プログラムを取り入れた指導事例(中学校2年 外国語)
第2学年 英語科学習指導案 1 単元名 My Project 5 将来の夢を語ろう 2 単元について (1)単元観 この単元では、プロ・ゴルファーの石川遼選手が、小学校6年生の時に書いた「将来の自分」 という作文が紹介されている。石川選手やその他の一流有名選手(イチロー、本田圭介、錦織桂) も、小中学生の時に「将来の夢」という作文を書いている。そして、彼らの強い信念と未来への 願いはほぼ達成されている。一般的に中学2年生で、将来について明確な夢をもっている生徒は 少ないといわれている。しかし、この課を通して自分のやりたいことを発見し、将来に向けて考 え、これからの生活に目標をもって努力するきっかけ作りとしたい。 本課の石川遼選手の作文をもとに作ったスピーチ原稿は、opening、body、ending の3つの部 分から構成されている。これを参考にしながら1年生の時から学んできたマッピングを活用して、 自分の考えをまとめ、スピーチ原稿を完成させたい。また、既習の文法や語句を生かすことで、 たくさんのことが表現できることを実感させたい。 (2)生徒の実態(省略) (3)指導観 ・ペアワークやグループでの意見交換を通して、表現力をより豊かにさせたい。 ・文と文のつながりを考えながら、全体の構成を意識させたい。 ・自分で作成した英作文をスピーチすることで、表現することに対する自信をつけ、伝わるこ との楽しさを実感させたい。 3 単元の目標と評価規準 (1)目標 ア 自分の将来の夢について相手に伝わるようにスピーチすることができる。<コ> イ 具体的な事柄や自分の考えを入れて、英文を書くことができる。<表> ウ 英文を読んだり聞いたりして、その構成・内容を適切に理解する。<理> エ opening、body、ending の3つの流れを正しく理解する。<知・理> (2)評価規準 ア.コミュニケーショ ンへの関心・意欲・ 態度 イ.外国語表現の能力 ウ.外国語理解の能力 エ.言語や文化につい ての知識・理解①将来の夢について、 積 極的 に書こ うと す る。 < 書く こと( 取り 組 み)> ② スピ ーチ原 稿を ペ アで読み合い、アドバ イ スを しなが らよ り 良 い内 容にし よう と する。 < 読む こと( 取り 組 み)> ①自分の夢について、 英 語で 適切に 書く こ とができる。 <書くこと(適切)> ② 相手 にとっ てわ か り やす い内容 にす る ために、具体的な事柄 を 入れ て話す こと が できる。 <話すこと(適切)> ① 様々な 言語 材料が 入った英文を、目的に 応 じて適 切に 聞き取 ることができる。 <聞くこと(適切)> ② 様々な 言語 材料が 入った英文の内容を、 正 確に読 み取 ること ができる。 <読むこと(正確)> ① 語彙の 意味 や表現 の 構造を 理解 してい る。 <書くこと(知識)> ②opening 、 body 、 ending の 3 つの流れ を 正しく 理解 してい る。 <書くこと(知識)> 4 指導計画(本時 3/4 )と評価計画 学習過程 時 配 主な学習内容 評価規準(方法) 見出す 第1時 本課で身に付ける技能や内容を知 る/石川遼選手の作文を読んで文 の内容と構成を理解する/既習表 現の復習をする 英文の内容を適切に読み取ること ができる。<理>(ワークシート) 語彙の意味や文の構造を理解でき る。<知・理>(活動の観察と記録) 調べる 第2時 マッピングを用いて、スピーチ原稿 の準備をする 文の構成を理解し、活用することが できる。<知・理>(ワークシート) 深める 第3時 (本時) 第2時のマッピングを用いてスピ ーチ原稿を完成する/ペア、グルー プでの確認と発表の練習をする 相手に伝わるようなスピーチ原稿 を工夫して書くことができる。 <表>(記述分析) 将来の夢について積極的に書き、ペ アでの活動を通してより良い原稿 にしようとしている。 <コ>(活動の観察と記録) まとめあ げる 第4時 スピーチ発表 聞き手にわかりやすく伝えること ができる。<表>(記述分析) 英文を聞いて、適切に聞き取ること ができる。<理>(記述分析) 5 本時の指導 (1)目標 ・将来の夢について相手に伝わるスピーチ原稿を工夫して書く。<表> ・ペアでの活動を通して、よりよい原稿になるようにする。<コ>
(2)展開 時配 学習内容と学習活動 指導・支援 ○評価 資料 5 15 15 1 Greeting ・Small talk(JET、ALT) ALT 夢を語る
J: Have you finished writing your speech about your dream? A: Yes! I wrote it last night. J: Can you tell us about your
dream? A: Sure.
I’d like to talk about my dream. I want to be a doctor. ~
J: Wow. That’s great. I want you to be a good doctor and to help many children in the future. A: Thank you. So, how about
your dream, Student S1?
S1: I want to be a nursery school teacher. A: Great. 2 Writing 前時で用いたマッピングを活用し て、スピーチ原稿を完成する。 ・ALTの原稿を参考にする。 3 Activity グループ活動 スピーチ原稿をグループで確認す る。 ・チェックシートを活用して、文 の数、文の構成、接続詞の使い 方などを確認しあう。 ・ALTのスピーチを注意深く 聞くことで、内容を理解する。 ・ALTの原稿を掲示する。 ・ALTの原稿を見て、既習表 現だけでなく接続詞などの使 い方にも注目させる。 ・机間指導しながら、アドバイ スをする。よい表現は、ほか のグループにも紹介する。 ・生徒同士で分からないところ は、教員に質問することとす る。 ○ペアでの活動を通して、より よい原稿にしようとしている か。工夫して書いているか。 ポスター ワ ー ク シート チ ェ ッ ク シート 将来の夢について相手に伝わるスピーチ原稿を完成させよう。
10 5 4 Practice 個人練習 ペア、グループ練習 ・相手に伝わるように工夫してス ピーチできるように話し方を考 えながら練習する。 ・自信のある生徒は、JET と ALT に最終チェックを受ける。 5 Consolidation ・スピーチ原稿と発表練習の自 己評価を行う。 ・本時の達成度を確認する。 ALTからの質問により、スピ ーチ原稿の完成度や、グループ での活動を振り返る。
A: Did you write a good speech? S1: Yes, I did.
A:Did you memorize your speech, S2?
S2: No, not yet.
(活動の観察と記録) ・ALTが生徒の原稿を読み、 発表の参考とさせる。 ○相手にきちんと伝わるように 工夫してスピーチ原稿を書け ているか。発表会に向けて熱 心に取り組んだか。 (ワークシート・活動の観察と 記録) ・発表に向けて自己評価を行う ことで、スピーチ発表に備え る。 ワ ー ク シート 6 板書計画 本時の目標:将来の夢について相手に伝わるスピーチ原稿を完成させよう。 My Dream Speech < Point> Opening Body Ending
資料① <伝えたい要点をまとめて書く力> 9月○日実施 (1)下記の内容を相手に伝わるように3文の英文で書きなさい。 ・昨日、公園に行った。 ・そこで、友達と野球をした。 ・とっても楽しかった。 ・来週も公園に行くつもりだ。 a) 3文で適切な英文が書けた生徒… ○名
・I went to the park and played baseball with my friend there yesterday. I enjoyed very much. I will play baseball in the park next week. b) 3文で書けたが間違いがある生徒… ○名
・park に冠詞なし、play の ed なし
・「とても楽しかった」It was fun. / It was very fun. / It was very enjoy. / I was fun. ・その他My friend with played baseball there was very fun.
c) 1文のみかけた生徒… ○名 ・I went to park yesterday. d) 無回答… ○名
(2)新しく来日したALTへ、相手に伝わるように自己紹介文を書きなさい。 解答例
・My name is ○○○○. I’m on the volleyball team. I like volleyball. Because volleyball is fun. My birthday is February second. But I don’t like winter. Because winter is very cold. I like summer. I went to Tokyo this summer. I want to go to Hokkaido this winter vocation. ・My name is ○○○○. I am a second grade in Tonosho Junior high school. I like to play
baseball and I am in the baseball team. If you like to play baseball, can you play baseball with me?
・I’m ○○○○. My hobby is walking. My favorite color is green. I like dogs and cats. ・My name is ○○○○. I’m in the tennis club.
資料② <伝えたい要点をまとめて書く力> 10月○日実施 (3)下記の内容を相手に伝わるように3文の英文で書きなさい。 ・英語の先生になりたい。 ・世界中の人たちと話がしたいからだ。 ・一生懸命英語の勉強をする。 ・将来は、ハワイに住みたい。 a) 3文で適切な英文が書けた生徒… ○名
・I want to be an English teacher, because I want to talk with people around the world. I’ll study hard. I want to live in Hawaii in the future.
b) 3文で書けたが間違いがある生徒… ○名
・既習表現の未来形will や不定詞 want to の使い方を理解していない。 ・teacher や hard のスペルミス、speak と talk の使い方
c) 1文のみかけた生徒… ○名 ・I want to be a English teacher. ・My dream English teacher.
d) 無回答… ○名
(4)相手に伝わるようにwant to~などを用いて自己紹介文を書きなさい。 解答例
・I want to be a pro soccer player, because I love soccer. When I played soccer, I was happy. But I was tired after playing soccer. If I am a pro soccer player, I’ll play soccer in Spain.
・I’m ○○○○. My favorite animal is dogs, because dogs is very cute. I want to have dogs in the future. I want to be a pilot, because I would like to fly by airplane. I will study English hard. ・My name is ○○○○. I like to play the piano, because I want to be a pianist. Especially I love
music. There is a piano in my room. ・無回答 (○名)