Autodesk FBX を用いた Revit Architecture 2009 から Autodesk 3ds Max Design 2009 へのワークフロー Brian S. Russell, Associate AIA, Integrated Practice Manager AYERS/

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(1)Autodesk FBXを用いた. Revit Architecture 2009 から. Autodesk 3ds Max Design 2009 へのワークフロー. Brian S. Russell, Associate AIA, Integrated Practice Manager AYERS/SAINT/GROSS Corey Rubadue, Senior Associate AYERS/SAINT/GROSS.

(2) 目次概要 ......................................................................................................................................... 3 ワークフロー ........................................................................................................................... 4 基本 ......................................................................................................................................... 4 Revit Architecture における表示設定 ....................................................................................... 5 アクティブビューに表示されるオブジェクトのみエクスポートする ................................... 5 断面詳細 ............................................................................................................................... 6 ビューテンプレートを作成する............................................................................................ 7 FBX ファイルを書き出す ......................................................................................................... 9 FBX ファイルに名前を付ける・保存する ............................................................................. 9 Revit Architecture から FBX ファイルを出力する場合の注意点 .......................................... 10 3ds Max で FBX ファイルを読み込む..................................................................................... 11 シーン情報を見る ............................................................................................................... 12 FBX ファイル読み込みの詳細設定 ..................................................................................... 12 単位に関する注意 .................................................................................................................. 13 効果的なワークフローの構築に役立つヒント ........................................................................ 13 一般的な課題 ......................................................................................................................... 16 3ds Max Design 2009 の新機能 ............................................................................................. 20 Ayers/Saint/Gross について ................................................................................................... 21. 2.

(3) 概要本書はデザインのさらに深い探究、検証、伝達を目的として、Revit® Architecture 2009 から Autodesk® 3ds Max® Design 2009へのデータ移動を必要とする建築家、デザイナー、エンジニア、ビジュアライゼーションスペシャリストを対象とした技術白書です。. Revit Architecture は、BIM（ビルディング・インフォメーション・モデル）作成のトップツールになっておりますが、一方、3ds Maxは、10年以上にわたり、建築ビジュアライゼーションにおける業界内のメインツールとなっています。建設業界が従来の二次元CADでのドラフト作成ワークフローから、Revit Architecture を使った BIM作成ワークフローへと移行する場合、Revit Architecture から高度なビジュアライゼーションを可能にする3ds Max Design へのデータ移動を効率的に行えることが必要です。プラットフォームに依存しない3Dファイルフォーマットである Autodesk® FBX® は、そのファイルフォーマットに対応するソフトウェアで作られたコンテンツへのアクセスを提供します。本書では、FBX を用いたワークフローを使用して、Revit Architecture 2009 から Autodesk 3ds Max Design 2009 へ設計データを移動するワークフローについて解説し、マテリアルの割り当て情報を包括しつつ、 Revit Architecture の3Dメッシュシーンを Autodesk 3ds Max Design へ移動する方法を中心に記述しております。オブジェクトの変換に影響を与える FBX の調整オプションとテクニックについてまとめ、一般的な課題を説明し、これらの難問に対処するためのヒントや裏技について述べていきます。 Revit Architecture に関する詳細はこちらをご覧ください。. http://www.autodesk.co.jp/revit 3ds Max Design に関する詳細は、こちらをご覧ください。. http://www.autodesk.co.jp/3dsmaxdesign. FBX に関する詳細はこちらをご覧ください。. http://www.autodesk.co.jp/fbx. デザインビジュアライゼーションについては、こちらをご覧ください。. http://design-viz.com/ 注意：本書で解説する3ds Max FBXプラグインは、ver.2009.1を使用しています。FBX 2009.1は以下からダウンロード可能です。3ds Max 2009, 3ds Max Design 2009に標準搭載されているFBXプラグインは ver.2009.0となり、本書で掲載している画像と内容が一致しません。 3ds Max 2009、3ds Max Design 2009の標準インストール並びにサービスパック１インストールには FBX2009.1への更新内容は含みませんのでご注意ください。. http://www.autodesk.co.jp/fbx 3.

(4) ワークフロー Revit Architecture は、驚くべきスピードで建築業界に普及してきました。Revit 環境でのワークフローは導入企業が多様なように、その成功例も多様です。3Dでモデル作成し、全ての付属品を作成して 3ds Max Design へエクスポートするユーザがいる一方、アレンジした方法で、3D エレメントと 2D シンボルの両方を活用するユーザもいます。また、BIM ワークフローに詳細やセクションを補足する用途で、AutoCAD® や AutoCAD® Architecture をワークフローに加えるユーザもいます。データ転送を容易にし、エラーを削減するため、ビジュアライゼーション用に3ds Max へファイルを移動する前に、Revit Architecture でデータ移行のための事前準備を可能な限り行っておくことを奨励します。. 基本 Revit Architecture は、シーンの 2D 及び 3D オブジェクトに知能を与えるデザインツールです。BIM を目的として作られた Revit Architecture では、いつ変更しても、どこで変更しても、全ての変更がプロジェクト全体で自動的に調整されます。デザイン及びドキュメンテーションは、常に矛盾なく、完全なものに調整された状態になります。この点だけでも、ユーザは、可能な限り BIM で作業することが容易になります。 Revit Architecture で建物のモデルを作成したら、3D ビューを構築することが重要です。Revit Architecture では、2DビューからFBXモデルをエクスポートすることができません。Revit Architectureの標準的な3Dビューやカメラビューは、FBXファイルでカメラオブジェクトを構築します。2Dビューをエクスポートするには、DWG™ ワークフローを使用してください。 Revit Architectureは、レイヤーを含みません。FBXファイルフォーマットは、エレメントレベルで全てのオブジェクトをインポートします。それゆえ、Revitからエクスポートされる情報は、3Dビューやカメラビューの表示設定で調整されるので注意が必要です。 3ds Max DesignからFBXのヘルプファイルを見るには、ヘルプ＞追加のヘルプ＞FBXプラグインヘルプを選択します。. 4.

(5) Revit Architecture における表示設定 Revit Architecture の [ 表示/グラフィックスの上書き ] 設定は、CAD をベースとしたレイヤーシステムに代わります。一般的なレイヤー機能の代りに、Revit Architecture では、表示設定（ビュー内でのオブジェクトの表示方法を上書きする機能）用いたビュー内での単数または複数オブジェクトの表示/非表示機能を活用します。カメラやビューに表示するものを調整するには、単純に、表示したいものを有効にし、そうでないものを無効にします。注意すべきは、ビュー内で表示を有効にするジオメトリの数が多ければ多いほど、書き出しするファイルのサイズは大きくなるという点です。ビューの書き出しがうまくいかない場合、ビューの中で不要なオブジェクトを無効にしてください。. アクティブビューに表示されるオブジェクトのみエクスポートする表示/グラフィックス設定のワークフローを見てみましょう: 1.. 3D またはカメラビューから、表示＞表示/グラフィックスを開く. 2.. 表示/グラフィックスの上書きウィンドウが表示されます。表示/グラフィックスの上書きは、ビュー毎に適用されます。つまり、このビューでの変更は、他の 3D やカメラビューには影響されないので注意してください。.. 3.. 表示 /グラフィックスの上書きウィンドウで、ビューで非表示にするカテゴリのチェックを外します。一般的に、3Dエレメントはモデルカテゴリ、2Dエレメントは注釈、リンクファイルはイ. 5.

(6) ンポートカテゴリに含まれます。リンクした Revit モデルは、Revit リンクの中に含まれます。.. 4.. Revitリンクカテゴリは、必要に応じて、リンクファイルに対して上記の設定を使用するか、または個別に設定を上書きすることができます。. 断面詳細ビジュアライゼーションのワークフローにおいて、断面詳細が必要となる場合があります。Revit Architecture では、断面ボックスを使用します。断面ボックス中のモデリングされた全要素は、ボックスの6 面のいずれかにクリップされます。. 6.

(7) 3ds Max Design において、余計なクリーンアップ時間を増やさないように、断面ボックスを右クリックして、ビューで非表示＞要素を選び、断面ボックスを隠します。断面へ表示の上書きを適用することも可能です。. 下図は、切断面を赤く塗潰した例です。この上書き設定に手早く至るには、ビューの詳細レベルを簡略に変更します。設定メニュ > マテリアル > ポシェでシェーディングの色を調整します。. ビューテンプレートを作成する Revit Architecture に搭載された幾つかの専用ツールは、標準的なワークフローの構築をサポートします。ビューテンプレートでは、表示設定の保存が可能になるので、後で、他の 3D ビューに適用することができます。ここでは、ビューテンプレートについて説明し、ビューテンプレートをプロジェクトで活用するメリットについて説明します。. ビューテンプレートダイアログにアクセスする: 1.. プロジェクトブラウザのビュー上で右クリックし、ビューからビューテンプレートを作成”を選びます。. 7.

(8) 2.. [新しいビューテンプレート] のプロンプトが表示されて、テンプレートの名前を聞いてきます。できるだけ、分かりやすく短い名前を付けてください。これにより、後で他のビューへ適用する時に、テンプレートを探すことができます。. 3.. テンプレート名を定義すると、ビューテンプレートダイアログが表示されます。ここで、設定を保存し、最終段階での調整が可能です。. 4.. 保存したテンプレートは、複数の 3D ビューにわたって適用することができます。これには、カ. 8.

(9) メラやビューの方向性は含まれないことに留意してください。ビューテンプレートでは、ビューに表示されているものについてのみ表示を変更することができます。ビューテンプレートを他のビューへ適用するには、プロジェクトブラウザでビューを右クリックし、[ビューテンプレートを適用] を選択します。[ビューテンプレートを適用] ダイアログが表示されたら、名前を付けて保存しておいたビューテンプレートを選択します。. FBX ファイルを書き出す FBX ファイルに名前を付ける・保存する FBX ファイルは、Revit Architecture からシームレスに書き出すことができます。ビューで表示する必要がないものは全て無効にしてください。Revit の大きなモデルを書き出す場合、書き出し速度を向上するために、必要なものだけを有効にして、ファイルサイズを削減することを奨励します。以下の手順で行います: 1.. 書き出すビューが Revit Architecture でアクティブビューになっていることを確認します。アクティブビューは、プロジェクトブラウザに太字で表示されます。. 2.. メニューバーのファイルメニューから. ファイル＞書き出し＞3ds Max (FBX) を選びます。. 9.

(10) 3.. FBX 書き出しダイアログでは、以下の3通りの方法から、ファイル名の付け方を選ぶことができます。自動－長い形式(接頭表記を指定）、（自動－短い形式）、手動（ファイル名を指定）。一般的には、手動が適切です。手動では、長いファイル名の命名や、“動ではキャラクタの使用を回避できます。複数のオペレーティングシステムが混在するネットワーク上にある場合、ファイルシステムによっては、“数のオキャラクタの使用により不具合が生じる可能性があります。また、日本語表記に代表される2バイト文字の使用を避け、半角英数文字をファイル名として使用するようにしてください。. 4.. ファイル名を付けたら、[ 保存 ] を選び保存します。Revit Architecture は、FBX 出力の生成を開始します。モデルの大きさ、表示するものによりますが、短時間で完了します。. Revit Architecture から FBX ファイルを出力する場合の注意点 Revit Architecture から FBX ファイルを書き出したディレクトリに、3ds Max でのデータ読み取り段階で書き出した FBX ファイルと同じ名前で fbm フォルダが別に作成されます。この fbm フォルダには、環境情報に加え、ProMaterials™ 技術で使用されるイメージが含まれます。（フォルダ内では、マテリアルと環境に関連するマップとサブディレクトリが確認できます） fbm フォルダは 3ds Max Design でシーンを保存し、ファイルを他のディレクトリへ移動する場合、必ず一緒に移動してください。また、プロジェクトの最後まで通して必要となる場合があるので、このフォルダを絶対に削除しないよう注意してください。. FBX ファイルの書き出し時に、2バイト文字を FBX ファイル名として使用すると、fbm フォルダ内のマテリアルと環境に関するサブディレクトリは生成されますが、実データは作成されません。FBX ファイルの書き出し時には、必ず”半角英数文字”でファイル名を指定するようにしてください。. 10.

(11) 3ds MaxでFBXファイルを読み込む FBX ファイルは、3ds Max へシームレスに読み込むことができます。必要に応じて、ファイル変換をサポートする追加オプションを使用することが可能です。まずは、シーン読み込みの新技術である Recognizeみ込を使用する Revit ファイル用のデフォルトインポートテンプレートを使います。. 1.. 2.. FBX ファイルを読み込むには、3ds Max Designのメニューからし読み込む FBXファイルを選び、[ 開く ] を選択します。. ファイル＞読み込み. を選択. FBX インポートダイアログボックスが表示されます。デフォルトで、Autodesk Architectural (Revit) テンプレートが読み込まれます。読み込まれない場合、FBX ウィンドウの上部にあるプリセットドロップダウンメニューを選択し、[ Autodesk Architectural (Revit) ] オプションを選びます。このオプションでは、カメラ情報を含む・含まない（デフォルトでは含まれる）を選ぶ、 Imperial から Metric へ単位を変更することができます。これについては、“FBXファイルインポートの詳細設定”の項で触れます。インポートする準備が整ったら、開くをクリックします。. 注意：FBX インポートダイアログで、「UI を表示」オプションを選んでいない場合、ユーザインターフェイスは表示されません。インポート中にシフトキーを抑えると、ユーザインターフェイスの表示設定が変更されます。. 3.. FBX 転送の処理中、スクリーン下部に進行状況が表示されます。転送時間は、ファイルのサイズや複雑度により変化します。Revitビューで必要がないものを全て無効に設定すると、インポートは短時間で完了します。. 11.

(12) シーン情報を見るファイルを読み込むと、モデルのシーン情報を見ることができます。シーン情報ダイアログでは、モデル及びマテリアルの情報が一目で分かります。シーン情報を見るには、ファイルメニューからサマリーインフォを開きます。ダイアログの下部には、情報をファイルへ出力保存するオプションもあります。. FBXファイル読み込みの詳細設定ワークフローによっては、思い通りの結果を導くために、より細かい FBX 設定が必要になる場合があります。この項では、3ds Max プラグインの個々のオプションについて、また、各オプションと Revit ベースの FBX 書き出しとの関連について説明します。3ds Max FBX プラグインオプションへアクセスするには、まず、Autodesk Media & Entertainment プリセットを選択します。全てのインポートオプションが表示されます。. 12.

(13) Revit からの FBX 書き出し機能は、アニメーションに対応していないため、最適化を図るには [ アニメーション ] オプションを無効にします。また、Revit から 3ds. Max へのワークフローでは、[ ファイル内容 ] オ. プションを [ Add to scene ] に設定します。. . カメラデータの読み込みは、既定値で有効に設定されています。FBX は、カメラ設定をインポートしますが、レンダリング設定はインポートしません。Revit Architecture 2009 からは、アクティブビューのカメラだけがエクスポートされます。3ds Max への読み込み時、Revit ベースカメラは修正が必要になる場合があります。カメラについては、後で詳しく触れます。カメラデータを読み込む必要がない場合、オプションを無効にします。. . 照明データのインポートもデフォルトで有効に設定されています。現在、Revit Architecture 2009 から Autodesk 3ds Max Design 2009 へフォトメトリックライトの転送をサポートします。照明をインポートする必要がない場合、オプションを無効にします。. 単位に関する注意 FBX プラグインは、自動的に Revit の単位を 3ds Max が使用する単位方式へ変換します。単位方式が同じ場合、変換は行われません。3ds Max で使用する単位システムを選び、インポートすれば、プラグインは必要に応じて、自動的に単位系を変換します。. 効果的なワークフローの構築に役立つヒント 1.. モデル作成は、できる限り Revit Architecture で行います。これにより、高性能のビジュアライゼーションを目的としてエクスポートできる上に、図面の一貫性を維持することができます。. 2.. [名前で選択する] コマンドを使用します。このコマンドは、編集メニューから Select by＞名前を選びます。これは、シーン内で幾つかのオブジェクトを一度に手早く選択する方法です。. 3.. 3ds Max Design で ProMaterials を調整します。mental ray® 用にデザインされた ProMaterials は、建築、デザイン、環境プロジェクトで一般的に使用されるマテリアルを作ります。Revit Architecture マテリアルに対応するので、サーフェスやマテリアル情報を共有することができます。. 13.

(14) ProMaterials は、3ds Max DesignのArch& Design マテリアルをベースにしています。物理的に正しい（フォトメトリック）ライト、実世界の単位で作成されたジオメトリと併用する場合、最大の効果を発揮します。一方、ProMaterials のインターフェイスは、Arch & Design マテリアルのインターフェイスから、さらにシンプルになっています。物理的に正しくリアルな結果を、比較的容易に作り出すことができます。. 4.. マテリアルエディタを用いてレンダリング結果を検証します。マテリアルエディタは、キーボードで“m”キーを押す、または、ボタンから選択して表示します。. 14.

(15) 5.. メニューからレンダリング＞マテリアル/マップブラウザを選択し、マテリアル/マップブラウザを表示します。参照元から [ シーン ] を選択し、表示を [ マップ ] のみに変更。さらに [ ルートのみ] のチェックを外すと、シーンで使用される全てのビットマップのリストが表示されます。. 6.. 必要に応じて、3ds Max Design でオブジェクトを微調整します。FBX は、Revit モデルを編集可能なジオメトリに変換します。 3ds Max Design でオブジェクトを選択すると、3ds Max Design のネイティブジオメトリのように、修正することができます。ジオメトリを修正または作成する時に、DWGフォーマットで Revit Architecture へ読み込みをすることができます。但し、その場合、Revit Architecture のネイティブオブジェクトと同様の情報は持たないので注意が必要です。. 15.

(16) 一般的な課題 1. カメラマルチカメラ： Revit Architecture からは 3D ビューに対応するカメラのみ、FBX へエクスポート可能です。つまり、Revit のアクティブな 3D ビューまたはカメラのみが 3D カメラビューとして 3ds Max Design へインポートされます。課題：カメラフレーム及び光心： 3ds Max Design の FBX プラグインは、Revit カメラのクロップ領域をサポートしません。しかし、3ds Max Design は、 Revit カメラの視野（FOV）とパースペクティブをサポートします。つまり、Revit Architecture で 3D ビューのサイズを変更したり、クロップ領域（フレーム）をオフセットしてRevit カメラを修正した場合、3ds Max Design では正確に変換されません。これは、FBX が、レンダリングの解像度設定に対応しないのと、3ds Max Design のカメラモデルが光心をサポートしないために生じます。回避策：通常は、レンダリングの出力サイズを調整し、必要ならば、3ds Max Design でレンズから視野を調整することで、オリジナルの Revit Architecture カメラに可能な限り近づけることができます。. 2. マスオブジェクト課題： FBX 書き出しでは、Revit Architecture のマスオブジェクト機能をサポートしないため、エクスポートできません。回避策：簡単な方法としては、Revit Architecture で“evit Architectuツール（マスツールに含まれる）を使って、マスから一般的な壁、床、屋根を手早く生成する方法があります。3ds Max Design では、これらのオブジェクトをサポートします。DWG フォーマットで、Revit Architecture から 3ds Max Design へマスをエクスポートするという方法もあります。. 3. 旧バージョンのRevitからRevit Architecture 2009へマテリアルをアップグレードする課題：旧バージョンのRevit AccuRenderマテリアルをRevit Architecture 2009マテリアルへ移行する。回答：旧バージョンのRevitから部分的にマテリアルをRevit 2009へ移行するには、ファイルアップグレード時にAccuRenderマテリアルへ適用されるRevit Architecture 2009マテリアルをコントロールするテキストファイルを修正します。これで、AccuRenderマテリアルを2009の対応マテリアルへマップ可能になります。materialmapping.txtファイルを探します。このファイルは、通常、 C:\Program Files\Revit Architecture 2009\Programディレクトリに保存されています。旧バージョンのRVTファイルへアップグレードした場合に、Revit Architectureはこのファイルを読み込んで古いレンダリングとの整合をとります。情報の最初の欄には、Revit Architecture 2009に現れる全てのAccuRenderマテリアルが表示されます。タブの反対側には、内部的に整合された新しいレンダリングが表示されます。例:. "Masonry-049"は“Stone Rubble River Rock”に対応します。過去に作成され旧バージョンの Revit Architecture で使用していたカスタムマテリアルファイルを表す行を加えることができます。例えば、旧バージョンで"stone-2"と言う名前のカスタムマテリアルを作成し、ユーザディレクトリに保存している場合、materialmapping.txt に以下の行を加えて、Revit Architecture 2009 マテリアルに"stone-2"をマップすることができます。 user\stone-2. Masonry-049. 注意: “user\stone-2” と “Masonry-049"の間には必ずタブを入れます。. 16.

(17) materialmapping.txt ファイルにマップした AccuRender マテリアルを含む旧バージョンの Revit Architecture のファイルを Revit Architecture 2009 で開くと、マテリアルは自動的に特定のマテリアルへアップデートされます。. 本件に関する詳細情報は Autodesk Technical Q&Aをご参照ください。 URL: http://tech.autodesk.jp/faq/user/search.asp QA番号. QA-3911、QA-3920、QA-3941、QA-3948. 4. Revit Architecture要素を非表示にする Revit Architecture では、要素を“非表示”または“一時的に非表示”にすることができます。 FBXプラグインは、Revit Architecture から“一時的に非表示”オブジェクトをエクスポートします。これらのオブジェクトは存在しますが、“非表示”であるため、3ds Max Design では表示されません。Revit Architecture で“非表示”の要素は、書き出されないので、3ds Max Designへ FBX をインポートする場合、要素は存在しません。一時的に非表示/選択表示. ダイアログ. 17.

(18) 非表示ダイアログ（ビューを右クリックして表示）. 5. グループ課題： 3ds Max Design には、Revit Architecture のグループ機能に相当する機能がありません。そのため、3ds Max Design FBX プラグインは、全ての Revit Architecture グループを無視します。例えば、Revit Architecture 照明グループの照明をエクスポートすると、3ds Max Design FBX プラグインは照明データを変換しますが、グループはすべて消滅します。回避策： 3ds Max Design において、[名前で選択] を用いて選択し、再度グループ化する。. 6. プロジェクト単位ヒント： Revit Architecture は、システム単位をインペリアル法（フィート）で計算します。“プロジェクト単位”にメートル法が設定されている場合、Revit Architecture は、ユーザインターフェイスでインペリアル法からメートル法へ変換します。つまり、FBX は常に実際のシステム単位（インペリアル法）でエクスポートしています。Revit Architecture及び3ds Max Designでは、メートル法で問題なく作業できます。3ds Max Design へ FBXファイルがインポートされる時に、インペリアル法の FBX ファイルはメートル単位に自動変換されます。Revit Architecture でインペリアル法を使用し、3ds Max Design でもインペリアル法を使用する場合、変換は不要です。. 7. デイライトポータル（mr Skyポータル）ヒント： Revit Architecture では、デイライトポータルを 3ds Max Design とは異なる使い方をします。デイライトポータルは、いずれのソフトウェアにも搭載されています。しかし、レンダリング時の計算方法が異なるため、3ds Max Design FBX プラグインは、デイライトポータルを 3ds Max Design へインポートしません。インポートしても、性能低下は避けられません。これは、 Revit Architecture が、ウィンドウ毎、ウィンドウの各サイドにデイライトポータルを作成するためです。Revit Architectureでは、レンダリング時に計算されるのはカメラビューと関連するウィンドウだけなので、作成されるポータルの数が性能低下にはつながりません。しかし、3ds Max Design は、全てのデイライトポータルをレンダリングするので、性能低下が生じます。そのため、 3ds Max Design において、いつものように、ウィンドウの壁全体に一つの mr Skyポータルを手作業で作成することをお勧めします。性能、レンダリング品質共に、良い結果が得られます。. 18.

(19) 8. ファイルリンク課題： 3ds Max Design FBX プラグインは、 Revit Architecture FBX エクスポートのファイルリンクワークフローに対応していません。回避策： Revit Architecture からエクスポートする FBXファイルをそれぞれ 3ds Max Design (.max) ファイルとして保存し、3ds Max DesignでXrefオブジェクトツールを活用すると、マスターの3ds Max Design file (.max) ファイルで、ファイルリンク機能を疑似することができます。例: 1. Revit Architecture シーンをFBXファイル（例 scene.fbx ）でエクスポートします。 2. FBX ファイル（ scene.fbx ）を 3ds Max Design へインポートします。 3. 3ds Max Design で、ファイルに名前を付けて保存します。（例 XREF.max ） 4. ファイルを閉じる、または、3ds Max Designシーンをリセットして XRef Objects 操作（ファイルメニューから XRef Objects ）を選び、XREF.max ファイルの内容をインポートします。必ずリストされた全てのオブジェクトを選択して、インポートします。 5. XRef 操作が完了したら、ファイルに名前を付けて保存します。（例 Masterfile.max ） 6. Revit Architecture で、扉、窓、壁の位置を変更するなど、モデルに変更があった場合、FBX ファイルを再びエクスポートします。オリジナルの FBX を上書きして、作業をシンプルにします。 7. 新しい FBX ファイルを新しい 3ds Max Design ファイルへインポートします。 8. 新しい 3ds Max Design ファイルに名前を付けて、オリジナルファイル（ XREF.max ）を上書き保存します。既存ファイルを上書きしますか？というプロンプトが表示されたら、“はい”を選びます。 9. マスターファイル（ Masterfile.max ）を開くと、シーンへの全ての変更が自動的にアップデートされます。マスターファイルで行われたマテリアルの変更は、全てもう一度オブジェクトへ適用されて、調整されます。つまり、ファイルリンクと類似したワークフローが維持されます。 10. 新しい Revit Architecutre FBX ファイルエクスポートで追加オブジェクトがある場合、これらの追加分は、マスターファイル ( MASTERFILE.max ) で自動的に更新されません。 11. 新しいオブジェクトを読み込むには、XRef Objects ダイアログに戻り、XREF.max ファイルの全コンテンツを選んで、Masterfile.max ファイルへ読み込みます。 12. 3ds Max Design は、複製の存在を認識します。“スキップ”を選択し、“全ての複製に適用”にチェックを入れます。 13. これで、Revit Architecture ファイルから追加オブジェクトが読み込まれます。. 19.

(20) 3ds Max Design 2009 の新機能サステナブル（自然環境を考慮した）な建築プロジェクトをサポート Autodesk 3ds Max Design の主要テクノロジに、Exposure™ 技術があります。Exposure は、3ds Max Design だけに搭載される太陽、空、人工的なライティングのシミュレーション及び分析ツールです。 Exposureは、建築基準LEED 8.1認定などに必要な室内環境分析の一部である、光度検証をサポートします。. 的確なビジュアルフィードバックとプロレベルの最終レンダリング Revealアルレンダリング技術は、シーン全体から特定のオブジェクトを抜く、特定のオブジェクトだけ、フレームバッファの特定領域だけなど、レンダリング対象を的確にコントロールして、反復的ワークフローを効率化するシステムです。レンダリングしたイメージのフレームバッファには、一時的にオブジェクト、領域、処理を任意で除外して、品質・速度・完成度のバランスを調整しながら、レンダラーでの変更を素早く検証できる簡単なツールが含まれます。また、3ds Max Design は、新しい mental ray 用ライブラリ ProMaterials を搭載します。このライブラリは、デザインやサーフェス作成に対応するメーカー関連マテリアルを提供します。. Revit 2009との相互運用等 3ds Max Design により、オートデスクは、3ds Max と Revit Architecture 間の相互運用に大きな一歩を踏み出します。FBXをベースとしたシーン読み込みの新技術 Recognize により、Revit Architecture から 3ds Max Design へ、ジオメトリ、ライト、マテリアル、カメラデータを素早く正確にインポートすることができます。2つの新しいユーザインターフェイスとナビゲーションツール： ViewCube と SteeringWheelsにより、オートデスクの3D製品との相互運用性も向上しました。. マッピング、アニメーションワークフローの効率化 UVスプラインマッピングツール、ペルト・リラックス機能の強化により、ワークフローが高速化、効率化しました。さらに、Biped機能では、四足リグ作成のワークフローが効率化されました。 3ds Max Design に関する詳細は、こちらをご覧ください。 www.autodesk.co.jp/3dsmaxdesign. 20.

(21) Ayers/Saint/Grossについて Ayers/Saint/Gross, Inc.(ASG) は、プランニング・建築デザインに豊富な実績を誇り、国際的に認知されたプランニング・デザイン会社です。同社のクライアントには、世界的に著名な教育機関、企業、開発業者、公的機関が名を連ねます。この企業は、商業、高等教育、文化的組織をクライアントとし、プランニング、建築、インテリア、景観設計、グラフィックス・3Dビジュアライゼーションに特化した幾つかのスタジオで構成されています。建築家、インテリアデザイナー、景観設計家、都市プランナー、グラフィックデザイナー、デジタルイラストレータなど、130名以上のプロフェッショナルの持つ多種多様かつ豊富な経験は、多様なプロジェクトの都市計画、環境分析、総合・敷地計画、建築、ビジュアライゼーション、景観デザイン、図面作成、建設管理を網羅します。. Ayers/ Saint/ Gross社に関する詳細は、こちらをご覧ください。. www.asg-architects.com. Autodesk, AutoCAD, DWG, Exposure, FBX, ProMaterials, Revit, Recognize, Reveal, SteeringWheels, ViewCube および 3ds Max は米国またはその他の国における Autodesk, Inc.の登録商標または商標です。 mental ray は mental images Gmbh & Co,KG の登録商標で Autodesk, Inc.がライセンスして使用しています。その他記載のブランド名、会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。Autodesk, Inc.. は製品の提供、仕様などを事前通達することなく変更する権利を有します。また、本書における誤植について、責任を負わないものとします。 © 2008 Autodesk, Inc. All rights reserved.. 21.

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