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の 自 宅 はエレベーターのない2 階 にあるため, 毎 日 階 段 の 昇 降 を 行 わないと 施 設 や 買 い 物 に 行 くこ とが 困 難 になることが 予 想 される 卒 業 後 の 生 活 を 考 えても, 階 段 昇 降 等 の 自 力 歩 行 ができる 能 力, 自 分 の 体

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Academic year: 2021

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高等部

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自立活動学習指導案

自立活動学習指導案

自立活動学習指導案

自立活動学習指導案

日 時:平成25年11月6日(水)2校時 場 所:自立活動室6前廊下 指導者:教諭 島貫 裕美 1 題材名 「卒業後に必要な生活スキルをアップさせよう」 □自立活動の区分,項目と関連 1 健康の保持 (4)健康状態の維持・改善に関すること 2 心理的な安定 (3)障害による学習上又は生活上の困難を改善・克服する意欲に関すること 5 身体の動き (1)姿勢と運動・動作の基本的技能に関すること (3)日常生活に必要な基本動作に関すること (4)身体の移動能力に関すること (5)作業に必要な動作と円滑な遂行に関すること 2 題材について (1) 生徒について 対象生徒Aは,領域・教科を合わせた指導と教科別領域別の指導を中心とした教育課程で学習し ている。痙性まひによる両上下肢不自由があり,てんかん,知的障害も併せ有している。予期しな い周囲の音に反応し,軽い発作を起こすことが多いが,日常生活には支障なく過ごしている。本校 寄宿舎に入舎しており,月曜日から金曜日まで寄宿舎で過ごし,金曜日に自宅へ帰省し日曜日に帰 舎してくる生活をしている。 身体面では,両下肢に短下肢装具を付けている。左側に強いまひがあるもののピーシーウォーカ ー(以下PCW)を使用して歩くことが可能である。てんかん発作や疲労の状況により,車椅子で 一日を過ごすこともあるが,学校では歩行能力の維持も兼ね,できるだけPCWを使用して歩くよ うにしている。しかし,自宅での実施が難しく長期休業中や土・日曜日に,運動を行わないことか ら体力の低下が見られ,学期始めや月曜日に一日PCWで活動すると次の日から疲れて,車椅子で 過ごすことが多くなっている。 手指の動きについては,左側に強いまひがあることから,左手の動きが悪く,手のひらを開こう とすると親指が折れ曲がってしまう。右手の動きは,細かいものをつまむ動作が苦手であるが,左 手よりは動きが良い。そのため,右手を優先して使ってしまうことが多い。声掛けを行うことで時 間はかかるが,自分から両手を使って作業に取り組もうとする様子が見られる。 学習面では,何事にも一生懸命に取り組み,自分で目標を立てて活動する様子が見られる。特に, 自分の興味のある学習や活動には積極的に取り組むことができる。また,自分の学習の成果を友達 や教師に賞賛してもらったり,褒美があったりするとさらにやる気を出し,学習の成果が上がる生 徒である。しかし,学習意欲は高いが,自分の好きなことと苦手なことやそのときの気分によって 取組の様子に大きな差がある。また,周囲の音や友達の声に敏感に反応し,学習への集中が途切れ てしまうこともある。 (2) 題材設定の理由 春先から体力の低下が見られたので,「できるだけ学校内はPCWを使って歩かせたい」「体力を つけさせたい」という保護者,担任の願いがある。本生徒は,卒業後自宅からケアホーム等の施設 での生活に移行していくことが予想され,学校生活に比べて運動量が減ることや,てんかん発作も あることから施設や職場では車椅子での活動が主になり,体力の低下が心配される。また,本生徒

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の自宅はエレベーターのない2階にあるため,毎日階段の昇降を行わないと施設や買い物に行くこ とが困難になることが予想される。卒業後の生活を考えても,階段昇降等の自力歩行ができる能力, 自分の体を調整していくための筋力の維持が必要と考えられる。また,「一人でできることを増やし たい」「両手を使って活動したい」という本人と保護者の願いから,まひの強い左手の動きを意識し ながら両手を動かす課題に取り組むことで,卒業後,軽作業を行うなどの手指機能の維持・向上に もつなげていくことができればと考えた。本生徒が卒業後の生活に必要な能力である,移動に関す る能力,手指の機能に関する能力,さらに,それらを支える姿勢の保持を生活スキルと捉え本題材 を設定した。 本題材は,週3時間実施するが曜日ごとに,作業療法士(OT)や教師間のアドバイスを生かし, 活動内容を精選して行っている。また,指導にあたっては意欲的に活動に取り組めるよう,生徒の 興味・関心を生かした教材・教具を取り入れた。 (3) 指導に当たって ○指導に当たっては以下の点に留意したい。 ・学習が,卒業後の生活に大きく関わっていることを伝える。 ・生徒が一人でも取り組めるように,意識すべきポイントを明確に示す。 ・発作や疲労等,その日の体調状態に留意しながら指導に当たる。 ・生徒が意欲的に学習に取り組むことができるような,教材・教具を取り入れる。 ・生徒が意欲的に取り組むことができるように,自分で目標設定をさせるようにする。 ・家庭や寄宿舎との連携をして指導に当たる。 ○外部専門家や教員間でのアドバイスをもとにした指導について ・担当医やOT,教員のアドバイスをもとに指導の充実,改善に生かす。(アドバイスシート参 照) ・生徒と保護者,担任の願いから自立活動及び本題材の指導計画を作成した。また, 指導の充 実を図るため外部専門家,教師間からの次のようなアドバイスを生かしている。 <整形外科医,作業療法士(OT)から> ① 定期訓練の内容と留意点・・・重心移動,手足の曲げ伸ばし等 ② 歩行能力を上げるための内容と留意点・・・素足での歩行,姿勢保持,体力作り ③ マッサージ,ストレッチの内容と留意点・・・姿勢維持,手足の曲げ伸ばし <教師間のアドバイス> ① 教材・教具の工夫・・・意欲付けのための写真カード,ご褒美シール等の使用 ② 生活スキル(衣服の着脱,排せつ,食事,移動) ・・・生徒Aにとって卒業後の生活に必要なことについて ③ 自立活動年間指導計画(長期,短期目標) ・・・教師間での共通理解,支援の仕方について 3 題材の目標 (1)自力歩行する能力の維持・向上を図る。 (2)正しい姿勢を保持するための筋力アップに努める。 (3)左手を意識しながら両手を使うこと手指の機能を高める。

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4 指導計画 2学期38時間扱い(本時22/38) 5 本時の指導 (1) 題材名 「めざせ!麻里子様!!」 (2) 本時について 一学期には,自立活動週3時間を運動の時間として一定時間歩行する活動を行ってきた。二学期 からは,卒業後に向けて必要な課題に曜日を決めて取り組むこととした。月曜日は体力の維持・向 上に関するスキルとして一定時間歩行や筋力アップ,ストレッチを中心に,水曜日は移動に関する スキルとして,歩行や姿勢保持,階段昇降を,木曜日は手指機能の維持・向上に関するスキルとし て,昨年まで重点的に取り組んだ玉さし・玉抜き等の活動を継続して行ってきた。 本時は,週3時間(月,水,木)の自立活動の時間のうち水曜日の移動に関するスキルの指導で あり,下半身の筋力アップと姿勢保持についての活動を重点的に実施する。強化したい筋肉が意識 できるように,その都度意識する部位を触りながら行う。また,随時無理なく活動できているか本 人に確認しながら指導を進める。転倒の可能性が生じるPCWでの歩行や立位での活動の際には, すぐに介助できる位置で安全に留意しながら指導に当たる。この時間は,本人とも相談し,正しい 姿勢を保持することが筋力アップにもつながることからモデルのような姿勢美人を目指し,本人の 大好きなアイドルグループAKB48の元メンバー篠田麻里子を目標に取り組み,活動への意欲を 高めることとした。活動の時間配分に関しては,本人の体調に十分配慮して柔軟に対応したい。 それぞれの活動の中で以下のことを意識できるよう指導しながら進めていきたい。 ストレッチ・片足立ち ・けがの予防のためストレッチを行う。 ・片足立ちの時には,立っている方の足の筋肉部位を意 識できるようにする。 歩行 ・歩く時のポイントを確認しながら歩く。 1)背筋は伸ばす 2)おなかに力を入れる 3)つま先を真っすぐにする 4)歩幅を広くする 5)笑顔で取り組む (リラックスしながら取り組むことができるように) ・顔を上げて歩くようにする。 ・左足を上げて歩くようにする。 姿勢保持 ・壁に,肩,背中,お尻が付くようにする。 ・良い姿勢になったら,一定時間キープする。 ・太もも,膝,お尻の筋肉を意識して立つようにする。 曜日 内 容 月曜日 <体力の維持・向上に関するスキル> ・一定時間歩行 ・ストレッチ ・腹筋 ・バランスボール 水曜日 <本時> <移動に関するスキル> ・歩行 ・階段昇降 ・姿勢保持 ・下半身の筋力アップ 木曜日 <手指機能の維持・向上に関するスキル> ・玉さし,玉抜き ・ちぎり絵 ・ビーズつまみ ・手のストレッチ ・はさみ,のりを使った工作等

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(3) 本時の目標 ・片足で10秒間立つことができる。 ・歩く時のポイントを意識して歩くことができる。 ・肩,背中,お尻を壁に付けて立つことができる。 (4) 本時の内容に即した実態と個人目標及び評価 生 徒 名 起因疾患 障害名 諸検査結果 本時の自立活動に関 する実態 本時の個人目標 評価 A 痙性まひ による両 上下肢不 自由 知的障害 てんかん 新版S-M 社会生活能力検査 (H25.6.14) 社会生活指数: 社会生活年齢: 身辺自立: 作業: 集団参加: 移動: 意志交換: 自己統制: ・積極的に活動に参加 することができる。 ・支えがあれば,一人 で片足立ちをすること ができる。 ・立つ時に,左肩が下 がってしまう。 ・苦手な活動に入る時 には,表情に表れるこ ともある。 ・歩く時に左足を引き ず っ て 歩 く こ と が 多 い。(腹筋・背筋が弱い, 脚力が弱い) ・周囲の音や,友人の 声などで集中が途切れ てしまうことがある。 ・10までの数唱をす ることができるが,そ れ以上は難しい。 ・ 片 足 で 1 0 秒 間 立 つ こ と が で き る。 ・ 歩 く 時 の ポ イ ン ト を 意 識 し て 歩 く ことができる。 ・ 肩 , 背 中 , お 尻 を 壁 に 付 け て 立 つ ことができる。 ① 片 足 で 立 つ 時 に 意 識 す る 筋 肉 の 部 位 が 分 か り 説 明 す る こ と が で き たか。 ② ま ひ の あ る 左 足 を 意 識 し て 上 げ て 歩 く こ と が で き た か。 ③ 教 師 の 支 援 を受けて肩,背 中,お尻を壁に 付 け る こ と が できたか。 (5) 環境づくり 環境の種別 環境づくりの内容 人的環境 ・筋力アップに必要な部位を意識させるために,説明後実際に生徒の身体に触 れる。 ・ 活 動 が無 理な く 進め られ て いる か どう か 観察 や直 接 本人 に 確認 し なが ら行 う。 ・活動中,転倒しないように不測の事態に対応できる位置で支援する。 物的環境 ・生徒が意欲的に学習に取り組むことができるように,生徒の興味・関心のあ る教材・教具を使用する。【教】 ・立位姿勢を保持する際に,生徒が確認できるように,全身を見ることができ る大きな鏡を使用する。 ・意識する筋肉が目で見て分かるように,カラーシールを貼る。【教】 ・楽しく意欲的に活動に取り組めるように,生徒が持参した聞きたいCDを かけてストレッチを行う。【教】

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・前回の学習を振り返ることができるように,前回の写真を提示する。【外】 ・本時の立位姿勢を,すぐに振り返ることができるようにデジタルカメラで撮 影し,生徒と確認する。【教】 空間的環境 ・片足立ちをするときの,姿勢保持,転倒防止のために平行棒の高さを調整す る。 時間的環境 ・生徒の体調や疲労具合によって,活動時間や内容を調整して実施する。 【教】・・・教師間のアドバイスを基にした視点 【外】・・・外部専門家のアドバイスを基にした視点 (6) 準備物 ・全身が映る鏡 ・平行棒 ・アイドルの写真 ・セロハンテープ ・デジタルカメラ ・フォトアルバム ・前回までの立位写真 ・ご褒美シール ・カラーシール ・CDプレイヤー ・CD ・シール帳 (7) 指導過程(別紙1参照) (8) 評価 ・片足で立つ時に意識する筋肉の部位が分かり説明することができたか。 ・まひのある左足を意識して上げて歩くことができたか。 ・教師の支援を受けて肩,背中,お尻を壁に付けることができたか。 (9) 場の設定 (自立活動室6前廊下) 自立活動室6 窓 鏡 平行棒 壁 廊 下 椅子 T C T C PCW 歩行 物理的環境

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別紙1 (7)指導過程 段階 学習及び活動内容 教師の働き掛け(◇)指導上の留意点(◆) 準備物 導入 5分 ◇挨拶するように促す。 ◆体幹を真っすぐにし,姿勢に注意するように 声掛けする。 ◇教師に注目するよう声掛けする。 ◇本時の学習内容を確認し,見通しがもてるよ うにする。 ◇本時の目標を立てさせ生徒と確認する。 ◆生徒の体調,疲労具合を確認し,活動量を調 整し,無理のない活動にする。(時) 展開 35 分 ○太ももを軽くたたく。 ○屈伸 平 行 棒 に つ か ま り な が ら両脚を屈伸する。 ○体をひねる 平 行 棒 に つ か ま り な が ら体をひねる。 ○膝を前に上げ,片足で立 つ。(10秒数える)【教】 ◇前時の活動の様子を振り返るよう学習内容を 話す。 ◆転倒に気を付ける。不測の事態に備え,いつ でも介助できるように生徒のそばに立つ。(人) ◇太ももの筋肉をほぐすよう手本を示し,ほぐ す部分を触って知らせる。(人) ◆転倒に注意する。 ◇両脚屈伸の手本を示し,どこの部位の筋肉を 意識するのか口頭で伝える。また目で見て分か るようにカラーシールを貼る。【教】 ◇意識する部位が分かるように,生徒の身体(大 腿四頭筋)に触れながら進める。(人) ◆足に意識がいきすぎて体勢が崩れてしまった 場合は,体を支える。 ◇腰のあたりをひねるように見本を示す。 ◆足が動いてしまわないように支援する。 ◇上体が前に倒れてしまわないように気をつけ ることも事前に知らせる。 C D プ レ イ ヤー CD カラー シール 1 挨拶をする。 2 本時の学習内容を知る。目標を設定する。 3 活動を始める。 ①ストレッチ 平行棒へ移動する。 ②片足立ち【外】

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○足を後ろへ伸ばして,片 足で立つ。(10秒数える) 【教】 ○壁に肩,背中,お尻を付 けて立つ。 ・体幹が崩れず真っすぐな 姿 勢 に な っ た ら 1 0 秒 間 キープする。【外】 ◇支えている方の足(太もも)の筋肉を意識す るよう,大腿四頭筋を触る。【教】(人) ◆意識する部分が分かったか,痛みなどがなか ったか確認する。痛みが見られる場合は,一旦 休憩し無理せずに次の活動へ移る。(人)(時) (評価①) ◇上体が前に倒れてしまわないように声掛けす る。 ◇後ろに伸ばした足の太もも裏の筋肉を意識す るよう,ハムストリングを触る。【教】(人) ◆転倒に気を付ける。いつでも介助できるよう に見守る。(人) ◇歩行のポイントを確認する。 ①つま先は真っすぐに出す。 ②歩幅は広くする。 ③背筋は伸ばす。 ④おなかに力を入れる。 ⑤笑顔で活動する。 ◆視線が下に行かないように,教師を見るよう に注意を促す。 ◇リラックスして歩くことができるように,本 人の好きな話をしながら歩くようにする。 ◆生徒の前を歩きながら,スピードが速くなっ てしまわないように調節する。 ◆ 左 足 を 引 き ず っ て し ま わ な い よ う に 声 掛 け し,足が上がっている時には賞賛する。(評価②) ◆転倒に気を付ける。依頼があれば,手を貸す などの支援をする。(人) ◇体幹が崩れず真っすぐな姿勢をイメージでき るように,前時の立位写真を見せる。(物) ◇両脚で体重を支えているか,顎が上がり過ぎ ていないか足,顎の位置を確認する。 ◇肩,背中,お尻が壁についているかどうか, 触って確認する。(人) ◆全身が映る鏡を見て,体幹が崩れず真っすぐ に立つことができているか一緒に確認する。 (物) カラー シール カラー シール 前 時 の 立 位 写真 全 身 が 映 る 鏡 PCWへ移動する。 ③歩行 (歩きながらポイントを答える) PCWから壁面に移動し背中を付ける。 ④姿勢保持

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◆ お 尻 を で き る だ け 前 に 出 す よ う に 伝 え る 。 【外】 ◆左肩が下がってしまった時には,両手をおな かに当てるよう声掛けする。 ◇最後まで取り組むことができるように,また 視線を上に向けられるように,鏡の上部にアイ ドルの写真を貼り活動させる。(物) ◇体幹が崩れず真っすぐな姿勢になったところ で,10秒間キープするように伝え,生徒と一 緒に10秒間数える。 (評価③) ◇ デ ジ タ ル カ メ ラ で 写 真 を 撮 る 。【 外 】( 物 ) ◇写真を確認し,良いところ,直した方がよい ところを一緒に確認する。 ◆意識する部分が分かったか,痛みなどがなか ったか確認する。表情などの観察から痛みや苦 しそうな様子が見られる場合は,活動を終わり にする。(時) ◆転倒に気を付ける。依頼があれば手を貸すな どの支援をする。(人) ア イ ド ル の 写真 デ ジ タ ル カ メラ 椅子 終結 5分 ○ 今 日 の 学 習 に つ い て 感 想を発表する。 ◇学習の中で,正しい姿勢で歩くためにはどの 部位の筋肉を鍛えると良かったのか確認し,感 想を発表するように促す。 」 ◇本人の感想を考慮に入れ,今日の頑張りを賞 賛し,ご褒美シールを選ばせる。 ◆今日の活動を振り返ることで,次への意欲付 けし,次時の目標を立てる。 ◇挨拶をするように促す。 ◆体幹を真っすぐにするよう姿勢に注意するよ う声掛けする。 本 時 の 立 位 写真 シール帳 ご 褒 美 シ ー ル (人)・・・人的環境づくりの視点 (物)・・・物的環境づくりの視点 (空)・・・空間的環境づくりの視点 (時)・・・時間的環境づくりの視点 【教】・・・教師間のアドバイスを生かした学習内容又は留意点 【外】・・・外部専門家のアドバイスを生かした学習内容又は留意点 椅子に座る。 4 今日の反省・感想を発表する。 ご褒美シールを選ぶ。シール帳に貼る。【教】 5 挨拶をする。

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アドバイスシート

アドバイスシート

アドバイスシート

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学部

学部

学部

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高等部

類型

類型

類型

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学級

学級

学級

学級

A

自立活動に関する願い 本 人 ・できるだけ自分のことは自分でするようにしたい。早寝早起き朝ごはん。 ・支援をもらって好きなCD等を買い物に行きたい。アイドルの切り抜きやテレビを見てのんびり過ごしたい。 ・手を使った簡単な作業をしたい。 保 護 者 ・時間を意識して過ごしてほしい。時計が読めるようになってほしい。 ・周りの人とコミュニケーションを十分に行いながら意欲的に生活できるようになってほしい。 ・体力を維持するために,運動をしてほしい。 担 任 ・質問されたことに,返事ができるようになってほしい。 ・体力の維持・向上に努めてほしい。 ・支援を受けながら,体を動かしたり,出掛けたりしてほしい。 障害による学習上又は生活上の困難(○)及び今後身に付けさせたい力(●) 本 人 周 囲 ○体力の低下に伴い,学習時の姿勢維持,参加時の集中が欠けてしまう。 ●一週間,PCWで過ごせるような体力の維持・向上。 ○体力の低下に伴い,車椅子での登校が多いため歩行の時間が確保できにくい。 ●歩行,階段の昇降等の,歩行能力の維持。 ○左側のまひが強いので,手指を思い通りに使うことが難しい。 ●積極的に左手の手指を動かすための機能維持。

担当以外の教師からのアドバイス

担当以外の教師からのアドバイス

担当以外の教師からのアドバイス

担当以外の教師からのアドバイス

・生徒の実態に合わせて,目標を設定する。 ・卒業まで残り少ない期間での取組になるので,意欲付けのためには好きな物を使用するのがよいだろう。 ・10までの数唱はできる。10のまとまりを意識するためにも数唱の定着を図らせたい。 ・歩行の様子を,すぐに確認できるようにビデオで撮影してみてはどうか。 ・姿勢保持を10秒間キープしているとき,写真を撮り経過を見てはどうか。 ・たくさんの人に頑張りを認めてもらうと頑張るだろう。 ・意識する筋肉を触りながら進めると,本人も分かりやすい。 ・意欲をもたせるための,教材を工夫する。 ・本生徒に必要な能力(移動・手指を使った活動)を生活スキルと捉える。 ・音楽を流しながら,ストレッチを行うとリラックスできる。 ・意識する筋肉部分にシールを貼ると,本人も分かりやすいのではないか。 ・卒業後のことを考えると,体力の維持は必要である。 ・実態を考えると,ご褒美シールも必要である。 ・膝の動きについて・・・可動域については,外部専門家はどのような見解か。

外部専門家

外部専門家

外部専門家

外部専門家からのアドバイス

からのアドバイス

からのアドバイス

からのアドバイス

○昨年度からの引継ぎより ・ボトックスを行い,手足の状況確認をする。 ・手足の曲げ伸ばし,姿勢維持のためのストレッチを行う。 ○Aセンター:作業療法士より ・ボトックス後の動きの確認。 ・姿勢維持のためのストレッチ等,重心移動を行う。 ・体力作りの必要性がある。 ○作業療法士より ・左足が内旋してしまうので,太もも,股関節の筋肉を鍛えると動きがよくなる。 ・姿勢保持するためには,腹筋,でん筋,股関節などの筋肉を意識することが大切である。 ・左足を鍛えたいのであれば,左足を軸にして立つ時間を多く取る。 ・左脚を引きずってしまうのは,脚力,腹筋,背筋が弱いからである。 ・壁に背中,お尻をつけて立つことを意識すると全身の筋肉を鍛えることができる。 ・昨年からみると手指の動きが良くなっている。 ・歩行は,顔を上げて,足を前に出すように歩くとよい。 ・腰が引けてしまいがちなのでお尻を前に出すようにする。その場合,大腿四頭筋をフォローするようにする。 ・姿勢保持には,壁に背を付けて10秒立つようにする。太もも,膝,お尻の筋肉を意識すると,腹筋にも効果が ある。

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参照

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