揚げる。クローズリーチで仙酔島の東にある躑躅島(つつじしま)にバウを向ける。快調に 走るも0935風が落ちる。仙酔島に近づくまではジブを巻いたり出だしたりを繰り返す。0950風は西に回り吹いてくる。阿伏兎瀬戸まで1時間10分快適なクロースホールドを楽しむ。11 00風が弱くなり機走。太陽が当たり輝く阿伏兎観音には観光客がいて手を振っている。ヨットから阿伏兎観音を拝んで阿伏兎瀬戸に入って行く。1220境が浜マリーナ着。 全体の4分の3がセーリングできたこの瀬戸内海クルージングは無風あり、順風、強風、雨あり、曇りありと全ての条件を満たしてくれました。そのお陰で参加者の感動と感激を満載して 終了することになりました。参加者の皆さんは大変なスキルアップになったようです。 上って白石島と小高島の間の白石瀬戸を通

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10 月 30 日(土) ⑤境が浜マリーナ出港 10 月 30 日(土) ①仙酔島・渡船場漁船ラフティング 10 月 31 日(日) ②栗島・ドッキング 11 月 1 日(月) ③多度津・ドッキング 11 月 2 日(火) ④白石島・上浦漁港・ドッキング 11 月 3 日(水) ⑤境が浜マリーナ帰港

参照

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