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はじめに いま日本は 人口減少や少子高齢化の進展により地域社会 地域経済が縮小するといった問題に直面しています 地域を活性化させ 雇用を生み 定住を促進して人口減少に歯止めをかけていくことが喫緊の課題となっています この負の連鎖から脱却するためには 海外の成長を取り込むなどグローバルな視点が必要です

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(1)

山武市東京オリンピック・パラリンピック

戦略推進基本計画

平成 27 年 1 月

山武市東京オリンピック・パラリンピック

戦略推進本部

(2)

はじめに

いま日本は、人口減少や少子高齢化の進展により地域社会・地域経済が縮小するとい

った問題に直面しています。地域を活性化させ、雇用を生み、定住を促進して人口減少

に歯止めをかけていくことが喫緊の課題となっています。

この負の連鎖から脱却するためには、海外の成長を取り込むなどグローバルな視点が

必要です。

さて、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が決定されまし

た。山武市は市を挙げて大会の成功に向けて最大限の協力をしていきます。そして、大

会開催をグローバル化のチャンスととらえ、大会の開催効果を本市の発展に結びつけて

いくための取組みを積極的に進めていきます。

具体的には、この機会に青少年スポーツや障がい者スポーツの底上げをし、グローバ

ル教育を一層進めていきます。

また、成田空港経済圏という地の利を活かして、観光客を積極的に受け入れることに

より、地域経済を活性化させ、同時に訪れやすいまちづくりにも取り組みます。

さらに、外国選手の事前キャンプを当市に招致し、青少年相互交流を行うなど積極的

に国際交流を行い、未来を担う子供たちに夢と希望を与えたいと思います。

このようにして、山武市の知名度の向上や地域ブランドの確立等のシティーセールス

に取り組みます。

これらを計画し推進するために庁内に市長を本部長とする「山武市東京オリンピッ

ク・パラリンピック戦略推進本部」を発足(平成26年5月20日)させました。そし

て4つの専門部会(教育部会、招致部会、障がい者スポーツ部会、まちづくり部会)を

設置し検討してきました。今後の取り組みや成果を次世代に継承するため、専門部会に

は若手職員を多数登用しました。

山武市は今後早期に公民連携の推進組織を結成し、オール山武で取り組みます。

この度、基本計画がまとまりました。これは、山武市が取り組む東京オリンピック・

パラリンピック戦略推進のための指針となるものです。

(3)

教育部会 ~夢に向かって、学ぶ・支える・感動する~ 1.基本計画の目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P1 2.基本計画の期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P3 基本事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P5 1-① オリンピック・パラリンピック気運醸成・啓発・・・・・・・・P6 1-② 運動能力向上・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P7 1-③ アスリート支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P8 1-④ 部活動支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P9 1-⑤ スポーツ指導者育成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P10 2-① グローバルコミュニケーション能力向上・・・・・・・・・・P11 2-② 他国紹介出前講座・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P12 2-③ 一校一国運動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P13 3-① ボッチャ大会開催・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P14 3-② ノーマライゼーション講座・・・・・・・・・・・・・・・・P15 招致部会 ~世界から一番近い田舎のおもてなし~ 1.基本計画の目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P16 2.基本計画の期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P18 基本事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P20 1-① 外国招致(招へい・交流・支援パッケージ化の実施)・・・・・P21 1-② 九十九里浜で行うスポーツ大会等の招致・・・・・・・・・・P22 1-③ 既存施設を利用してのスポーツ合宿等の招致・・・・・・・・P23 1-④ 市民による招へい国の応援・・・・・・・・・・・・・・・・P24 2-① 未来(あした)への道1000km縦断リレー聖火リレーの招致 ・・・・・P25 2-② 近隣市町と連携した招致活動・・・・・・・・・・・・・・・P26 2-③ 市民の気運の醸成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P27 3-① 公式ボランティア登録人材発掘・育成及び支援・・・・・・・P28 3-② キャンプ地ボランティア支援及び人材育成・・・・・・・・・P29 3-③ 聖火リレーコースボランティア支援及び人材育成・・・・・・P30 目 次

(4)

障がい者スポーツ部会 ~広げよう「スポーツの輪」「心の輪」「福祉の輪」~ 1.基本計画の目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P31 2.基本計画の期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P32 基本事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P33 1-① 障がい者スポーツの普及・振興・・・・・・・・・・・・・・P34 1-② 障がい者スポーツへの支援・・・・・・・・・・・・・・・・P35 2-① 市内スポーツ施設の整備・・・・・・・・・・・・・・・・・P36 2-② 公共施設等におけるユニバーサルデザインの提案・・・・・・P37 まちづくり部会 ~みんなの夢・住んでよし・訪れてよし~ 1.基本計画の目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P38 2.基本計画の期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P40 基本事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P42 1-① ソーシャル・ネットワーキングサービス(SNS)活用・・・・P43 1-② メディア等を活用したPR活動・・・・・・・・・・・・・・P44 1-③ 市内産品を活用した商品開発・・・・・・・・・・・・・・・P45 1-④ ふるさと納税制度活用・・・・・・・・・・・・・・・・・・P46 2-① 観光情報発信ツール整備・・・・・・・・・・・・・・・・・P47 2-② 観光客受け入れ体制整備・・・・・・・・・・・・・・・・・P48 2-③ グリーン・ブルーツーリズム構築・・・・・・・・・・・・・P49 3-① 成田空港の活用に向けての総合的な取組・・・・・・・・・・P50 4-① 高齢者の参加促進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P51

(5)

~Dream, learn, support, and be impressed~

平成 27 年 1 月

教育部会

(6)

- 1 -

1.基本計画の目標

教育部会の基本計画を策定するにあたり、3つの基本目標を掲げ、スポーツ能力の向

上、国際人の育成、人権教育の推進にオールさんむで取り組みます。

様々なイベントを通じ、東 京オリンピック・パラリンピッ クへの関心を高めることによ り、スポーツが好きな青少年 を育てます。 また、地元選手の育成強 化についても、国・県の動向 を踏まえ支援していきます。

② 運動能力向上

③ アスリート支援

④ 部活動支援

⑤ スポーツ指導者育成

1.スポーツによる青少年の健全育成

学校、公民館、放課後児童 教室や図書館等と連携し、 様々な国の文化、言語に触 れる機会を創出し、国際理 解を深め、国際感覚を身に 付けた人材を育成します。

① グローバルコミュニケーション能力向上

② 他国紹介出前講座

③ 一校一国運動

2.国際感覚を身に付けた人材の育成

① オリンピック・パラリンピック気運醸成・啓発

(7)

- 2 - 誰もが心豊かで幸せな生 活を送ることができる社会 を目指し、人権教育を推進 します。

① ボッチャ大会開催

② ノーマライゼーション講座開催

3.人権教育の推進

(8)

- 3 -

2.基本計画の期間

大会準備期、大会直前期、大会期、大会終了期の概ね8年後の姿を見据えた計画とし

ます。

なお、本基本計画は、山武市総合計画の後期基本計画を踏まえ、補完し計画するもの

とします。

(1) 大会準備期・・・平成26年度~29年度

■オリンピック・パラリンピック気運醸成・啓発

■運動能力向上

■アスリート支援

■部活動支援

■スポーツ指導者育成

■グローバルコミュニケーション能力向上

■他国紹介出前講座

■一校一国運動

■ボッチャ大会開催

■ノーマライゼーション講座開催

(2) 大会直前期・・・平成30年度~31年度

■オリンピック・パラリンピック気運醸成・啓発

■運動能力向上

■アスリート支援

■部活動支援

■スポーツ指導者育成

■グローバルコミュニケーション能力向上

■他国紹介出前講座

■一校一国運動

■ボッチャ大会開催

■ノーマライゼーション講座開催

(9)

- 4 -

(3) 大会期・・・・・平成32年度

■オリンピック・パラリンピック気運醸成・啓発

■運動能力向上

■アスリート支援

■部活動支援

■スポーツ指導者育成

■グローバルコミュニケーション能力向上

■他国紹介出前講座

■一校一国運動

■ボッチャ大会開催

■ノーマライゼーション講座開催

(4) 大会終了期・・・平成33年度~

■部活動支援

■スポーツ指導者育成

■運動能力向上

■グローバルコミュニケーション能力向上

■ボッチャ大会開催

■ノーマライゼーション講座開催

(10)

- 5 -

基本事業

1-① オリンピック・パラリンピック気運醸成・啓発

1-② 運動能力向上

1-③ アスリート支援

1-④ 部活動支援

1-⑤ スポーツ指導者育成

2-① グローバルコミュニケーション能力向上

2-② 他国紹介出前講座

2-③ 一校一国運動

3-① ボッチャ大会開催

3-② ノーマライゼーション講座開催

(11)

- 6 - 1) オリンピック・パラリンピック啓発意識高揚のためのグッズを作成する。(Tシャツ、ポロシャツ、 ステッカー、ワッペン等)【新規】 2) 小中学生に東京五輪を素晴らしい大会にするために山武市ができることについてアイディアを募集 する。【新規】 3) 各スポーツ種目、語学、オリンピックの歴史に関する資料等を収集し、図書館内にオリンピックコー ナーを設ける。【新規】 4) オリンピック・パラリンピック選手等オリンピック関係者を招聘し、講演会や実技の見学会等のイベ ントを開催する。【新規】 5) オリンピックや公式競技会で記録された種目の世界記録について、実際に可視化し、記録の偉大さを 感じとってもらうことで、スポーツへの興味関心を促す。【新規】

1-① オリンピック・パラリンピック気運醸成・啓発

1) 1964 年に東京夏季オリンピック、1972 年に札幌冬季オリンピック、1998 年に長野冬季オリ ンピックが国内で開催されているが、次世代を担う児童生徒は、今回初めて体感することとな る。 2) 児童生徒の多くはオリンピックを大規模なスポーツイベントとして認識しており、日本で開 催されるこの機会に児童生徒に「スポーツを通して心身を向上させ、さらには文化・国籍など 様々な差異を超え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって理解し合うことで、平和でよ りよい世界の実現に貢献する。」というオリンピック精神を伝える必要がある。 3) 山武市が、東京オリンピック・パラリンピックの成功に貢献し、その取り組みにより青少年 スポーツ及び障がい者スポーツの振興や地域振興に結び付けていくためには「オールさんむ」 の推進体制が必要となる。 そのためには、市民のオリンピック・パラリンピックに対する気運を高めていく必要がある。

と 課

(12)

- 7 - 1) 児童、生徒一人ひとりの体力向上を図るため、運動習慣の改善の取り組みや学校対抗のスポーツイベ ントなどの開催により運動能力の向上を図ることを検討する。【新規】 2) 一流の選手から直接指導を受けることにより、スポーツに対する関心を高めるとともに体力、技術の 向上を図るため、トップアスリートによるスポーツ教室を開催する。【新規】

1-② 運動能力向上

1) 小・中学生の運動能力調査では小学生においては平均を上回るものが多いが、中学生に関しては平 均以下のものが多い。 2) 男子プロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」よりバスケットボール教室及びチアガール体験 教室の開催申し出がある。 3) 県内のプロ野球、サッカー、バスケットチームなどが地域貢献事業としてスポーツ教室を開 催している。

と 課

(13)

- 8 - 県から強化指定選手証を配付されている山武市出身の選手に対し、財政的支援の実施を検討する。 また、農業団体等と連携し地元産の農産物の提供を検討する。【新規】

1-③ アスリート支援

1) 全国大会等で優秀な成績をあげた選手にその栄誉をたたえるため、報奨金を交付する制度を 創設した。 2) 毎年関東大会や全国大会に出場する市内中学校の部活動があり、卒業後も競技を続けている 選手がいる。 3) アスリートにとって競技力を高め、維持していくためには、多くの競技会に出場することが 不可欠であり、そのため遠征に係る交通費等経済的負担も大きい。 4) 毎日ハードなトレーニングを積み重ねているアスリートにとって、バランスの良い食事はとても 大切である。

と 課

(14)

- 9 - 1) 近隣市町の学校と試合をする機会を検討する。【新規】 2) 実力校を招待し試合をする機会を検討する。【新規】 3) 競技力を高めるため、部活動の外部コーチとして登用できる市内在住アスリートや市内出身アスリー トのデータベースを作成する。【新規】

1-④ 部活動支援

1) 生徒数の減少に伴い、部活動費の原資である生徒会費も年々減少している状況にあり、部活動 の運営に支障が出ている。 2) 関東大会、全国大会に出場している部活動がある一方で、試合参加回数が少なく、能力を伸ば す機会に恵まれていない部活動もある。

と 課

(15)

- 10 - 1) 部活動顧問、少年スポーツクラブ指導者を対象とした講習会の開催を検討する。【新規】 2) 指導者資格を取得しようとする指導者の受験料等の援助を検討する。【新規】

1-⑤ スポーツ指導者育成

1) 継続的に部活動で競技力の強化を図るにあたり、部活動の顧問の力量がその部活の人気及び技術力 向上に大きく関わっているため、教職員の異動により、向上した人気、技術力が元に戻ってしまう ことがある。 2) 指導者を育成することにより、恒常的に高いレベルの指導を行える環境を整え、児童生徒の運 動能力、技術力の向上を図る。

と 課

(16)

- 11 - 1) 夏季休業期間中に中学生向けの英語初級講座を開催する。【既存】 2) 小・中学校の教員を対象に、英語教育への取り組み方法等について意見交換をする場を設ける。 【新規】 3) 図書館で外国語教育関連の書籍を充実させる。【新規】 4) 放課後や夏季・冬季休業期間中などを利用したALTによる英語教室やイングリッシュカフェの開 設など外国語に触れる機会や場所を提供する。【新規】 5) 学童クラブや小・中学校と城西国際大の外国人留学生や中央公民館の日本語講座の受講生等との連 携による多文化交流の実施を検討する。【新規】 6) 既存のイベントを活用した児童生徒が外国人と触れ合う機会の創出により、外国人・外国語アレル ギーを減少させる取り組みを検討する。【新規】 7) NAAの空港ターミナルビルでの仕事体験等で実践的な外国語に触れる機会の創設を検討する。【新 規】 8) 少年軟式野球国際交流協会(IBA)を通じて外国から野球チームを受け入れ交流の場を設けるなど、 外国の少年スポーツチームとの交流試合を開催し、同世代の外国人との交流を通じて自ら学んでいく というようなイベントの企画を検討する。【新規】 9) 中高生を対象とした英語合宿の開催を検討する。【新規】 10) 日本の文化についても改めて学ぶことができる講座の開催を検討する。【新規】 11) 招致国との青少年相互交流事業を実施する。【新規】

2-① グローバルコミュニケーション能力向上

1) 市内小学校では5・6年生を対象に週1時間、外国語活動という位置づけでALTと担任に よる電子黒板を活用した異文化交流の授業が行われている。(1~4年生は学校によって異な るが、隔週で1時間程度、外国語活動を取り入れている学校もある。) 2) 新学習指導要領がスタートし、外国語活動の中で外国語を習得するだけではなく、異文化交 流や多角的な視野を持った学習が求められている。 3) 日常生活において外国人と触れ合う機会が少ないので、外国語や外国人に対する苦手意識が 消えない。 4) 外国語に触れる機会を増やしていくためには市内に居住している外国人など外国語教育に協 力をしてもらえるような人材を発掘していくことも必要。 5) 言語のみならず他の文化に触れる機会を創出することも必要。

と 課

(17)

- 12 - 1) 図書館で世界各国の衣食住等を紹介する書籍を充実させる。【新規】 2) 文化会館において招致する国やオリンピック参加国について(音楽、映画、歴史等)の紹介イベン を実施する。【新規】 3) 招致する国やオリンピック参加国についての出前講座を開催する。(世界遺産楽クラブとの連携、大使 館との連携などにより実施を検討する。)【新規】 4) 中・高・一般の吹奏楽部団体による各国の国歌の演奏会の開催を検討する。【新規】

2-② 他国紹介出前講座

1) オリンピック・パラリンピックは、多くの国や地域から参加する競技会であり、参加国の中に は聞きなれない国や地域もある。 2) 児童生徒が世界の様々な国についての知識を深めるまたとない機会である。

と 課

(18)

- 13 - 市内小中学校で一校一国運動を展開する。【新規】

2-③ 一校一国運動

1) 五輪開催地の学校が応援する国、地域を決め、文化や言葉を学んだり、その国の子どもたちや選手 らと交流したりして異文化への理解を深める活動で、94 年広島アジア大会で行われた公民館単位で 応援する「一館一国・地域の応援事業」をモデルに、98 年長野冬季五輪から始まった。草の根レベ ルの交流として国際オリンピック委員会からも高い評価を受けている。 2) オリンピック・パラリンピックを成功させるには、このような児童生徒が積極的主体的にオリンピ ック・パラリンピックに関わることのできる取り組みを作ることが必要である。

と 課

(19)

- 14 - 1) ボッチャ大会を開催する。【新規】 2) 小・中学校の授業においてボッチャの周知、普及活動を行う。【既存】 3) ボッチャ競技者人口の増進を図る。【既存】

3-① ボッチャ大会開催

ボッチャは、障がいのある方、子どもから高齢者まで誰でも一緒に競い合えるユニバーサルス ポーツであり、山武市では積極的に競技者拡大に取り組んでいる。

と 課

(20)

- 15 - 1) 障がいを理解するための講座を開催する。【既存】 2) ユニバーサルデザインを学習する講座を開催する。【新規】 3) 障がい者に対する介助方法が学べる講座を開催する。【新規】 4) ボッチャ大会における選手の介助を行う。【新規】

3-②

ノーマライゼーション講座開催 1) 先進国のほとんどの国で障がい者スポーツはスポーツとして認められており、一般市民のパ ラリンピックへの関心も高く、オリンピック同様の盛り上がりを見せている。 2) 東京オリンピック・パラリンピックが成功した大会だったと評価させるためには、パラリン ピックの盛り上がりがカギとなる。 3) そのためには、障がいのある方もない方も、お互いが一緒に助け合いながら、社会生活を共 にするのが正常なことで、本来の望ましい姿であるということを、児童生徒に理解させていく 必要がある。

と 課

(21)

~Beautiful Sammu faces to the world~

平成 27 年 1 月

招致部会

(22)

- 16 -

1.基本計画の目標

招致部会の基本計画を策定するにあたり、3つの基本目標を掲げ、招致活動の推進に

オールさんむで取り組みます。

近隣市町と連携し 、国内 外の選手・チームの練習の 場を提供し事前キャン プ地 等の招致活動を行います。

① 外国招致(招へい・交流・支援パッケ-ジ化の実

施)

② 九十九里浜で行うスポーツ大会等の招致

③ 既存施設を利用してのスポーツ合宿等の招致

④ 市民による招へい国の応援

1.事前キャンプ地の招致活動等

近隣市町と連携し、被災地 である九十九里浜に聖火リ レーの招致活動を行います。

① 未来(あした)への道1000km縦断リレー及び

聖火リレーの招致

② 近隣市町と連携した招致活動

③ 市民の気運の醸成

2.九十九里浜に聖火リレーを招致

(23)

- 17 - 「世界から一番近い田舎 のおもてなし」を目指し、既存 の市民団体と連携するなど、 ボランティア人材の発掘と育 成を行います。

① 公式ボランティア登録人材発掘・育成及び支援

② キャンプ地ボランティア支援及び人材育成

③ 聖火リレーコースボランティア支援及び人材育成

3.ボランティア人材の育成及び活動支援

(24)

- 18 -

2.基本計画の期間

大会準備期、大会直前期、大会期、大会終了期の概ね8年後の姿を見据えた計画とし

ます。

なお、本基本計画は、山武市総合計画の後期基本計画を踏まえ、補完し計画するもの

とします。

(1) 大会準備期・・・平成26年度~29年度

■近隣市町との連携強化

■未来(あした)への道1000km縦断リレー及び聖火リレーの招致

■外国招致(招へい・交流・支援パッケ-ジ化の実施)

■九十九里浜で行うスポーツ大会等の招致

■既存施設を利用してのスポーツ合宿等の招致

■外国人とのコミュニケーションツールとして英語学習の実施

■ボランティア人材の発掘・育成

■公式ボランティアに関する情報収集及び応募支援

■市民の気運の醸成

(2) 大会直前期・・・平成30年度~31年度

■引き続き上記(1)を継続

■英語学習の強化

■英語以外の言語の学習実施

■ボランティア団体の設立支援

■九十九里浜で行うスポーツ大会等の招致

■既存施設を利用してのスポーツ合宿等の招致

(25)

- 19 -

(3) 大会期・・・平成32年度

■公式ボランティア派遣

■事前キャンプの実施

■山武市内でのキャンプ地ボランティア

■聖火リレー沿道を中心としたボランティア

■市民による招へい国の応援

■九十九里浜で行うスポーツ大会等の招致

■既存施設を利用してのスポーツ合宿等の招致

(4) 大会終了期・・・平成33年度~

■国際交流・支援事業(招致国)

■オリンピック記録誌の編纂・発行

■多言語習得者を中心とした学校ボランティアの実施

■九十九里浜で行うスポーツ大会等の招致

■既存施設を利用してのスポーツ合宿等の招致

(26)

- 20 -

基本事業

1-① 外国招致(招へい・交流・支援パッケージ化の実施)

1-② 九十九里浜で行うスポーツ大会等の招致

1-③ 既存施設を利用してのスポーツ合宿等の招致

1-④ 市民による招へい国の応援

2-① 未来(あした)への道 1000km縦断リレー及び聖火リレーの

招致

2-② 近隣市町と連携した招致活動

2-③ 市民の気運の醸成

3-① 公式ボランティア登録人材発掘・育成及び支援

3-② キャンプ地ボランティア支援及び人材育成

3-③ 聖火リレーコースボランティア支援及び人材育成

(27)

- 21 - 1) 山武市にふさわしく、受入れ可能な国としてスリランカ国を招致する。 (招へい・交流・支援パッケージ化)【新規】 2) 招致国との事前国際交流を実施する。【新規】 3) 事前キャンプの受入れを世界に情報発信する。(ホームページ・パンフレットなど)【新規】 4) 県や他市町村と連携していく。【新規】

1-① 外国招致(招へい・交流・支援パッケージ化の実施)

1) オリンピックの事前キャンプを受入れるだけの施設が少なく、また、公式規格を充たしてい るスポーツ施設がないので県や他市町村との連携した招致活動が必要。(体育施設・宿泊施設) 2) 招致国により習慣上の配慮が必要となる。 3) 対象国をしぼり、相手国の大使館等へ働きかけている。 4) JICA を訪問し、意見交換を行っている。 5) ホストシティ・タウン構想に参加していく。 6) 政府やオリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会等の動きに留意する。

と 課

(28)

- 22 - 1) 各種競技団体へ大会開催等を働きかけ、ビーチスポーツのメッカとして PR していく。【新規】 2) 大会運営やビーチクリーン等のボランティアの育成を行っていく。【新規】 3) イベントや大会等を開催し、実際に選手(オリンピック出場が見込まれるような強化選手等)をゲス トとして招致し交流及びキャンプ地としてのPR を検討する。【新規】 1) 重要な観光資源として、九十九里浜があるが十分に活用されていないので、各種競技団体 へ大会開催等を働きかけ、ビーチスポーツのメッカとして PR していく。 ・ ビ ー チ バ レ ー ( プ ロ 登 録 者 数 ) 男 子 : S ク ラ ス が 約 60 名 、 A ク ラ ス が 約 460 名 女 子 : S ク ラ ス が 約 60 名 、 A ク ラ ス が 約 230 名 ・ ビ ー チ サ ッ カ ー ( 競 技 人 口 ) サッカーの競技人口は、日本サッカー協会に、約 80 万人の登録があり、ビーチサッカー の国内競技人口は現在 3 万人(推定)といわれている。 ・ビーチテニス 等 2) 競技用に砂浜の整備が必要となる。 3) 各競技に関する知識が不足している。 4) 競技団体へのアプローチが必要である。

1-② 九十九里浜で行うスポーツ大会等の招致

と 課

(29)

- 23 - 1) 公、民、学の連携を図る。【新規】 2) イベントや大会等を開催し、実際に選手(オリンピック出場が見込まれるような強化選手等)を ゲストとして招致し交流及びキャンプ地としてのPR を検討する。【新規】

市内には、公式規格を充たした施設がなく、また、事業者(宿泊施設経営者)が個別に行って いるので、年間でどの程度の団体及び個人がどのような競技のスポーツ合宿で山武市に来ている のか実績が把握できていない。今後は、公、民、学が連携し招致する必要がある。

1-③ 既存施設を利用してのスポーツ合宿等の招致

と 課

(30)

- 24 - 1) 練習段階でのまとまった応援を実施する。【新規】 2) 試合を応援に行くツアーを企画検討する。【新規】 3) 山武 SNS や Facebook などのソーシャルネットワーキングサービスを利用し意思の疎通を図り情報 交換を行っていく。【新規】 1) 東京オリンピック・パラリンピックへの招致活動等を行っていることの周知がされていない ので市民に周知していく必要がある。 2) 競技種目によっては、パブリックビューイングも考えられるが、メディアに取り上げられる かわからない。

と 課

1-④ 市民による招へい国の応援

(31)

- 25 - 東京都や東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に山武市が被災地であることをアピ ールし、コース変更を要望して行く。【新規】

2-① 未来(あした)への道 1000km縦断リレー及び聖火リレーの招致

1) 聖火リレーを視野に入れた「未来(あした)への道1000km縦断リレー」が平成 25 年度か ら開催されている。 2) 被災地を結ぶコースであるが、現在は、被災地である山武市はコースに含まれていないので、 山武市が被災地であることをアピールして行く必要がある。

と 課

(32)

- 26 - 東京都や東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に近隣市町と連携し、要望活動を継 続していく。 1) 九十九里沿岸の被災地のうち、リレーコースに含まれていない自治体と連携して招致活動するこ とで復興をよりアピールすることができる。 2) リレーコース及び中継ポイント案を共同作成するとともに、継続的な連携方法や関連イベント等 について検討を進める必要がある。

2-② 近隣市町と連携した招致活動

と 課

(33)

- 27 - 1) 協力可能な市民団体との継続的な協働方法や関連イベント等について検討する。【新規】 2) 山武 SNS や Facebook などのソーシャルネットワーキングサービスを利用し意思の疎通を図り 情報交換を行っていく。【新規】

1) リレー走者の数は限られてしまうものの、コース沿道や中継ポイントにおける応援等を市民 とともに計画実施していくことで、より多くの市民を巻き込み気運の醸成を図ることができ る。 2) 協力可能な市民団体との継続的な協働方法や関連イベント等について検討を進める必要があ る。

2-③ 市民の気運の醸成

と 課

(34)

- 28 - 1) 公式ボランティア募集等の情報収集に努める。【新規】 2) 人材育成のための研修会等を開催する。【新規】 3) 山武 SNS や Facebook などのソーシャルネットワーキングサービスを利用し意志の疎通を図り 情報交換を行っていく。【新規】

3-① 公式ボランティア登録人材発掘・育成及び支援

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会から公式ボランティア登録について周知等 がされていない状況。

と 課

(35)

- 29 - 1) 市内でのキャンプ地ボランティア等のニーズを把握する。【新規】 2) 既存市民団体とのコラボの可能性を探り、組織作りを行っていく。【新規】 3) 人材育成のための研修会等を開催する。【新規】 4) 山武 SNS や Facebook などのソーシャルネットワーキングサービスを利用し意志の疎通を図り 情報交換を行っていく。【新規】 5) 職員の意識高揚のために、他の部会と連携しプレイベント(種類は問わない)を行っていく。【新規】 6) 言語学習については、まず職員から始める。【新規】

3-② キャンプ地ボランティア支援及び人材育成

1) 市内には、オリンピック・パラリンピックにつながるボランティアを目的とした市民団体が 存在しないので人材の掘り起こしから始めなくてはならない。 2) 職員のボランティアに対する意識の格差もある。 3) 山武市のオリンピックに向けた取り組みに対して、協力の得られる団体・個人の把握ができ ていないので調査し、団体や個人から協力が得られるよう声をあげ組織づくりから始める必 要がある。 4) 職員も人材の掘り起こしから始めなくてはならない。

と 課

(36)

- 30 - 1)「未来(あした)への道1000km縦断リレー」を市民や市職員に周知し、参加を促していく。 【新規】 2) 人材育成のための研修会等を開催する。【新規】 3) 山武 SNS や Facebook などのソーシャルネットワーキングサービスを利用し,意志の疎通を図り 情報交換を行っていく。【新規】 4) 既存市民団体とのコラボの可能性を探り、組織作りを行っていく。【新規】

3-③ 聖火リレーコースボランティア支援及び人材育成

1) 聖火リレーを視野に入れた「未来(あした)への道1000km縦断リレー」が平成 25 年 度から開催されているが、現在、被災地である山武市がコースに含まれていないこともあり、 市民への認知度が低いので周知が必要である。 2) すでに「未来(あした)への道1000km縦断リレー」に参加している山武市民もいるの で、さらに市民や市職員に周知し、参加を促す必要がある。 3) リレーコースボランティアとしてどのような人材・ボランティアが必要となるのか把握でき ていないので調査する必要がある。 4) 山武市にリレーコースを呼び込み、オリンピックに向けて市民の気運をあげる必要がある。

と 課

(37)

~Introducing sports, culture, and welfare~

平成 27 年 1 月

障がい者スポーツ部会

(38)

- 31 -

1.基本計画の目標

障がい者スポーツ部会の基本計画を策定するにあたり、2つの基本目標を掲げ、障が

い者スポーツの推進にオールさんむで取り組みます。

障がい者スポーツを積 極的に推進し、障がいを 持つ方々との交流を図り、 理解を深めます。 また、障がい者スポーツ に対する支援策の拡充に 努めます。

② 障がい者スポーツへの支援

1.障がい者スポーツの振興

スポーツ施設の高規格 化を検討するとともに、公 共施設等のユニバーサル デザインを提案し、だれも が使いやすい環境整備に 努めます。

① 障がい者スポーツの普及・振興

② 公共施設等におけるユニバーサルデザインの

提案

① 市内スポーツ施設の整備

2.障がい者に優しいまちづくり

(39)

- 32 -

2.基本計画の期間

大会準備期、大会直前期、大会期、大会終了期の概ね8年後の姿を見据えた計画とし

ます。

なお、本基本計画は、山武市総合計画の後期基本計画を踏まえ、補完し計画するもの

とします。

(1)大会準備期・・・平成26年度~29年度

■市内スポーツ施設の整備

(2)全期間・・・平成26年度~

■障がい者スポーツの普及・振興

■障がい者スポーツへの支援

■公共施設等におけるユニバーサルデザインの提案

(40)

- 33 -

基本事業

1-① 障がい者スポーツの普及・振興

1-② 障がい者スポーツへの支援

2-① 市内スポーツ施設の整備

2-② 公共施設等におけるユニバーサルデザインの提案

(41)

- 34 - 1) 障がい者スポーツに対する理解を深めるため、積極的に情報を発信する。【既存】 2) 障がい者のみならず、小中学生や高齢者など、だれもが参加できる障がい者スポーツ大会や教室の開 催を通じ、障がい者スポーツの普及、振興及び参加者間の交流を図る。(ボッチャ大会・福祉まつりな どのイベントへの参加・小中学校への福祉教育として障がい者スポーツ教室などを開催)【既存】

1-① 障がい者スポーツの普及・振興

1) 障がい者数は増加傾向にあるが、スポーツ活動に取り組む障がい者は少ない。 2) 障がい者スポーツの振興に取り組んでいる自治体は少ない。また、障がい者自身がスポーツ を始めるきっかけも少ない。 3) ボランティアの確保等、障がい者スポーツに関するサポート体制は整っていない。 4) 障がい者スポーツに関する情報発信が不足している(対障がい者、対支援者)。 5) 障がい者スポーツの知名度は低く、選手・指導者・ボランティアの発掘・育成は遅れている。 6) 「障がいのある方とない方」や「障がいのある方同士」の交流の場が少ない。

と 課

(42)

- 35 - 1) 規模の大きな大会(関東・全国・国際大会等)へ参加するためには、多額の遠征費用が必要となるた め、旅費等の自己負担を軽減させる補助制度の拡充を検討する。【既存】 2) 障がい者スポーツに係る指導者・審判員及びボランティアスタッフを養成するため、その資格取得に 要する費用の助成制度の導入を検討する。【新規】 3) 障がい者スポーツ用補装具(車椅子など)は、消耗が激しく頻繁に修理・更新が必要となるため、そ の費用に対する補助制度の導入を検討する。【新規】

1-② 障がい者スポーツへの支援

山武市における障がい者に対する補助金制度等の現状は次のとおり。 ・スポーツ施設使用料の減免 障がい者が含まれている団体の施設使用料1/2、障害者個人の施設使用料 無料 ・スポーツ活動報奨金制度 関東大会:個人10,000 円、団体 30,000 円 全国大会:個人20,000 円、団体 50,000 円 国際大会:個人50,000 円、団体 100,000 円 ・補装用具費への補助 スポーツ用補装具等への補助はない 日常生活用補装具への補助は、原則1割個人負担

と 課

(43)

- 36 - ・市立のスポーツ施設について、オリンピック・パラリンピックの練習が出来うる施設への改修や障 がい者トイレ等の附属施設の改修等の整備を検討する。【新規】

2-① 市内スポーツ施設の整備

・市立のスポーツ施設については、オリンピック・パラリンピックの練習等のニーズには、十分 応えることができない施設となっている。

と 課

(44)

- 37 - 1) 公共施設を今後の手本となるようなユニバーサルデザイン化を推進していく。【既存】 (案内表示の工夫として、スポーツプラザ床面へ体育館までの案内ルートを示すなど) 2) 民間スポーツ施設や宿泊施設のユニバーサルデザイン化等への補助制度を検討する。【新規】

2-② 公共施設等におけるユニバーサルデザインの提案

市内公共施設のバリアフリー化については配慮されているが、ユニバーサルデザインの観点で みると満足していない。

と 課

(45)

~A community that proudly welcome all~

平成 27 年 1 月

まちづくり部会

(46)

- 38 -

1.基本計画の目標

まちづくり部会の基本計画を策定するにあたり、4つの基本目標を掲げ、東京オリンピッ

ク・パラリンピックを契機に活力あるまちづくりを、オールさんむで取り組みます。

自分たちの住むまちにしか ない魅力を理解し、もともと その地域が持っている魅力 を広め、市内外に積極的に 発信します。

② メディア等を活用した PR 活動

③ 市内産品を活用した商品開発

④ ふるさと納税制度活用

1. 「さんむ」の魅力の発信

訪れた方々が山武市の魅 力を体感できるような受け入 れ体制を、市民との協力の もと地域をあげて作り上げま す。また観光客からの満足 の声を聞くことで、住民に地 域に対する誇りや愛着が芽 生え、地域の一体性が生ま れる取り組みを支援します。

① 観光情報発信ツール整備

② 観光客受け入れ体制整備

③ グリーン・ブルーツーリズム構築

2.観光客の受け入れ体制の整備・強化

① ソーシャル・ネットワーキング・サービス活用

(47)

- 39 - 成田空港との更なる発展 を期するため、空港との新た な共生、共栄の実現を目指し ます。

① 成田空港の活用に向けての総合的な取組

3.成田空港に近いという優位性を活かした経済活性化

4.高齢者の参加促進

オリンピック・パラリンピッ クを契機に、高齢者が体を 動かし つつ、地域住 民との 交流を図り、住みなれた 地 域で、自立し、安心して自分 らしい生活が送れるよう支援 します。

① 高齢者の参加促進

(48)

- 40 -

2.基本計画の期間

大会準備期、大会直前期、大会期、大会終了期の概ね8年後の姿を見据えた計画とし

ます。

なお、本基本計画は、山武市総合計画の後期基本計画を踏まえ、補完し計画するもの

とします。

(1) 大会準備期・・・平成26年度~29年度

■ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)活用

■メディア等を活用したPR活動

■市内産品を活用した商品開発

■ふるさと納税制度活用

■観光情報発信ツール整備

■観光客受け入れ体制整備

■グリーン・ブルーツーリズム構築

■成田空港の活用に向けての総合的な取組

■高齢者の参加促進

(2) 大会直前期・・・平成30年度~31年度

■ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)活用

■メディア等を活用したPR活動

■市内産品を活用した商品開発

■ふるさと納税制度活用

■グリーン・ブルーツーリズム構築

■観光客受け入れ体制整備

■観光情報発信ツール整備

■成田空港の活用に向けての総合的な取組

■高齢者の参加促進

(49)

- 41 -

(3) 大会期・・・・・平成32年度

■ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)活用

■メディア等を活用したPR活動

■市内産品を活用した商品開発

■ふるさと納税制度活用

■成田空港の活用に向けての総合的な取組

■高齢者の参加促進

(4) 大会終了期・・・平成33年度~

■ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)活用

■メディア等を活用したPR活動

■市内産品を活用した商品開発

■ふるさと納税制度活用

■成田空港の活用に向けての総合的な取組

■高齢者の参加促進

(50)

- 42 -

基本事業

1-① ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)活用

1-② メディア等を活用したPR活動

1-③ 市内産品を活用した商品開発

1-④ ふるさと納税制度活用

2-① 観光情報発信ツール整備

2-② 観光客受け入れ体制整備

2-③ グリーン・ブルーツーリズム構築

3-① 成田空港の活用に向けての総合的な取組

4-① 高齢者の参加促進

(51)

- 43 - 1) 市の情報提供のために、ソーシャル・ネットワーキングサービス(SNS)の活用を検討する。【新規】 2) 情報コンテンツを活用し、山武市のPRを図る。【新規】

1-① ソーシャル・ネットワーキングサービス(SNS)活用

現在ソーシャル・ネットワーキングサービス(SNS)としては、Facebook,Twitter,LINE など があり、近年、国や多くの地方自治体等において交流サイト(SNS)を通じて市民の声を拾い行 政に反映する自治体が増えている。当市においても、市民との「協働」でオリンピック・パラリ ンピックに取り組んでいく上で、情報の共有及び迅速で手軽な情報発信手法として、特に若者を 対象に有効活用していく必要がある。 ※ソーシャル・ネットワーキングサービス(SNS):インターネット上の交流を通して社会的ネ ットワーク(ソーシャル・ネットワーク)を構築するサービス。

と 課

(52)

- 44 - 1) マスコミに注目されるような「話題づくり」やプレスリリース等を頻繁に行い、取材機会を増やす ことで、広域的に情報発信を行う機会の増加及びそのための事業展開を検討する。【既存】 2) 市HPの構成、内容の見直しを検討する。【新規】 3) 観光情報が見やすいよう市HPの見直しを検討する。【新規】 4) 市民から集めた写真を使ったモザイクアートの作成を検討する。【新規】

1-② メディア等を活用した PR 活動

山武市には良質な農産物や豊かな自然環境等多くの地域資源が存在している。しかしながら、その PRという点では、今まで積極的にメディアを活用してきたとは言えず、結果として市内外の山武市 の認知度は低いままである。そのため、オリンピック・パラリンピックを契機として多種多様のメデ ィアを活用し、山武市をPRしていく必要がある。

と 課

(53)

- 45 - 1) 市内で商品開発事業を行っている関連機関との連携を図る。【既存】 2) キャラクターを活用した商品・グッズ等の開発を推進する。【既存】 3) 市内特産を活用した新製品の開発や、サンブスギを使ったオリンピック応援グッズを作成する。 【新規】

1-③ 市内産品を活用した商品開発

市内の主な産品としては、農作物(いちご、メロン、とうもろこし、いちじく、米等)がある。 これらの産品は加工せずとも売れる商品ではあるが、加工することにより付加価値を加えるこ とで、さらなる販路の拡大が見込まれる。したがって今後、市内産品を活用し、市をPRすると ともに、オリンピック・パラリンピックと関連した商品開発を進め、「山武市」をより多くの方に 知ってもらう必要がある。

と 課

(54)

- 46 - 1) オリ・パラの応援をしていただくための財源として、ふるさと納税制度活用を検討する。【新規】 2) 地場産業の振興につながるように、ふるさと納税者への返礼の特典商品を開発し、お礼の多様化を 図る。【新規】

1-④ ふるさと納税制度活用

山武市では平成20年度からふるさと納税事業を開始しているが、平成24年度までは各年数 件という状況であった。平成25年度途中から市の特産物であるいちごを1万円以上の寄付者に 送ることになった結果、今までの件数を1年で上回る結果となり、平成26年度もその傾向が継 続されている。 近年各地でのふるさと納税とそのお礼がメディアの注目を集めており、オリンピック・パラリ ンピックを推進する当市をPR するためにも、新しいシティセールスの方法としての活用が必要 である。 ※ふるさと納税:任意の地方自治体(都道府県、市町村および特別区)に寄付することにより、 寄付した額のほぼ全額が税額控除される国内の個人住民税の制度。ただし一定の制限や限度が ある。「ふるさと寄附金」とも呼ばれる。

と 課

(55)

- 47 - 1) 観光パンフレットの見直し及び外国語版の作成を行う。【新規】 2) 公共施設など(観光案内所、道の駅、市関連施設)への公衆用無線LANの整備を推進する。【新規】 3) 案内看板の内容、配置場所の見直しについて検討する。【新規】

2-① 観光情報発信ツール整備

現在もホームページや観光パンフレットはあるものの、外部への山武の魅力、観光情報を十分 に発信できていない状況にある。 また、観光拠点等の案内看板が不足している。 以上の課題等を踏まえ、オリンピック・パラリンピックに向けて観光情報を発信するツール・ 媒体等の整備を推進し、地域の魅力を積極的に発信していく必要がある。

と 課

(56)

- 48 - 1) 花を植栽するなど市内の道路沿道の美化を市民協働で推進する。【既存】 2) 各公共交通機関との連携を図り、観光客の利便性を高めるための取組を検討する。 (JR、さんバス、ちばフラワーバス、空港シャトルバスの乗り継ぎの改善)【新規】 3) レンタサイクル等の活用を検討する。【新規】 4) 観光ボランティアを募集、育成を行う。【新規】 5) 観光施設について障がい者を受け入れるためのバリアフリー化を推進する。【新規】 6) ベジタリアン、ハラール等に対応している宿泊施設等のPR方法を検討する。【新規】 7) 砂浜を利活用したスポーツ大会、トレーニング等の取組を支援する。【新規】

2-② 観光客受け入れ体制整備

山武市は、主として夏季には海水浴、冬季から春季にかけては苺狩りを目的に観光客が訪れる。 今後は、オリンピック・パラリンピックを目的に訪れる観光客が、山武市にも訪れたくなるよ うな戦略的な魅力発信や通年型観光の推進及び交通アクセスの充実を図る体制づくりを進め、観 光客が周遊できる環境を整備していく必要がある。

と 課

(57)

- 49 - 1) 地域資源の掘り起し、整理を行い、通年型観光を目指した、新たな観光資源づくりと市民・事業者 等との協働体制づくりを行い、体験型観光プランやモデルコースの開発を検討する。(秋:新米、果 樹園、農産物)【新規】 2) 教育旅行(団体旅行)の誘致等、地域間交流の拡大を推進する。【既存】 3) 山武市の観光PRのため、市民協働により田んぼアートの作成を検討する。【新規】

2-③ グリーン・ブルーツーリズム構築

現在、地域資源を活かした広域的な観光プラン、山武市の魅力を体感できるメニュー等が整備され ておらず、山武の魅力を十分に活かしきれていない状況にある。 オリンピック・パラリンピックの開催に伴い、地域資源の掘り起し・整理を再度行い、農や食・自 然などの資源をつなげ、山武市の魅力を感じてもらえるような、農林漁業体験型観光プランなどを市 民・事業者と協働で作り上げる必要がある。

と 課

(58)

- 50 - 1) 中小企業や小規模事業者が抱えている課題、悩み、問題点を解決し、地元企業が繁栄するビジネス 支援機能を強化する。(コーディネーター的人材の確保、企業マッチング等)【新規】 2) 成田空港圏自治体連絡協議会や成田空港活用協議会等の対応方針や動向を見ながら、具体的な施策 について検討する。【新規】

3-① 成田空港の活用に向けての総合的な取組

成田空港は発着容量30万回の合意以降、国際線・国内線の拡充やLCC の新規就航が相次ぎ、 空港を取り巻く動きが活発化している。また、空港へのアクセスの向上や首都圏中央連絡自動車 道等の道路網の開通などにより、成田空港を中心とした広域的な人・物・財の流れの創出という 新たな可能性が生まれている。 オリンピック・パラリンピックの開催に伴い新たな可能性を活かすためには、時機を失するこ となく、成田空港の高まるポテンシャルを市経済の活性化につなげる取り組みが必要である。

と 課

(59)

- 51 - 1) 市民のスポーツ参加を促すため、運動教室、健康教室等の啓発活動を推進する。【既存】 2) 地域の歴史・文化・自然等に関して高齢者が有する知識を活用しながら、高齢者の活動の場づく りや交流を促進するまち歩きルートの整備、またパークゴルフを活用した健康増進事業を展開する。 【新規】

4-① 高齢者の参加促進

地域の現状としては、団塊の世代が高齢期を迎え、少子高齢化が進むとともに、核家族化や地 域住民意識の希薄化も進み、家庭や地域で支え合う力が弱まっている。 このような状況に対応するためには、家族や地域住民のつながりの大切さを改めて認識し、 コミュニティを再構築する必要がある。 そのため、オリンピック・パラリンピックを契機として、スポーツや運動を通して、高齢者が 地域に飛び出して活動できる機会を創出する必要がある。

と 課

参照

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