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PATA オプティカル ディスク ドライブから SATA オプティカル ディスク ドライブへの移行

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Academic year: 2021

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(1)

PATA オプティカル ディスク ドライブから

SATA オプティカル ディスク ドライブへの移行

背景... 2 対象範囲... 2 説明... 2 DOS ブート... 2 ブート可能な DOS CD-ROM ... 2

DOK (Disk On Key) ... 2

DOS CD-ROM ドライバ ... 2

DLA (Drive Leter Access: ドライブ文字アクセス) ... 2

ISOLinux ... 3

SATA エミュレーション モード... 3

Combined IDE Controller (複合 IDE コントローラ) ... 3

Separate IDE Controller (個別 IDE コントローラ) ... 3

ACHI ... 3

RAID+ACHI ... 3

Microsoft WinPE (Windows Pre-installation Environment: Windows プレインストール環境) ... 3

PATA オプティカル ドライブ と SATA オプティカル ドライブの混在... 4 FailSafe ブートブロック BIOS リカバリ ... 4 HP xw4400 Workstation ... 4 DOS ブート... 4 DLA... 4 HP xw6400 Workstation ... 4 DOS ブート... 4 DLA... 5 コンピュータ セットアップ ユーティリティ (F10 セットアップ) による BIOS のアップデート... 5 自動ブート オーダー... 5 HP xw8400 Workstation ... 6 DOS ブート... 6 DLA... 6 コンピュータ セットアップ ユーティリティ (F10 セットアップ) による BIOS のアップデート... 6 同一モデルの SATA オプティカル ディスク ドライブ 2 台を SAS ポートに接続する構成... 7 自動ブート オーダー... 7 HP xw9400 Workstation ... 7 DOS ブート... 7 DLA... 7 同一モデルの SATA オプティカル ディスク ドライブ 2 台を SAS ポートに接続する構成... 7 各プラットフォームでの DOS のブートおよび DLA 機能のまとめ... 8

(2)

背景

新しいテクノロジへの移行では、レガシー機能のサポートの管理や削除が難しくなる場合があります。PATA オプティカ ル デバイスから SATA への移行では、HP を含め多くの企業環境において、DOS や DOS ベースのレガシー ユーティ リティを使用するドライバで問題が発生しています。本書では、PATA オプティカル ディスク ドライブから SATA への移 行で発生するさまざまな問題と対処方法を詳しく説明します。 DOS 機能の中でも、特にユーザが重視している機能の 1 つがハードドライブのイメージ作成です。本書では、使用す るワークステーションや構成ごとに、さまざまな対処方法を紹介しています。特に、USB ドライブ キーを使って移行作業 を開始する方法が最も簡単です。ドライブ キーは、普及の拡大、容量の拡張、価格低下などの点から、最も効率的な ソリューションだと考えられます。

対象範囲

本書では、PATA オプティカル ディスク ドライブから SATA オプティカル ディスク ドライブへ移行し、イメージ作成およ びトラブルシューティング用のブート可能 DOS CD-ROM として使用可能にする作業に関して、既知のすべての問題と その対処方法を説明します。

説明

DOS ブート

DOS ブートとは、ブート可能な CD-ROM を使って DOS 環境を起動する機能です。この機能には、CD-ROM ドライ ブにドライブ文字を割り当てる機能は含まれません。

ブート可能な

DOS CD-ROM

ブート可能な CD は、いくつかの方法で作成できます。最も一般的なのは、フロッピー エミュレーションを使う方法で す。CD-ROM は、フロッピー ディスクと同じ方法で認識され、ブートされます。ブート可能な CD の作成方法には、エ ミュレーションを使用しない方法や、ハードドライブ エミュレーションを使用する方法もあります。

DOK (Disk On Key)

正しく設定された DOS 環境や WinPE (Windows Pre-installation Environment) 環境を起動する機能を備えた USB フ ラッシュ ドライブです。

DOS CD-ROM ドライバ

DOS CD-ROM ドライバは、config.sys でデバイスとしてロードされます。名前付きの「ドライバ」を作成し、これを使って mscdex.exe などの DOS CD-ROM リダイレクタがドライブ文字アクセスを提供します。最も一般的な DOS CD-ROM ドライバは oakcdrom.sys です。このドライバで、ほとんどの PATA オプティカル ディスク ドライブの検出とアドレスの割 り当てが可能です。ただしほとんどの場合、oakcdrom.sys では SATA オプティカル ディスク ドライブを検出できません (SATA エミュレーションを Combine IDE Controller モードに設定している場合は除く)。SATA オプティカル ディスク ド ライブの検出とアドレスの割り当てに対応したサードパーティ ドライブが、インターネットで提供されています。

DLA (Drive Leter Access)

DLA は、DOS でのドライブ文字を CD-ROM ドライブに割り当てます。これにより、CD-ROM の拡張領域 (ブート可能 領域ではない) にあるデータへのアクセスが可能になります。CD-ROM の拡張領域へのアクセスには、oakcdrom.sys などのDOS CD-ROM ドライバと、mscdex.exe などの DOS CD-ROM リダイレクタという 2 つのコンポーネントが必要 です。

(3)

ISOLinux

ISOLinux は、ISO 9660/El Torito CD-ROM を No Emulation (エミュレーションなし) モードで稼働する Linux/i386 の ブート ローダです。No Emulation モードを使用すると、容量に制限がある場合にエミュレーション ディスク イメージを 作成する必要がなくなり (フロッピー エミュレーション)、互換性の問題を回避できます (ハードディスク エミュレーション)。 また、ISOLinux で DOS ブート ディスクをラップすることにより、各種 SATA エミュレーション モードでの DOS ブートが 可能になります。

SATA エミュレーション モード

HP ワークステーションでは、次の SATA エミュレーション モードを使用します。DOS と DLA のブート方法は、使用する SATA エミュレーション モードによって異なります。

Combined IDE Controller (複合 IDE コントローラ)

SATA コントローラを IDE コントローラとして稼働し、最大限の IDE 互換性を発揮します。このモードで使用できる SATA ポートは 2 つのみ (0 と 2) です。このモードは、HP xw4400、xw6400、xw8400 の各ワークステーションで使 用できます。

Separate IDE Controller (個別 IDE コントローラ)

標準 SATA サポートを提供します。このモードで使用できる SATA ポートは 4 つのみ (0、1、2、3) です。このモードは、 HP xw4400、xw6400、xw8400 の各ワークステーションで使用できます。

ACHI

SATA と SATA II の機能を完全にサポートします。さらに、NCQ (Native Command Queuing) 機能もサポートします。 ただし、このモードでは RAID はサポートされません。このモードは、xw4400 で使用できます。

RAID+ACHI

ブート プロセスで、RAID および ACHI オプション ROM の両方を実行します。このエミュレーション モードでは、最大 のパフォーマンスと機能を引き出すことができます。このモードは、HP xw4400、xw6400、xw8400 の各ワークステ ーションで使用できます。

Microsoft WinPE (Windows Pre-installation Environment: Windows プレインストール環境)

Windows® XP、Windows Server™ 2003、Windows Vista® の軽量バージョンであり、ワークステーションやサーバの 導入作業で利用されます。また、MS-DOS に代わる選択肢として、フロッピーやハードディスクではなく CD や USB フ ラッシュ ドライブから起動するオペレーティング システムとしても使用できます。WinPE は、次の Microsoft サイトで無 償で提供されています。

www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=c7d4bc6d-15f3-4284-9123-679830d629f2&DisplayLang=en (英語)

(4)

PATA オプティカル ドライブ と SATA オプティカル ドライブの混在

PATA と SATA オプティカル ドライブがワークステーションで混在すると、PATA オプティカル ドライブが最初に検出さ れます。たとえば、1 台目のオプティカル ドライブが SATA、2 台目が PATA の場合、PATA オプティカル ドライブが最 初に検出されます。したがって、オペレーティング システムは、PATA オプティカル ドライブのドライブ ID やドライブ文 字の方を先に割り当てます。

FailSafe ブートブロック BIOS リカバリ

SATA オプティカル ドライブは、ブートブロック ROM フラッシュのサポート対象外です。次のいずれかの方法を使用し てください。

フロッピー ドライブまたは PATA (ATAPI) オプティカル ドライブを使用します。

xw6400、xw8400、xw9400 の各ワークステーションで USB DOK を使用します。

HP xw4400 Workstation

次の内容は、HP xw4400 Workstation のみに該当します。

DOS ブート

xw4400 は、ブート可能な DOS CD-ROM から、すべての SATA エミュレーション モードで起動可能です。

DLA

複合モードでは、oakcdrom.sys が SATA オプティカル ディスク ドライブの検出とアドレス割り当てを行い、これによっ mscdex.exe が DLA のドライブ文字を割り当てられるようになります。個別モードでは、サードパーティ DOS SATA CD-ROM ドライバが SATA オプティカル ディスク ドライブの検出とアドレス割り当てを行い、これによって mscdex.exe が DLA のドライブ文字を割り当てられるようになります。

AHCI モードと RAID+AHCI モードでは、oakcdrom.sys とサードパーティ DOS SATA CD-ROM ドライブはいずれも SATA オプティカル ドライブの検出やアドレス割り当ては行わないので、DLA は使用できません。次のいずれかの対処 方法を実行してください。

WinPE ベースの CD-ROM または DOK を作成して使用します。

DOS ブート可能な DOK を作成して使用します。

ツールやユーティリティへのアクセスに DLA が必要な場合は、ISOLinux を使ってブート可能な DOS CD-ROM を「ラ ップ」し、ファイルをネットワーク共有に格納します。

SATA エミュレーション設定を、複合モードまたは個別モードのいずれかに変更します。 SATA エミュレーション モードをイメージングのために変更する場合は、イメージの作成が完了したら、設定を元に戻し てください。 xw4400 では、この問題を修正する予定はありません。

HP xw6400 Workstation

次の内容は、HP xw6400 Workstation のみに該当します。

DOS ブート

xw6400 は、ブート可能な DOS CD-ROM から、複合モードまたは個別モードで起動可能です。DOS ブート機能は、 RAID+AHCI モードでは使用できません。次のいずれかの対処方法を実行してください。

WinPE ベースの CD-ROM または DOK を作成して使用します。

DOS ブート可能な DOK を作成して使用します。

SATA エミュレーション設定を、複合モードまたは個別モードのいずれかに変更します。

DLA が不要な場合は、ISOLinux を使ってブート可能な DOS CD-ROM をラップします。

SATA エミュレーション モードをイメージングのために変更する場合は、イメージの作成が完了したら、設定を元に戻し てください。

(5)

HP は、RAID+AHCI モードの問題点を解決する方法について、現在調査を行っています。

DLA

複合モードでは、oakcdrom.sys が SATA オプティカル ディスク ドライブの検出とアドレスの割り当てを行い、これによ って mscdex.exe が DLA のドライブ文字を割り当てられるようになります。個別モードでは、サードパーティ DOS SATA CD-ROM ドライバが SATA オプティカル ディスク ドライブの検出とアドレス割り当てを行い、これによって mscdex.exe が DLA のドライブ文字を割り当てられるようになります。

RAID+AHCI では DOS をブートできないので、このモードでは DLA は使用できません。次の対処方法を実行してくだ さい。

ツールやユーティリティへのアクセスに DLA が必要な場合は、ISOLinux を使ってブート可能な DOS CD-ROM を「ラ ップ」し、ファイルをネットワーク共有に格納します。

SATA エミュレーション モードをイメージングのために変更する場合は、イメージの作成が完了したら、設定を元に戻 してください。 HP は、RAID+AHCI モードの問題点を解決する方法について、現在調査を行っています。

コンピュータ

セットアップ ユーティリティ (F10 セットアップ) による BIOS のアップデート

SATA 構成モードを RAID/AHCI に設定すると、コンピュータ セットアップ ユーティリティ (F10 セットアップ) を使って SATA オプティカル ドライブからシステム BIOS をアップデートできなくなります。次のいずれかの対処方法を実行してく ださい。

USB DOK とコンピュータ セットアップ ユーティリティ (F10) を使ってシステム BIOS をアップデートします。

PATA オプティカル ドライブ (インストールされている場合) とコンピュータ セットアップ ユーティリティ (F10) を使って

システム BIOS をアップデートします。

SATA エミュレーションを Separate IDE Controller モードへ一時的に変更し、SATA オプティカル ドライブから BIOS をアップデートします。BIOS のアップデートのために SATA エミュレーションを変更する場合、SATA オプティカル ド ライブを有効な SATA ポートに接続する必要があります。 HP は、RAID+AHCI モードの問題点を解決する方法について、現在調査を行っています。

自動ブート

オーダー

xw6400 に SATA オプティカル ディスク ドライブを 2 台インストールしている場合、自動ブートできるのは、ポート番号 が小さい SATA ポートに接続したドライブのみです。この問題に対処するには、POST 中に F9 を押して、オプティカル ドライブ オプションを選択してください。この問題は、新しい システム BIOS リビジョンで修正される予定です。

(6)

HP xw8400 Workstation

次の内容は、HP xw8400 Workstation のみに該当します。

DOS ブート

xw8400 は、ブート可能な DOS CD-ROM から、複合モードまたは個別モードで起動可能です。DOS のブート機能は、 RAID+AHCI モード、または SATA オプティカル ディスク ドライブを SAS ポートに接続した場合、使用できません。次 のいずれかの対処方法を実行してください。

WinPE ベースの CD-ROM または DOK を作成して使用します。

DOS ブート可能な DOK を作成して使用します。

SATA エミュレーション設定を、複合モードまたは個別モードのいずれかに変更します。

DLA が必要な場合は、ISOLinux を使ってブート可能な DOS CD-ROM をラップします。

HP は、SATA オプティカル ディスク ドライブをオンボード SAS ポートに接続した場合に発生する問題について、解決 方法を現在調査しています。

HP は、RAID+AHCI モードの問題点を解決する方法について、現在調査を行っています。

DLA

複合モードでは、oakcdrom.sys が SATA オプティカル ディスク ドライブの検出とアドレスの割り当てを行い、これによ って mscdex.exe が DLA のドライブ文字を割り当てられるようになります。個別モードでは、サードパーティ DOS SATA CD-ROM ドライバが SATA オプティカル ディスク ドライブの検出とアドレス割り当てを行い、これによって mscdex.exe が DLA のドライブ文字を割り当てられるようになります。

RAID+AHCI では DOS をブートできないので、このモードでは DLA は使用できません。次の対処方法を実行してくだ さい。

ツールやユーティリティへのアクセスに DLA が必要な場合は、ISOLinux を使ってブート可能な DOS CD-ROM を「ラッ プ」し、ファイルをネットワーク共有に格納します。 SATA エミュレーション モードをイメージングのために変更する場合は、イメージの作成が完了したら、設定を元に戻し てください。 HP は、RAID+AHCI モードの問題点を解決する方法について、現在調査を行っています。

コンピュータ

セットアップ ユーティリティ (F10 セットアップ) による BIOS のアップデート

SATA 構成モードを RAID/AHCI に設定すると、コンピュータ セットアップ ユーティリティ (F10 セットアップ) を使って SATA オプティカル ドライブからシステム BIOS をアップデートできなくなります。次のいずれかの対処方法を実行してく ださい。

USB DOK とコンピュータ セットアップ ユーティリティ (F10) を使ってシステム BIOS をアップデートします。

PATA オプティカル ドライブ (インストールされている場合) とコンピュータ セットアップ ユーティリティ (F10) を使って

システム BIOS をアップデートします。

SATA エミュレーションを Separate IDE Controller モードへ一時的に変更し、SATA オプティカル ドライブから BIOS をアップデートします。BIOS のアップデートのために SATA エミュレーションを変更する場合、SATA オプティカル ド ライブを有効な SATA ポートに接続する必要があります。

(7)

同一モデルの

SATA オプティカル ディスク ドライブ 2 台を SAS ポートに接続する構成

xw8400 で、同一モデルの SATA オプティカル ディスク ドライブ 2 台を SAS ポートに接続する場合、SAS コントロー ラを正しく初期化できず、いずれかのドライブが使用不能になることがあります。この問題が発生すると、SAS コントロ ーラのオプション ROM のロードに、最長で 2 分かかる場合があります。対処方法としては、SATA ポートに接続するド ライブを 1 台だけにしてください。xw8400 では、この問題を修正する予定はありません。

自動ブート

オーダー

xw8400 に SATA オプティカル ディスク ドライブを 2 台インストールしている場合、自動ブートできるのは、ポート番号 が小さい SATA ポートに接続したドライブのみです。この問題に対処するには、POST 中に F9 を押して、オプティカル ドライブ オプションを選択してください。この問題は、新しい システム BIOS リビジョンで修正される予定です。

HP xw9400 Workstation

次の内容は、HP xw9400 Workstation のみに該当します。

DOS ブート

xw9400 では、SATA RAID を有効または無効にした状態で、DOS をブートできます。SATA RAID を有効にする場合、 SATA オプティカル ディスク ドライブを接続した SATA ポートで、RAID が無効になっていることを確認してください。 SATA オプティカル ディスク ドライブを SAS ポートに接続すると、DOS をブートできません。

HP は、SATA オプティカル ディスク ドライブをオンボード SAS ポートに接続した場合に発生する問題について、解決 方法を現在調査しています。

DLA

RAID モードを無効にすると、サードパーティ DOS SATA CD-ROM ドライバが SATA オプティカル ディスク ドライブの 検出とアドレス割り当てを行い、これによって mscdex.exe が DLA のドライブ文字を割り当てられるようになります。 RAID モードを有効にすると、oakcdrom.sys とサードパーティ DOS SATA CD-ROM ドライブはいずれも SATA オプテ ィカル ドライブを検出しないので、DLA は使用できません。RAID モードを有効にした場合には、次の対処方法を実行し てください。

ツールやユーティリティへのアクセスに DLA が必要な場合は、ファイルをネットワーク共有に格納します。

SATA RAID 設定を、イメージ作成可能なモードに変更します。 SATA RAID モードをイメージングのために変更する場合は、イメージの作成が完了したら、設定を元に戻してください。

同一モデルの

SATA オプティカル ディスク ドライブ 2 台を SAS ポートに接続する構成

xw9400 で、同一モデルの SATA オプティカル ディスク ドライブ 2 台を SAS ポートに接続する場合、SAS コントロー ラを正しく初期化できず、いずれかのドライブが使用不能になることがあります。この問題が発生すると、SAS コントロ ーラのオプション ROM のロードに、最長で 2 分かかる場合があります。対処方法としては、SATA ポートに接続するド ライブを 1 台だけにしてください。xw9400 では、この問題を修正する予定はありません。

(8)

各プラットフォームでの

DOS のブートおよび DLA 機能のまとめ

注記: いずれの SATA エミュレーション モードおよびプラットフォームでも、USB DOK を使用すれば DOS ブートと DLA 機能は使用可能になります。

SATA エミュレーション モード DOS ブート DLA 対処方法 修正の予定

xw4400 Combined あり あり 1 該当なし 該当なし Separate あり あり2 該当なし 該当なし AHCI あり なし A、D、E 予定なし RAID+AHCI あり なし A、D、E 予定なし xw6400 Combined あり あり 1 該当なし 該当なし Separate あり あり2 該当なし 該当なし RAID+AHCI なし なし A、B、C、D、 E 調査中 xw8400 Combined あり あり1 該当なし 該当なし Separate あり あり2 該当なし 該当なし RAID+AHCI なし なし A、B、C、D、E 調査中 SAS なし なし A 調査中 Raid Disabled あり あり2 該当なし 該当なし

Raid Enabled3 あり なし A、E、F 予定なし

xw9400

SAS なし なし A 調査中

1

oakcdrom.sys* は、SATA CD-ROM の検出およびアドレス割り当てを実行します。

2

サードパーティ DOS SATA CD-ROM ドライブが必要です。

3

SATA オプティカル ディスク ドライブを接続した SATA ポートでは、RAID を無効にしてください。

A) DOS ブート可能な USB DOK を作成して使用する

B) WinPE ベースの CD-ROM または DOK を作成して使用する

C) DLA が必要な場合は、ISOLinux を使ってブート可能な DOS CD-ROM をラップする

D) ツールやユーティリティへのアクセスに DLA が必要な場合は、ISOLinux を使ってブート可能な DOS CD-ROM を「ラップ」し、ファイルをネットワーク共有に格納する

E) SATA エミュレーションおよび RAID 設定の両方または一方を、イメージ作成可能なモードに変更する F) ツールやユーティリティへのアクセスに DLA が必要な場合は、ファイルをネットワーク共有に格納する

© 2007 Hewlett-Packard Development Company, L.P. © 2007 日本ヒューレット・パッカード株式会社

本書の内容は、将来、予告なしに変更されることがあります。日本ヒューレット・パッカードは、製品やサービスに付随する 製品保証書で保証する内容以外には、一切の保証はいたしません。本書の内容が、保証期間の延長や保証内容の拡張 を意味することは一切ありません。本書中の技術的あるいは校正上の誤り、省略に対して、いかなる責任も負いかねます のでご了承ください。

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